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【誕生日スレ】今日は何の日?【総合】
350
:
Republica de Venexia
:2014/11/13(木) 00:21:33 ID:???
11月13日はエゼルレッド2世がデーン人を虐殺した日です
デーン人の侵入に苦しめられていたイングランドでは、9世紀にアルフレッド大王がデーン人を撃退し、休戦協定を結んで平和共存が採られるようになりました
アルフレッドはイングランド北東部をデーン人の支配地「デーンロウ地方」とし、デーン人の法慣習を認めたのです
アルフレッドはこの休戦状態の間に軍備拡大に努め、諸改革を行っていきます
アルフレッド以後の国王たちも、彼の政策を引き継いでいきます
デーンロウ地方の征服は着実に進められ、アゼルスタンの頃にはほぼイングランド統一がなされました
イングランド統一の完成は973年、エドガーの治世で、彼は「イングランド人の王」としてデーン人からも認められるのです
しかしエドガーの死後、10世紀末には再びデーン人の攻撃が再開されるようになります
イングランド王エゼルレッド2世にはアルフレッドやエドガーのようにデーン人を撃退するという戦意は無く、デーンゲルドと呼ばれる平和金を払ってデーン人がイングランドから退去するように計らいました
しかしデーンゲルドは巨額であり、その支払い費用を捻出するために重税が課されたことで臣下の不満は高まっていきます
そして1002年11月13日、エゼルレッドが局面を打開するためデーン人を虐殺したことが仇となりました
この虐殺に猛反発したデーン人のイングランド侵入が本格化し、エゼルレッドは一時ノルマンディーへの亡命を余儀なくされます
復位した後もデーン人の侵攻を撃退することができず、1016年、クヌートのイングランド征服へと至るのでした
本日は聖ブライスの祝日の虐殺の誕生日です、お悔やみ申し上げます
参考文献
・B.アルムグレン、蔵持不三也訳『図説ヴァイキングの歴史』原書房、1990年
・川北稔編『世界各国史11 イギリス史』山川出版社、1998年
・森護『英国王室史話』中央公論新社、2000年
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