[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
よくわかるグラスリップ概論
155
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/08/08(月) 17:35:29 ID:vsKtQpQs
13話
沖倉家に透子を残した帰り道。
陽菜「本当にお姉ちゃん、置いてきて良かったの?」
真理「良かったのよ」
陽菜「でも、どうしたのかな、お姉ちゃん」
真理「どうしたのかしらねえ」
健 「透子も年頃だからな」
陽菜「ええっ? 私だけまだ子供ってこと?」
真理「陽菜ももうすぐ大人。あっという間よ」
父の背中が映る。透子が年頃だと言われて素っ頓狂な声をあげていた彼はもういない。
が、年頃の娘が庭にテント張ってる奴を好きというのは、父としてどんな気持ちなのだろう。
翌朝
健 「おっ、陽菜。今日、流星群の日だって書いてあるぞぉ。思い出すなあ、あの流星群の日。真理があの日、一緒に星を見たいと言ったから、俺はプロポーズすることに決めたんだ」
陽菜「お父さん、新聞邪魔」(絵的には別に邪魔ではない)
ちょっとうざったそうな陽菜とは対照的に、かすかに微笑みながら料理をする母。
真理「ねえ透子。あなた急に眩しい光を見たとき、なにかモヤモヤした物が見えたことない?」
透子「え?」
真理「私ね、若いとき時々そんなものが見えて、もしかしてそれって自分の未来なんじゃないか、って思ったときもあったのよ。でも違ったわ。そのあとに起ったことって、全部思いもしなかったことばっかり。ほんとにあれ、なんだったのかしら」
真理「それ(蜻蛉球制作)で踏ん切りがつくの?」
透子「わかんない。けど、今の私にできることだから」
真理「そう。いま精一杯やらないとね」
透子「うん」
流星群
陽菜「見たかったなあ」
健 「だよなあ」
陽菜「うわっ! 見える!」
健 「え? 見えるのか?」
少しおくれて出てくる母。
真理「あれ、素敵なプロポーズでした。出会ったときも、初めてのデートのときもあなた、とっても一生懸命で、あたし、絆されちゃった」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板