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夢日記スレ
33
:
('A`)@15周年
:2024/09/12(木) 23:00:38 ID:bNmCHlnw0
道を歩いている。
道には談笑している人が何人かいて、私はそれを見ながら歩いている。私は一人だったのか、連れが居たのかは覚えていないが、私も何かを話していたような気がする。
談笑している人たちが私に気づき、顔をこちらに向ける。
彼らの顔を見た瞬間、急に視界が変異する。
背景が、絶えず緑、紫、黄色、灰色といった色に幾度も変色しつつ、人々は体、目、鼻、口の輪郭だけをボールペンで描いたような、まるで木の年輪のような姿になり、その線が絶えずグニャグニャと蠢いている。
木の年輪に似た形の、いびつな黒い線だけで体と目と口と鼻を描かれた落書きのような人間が、複数人で私を見つめていて、その輪郭が心電図のように絶えず蠢いていて、背景にあったはずの建物や道は黄色一色に塗りつぶされていて、急速に緑や紫や灰色に変異していくのを幾度も繰り返している、と書けば伝わるだろうか。
単色で塗りつぶした紙に、物心も付いていない子供か精神異常者が、ボールペン一本で描いた絵のパラパラ漫画のような、あるいは麻薬中毒者が見る幻覚のような、精神的にきつい光景だった。
ボールペン人間たちは何もしてこず、グニャグニャ歪みながら私を見ているだけで、私は恐怖を感じて足早に歩いていく。
白くて小さい、小綺麗な家を見つけた途端に幻覚が止まり、視界がもとに戻る。
その家に上がり込むと、入ってすぐ左側に階段がある。二階に上がると、小さな四角いテーブルがあり、甘い匂いがする、湯気を立てるミルクティーが入った白いカップがある。
「誰かが、あの奇怪な光景を見て弱った私のために淹れてくれたのだろう」と感じたが、猛烈に嫌な予感がして飲めなかった。
その瞬間、また視界が歪み、テーブル、カップ、扉、壁、上がってきた階段までもが、さっきの町中のようにボールペンで描いたような輪郭だけになる。
半分は恐慌状態に、半分は自棄になる形で、異常な輪郭だけになったドアを開けて家の中を歩き回る。
やはり視界は滅茶苦茶に変色する色と、グニャグニャと歪む木の年輪みたいな輪郭だけだったが、どうすれば良いのかも分からずにあちこち歩き回っている。
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