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SSスレッ!!!!!!!!!!

320さくや:2016/01/22(金) 21:52:51 ID:b/K6lGRE
ルキ「……で、私に飲み比べて欲しいと」

執事「ああ、淹れたての珈琲だ。美味いぜ?何せ豆の国から仕入れた最高級品だからな!」

サクヤ「どうぞ、アッサムティーです。コクがあり濃厚で芳醇な香りが特徴の紅茶ですよ」

ルキ「ほう……どちらも美味しそうじゃないか」

ルキ「それじゃあ――――――」


執事「なっ」

サクヤ「えっ」

二人「「ま、ま、混ぜたああああああぁぁぁぁ!??!?」」

ルキ「ああ、紅茶と珈琲のブレンドだ」

サクヤ「何してんのお姉ちゃん!?何故こんな暴挙を!!」

執事「そうだぞルキ!こんなラーメンにはちみつぶっかけるような真似……」

ルキ「くく、これはれっきとした飲み物なんだぞ?東洋の国に伝わる飲み物でな」

ルキ「そこの言葉では「鴛鴦茶」と呼ばれている。オシドリとは、仲睦まじいつがいの鳥を意味する」

ルキ「そんなオシドリのように、一見合わないように見える紅茶とコーヒーも相性は抜群なのさ」

サクヤ「………で、でも」

ルキ「でも、は無し。文句を言うなら飲んでみてからにしろ」

執事「ふん!こんな物が美味いワケ―――――!」

サクヤ「………う、美味い」

ルキ「だろう?」

執事「な、成る程……コーヒーの苦味と紅茶の香りが奥深い相乗効果を生んでいる」

サクヤ「プレーンな味であるストレートティーにコーヒーというフレーバーが合わさることで新たな味わいが……!」

二人「「…………」」

ルキ「まあ、なんだ。お互い衝突しあったり意固地になるのもわかるが、たまには受け入れてみて認め合うっていうのもどうだ」

サクヤ「っ……こ、これはあくまでも紅茶が主役だし!コーヒーはあくまでもフレーバー!」

執事「は、はんっ!それをいうなら紅茶のほうがフレーバーだろうが!コーヒーに入れるミルクやシュガーと変わりねえよ!」

二人「「ぐぬぬ……!」」

ルキ「全く、素直じゃないな二人とも」


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