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悟「雛月と付き合って、もう何年になるんだっけ?」

61名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/06(日) 17:15:54 ID:TnaVQERc
悟(雛月が俺に近づく)

悟(俺はそれに応えて雛月を抱きしめて――)


悟「……いい、のか?」

雛月「……うん」


雛月「悟とならいいに決まってるし。バカなの?」


悟(――口を近付けて)

悟(キスをした。ほんの軽く触れ合うだけの)

悟(1秒くらい触れて……すぐに離れる)

悟(さすがに限界だった。……お互い)

62名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/06(日) 18:10:00 ID:3bJ8QjaI
あ゛〜

63名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/06(日) 20:26:22 ID:TnaVQERc
悟「……し、しちゃったな」

雛月「し、しちゃったね」

悟「うん」

雛月「……えっと、その」

雛月「えいっ」

悟「わっ!」


雛月「……」

悟「い、いきなり抱きつくのは卑怯だろ」

雛月「――ない」

悟「え?」

雛月「もう悟と離れたくない……」

雛月「ずっと一緒にいたい……」

悟「……それじゃ」


悟(――しっかりしろ29歳)

悟(今、「これ」を言っていいのか考えろ。考えろ考えろ……)

悟(あれから、もう1年以上が経つ)

悟(だから、俺は――)


悟「うち、来るか?」


雛月「……」

雛月「え?」

悟(そんなことを、雛月に口走っていた)

64名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/06(日) 20:31:40 ID:TnaVQERc
雛月「……」

雛月「ほ、本気?」

悟「うん」

雛月「で、でも! い、一緒に、その……く、暮らす、なんて」

悟「難しい? だよな、俺もそう思う」

悟「でもさ――俺たちって、もっと難しいことを乗り越えなかった?」

悟「それも、一緒に」

雛月「わ、私何もしてない……」

雛月「悟がガンバってくれたからで……だ、だから」

悟「いや。加代は俺を信頼してくれた」

雛月「……!」

悟「普通、『誘拐してもいいか?』なんてこと言われたら……イヤって言うよ」

悟「でも、加代は一緒に来てくれた。だから――」


雛月「……悟」

悟「……加代」

雛月「わ、私、そんなことおばあちゃんに話せないよ」

悟「それなら俺も一緒に行く。あと、母さんにも協力を頼んでみる」

雛月「……私、あの街に戻れないよ」

悟「それじゃ今日、どうしてこの山に来れたんだ?」

雛月「……悟が、手繋いでてくれたから」

悟「だろ? ――だから」


悟「加代」

悟「お前を『また』誘拐するけど……いいか?」

雛月「……」


雛月「うん」

65名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/06(日) 20:38:59 ID:TnaVQERc


――その後


佐知子「だーめ」

雛月「……さ、悟?」

悟「い、いや……母さん?」

佐知子「あんたたち、まだ子どもだべさ」

佐知子「いいかい? そういうのって、大人でも大変なんだ」

佐知子「それなのに、保護者の加代ちゃんのおばあさんから引き離すことなんて無理だべさ」

雛月「うう……」

悟(だよな。……正直、途中から29歳の俺が「それは無理だ」って言ってたし)

悟(母さん。俺も大人なんだよ? 信じてもらえないだろうけど……)

66名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/06(日) 20:39:54 ID:TnaVQERc
佐知子「――ただ」

佐知子「たまに来て、料理手伝ってもらったりしてくれるかい?」

雛月「……え?」

佐知子「ああ、後……また一緒に寝るかい?」

佐知子「そういうことならいいよ」

悟「か、母さん、それって……」


佐知子「悟? ちゃんと向こうのおばあさんと話してくるんだべさ」

佐知子「『加代ちゃんは僕の彼女なんです。だから――』って」

悟「い、いや、それは……」

雛月「……悟、イヤなの?」

悟「……は、恥ずかしいんだよ!」

雛月「ここに来るまで、悟がずっと手繋いでてくれたから……怖くなかった」

雛月「だったら、今度は……手繋いで、一緒に私の今の家に行く?」

悟「……うん。そうしよっか」


佐知子「おーおー、熱い熱い……」

悟「か、母さん!」

雛月「……ふふっ」

雛月「悟のお家にお泊り出来るんだね、これからは」

悟「……うん」

67名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/06(日) 20:41:56 ID:TnaVQERc
多分今はここまでです
行き当たりばったりのイチャイチャは書き出すとなかなか止まりませんね……

68名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/07(月) 01:00:30 ID:kLMrQaXs
あーもうたまらねえぜ!早く悟×加代まみれになろうぜ

69名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/08(火) 21:59:11 ID:kKqk2yRs


――進学


悟「……同じクラス、だな」

雛月「……う、うん」

ケンヤ「おー、二人とも同じかー」

ヒロミ「僕たちは一緒だけど……他とは離れちゃったね」

悟「え? ケンヤもヒロミも同じ……?」

ケンヤ「なんだよ、気づかなかったのか?」

ケンヤ「まあ、そっか。……二人がお互いが同じかどうかが何よりだもんな」

ヒロミ「そうだね!」

雛月「だ、だから! 悟、バカなの!?」

悟「それ酷いだろ!」

悟「加代だって同じこと言おうとしてたくせに」

雛月「……そ、そんなことないし」

ヒロミ「ねー、二人の邪魔しちゃ悪いし、向こう行ってない?」

ケンヤ「そうだな。それじゃ落ち着いたらよろしくー」

悟「ちょっ!? ふ、二人とも!」

70名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/08(火) 21:59:28 ID:kKqk2yRs
雛月「……」

悟「……か、加代?」

雛月「悟のせいで……これからが一気に不安になった」

雛月「責任、とって」

悟「せ、責任?」

雛月「……」

雛月「や、やっぱり、いい」

悟「責任、とって……」

雛月「く、繰り返さないで!」

悟(雛月が意識したのは……「そういうこと」なのだろうか)

悟(し、しっかりしろ29歳! まだ青二才の思春期に付き合ってる場合か!)

悟「……責任、とっても」

雛月「」

悟(声に出てた!)

71名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/08(火) 22:12:14 ID:kKqk2yRs
悟「……」

雛月「……」

悟(『藤沼』と『雛月』……)

悟(そりゃ苗字が近いからって……席まで隣?)

悟「え、えっと……」

雛月「……うう」

悟(だ、ダメだ! もう照れすぎてて話せる状況じゃない!)

悟(誰か助け――)


ケンヤ「うーん、そうだな……悟? 俺と席替えするか?」

悟「け、ケンヤ!」

雛月「!」

ケンヤ「俺が隣なら、雛月も照れすぎたりしないはずだし」

ヒロミ「わー、名案かも」

悟「……」

悟(うーん……たしかに、このままじゃなぁ)

悟(雛月が勉強とか何も出来ないわけで。たしかに、ケンヤの言う通り――)

72名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/08(火) 22:12:35 ID:kKqk2yRs
雛月「……や」

悟「や?」

雛月「い、イヤ!」

悟「え?」

雛月「……こ、このままでいい、から」

雛月「べ、別に隣だからってなにってことだよ。……バカなの?」

悟「いや、俺なにも言ってないんだけど……」

ケンヤ「……まあ、そうなるよな」

ヒロミ「熱いねー」

悟「ふ、二人ともありがと。……うん、えっと」

雛月「そうだよ。別に、悟と一緒にいるから照れてるわけじゃないし、これはその」

悟「……とりあえず、しばらくこんな感じだと思うけどよろしくな?」

ケンヤ「ああ、いいよ」

ヒロミ「もちろん!」

悟「あ、ありがと」

雛月「……悟の、バカ」

悟「結局、そこに落ち着くのか……」

73名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/08(火) 22:13:50 ID:kKqk2yRs
今日はここまでかと
中学進学、雛月赤面、外野囃子
そんな話でした

参考にしようと思ってWikipedia見たらネタバレ食らいました(半ギレ)

74名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/09(水) 18:52:56 ID:IBBC23Dk
>>73
やっぱりwikiを・・・最低やな
ドンクライ!

75名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/09(水) 18:55:30 ID:H/vQzeVY
ネタバレを含むんだけども
加代の子は寝てる間に悟から搾り取った種で、ヒロミ君はそれを承知でおかしいと思われないように結婚したとかそういう薄い本、ありませんかね?

76名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/11(金) 11:49:23 ID:RFXUzQi2
申し訳ないが六壁坂の妖怪のような話はNG

77名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/11(金) 11:56:05 ID:RFXUzQi2
しかし最新話見るとヒロミとの接点薄くなったから悟いけそう…いけそうじゃない?(願望)

78名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/11(金) 13:49:32 ID:7huxRb9E
悟くんがんばれ!がんばれ!

79名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/11(金) 19:11:43 ID:RFXUzQi2
>>78
悟くんがんばれー!(飴を頬張りながら)

80名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/11(金) 19:27:48 ID:RxI0BDQ2
>>79
静かにダレオさん、黙って

81名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/11(金) 21:55:17 ID:r./3.N7c


――しばらくして


ケンヤ「……うわ」

ヒロミ「あっ、手紙入ってるね」

ケンヤ「はぁ……またか」

ヒロミ「中身見なくていいの?」

ケンヤ「大体、分かってるから後で読むよ。で、断る」

ヒロミ「そっかー。……ケンヤくん、ホントモテるよね」

ケンヤ「そうか? よく分からないけど、そんなもんなのかな?」


悟(……ケンヤは当時からモテモテだったっけなぁ)

悟(俺もケンヤを見ながら何度も思ったっけ。……で、今あの時と違うのは)

82名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/11(金) 21:55:53 ID:r./3.N7c
雛月「……ケンヤくんってモテるんだね」

悟(隣に、雛月がいるってこと)

悟(これが、どれだけ嬉しいことか――)


悟「まあ、ケンヤは中学入ったらモテると思ってたよ」

悟「かっこいいし」

雛月「……悟、ひがみ?」

悟「なに言ってんだ? 俺は加代がいたらそれでいいって」

雛月「……」

雛月「ば、バカなの? 下駄箱でそんなこと言わないでよ。もうっ」

悟(ああ、ダメだこれ……可愛すぎて幸せだ)

悟(「しっかりしろ29歳」という掛け声も、もう意味を成さなくなってきている気がした――)

83名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/12(土) 00:27:12 ID:Psgy9nmM
同級生だから!同級生だから安心!

84名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/14(月) 15:53:44 ID:XHGN/NtE


――中間試験前・悟の家


悟「……加代。そこ、スペルミス」

雛月「……し、知ってたし。今、直そうとしたし」

悟「それ、三回目」

雛月「……悟のイジワル」

悟「彼女が赤点取ったとかイヤだし。加代だってイヤだろ、赤点」

雛月「そ、それはそう、だけど……」

雛月「悟は自分の勉強しなくてもいいの?」

悟「まぁ……中一レベルなら、まだ」

雛月「え?」

悟「あ、い、いや! なんでもない!」

悟(危ない……希薄になってきたとはいえ、29歳だってことを話すわけにはいかないよな)

85名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/14(月) 15:54:07 ID:XHGN/NtE
雛月「――良かった」

悟「え?」

雛月「悟、やっぱり優しいから」

悟「……俺は加代が大事なだけだし」

雛月「……」

雛月「ば、バカなの?」

悟「加代ー、ノートから字がはみ出してるぞー?」

雛月「……ふんだ」


雛月「悟よりいい点取って、自慢しちゃうんだから」

悟「おお、そうか。ガンバってくれ」

雛月「うっ、その余裕の態度……ムカッとする」

悟「あっ、そろそろ母さん帰ってくるな」

悟「それじゃ俺、料理の手伝いするから」

雛月「わ、私も!」

悟「いやー、加代はガンバって勉強しないと危ないだろ?」

雛月「……ば、バカなの?」

雛月「料理しながら勉強だって出来るし」

悟「うわ、頭に入りそうにない……」

雛月「なっ! ば、バカにして!」


佐知子「……」

佐知子(お二人さん、外まで声漏れてるよー……)

佐知子(あまりにも微笑ましくて入るのに迷うべさ……)

86名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/14(月) 16:03:11 ID:XHGN/NtE


――結果発表


ヒロミ「わっ、ケンヤくん2位とか凄いね!」

ケンヤ「ありがとな。……まぁ、上には上がいるんだけど」

悟「……俺が、一位?」

悟(さすがに中一レベルの記憶は残ってたか……俺)

悟(それに田舎の学校だしな……)

悟(まあ、これから先は通じなくなるんだろうけど……で、雛月は?)


雛月「」

悟「……えっと」

ヒロミ「だ、大丈夫だよ雛月さん! 赤点回避したし!」

ケンヤ「そうだよ。……よっぽど誰かさんの教え方がうまかったんだな」

悟「い、いやー、照れるな」

雛月「……ふ、ふんだ」

雛月「どうせ、下位だからってバカにしてるでしょ?」

悟「え? 俺は加代が目標達成したのが嬉しいだけだけど?」

雛月「……!」

雛月「ば、バカなの?」

87名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/14(月) 16:03:35 ID:XHGN/NtE
ヒロミ「それじゃ、ケンヤくん?」

ケンヤ「ああ、そうだな。俺たち、ちょっと向こう行ってるから」

悟「お、おい!」

雛月「……行っちゃったね」

悟「……うん」


悟「加代。今日さ、うち来る?」

悟「目標達成祝いに、母さんがごちそうしてくれるだろうし」

雛月「……私も今日から手伝える?」

悟「もちろん!」

雛月「……」

雛月「うん。行く」

悟「……!」


悟(――加代の笑顔が可愛すぎて、29歳の俺が辛い)

88名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/14(月) 16:29:20 ID:XHGN/NtE


――夏休み


悟「……夏だな」

雛月「……夏だね」

悟「加代は何かしたいこととかある?」

雛月「え? と、特にはないけど?」

雛月「……悟と一緒にいられたら、それだけで『したいこと』だし」

悟「そ、そっか……」

悟(まずい……最近、雛月がナチュラルに可愛すぎて辛い)

悟(このままじゃ間違いを起こしかねない……あれ? 同い年だから間違いにならないのか?)

雛月「……悟、顔真っ赤」

悟「うっ」

雛月「ふふっ。……バカなの?」

雛月「あっ。当たりでた! もう一本貰いに行くね」

悟「俺のは……ハズレかぁ」

雛月「ふふっ、私の勝ちだね」

悟「こういうのって勝ち負けあったのか……」


悟(――駄菓子屋でアイスを買って食べながら、俺は空を見上げた)

悟(抜けるように青い空に浮かぶ太陽は、俺たちをただ照らしていた)

悟(……考えよう。どうしたら、夏休みを雛月と楽しめるのか)

89名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/14(月) 18:27:58 ID:pDlT6pv.
濡れTシャツコンテストをしよう(監獄学園並の発想)

90名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/14(月) 23:19:24 ID:4Ib4URSA
いいゾ〜これ

91名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/16(水) 14:55:05 ID:oO/TA7D.
すみません、しばらく更新出来ないかも…

92名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/17(木) 18:31:59 ID:1TxPbFTE
かまわん、本編いこ!

93名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:18:39 ID:9qrJsULA


――プール前


悟「……こ、ここでいいのか?」

雛月「……う、うん」

悟「ホントに?」

雛月「……」


悟(――俺がこれを聞くのには理由がある)

悟(去年の夏、雛月を誘ったら断られた。理由としては、母親の虐待の傷が浮き彫りになるから、だった)

悟(まあたしかに、それも無理はない。あの時期じゃ、まだ快復していないんだろうな、と俺は一人で合点していた)

悟(……「本当の理由」かもしれないことに、何となく考えてしまった自分が少し憎い)


悟(もしかして――雛月はカナヅチなんじゃないか、と)

悟(だから理由を付けてプールに行くのを拒んだんじゃないか、と)


雛月「――悟、気づいてるでしょ?」

悟「な、なんのこと?」

雛月「……ふんだ」

雛月「どうせ、私は泳げないよ」

悟「あ、やっぱり」

雛月「……ふんだ」

悟(声に出てた!)

94名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:22:14 ID:AeN4/UFI
続きいいゾ〜これ

95名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:25:05 ID:9qrJsULA
雛月「もう去年の時点で、傷なんて無くなってたし」

悟「……じゃ、じゃあ別の場所にするか?」

雛月「ううん、いいよ」

雛月「悟……泳ぎたいんでしょ?」

悟「まぁ……夏といえば、山とか海とかプールかなって思うし」

雛月「……悟がしたいことが、私のしたいことだし」

悟「……」

雛月「ば、バカなの? そんなに顔真っ赤にして……」

悟「そ、それは加代のせいだろ!」


――着替え後


悟「……」

悟(雛月、遅いな……なかなか出てこない)

悟(あれ? これって……「中身29歳のおっさんが中1の女子と一緒にプールで」ってことじゃ)

悟(いや、もういいか……そんなことを思う段階は通り過ぎ――)


雛月「お、お待たせ」

悟「」

悟(淡い藍色のワンピースタイプで、下の方に少しフリルが付いた水着姿の雛月が現れた)

雛月「……ど、どう、かな?」

悟「……」

雛月「さ、悟?」

悟「……はっ!」

悟「う、うん! に、にに、似合ってると思う!)

悟(ダメだ……鎮まれ、俺の煩悩! しっかりしろ29歳!)

悟(やばい……「さすがに可愛すぎるだろ」とか思ってしまった)

96名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:30:41 ID:AeN4/UFI
中1雛月も美味そうやなほんまに…

97名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:32:09 ID:9qrJsULA
悟「え、えっと……」

雛月「……ビート板」

悟「え?」

雛月「持ってくる。ちょっと待ってて」

悟「ちょっ、か、加代! そんな走ったらすべ――」

雛月「ひゃっ!?」

悟「加代!」


悟「……」

雛月「……」

悟(後ろに転びそうになった雛月を抱きかかえる形で、俺は彼女の顔に接近していた)

悟(次第に、雛月の顔が赤くなっていく……うん。俺も人のこと言えない)


悟「……加代、プールとか来るのは?」

雛月「こ、こういう施設に来るのは初めて」

悟「そっか。学校のとは、色々違うからなぁ」

98名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:32:32 ID:9qrJsULA
悟「……加代、緊張してない?」

雛月「そ、それは! ちょっとはある、けど……」

悟「だろ? 実は俺も」

雛月「さ、悟も?」

悟「うん。……か、加代の水着姿が可愛いなって思っちゃったし」

雛月「」

悟「そ、それに! 周り、カップルだらけだし!」

悟「だ、だから、えっと……」


悟「俺も同じだから……一緒にゆっくり行こう?」


雛月「……さと、る」

悟「ビート板、一緒に取りにいこっか?」

悟「その後は流れるプールがいいか?」

雛月「……ふふっ」

悟「か、加代?」

雛月「良かった――」


雛月「私のヒーローが……悟で」


悟「……」

悟(まずい……こんなんじゃ先が思いやられる!)

悟(というか俺たち顔赤くしすぎだろ! ヤケドするぞ!)

99名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:40:33 ID:9qrJsULA
悟「……そ、それじゃまずは流れるプールでいいか?」

雛月「うん。……手、離さないでね?」

悟「お、オッケー」

雛月「……流れていっちゃったら、悟と離れ離れになっちゃうし」

悟「……安心しろって。どこまで離れても、俺は加代を見つけ出すから」

雛月「……ば、バカなの? どうして、そういうこと言っちゃうの?」

悟「か、加代のせいだろ!」


悟「……」

雛月「……へぇ」

雛月「学校の授業とは違って……楽しいね」

悟「そりゃまあ……あっちに流れるプールなんて無いからな。当たり前だけど」

雛月「あと、悟も近くにいないし」

悟「……ま、まぁ、それはそうだな。うん」

雛月「今は近くで一緒に周ってるんだよ? ……楽しいな」

悟「そ、そう、だな」

100名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:40:53 ID:9qrJsULA
悟「――な、なぁ、加代?」

雛月「なに?」

悟「……あそこで浮き輪、レンタルしてるって」

悟「俺がお金払うからさ。加代もそれに載ったらどうかな、って」

雛月「……え?」

悟「流れるプール、浮き輪で周るとメチャクチャ楽しいんだ!」

悟「だから。……な、なんだよ、その顔?」

雛月「……悟。もしかして、自分が載りたいだけじゃないのかなって」

悟「……わ、悪いか?」

雛月「ううん。……お金は出し合おう?」

悟「こ、ここで払わなかったら彼氏が廃る!」

雛月「今月、ちょっと厳しいんでしょ?」

悟「そ、それは……えっと」

雛月「私、悟に助けられっぱなしだし」

雛月「だから……ね?」

悟「……そ、それじゃ、頼む」

101名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:48:35 ID:9qrJsULA


――昼ご飯


悟「加代ー、持ってきたぞ」

雛月「わっ、美味しそう……」

悟「どうする? タコ焼き、加代何個食べたい?」

雛月「え、えっと……悟が残した分だけでいい、よ」

悟「嘘つけ、もっと食べたいんだろ?」

雛月「うっ……」

悟「目、見てたら分かっちゃうって」

雛月「……ば、バカなの?」

悟「加代が?」

雛月「さ、悟が!」


雛月「……何か」

雛月「こうしているのが幸せだな、って……」

悟「そりゃまぁ……俺は去年からずっと幸せだけど」

雛月「うん。私も幸せ」

雛月「こんな風に、プールに来たりすることなんて……私、想像もしてなかったし」

悟「……加代は、もう一生分くらい苦しんできたんだし」

悟「これからは……ずっと幸せくらいじゃないと帳尻が合わないって」

雛月「……悟」

102名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/21(月) 19:48:58 ID:9qrJsULA
悟「俺も、さ」

悟「加代と一緒に……ゆっくり、大人になっていきたいから」

悟(といっても、中身は29歳なんだけど……)

雛月「……」

雛月「さ、悟」

悟「へ?」


雛月「――あ、あーん」


悟「」

雛月「……ば、バカなの!? 早く食べてよ!」

悟「あ、ああ、ごめん!」

悟「……美味い」

雛月「……わわっ」

雛月「もう、私……悟なしじゃダメみたい」

悟「俺も、かな……はは」

悟(しっかりし……なくていいや29歳)

悟(もう、このまま突き進んでいこう。うん)

103名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/22(火) 01:57:52 ID:8ret/srw
加代と一緒に大人になりてえな〜俺もな〜

104名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/22(火) 16:38:28 ID:NrbwEr7M


――藤沼家


悟「ただいまー……って言っても誰もいないか」

雛月「お邪魔します……」

悟「いや、もう加代も家族みたいなもんだし。ただいまでいいんじゃない?」

雛月「そ、それは……ど、どういう意味?」

悟「あれから何回、家に上がってると思ってるんだよ」

雛月「な、夏休みの宿題のためだし。それだけだし」

悟「で、その後、母さんと料理作って一緒に食べて」

悟「時々、一緒に寝たりして……」

雛月「い、言わないでってば!」


雛月「……悟がいないと宿題が終わらないだけだし。それ以上の意味はないし」

悟「そっかー……それじゃ、何でテレビ付けてるんだ?」

雛月「い、今から好きなアニメが始まるから!」

悟「そっかそっか」

悟「それじゃ……宿題、教えなくていい?」

雛月「……悟のイジワル」

悟「やる気のない『生徒』には教える気がないなー」

雛月「……ふんだ」

105名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/22(火) 16:43:05 ID:NrbwEr7M
悟(というか、今更だけど……)

悟(考えてみたら、加代と二人きりで「密室」にいるってことだよな……?)

悟(やばっ、意識したら急に……!)

雛月「悟? どうかした?」

悟「べ、べべ、別にどうもしてないって!」

雛月「バカなの? どうかしてないとそんなこと言わないでしょ」

悟「……加代が可愛いなって」

雛月「」

雛月「ば、バカなの? 今更、何言って――」

悟「……ちょっとヘンなこと、考えちゃった」

雛月「……」

雛月「え?」


雛月「……ば、ばば、バカなの!? そ、そんなこと言わないでよ、もうっ!」

悟「そ、そうだよな。ごめん……」

雛月「……わ、私だって考えちゃってるし」

悟「え?」

雛月「な、なんでもないっ!」

悟「今、なんて――」

雛月「だから何でも――」


悟「……」

雛月「……な、何で抱きしめてるの?」

悟「いや……加代が落ち着くまでこうしてようかなって」

雛月「よ、余計落ち着かないんだけど?」

悟「……加代って温かいよな」

雛月「……バカ、なの?」

106名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/22(火) 21:56:40 ID:8ret/srw
がわ゛い゛い゛な゛ぁ゛がよ゛ぢゃ゛ん゛

107名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/22(火) 22:29:06 ID:hrLCvnCQ
悟「……えっと」

悟「どうする? いつまでこうしてる?」

雛月「……悟がいいって思うまで、いいよ」

悟「そっか。それじゃ加代がいいって言うまで待ってる」

雛月「……バカ」


雛月「――ね、ねぇ、悟?」

悟「ん?」

雛月「今日、さ。……おばさん、帰りいつ頃になるの?」

悟「え? 今日は、どうだろ……まだ昼だし、しばらくは帰って来ないんじゃないかな」

雛月「……そっか」

悟「それ聞いてどうしたいんだ?」

雛月「……」


雛月「べ、別にヘンなこと考えてるわけじゃないし」

悟「うん」

雛月「た、ただ……いくらなんでも距離が近すぎるんじゃないかって」

雛月「だ、だから――」

108名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/22(火) 22:29:24 ID:hrLCvnCQ
雛月「……!」

悟「……ふぅ」

悟「加代は考えすぎ。たまには、こうやってキスで解決するのもアリだろ?」

雛月「……ば、バカなの?」

悟「まあ、俺は……『準備』ならいつでも出来てるぞ?」

雛月「!」

悟「後は、まぁ……加代次第かなー、なんて」

雛月「……悟、自分が何言ってるのか分かってるの?」

悟「まぁ、一応は」

雛月「……」


雛月「――お布団」

悟「え?」

雛月「し、敷く?」

悟「……え? マジ?」

雛月「……ちょ、ちょっとマジ」

悟「……」

雛月「……」

109名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/22(火) 22:29:44 ID:hrLCvnCQ
佐知子「ただいまー」

悟「」

雛月「」

佐知子「いやー、今日は早上がりしちゃったべさ。……って、二人とも?」

佐知子「どうして背中合わせに座ってるんだい? 宿題しないとダメなんじゃないのかい?」

悟「そ、そうだけど!」

雛月「……悟のバカ。嘘つき」

悟「わ、分からないよ、こんなの!」

佐知子「……ははーん」


佐知子「二人とも、ちょっといいかい?」

悟「な、なに?」

雛月「な、なんですか?」

佐知子「……えっとね」

佐知子「一つだけ言っとくよ。……『まだ早いかも』って」

悟「」

雛月「」

佐知子「さて、と。今日の夕飯の下ごしらえでもしようかね」

悟「……妖怪め」

佐知子「何か言ったかい?」

悟(声に出てた!)

110名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/27(日) 20:49:59 ID:ptzoVp8E
佐知子「あっ、そうだ。加代ちゃん、今日泊まっていく?」

雛月「えっ?」

悟「か、母さん! このタイミングでそれは……」

佐知子「何のタイミングだい?」

悟(ぐっ……わ、分かっててすっとぼけてるな、これ)


雛月「……い、いいん、ですか?」

佐知子「もう。何度も泊まってるべさ」

佐知子「私が間に入って、悟と加代ちゃんが両脇に、でいいかい?」

雛月「……」

佐知子「あれ? いつも通りの形じゃイヤかい?」

雛月「お、おばさ――」


悟「ちょ、ちょっと! 母さん、あまり加代をイジメないでくれよ!」

雛月「……悟」

佐知子「……いじめてるわけじゃないんだけどねぇ」

佐知子「いやー……一応、私には監督責任みたいなものもあるからね。そういったのを踏まえた上だべさ」

悟「……う」

佐知子「でも。今、加代ちゃんのために立ち上がった悟は立派だったべさ」

雛月「……あ、ありがと。悟」

悟「か、加代……べ、別に礼を言うことなんて無いよ」

111名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/27(日) 20:50:18 ID:ptzoVp8E


――その夜


佐知子「それじゃ、電気消すよー」

悟「……おやすみ」

雛月「お、おやすみなさい」

佐知子「うん。おやすみ」


悟「……」

雛月「……悟? 起きてる?」

悟「……眠れない」

雛月「そっか。やっぱり?」

悟「加代も、だろ?」

雛月「ま、まぁね。……さ、さっきのことだけど」

雛月「私、何も気にしてないから。ホントに」

悟「声、震わせまくって言うセリフじゃないだろ……」

雛月「……うう」

112名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/27(日) 20:50:39 ID:ptzoVp8E
悟「――まぁ、さ」

悟「ゆっくりとでいいんだよ、ゆっくりとで」

雛月「……悟は、それでいいの?」

悟「もちろん。加代はさ、俺の一番が自分の一番って言うけど」

悟「それは……俺も同じなんだぞ?」

雛月「……!」

悟「だから、気にしないでくれって」

雛月「……もう」

雛月「ば、バカなの? このタイミングでそんなこと言われたら」

雛月「――余計、眠れないし」


佐知子「……」

佐知子(ひそひそ話してるお二人さん、丸聞こえだよー?)

佐知子(まぁ、何も言わないのも優しさか……ただ、このことって加代ちゃんのおばあさんとも話し合うべきなのかねぇ)

113名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/27(日) 20:51:12 ID:ptzoVp8E
有り得たかもしれない雛月ルートを書いていると嬉しい反面切なくもなりますね…

114名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/27(日) 23:22:24 ID:Z4I/p3jI
可能性は無限だから…

115名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/27(日) 23:27:45 ID:7EVnd5nQ
ヤンホモの先生がいないやさしい世界線いいゾーこれ
あの頃にリバイバルしてぇなぁ俺もなぁ

116名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/03/28(月) 01:36:15 ID:qUb4Y5dI
ノスタル爺「抱けぇっ!!」

117名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/01(金) 17:21:44 ID:7XWtlRwQ
切ない

118名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/02(土) 02:24:51 ID:Uizi35GQ
悟雛好きだ
二次創作増えて欲しいな

119名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/04(月) 20:01:35 ID:F.bpiCys
昏睡状態悟がない優しい世界

120名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/04(月) 20:03:21 ID:iN76kVcM
外伝の話を聞いてから続きを思いつかないのですがそれは…

え? 悟と加代のイチャイチャぶりを書きまくるスレにしていいんですか?

121名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/04(月) 20:41:23 ID:wOdL19CM
構わんさ

122名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/05(火) 07:11:22 ID:gBLm4I7U
悟と加代は殺人も虐待も無い別の世界線で幸せに暮らしてる

123名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/05(火) 21:29:58 ID:.V4ctBws
悟は加代の白馬の王子様だから…(Blu-ray下巻の特典漫画参照)

124名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/05(火) 21:45:18 ID:gBLm4I7U
なんか辛いよな

125名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/06(水) 01:59:18 ID:nO9hEGRM
悟と加代にはリバイバル抜きの純粋な同級生として結ばれて欲しい

126名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/06(水) 17:13:52 ID:P0i49Wkg
外伝と特典の話を調べたら、やっぱりイチャイチャを書きたくなりました
何かリクエストありましたら是非お願いします

まさか白馬の王子様とまで思っていたとは

127名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/06(水) 17:55:57 ID:nO9hEGRM
高校時代編とか見たい
リバイバル設定は有り無しどっちでも

128名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/07(木) 00:12:18 ID:.uOi8LBI
悟「……」

悟(夢を、見ていた……)

悟(俺が一人だけで、周りには誰もいない。そんな孤独な夢を)

悟(……その中に、一筋の光が入り込んできて現れてきたのは――)


ケンヤ「よっ、悟」

悟「……いや、何でお前なんだよ」

ケンヤ「あっ、悪い悪い。いや、お前の期待通りだって」

悟「……え?」


ケンヤ「ほら? 悟が期待してるみたいだぞ?」

雛月「……さ、悟」

悟「え? え?」

ケンヤ「じゃあな。俺はここまでだ」

ケンヤ「また今度!」

悟「お、おい!」

129名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/07(木) 00:12:51 ID:.uOi8LBI
悟「……か、加代?」

雛月「……悟」


雛月「何も言わないで」

雛月「私に……抱きつかせてくれない?」


悟「……も、もちろん」

雛月「ありがと」

悟「……」

雛月「……ね、悟?」


雛月「どこにも行かないよね?」

雛月「私の王子様だよね? ずっと一緒だよね?」

悟「な、なんだよ加代? いきなり……」

雛月「……嫌な夢を見たの」


雛月「悟が――ずっと起きなくなっちゃう夢」


悟「……」

雛月「わ、私! それ見てから凄く悲しくて!」

雛月「だ、だから……!」

悟「……加代」


悟「大丈夫。俺はずっと加代のそばに――」

130名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/07(木) 00:13:35 ID:.uOi8LBI


――


佐知子「二人ともー? 早く寝るべさ」

雛月「」

悟「」

佐知子「もう……悪夢に悩まされてたのは分かるけど」

佐知子「私には明日も仕事があるんだよ? 二人は夏休みを満喫できるけど」

悟「……そ、そういえば」

悟(途中から妙に感触がリアルになったり、雛月が「夢」とか言い出したな……)

悟(ああ、なるほど。俺は雛月に抱きつかれてた――って!?)


悟「か、母さん!? み、見てたの!?」カァァ

佐知子「……何も言わないでおくよー」

佐知子「まあ、何にせよ……悟? 加代ちゃんは最高の相手だべさ」

雛月「……!」カァァ

悟「か、母さん!」

佐知子「それじゃ、おやすみー。……二人で話しててもいいけど、なるべく静かに頼むよ?」

131名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/07(木) 00:14:20 ID:.uOi8LBI
雛月「……ご、ごめんね、悟」

悟「だ、大丈夫。……どうかしたの?」

雛月「わ、私。凄く嫌な夢見ちゃって――」


雛月「悟が私を助けようとしてくれて、どっかに行っちゃう夢、だったの……」グスッ


悟「……」

雛月「わ、私、悟に本当にお世話になったし」

雛月「す、凄く感謝して……好き、になっちゃったし」

悟「加代……」

雛月「だ、だから――」


ギュッ


雛月「……さ、悟?」

悟「加代。いつでも甘えてくれていいからな?」

悟「加代は一人で抱え込みすぎだよ。あんな虐待受けてた時に、もっと俺たちに頼ってほしかった」

雛月「わ、私、人なんて信じられないって思って……だ、だから」


悟「それじゃ今は、俺を信じてくれたんだよな?」

132名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/07(木) 00:15:42 ID:.uOi8LBI
雛月「――!」

悟「ありがと、加代。今日は、このまま寝よっか?」

悟「母さんは明日も仕事があるみたいだし……」

佐知子「……聞こえてるよー?」

悟「あっ。聞こえないフリするかと思った」

佐知子「敢えて言っとかないとねー? 一応、二人の間に『間違い』があったら困るし。責任者として」

佐知子「で。私が許すから、悟が抱きしめたまま寝てあげて? どうせ二人とも、寝坊してもいいんだし」

雛月「そ、それはっ!」カァァ

佐知子「それじゃ、おやすみー。もう、これ以上は口を挟まないからねー」


悟「……」

雛月「……さ、悟」

悟「寝よっか」

雛月「う、うん……」


悟「――あのさ、加代?」

悟「俺、加代のことホントに好きで、絶対に離れたりなんかしないから」

雛月「……悟。ありがと」ニコッ

悟「ん。やっと笑ってくれた」ニコッ

133名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/07(木) 00:16:59 ID:.uOi8LBI
ラブコメの波動を感じすぎる……。
とりあえず一旦ここまでです。
次は夏休み後の話になる、かもしれません。

134名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/07(木) 00:21:37 ID:jg3bmpJw
期待

135名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/07(木) 19:23:23 ID:GTkNUBAA
再開やったぜ。(YUKAOI)

136名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/08(金) 03:22:15 ID:d/MvCeHk
二人一緒、函館に修学旅行行く話が見たい

137名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/13(水) 05:27:46 ID:OSanD9jw
悟雛は永遠

138名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/15(金) 04:22:45 ID:8S0Gn6zI
大好きな悟と結ばれなくて雛ちゃん可哀想

139名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/16(土) 16:14:41 ID:tLTH0ays
悟と雛が結ばれて欲しい

140名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/18(月) 14:07:39 ID:nh7mgnQU
ifルートに癒されますよ〜今日は〜

141名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/18(月) 14:27:04 ID:xvReqRlI
悟雛可愛い

142名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/18(月) 14:35:39 ID:rhSCqDOo
ママンの「あたし、邪魔だべか?」のシーン好き。

143名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/18(月) 14:47:32 ID:xvReqRlI
http://i.imgur.com/qbnKkVf.jpg

144名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/18(月) 14:49:02 ID:xvReqRlI
http://i.imgur.com/XQIQC3O.jpg

145名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/20(水) 04:55:58 ID:Dv8SCCoI
二人が一緒に生きる未来もきっとある

146名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/20(水) 17:38:36 ID:6ewKV5dc
悟雛好きなので思いついたらまた書いていきたいと思います

147名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/20(水) 17:52:16 ID:Dv8SCCoI
http://i.imgur.com/7izuqzG.jpg
悟雛ホント可愛い

148名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/20(水) 19:20:29 ID:Dv8SCCoI
函館に修学旅行行く話見たいよ
ラッキーピエロ行ったり夜景見たりして欲しい

149名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/22(金) 14:47:09 ID:edF6ufOM
雛ちゃんギュッとしたい

150名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/22(金) 19:28:22 ID:LUtuV5x2
>>146
いいよ!(いつでも)こいよ!

151名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/23(土) 02:06:34 ID:bfQ4O/ac
悟雛可愛い

152名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/24(日) 19:02:25 ID:Ma7V6h8U
悟「加代、ポケモンGOやろう」

加代「ポケモンって何?」

153名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/25(月) 11:47:44 ID:uNXszE9A
悟雛可愛い

154名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/26(火) 05:50:16 ID:kRjsXIDs
加代ちゃんにまた会いたい

155名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/26(火) 09:09:41 ID:i7.lATBw
>>152
雛月(最初の時間軸)はポケモンが出る前に…
悲しいなあ

156名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/26(火) 09:25:05 ID:l5m6U6M6
そういや加代がヒロミと付き合うようになったのは、悟が北海道からいなくなって悟母に自分の幸せ見つけなさいと言われたからですよね

それはある意味悟への愛ゆえの切り替えではないか

157名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/26(火) 09:32:12 ID:i7.lATBw
>>156
あっ…加代もやっと…独り立ち出来たんやなって…


でもちょっと淋しいゾ…(悟雛派の感想)

158名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/26(火) 12:48:03 ID:kRjsXIDs
その辺はブログ等で考察されてるけど
雛が献身的に看病してたのは悟というヒーローと、佐知子という擬似的母親への依存であのままではまた元に戻ってしまうと佐知子は引き離すよね
八代が言う「足りない何かを埋めるのが人生」っての
リバイバル前の悟にとって足りないものは「人に対して踏み込む勇気」でアイリとの出会いで変わる
そんでリバイバル前に見て見ぬふりをしていた加代に対して踏み込んで行って加代も変わる
母親の愛を知らない雛月にとっては一人立ちして「自分自身が母親になる事」が足りない何か
雛だけに巣立ちを意味してると

二人とも偽物(リバイバル前)で片親で誕生日も同じ、恋愛というより鏡像のような関係性だと(加代側は恋愛感情もあっただろうが)

テーマとしてはね、分かるんよ。分かるけどそれでも悟雛が好き

159名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/27(水) 03:36:31 ID:oBoIRXck
加代ちゃん可愛い

160名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/07/28(木) 14:30:58 ID:TllJwBIE
http://i.imgur.com/D9byk1r.jpg
悟雛はやっぱり可愛い


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