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脱出げえむ
1
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/21(火) 19:05:58 ID:lFYyweu.
脱出げえむにようこそ!
人少ないの承知で安価とったりするので、
たまに見かけたら参加してみてね!
※世界観はチュンソフトのゲームみたいな。そんな感じ。
例をあげると『9時間9人9の扉』のような。
5
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/21(火) 21:58:39 ID:lFYyweu.
「ところで……ここがどこか教えてもらってもいい?」
?「あ…えっと、その…ぼ、僕も分からないんです…」
「…君も?」
?「目が覚めたらこの部屋にいて…それで……うぅ…役に立てなくて本当にごめんなさいぃっ!」
「えーっと…大丈夫だよいちいち謝らなくても。」
?「は、はい…ごめんなさい……」
「…とりあえず外に出ようと思ってるんだけど…」
?「…あ、僕もついていきます…い、いいですか…?」
「うん、もちろんだよ。」
6
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/21(火) 22:05:42 ID:lFYyweu.
そこまで長くない廊下を歩く……
「…あ、一応自己紹介しといた方がいいよね。」
「僕の名前は【斜舞 亜樂(ナナマエ アタノ)】っていうんだ。」
?「え、えっと…僕はトルタ…【トルタ・ラッティエ】です…」
斜舞「宜しくねトルタ君。…って言っても、外に出たらもうバイバイだろーけど。」
トルタ「あ…は、はい…ごめんなさい…」
斜舞「?別に謝らなくてもー…」
トルタ「そ、そうですよね!ごめんなさいっ!」
ラチが明かなそうだね。
7
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/21(火) 22:23:56 ID:lFYyweu.
廊下を渡りきると、階段があった。
上に上る階段はないからどうやらここが最上階みたいだね。
斜舞「とりあえず降りてみよっか。」
トルタ「は、はい。」
コンクリート製の階段を降りる。
…そういえば…窓ひとつも見てないなぁ。
まさか窓がない宿泊所…?あるのかな、そんなの。
8
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/21(火) 22:50:33 ID:lFYyweu.
一番下の階まで降りた。
ここを1階とすると、僕たちがさっきまでいたのは4階だね。
斜舞「さて、出口は…と。」
トルタ「…斜舞さん…あの、あれって……」
斜舞「……?…保険…室?」
学校でよく見かける保健室。
まさにそのままのイメージの保健室が、トルタ君の指差す先にあった。
斜舞「…宿泊所に…保健室?」
トルタ「…いえ…おそらく……宿泊所じゃないのかも…しれません…」
斜舞「…なるほど……」
改めて周りを見渡すと、その内装はまさに……
斜舞「学校……そのものだね。」
トルタ「はい…」
9
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/21(火) 23:13:31 ID:lFYyweu.
斜舞「出口は昇降口とかかな?」
トルタ「わかりませんけど…」
10分ほど1階を歩き回ってみた…が……
斜舞「……出口…ないねー。」
トルタ「そ、そうですね…2,3階にあるんでしょうか…?」
斜舞「そうかもね。次は2階を見てみようか。」
そう言って、階段の方へ向かおうとしたとき…
?「…無駄。出口なんてもの、多分ないわよ?」
斜舞・トルタ「…?」
10
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/22(水) 18:55:17 ID:HV6PeMuo
声の主は、黒いフードを被った少女だった。
斜舞「…えーっと、出口がないって?」
?「そのままの意味よ。」
トルタ「な…そ、そんな……出口が…ない…?」
斜舞「ちなみに…ここがどこか知ってる?」
?「私が教えてほしいぐらい。」
斜舞「…状況は一緒…か。」
そのとき…
『シキュウ…ニカイ…ノ…シチョウカクシツ…ニ…アツマッテ…クダサイ』
放送が入った。…機械音声のようだ。
トルタ「し、視聴覚室…?」
斜舞「…なんか怪しい気もするけど……」
?「行くなら案内するわよ。場所覚えてるし。」
斜舞・トルタ「……」
11
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/22(水) 23:38:34 ID:HV6PeMuo
[2F]
<視聴覚室>
斜舞「……!」
視聴覚室に入ると、他にも何人かが集まっていた。
青年「…まだいたんだ。もしかしてまだ増える?」
青髪の青年がこちらを見て、一人言のようにつぶやく。
男「…ハァ、わらわらと……」
黒髪の男は溜め息をつく。
斜舞「……これはどういう…?」
少年「…皆、同じじゃないかな…」
近くにいた金髪の少年がそう答えた。
…包帯で目を覆っている。
?「…あ、モニターに何か映ったわ。」
全員「…」ジッ…
12
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/22(水) 23:45:29 ID:HV6PeMuo
仮面女『はろはろ〜、みんなみてるー?』
画面に映ったのは、仮面で顔を隠した女性だった。
仮面女『面倒くさい前置きは省くねえ。』
仮面女『…キミタチには、あるゲエムをしてもらいまぁす。』
仮面女『ゲーム苦手な人でも大丈夫!るーるはシンプル!』
仮面女『その内容はね?』
仮面女『この中の黒幕を殺せゲーーム!いえーい!ぱちぱちー!』
全員「!?」
13
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/22(水) 23:57:24 ID:HV6PeMuo
仮面女『…あ、絶対<こいつ何言ってんだ。>的なこと考えてるでしょ。でしょ!?』
仮面女『じゃーキミタチには、まず自分が置かれている状況を理解してもらいますっ!』
仮面女『その施設は、あることをしない限り外になんか出れない頑丈で最強建物です。』
仮面女『そして、その【あること】は勿論、黒幕さがし!』
仮面女『…でも、黒幕を見つけられなかったら?もしくは君たちに探す気がなかったら?』
仮面女『そんなことを考えて私いいこと思いついちゃいました!』
仮面女『なんと…1日ごとに人を1人殺そうと思います!』
ナッ!? フザケルナッ! ソ…ソンナ…
仮面女『…多分今、各自感想を喋ってるでしょー?あはは、面白いね。』
仮面女『ま、決まりは決まりだから、しょうがないね。』
仮面女『大丈夫だよ!今日中に黒幕を殺せばいいんだから。』
仮面女『あ、ちなみに黒幕は最後まで生き残るからね。残り二人になった時点で黒幕じゃないほうを殺すよ。人狼ゲームみたいなもんだね。』
仮面女『じゃ、黒幕殺し頑張ってねえ。ちなみに黒幕は私じゃないからあ。んじゃ。』プツッ
全員「……」
しばらく沈黙が続いた。
14
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/23(木) 20:08:52 ID:NEKg7kM.
?で表されていた人物→少女に変更
青年2「…つまり、ここは閉鎖された空間で、俺たちはその『黒幕』によってここに閉じ込められている…と。」
最初に口を開いたのは、
金髪で、白い独特のスーツを着た青年だった。
男「…ハァ…なんだよこの面倒くせえ茶番はよォ……」
少女「…言ってたことが本当だとするなら、今日中に、その黒幕を探さないとね。」
青年2「正直に名乗り出ろ…と言っても出んだろうし……確認の仕様がないな。」
男「…全員ぶっ殺しゃいいんじゃねえか?」ニタァ…
青年「…おい、そういう軽率な発言は冗談でもよせ。」
男「冗談じゃねえよ。全員殺せば、いつか黒幕も殺せるだろ?」
青年「は?ふざけないでくださいよ。僕はまだこんなとこで死ぬ予定じゃないんで。」
ピリピリとした空気が張り詰める……
誰が黒幕なのか…皆疑心暗鬼の目で周りを見る……
15
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/23(木) 20:21:49 ID:NEKg7kM.
少女2「…自己紹介すればー?」
全員「……?」
少女2「ぴりぴりした空気だったからー…それに、少しは仲良くなれるよ。」
一瞬緊張感がほぐれる。
少女2「言い出しっぺの私から言うね。」
(少女2)味美「私の名前は【味美 日貫((アジヨシ ヒヌイ)】だよ。…えっと、確か14才だよ。」
味美「……おわり。」
…次は誰が言うのだろうか?
……誰も出ないなあ。…なら…
斜舞「…えーっと…僕は斜舞亜樂。背は低いけど一応17才だよ。」
斜舞「…うん、終わりだね……」
自己紹介というより名前紹介だね。
16
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/23(木) 20:32:21 ID:NEKg7kM.
(少女)真黒「…私は【鋳乃鹿 真黒(イノシカ マクロ)】よ。」
(青年2)青天「俺は【豪光 青天(ゴウガ セイテン)】だ。」
(少年)メルト「僕は【メルト】だよ。」
トルタ「あ、え、えっと…ぼ、僕は【トルタ・ラッティエ】です……」
次々と自己紹介をしていく皆……
17
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/24(金) 12:43:29 ID:nDqRxM1.
味美「えーっと、そっちの3人は?」
(男2)影野「…俺は【影野 薄井(カゲノ ウスイ)】だ…」
…本当に影が薄く感じる……ほとんど喋ってないし。
(青年)マイル「…別に本名じゃなくてもいいですよね。【マイル】って呼んでください。小学生のころのあだ名なんで。」
男「自己紹介なんて意味ねえと思うけどな…」
(男)烽「俺は【烽(ノロシ)】だ。……で、全員終わったぞ?どうすんだ?」
烽「このまま仲良く、無いであろう出口探して、黒幕以外全員死ぬか?」
青天「…仲間割れよりも、なぜ俺たちが集められたのかを考えないか?」
青天「俺たちの共通点のようなもの…何かないか?」
マイル「…思いあたらないですね。」
真黒「私も…誰一人として知ってる人はいないわ。」
全員、知り合いはいないようだ。
18
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/24(金) 12:53:02 ID:nDqRxM1.
青天「…となると、その『黒幕』というやつに恨みを買ったおぼえもない…と。」
影野「無作為に選んだのかもしれないな。」
マイル「…ハァ……僕も運がないな。」
真黒「…何にしても、殺し合いが起きたら黒幕の思うツボよ。」
真黒「誰か覚えてない…?ここに連れてこられる経過を……」
全員「……」
19
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/24(金) 16:19:40 ID:nDqRxM1.
結局誰も、ここにくるまでの事を覚えていないらしい。
もちろん、一人は嘘を言っているはずだけど……
マイル「…黒幕はやっぱ嘘がうまいみたいですね。知らないフリするの大変そうなのに。」
マイル「それで、この後はどうします?」
青天「…黒幕を見つけるヒントがあるかもしれない。探索しよう。」
烽「24時間なんてすぐだぜ?そんなもん見つけられずに、誰かが死んでおしまいだ。」
青天「本当に死ぬのかわからないし…今日中に出ればいいだけだ。」
烽「うまくいきゃいいけどな。」
…重たい空気に包まれる……
20
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/24(金) 16:22:20 ID:nDqRxM1.
各々、施設を探索に向かう。
斜舞「……まさか、こんな事になるなんてなあ…」
トルタ「ど、どうすれば……」
21
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/24(金) 16:33:29 ID:nDqRxM1.
斜舞(…とりあえず、今の状況を整理すると……)
・僕たちは『黒幕』という存在によって、この施設に連れ去られた。
その『黒幕』は、僕たちの中の誰か……
・ここから出るには『黒幕』を殺さなくてはいけない。
・『黒幕』を殺さないと、1日ごとに黒幕以外の誰かが死ぬことになる。
・僕たち8人の繋がりは今までにないから、無作為に選ばれたのかもしれない。
22
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/24(金) 16:35:30 ID:nDqRxM1.
>>21
訂正
僕たち8人→僕たち9人
23
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/24(金) 16:57:35 ID:nDqRxM1.
[簡易キャラデータ]
【斜舞 亜樂(ナナマエ アタノ)】男
主人公。17歳。
白髪で低身長。
【トルタ・ラッティエ】男
緑髪。学制服を着ている。
おでことほっぺに絆創膏。
常に怯えている。
【鋳乃鹿 真黒(イノシカ マクロ)】女
茶色い長髪。
黒ずくめの服装で、フードを被っている。
凛とした態度。
【マイル】男
青髪。
コンビニの店員のような服装。
常に営業スマイルをしている。
【烽(ノロシ)】男
黒い長髪。棘々とした髪質をしている。
協調性があまりない。
24
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/24(金) 17:07:19 ID:nDqRxM1.
【味美 日貫(アジヨシ ヒヌイ)】女
赤い長髪。後ろをリボン結び?にしている。
セーラー服。
語尾をよく伸ばす。
【影野 薄井(カゲノ ウスイ)】男
赤茶色の髪。前髪で目が隠れている。
あまり喋らないが、芯が強い。
【豪光 青天(ゴウガ セイテン)】男
金髪。
独特な白いスーツ。
堂々とした話し方。
【メルト】男
淡い金髪。
包帯で目を覆っている。
まだ声変わり前のようで、声が少し高い。
25
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/25(土) 12:30:55 ID:X8KVBcD2
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1.★をドラッグします
2.Ctrl+F を押し「全角」スペースを入力します
3.「大文字と小文字を区別する」のボックスをチェックします
4.「検索ボタン」をクリック連打します
5.階段を下ります
6.「検索する方向」を変えると上ったり降りたりします
26
:
名無しの権兵衛殿
:2014/10/30(木) 08:16:07 ID:.H30nM7Y
トルタ「…どうしましょうか……」
七舞「…探索するにしても…何を探索すれば」
そういいかけた途端、放送が入る。
『きこえてるー?さっきのテープに録音し忘れたこというねー!』
『さすがにノーヒントで黒幕探しは無理っしょ?www』
『だから…学園内に小さなヒントをちりばめておきましたぁ!』
『頑張って探してみてねー!』
『んじゃ……あでぃおすっ!』
そこで放送は途絶える。
七舞「…よし、そのヒントを探しに行こうか。」
トルタ「は、はい!」
27
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/03(月) 23:53:59 ID:wpC3Aj0E
〜1F 保健室〜
七舞「…普通の保健室だね。」
広くも狭くもなく、ベッドが2台置いてある。
視力検査の紙や体重計など、当たり前のものしか置いていない。
トルタ「ここには何もないんですかね…?」
七舞「そうかもね。」シャッ
ベッドを仕切るカーテンをあける。
七舞「……っ!」
トルタ「な……ぅわ……あ…え!?」
そこには腹部にナイフが突き刺さったまま、
ベッドに仰向けに寝る少女の姿があった。
28
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/08(土) 21:03:59 ID:D1TvXpoE
少女「」
七舞「……」
トルタ「……ぅ…うえぇ……」ヨロ…
気分が悪くなり、その場から離れるトルタ…
七舞(…この少女も連れ去られたうちの一人?)
七舞(それにしても…なんでこんな姿に……誰が…)
「…おい!貴様何をしている!」
七舞「……!?」
29
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/15(土) 20:36:06 ID:FEEU7Zjo
はよ
30
:
訂正
:2014/11/16(日) 23:02:54 ID:qRnoP9gY
名前間違えてたので訂正
×七舞→○斜舞
31
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/16(日) 23:15:36 ID:qRnoP9gY
声が聞こえてきたほうを振り向くと、青天君がいた。
青天「…これは一体どういうことだ……」
斜舞「…僕にも分からないんだ。
僕とトルタ君もさっき来たばかりで…この子を発見して…」
トルタ「ぅぅ……」
まだ気分は悪そうだ。
青天「…」スッ…
青天は少女の片手を持ち上げ、脈をはかる…
青天「…やはり死んでるか……」
32
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/16(日) 23:19:39 ID:qRnoP9gY
青天「おそらく、死んでからあまり時間がたっていないな…」
斜舞「…それって……」
青天「この施設の中に、
殺人鬼が潜んでいる可能性が高いということだ。」
斜舞「……」
トルタ「…ぇ……へ?さ、殺人鬼……!?」
33
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/16(日) 23:27:04 ID:qRnoP9gY
青天「まあ、その殺人鬼がお前たち、
もしくは俺である可能性もあるがな。」
斜舞「……」
トルタ「ぼ、僕たちは、こ…殺してません!」
青天「あくまで可能性として言っただけだ。」
トルタ「……」
34
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/16(日) 23:37:44 ID:qRnoP9gY
斜舞「どうしようか?皆を集める?」
青天「一人一人呼びにいくのか?もしそいつが犯人だったら?殺されるぞ。」
トルタ「どうすれば……」
青天「…今はこの少女の正体も、殺した人物も、殺された理由も分からない。」
青天「闇雲に考えても無駄だろう…」
青天「『俺たちの中に殺人鬼がいるかもしれない。』
そう胸にとどめて警戒心を忘れないでおけ。」
トルタ「黒幕に殺されたんじゃ……」
斜舞「…黒幕自体は僕らに手をださなそうだけどね。」
斜舞「誘拐方法とか、この施設とか…緻密な準備をする黒幕が、
こんなあからさまに怪しいことするかな?」
トルタ「な…なるほど……」
35
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/16(日) 23:42:09 ID:qRnoP9gY
青天「…俺は引き続き施設の探索をする。」
青天「お前らも気をつけておけよ。」スタスタ…
トルタ「…斜舞さんはどうします…?」
斜舞「…うーん……僕は…」
1,探索を再開しよう。
2,少女の周りを調べてみよう。
安価↓
36
:
はるちゃん
:2014/11/17(月) 11:48:32 ID:57WLeodE
2
37
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/17(月) 19:07:49 ID:oVjE870g
2,少女の周りを調べる。
斜舞「…もう少し、ここを調べてみない?あの子のことも含めて。」
トルタ「…す、すいません…僕は部屋の捜索だけにしておきます…。血とかみると気分悪くなっちゃって…ごめんなさい…」
そういってトルタは、
部屋の角や天井などに抜け道などがないか探しはじめた。
斜舞「じゃあ、僕はこの子の周りを調べてみよう。」
少女「」
相変わらず少女は沈黙を保っている。
まるで寝ているかのように優しい顔つきで……
斜舞「……」
38
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/17(月) 19:23:25 ID:oVjE870g
とりあえず、少女が乗っているベッドの上を見渡してみる…
が、特にめぼしいものはなかった。
次にベッドの下を覗きこむ…
……?何かある……紙…?
これは…紙にしては、しっかりとしてる……布かな?
ー『布のきれはし』を見つけた。
39
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/17(月) 19:28:01 ID:oVjE870g
そのあとも、周りを探したけど
結局見つけたのはその布だけだった。
斜舞「これは手がかりになるかなあ?…とりあえず持っておくけど。」
あ、そうだ。トルタ君の方は何か見つけたかな?
斜舞「トルタ君。何かみつけた?」
トルタ「あの…ここに何か書いてあるんです…」
斜舞「…?」
40
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/18(火) 23:29:48 ID:vHbM4QuA
ー『我は 光をもとめ 光を呑み込む 』ー
斜舞「これが黒幕のヒントなのかな?」
トルタ「分かりませんが……」
斜舞「とりあえず覚えておこっか。」
ー手がかり【保健室のメッセージ】を入手
41
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/19(水) 20:25:10 ID:UK5zWWJg
斜舞「…じゃあ、もうここはいいかな?」
トルタ「あ、は…はい…」
斜舞「あの女の子をそのままにしておくのは気がひけるけど…仕方ないね。」
トルタ「へたに触っても……僕たちが殺したと思われそうです…」
斜舞「それもあるかもね。」
斜舞「…ところで、今何時かわかる?」
トルタ「えっと……16:30分ですね…」
斜舞「もう夕方なんだ。急いで探索しないとね。」
斜舞「…それにしても時計がないと不便だね。設置されてないし…」
トルタ「あ、あの、僕の部屋に腕時計が一つ置いてあったんですけど、それを使いますか…?」
斜舞「え?本当に?うん、使っちゃおう。」
トルタ「じゃ、じゃあ、部屋に戻りましょう…」
42
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/19(水) 20:38:30 ID:UK5zWWJg
〜4F トルタの部屋〜
トルタ「こ、これです…」
トルタから平凡な黒い腕時計を渡された。
アナログ式だ。
僕はこっちの方が見やすくて好きだよ。
斜舞「時間も合ってるね。」
トルタ「ぼ、僕が用意した訳じゃないですけど…お役に立ててれば幸いです…」
斜舞「…でも、この部屋の風景だけ見たら、ただの平和な宿舎だよね。」
トルタ「…はい……」
ベッド、デスク、シャワールーム……
物騒な前置きがなかったら、泊まりたいぐらいだよ。
…あれ?もしかして部屋にもヒントってあるのかな?
斜舞「一応部屋の捜索もしてみる?」
トルタ「わ、わかりました。」
ー『腕時計』入手。時刻表示機能追加。
場所移動時に時刻が表示されるようになりました。
43
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/19(水) 20:43:01 ID:UK5zWWJg
〜4F 斜舞の部屋〜 -16:50-
とりあえず僕は、僕の部屋を捜索することにした。
斜舞「…あれ?これって……」
デスクの上を見ると、黒い腕時計が乗っていた。
僕が今つけてるのと全く同じ……
斜舞「…もしかして、全員に配られてるのかな?」
斜舞「…とりあえずトルタ君に貰ったやつを使っていこう。貰っておいて悪いからね。」
…さ、捜索開始だね。
44
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/19(水) 20:49:07 ID:UK5zWWJg
壁を見渡す……
何もない。
ベッドを探る……
何もない。
シャワールームも……
…うん。無いね。
斜舞「……何もないや。」
45
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/19(水) 21:34:04 ID:UK5zWWJg
〜4F トルタの部屋〜 -17:20-
斜舞「入るねー。何かあった?」
トルタ「あ、斜舞さん……特に何もありませんでした…」
斜舞「僕の方も何も無かったよ。」
トルタ「あと5時間も無いですね……」
そのとき…
影野「ああ、二人ともここにいたのか。今から二階の食堂で情報の共有をするみたいだから来てくれ。」
斜舞「情報共有?」
46
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/23(日) 21:20:44 ID:5hq5mpQ2
>>45
トルタの発言「5時間」→「7時間」に訂正
47
:
名無しの権兵衛殿
:2014/11/26(水) 18:50:41 ID:6C8zv9P2
〜2F 食堂〜 -17:40-
影野に案内され食堂に行くと、既に何名かが集まっていた。
青天「斜舞とトルタも来たか。…あといないのは誰だ?」
真黒「マイル…それに烽とメルトがいないわね。」
影野「俺が探してくる…」タッタッタッ…
影野は食堂を出ていく…
味美「…それで、じょーほーきょーゆーって?」
青天「この施設について各々探索していたと思うが、一人一人が見つけたヒントの量は少ないだろ?」
青天「だが全員分のヒントを合わせれば、黒幕の影ぐらいは見えてくるだろう。」
青天「まあ、ヒントを信じるなら…の話だが。」
48
:
名無しの権兵衛殿
:2014/12/17(水) 21:09:14 ID:ZX2qhLdg
真黒「…まあ、その点に関しては『信じる』しか道はないけれどね」
真黒「それ以外に私たちが、黒幕を見つける方法はない」
斜舞「…それで、何か重要なヒントはあったのかな?」
青天「慌てるな。全員揃ってからの方がいいだろう」
青天君がそう言った直後。
「みんな!!来てくれ!」
斜舞「……?」
49
:
名無しの権兵衛殿
:2014/12/17(水) 21:24:59 ID:ZX2qhLdg
声の主は影野君だった。
味美「どうしたのー?」
影野「保健室で死体を発見した…少女の死体だ」
…あの少女の死体のことだね。
青天「……」
トルタ「ぅ……またあの光景が頭に…」ヨロッ…
味美「死体…」
真黒「私たち以外にも人がいたってこと?」
影野「ああ…そうらしい。」
影野「それと…あの3人がどれだけ探しても見つからないんだ」
青天「全員行方不明なのか?…何してるんだあいつら…」
真黒「…保健室に案内してくれる?」
影野「ああ、こっちだ」
味美「あ、私も行きたいー」
影野「そっちの3人はどうする?」
青天「俺はいい。実は探索中に発見していたんだ。こいつらもいたぞ」
トルタ「ぼ、ぼくは…もう見たくないので…遠慮します……すいません…」
斜舞「僕は……」
さて…どうしようか?安価↓
1,影野・味美・真黒と共に保健室へ
2,青天・トルタと食堂に残る
50
:
名無しの権兵衛殿
:2014/12/20(土) 05:06:44 ID:.7BDEIkc
1
51
:
名無しの権兵衛殿
:2014/12/21(日) 19:10:56 ID:ncEWamsU
もう一回保健室に行ってみようかな。
斜舞「うん、僕も行くよ」
影野「よし、ついてきてくれ」
青天「終わったらちゃんと、ここに戻ってくるんだぞ?お前たちまで行方不明になったら探しきれないからな」
味美「わかったよー」
52
:
名無しの権兵衛殿
:2014/12/23(火) 18:43:13 ID:OjPYCHQQ
<保健室>
影野「そのベッドの仕切りを開けた先にいる…」
味美・真黒の二人がベッドの上の少女を見に行く。
味美「…本当に死んでるのー?」
真黒「…血も作り物じゃなさそうだし……脈も無いわね」
影野「あの放送が入ったときには、既に死んでいたということか」
味美「?」
真黒「放送を聞いていれば、私たちのように視聴覚室に来ていたはずだものね」
味美「なるほどー……?」
あまりよく分かっていないのか、首をかしげる。
53
:
名無しの権兵衛殿
:2014/12/23(火) 19:04:04 ID:OjPYCHQQ
影野「…まあ、今は何も出来ることはないから、戻ろう」
真黒「そうね……痕跡もほとんどないし…」
味美「この子はこのままなのー?」
真黒「?」
味美「せめてこれだけでも…」ピラッ
味美はハンカチを少女の顔にかけた。
影野「それじゃあ戻るか」
斜舞(……何か違和感を感じる…気のせいかな?)
54
:
名無しの権兵衛殿
:2014/12/23(火) 19:15:57 ID:OjPYCHQQ
〜2F 食堂〜 -18:00-
青天「…ああ、戻ってきたか。烽も今さっき来たんだ」
青天の視線の先に烽がいた
コーヒーを勝手によそって飲んでいる
斜舞「どこにいたの?」
烽「どこだっていいだろ?それとも殺人鬼どもに教えなくちゃいけねぇのか?」
真黒「保健室に行ったのね?」
烽「……ああ、誰かが殺したんだろ?俺はそんな恐いやつと一緒にいたくないからな」
一瞬、烽の表情が曇ったように見えた
味美「わたしたちじゃないかもしれないよー」
烽「所詮推測だろ?」
味美「んー…」
青天「…さて、メルトとマイルは来そうにないから、始めるか?情報交換を」
影野「…ああ、そうだな」
トルタ「さ、探しにいかなくていいんですか?」
青天「ミイラ取りがミイラになったら困る。もう始めるぞ」
青天「残された時間は少ないからな……」
全員「……」
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