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GOD EATER 青き龍の魂を継ぐ者

130名無しの権兵衛殿:2015/01/22(木) 22:44:48 ID:eQmXzjx.
空母エリア

飛龍「あれが今回のターゲットだ。たとえ種類が違っても、同じアラガミである事には間違いない。行くぞ!」

アリサ・カノン「了解!」

ビュンビュン

飛龍「そこだ!」ズドン

ソーマ「ふっ!」ズバッ

アリサ・カノン「やあっ!」ズバアアア

シオ「えーい!」ズバッ

コウタ「おっ!だいぶダメージを与えられたな。あともう少しというところだな。」

エリック「ああ。このまま一気に倒しに行くぞ!」

ドゴーンドガーン

飛龍「これで終わりだ!」ズバッ

ズドーン

飛龍「シオ。後は頼む。」

シオ「いただきます!だな!」

ガブガブ

エリック「うわ・・・。生々しいな・・・。」

飛龍「同感だぜ・・・。」

131名無しの権兵衛殿:2015/01/22(木) 22:47:40 ID:eQmXzjx.
シオ「ソーマー。いっしょにたべよー。」

ソーマ「!?」

コウタ「おいおいシオ。ソーマは人間だからアラガミは食べないんだよ。」

シオ「えー、でも、ソーマのアラガミはたべたいってー。」

コウタ「え?」

アリサ「ソーマのアラガミ……?」

飛龍「おい、シオ!」

ソーマ「ふざけるな!!お前みたいなバケモノと一緒にするんじゃねえ!」

エリック「おいソーマ!」

ザッザッ

シオ「シオ、ずっとひとりだった。」

ソーマ「……。」

シオ「だれもシオとあそんでくれなかった……だけど、んーと、だから、ソーマをみつけたときはうれしかった。でね、ソーマがシオをさがしてくれていたのはもっとうれしかった。だから……。」

ザッザッ

エリック「やれやれ。まだ気にしているみたいだね・・・。」

アリサ「エリックさん。何か知っているのですか?」

エリック「ああ。実は・・・。」

132名無しの権兵衛殿:2015/01/22(木) 22:49:06 ID:eQmXzjx.
アリサ「つまり、ソーマは自分がお母さんを殺したって思ってるんですね……。」

カノン「けど、それを一人で抱え込むなんて・・・。」

飛龍「だけど俺たちはいつもと変わりなく過ごすだけだ。そうすれば何とかなるはずさ。」

アリサ「そうかも知れませんね。」

飛龍「ああ。」

133名無しの権兵衛殿:2015/01/22(木) 23:10:15 ID:elxcAIYw
痛い!臭い!つまらない!
お前はよ出てけやチラシにでも書いとけ

134名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 04:12:14 ID:Tva8QbGY
お前深夜から来たのかよ深夜から出ていかされてここに来たわけwww
お前可哀想な奴だなwww
お前のSSは多分どこでも求められてないと思うよ

135名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:01:00 ID:Nqb2ypkI
ラボ

飛龍「服?」

サカキ「ああ。シオも言葉を覚えてきて大分人間らしくなったのは皆にも分かるね。だけど彼女には人間として一番足りないものがある。それが服だよ。」

シオ「きちきちちくちくやだ〜。」

飛龍「じゃあ、真っ裸にしたらどうだ?」

アリサ「そんなことできるわけないじゃないですか!!こんな子をは、は、裸にしたいだなんてドン引きです!!」

サカキ「とにかく、今回はシオの服のことで女性陣の力を貸してもらいたいんだ。」

ソーマ「なら何故俺を呼ぶ……戻るぞ。」

リンドウ「俺も役には立てなさそうだし、帰るわ。何かあったら呼んでくれ。」

コウタ「バガラリーの途中だったんだよな。」

エリック「じゃあ、僕も・・・。」

コツコツ

飛龍「行っちゃった。」

サクヤ「まったく、薄情な男共ね。」

アリサ「ほら、シオちゃん。こっちいらっしゃい。」

ゾロゾロ

136名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:03:17 ID:Nqb2ypkI
サカキ「こうしてみるとアラガミも私たちと変わらない人間に見えないかい?」

カノン「そうですね。何か想像もできませんでした。」

サカキ「そんな想定外のことにも君たちは対応している。それに飛龍君の行動だって私たちの予想を遥か上にいくことばかりだ。」

飛龍「そうでしょうか?」

サカキ「君たちのような柔軟さと多様性、そして好奇心が予測できない未来を生むのかもね。」

ドゴーン

飛龍「何だ!?」

アリサ「ゲホッゴホッ……あの、シオちゃんが……。」

サクヤ「壁を壊して外に……。」

カノン「……逃げたのですね。」

サカキ「やはり、予測できない……。」

飛龍「言ってる場合か!早く連れ戻すぞ!」

アリサ・カノン「はい!」

サクヤ「ええ!」

137名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:05:55 ID:Nqb2ypkI
ドガッバキッドゴッドガッ

カノン「ひ、飛龍さん!いくら何でも強引すぎです!」

飛龍「仕方がないだろ!早く急がなければいけないんだから!」

サクヤ「あ〜あ、後で知らないわよ……。」

飛龍「その時はその時だ。早く急ぐぞ!」

アリサ「え、ええ・・・。」

138名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:08:16 ID:Nqb2ypkI
鎮魂の寺

ソーマ(ったく、いくら何でも強引すぎるぜ・・・。まっ、飛龍はさっきシメたからな。)

ソーマ(おっ、ここだな。)

ザッザッ

ソーマ「出て来い。遊びは終わりだ。」

シオ「だれもいないよー。」

ソーマ「さっさと帰るぞ。」

シオ「ちくちくやだー。」

ソーマ「ふっ、所詮はバケモノか……。」

シオ「ソーマ。」

ソーマ「あぁ?」

シオ「まだ、おこってる?」

ソーマ「……。」

139名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:10:52 ID:Nqb2ypkI
シオ「ソーマ、あのときおこってた。」

ソーマ「お前には関係ねえ。」

シオ「あのときソーマにいやなことしたもんな……シオ、えらくなかったもんな。」

ソーマ「……。」

シオ「えらくなかったときはごめんなさいしろって飛龍もいってた。」

ソーマ「一丁前な口利きやがって……。俺もお前みたいに自分のことなんか考えずに生きていけたら楽なのにな。」

シオ「ソーマ。」

ソーマ「なんだ?」

シオ「じぶんってうまいのか?」

ソーマ「ふっ、ははは!そういうのは自分で考えろ。俺もお前も互いに自分を知らない出来損ないだな。」

シオ「おぉ、やっぱりいっしょか!」

ソーマ「だから一緒にするなと……。」

シオ「いっしょにじぶんさがしだな!」

ソーマ「やれやれ・・・。」

140名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:15:10 ID:Nqb2ypkI
飛龍『ソーマー!まさかシオと駆け落ちなんかしているんじゃないだろうなー!』

リンドウ『それとももうラブってんのかー!!羨ましいなぁオイ!』

サクヤ『止めなさいリンドウ。』

ソーマ(飛龍とリンドウ・・・。あとでぶん殴る・・・。)ワナワナ

シオ「あっ、みんな来た!」

ソーマ「あいつらはアラガミと戦うために自分からオラクル細胞を摂取したんだ……俺より救われねえ奴等さ。」

シオ「んー、でも、みんなもなかまだってわかるよ!」

ソーマ「そうか。」

シオ「それにね、飛龍はソーマたちみんなとであえてよかったっていってた。シオもそうおもう!」

ソーマ「……そうか。あいつ・・・。」

シオ「ソーマわらった!」

ソーマ「や、止めろ……。」

シオ「もういっかいみせて!」

ソーマ「近寄るな!」

続く

141名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:18:43 ID:Nqb2ypkI
おまけ 虫歯

飛龍「いつつ・・・。いつの間に虫歯ができていたとは・・・。これは歯医者に行かないとな・・・。」

アリサ「私達も虫歯になっちゃいました・・・。」

カノン「早く歯医者に行かないといけませんね。」

サカキ「そんな事しなくても僕が治してあげるよ。」

飛龍「本当ですか?」

サカキ「実は歯医者専用機械の実験をしていたところだ。丁度実験台を探していたんだよ。」

飛龍「実験台って・・・、まさか!?」

142名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:31:05 ID:Nqb2ypkI
実験室

ガシャンガシャンガシャンガシャン

飛龍「な、何故手足を縛りつける必要があるんですか!?」

サカキ「いやー。暴れたら困るのでね。」

アリサ「しかもドリルがでかいじゃないですか!あれでやったら死にますよ!」

サカキ「大丈夫。安全は保障するから。」

カノン「安全って、いったい何をする気でしょうか?」

サカキ「さあね。では、3つの内どれかを選んでくれ。」

飛龍「なになに?A・歯の治療+リラックスマッサージ、B・歯の治療+サラダバー、C・歯の治療+ドリンクバー。サービスも付くなんてなかなかいいですね。じゃあ、俺はAを。」

アリサ「私はBで。」

カノン「じゃあ、私はCですね。」

サカキ「決定だね。んじゃ、ちょっと待ってね。」

143名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 20:53:13 ID:Nqb2ypkI
数分後

サカキ「準備できたよ。」

飛龍「あ、はい・・・。ん?」

「ベティです。ヨロシクしゃっちょさん。」

飛龍「マッサージ嬢つけられたー!しかも不細工じゃないか!」

アリサ「じゃあ、私は・・・。」

バリボリ

アリサ「サラダを食べるただの婆じゃないですか!」

サカキ「因みに彼女はドレッシング派だ。」

アリサ「そんな事はどうでもいいです!」

カノン「じゃあ、私は・・・。」

グビグビ

カノン「ど、ドリンクを飲んでいるだけの御婆さんじゃないですか!」

サカキ「因みに彼女はジンジャーエールが大好きだ。」

カノン「どうでもいいですよ・・・。」

サカキ「では、始めるよ。口を開いて。」

飛龍(ちょっと待て。心の準備が・・・。)

ギュイーン、ガリガリ

飛龍・アリサ・カノン「ギャアアアアアアアアアア!!」

144名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 21:02:30 ID:Nqb2ypkI
実験室の外

ギャアアアアアアア

コウタ「お、奥の方から悲鳴が聞こえているぞ・・・。」

シオ「歯医者ってこんなに怖いのか?」

エリック「ああ。だが、いくら何でもこんな歯医者はないのだが・・・。」

ソーマ「どうやらサカキのおっさんが何かをやらかしているに違いないな。」

リンドウ「そう思うな・・・。だが今はあの3人の無事を祈ろう。」

サクヤ「そうね。」

145名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 21:23:30 ID:Nqb2ypkI
実験室

ギュイーン

サカキ「大丈夫だよ。治療の痛みが彼女達によって軽減してくれるのさ。」

飛龍(それによって彼女達の苦しみ方が怖いんですけど!)

アリサ(見ていられません!)

カノン(いくら何でも可哀想です!)

グオオオオオオ

飛龍(しかも痛みは彼女たちにいってるじゃねーか!頼むからそんな目で見ないでくれ!)

アリサ(私達は悪くありませんよ!)

カノン(これ以上は見ないでください!)

飛龍(ん?なんか変なビジョンが頭に流れ込んでくる。もしかしてベティの走馬灯じゃないのか?って、なに勝手に記憶をねつ造しているんだ。お前とこんな事をした覚えはないぞ。やめろ。妙なもん見せるな。俺はなにも悪くない。俺関係ないし、改造されて迷惑しているのこっちだ。)

アリサ(あれ?なんだろうコレ?妙な映像が勝手に頭に流れ込んでくる。これって走馬灯?サラダ婆の走馬灯?って、サラダ婆のろくな思い出、サラダとの絡みしかないじゃないの。サラダ婆いいの?これでろくな思い出ないままで。イヤいい。私は歯を治すの。サラダ婆なんて知らないんだから。)

カノン(あれ?妙な映像が・・・、これってドリンク婆の走馬灯!?しかもろくな思い出がないじゃないの!ドリンクとの絡みしかないし。いや、私は歯を治すの。ドリンク婆の事なんて知ったこっちゃないんだから。)

飛龍・アリサ・カノン(悪くない、悪くない、悪くない、悪くない、俺(私)は何も悪くなーい!!)

146名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 21:27:28 ID:Nqb2ypkI
そして・・・。

飛龍「結局虫歯は治ったが、アイツ等の顔を見ると今でも震えそうだぜ・・・。」

アリサ「ええ。夢にでも出てきそうです・・・。」

カノン「だいたい何で私達が虫歯にならなきゃいけないのですか?」

リッカ「その事については知っているよ。聞きたい?」

飛龍「頼む。教えてくれ!」

リッカ「実はね・・・。」

飛龍・アリサ・カノン「」ゴクリ

リッカ「作者が虫歯になったから。」

※事実です。

飛龍・アリサ・カノン(そんな人に書かれている俺(私)達っていったい・・・。)

147名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 22:04:28 ID:Nqb2ypkI
次回予告

ウロヴォロスとの激戦を制した飛龍達の元に、緊急連絡が入った。

それは第一部隊がディアウス・ピター討伐に向かうので、援軍に来てほしいという内容だった。

飛龍達は素早く第一部隊と合流した後、ディアウス・ピターを発見した。

だが敵はそれだけではなかった。プリヴィティ・マータはもちろんの事だが、予想外の敵まで姿を現したのだ!

果たして飛龍達は最大の難関を突破する事ができるのか!?

次回、限界を超えろ!史上最大の激闘!!

飛龍「最後までやらなきゃ、青き龍として失格だぜ!」

148名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 22:04:57 ID:Nqb2ypkI
第10話 限界を超えろ!史上最大の激闘!!

149名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 22:17:00 ID:Nqb2ypkI
平原エリア

ドゴーンドガーン

飛龍「ちっ!いくら何でも強すぎるぜ!」

アリサ「ウロヴォロスは今まで以上に手ごわい相手ですが、力を合わせれば倒せるはずです。」

カノン「でしたら銃形態でやるしかありません!」

飛龍「誤射はするなよ!」

カノン「大丈夫ですって!」

ジャキッ

カノン「脳天ぶちまけようか?」

飛龍「出た!裏カノン!」

ドゴーン

飛龍「おわっ!」

カノン「射線上に入るなって、私、言わなかった?」

アリサ「やっぱりこうなっちゃいましたね・・・。」

150名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 22:54:27 ID:Tva8QbGY
携帯から来ました>>1です
批評だらけなのでこのSSはやめます

ー終ー

151名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 23:19:42 ID:Nqb2ypkI
飛龍「ええい!こうなったら・・・、最大限解放!アンリミテッドモード!!」

<アンリミテッドモード!限界を超えて戦え!>

ギュイーン

飛龍「覚悟しやがれ!セイハ―!!」ブンブン

ドゴーン

アリサ「アンリミテッド・ブレイド!」ズバアアアア

カノン「ファイナル・キャノンΩ!」ドゴオオオオ

ズドーン

飛龍「ふう・・・。やっと倒す事ができた・・・。」

アリサ「コアも回収しましたし、そろそろ帰りましょうか。」

カノン「ええ。」

ビービー

飛龍「通信だ。」

ピッ

アリサ「はい。アリサですが。」

ツバキ『任務は無事に終わったようだな。だが、お前達には今から新たな任務を受けてもらう。』

飛龍「その任務とは?」

152名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 23:29:40 ID:Nqb2ypkI
ツバキ『ディアウス・ピターの討伐に向かう第一部隊の援護だ。だが多くの敵も存在する為、戦いは困難になるだろう。』

飛龍「つまり俺達が助太刀するということですね。」

ツバキ『そういう事だ。必ず生きて帰って来い。以上だ。』

ピッ

飛龍「ディアウス・ピター・・・。そう言えばリンドウさんを助けた時もあのアラガミが出たんだよな・・・。」

アリサ「ええ。あの時の私はかなり錯乱していましたからね・・・。」

カノン「あの・・・、ディアウス・ピターというのはどんなアラガミでしょうか?」

飛龍「ヴァジュラの亜種だが、かなりの強敵だ。半端な覚悟で行くと死ぬだけじゃ済まないぞ。」

カノン「分かっています。たとえどのような強敵でも、気を引き締めて戦うのみです!」

飛龍「その通りだ。すぐに増援に向かうぞ!」

アリサ・カノン「はい!」

<GO!ウィングモード!>

ドギューン

153名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 23:36:05 ID:Nqb2ypkI
街エリア

リンドウ「そろそろだな・・・。」

ギュイーン

飛龍「お待たせしました!」

サクヤ「ようやく来たわね。」

アリサ「あれ?第一部隊は二人だけですか?」

リンドウ「ああ。コウタとソーマ、エリックの3人は別任務だそうだ。」

カノン「そうですか。とりあえず集まりましたし、早速・・・。」

飛龍「いや、もう姿を現したぜ。」

カノン「へ?」

ギャオオオオ

アリサ「こ、これがディアウス・ピター・・・。パパとママを殺したアラガミ・・・。」

カノン「す、すごいです・・・。」

グルルルル

リンドウ「いや、それだけじゃない。プリヴィティ・マータまでいるぜ。」

サクヤ「さすがに数が多いとやりづらそうね。」

飛龍「へっ。あんなアラガミ共、俺の敵では・・・。」

「それを言っていられるのも今の内だ。」

飛龍「な、何だ!?」

154名無しの権兵衛殿:2015/01/23(金) 23:54:31 ID:Nqb2ypkI
ギュオオオオオ

アリサ「な、何ですかあの人は!?」

カノン「私達と同じく空を飛んでいます!」

スタッ

飛龍「何者だ!?」

「我が名はフレイル・エストリア。我が主の命でお前の命を頂戴する!」

飛龍「何だって!?じゃあ、これらのアラガミを出したのもお前の仕業なのか!?」

フレイル「ディアウス・ピターは違うがな。」

飛龍「ふざけやがって・・・。お前は絶対に許さん!」ジャキッ

フレイル「やれ!」バッ

ギャオオオオ

飛龍「たとえ数が多くても、俺は一歩も引かないぜ!メテオモード!」

<メテオモード!∞パワー全開!>

ドゴオオオオ

飛龍「喰らいやがれー!!」ズバアアアアア

ドッゴーン

アリサ「ならば私も!シャインモード!」

<光の魂よ。我の元に集え!>

パアアアアア

アリサ「今だ!シャインブレイク!!」ズゴオオオ

ドッゴーン

155名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 00:13:25 ID:2C0RhCAo
カノン「私も!ストライクモード!」

<百発百中!狙いを定めろ!>

パアアアアア

カノン「お前等にはこれで十分だ!ストライクキャノンα!」ドゴーン

ドカーン

リンドウ「よし!これで多くのアラガミは倒された!」

サクヤ「残るはディアウスとあなただけよ!」

フレイル「おのれ!こうなれば・・・、ディアウス・ピターよ、力を借りるぞ!」バッ

飛龍「何をするつもりだ!?」

フレイル「俺は様々なモンスターをメダルに変え、その力を利用して鎧を作り出すのだ!変身!」

<ディアウス・ピターアーマー、装着!>

ガシャンガシャンガシャン

リンドウ「う、嘘だろ!?アラガミがアーマーになった!?」

フレイル「それだけじゃない!技も強力な力を持っている!」ギュオオオ

アリサ「あ、あの技は!?」

フレイル「サンダーブラスト!」ドゴオオオ

リンドウ「ぐわああああああ!!」

飛龍「リンドウさん!」

サクヤ「よくもリンドウを!」ジャキッ

フレイル「甘い!」ドガッ

サクヤ「がは・・・。」

アリサ「サクヤさん!」

156名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 00:31:54 ID:2C0RhCAo
フレイル「さあ、次はお前等の番だ。」

飛龍「そっちがアラガミを鎧に変えるなら、こっちは青き龍の鎧で相手にしてやるぜ。」

アリサ「青き龍の鎧?」

飛龍「ああ。俺が6歳の頃に母上から授けられた。その姿を見せてやろう。発動せよ!」

<青龍の鎧、発動!青き龍の戦士よ。真の力を見せてやれ!>

パアアアアアア

フレイル「青き龍の鎧だと!?まさかこいつが青き龍の戦士なのか!?」

飛龍「今頃気づいたようだな。青き龍はアラガミより強いという事を証明してやるぜ!」

フレイル「そんなのは見かけ倒しだ!この俺を止めることなど不可能に過ぎない!」

飛龍「それはやらなきゃ分からないぜ!アリサとカノンさんはリンドウさんとサクヤさんを!」

アリサ「分かりました!あまり無茶はしないでくださいね!」

飛龍「分かった!」

157名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 11:33:55 ID:2C0RhCAo
フレイル「小癪な!ギガントサンダー!!」バリバリバリ

飛龍「おっと!」ヒョイ

ドドーン

飛龍「さすがにそう簡単には倒せないな。」

フレイル「これでも喰らえ!サンダーランス!」バッ

飛龍「くっ!」ガキン

アリサ「危なかったですね。」

飛龍「ああ。だがこのままだとまずいな。ここは一気に接近して倒すしかない!」ダッ

フレイル「そうはさせるか!サンダーボール!」ギュンギュン

飛龍「動きが遅い!」ヒュンヒュン

フレイル「か、かわしただと!?」

飛龍「はっ!」ズバッ

フレイル「ぐおっ!」

ズドーン

飛龍「倒れた今がチャンスだ!」ダッ

フレイル「そうはさせるか!出でよ、ザク!」

飛龍「何!?」

ヒュルルルル、ズドーン

アリサ「な、何ですかあれは!?」

飛龍「あれはザク。俺達の世界にあるロボットだ。」

カノン「それにしてもでかいです・・・。」

飛龍「まあ、大体の大きさはこんな物だ。」

アリサ「でも、どうやって倒せば・・・。」

飛龍「そっちがその気なら・・・、ガンダムAGE-1、召喚!」

アリサ・カノン「へ?」

158名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 12:26:42 ID:2C0RhCAo
<ガンダムプログラム発動!ガンダムAGE-1、召喚!>

ギュイーン、ズドーン

アリサ「ええっ!?ガンダムを呼び出した!?」

飛龍「俺はガンダムを召喚する事も可能なのさ。セットイン!」

ギュイーン

飛龍「これで準備完了だ。さあ、行くぜ!」

ドゴーンドガーン

アリサ「すごい・・・。これがガンダムの戦い・・・。」

カノン「かっこいいです・・・。」

フレイル「くっ!マシンガンで倒してくれる!」ドガガガガ

飛龍「そんな攻撃が効くか!」ズバッ

フレイル「うぐ・・。」バチバチ

アリサ「今の攻撃でザクが倒れそうです!早く止めを!」

飛龍「分かった!」

<タイタンモード!>

ドギューン

飛龍「これで終わりだ!ビームラリアット!!」

ドゴオオオオ

フレイル「ぐわああああああ!!」

ドッゴーン
カランカラン

アリサ「これって・・・、アラガミメダル?」

サクヤ「確かフレイルがディアウス・ピターをメダルに変えたわね。で、そのフレイルは?」

飛龍「ああ。爆発に巻き込まれて死んでしまった。」スタッ

リンドウ「という事は・・・。」

パアアアアア

カノン「あ。」

ギャオオオオオ

飛龍「当然そうなるよな。」

159名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 13:28:24 ID:2C0RhCAo
アリサ「まっ、どの様な状態でも私達はディアウス・ピターを始末しなければいけませんからね。」

リンドウ「そういうこった。んじゃ、さっさと倒そうぜ!」

飛龍「はい!」

ズバッドガッバキィィ

飛龍「ある程度の結合崩壊はしたが、いくら何でもしつこすぎるぜ・・・。」

リンドウ「ああ。それにある程度ダメージを受けてしまったからな・・・。」

サクヤ「このままだとやられちゃうわね・・・。」

飛龍「アースブレイドの魔力も限界だ。こうなったら一か八かだ!」ダッ

アリサ「何をする気ですか!?」

飛龍「奴の脳天を叩き割るのみだ!」バッ

カノン「あっ!電撃を放とうとしています!」

飛龍「させるかー!!」ブン

ズバアアアアア
ズドーン

飛龍「始末完了。」ジャキッ

アリサ「あなたの今の行為はハラハラしましたよ。いくら何でも無謀過ぎます・・・。」

飛龍「ああ・・・。その事に関しては済まない。それにしてもフレイルは誰の命令によってここに来たのだろうか?」

リンドウ「もしかしたら・・・、まさかな。」

飛龍「どうしました?」

リンドウ「いや、何でもない。」

飛龍「?」

160名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 13:36:51 ID:2C0RhCAo
ラボ

ウィーン

コウタ「飛龍か!大変な事があった!」

飛龍「どうしたんだよ、そんなに慌てて。」

エリック「実はシオの様子がとんでもない状態となっているんだ!」

飛龍「なんだって!?彼女の容態は!?」

サカキ「落ち着きたまえ。今のところは落ち着いて眠りに付いている。ただ……。」

ソーマ「ただ?何だ?」

サカキ「彼女の錯乱……というより“何か”が発作的に起こっている。しばらくは戦闘に出さない方が良い。」

アリサ「そんな……何か方法は無いんですか!?」

サカキ「……彼女は人とアラガミの境にいる存在だからね。彼女は迫られているのかもしれない。」

ソーマ「迫られる?何を?」

サカキ「人かアラガミか……その狭間で揺れているんだ。」

ソーマ「……どういうことだ?」

サカキ「元々彼女はアラガミでありながら中身は人間として“どちらでもあって、どちらでもない”……言わば人間で言う思春期でもある。」

リンドウ「つまり、反抗期とも言う訳だ。」

161名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 13:41:47 ID:2C0RhCAo

サカキ「そう。原因は不明だが彼女の押し込められていたアラガミとしての本能が目覚め始めた。今まさに人とアラガミの理性がぶつかり合っているような繊細な状態なのだ。」

サクヤ「つまり、精神が不安定なのね……。」

サカキ「同時に分岐点でもある。アラガミか人か……どちら側になるかとね。」

カノン「そんな……。」

飛龍「いや、今さら人だとか、アラガミだとか俺にはどうでもいい。俺たちが今まで通りあいつを信じればいいんだ。」

エリック「そうかも知れないね。」

コウタ「そうだよな!俺たちが今まで通りシオと接すればいいだけだよな!」

リンドウ「若いっていいねえ。悩みも簡単にぶっ飛んじまうんだからなー。若かりし時代に戻りてえなあ。」

サクヤ「あら、私はまだまだいけるわよ?年とったのはリンドウだけじゃないの?」

リンドウ「うるせえ。」

コツコツ

リンドウ(不思議な奴だなお前は。諦めかけていた希望を繋ぎ止め、皆を導く力と優しさを持っているとはな。俺もそろそろ腹をくくるか。この先自分がいなくてもやっていける。飛龍たちは自分が教えたことを全て、いや、教えたこと以上のことを身に付けた。これから先の不安や問題も今回みたいに団結して何とかするだろうな。)

リンドウ「後は頼んだぜ……隊長さんよ。」

コツコツ

サクヤ「・・・。」

続く

162名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 13:48:11 ID:2C0RhCAo
次回予告

エイジス島に潜入したリンドウはサクヤと出会い、エイジス計画の真実を掴み取った。

その事を聞いた飛龍達はその計画に反対するが、コウタだけはその計画に賛成していたのだ。

コウタの話を聞いた飛龍は彼と別れ、皆を連れてある場所に向かい始めた。

それは・・・、飛龍の故郷である世界だった・・・。

次回、エイジス計画の真実。青き龍よ、奇跡を起こせ!

163名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 13:52:38 ID:2C0RhCAo
暗いドームの中

コツコツ

リンドウ「大分工事も進んだようだな……。」

ビービー

リンドウ「くそっ!防犯装置は全て切ったはずだぞ!」

キラーン

リンドウ「こりゃあなるようになれ、てことか。」ジャキッ

ズドーン

リンドウ「!?」

サクヤ「あなたにしては爪が甘かったんじゃない?リンドウ。」

リンドウ「サクヤ!?おま、どうして!?」

サクヤ「何か隠していると思ったら……水臭いじゃない?」

リンドウ「あ〜〜ったく!もう後戻りはできねーぞ?」

サクヤ「あなたも同じでしょ?」

「とうとうここまで来てしまったか……リンドウくん。」コツコツ

サクヤ「支部長!?何がどうなって……。」

ヨハネス「それにサクヤくんもか……全く、実に惜しいよ。」

164名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 13:53:29 ID:2C0RhCAo
第11話 エイジス計画の真実

165名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:10:30 ID:2C0RhCAo
リンドウ「支部長……やっぱりあんたの差し金だったんだな……。」

ヨハネス「やはりここまで辿り着いてしまったのか……リンドウくん。」

リンドウ「あぁ、あの時、あのイレギュラーの日……可愛い後輩が俺を助けてくれた日のこともあんたが……。」

ヨハネス「ご名答。あの時が最初で最後のチャンスだった……あの時、エイジス計画の真実を掴みつつある君は危険すぎた。」

サクヤ「まさか……。アリサまでリンドウを殺す道具にしたんですか……?」

ヨハネス「否定はしない。そうでもしない限りこの計画は成り立たなくなる危険性があったのだ。人類の救済にはどうしてもこの計画が……。」

リンドウ「よく言うぜ。あんたがやろうとしていることは大量殺人だ。いや、それどころかこの世界そのものを滅ぼすことだ。」

サクヤ「どういうこと?」

ヨハネス「このエイジス計画……本当の名を『アーク計画』は強制的に終末捕食を起こし、全てを無に帰すことだ。」

サクヤ「何ですって!?それじゃあ……!」

リンドウ「俺たちは騙されてたってことだ。」

ヨハネス「騙したつもりはない。何も余計なことをしなければ君たちには新時代へのチケットを送ったのだよ。」

リンドウ「ゴッドイーターとその血縁者を宇宙船で宇宙に避難させた後、その他の人々をアラガミと共に終末捕食で殺すことが救済だと!?ふざけるな!そんなものは救済でも希望でもない!ただのまやかしだ!今でもこの世にはあんたの計画を信じ、その希望を頼りに生きている奴等だっているんだよ! それをあんたは……何故そんなに残酷なことができる!?」

ヨハネス「これが我々に残された最後の希望だよ。選ばれた有能な人間を生かし、終末捕食によってアラガミの消えた世界を復興し、再建する。これがエイジス計画、これこそがアーク計画だ!」

サクヤ「支部長……!!」

166名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:20:30 ID:2C0RhCAo
リンドウ「やっぱりあんたをこのままにしてはいられねえ!!」

ヨハネス「……やはり君はこっちには来ないのか。サクヤくんは?」

サクヤ「着いて行くとでも?」

ヨハネス「だろうね。」

サクヤ「残念だけど残りの装置も破壊させてもらったわ。」

ヨハネス「そうか。それは困った。」

パッ

リンドウ「こ、これは……。」

サクヤ「何……あれ……。」

ヨハネス「どうだね?これが終末捕食を起こすアラガミ……『ノヴァ』だ。」

リンドウ・サクヤ「「!?」」

ヨハネス「今すぐには終末捕食は起こせない。後はコアとなる『特異点』さえあれば準備は完了するのだ。」

リンドウ「それさえあんたに渡さなければ終末捕食は起こせない……って訳か。」

ヨハネス「私がさせると思うか?」パチン

シュルシュル

リンドウ「なるほど……シオの発作の原因はドンピシャだったって訳か……。」

サクヤ「それならエイジス島に反応したのも頷けるわね。」

ヨハネス「特異点の場所はあらかた予想は付いている。後は消去法で虱潰しに探せばいいだけのことだ。」

リンドウ「遅すぎたか・・・。」

ヨハネス「実に惜しいよ……君たちを失うのは。」

サクヤ「こうなったら・・・。」カチッ

ギュイーン

ヨハネス「逃げたか……面倒なことを……。」

オオグルマ「どうする?知られる前に始末しますか?」コツコツ

167名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:25:40 ID:2C0RhCAo
ヨハネス「放っておけ。今さら知られた所でどうということはない。いや、そろそろ振るいに掛けなければ。」

オオグルマ「そうだな。となれば、後は特異点……。」

ヨハネス「彼等の密告は必ずサカキに伝わる。となれば必ず動きはある。」

オオグルマ「奴等が特異点を知っていると?」

ヨハネス「私が極東から遠ざかった時の行動が私でも把握しきれない。まず、特異点に関係しているのは間違いない。」

オオグルマ「なるほど。それならそちらは任せましたよ。」

ヨハネス「ああ。」

168名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:39:26 ID:2C0RhCAo
飛龍の部屋

飛龍「なんだって!?エイジス計画の正体がアーク計画なのか!?」

リンドウ『ああ。人類を滅ぼし、再生する。これがエイジス計画の真の目的……アーク計画の全容だ。』

飛龍「くっ・・・!」

コウタ「エイジス計画が……嘘……。」

エリック「そんな・・・。いくら何でも酷すぎる!」

リンドウ『とにかく俺たちはまたエイジス島に侵入しようと思う。』

サクヤ『私たちは支部長の凶行を止めなければならないの。』

リンドウ『今回通信したのはお前たちにだけでも真実を伝えたくてな。この話を聞き、どうするかはお前たちが決めろ。』

アリサ「何言ってるんですか水臭い!私たちは……!」

リンドウ『お前たちが気にすることは無い。たとえお前たちがアーク計画に乗り、俺たちと敵対しても恨みもしねえし、何もしねえよ。』

アリサ「私はこんな計画には反対です!罪なき人を犠牲にしていいはずがありません!」

ソーマ「ふん……そもそも俺はあいつに賛成も否定もしない。俺は俺の考えで計画を潰す。」

リンドウ『でもよ、支部長……お前の親父さんはリストにお前もいれてんだ……やっぱりお前が可愛いんだろうよ。』

ソーマ「知るか。」

エリック「もちろん僕も反対です。」

カノン「私もです!」

飛龍「俺も同じだ。あんな計画をするくらいなら、ぶち壊される方がまだマシだぜ!」

169名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:48:04 ID:2C0RhCAo
サクヤ『そう……そう言ってくれると心強いわ。』

リンドウ『そろそろ切るぞ。やばくなったらすぐに手を引けよ。じゃあな。』

ピッ

アリサ「どうします? これからは私たち以外の人を警戒しなければ……。」

ソーマ「それに奴等はシオも狙ってくる。しばらくシオをどこかに隠すか……。」

コウタ「ごめん……俺、アーク計画に乗るよ。」

エリック「なんだって!?リンドウさんの話を聞いていなかったのか!?」

コウタ「分かってるよ……この計画がどれだけの人を巻き込むかなんて……。」

エリック「だったら!」

コウタ「全てだったんだ……。」

カノン「え?」

コウタ「この計画は……俺の全てだったんだ! 俺は死んだ父さんに代わって母さんや妹を護らなくちゃならないんだ!そのためにゴッドイーターにもなったんだ!」

アリサ「それは、そうですけど……。」

コウタ「俺は強くないから……自分の家族しか護れないから!もうこれしか無いんだよ!」

アリサ「コウタ……。」

飛龍「それがお前の答えだな。」

コウタ「ああ。」

170名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:51:44 ID:2C0RhCAo
飛龍「よく言った……お前はそれでいい。」

コウタ「え?なんで……俺が憎くないのか?」

飛龍「寝言は寝てから言え。お前が腹くくって出した決断だろうが。それを否定する事は俺にはできない。」

アリサ「飛龍!それでいいんですか!?」

飛龍「ああ。コウタは今日までこの計画のために頑張ってきた。譲れない想いと護りたいもののためにな。コウタ、“でも”とか“だけど”とかに惑わされるな。お前が胸に決めたことがお前だけの真実だ。その強い気持ちがお前だけの未来だ。」

コウタ「飛龍……。」

飛龍「分かったらウジウジ悩まず、家族のところに行って来い。」

コウタ「・・・分かった。それじゃ。」

タタタタタ

飛龍「お前と会えて楽しかったぜ。じゃあな。」

コウタ「!?」

ウィーン

171名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:52:11 ID:2C0RhCAo
エレベーターの中

コウタ「う……くっ……。」

ギュイーン

172名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:55:57 ID:2C0RhCAo
飛龍の部屋

アリサ「あの、コウタのこと……良かったんですか?」

飛龍「いいんだよ。あいつは家族が大事だからな。」

ソーマ「多少だが、コウタのことは見直した。あいつにも覚悟があったんだな。」

アリサ「ソーマまで……。」

エリック「これからどうするんだい?シオのこともあるし、何よりここにはあいつが……。」

カノン「できればサクヤさんたちと同じようにどこかで身を隠せれば……。」

飛龍「その事については心配ない。俺にいい考えがあるんだ。」

173名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:56:06 ID:46BhjzYA
>>150
批評と批判を一緒にしてない?全然意味が違うけど
煽ろうにもそんなレベルじゃ冷笑買うだけだよ

174名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 14:57:52 ID:2C0RhCAo
ここで訂正

>>148
第10話 限界を超えろ!史上最大の激闘!!→第9話 限界を超えろ!史上最大の激闘!!

>>164
第11話 エイジス計画の真実 →第10話 エイジス計画の真実

175名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 15:01:12 ID:2C0RhCAo
支部長室

ヨハネス(サカキが特異点を確保しているのは間違いない……それだけは間違いないと思う。通常業務を続けるだけで何の音沙汰も無い……ここまで静かだと逆に不気味なものだ。サカキの心当たりのあるラボはどうにでもなる。計画もすぐそこまで完成しつつある……冷静になれ。利は私にある。)

局員A「支部長。緊急事態です!」バン

ヨハネス「どうした?」

局員A「先ほど、ペイラー・榊博士が拉致されました!!」

ヨハネス「な!?このアナグラに侵入したとでもいうのか!?」

局員A「いえ、外出中に拉致されたとのことです!尚、容疑者と思しき複数犯は武器を所持!輸送トラックをジャックして逃走しております!」

ヨハネス「どんな手を使ってでも確保しろ!どうせアラガミ装甲からは出られはせん!!」

局員A「はっ!」

タタタタタ
ダン

ヨハネス「よくやるな……サカキ!!」

176名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 15:28:14 ID:2C0RhCAo
一方、飛龍達は・・・。

ドギューン

飛龍「くそっ!まだ追いついて来るとは・・・。」

アリサ「ですが、距離は遠ざかっています!」

ソーマ「だが逃げる場所は何処にあるんだ!?」

飛龍「こういう事さ!」パチン

ウィーン

カノン「な、何ですか!?」

飛龍「これはゲイトだ。様々な世界へとつながっている。」

エリック「まさか、その穴に飛び込むのか!?」

飛龍「ご名答!」カチッ

ギュイーン
パアアアアア

局員B「くっ!逃げられたか・・・。」

177名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 16:14:54 ID:2C0RhCAo
ワープホール内

アリサ「ここがワープホール内・・・。すごいところですね・・・。」

飛龍「もう少しで目的地に辿り着く。しっかり捕まってくれ。」

アリサ「はい!」

ギュイーン

何処かの世界

ギュイーン

飛龍「ふう・・・。ようやく着いたようだな。」

エリック「ここはいったい・・・?」

飛龍「俺の故郷さ。」

アリサ達「こ、故郷!?」

178名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 17:12:53 ID:2C0RhCAo
飛龍「ああ。この世界では自然があるのはもちろん、平和そうなところが多いからな。」

カノン「そうですか・・・。アラガミのいない世界なんて初めて見ました。」

アリサ「ここでの生活も悪くないですね。」

飛龍「ああ。いい景色・・・ん?」

ヒュルルルル

エリック「み、ミサイル!?」

飛龍「かわせ!」

ドゴーン

ソーマ「な、何故ミサイルが!?」

「お見事です。まさか奇襲攻撃をかわすなんて・・・。」

飛龍「お、お前は・・・、まさか・・・・。瑞希!?」

瑞希「久しぶりですね。飛龍君。」ニカッ

アリサ・カノン「えええええええええええ!!??」

続く

179名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 17:40:49 ID:2C0RhCAo
次回予告

幼馴染の瑞希と再会した飛龍は、アリサ達と共に彼の家に向かった。

辿り着いた飛龍達は門の中に入ると、多くの兵士達だけでなく、皇居まであったのだ。

疑問に思ったアリサ達が飛龍に質問すると、彼が皇族である事が判明された。

その夜、母親である皇天女が飛龍をとある部屋に案内した。

そう。それは飛龍の祖父である大作が開発した。彼への新たなパワードスーツだったのだ・・・。

次回、飛龍の正体と新たな力。青き龍よ、奇跡を起こせ!

180名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 17:41:10 ID:2C0RhCAo
第11話 飛龍の正体と新たな力

181名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 17:54:47 ID:2C0RhCAo
アリサ「お、幼馴染ですか?」

飛龍「ああ。小学生の頃からの同級生だ。」

瑞希「姫路瑞希です。貴方達の事は飛龍君から聞きました。よろしくお願いします!」ペコリ

ガシッ

飛龍「ん?」

アリサ「飛龍?これはどういう事ですか?」

ヒュウウウウ

カノン「飛龍さん。私の他に女の子がいたなんて・・・。」

瑞希「飛龍君?」

飛龍「い、いや、これはその・・・、ギャアアアアアアア!!!」

ドカバキボカスカ

シオ「へー。飛龍ってすごいモテるんだな。」

エリック「ああ。けどあんな人にはなっちゃダメだよ。」

ソーマ「馬鹿が移るからな。」

飛龍「そんな事言ってないで助けてくれー!!」

182名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 18:56:15 ID:2C0RhCAo
数分後

飛龍「いつつ・・・。まだ体のあちこちが痛いぜ・・・。」

アリサ「自業自得ですよ。」

サカキ「しかし瑞希君も飛龍君と同じ能力を持っているとは驚いたよ。」

瑞希「ええ。いつも飛龍君から魔術だけでなく、武術も教えてもらっているので。」

カノン「へー。」

飛龍「けど、彼女は料理が苦手なんだ。去年、彼女の手作り料理を食べてみたけど、一瞬で病院送りとなってしまったからな・・・。」

瑞希「それ以来、飛龍君の姉である恵理さんに料理を教わっているのです。少しは上達しましたけどね。」

アリサ「料理か・・・。実は私も料理がダメでして・・・。」

瑞希「アリサさんもですか!?奇遇ですね。」

アリサ「ええ。あなたとは何故か親近感を感じます。」

瑞希「私もです!」

カノン「ふふっ。すっかり仲良くなっちゃいましたね。」

飛龍「ああ。そろそろ着いたぞ。」

シオ「ここが飛龍の家なのか?」

飛龍「いいや。あれは門。俺の家は門の向こうにあるんだ。」

エリック「どんな家なんだい?」

飛龍「それは中に入ってみれば分かるさ。」

183名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 20:06:47 ID:2C0RhCAo
ギイイイイイ

ソーマ「門が開き始めたか。いったいどんな家だ?」

バターン

アリサ「す、すごい!宮廷じゃないですか!」

兵士達「お帰りなさいませ。飛龍様!」

飛龍「お出迎えご苦労だ。すぐに中へ入る。」

兵士A「はっ!」

コツコツ

シオ「おー。兵士達が飛龍に敬礼している。どういう事だ?」

「それは飛龍がここの王子様だという証拠ですよ。」

飛龍「母上!」

「お久しぶりですね。飛龍。」

アリサ「飛龍。そちらの方は?」

「私の名は皇天女。飛龍の母親でもあり、ここの女王です。」

アリサ「じ、じゃあ、飛龍は・・・、王子様!?」

飛龍「正確に言えば皇太子というところだ。」

カノン「す、すごいです・・・。」

飛龍「では、早速中を案内してあげるよ。」

コツコツ

アリサ(まさか飛龍が王子様だったなんて・・・。)

カノン(信じられないです・・・。)

184名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 21:18:16 ID:2C0RhCAo
王の間

ギイイイイ

「ほう。久しぶりだな、飛龍。」

飛龍「お久しぶりです。仮面ライダーの皆さん。」

「あっ、飛龍!」

飛龍「恵理姉!エリエル姉!ティファ姉まで!」

ティファ「ふふっ。飛龍は相変わらず変わってないね。」コン

飛龍「仕方がないだろ・・・。ったく。」

エリエル「ねえ、飛龍。ゴッドイーターの世界で何があったのか教えてくれる?」

飛龍「ああ。丁度皆にも話そうと思ったところなんだ。実は・・・。」

事情説明中

恵理「ええっ!?この子がアラガミ!?」

飛龍「ああ。それを巡って大騒動が起こっているんだ。」

V3「だが、アラガミは人を喰らう邪悪な化け物だぞ。この子をここに連れて来ていいのか?」

皇天女「その事については私が調べましょう。」

オーズ「皇天女様!」

コツコツ

皇天女「あなたがこの子を連れて来た張本人ですね。」

ソーマ「ああ。そうだが・・・。」

皇天女「確かにアラガミをここに持ってきたのは正解ですが、何でそのような事を?」

185名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 21:29:12 ID:2C0RhCAo
飛龍「護りたいからです。」

恵理「えっ!?」

飛龍「彼女はアラガミですが、心があります。俺たちとは上手くやっています。理屈なんかじゃない。シオは俺たちの仲間です!!仲間に手を出すのなら容赦はしません!!」

皇天女「全世界を敵に回しても?」

飛龍「関係ありません。邪魔する者が誰であろうとも、俺は一歩も引きません!!」

皇天女「見事です。まさかここまで成長をするとは・・・。」

エリエル「本当に驚いたわ。それにこの子、悪い気がしないし。」

恵理「そうね。せっかくだし、飛龍の里帰りを祝して宴会を開いちゃいましょう!」

瑞希「いいですね!」

皇天女「ええ。では、早速準備を!」

恵理達「はっ!!」

186名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 22:49:03 ID:2C0RhCAo
その後、宴会では飛龍が剣舞を見せた。その舞はとても美しく、しなやかだった。

宴会後の夜

アリサ「これから私たち……どうなるんでしょう?」

ソーマ「……さあな。」

瑞希「まだ起きていたんですね。」

アリサ「瑞希ちゃん・・・。」

瑞希「早く寝ないと体に毒ですよ。」

アリサ「あ、はい・・・。」

瑞希「そう言えばソーマさん。あなたは支部長の息子だそうですね。」

ソーマ「……あんな奴、父親と思ったことは無い。」

瑞希「血は繋がっているじゃないですか。飛龍君から聞いたけど、全然似てませんね。」

ソーマ「あんたには関係ない。」

カノン「そう言えば、飛龍君とは幼馴染だって言ってましたね。いったい何があったのか教えてくれませんか?」

瑞希「ええ。飛龍君とは小学4年の時に初めて知り合いました。当時の私はまだ体が弱かったのです。」

瑞希「ですが、その悩みを感じ取った彼は、私を強く鍛えさせてくれました。」

瑞希「おかげで病弱な体はもちろんですが、超人的な能力も身についたのです。それから飛龍君を好きになっちゃいました。」

アリサ「そうだったんですか。じゃあ、魔術も飛龍から教わったのですね。」

瑞希「ええ。」

187名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 23:24:57 ID:2C0RhCAo
カノン「で、魔術の腕前は?」

瑞希「ええ。飛龍君と同レベルです。」

アリサ「だったら私達も負けてはいられませんね。」

カノン「ええ。飛龍さんの役に立つためにも、私達がしっかりしないと!」

瑞希「ふふっ。ライバルが増えちゃいましたね。」

エリック「ところで飛龍くんは?」

瑞希「ええ。彼なら皇天女様と共にとある部屋に向かっているそうです。」

エリック「ある部屋?」

瑞希「ええ。」

188名無しの権兵衛殿:2015/01/24(土) 23:59:19 ID:2C0RhCAo
とある部屋

ギイイイ

飛龍「この部屋に来るのも久しぶりだな・・・。母上、見せたい物があるって聞きましたが・・・。」

皇天女「ええ。大作さんが飛龍が立派な成長を遂げた時に渡せと言われたのを思い出しました。」

飛龍「爺ちゃんが!?」

皇天女「こちらです。」スッ

飛龍「これって・・・、ドラゴンテッカマンの鎧!?でも、カラーなどが全然違う・・・。」

皇天女「そう。これはドラゴンテッカマンの鎧を最大限に改良して作られました。名前はドラゴンテッカマンMrk-?"メサイア"です。」

飛龍「メサイア・・・。確か救世主という意味でしたね。」

皇天女「では、早速装着を。」

飛龍「はい。」

ガシャンガシャン

メサイア「おお!今まで装着したドラゴンテッカマンの鎧とは違う!しかも違和感があまりない!」

皇天女「どうやら気に入ったようですね。この力を駆使して、大切な仲間達を助けなさい。貴方の活躍に期待してますよ。」

メサイア「母上、ありがとうございます!」

皇天女「うふふ・・・。」

189名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 06:20:02 ID:/67Eb68E
過疎地でも叩かれるっておもろい作者やな
あ、もちろん内容はつまらんから黒歴史を生産しまくってくれ

190名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 09:47:30 ID:TqvLsi4.
それから数日後

ギュイーン

W「なるほど。シオがこの世界に連れて来られた事によって、向こうの世界は大パニックになっているな。」

ライダーマン「ああ。飛龍、ヨハネスは彼女を利用して何をするつもりだ?」

飛龍「奴は彼女を利用してこの世界の終末捕食を企んでいる。つまり世界の破壊という訳さ。」

ストロンガー「なんて酷い奴だ。」

アマゾン「絶対許サナイ。」

クウガ「まあ、ゴッドイーターたちも自分が助かりたい一心で特異点であるシオを躍起になって探す者がほとんどだ。そんな中にも己の信念に沿って計画の参加を断ったり、一般人を見捨てることへの良心の呵責に耐えきれない者、少数派としては支部長の暴挙に愛想を尽かせて去る者もいるだろう。」

アギト「確かにアナグラ内はそうだが、外部居住区の方はそうでもないみたいだぞ。」

ファイズ「本当だ。やけに静かだな。」

飛龍「ん?」

ブレイド「どうした?」

飛龍「あの人、もしかして・・・。ちょっと音声を付ける。」

クウガ「あ、ああ。」

ピピピピピ

191名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 09:50:13 ID:TqvLsi4.
コウタの家

ノゾミ「ねえ、今日はここで食べてくの?」

コウタ「ああ!今日はビッグニュースもあるし、たくさんお土産持ってきたんだ!」

ノゾミ「ホント!?」

コウタ「さらに飯ん時には俺の活躍を全て聞かせてやる!手に汗握る俺の伝説さ!」

ノゾミ「やったー!楽しみー!」

コウタ母「ふふ、ならもう一人分多めに作るわね。」

コウタ「なんかごめん。色々あって連絡が遅れちゃって……。」

コウタ母「いいわよ。一人分足すだけだから手間はかからないし、こうやって帰って来てくれる時が一番安心だから。」

コウタ「うん!久々に食べるぞー!」

コウタ(―――ごめん……母さん、ノゾミ。)

192名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 09:56:38 ID:TqvLsi4.
ピッ

飛龍「あいつ、苦労しているんだな・・・。」

鎧武「ああ。家族さえも騙そうとしている罪悪感も感じているだろう。」

ウィザード「確かにそうだな。で、飛龍。ヨハネスと戦う決心はついたのか?」

飛龍「もう決まっている。」

オーズ「その答えは?」

飛龍「これ以上奴の好きにさせるわけにはいかない!明日、エイジスに向かって決着を着けに行く!」

フォーゼ「なら決定だな。俺達も協力するぜ!」

ドライブ「飛龍が戦っているのを黙ってみる訳にはいかないからな。」

キバ「たとえアラガミでも俺達は一歩も引かないからね。」

飛龍「なら決定だな。すぐに緊急会議を開きましょう!」

ライダー達「おう!!!」

タタタタタ

飛龍(支部長の思い通りには絶対にさせない!シオだけじゃない。ゴッドイーターの世界の人達を守るんだ!)

続く

193名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 10:05:00 ID:TqvLsi4.
次回予告

ゴッドイーターの世界に戻った飛龍達。そこでリンドウ達と再会した後、エイジスに向かい始めた。

そこでヨハネスと遭遇し、彼と戦う事になった。

だが彼はノヴァに取り込まれ、アルダーノヴァとなってしまったのだ。

それに乗じて飛龍もメサイアに変身し、仲間達と共にアルダーノヴァに戦いを挑んだ。

ようやくアルダーノヴァを倒したその時、アルダーノヴァが覚醒して真の姿となったのだ!

そして飛龍もメサイアの姿からある姿に変わった。それは・・・、正真正銘の青き龍だった・・・。

次回、無印編最終回!エイジスでのラストバトル!青龍魂よ、燃え上がれ!

飛龍「青き龍の魂は、我の心の中にあり!」

194名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 10:28:43 ID:/67Eb68E
え?次最終回!?
あー残念やな(棒読み

195名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 13:20:54 ID:TqvLsi4.
第12話 エイジスでのラストバトル!青龍魂よ、燃え上がれ!

196名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 13:54:32 ID:TqvLsi4.
ゴッドイーターの世界

ギュイーン

シン「ひどい有様だ。まさかこんな世界があるとは・・・。」

アリサ「ええ。人類からアラガミを守るのが、ゴッドイーターの仕事なのです。」

ブラック「なるほど。ゴッドイーターがいるからこそ、人類は生きているという証拠なのか。」

ドドドドド

ブラックRX「お、おい!あれ・・・。」

飛龍「どうやら俺達が来たことに気付いたようだな。奴等の狙いはシオだ。」

スーパー1「ああ。徹底的に叩きのめすぞ!」

1号「よし!戦闘開始だ!」

飛龍達「おう!!!」ダッ

197名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:12:22 ID:TqvLsi4.
ドゴーンドガーン

カブト「動きが遅い!」ズバッ

電王「引っ込んでろ!」バキィッ

キバ「そこだ!」ズバッ

ウィザード「はっ!」ドゴオオ

ゼクロス「ZXイナズマキック!」ドゴオオオ

2号「飛龍!テッカマンに変身だ!」

飛龍「心得た!テッカマンモード!」バッ

<テッカマンプログラム発動!鋼鉄の戦士よ、正義の名のもとに戦え!>

パアアアアアア

局員B「き、貴様は何者だ!?」

メサイア「俺はドラゴンテッカマン2世"メサイア"!正義の名のもとに、お前達を成敗する!」

局員C「成敗だと!?笑わせるな!撃て!」

キンキンキン

メサイア「お前達の攻撃は効かないぜ!テックランサー!」ブンブン

ズババババ

局員たち「ギャアアアアアアア!!!」

198名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:17:46 ID:TqvLsi4.
アリサ「よし!私達も!」

瑞希・アリサ・カノン「アンリミテッドモード!」ジャキッ

<アンリミテッドモード!限界を超えて戦え!>

パアアアアア

アリサ「セイハ―!!」ズババババ

瑞希「えーい!」ドゴオオオ

カノン「ヒャハハハハ!!」ドッゴーン

ソーマ「す、すげえ・・・。多くの兵士達が吹き飛んでいやがる・・・。」

エリック「だったら僕達も負けるわけにはいかないみたいだね。さあ、華麗なる伝説の始まりだ!」

ドゴーンドガーン

サカキ「残りあと半数。気を引き締めてくれ!」

飛龍達「おう!!!」

199名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:22:57 ID:TqvLsi4.
一方、外部居住区では・・・。

ザッ

コウタ母「アナグラに行くのね……。」

コウタ「・・・。」

コウタ母「変だと思ったのよ。エイジス計画で忙しいはずなのに、急に帰って来るなんて……。」

コウタ「……。」

コウタ母「それに何か思いつめてるんでしょ?母さんにはお見通しなんだから……。」

コウタ「俺……ノゾミに嘘言った……母さんにも……。皆が笑って暮らせる方法なんて……最初からなかったんだ……。」

コウタ母「コウタ。母さんね、分かってたわ。」

コウタ「え!?」

コウタ母「この前ね、ポストに同じカードと助かる人たちの制限……全部ね。」

コウタ「なんで……黙ってたんだよ……俺は二人を騙そうとしてたのに……何で怒らないんだよ……こんな最低な奴を……!」

コウタ母「優しいコウタを怒れるもんですか。私たちのためにしてくれたことなんでしょ?嬉しかったわ。」

コウタ「でも、俺は友達も……!」

飛龍『自分が胸に決めたことがお前だけの真実だ。その強い気持ちがお前だけの未来だ。』

コウタ「あ・・・。俺が胸に決めたことが……俺の真実……。」

200名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:25:19 ID:TqvLsi4.

ノゾミ「あれ? お兄ちゃんもう行っちゃうの?」

コウタ「ノゾミ……。」

ノゾミ「じゃあ早く行ってアラガミを倒して!皆を護って、優しいお兄ちゃんはノゾミの自慢だから!」

コウタ「!!」

コウタ「あぁ!あっちにいるお兄ちゃんの友達を助けに行くんだ!」

ノゾミ「友達って飛龍って人のこと?何だかお兄ちゃんと一緒でヒーローみたいだね。」

コウタ「だからさ、今度は家に連れてくるよ。」

ノゾミ「本当!?」

コウタ「あぁ!すごくいい奴だからノゾミとも友達にすぐなれるさ!」

ノゾミ「やったー!」

コウタ「すぐ帰って来るから、その時は美味しい物たっくさん作ってよ! 」

コウタ母「その時はお友達も連れてきてね。」

ノゾミ「ノゾミも待ってるから!」

コウタ「行ってきます!」

コウタ母「行ってらっしゃい。」

ノゾミ「行ってらっしゃい!!」

201名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:29:46 ID:TqvLsi4.
アナグラ入口

ソーマ「どういうことだ……静かすぎる。」

アリサ「任務……ってわけでもなさそうですね。」

サカキ「どうやら、アーク計画が始まりつつあるようだね。」

飛龍「なりふり構っていないようだ……尚更ここで止めないと。」

リンドウ「あぁ、その通りだ。」

飛龍達「!?」

飛龍「リンドウさん!無事だったのか!?」

リンドウ「へっ、人間から逃げるのとアラガミから逃げるの……どっちがきついと思う?」

飛龍「それもそうだな。」

カノン「でも、なんでここに?リンドウさんも支部長の異変に気付いたんですか?」

サクヤ「それとはちょっと違うかしら。」

アリサ「サクヤさん!やっぱり無事だったんですね!」

ソーマ「こいつらは殺しても死なん奴等だ。生きてなきゃおかしい。」

サクヤ「そう言うソーマも相変わらずね。安心したわ。」

ソーマ「ふん。」

202名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:34:25 ID:TqvLsi4.
サクヤ「話を戻すけれど、私たちがここへ戻って来たのは本当に偶然なの。エイジスへの侵入経路を探しに戻って来たってわけ。」

エリック「それほどガードが固いのかい?」

サクヤ「正直打つ手なしね……急に外部からの侵入をシャットダウンされてもしや、と思ったんだけど、悪い予感は当たらなくて良かったわ。」

シオ「?」

リンドウ「だが、計画に必要なシオを手に入れてないのにどうしてこんな強行策をしたんだ?」

アリサ「シオちゃんの居場所をつきとめられれば奪い返せると思ったんじゃないでしょうか?」

エリック「あの慎重な支部長がそんな短絡的なことをするのも微妙だな……。」

エリエル「何か別の目的?それともそうしなければならない事情ができたとか……。」

飛龍「今更そんなこと考えても仕方ない。罠があろうが無かろうがここまで来た以上、後は進むしかない!どの道支部長とは決着を着けなきゃならないんだ!!」

恵理「飛龍の言う通りね。すぐにアナグラへ向かいましょう!」

フォーゼ「そう来ないとな!突撃だ!!」

飛龍達「おう!!!」

ドドドドド

ソーマ「早くしないとあいつ等、何をしでかすか分からないぞ。」

アリサ「分かってますよ。」

タタタタタ

203名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:38:16 ID:TqvLsi4.
アナグラ内

瑞希「誰もいない!?どうやらゴッドイーター全員を引き連れて行っちゃいましたね・・・。」

ブラック「くっ!ここで打ち止めなのか!?」

コウタ「エイジスに続く通路なら多分、地下にあるはずだよ。」

エリック「コウタ!?」

ソーマ「お前、計画に乗ったんじゃなかったのか?」

コウタ「家族と色々あってさ……やっぱり他の人を犠牲にするアーク計画には乗れなかった。」

アリサ「そうですか……戻って来てくれてよかったです。」

サクヤ「そうね。自分の道は自分で決めろって言っといてなんだけど……個人的にはとても心強いわ。」

リンドウ「大したもんだよお前は。」

ソーマ「ふん。お前なりに考えた結果なら俺からは何も言わねえ。」

シオ「コウタ!ひさしぶりー!」

飛龍「お前、家族のことはどうすんだ?」

コウタ「護るさ。」

飛龍「頼みの綱のアーク計画無しで?」

コウタ「アーク計画なんてなくても……俺が家族を護る。」

飛龍「よく言った。それでこそ俺の仲間だ。」

コウタ「ああ。」

204名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:46:47 ID:TqvLsi4.
コウタ「それでエイジスへの道なんだけど……もしかしたら地下にあるかもしれないんだ。」

ウィザード「その道を案内してくれないか?」

コウタ「はい。こちらです。」

タタタタタ

カノン「ここは……。」

コウタ「前に旧居住区予定地を見たくて忍び込んだ時に見つけたんだ。それに博士が講義でアナグラのプラントのリソースがエイジス建設に使われているって講義で言ってたのを思い出して……もしかしたら輸送路が地下にあるかもって……。」

サカキ「ほう、いつもは寝ていると思っていたけれど……講義は無駄じゃなかったようだね。感心感心。とはいえ、今までここのことに気付かなかったのはちょっと痛かったけど。」

フォーゼ「やるじゃないか!気に入ったぜ!」ポン

コウタ「ハハハ・・・。けど、ロックが掛かっているんだよね・・・。」

リンドウ「まっ、ここは普通の分隊長では入れない場所だしな。」

飛龍「だったら俺にいい考えがある。全員、最大奥義でぶち壊すぞ!」

ジャキンジャキン

アリサ「え!?ちょっ!」

ソーマ「おいよせ!変なことはするな!」

飛龍「邪魔する奴等は徹底的に叩きのめす!たとえ頑丈な扉であろうとも!」

瑞希「全員、最大奥義の態勢に入りました!」

飛龍「では、行くぞ!せーの!!!」

ツバキ「バカ者共!!何を血迷ったことをしている!!」

飛龍達「ひゃあああああ!!」

飛龍「つ、ツバキ教官!?」

瑞希「ええっ!?あの人が極東支部での鬼教官と呼ばれるツバキさん!?」

W「マジかよ・・・。」

205名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:51:03 ID:TqvLsi4.
ツバキ「まったく……勝手をさせるとすぐにこれだ。ここに来て正解だった。」

リンドウ「姉上!?なんでここに!?」

ツバキ「弟の不始末を放り出す姉に見えるのか?」

リンドウ「……ごもっともです。」

ツバキ「そしてお前たち、よくもまあ、派手に動いてくれたな。」

飛龍達「」ゴクリ

ツバキ「よく頑張った。」

飛龍「ツバキさん・・・。」

ギイイイイ

ツバキ「気付いているようだが、ここからならエイジスに行ける。ここのキーなら心配するな。私が持っている。」

リンドウ「てことは……。」

ツバキ「その通りだ。ここから先、お前たちに任せた。」

飛龍「分かりました。必ず全員無事で帰ってきます。」

ツバキ「頼んだぞ。お前達。」

飛龍「よし!今から俺達はエイジスへと突入する!必ず全員生きて帰るのはもちろん、支部長の野望をぶち壊すぞ!!」

アリサ達「おう!!!」

リンドウ「勢いがあるっていいな〜。若くて。」

サクヤ「やっぱりこうでなくちゃね。うふふ。」

1号「ああ。それにあの姿は私の若い頃にそっくりだな。」

2号「俺達も彼等に負けないようにしっかりしないとな。」

206名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 14:58:51 ID:TqvLsi4.
エイジス島

アマゾン「ヨウヤク着イタ。」

J「しかしヨハネスは何処にいるんだ?」

ヨハネス「まさかここまで来るとは……正直、君たちの実力を侮っていたよ。」

サカキ「ヨハン……。やはり、ここへおびき寄せられたのは我々だったのか。」

ヨハネス「飛龍くんの采配は考えなしに見えるが、実に合理的だ……追い詰められれば他人にその特異点を任せるよりも手元に置くだろうと予想はできていた。そして、予想通りだ。」

シオ「うぅ……。」

ザッ

ヨハネス「どうやらその特異点と仲良くなったようだなソーマ。だが、それは愚かな選択というものだぞ息子よ。」

ソーマ「黙れ!!俺はてめえを親父だと思ったことはねえ!!俺とこいつを玩具としか見ねえことが気に食わねえんだよ!!」

ヨハネス「それが愚かだと言うのだ。」

サカキ「ヨハン。これが君の目指してきた答えなのかい? 僕が知る君を考えればとてもナンセンスな選択だと思うけどね。」

ヨハネス「今こうしている間にもアラガミの犠牲になっている人たちがどれだけいるか知らないわけではないだろう?もはや悠長にしている時ではないのだよ。」

サカキ「その答えに行きつくには悲観的すぎだとは思わないか?」

ヨハネス「ふふん。君はあまりにロマンチスト過ぎた。君のやり方では時間も犠牲も計り知れないことになることにまだ気付かないのか?」

サカキ「だから小を生かし、大を見捨てろと?」

ヨハネス「君こそアラガミと共存できるとでも?」

コウタ「何だよ?何の話をしてるんですか!?」

サカキ「……私がシオに見出した可能性は人間に近いアラガミを生み出し、人間との共存だ。」

カノン「なんですって!?」

アリサ「そんなことが……。」

サカキ「無理と言われればそれまでかもしれない……だけど現に君たちはシオと共生できていた。一つの事例があるのなら、それは夢じゃなくなる。」

ヨハネス「それでも終末捕食を遅らせる程度でしかない。」

サカキ「否定はしないよ。だから君の策も悲観的すぎると言うのだ。ヨハン。」

207名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 15:12:02 ID:TqvLsi4.
ヨハネス「私はとうの昔に人間には諦めている。だが、これまでにおいて繁栄をもたらしたのもまた、人間なのだ!!人間の果てしない欲がアラガミというバケモノを生み出したのかもしれない。私は知っている……重い業を背負っていても人間は生にしがみ付く。それでも人間は賢しく生きようとする誇り高い種族だということを!今も、そしてこれからも! 人間は神であるべきなのだ!!」

飛龍「ふざけるな!それは逃げていると一緒だ!」

1号「そんな計画で皆殺しをするのはいくら何でも酷すぎる!お前に世界中の人々の命を弄ぶ権利はない!」

ヨハネス「違うな。これから神になるのだよ。」

フォーゼ「何者にもなれやしねえよ……大事なモンを忘れちまったあんたは神どころか……人間さえも止めようとしてんのにまだ気付いちゃいねえ……そんな野郎に地球の命運を握られるなんざ我慢ならねえ!」

ヨハネス「君達も犠牲無しで事を済ませられると思っているのかい?そうだとしたらとんだ甘ちゃんだ。」

鎧武「そんな事言ってるんじゃない!大事を成すのは何かを捨て、何かを得ることは避けられないことは俺にも分かる!だが、まだ諦める時じゃない!」

瑞希「それにな、まだ勝負を投げ出すのは早すぎます。 人間だって今日までしぶとく生きてきました。これからも乗り越える事だってできます!」

ヨハネス「何も知ろうともしない愚か者共が!お前のような楽観主義者に私の何が分かる!?」

飛龍「分かりたくもない!戦うことを止めるような腰抜けの気持ちなんてな!」

ヨハネス「貴様・・・!」

飛龍「世界の救済がなんだ。俺達は自分自身の力で前に進み続けるのみだ!!」

ヨハネス「そこまで言うなら私が相手になってやる!ノヴァよ!我と同化せよ!!」

ゴオオオオオ

アリサ「ノヴァと同化し始めた!?」

カノン「い、嫌な予感がします・・・。」

パアアアアアア

アルダノーヴァ『人の業から背を向ける愚か者め!この朽ち逝く世界と共に、幻想を抱いて死ぬがいい!!』

飛龍「そっちがその気なら、メサイアに変身だ!」バッ

<テッカマンプログラム発動!鋼鉄の戦士よ、正義の名のもとに戦え!>

パアアアアアア

メサイア「これで準備万端だ。さあ、戦闘開始だ!」

アリサ達「おう!!!」

208名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 15:20:10 ID:TqvLsi4.
ドドドドド

X「兵士達が来たようだな。ここは我々に任せろ!」

メサイア「お願いします!」

ヒュンヒュンヒュン

メサイア「さてと、遠慮なく暴れさせてもらうぜ!」

アルダノーヴァ『ソコダ!』ブン

アリサ「甘い!エクストラブレイド!」ズバッ

アルダノーヴァ『クッ!』

サクヤ「銃ならあの輪っかが有効みたいね。コウタ、一気にいくわよ。」

コウタ「はい!」

アルダノーヴァ『コシャクナ!!』

コウタ「あれは!?」

サクヤ「コウタ!」

ドギューン

瑞希「させません!ミラーガード!」パアアアア

ドギューン、キン、ドゴーン

アルダノーヴァ『グオオオオオオ!!』

サクヤ「助かったわ。」

瑞希「どういたしまして。それよりもまだ攻撃をしようとしています。気をつけてください!」

リンドウ「だったら破壊するのみだ!」

ソーマ「くたばれ!」

ガキン

リンドウ「うひゃー。これはすごい固いぜ・・・。」

メサイア「だったら俺達が行くしかない!アリサ、カノン。準備はいいか!?」

アリサ・カノン「はい!」

アルダノーヴァ『面白イ。マズハ貴様等カラダ!』ブン

メサイア「かわせ!」

ビュン

209名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 15:25:57 ID:TqvLsi4.
アルダノーヴァ『カワシタダト!?』

アリサ「今です!セイハ―!」ズバアアアアア

カノン「アンタはこれで終わりだよ!デス・ブラスト!」ドゴーン

メサイア「ソードモード!龍王斬撃!!」ズババババババ

スタッ

メサイア「これで終了だな。」パチン

アルダノーヴァ『ガハッ・・・!』

キキッ

メサイア「さて、ここからはショータイムだ。ナックルモード!」バッ

ドギューン

アルダノーヴァ『オノレ!ココデ叩キノメス!』バッ

メサイア「行くぜ!無限ラッシュ!!」ドガガガガガガ

アルダノーヴァ『ヌオオオオオオオ!!』

メサイア「そして最大の一撃!シャイニングパンチ!!」

ドガアアア

アルダノーヴァ『グギャアアアアアアアアアアアアァァァァ!!ナゼダ!!ナゼワタシガコンナ、オロカモノドモニ……コンナコトガァ!』

メサイア「最後はこれで終わりだ!ボルテッカ!!」

ドギューン

アルダノーヴァ『グオオオオオオオ!!』

ドドーン

210名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 15:31:02 ID:TqvLsi4.
メサイア「これで終わりだな。」

アリサ「飛龍!」

カノン「飛龍さん!」

瑞希「飛龍君!」

ダキキッ

メサイア「まったく。俺なら心配ないぜ。この通りピンピンしているから。」

恵理「ふう・・・。まさかナックルでアラガミを倒すなんて驚いたわ。」

エリエル「でも、結果オーライならそれでいいかもね。」

サカキ「大したものだ。ゴッドイーターたち。」

アリサ「博士……。」

シオ「ソーマ!」ダキッ

ソーマ「!シオ……。」

リンドウ「博士。大丈夫か?」

サカキ「私は大丈夫だ……ただ、ソーマが……。」

ソーマ「別にアンタのためにしたことじゃねえ……どの道、やることは変わりなかっただろうな。」

サカキ「だが……。」

ソーマ「それに、あいつもこうなることを覚悟の上でやったことだ……悲しむのは筋違いってもんだ。」

サカキ「そうか。」

サカキ(アイーシャ……君の息子は無事に育った……後はヨハンを迎えてやってくれ。)

―――ウオオオオオオオオオオオオオォォォォ!!

メサイア「な、何だ!?」

アリサ「この産声・・・。まさか!?」

211名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 17:14:45 ID:xdLP4rCE
支援?

212名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 21:32:06 ID:TqvLsi4.
アルダノーヴァ『ドウヤラ……タダゴトデハナサソウダ。』

メサイア「う、嘘だろ・・・。まだ生きていたのか!?」

アルダノーヴァ『フフ……セイメイリョクガ、ツヨスギルノモカンガエモノダ……シズカニネムルコトモデキナイ……。』

ソーマ「親父・・・。」

アルダノーヴァ『オソラクダガ……ノヴァハ、コアヲチュウシュツサレナイママゲンジュウニホカンサレテイタ……キョウマデハ。』

アリサ「どういうことですか!?」

サカキ「……これは想像だが、ノヴァは保管されていた状態から不安定な環境……様々なことが起こりうる戦場に出された。それに対し、過酷な環境に耐えるために自分でコアを作り上げた。」

カノン「そんな!?」

リンドウ「なんてこった……!」

瑞希「それじゃあ……!」

サカキ「あぁ、ノヴァは完全なアラガミとなり、いずれ暴走する!特異点を探し出すために、世界を喰らい尽くす最悪のアラガミだ!!」

フォーゼ「マジかよ!いくら何でも相手に出来るわけないだろ!」

瑞希「皆さん!無事だったんですね!」

ウィザード「ああ。後はアイツをどうにかしない限り、大変な事になるだろう。何とかしなければ・・・。」

メサイア「いや。まだ手はある。」

ドライブ「手はあるって・・・、まさか!?」

メサイア「その通りだ!青龍、発動!」

<青龍、発動!青き龍の真の力、解放せよ!>

ゴオオオオオオ

メサイア「うおおおおおおお!!!」

アリサ「い、いったい何が始まるんですか!?」

瑞希「飛龍には青き龍に変身する事ができるのです。しかも正真正銘の・・・。」

カノン「まさか・・・!?」

ギャオオオオオオ

フォーゼ「青龍キター!!」

飛龍「この姿になるのは久しぶりだな。さあ、戦闘再開だ!」

213名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 21:46:31 ID:TqvLsi4.
アルダノーヴァ『マダテイコウスルキナノカ!?』

飛龍「当然だ。どんな相手だろうが背中は見せない!!お前が世界を喰らう“神”なら、俺は厄を切り裂く“青き龍”だ!!」

飛龍「青き龍の最強戦士、皇飛龍!いざ、参る!!」

アルダノーヴァ『グルアアアアアアアアアアァァァァァァ!!』

ドガッドゴッバキィ

ZO「おお!飛龍の奴、アルダノーヴァと互角に戦っているぞ!」

1号「よし!我々も戦うぞ!」

恵理「たとえ相手が強くても、飛龍はこんなところで引き下がるわけにはいかない。だったら私達も戦うしか方法はないわね。」

エリエル「ええ。お姉ちゃんとしての意地を見せてやるわ!」

瑞希「私も飛龍君の手助けになるように頑張ります!」

1号「よし!突撃だ!!」

瑞希達「おう!!!」

アマテラス「アオーン!」

ドドドドド

アリサ「私達も行きましょう!飛龍は私達をいつも助けてくれた。今度は私達が助ける番です!」

カノン「ええ!飛龍さんのおかげで誤射が少なくなりました!」

エリック「僕も彼に助けてくれたからね。彼は決して諦めない強さと、誰にでも分け与える優しさを見せてくれた。」

コウタ「だから俺達は共に戦う事を誓ったんだ。」

ソーマ「ああ。こんなところで退くわけにはいかないからな。」

シオ「シオわかるよ!飛龍はノヴァとたたかってる!ほんとうはシオがやらなくちゃいけないことをしてくれてる!飛龍はシオをたすけてくれた!!」

シオ「飛龍もいなきゃだめ!みんなかなしむ!ソーマだって、アリサだって、コウタだって、シオだって飛龍のことがすきだから!!シオたちがまもらなきゃいけないんだ!」

リンドウ「後輩がここまで頑張ってんだ。俺たちがヘバってる暇はねえな。」

サクヤ「えぇ!しっかり付いてきてよリンドウ!」

リンドウ「あいよ!」

214名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 21:55:48 ID:TqvLsi4.
サカキ「どうだいヨハン?これを見てもまだロマンチストだと断言できるのかい?」

アルダノーヴァ『……。』

サカキ「シオが特異点だったのは事実……だけど、彼女が人の心を知った時、自分の危険も顧みずに戦う。アラガミは人と共存できる可能性を裏付けてくれるとは思わないかい?」

アルダノーヴァ『ダガ、イッポマチガエレバ“カノジョ”ガセカイをホショクシテイタノカモシレナイ。』

サカキ「そうだね。一歩間違っていたら彼女は人を憎んでいたのかもしれない。今よりももっと最悪な状況だったのかもしれない。」

アルダノーヴァ『ソレヲ飛龍ガタスケテクレタトイウコトカ・・・。皇飛龍・・・。カレハイッタイナニモノダロウカ・・・。』

サカキ「青き龍の魂を持つ異世界から来た戦士であることには間違いないが、彼は奇跡を起こす存在かもしれないね。」

アルダノーヴァ『ソウカモシレナイナ・・・。』

ゴオオオオオオ

飛龍「龍王の鉤爪!」ズババババ

ギャオオオオオオ

飛龍「よし!聞いている!最後はこれで決めさせてもらうぜ!」

ギュイイイイイイイイイン

飛龍「龍王無限波動砲!!」ゴオオオオオ

ギャオオオオオオオ
ドッゴーン

飛龍「ハァ・・・、ハァ・・・。勝ったぜ・・・。」

パアアアアアア

飛龍「ふう・・・。」ユラッ

バターン

アリサ「飛龍!」

215名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 22:05:38 ID:TqvLsi4.
瑞希「大丈夫ですか!?しっかりしてください!」

飛龍「ハハハ・・・。ちょっと疲れただけさ・・・。」

カノン「驚かさないでくださいよ!びっくりしたじゃないですか!」

飛龍「悪い悪い・・・。」

アマテラス「クーン・・・。」

飛龍「迷惑かけてごめんな。アマテラス。」ナデナデ

アルダノーヴァ「オワッタヨウダナ。」

ソーマ「親父……。」

アルダノーヴァ「マサカ、コンナケッカニナロウトハ……ワカラナイモノダ。」

飛龍「そうかも知れないな。」

アルダノーヴァ『皇飛龍。オマエハフシギナヤツダ。ドンナニフリナジョウキョウデモイッポモヒカズ、ユウカンニタチムカウトハ・・・。』

飛龍「俺は仲間を守るためだけでなく、生きるために戦っているんだ。皆と共にな。」

アルダノーヴァ『ソウカ。ヤハリキミニハカナワナカッタナ。コレナラ、アトハマカセラレル。」

サカキ「!ヨハン、その身体……。」

サクヤ「支部長……あなた最初から……。」

アルダノーヴァ「……ジンルイニタダイナギセイヲシイタチョウホンニンダ……モトヨリココデナニモカモオワラセルツモリダッタ。」

ソーマ「死ぬ気……だったってのか……勝手なことばかりしやがって……。」

アルダノーヴァ「ソーマ……イママデクロウカケタナ……。」

ソーマ「!?」

アルダノーヴァ「コレダケハイイタカッタ……オマエハワタシノ“ムスコ”ダカラナ……。」

ソーマ「……馬鹿野郎が……。」ホロリ

アルダノーヴァ「……サイゴニヒトツダケ……イイカナ?」

飛龍「何だ?」

アルダノーヴァ「……ワタシハワタシナリニイキタ……ダカラ……。」

ヨハネス「期待してるぞ。ゴッドイーターたちよ。」

パアアアアアア

飛龍「ヨハネス・フォン・シックザール・・・。アンタの言葉、忘れないぜ・・・。」

1号「ああ。皆の元へ帰ろう。」

飛龍「そうだな。帰るとするか!」

216名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 22:26:36 ID:TqvLsi4.
数日後

飛龍「あの戦いから随分経ったな。それと同時にアナグラの騒動も収まったし。」

アリサ「ええ。彼等を目覚めさせるのは大変でしたね。」

エリック「ああ。それにしてもまさかタライで目を覚ますとは驚いたよ。」

コウタ「それにシオも正式なゴッドイーターになったもんな。」

ソーマ「ああ。大勢の協力の元、シオは特異点でもアラガミとしてではなく、“飛龍たちの仲間”として生きていけるようになったからな。」

飛龍「どうした?何か空に浮いてるのか?」

シオ「う〜……やっぱりわかんないなー。」

リッカ「何を探しているの?」

シオ「おそらにのぼっていったアラガミ。まえならよんでる、ってわかったんだけどなー。」

飛龍「大丈夫だ。」

シオ「?」

飛龍「あいつは行きたいところに行って休んでいるだけだ。だからお前のことを見てるはずだ。」

シオ「ほんとう?」

飛龍「もちろんだ。こっちから見えないけど、あっちで楽しくやってるさ。だからそっとしといてやれ。」

シオ「ふーん。それならわかった!」

飛龍「よし、いい子だ!」ナデナデ

シオ「ヒャハハ。」

飛龍(さまざまな世界で戦いが起こっている分、悲劇も起こっているだろう。だけどこれだけは忘れない。それでも世界は周り、命は生きていくということを……。)

ED:ラブ・スコール

第一部、完

一方、エイジス島

コツコツ

―――まだだ、こんな所で終わらんよ……なぁ、アリサ。

217名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 22:48:04 ID:TqvLsi4.
予告

エイジスの戦いから1か月後、極東支部に飛龍の姉である恵理、エリエル。彼の幼馴染である瑞希がゴッドイーターになり、飛龍達の部隊に入ったのだ!

飛龍「ええっ!?ゴッドイーターになったの!?」

エリエル「そっ。母上からの命令でね。飛龍の面倒を見てくれって。」

飛龍「俺は子供じゃないんだからさ・・・。」

動き出す新たな事件!

飛龍「なんだって!?オオグルマが!?」

サカキ「ああ。彼は終末捕食を起こそうと企んでいる。」

瑞希「何としてでも止めなければ!」

襲い掛かる最強の刺客

「貴様がフレイルを倒した張本人か。」

飛龍「何者だ!?」

「我等はトランプナイツ!オオグルマに仕えるアサシン達だ!」

カノン「という事は、フレイルはオオグルマが放った刺客だったのですか!?」

そしてオオグルマとの激闘!

オオグルマ「邪魔をする奴は倒すのみだ!」

飛龍「お前の思い通りにさせてたまるか!!」

第2部、バースト編。飛龍達の新たな戦いをご覧あれ!

218名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 22:51:51 ID:TqvLsi4.
オリキャラ紹介

ドラゴンテッカマン2世"メサイア"
武器:ダブルセイバー、ナックル、ソード、パイル、ヘイロウ、ツインマシンガン
武器名:ブルードラゴンブレード(ダブルセイバー)、メテオアグリック(ナックル)、蒼龍剣(ソード)、エウリストン(パイル)、アルキモルスーカ(ヘイロウ)、イーグル&ホーク(ツインマシンガン)

飛龍のもう一つの姿。腕輪型通信機にあるテッカマンプログラムを押す事で変身可能。
歴代のテッカマンよりも戦闘力がとても高く、技や武器も豊富である。
しかも両肩から出るボルテッカの威力もとても高いのだ。

皇恵理 ♀(CV:田中理恵)
・フェンリル極東支部特殊部隊『青龍』隊員
使用神機:刀身:ショートブレード:ファルスタッフ
     銃身:スナイパー:オルランド
     装甲:シールド:キング・リア
使用魔術:全て
能力:ガンダム等の召喚・回復術・さまざまな次元に行ける能力
容姿:『牧場物語 ハーベストムーン for ガール』の女主人公
服装:赤と白のチェックシャツと青いオーバーオール(『牧場物語 ハーベストムーン for ガール』の女主人公と同じ衣装)

飛龍の一番上の姉。心優しく面倒見がいい性格で、家事も上手。また歌唱力にも自信がある。

皇エリエル ♀(CV:田村ゆかり)
・フェンリル極東支部特殊部隊『青龍』隊員
使用神機:刀身:バスターブレード:機鋼大刀乙肆型
       銃身:アサルト:機鋼小銃乙参型
       装甲:シールド:機鋼盾肆型
使用魔術:全て
能力:ガンダム等の召喚・さまざまな次元に行ける能力・錬金術
容姿:『トライAンジェル』のエリエル
服装:1・天使衣装2・白いチューブブラと青いオーバーオール(『トライAンジェル』のエリエルと同じ衣装)

飛龍の二番目の姉。活発的で姉の恵理が大好き。
スポーツ万能の良さは弟の飛龍と同レベル。

219名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 22:52:29 ID:TqvLsi4.
次はバースト編です。では、スタート!

220名無しの権兵衛殿:2015/01/25(日) 22:53:01 ID:TqvLsi4.
第1話 新伝説、スタート!新たな仲間は姉二人と幼馴染!?

221名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 01:39:16 ID:pbbpxmyA
すみません事情によりこのSSは終わります

飛龍「今まで応援ありがとな!」

アリサ「応援ありがと……」

このSSを今まで応援してくれた方ほんっとうにありがとうございました!

222名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 20:21:41 ID:iLq9VYHc
飛龍「待て待て待て!勝手に終わらすな!まだ新シリーズが始まったばかりだぞ!!」

恵理「しかも事情で終わらせないでよ!」

すいません。キャラクターたちの抗議もありましたので、このSSはまだまだ続きます。
では、バースト編のOPとEDです。

OP:君にこの声が届きますように
ED:MANHATTAN JOKE

では、本編に戻ります!

223名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 21:03:03 ID:vJ1AzFN6
こんなん草生える
キャラクター=お前だろwww

224名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 21:26:24 ID:iLq9VYHc
街エリア

ザッザッザッ

飛龍「今回の任務はオウガテイルとザイゴートの討伐だ。油断するなよ。」

カノン「分かってますよ。」

アリサ「アラガミが出現しました!」

飛龍「よし!戦闘開始だ!!ブレイブモード!」

<ブレイブモード発動!情熱の魂をみせつけろ!>

ゴオオオオオオ

飛龍「一気に倒す!ソイヤ―――――!!!」ドゴオオオオオ

アリサ「なかなかやりますね!ブレイブソード!」ズバアアアアア

カノン「残りは私に任せな!Ωストームキャノン!」ドゴオオオオ

ドッカーン

飛龍「ふう・・・。今回も任務達成だな。」

アリサ「ええ。最近、大型アラガミが出現する事も少なくなりましたね。」

カノン「私達がアルダノーヴァを倒したのが原因じゃないでしょうか?」

飛龍「まあ、確かにそうかもな・・・。」

アリサ「そう言えば、任務の後にツバキ教官から重大なお知らせがあるっていいましたね。」

カノン「いったい何でしょうか?」

飛龍「そうだな・・・。とんでもない事でなければいいんだけど・・・。」

アリサ「そうなる事を祈るしかないですね・・・。」

225名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 21:38:44 ID:iLq9VYHc
支部長室

飛龍「ええっ!?俺達の部隊に新人が!?」

ツバキ「ああ。先程の話を覚えているか?」

アリサ「ええ。新型ゴッドイーター5人が極東支部に来ることですね。」

カノン「リンドウさんが監督役になり、第一部隊隊長がコウタさんになりましたね。」

サカキ「その通りだ。内二人は別の支部から教育を兼ねた一時的の転属で、あとの三人が正式雇用だよ。しかも三人は君達の部隊に配属される。」

飛龍「じゃあ、後の二人は防衛班に配属という事ですね。」

サカキ「そういう事だ。しかも三人はもう既に来ている。」

カノン「どのような方でしょうか?」

サカキ「入って来てくれ。」

ウィーン

飛龍「ああーっ!新人三人って、姉ちゃん達に瑞希!?」

瑞希「えへへ。来ちゃいました。」

飛龍「来ちゃったじゃないだろ!ゴッドイーターになったのはともかく、何で俺達の部隊に配属になったんだ!?」

恵理「母上からの命令でそうなったの。飛龍の面倒を見てくれって。」

飛龍「あのな・・・。俺を子ども扱いするなよ・・・。」

226名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 21:53:55 ID:iLq9VYHc
エリエル「いいじゃないの。あなたはまだ無鉄砲なところがあるし、私達が面倒を見ないとね。」

飛龍「うう・・・。それを言われちゃおしまいだぜ・・・。」

ツバキ「まあ、彼女達は戦闘面では優れているが、ゴッドイータとしての活動は初めてだろう。しっかりと指導をしておくように。」

飛龍「はい!」

227名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 22:25:54 ID:iLq9VYHc
ラウンジ

飛龍「こうやって姉弟で話すのって久しぶりだな。」

恵理「ええ。飛龍がゴッドイーターに入ってから、その機会がなかったわね。」

飛龍「それにしても3人がゴッドイーターになるなんて驚いたな・・・。特に恵理姉は家事とか抜群だっただろ?」

恵理「ええ。よく飛龍達に料理を作っていたわね。」

エリエル「お姉ちゃんが作った料理はおいしいもんね。」

瑞希「私も恵理さんからよく料理を教わっています。」

アリサ「料理……掃除……やっぱりできなきゃダメかなぁ……。」

飛龍「アリサ。なぜ俺を見る」

アリサ「べ、別に!何でも無いですよ!料理ができなくたって支えることくらいはできるはず……です!」

飛龍「だから何言ってんだ?」

228名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 22:32:39 ID:iLq9VYHc
カノン「そう言えばアリサさんの料理は科学毒殺専門に近いですね。この間なんかも飛龍さんに料理を食べさせた結果、一発で倒れてしまいましたね。」

飛龍「ああ。おかげでひどい目に遭ったぜ・・・。そう言えば瑞希の料理も最初はこんな感じだったよな・・・。」

瑞希・アリサ「むー。」プクーッ

カノン「それにしても恵理さんはいいお嫁さんになりますね。」

エリエル「当然よ。お姉ちゃんは間違いなく良妻賢母となる淑女の鏡だからね。」

恵理「恥ずかしいわよ、エリエル。」

飛龍「俺もエリエル姉と同じ考えだ。」

恵理「飛龍まで・・・。でも、瑞希ちゃんも飛龍のお嫁さんになれると思うわ。料理以外の家事もできるし。」

瑞希「本当ですか・・・?」

飛龍「ああ。俺はそう思っているぜ。」

瑞希「飛龍君のお嫁さん・・・。エヘヘ・・・。」

アリサ・カノン「むー。」プクーッ

ブチィ

飛龍「何の音だ?」

229名無しの権兵衛殿:2015/01/26(月) 22:36:02 ID:iLq9VYHc
男A「なんであいつばっかり……。」

男B「誤射姫カノンさんと下乳新型のアリサ嬢だけに飽き足らずを手籠めにしただけでは飽き足らず、あんなにお淑やかな人まで……。」

男C「どんな裏ワザ使ってんだ……。」

男D「羨ましい―――。」

男E「妬ましい―――。」

男F「憎らしい―――。」

飛龍「まずいな・・・。ちょっと行って来る!」

アリサ「飛龍!?」

男A「奴を逃がすな!追え!」

男B「嫉妬が可能にした殺人拳の極致を思い知れえ!」

飛龍「やっぱりこうなったか。ヒバリさん!すぐに訓練場を空けてくれ!先客がいたら適当に追い返しといて!」

ヒバリ「え!?わ、分かりました!」

タタタタタ


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