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【己の力を】模擬戦スレッド【解放せよ】

205イリーとムガ:2014/11/06(木) 17:27:38 ID:lZsGvB4M
>>204
く、っううっ……!

【裂帛の気合でなんとか持ち直し、青白い焔のヴェールで全身を覆う】
【駆け出して動禅の治療を行いつつもアルバの後に縋らんと】
【だがまだ完治には至らず、アルバへと足払いを仕掛けんと繰り出しただけで追跡は止まる】

「ったく……面倒だな……」

【一方ムガ、言葉の通りの状況である】
【現時点で持ち得る武具の大半を鉄製に頼るムガに取って、磁力の操作はこの上ない天敵だ】
【だが抵抗手段がないわけではない、右手を横に伸ばして4本の指を開く】
【くるりと掌を返せばまるでマジシャンのように3つの小さな球が握られていた】
【小型の鳥類の卵の殻で作られたそれは煙玉だ、地面に投げつければもうもうと真っ黒な煙が生み出され周囲を覆う】

「っ……!」

【煙を引き裂き迫るコインを数発受けるが顔を顰める以上のダメージにはならず】
【文字通り煙に紛れ視界以外の感覚を用いての姉崎への奇襲攻撃……体重を乗せた回し蹴りを狙っているようだ】

206姉崎&アルバ「」 【無能と車椅子】:2014/11/07(金) 22:16:47 ID:3B/cM5sA
>>205
「流石にタフやな……イリー。」

【背後からイリーの放つ圧力を感じつつ、姉崎の元へと駆けるアルバ。】
【しかし、後ろを確認しないで走っていられるほどのタフネスは持ち合わせていないようだ。】
【後ろをサッと振り向きイリーとの距離を確認すると既にかなり詰められており、かつイリーが足掛けを繰り出そうと地面と水平になる瞬間であった。】
【マズイ。そう思ったときには既に脚を捕らえられる寸前で、到底回避することなど叶わない。ならばと腰から銃を抜き、こけた後の攻撃の起点とするために。】
【そしてとうとうイリーに軸足を蹴りぬかれ、前方へとこけて地面と熱い抱擁を交わす。あまりの熱さに皮膚が焼けるように痛むのは摩擦。】
【しかし、こける時の勢いを利用し反転。既に抜かれて、イリーに向けられた銃口から、鉛玉が飛び出す。】

何だ……卵?っって煙幕か、クソッ!

【一方こちらはムガ対姉崎。煙幕を張られて視界を遮られた姉崎は自分の想定外の攻撃に目を丸くしていた。】
【しかし、刃で致命傷を狙ってくるに違いないと先刻のように右腕に磁力を這わせて待ち構えれば、そこに飛んできたのはキツイ回し蹴り。】
【これまた予想外であり、顔面にクリーンヒットし姉崎は堪らず血反吐を吐き、意識を刈り取られそうになりる。と同時にムガにはコインをぶつけるなどという生半可な技では太刀打ちできないと悟る】

ゲホゲホ……ならば私は捨て身で行くまで……ッ!

【そういうと姉崎は地面と車椅子に反発しあう磁力を付与し、その力で捨て身特攻を仕掛けた。】
【ムガとの距離が思いのほか近いのでトップスピードにまで加速しきれないが、奇襲の意味合いを重視しそのまま突っ込む。】
【また、この狙いはムガを車椅子ではねるだけではなく、自身の皮膚に触れさせて『磁気地獄』の魔法を発動させようという目論見があった。】
【そのために、ムガの攻撃には致命傷を負わない最小限の回避しか行うことが出来ないだろう。】

Anesaki's MP 110/200

207イリーとムガ:2014/11/09(日) 20:35:13 ID:A7dzoACA
>>206
よしっ!
……っ!?

【この状況で放てる会心の一撃だ、思わず声が漏れる】
【だが即座に背筋を凍らせ反射的に仰け反るように身を捻った】
【発砲音、消炎が視界を覆う】
【続きやってくるのは鋭痛、焼け付くように右腕が痛い】
【右の二の腕を貫いた銃弾に顔を顰める結果となり蹲って追撃の手は止まる】

「んなぁっ!?」
「このっ……!」

【ムガもまた、あるいは更に状況は良くない】
【突撃の反撃に対応が取れず、胴体で受け止める羽目になってしまったのだ】
【尾の先端に巻き付けた尾羽風車で苦し紛れの一撃を見舞おうとするがこれは鉛製である】
【続く姉崎の磁気の地獄に即応する事は、確実にない】


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