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ここだけ不思議の避難所ロールスレ★1

1じゃんきー ◆JUNK/HyHCM:2013/01/17(木) 21:00:36 ID:4kTLdcJ20
ようこそ、異能使いが存在するもう一つの世界へ


ここは超能力者や魔術師などが存在するもう一つの世界。
今は、度重なるテロや紛争、そして大国同士の戦争で世界は荒れ、いたるところに戦乱の傷痕が残されている、混沌とした時代である。
しかしそんな世界でも、人々は逞しく生きていくものだ。
あるものは学生として、あるものは賞金稼ぎとして、警官、会社員、傭兵、公務員。皆が皆、生きるために足掻き、時に笑い、時に泣き、怒り喜んだりしながら今を精一杯生きている。
このスレはそんな彼らの足跡を記した、一つの物語。


そしてあなたたちは、その目撃者にして当事者でもあるのだ。


ここだけ不思議の新世界Wiki
ttp://www50.atwiki.jp/tf141/

ここだけ不思議の新世界@掲示板
ttp://jbbs.livedoor.jp/internet/16555/

※前スレ

2アラン:2013/01/18(金) 21:17:14 ID:kfIiZsmg0
>>1
>>2ならヴェルナー出動

3しんら:2013/01/19(土) 23:54:19 ID:CaJnU8Ww0

「もっと、もっとつよくならなきゃ......」

とある街中
その路地裏

ゆらり、ふらりと、さながら亡者のような足取りで 闇のなかを彷徨くものが一人
彼の瞳からは光が失われ、足取りはおぼつかず
一歩、また一歩と歩むたびに
頭部に飾られた猫耳が、力なく揺れる

彼の周囲には、何かに抉られた壁や地面などが無残な姿で聳えていた
それは初見の者ならば、薄暗い道を行く幼い少年一人の犯行だとは思えないような傷跡であった

「あ、ちから、はいんな・・・・」
「むきゅー......」


そこを 一筋の冷たい風が駆けると
亡者は パタリと 膝を着く

それは 糸の切れた傀儡のように
受け身も 何もない 悲痛なものだった

4エミリア/魔女兼魔術師 三角帽子に茶色のマント:2013/01/20(日) 00:13:08 ID:htxnulNA0
>>3

コンクリートの壁面に、一つ大きな影が差す。ぼろきれのような体躯に、頭に乗せた三角帽子。
輪郭のぼけた、明暗の狭間でゆらめくそれは、形も相俟り、如何とも言えぬ異様さを醸し出していた。
こつり、こつりと靴が鳴る都度に、着実に、影は一層大きくなり行き、やがて───


「……あ」

路地裏の角からひょこりと顔を出したのは、背の低い、気弱そうな顔立ちをした色白の少女だった。
倒れ伏した少年を見て、彼女──エミリアは、はっと眼を見開き、慌てた様子で駆け寄って。

「……びっくりした」「じゃなくて……大丈夫?……ううん、大丈夫じゃない、よね」
「と、とにかく……どこが悪い…のかな」「…あ、安心してね?……恰好は怪しいけど…怪しくなんか、ないから」

彼の傍へと屈み込み、その顔を覗き込みながら物憂げな視線を添えて問い掛けを遣る。
自分の事はさて置いて、怪我人に対する矢継ぎ早な質問の嵐──
──見知らぬ人間に気を遣れる優しさの持ち主とはいえ、少々気が早すぎる気がしないでもない。

5しんら:2013/01/20(日) 00:36:43 ID:vxGj9wXk0
>>4

思い切り地面に打ち付けられた少年。 もしも彼が常人であったなら、いや『人間』であったのならば
 今頃は血を流し、気を失い、彼女の問いに答えを投げることさえもかなわなかったのであろう
 しかし、嬉しいかな哀しいかな、少年には初対面である優しい(憶測だが)彼女の声が聞こえていた
 だが、此処で声を出すのは得策ではないと判断し、少年は沈黙を貫いたまま、顔を上げて刻々とうなづいて見せ、怪しい云々の件に微笑みで応えた
 
 次いで少年は思考する。 ここで不意を打ち 手元にナイフでも精製し彼女を殺め、生命力を奪うか
 或いは、現状を語り 生命力を分けてもらえるよう説得を試みるか…の二択の選択
 
 (でも、優しい人は殺したくないなぁ…それにこの人、とっても怪しいもの…)
 (襲って勝てるかなぁ? 話して襲われたら反撃してみようかな…まけそうだけど…)

 軽く、顔を上げて改めて考えをまとめるかのような素振りを見せて、深呼吸
 少しの間を置いて吐き出した応えは

「あはは…ありがとう優しいおねーさん…」
「ぼく、安否はみためどーりなの・・・ だからね、よかったら おねぇさんの命、少しわけてくれない・・・かな? 」

い〜…と歯を剥き出しにして、首を傾げた
問いかけが怪しすぎやしないか? 
 この問いにこの行動はまるで、血を求める吸血鬼さながらである
 まぁ、やることはあまりかわりないのだけれども

6エミリア/魔女兼魔術師 三角帽子に茶色のマント:2013/01/20(日) 00:53:28 ID:htxnulNA0
>>5

────命。エミリアは顎に手を当て、依然として少年を見詰めながら黙考する。
確かに、エミリアには〝命を分け与える〟事が出来た、文字通り自らの生命力を他人へ譲渡するのだ。
しかしながら、初対面のシンラがそれを知る由など、到底無いはずであり───

「……う…うん、いいよ?」

──結果として、エミリアは逡巡してから彼の願いを首肯してみせる。
見ず知らずの、それも男だ。断ったり、詮索したりして恨みを買うのは〝怖い〟。
ただそれと同時に、自らの力を必要とされた事が喜ばしくもあって。

「そ、その代わり……っていう訳でも、ないんだけど」

エミリアの顔筋は硬直し、眉根を顰めて警戒の一心でシンラを見ていた──のだが。
それと同時に、瞳は爛々とした輝きを携えているという、何とも複雑怪奇なものになっているのだった。


「分けてあげたら…〝………くれる〟?」

途中、詰まった言葉を声にならない呻きへと変え、両手の人差し指を、絡めてまごつく。
〝いきさつ、教えてくれる?〟と言いたかったのだけれど、如何せんというかやっぱりというか、
無残な傷跡の中で〝怪しい〟少年のいきさつなんて、見るからに気弱な彼女には面と向かって問い正す事が出来ずに居て。

7シンラ・アマツキ:2013/01/20(日) 01:15:16 ID:vxGj9wXk0
>>6

(でもでも、もし此処で戦闘になったとしたらそれは実戦経験にも…)
(でもでもでも、いま戦ったって僕は力を使い切ってるし…)

『……う…うん、いいよ?』
 (でも、やっぱりやるしかないのかなぁ・・・)
 「ってぇ!? いーの!?」

 彼女が要求を反復させていたときに、少年は彼女が拒否をするだろう、とばかり思っていた
 自分は路地裏で倒れた妖しい子供。ましてや命を分けろ等といえば少なくとも『常人』ではないことも確定なのだから
 だが、彼女は少年の予想以上に優しかった。 思わず感激してしまうほどに

『そ、その代わり……っていう訳でも、ないんだけど』
『分けてあげたら…〝………くれる〟?』

 そんな感動に浸っていたせいで、彼女の言葉を聞き逃したのだろうか?
 彼女に何を求められたのかが理解できずに、思わず彼女の顔を覗き込んで、首を傾げた
 少年の瞳が捉えた彼女の眼は射抜くような警戒の意と、不思議で素敵な煌きとが相俟って、とても、その目は少年にとってとても・・・

「あ、おねーさんの眼、綺麗だね。 そんなやさしいおねーさんにならなんでもあげるよ!

「だから、ちょっとだけ───」

数多の感情が入り混じる目、そんな器用な輝きは人間にしか描けないのだろう、と少年は思う
 そして、少年は彼女の首の辺りまで顔を近づけて、───『いただきます』
 そう呟き、首筋を目掛けて、噛み付きにいく。 無論、血を吸うわけではないので、鋭い痛みもないし、血を抜かれた貧血感もないであろう
 だが、生命力を抜き取られるのだから、若干の気だるさなどの症状は現れるかもしれない…

むろん、それは少年が、噛み付けたら…の話ではあるが

8エミリア/魔女兼魔術師 三角帽子に茶色のマント:2013/01/20(日) 01:36:27 ID:htxnulNA0
>>7

それはエミリアにとって、全く以て想定外の出来事だった。
てっきり、彼女は自らの術を用いて生命力を譲渡するものだとばかり、思い込んでいたのだけれど。

「え……あっ……────」

不意に首筋を甘く噛まれ、戸惑い。柔肌を撫ぜるような歯の感触に、「ん」と喉を震えさせて。
ただでさえ〝怖い〟のにこうまで接近されて、挙げ句肌に、優しく口を付けられて。
頬を真っ赤に上気させ、末端から体を蝕む倦怠感に「ぁぁ」なんて、浮ついた吐息を漏らすのだった───

「───はひ」 

さて、少年が口を離した際の第一声がこれだ。緊張から張っていた肩を、がくりと落としてほっと一息。
常日頃慣れ親しんだ筈の感覚だったけれど、今日はいつもと勝手が違った。他人に施される、だなんて。


「……いつも、〝慣れっこ〟なのに……」「恥ずかしい」
「でも、でも……キミ、〝それ〟が使えるって事は……魔術師、なのかな」

今の一時をもって、エミリアの興味は完全に、シンラのいきさつから彼の正体へとシフトしていた。
依然恐怖は氷解しておらず、強張った表情で両手の指を組み、縋るような視線でシンラと対面していたけれど。
自らと同質の技を扱う少年は格好の〝観察対象〟であり、魔導の探求者として、彼への好奇が恐怖を凌いだらしい。
じ、っと彼の瞳を見透かすような視線をやるのと同時に、【少年に魔力があるか】を調べてみるのであった。

9シンラ・アマツキ:2013/01/20(日) 02:06:50 ID:vxGj9wXk0
>>8

「ん。ありがとね。おわったよ」
『───はひ』

人間よりも数段低い少年の体温は、彼女の首に走る血の温度が上昇したのを感じ取り
その原因を緊張と判断し、礼を述べたあとに申し訳無さそうな顔をしながら、ごめんね? と付け足した

『……いつも、〝慣れっこ〟なのに……』『恥ずかしい』
『でも、でも……キミ、〝それ〟が使えるって事は……魔術師、なのかな』

のだが、それは勘違いのようで、どうやら恥ずかしがっていたような彼女をみると
暢気に口元を拭っていた少年も思わず困惑してしまう
と、同時に なれっこ それ という言葉が困惑を踏破し、小さな恐怖が、新たな足跡を刻みながら、己の心内を闊歩してゆく
ありもしない、血の気が引くような思い

「魔術師・・・? 僕は魔術師じゃないよ。 ぼくは怪物。命を食らう怪物…」
「ちなみに、名前はシンラ、よろしくね…?」

言葉が詰まる。魔術師云々が、己を陥れるための罠にさえみえた。あんなに素敵な瞳をみせる彼女は違うとわかっていても
優しくしてくれた彼女は違うと信じてみても、自分は、なにか危険なもの、そうそれこそ

「もしかして、きみも 怪物…?」

怪物に思えて仕様が無いのだ。 自分はなにかとんでもないものに なにかを奪われるのではないか、という幻想、妄想にとらわれてしまい
思わず ふるえ、彼女から貰った 『生命力』で 僅かに、あとずさる

ちなみに少年には生命力を魔力に変換する力は無い。 生命力を生命力のままに、数多の存在として使役するのが彼(かいぶつ)の力
魔術師と呼ばれる存在とは、根本的に違う
しかし、彼女が魔力の流れだけでなく、他様々な力の流れをみたのならば
生命力、それのみで構成された、少年のありのままの姿が見えるであろう。

/ごめんなさい! とうけつおねがいします!

10エミリア/気弱な魔女 三角帽子に茶色のマント:2013/01/20(日) 03:05:01 ID:htxnulNA0
>>9

「かい、ぶつ……」 
少年──シンラの言葉を、飲み込むように呟いて、反芻して、エミリアは無言でかぶりを振り、否定の意を示す。
彼女が抱いた情念もまた、彼と同様に──それ故に、その行動はどこか突っぱねるようなもので。

シンラの動作に合わせるようにして、エミリアもその身をさっと、後ろへ退いた。


「……命を……、喰らう」「……きみは、人の命を吸って生きているの?」
「本当にきみは、自分の事を怪物だと……思っているの……?」

生命力の塊───術師として、シンラを〝観た〟第一印象がそれだ。
慄きながらも彼への関心は捨てきれず。唇にそっと拳を添えて、自らの身を護るようにしながら二度目の問いを遣る。
彼の言葉に呼応して、エミリアの瞳は怯えながらにして、より一層好奇の色を強めていった。

「わたしは……怪物じゃない、わたしはエミリア」「血肉と生命を操る魔術師……」
「でも……面白い…ね?怪物が怪物を怖がる……だなんて、好奇心から」

直後、「…あ」と言葉を継いで頭を垂れる。失言、だったろうか。

11シンラ・アマツキ:2013/01/20(日) 18:11:23 ID:vxGj9wXk0
>>10

もしも少年が人間だったのなら、冷や汗の一つでも掻いていただろう
それほどまでに少年は『命を喰らう怪物』を恐れていたのだ。彼が恐れるのは『怪物』でなく『命を食らう怪物』
己とは違い体温が通っていて 己とは違い美しい瞳を持つ。 自分よりも高みに座す 自分のような怪物
二ヶ月前以上の記憶を持たない少年にとって、ソレはとても脅威であった
無から産まれた自分よりも優れた怪物(じぶん)が現れ、自身の全てを奪っていくのではないか…と恐怖したのだ

 だが、結果は彼女の返答は否定。 眼前の優しい少女は己の全てを奪っていく化け物では無い…と自称した
 そして、彼女は次いで質問を投げかけてきた。 少年は互いとった距離を縮めぬままに耳を傾けた

『……命を……、喰らう』『……きみは、人の命を吸って生きているの?』

首をこくりと上下させる少年、その意は言わずもがな『肯定』

『本当にきみは、自分の事を怪物だと……思っているの……?』

またも首を上下させる。その応えもまた、肯定

「生きる為に、それと最近は戦うために・・・、命を吸って、奪って喰らって生きる」
「生きて殺して奪って食べる。 それが僕だよ。 それが、怪物だよ」

 怪物。彼をそれ以外の名で、どう呼ぼうか?
 心臓も無い 肺も無い 血も流れずに 体温も無い 故に温もりさえ持たないその体
 己の師匠でさえ、初見にて己を化け物と呼んだのだ。家族でさえ自らを怪物と呼ぶ
 それを不快と思うことも、今は無い。 だから自分は怪物なのだ

『わたしは……怪物じゃない、わたしはエミリア』『血肉と生命を操る魔術師……』
『でも……面白い…ね?怪物が怪物を怖がる……だなんて、好奇心から』

「血肉と生命を…? ん。よろしくね、エミリア」
「それと、訂正! ぼくは怪物が怖いんじゃないっ。僕が怖いのは…」

 血肉と生命を操る魔術師。その妖しげな響きに少年は、一瞬眉を顰めたが
 次いで産まれたあらぬ誤解によって、その表情は喰われ、しかめっ面に変わる
 だが、自分が怖いのは自分…などとは言えず。口籠ってしまい、少し気まずくなったのか、少年は自ら問いを投げた

 「キミの魔術って、いったいどんなことをするの? 」
 「すこし、興味あるなー…」

と、暗に怖いものの件に触れるな、と言わんばかりに首を傾げた

/遅れて吸いません。置いておきますね!

12エミリア/気弱な魔女 三角帽子に茶色のマント:2013/01/20(日) 19:13:45 ID:htxnulNA0
>>11

エミリアは優しかった、それと同時に、敵と認識した相手に対しては驚くほど無情でもある。
つまり、エミリアは例え〝怪物〟であろうと、敵性でなければ意に介さず接する人間で──


「それは……人間だって、同じだよ」「私なんか…目的の為だけに敵の、とはいえ…魂を奪っているんだし」
「そう、きみよりも人間の方が…方が……うん、ずっと…残酷」

シンラの心配を一笑に付すようにして、エミリアはくす、と掠れた声で零す。
途中、言い過ぎたかと言葉を詰まらせ、俯いて逡巡してみせるけれど、結果、そのまま紡いで。


「……魔術」「いいよ?減るものでも無い……って訳じゃ、ないんだけど」

──快諾。例え化け物であれ、自らの術を知らしめる事は、エミリアにとって喜ばしいもので。
「〝U〟」
ただひとつの発音。直後、彼女の手元に緑色の、何か波動のようなものが舞って、一冊の書物が顕現していた。
手中でふわふわ浮かんだまま一人でに装丁を開き、ぴらぴらと頁を捲っていく辺り、どうやら魔導書のようで。

「〝Omnia eunt more modoque fluentis aquae.〟────〝certe Vitae〟」

暫くの後、書物の動きが止まった所で間を置かず、小声で呪文らしき言語を唱えると──
──彼女の体からするりと、光の球が飛び出て、シンラの体に飛び込んでいくのだった。
それを受け止めたならばm彼の体に活力が漲ってくるのがわかるだろうか。それは丁度、彼が食事をする感覚に似ている。

あれと似た感覚で、エミリアは自らの生命力をいくらか、彼の体に送り込んでいるようだった。
一通りの動作を終えた彼女の額に明らかな脂汗が浮かぶけれど、表情は決して変化させようとせず──

13シンラ・アマツキ:2013/01/20(日) 20:13:53 ID:vxGj9wXk0
>>12

『それは……人間だって、同じだよ』『私なんか…目的の為だけに敵の、とはいえ…魂を奪っているんだし』
『そう、きみよりも人間の方が…方が……うん、ずっと…残酷』

「そう、かな? えへへ…キミみたいな優しい人にそういってもらえるなら」
「きっとそうなのかもね。少しだけ自信が付いたよ。ありがとう エミリア」

 少年は、彼は人間を好み人間に認められたり、褒められたりすることに喜びを感じることができる
 故に、自分が人間と同じと言ってくれる彼女に、優しい彼女に笑みを向けながら礼を述べる
 されど彼女が言葉を詰まらせた、人間の残酷さは少年も理解している。むやみに怪物を殺め、時に同属さえ殺す人間もいれば
 怪物にさえ優しさや思いやりを向けてくれる、彼女や、己の師匠のような人間もいるということを少年は知っている

次いで、彼女の詠唱を眺めていると、不意に自身の肉体に更なる力が増していくのを感じた
それは、先ほどの子供騙しじみた小さな回復ではなく、人を喰らったときのような活力
魔力を生命力に変換しているのだろうか? と少年は考察するも、額に脂汗を浮かべる彼女を見て
やはり、人を殺めずに生きられる可能性…というものを放棄した

「あ、ごめんね…? 無理させちゃって…」
「もともこも無いけど、キミにも少し、おかえしするね」

と呟き少年は彼女に触れようとする。
 もし触れることが出来たのなら、少年はわずかに彼女へと生命力を送るだろう
 少年の生命力の供給、それは若干ながらもヒーリングのような効果もあり、脂汗を浮かべるほどの苦痛?も和らぐかもしれない

次いで少年は若干の間を置き、口を開いた

「ねぇ、エミリア。僕と似た力をつかうキミに聞きたいんだけれど」
「無機物に命を与える…なんてことできるかな・・・? 」
「できれば、コツを教えてほしいんだ」

と、突如ともなくたずねた
少年が倒れてしまうまで路地裏で暴れていた原因
それは、己の力の新たな開花。 先日の一戦で偶然に発動した無機物に命を与える力を
神を冒涜するような力を。怪物を産み出す力を彼は、怪物は手にしようとしていたのだ

14エミリア/気弱な魔女 三角帽子に茶色のマント:2013/01/20(日) 20:54:35 ID:htxnulNA0
>>13

シンラから生命力を“返して”もらった所で、エミリアは改めて彼の瞳を見据える。
こくりと首を垂れて肯定するけれど、直ぐに視線を伏せる辺り、どうやら思案しているようで。


「できる、できるけど……─わたしの術は、魔力と魂を扱える事が、要だから」「シンラには厳しい、かな」
「結果は同じだとしても、そこに至るまでの……ぷろせす?が……全然、違うから」
「そう、例えるならきっと……飛行機と、鳥くらいには、違うんじゃないかなって」

ごめんね?と、言うのと同時。エミリアの肩辺りの空間から緑色の火の玉のようなものが、埋まれるように出現して。
エミリアはこれが魂であり、これをモノへと付与する事で、一時的ながら魔術的な効力を生み出せる──と、解説する。

「エンチャント──付与魔術、っていうんだけど」「私のはそれの応用だから」
「簡単に言うと、魔力がないとダメ──残念だけど……シンラ、持っていなさそうだし」

15シンラ・アマツキ:2013/01/20(日) 21:25:52 ID:vxGj9wXk0
>>14

「ほへー…それが、魂 なんだ」

 少年は彼女の返答に少し残念そうな顔をしてみせるが、すぐに笑みを取り戻し
 魂を出した少女を真似るように、自らも命の物質化を行ってみせ小さな電球のようなものを産み出した

「まりょくかぁ、難しいなぁ」
「ぼくは命を結晶化させたり、他人と自分の力の流れを混じらせて奪ったり与えたりできるんだけど」
「もとから『流れ』のないものに『源流』?を与えるって感覚がわからないんだよねぇ…」

 これは彼女の言うところの鳥の考え、遺伝子に刻まれた飛ぶという感覚についての考察など
 人為的に産み出された飛行機、或いは操縦者につたわるはずがない
 ましてや鳥さえも理解の出来ないことなど、飛行機にたずねるのもお門違い
 少年もそれを悟らされたのか、その電球を円盤状に広げ、片足をかけながら彼女へと視線を移し

 「でも、キミのおかげで助かったよ。これで今日も生きて、家族のところに帰ることが出来る」
 「ありがとうね、エミリア。もし何かあったら、ここに来てよ。なにがなんでもお返しをするからさ! 」

 と、自らの住所、転じて家族達の住まう処を教えてしまう
 もはや怪物だの強奪者だのという妄想からは解放され、友人を家にでに招くように、紡いだのちに
 円盤へと両足を乗せて

 「じゃぁ、僕はいくねエミリア。家族が心配するまえに」
 「またあうひまで僕のことわすれないでね! 」

 と、何も無ければ、そのまま空へと渡り、帰路に着くのだろう
 いや、まずは『あの店』の掃除が先かな…なんて呟いたりもしていたが

16エミリア/気弱な魔女 三角帽子に茶色のマント:2013/01/20(日) 21:36:37 ID:htxnulNA0
>>14

「……もちろん……それじゃあね、シンラ」

シンラが去りゆくのを見送ってから、エミリアも帰路に付く事にした。
ぐっ、と書物を浮かべていた方の拳を握り締めると、浮遊していたそれが、歪むようにして消失して。

彼とは真逆の方向を向いて、足を踏み進める──次に会った時は恐怖心も、いくらか緩和されているはずだろう。

/はい、お疲れ様でしたー!

17アルフレドの中身:2013/01/23(水) 01:50:08 ID:SFYYWh.c0
「最近オヤジ狩りとか、流行らないと思うんだけどねえ……その辺どう思う?」

ビルの壁に追い詰められているのは、中年の男であり、
追い詰めているのは幾人かの不良であった。

「私なんか脅しても得られるのは小銭程度だからね、止めてもらえると大変うれしいのだけれど」

そういって左足で地面を踏む。地面が光る部分があるものの。
何事もなかったように襟首を掴んで持ち上げられる。

「高いコートだ。丁重に扱ってくれないか?」

何人もの不良に持ち上げられて、宙に浮いている情けない中年が居たのだった。

//凍結を挟むのでこちらに

18カルネ:2013/02/08(金) 23:12:49 ID:pg2CDaok0
二月の寒空、夜の路地裏より

「…さて、これ以上貴方に聞くことはありません
 と言う事で。貴方を形作った"思い出"を奪わせて頂く
 なァに。殺しはしません。ただ自己を喪失するだけで」

黒色のコートと肩に掛かる位に伸ばした茶髪が特徴的の男は
その筋の人間の頭を、白い炎を纏った手で掴み、微笑む。

その一部始終を見ているのは果たして――――?

19クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/08(金) 23:19:39 ID:8yir8Idc0
>>18
耳元で幼い少女の囁き声が聞こえる。
「あなたは何をしているの?」
声のする方へ振り返れば壁から生えた少女。

20カルネ:2013/02/08(金) 23:22:49 ID:pg2CDaok0
>>19

「何をしている?…そうですね、仕事ですよ
 人には言えない"悪いお仕事"さ」

問いかけに応えながらカルネは少女の方へと振り向く
依然として、カルネの手はその筋の人間の頭を掴んだまま。

「子供がこんな夜中に散歩とは感心しないね
 親御さんが心配してるんじゃないのかな?」

21クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/08(金) 23:32:23 ID:8yir8Idc0
>>20
壁から抜け出て来ると二人を交互に見る。
「悪いお仕事ならやめたらどうかしら。
 お仕事ってそういうものでしょう?」
表であれ裏であれ社会と関わっているから仕事がある。

この少女の真意は反社会的な社会を作ったり属したり
するくらいならば、社会に帰属する価値はないという物。
それを上手く表現するだけの語彙がまだ揃っていない。

「それからわたしはもう立派なレディよ。大きなお世話ね。
 親ならもういないわ。」親=造物主はすでに死んでいる。

22カルネ:2013/02/08(金) 23:46:17 ID:pg2CDaok0
>>21

「…申し訳ないが目的ありきの仕事なのでね
 私の目的の前に良い仕事も悪い仕事も等しく同じだよ」

男の手に纏った白炎がふっ、と消えて。
記憶と感情を抹消された男"だった"モノが壁に力無く崩れ、凭れ、横たわる。

「これはこれは。失礼。
 だが、レディを自称する君は背伸びしてる様にしか映らない」

現段階では、背伸びしている年端のいかぬ少女。
そんな印象で。年下に接する者特有の笑みを浮かべたままに。

「さて。君は私をどうしたい?
 然るべき機関に突き出すか、その異能で殺すか。
 それとも何も手を出さないか。君にはそれを選ぶ権利を与えよう」

もっとも、相手の自由を踏みにじり我を貫き通すのが強者の特権ではあるが

23クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/08(金) 23:51:59 ID:8yir8Idc0
>>22
「そう、お仕事って大変なのね。
 この世の中はわたしには複雑すぎるわ。
 例えばこういう時はただただ叫べばいいの?
 それともお巡りさんを呼べばいいの?
 それとも救急車かしら?

 それからわたしは今は等身大よ。」
 背伸びの意味を履き違えて答える。

「そうね、おじさんは目撃者をどうしたいの?」

24カルネ:2013/02/09(土) 00:01:21 ID:GKD3NyYE0
>>23

「さぁ。世の中の常識では悲鳴をあげて自身の安全を確保するのが第一だが
 失礼だが、君は常識が無いようだ。そこで、だ」

一端言葉を区切り。
演説家のような口調と仕草で。

「…そうだね、私個人としては手荒な真似はしたくないが
 私の平穏を穢す者、私の日常を壊す者ならば――死んでもらいたい」

「もしそうじゃないなら、私は目撃者は逃がす心算だよ
 "私の邪魔をしないなら"。私も君も何食わぬ顔で日常に戻るだけだ」

25クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/09(土) 00:08:22 ID:EU/5wMYc0
>>24
「分かったわ。じゃあ何も邪魔はしない。
 つまり救急車が正解ね。
 服を汚されたらお兄様とお姉様が心配するもの。」
 記憶を消された男は助けるつもりらしい。

26カルネ:2013/02/09(土) 00:24:20 ID:GKD3NyYE0
>>25

「ふぅ、助かるよ。警察など呼ばれた日には
 目撃者含め"心滅"せねばならなかったからね」

少女が何をしようと見逃すのだろう。
それ故に、少女が男を助けようが知ったことではない。

「ふむ、君には親がいないが家族は居るようだね
 家族は良いモノで、替えが効かん。故に大事にしたまえよ。」

「くくッ、家族と言えば"表の仕事"で相談を受けたばかりだ。
 他人をゴミのように扱う女が、愛着を抱き持て余していたのを思い出すよ」

それは、独り言。独り言にしては声の大きい独り言。
最近カウンセリングを施した女の家族構成も弟と妹と言っていた。

27クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/09(土) 00:34:28 ID:EU/5wMYc0
>>26
「じゃあ自己紹介もなしね。
 わたしはクララ…あ、言っちゃった。」
 路地裏で見ず知らずの男相手にイッちゃう少女である。
「ところでお巡りさんを呼ばれても逃げれば良いんじゃ無いかしら。
 だって、読んですぐに来るわけじゃないでしょう?」

「ええ、ありがとう。大切にするわ。
 ところで、愛着を持て余した人ってどういう意味かしら?」

28カルネ:2013/02/09(土) 00:37:26 ID:GKD3NyYE0
//すいません凍結お願いできますか?
//次のレスはおそらく明日の15時以降になりそうです

29クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/09(土) 00:39:47 ID:EU/5wMYc0
>>28
//了解しました。お疲れ様でした。

30クレール:2013/02/09(土) 02:35:01 ID:EmgqLfGA0

その一人の少女は、4人の……いわばDQNに絡まられていた。

『じょーちゃん、今のうちに渡しといた方がいいって言ってるじゃーん?じゃないとそれだけじゃ済まさないぜー?』

カツアゲだ。
何、お前ら20世紀から来たのと問いたくなるような典型的リーゼンツをしていらっしゃる。

あー、めんどくさいなー。
ぶちのめしたい気分だけどなー、自分から手を出しちゃいけないしなー。など自らの状況を割と軽く見ながらぼやーっとしているだけであった。

端から見ると些かアブナイ状況だが……

//いつでもてきとーに反応どうじょ

31桐峰 凛 "嘘刀 八重桜刻雨":2013/02/09(土) 22:38:18 ID:ijzsy0VU0
>>30
//まだいますか?

32クレール:2013/02/09(土) 23:05:44 ID:wwt/oo.o0
>>31
//今出てるので返すのは幾分遅くなりそうですけどそれでもいいなら

33桐峰 凛 "嘘刀 八重桜刻雨":2013/02/09(土) 23:08:47 ID:ijzsy0VU0
>>32
すみません。今日は落ちます

34クレール:2013/02/09(土) 23:57:37 ID:EmgqLfGA0
>>33
了解しました。またの機会あれば……

35三門陽 @ 疾走系ヤンキーヒーロー男子高校生:2013/02/14(木) 19:44:22 ID:vwLvso9o0
ば、りぃん。
ガラスの割れる音、ぱらぱらと冬の寒空を鋭い音が引き裂いた。
路地裏に着地し、駆け出すのは一人の人影、長い影を落とすその人影の主は、長身の男性だ。
数分。駆けに駆けて、辿り着いたのはどこぞの路地裏の奥まった場所。
荒い息を吐いて、壁に背を預けて額の汗を吹き、深呼吸を繰り返してまともな呼吸を取り戻す。

「ちぃ……っ!  まだ、足りねぇな……。
 実践も、実戦も……経験が、やっぱりなァ。
 紫苑も総一も葉流も、俺みてーな素人とは違ってガチの奴らだし――、もっと頑張らねぇと」

そう、独りごちたのは青年だ。
異様なまでに全力で脱色したプラチナブロンドの長髪をオールバックにした姿が特徴的。
着崩された学ラン、裏地の竜虎柄、鋭い目つき。所謂ヤンキーだ、その青年は。
しかしながら、その首にまかれたマフラーだけが、やたらと目に鮮やかに入り込んでくるだろう。
まるで、ヒーローかのように風にたなびく長いマフラーは、不良の如き外見の印象の一石を投じる要素だった。

両の拳には無骨なグローブが付けられていて。
その繊維には少々赤い液体が染み付いて、良く見れば服のところどころには血痕がある。
こめかみ辺りの傷口を拭い、血を壁になすりつけて、目を瞑って高ぶった精神を不良は落ち着けているのだった。
騒ぎは大分目立つし、この青年も良く目立つ。この青年の存在に気がつくことはそう難しいことではないだろう。

36桃黒 ◆jCpH7T24ow:2013/02/14(木) 20:58:19 ID:Q3qynFa60
>>35
ガラスの破壊音を皮切りに、殺伐とした気配を放つ路地裏。
その気配を感じ取り、一人の人物が現れた。

その騒ぎの原因は、目の前の青年にあるらしい。
騒々しさよ中心にその青年がいるのは詳しく探るまでもないことであった。

「随分と、騒々しいが」
黒いロングのトレンチコートを羽織っており、ショートパンツやブーツも黒にまとめられている。
風で前髪が揺れれば、顔の半分が包帯で包まれるのが確認できる。
残された顔の片側からは、獣のように光る目が輝いている。

「……怪我、したのか?」
壁や服に染み付いた赤い色をみつけ、僅かに眉間にシワを作る。
それから、ゆっくり青年に近寄ろうとする。

37三門陽 @ 疾走系ヤンキーヒーロー男子高校生:2013/02/14(木) 21:08:00 ID:vwLvso9o0
>>36
「悪ィね、ねーちゃん。ちょいと喧しかったか」

はは、と苦笑を浮かべながら、ひらひらと手を振って会釈をする男。
なんとも怪しい外見の相手を前にしてなお、普段の様子を崩さない。
剛毅果断を地で行くのは確かだが、それ以上に人懐っこく、物おじしない性格だった故、このような態度を取ることとなる。
此方に近づいてくる相手の問いかけを受けて、おう、と一言声を返して。

「ここらでクスリばらまいてるらしくってよ。
 ちょーっと元締めン所真正面からぶっ潰しに言ったらこの通り、って訳よ。
 ま、そのかわりにちぃっと処分に困るもん持ってきちまったんだけどな、捨てるにも何処に捨てるか困らね? これ」

そう言って、服の内ポケットから取り出したのは、白い粉の入った袋だった。
合計で一キロほど有るそれは、青年の戦利品だ。
少なくとも、末端の売人にとっての一キロとは生死を分けかねない量だ。
末端価格にして幾らになるかはよく分からないが、少なくとも数万で済むはずがない量。
そんなものを奪ってきたのだ、生きているだけましなものだろう。
脇腹などから血の臭いは強くしてきて、良く目を凝らせば、服のところどころに穴が開いているのが分かる。
要するに、銃痕だった。

38桃黒 ◆jCpH7T24ow:2013/02/14(木) 21:29:41 ID:Q3qynFa60
>>37
「警察の人……ではないな」
目の前の人物の雰囲気、あるいはその態度はあまりにも公的な職務についている人とは違っていた。
大神にはそれが演技とも考えられない。

薬の元締めを潰してきたというのは、異能が日常に溢れているこの新世界でも、すぐには信じられない言葉であった。
そんな事だというのに、青年の言葉にはどこか信じたくなるような調子があった。
「その薬をどう捨てるか……そんなこと、考えている場合じゃないだろ」

「その傷だと、下手をしなくても放っておくけば死ぬぞ」
青年のそばまで歩くと、眉を釣り上げて話す。
「どうする、医者を呼ぶか?」

39三門陽 @ 疾走系ヤンキーヒーロー男子高校生:2013/02/14(木) 21:40:41 ID:vwLvso9o0
>>38
「いんやァ……、まあこの位ならなあ……。
 なんとかなる……と思うけどよ」

そう言うと、腰に巻いていたベルトポーチに手を伸ばして。
包帯とガーゼ、消毒液等を取り出していき、困ったように眉根を寄せて。

「悪ィ、背中の方消毒してくんね?
 正直、手元とか割りと怪しいからよ、上手く出来る自信ねぇんだ」

シャツをまくり上げて、腹を見せる三門。
割れた腹筋が鮮やかな腹の、右脇部分からはしとどに血が漏れていて。
幸いなのか銃痕は一発で、小口径。弾丸は貫通していたようで、内蔵を傷つけては居ない様だ。

「撃たれるの、初めてじゃねェからなァ。
 ……ま、かかりつけの医者は有るし、とりあえず応急処置さえしときゃ……ありゃ?」

がくん、と体が傾ぎ、尻餅を着く三門。
失血は大した量ではないはずだが、アドレナリンや気合で誤魔化していた痛みが漸く戻ってきた。
眉間にシワを寄せて、暫くの間低い唸り声を響かせて。

「とりあえず、止血だけでもしてくれねェか。
 いや、迷惑なのはわかるけどよ、後でジュースでも奢っから」

少し顔色の悪い顔で笑み、青年はずりずりと地面を這って、壁に背中を預けた。
消毒液やガーゼは、相手が使うならば三門は快く提供するだろう。

40大神恭子 /異端審問官:2013/02/14(木) 21:54:43 ID:Q3qynFa60
>>39
「確かに……そこまで酷い訳ではない、か」
銃弾は突き抜けているし、あたりどころも良かったらしい。
ダメージとして酷いのは出血だけであった。

「分かった、用具を貸せ」
青年の言葉に小さく頷いた。
その応急用具を受け取り、包帯を開く。
「撃たれるのになれるというのは、決して良い事ではない……では、しっかりとしろ。痛むぞ」
青年の頼み通りに止血をする。
非常にキツく止血をするので、効果は大きいだろう。
ただし、言葉の通りに激しい痛みがともなう。

「相手は全員倒せたのか? 追っ手がいるとか、そういう心配は大丈夫か」
止血の片手間に、青年に問いかける。

41三門陽 @ 疾走系ヤンキーヒーロー男子高校生:2013/02/14(木) 22:00:31 ID:vwLvso9o0
>>40
「痛いのはそりゃ好きじゃねーからなァ、慣れるのは正直御免なんだが。
 コレでも大半は避けたんだぜ? さすがに死ぬかと思ったけどよぉ」

あんな鉄火場はもう死んでもごめんだな、死ぬのはやだけど、と呟いて。
相手が止血を開始するのを見て、歯を食いしばる。
ぎしり、と包帯が傷口を締め付ける感覚が腹から響き、眉間に皺が寄る。

「――あだだだ……! あで……っ、いっひゃァ……!」

なんとも情けない声を漏らしていたが、それも数秒のこと。
額から脂汗を流しながら、次第に痛みに耐え始める。
どう見てもそこらの素人レベルの身のこなしなのだが、度胸と覚悟だけは一人前だった。

「あー、っと。
 元締めの奴と周りの連中ブチのめして、騒ぎ起こしてついでに警察呼んでおいたから大丈夫だろぉよ。
 ……唯一の問題はクスリなんだよなあ。ほんっとどーしたもんか」

42大神恭子 /異端審問官:2013/02/14(木) 22:13:53 ID:Q3qynFa60
>>41
「死ぬかもしれなかった――そう理解していて、そんな無茶をしたと?」
相手の言葉を聞いて、さらに眉間のシワがさらに深くなる。

「……大丈夫そうだな」
痛みに暴れる力が残っているならば、それだけ体力にも余裕があるという事だろう。

「これで終わりだ。とはいえ……素人の処置なんだ。なるべく早めに本職に見てもらってくれ」
最後に、キツく包帯を閉めて応急処置は終わりである。
「どうだ、一人で立てるか?」

「そうか。……だが分からないな。最初から警察に任せれば良いのではないか」
追っ手の危険性は無いらしい。だが、相手の言葉からは、また別の気になる出来事が浮かび上がる。

「俺に任せてくれれば、処分できるはずだ」
小さく目を閉じて右の手の平を開く。
一瞬の間があって、手の平に真っ赤な炎が現れる。
「その程度のものなら、燃やし尽くすのもたやすい事だ」

43三門陽 @ 疾走系ヤンキーヒーロー男子高校生:2013/02/14(木) 22:23:20 ID:vwLvso9o0
>>42
「警察が突入する前に奴らぱっぱとトンズラしちまうっての。
 カチコミかます前に近辺嗅ぎまわってたんだけどよ、警察の中にもなんか繋がってたみてーだし?
 ここまでド派手にぶちかましゃ、流石にどーしよーもねェだろ。世の中、警察だけで悪いやつ全員捕まえられるはずもねぇしよ。
 俺もこう見えてヒーロー……志望……だったりするしなあ。……ま、こんな怪我してたっけ面目丸つぶれだけどな」

要するに、警察が出来ない個人的な正義を振るうために青年は動いていたようだ。
確かに、警察というものは組織であり、組織である以上どうしてもフットワークは悪い。
その点、三門は何の後ろ盾もしがらみもない、ただ度胸が有るだけの一般人。
ヒーロー志望を自称しているように、非公式、非合法である故の強みを三門は認識して、行動していた。
ただ、多分に無理無茶無謀を含んでいるため、今のように怪我をするのは大小の差はあれど日常の光景なのだが。

「う……っぉ、かっけーな姉ちゃん!
 俺ももっとそーいうのの方が良かったんかねぇ。
 どーも、俺の力って、俺が強くならなきゃ一向に意味無しでよ。
 今回一発貰っちまったのも、俺の未熟のせいって訳よ、ったくやってらんねーんだけどよ」

目をキラキラと輝かせて、大神の作る炎を見る三門。
子供のような純粋な視線は、この青年独特の雰囲気の原因の一つだろう。
頭が悪いが、その分邪気が無く、本能的な人間である三門。
打算の少ない態度と行動は、賛否両論は有るだろうが、少なくとも煮え切らないことや後ろ暗い様子は欠片もないのだ。

「とりあえず、頼むわ姉ちゃん」

そう言って、頭を下げてからクスリの入った袋を差し出した。

44大神恭子 /異端審問官:2013/02/14(木) 22:45:40 ID:Q3qynFa60
>>43
「なるほど……詳しいな」
ヒーロー、正義。自分の正義――今、聖人の言葉が聞こえたならばなんと言うだろうか? 正義を褒め称えるだろうか。それとも無茶を戒めるだろうか。――聖人の声は、聞こえない。
「お前の気持ちも分かるが……無茶苦茶な事をする」

常に法が正しいとは言えないし、常に法が必要だとも言えない。
法に背いているとしても、青年のような正しさも必要だろう。 このままで、歪む事が無ければ。
「楽な生き方では無いだろうに、何故そんな事をする」

かっけー。かっこいいという表現。
その屈託のない青年の態度に、どうも調子を狂わされてしまった。
「…………………」
言い返したい言葉も見つからないので、無言で通す。
「銃弾を受けたこと、本当に気にしているのか?」
青年の態度からは、どうもその様子が読み取れなかった。

「分かった、任せてくれ」
青年の差し出したクスリを受け取り、冷たい目でその袋を見る。
「……こういったものが無くなるの
大神の手から炎があがり、クスリと袋を燃やす。クスリが萌えてなくなるのに時間はかからないが、ビニールやクスリの焼ける嫌な臭いが辺りを漂うだろう。

45三門陽 @ 疾走系ヤンキーヒーロー男子高校生:2013/02/14(木) 22:56:03 ID:vwLvso9o0
>>44
「俺はよ、ただ俺に嘘吐きたくねぇだけさ。
 俺たちが美味い飯喰って、ダチと遊んでる間、誰かが泣いてて、傷ついてんだ。
 まあよ? 元一般市民の俺としちゃ、どうしようもないならなにをすることも出来ねぇんだ、そういうのはよ。
 だけどよ、どうにかできるようになっちまって、それでもそういうのから目ェ逸らすのはよ、ダセぇだろ?
 それによ、折角お天道様が俺に能力くれたんだぜ? どーせなら、悪いことより良い事に使うべきだろ? そう思わね?」

何故。その言葉に三門は答える。
世の中の暗い所をどうにか出来る力を持ってて、知らないふりをするのは格好悪い、ダサいと。
そして、折角の能力なのだから、胸を張れる使い方をしたい。
それだけで、この青年は172cm、75kgの有機物の塊を死地に放り込む事を厭わない。

「気にしてンに決まってんだろうが。
 ……ただよ、そこで落ち込んでもどうしようもねェよ。
 できる事つったら、ぱっぱと治して、強くなるっきゃねぇだろ?」

気にしているのは本当。だが、気にしているようには振舞わない。
なぜなら、気にしても身には何もならないのだ。
ならば、これから先どうするか、前を見据えたほうが遥かに建設的。
三門陽は後ろを振り返らない。ただ、目的と意志を携えて、一度決めれば前に発射されるだけ。
ひたすらに力強い生き様だが、その生き様は一度転べばそのまま横転して事故死しかねない、F1の様な生き様でも有った。

「……ったく。
 酒やるのもわかるし、煙草もまあ認めるけどよ。
 クスリだけはダメだろぉになァ……。なんで、皆こんなもんに手ェだすのかね」

46大神恭子 /異端審問官:2013/02/14(木) 23:18:13 ID:Q3qynFa60
>>45
「なるほど……それがお前の考えか」
疑問への答えをもらえば、しばらく口を閉じて考え込む。言葉の意味をよく考える時間が必要だった。
「……そうか、分かった」

「お前の考え方は、正しい物事の見かたの一つなのだろう」
絶対的に正しいことだとは言えない。
光の反対には必ず影が開けるように、見る位置を変えれば闇しか見えないのだから。

「いや、その考え方は……む、う」
落ち込んでいるが、落ち込む暇は無い――少年の考え方に、危険な物を感じるのだが、それを説明できる言葉が無い。
心に伝えたいモヤモヤとした感情を感じながらも言葉にはできずにうめき声を漏らし、難しそうな表情を浮かべて青年の方を見る。
「お前は……危なっかしい」
極めて抽象的だが、伝えたいのはこういうことだった。

「誰にだって、救いは必要だ。
その救いを間違った物に求めると、あるいはクスリなどになってしまうのだろう……」

47三門陽 @ 疾走系ヤンキーヒーロー男子高校生:2013/02/14(木) 23:27:24 ID:vwLvso9o0
>>46
「……よく言われっけどなァ。いや、危なっかしいのは自覚してんだけど。
 どーにも、動かねぇとって思うともう動いちゃってるっつーかな。
 こりゃ悪癖だな、俺の」

危なっかしいとの言葉には、自覚している、と返す。
自覚していても変えられないのはいかがなものか。
だがまあ、自覚しているだけまだまともなのだろう。

「だったら、誰かが正したり引っ張り上げるっきゃねェよなあ。
 やっぱり、ヒーロー必須だな。頑張るしかねーわ、うん」

拳をごす、とぶつけ合わせて、意識を新たとして。
間違っているならば正せばいい、とまっすぐな発言を口にした。
そして、んー、と眉間にシワを寄せて。

「悪ィな、ねーちゃん。
 ちと傷痛んできた。……俺、三門陽な。
 今度有ったら埋め合わせでもさせてもらう、サンキュな、あと済まんかった」

そう言うと、三門は両の手をぱん、と叩く。
叩いた手の隙間から、星形のシールが生まれていき、三門の足に纏わりついていき。
その直後10m程超訳し、ビルの壁を駆け上り、消えていった。
あっでー! と情けない声が下が、その声も遠ざかって行き。気がつけば青年の姿は影も形も見当たらないのであった。

/*乙でしたー!*/

48しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/15(金) 23:22:21 ID:TaFjMBU20
「ちょっこれいと♪ ちょっこれいと♪
あまいのだいすき♪ ちょっこれいと♪ 」

「これがししょーのぶんで、これがクララとお姉ちゃん
ほかは友達をみつけたときの予備! かんぺき! 」

とある街の とある公園にて
何故か斜めに傾いているテントを背景に
小柄な少女が簡易テーブルを広げ こつこつとチョコレイとをつくっている

机上に並べられたチョコレートの種類や形は様々で、一見プロの作品なのかと得意なのかとも思わせるほどだ。
けれど、まぁ、周囲の草村に散らばった料理本や

白い雪のような肌にペタペタとついた茶色の汚れや
バレンタインの翌日までチョコをつくっているあたりが、彼女の不器用さを物語っていて

「うーん...でもバレンタイン過ぎちゃったなぁ......
驚かせようと思って三日も前から泊まりで研究してたのに...」


そんな不器用な彼女は 猫耳フードのパーカーに
短めのチェック柄スカートを履いていて

スカートさえ無ければ、少女か少年か、分からなくなってしまうような
不思議な顔立ちをしていて

こんな不思議な状況も交わって
通りすがりの見知らぬ人に 好奇の目を向けられても
なんの疑問も無いわけで、向けられたいわけで......?

49しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/15(金) 23:23:46 ID:TaFjMBU20
あげてみよう。

50千早:2013/02/15(金) 23:35:26 ID:hSlsq12M0
>>48
公園を歩いて行けば奇妙な光景を目にする。
チョコレートを作る光景……いや、その行為自体は何ら不自然なことではないが、まるでキャンプでもしているかのように公園でやっているのが問題なのだ。

「あの、この本あなたの物ですか?」

少女の近くに落ちていた本を拾い上げて差し出すのは、美しい銀髪のロングヘアー。
少々散らかっているようなので思わず声をかけてしまったが……

51しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/15(金) 23:50:30 ID:TaFjMBU20
>>50

(あわ...あわわ....はなしかけられたった!?
えと、えと、今のぼくは女の子だから、ぼくじゃなくて...えぇ!)

「ぅ、うむ。紛れもなく余のだわ!
拾ってくれてありがとうな、感謝する...わよ。」

と、一瞬だけ 明らかな同様を見せながらも 少女は笑顔で本を受け取って
少し、小さな溜め息を吐いた

(うぅ、とりあえず知り合いの女の子達の真似をしてみたけれど...
みんな普通の娘じゃないからな...怪しまれたかも.....

でも、この人、綺麗な髪だなぁ......)


後に小さな目を輝かせ、女性の髪に見とれるも...何だか気恥ずかしくなり

「あ、あにょ! よかったらお礼に ししょくいかがですか?
あんまり...味に自信はないのですけど...../// 」

噛みながら 顔を赤く染め
上目遣い気味に聞いてみる。
優しい人は好きだから、不器用ながらも好意には好意で返したいのだ

52千早:2013/02/16(土) 00:01:53 ID:SkXnCyBY0
>>51
「……ふふっ、面白い方ですね」

片手で口を隠すようにしながら笑う。その姿は上品な淑女と言った感じだ。

「っと、ごめんなさい、失礼でしたね」

初めて会った人の口調をいきなり笑うのは失礼と気づく。
どう考えても先ほどの口調はおかしいが、真面目にやっている可能性もある。

「この髪ですか? こういった色の髪をしている方はあまり見ませんから珍しいのでしょうか」

少しウェーブのかかっている毛先を弄りながら笑いかける。
見られることに対して抵抗は無いようだ。

「……ぅ、あ、ありがとうございます。是非いただきます」

チョコレートを差し出された時、一瞬だけ顔が引きつる。
先日のチョコレート屋でのバイトで押し付けられた大量のチョコを処分した後の為、チョコを見るとどうしても反応してしまう。

(しかし、この子が一生懸命作ったものです。ここは嬉しそうにしなくては……)

ここ数日でいくつものチョコレートを食べただろうか。

53しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/16(土) 00:24:43 ID:0MVRMGm.0
>>52

「うぇ!? ぼくも...あいや、私も変だと思います...///
ちょっぴり奇をてらってみたのです...えと、そう余りにも綺麗な方だから...緊張して」


友人達の口調を真似ておいて、挙げ句に奇をてらった等と宣うが
まぁ、久しぶりの他人との交遊だし 少しくらい友人を小馬鹿にしてもバチは当たるまい
なんて胸の内に秘め事をしながら、シンラは淑女を真似て軟らかに笑む。
姉からは「小動物みたい」なんて評される笑みだから
相手の女性(ヒト)には ほどとおい 大きい壁があるけれど

不器用故にそれに気付かず
(ふふん! 僕って周りの娘よりじょしりょくたかいかも! )
なんて思っているのだけれど

「...うん。 柔らかいふにゃふにゃの銀色。
ねこみたいで可愛いし、とってもきれいです! 」

ふにゃふにゃとはウェーブのことか?
女性の髪に猫みたいとは如何なものか?
然れど、それは不器用故で悪気は無いのでご愛敬

しかし、そんな不器用者のくせをして
人の情けが絡んでくれば 妙に勘が鋭くなるの

「あぅ、もしかしてお嫌いでした? チョコレート......
それともそれとも、潔癖症とか......? 」


なんて涙汲みながら
猫の顔をもしたチョコ
両手にちょこんと掲げてみせて

こくりと小首を傾げてみたり

54千早:2013/02/16(土) 00:47:33 ID:SkXnCyBY0
>>53
「ふふっ、どうか自然に話してください。……それと、私(わたくし)が綺麗かどうかはともかく、あなたの顔立ちもとても綺麗ですよ」

なぜ奇を狙ったのか。
そんなことを千早は聞くはずもない。
突然知らない人に声をかけられてとっさに出てしまった言葉なのだろうと自分の中で理解したからだ。

「ありがとうございます。でも、こんな髪の猫がいたら、汚れが付いてしまって大変でしょうね」

猫と言うたとえは冗談なのだろうと判断し、千早もそれっぽく返すことにする。
実際、髪の見た目に犬も猫もあるのだろうか。

「あっ……」

ここで自分が致命的なミスを犯したことに気づく。
自分では表に出していないと思っていた事を悟られてしまったのだ。
折角お礼にとくれようとした好意になんてことをしてしまったのかと、自分を責める。

「ん……違うのよ」

千早は膝を折って地面に付ける。
膝が汚れることなど構わずに、目の前の少女と目線の高さを合わせてハンカチを取り出すと、顔についていたチョコレートをふき取り始める。

「ごめんなさい、勘違いさせてしまったわね。
 実は、ここ最近チョコレート攻めにあっていたものだからついチョコレートに反応してしまったの」

先ほどまでの敬語口調とは変わり、姉が年下をあやすようにゆっくりと、優しい声で語りかけていく。
ここで嘘をついても仕方がない。
千早はまず正直に話すことにした。

「でも、チョコレートは大好きだから、これは頂くわね」

そう言って少女の手を握り、ゆっくりと握る指をほどいていく。
そうして千早の手に移った猫のチョコレートを改めて少女の目の前に持って行き

「良くできているわ。とっても上手なのね」

「味も……うん、美味しい」

一口食べたチョコレートはお世辞でも何でもなく、素晴らしいものだった。
既製品では味わえない手作りならではの味だ。

少女に見えるように、微笑みかける千早。
チョコレートを拭いたハンカチを裏返して、綺麗な部分で少女の溜まった涙を軽く拭う。

55しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/16(土) 01:16:49 ID:ov7Hmz0I0
>>45

(はわわわ!? きれいっていわれた!
きれいなお姉さんにきれいって! はわわわ! )

みるみる染まる 真っ赤に 真っ赤に 少女の頬が
血潮など 流れていない其の肉体(からだ)
それでも照れると赤くなり
あうあう鳴きながら お口をパクパさせて約数秒

彼女が、淑女が膝を着く。服の汚れも気にせずに.....
次いで少女のお口を拭けば、目線を交わし話を聞いて
居たたまれなくなるその少女

(あぅ...口拭いて貰っちゃった...//
それに僕のチョコレート嫌じゃないって...)

照れと嬉しさの狭間に揺られていると
不意に流れる暖かさ。 淑女が両手を優しくにぎり
チョコを手渡しに受けとれば

予想外にも賛辞の言葉

「う、うぇ...ぐしゅ.....ありがとう...
三日掛かりで、つくったの...だから、嬉しいな...嬉しいな......」

涙を拭いてくれるその手が優しくて
人の温もりが愛しくて
ぐすんぐすんと涙を流し、にへらにへらと笑ってみせる

小動物のようで 頼りない 綺麗な顔も 台無しだ
だけど、不器用者にはよく似合う
なんともへんてこりんな 笑顔であった

56千早:2013/02/16(土) 01:30:27 ID:SkXnCyBY0
>>55
「やっぱりあなたは美しいわ」

何に感動してしまったのか、それは具体的には分からないが少女の笑顔を見て心から思う。
美しい物が好きな自分が思うのだから間違いない。

「外見もだけど、あなたは内面の美しさも持っているのね」

涙で汚れた笑顔を見ながら千早は微笑む。
綺麗な顔を崩してしまう泣きながらの笑顔だが、その心は清く美しいものだと感じる。

「まさか三日ここでチョコレートを作り続けたの?」

「……そう、あなたにはそうするだけの大切な人がいるのね」

つい先日知ったバレンタインの意味。
それを聞いていなかったら、なぜここまで頑張るのかという無粋な疑問を抱いていたことだろう。

「大丈夫。こんなに素晴らしいチョコレートなのだから、絶対喜んでくれるわ。私が保証します」

笑いかけながら自信満々に答えると、改めてもう一口チョコレートをかじる。
うん……チョコレートに参っていた自分がここまで美味しいと思えるのだ。
この本命チョコを貰える人はさぞ幸せだろう。

57しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/16(土) 01:43:04 ID:ov7Hmz0I0
>>56
「えへ、えへへ...お姉さんも 優しくて 柔らかくてとっても素敵...です//」

最近、他人に内面を誉められることが多いな と喜びを感じる少女
その本質は 人の命を喰らう怪物であり、自由が好きな姉と人間を食べる妹をもつ
一匹の怪物なのだ。
だが、彼女は人間に誉められることを好む
自分の存在が少しだけ 許される気がするから


「はい...。 食べるのは好きなのに、上手につくれないから...
お姉ちゃんとか妹とか師匠...じゃないや、知り合いの変な方とかを驚かせたくて...」

「えへへ...でも、お姉さんも優しいから、それも本命です......//」
「あ、お姉さん...お名前、お名前はなんと...? 」

チョコレートをかじる淑女に合わせ
涙を軽く拭きながら とうた

58千早:2013/02/16(土) 01:56:21 ID:SkXnCyBY0
>>57
「そう?……あまり言われたことは無いのだけれど、ありがとう」

あまり言われたことが無いと言うのは当然のことである。
千早はまだ生まれて2年。
そして研究所から出ることが出来たのはほんの数か月前で人と接する機会が無かったのだ。

「ふふっ、素敵な家族を持っているのね」

「大丈夫、とても上手に作れているから、きっと驚くわ」

少女の顔を拭いていたハンカチをポケットへとしまう。

「私にも本命をくれるの? ……ありがとう」

少女の髪を上からゆっくり、優しく指を入れてなぞっていきそのほっぺたまで。
こういうことを人にしたことは無いが、自然に出た行動だった。

「私は千早よ。……このチョコレートのお返しをしなくてはいけないわね」

「あなたの名前は?」

少女の瞳を正面から見つめ、その曇りのない視線を交わす。

59しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/16(土) 02:21:19 ID:Lyo/Uidw0
>>58

「ほへぇ、ちょっと意外です...ね」

かくいうシンラも、未だに生まれてから四ヶ月程なのだが
互いにそんな境遇を悟れるはずもなく...

「うん! ...えぇ、まぁ。
とっても大切な家族なのです...
ぜひ貴女にも会わせてあげたい...な、なんて」

と終えるか否か
ふわり。自慢のふわふわな猫っ毛が、彼女の手櫛のような仕草で弄ばれ
もう、少女は耳まで赤くなり


「はわぁ...// ぼ、ぼくはシンラですぅ...///」

つい言葉使いも間違え、お礼などいらないと言うこともできず
潤んだ琥珀色の瞳を 彼女と交わせることしか出来ずに

ただ、あわあわしていた。
なんと情けない少年...いや、今は少女か
ならば彼女の前では、千早の前では 情けない 綺麗な少女で 良いのかもしれない...。

なんて、情けないじぶんに言い訳をするシンラちゃんであった

/ごめんなしあ! 次で〆か凍結お願いします...

60千早:2013/02/16(土) 02:36:20 ID:SkXnCyBY0
>>59
「あまり自分の容姿について考えたことが無いから、意外か妥当か自分では判断が出来ないのよね」

とはいえ、綺麗と言われて嬉恥ずかし。
毛先をくるくると弄って照れてしまう。

「そう、シンラって言うのね。今度、シンラの家族にも会わせてね」

薄紫の瞳と琥珀の瞳が交差する。
千早のクールな顔立ちが、その目を少し細めることでさらに際立つ。
シンラのほっぺを数回なぞった後、

「どうしたの? 熱でもあるのかしら……」

シンラの反応が先ほどと少し違うのを見て、千早は自分の額をシンラの額にくっ付けようとする。
どうやら体調が悪いのかと疑ったようだ。

//では凍結という事で続けられる形をとりました。

61しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/16(土) 19:40:13 ID:3P6TGmpo0
>>60

「よ、よろしくね...千早、さん...?
うん...家族達にも話しておきます。千早さんに負けないくらい可愛いんですよ...?」

目を細め 髪を弄んだりする仕草は自らの姉を連想させる
姉も自分が泣くと 撫でてくれたから

それにその気品は、淑女を自称する妹の目標にもなるのではなかろうか

彼女と自分達家族が合間見える姿をイメージし、思わずにやけてしまう

端麗な彼女とはまさに対に位置するような 笑顔だけれど互いに笑いあっていると
何だか嬉しくなってしまい

けれども.....

「あ、あの...なでなでは.....ッ!
わひゃぁ!? ないです! ないです! シンラは健康ですぅ.../// 」

頬を伝う指は照れ臭く
彼女の思うように 嬉さ恥ずかしいモノがある
でも、頬を撫でるな だなんて言えず
穏便に言おうとすれば、いつのまにやら 額とおでこがくっついて

(うっきゃぁぁぁぁぁあ!?
これは恥ずかしいよぉ...// 女の子とか関係無く恥ずかしいよぉ...)

肌に感じる温もりは先程の指よりも 暖かく
然れど、少女のおでこはきっと 冷たくて

「わ、わたしのおでこはひえひえだから、かぜひいちゃいますよ...! 」

なんて、いって
その 自分がヒトではないという事実からさえ、目を背けたり

/あい! 今日もお願いします!

62千早:2013/02/16(土) 20:13:10 ID:SkXnCyBY0
>>61
「ええ、無理せず好きに呼んだらいいわ」

「シンラのご家族なんだもの、素敵な方たちなんでしょうね」

少し変わった所もあるが、素敵な少女だ。
その家族が悪い人な訳が無い。

まだこの街で人間関係が築けていない千早は、一日も早くシンラの家族と会ってみたいなと思う。

「そう? ……ふふっ、やっぱりシンラは可愛いわね」

焦って照れるシンラが素直に可愛いなと思う。
実際の年齢はおそらく向こうの方が上だが、ついつい年上の様に接してしまう。

「風邪なんて引かないわ……」

体が冷たいからなんだと言うのだろうか。
千早はシンラの両手を包み込むように握る。
こうして互いの温かさを合わせればきっと……

「確かに少し体温が低いみたいね。でも、こうしていれば温かいわ」

「心が冷たくなってしまった時にも、こうしてお互い温め合えばいいの」

シンラには家族が居ると言っていた。
きっとそれはシンラの体も心も温かくしてくれるのだろう。

63しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/16(土) 20:45:40 ID:3P6TGmpo0
「だ、だめ! ひきます! ひいちゃいます!」

ぷるぷると震える体
数多の屍の上に築き上げられたこのからだ
それを日田隠すように少女は首をふる

好意故の拒絶。 揺るがない事実。
好かれたい 仲良くなりたい 近付きたい
そんな切望を小さな願望を 一切合切奪ってしまう、その事実。

アマツキ・シンラに、その怪物に 温かな血は流れない。

その優しげな接触が、自らの正体を知った瞬間刃となれば
きっと 彼女の心は壊れてしまう

故に隠したい。 気づかれるまでは 正体を。

なんて、小さな体に小さな葛藤を溜め込みすぎて
小さな小さな自分の世界に浸っていても


「ぁぅ...// うぅ、あったかいです.....
二人であったかいなら、きっと 風邪もひかない...かも」

その優しさに 結局は甘えてしまい
怪物(じじつ)を覆い隠してくれる彼女の手
その温もりに 今はただ、心の底から満たされて


「わたし.....今まで信じてました....
『手が冷たい人は心が温かい』って

でも、千早さんの手とってもあったかいです.....
心もぽかぽかしちゃう.....」


「ふふ...わたしも温かさのお裾分け.....
二人であたためあいましょ? ね! 」


手のひらを握られたまま
その掌に癒しの生命を送り込む

それはまるで、少女の手が、ほんのりと温かくなったかのように
彼女の両手に 小さな熱量を浸透させるだろう


小さな少女の 小さなお裾分けである
小さな怪物にしかできない 特別なお裾分け

64千早:2013/02/16(土) 23:45:42 ID:SkXnCyBY0
>>63
その拒絶は千早の心を傷つけるような事にはならない。
それが心の底から嫌がっての行動とは思えなかったからだ。

何かある。
そうは思っても、それを無理にここで聞き出すようなが出来ようはずもない。
自分とこの子は先ほど出会ったばかり。
なかなか向こうも話す気にはならないだろう。

とは言え、会ったばかりの少女に悩みを打ち明けられて邪険にする千早ではないが。

「ん……、そうよ。人は一人では生きていけない……なんて言うつもりは無いけど、2人だから出来ることもあると思うの」

1人で生きぬく人も居るだろう。
だが、その人は2人でしかできない事は永遠に出来ない。
なら、居ないより居た方が良いだろう。

「これは……温かいわ。とっても」

「私の心……温かくしてくれた人が居るのよ」

千早は少し思い出すかのように、目を細める。
それは少し前の、別のお話。

「きっと今あなたに優しくできるのも、その人のおかげ」

「……ごめんなさい。今はあなたのお話ね、知らない人の話をしてごめんなさい」

その顔は、時に優しげな表情の中にほんの少しだけ寂しさが混じっていて。

65しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/16(土) 23:59:04 ID:3P6TGmpo0
>>64


「ううん...わたしの話はいいの......
わたし、もっと千早のことが知りたい.....な」

自分の周りには 自分を温かくしてくれる人がたくさんいる

家族や友人や師匠など
天涯孤独のみでありながら、その実だれよりも交遊関係に恵まれているきさえする
だから、恐い。
求めすぎて 失うことが


「ねぇ、きかせて?
千早のおはなし... わたしの家族みたいに
素敵な人...でしょう?」


だが、愛の反対とは無関心というように
行為を持てば、相手のことを知りたくなるのも
また、当然で......

66千早:2013/02/17(日) 00:54:51 ID:i4lwY6eg0
>>65
「あまり面白い話ではないわ……」

困ったなと眉をハの字に曲げてしまう。
今日会ったばかりの子にこんな話をしていいのだろうか……

しかし、ついつい放っておけないこの少女のまっすぐな気持ちに対して答えたい。
そんな気持ちも確かにあるのだ。

だが、決して愉快ではないこんな話を聞かせてしまって反応に困らせたらどうしようか。

「一緒に住んでいた人が居たの……」

でもそれは、自然と千早の口から零れていて

「私は研究施設で生まれ育ったの。
 研究所には、私ともう一人女の子が居たわ」

一度話し始めてしまうと、もう止まらなくなって

「2人は毎日実験台にされて、全てが管理されていたの」

「研究所には法律なんてものは無くて、体にあらゆる刺激を与えて、あらゆる薬物の投与反応を見られた」

「私の心は荒んでいったわ。もう一人のあの子にも辛く当たってしまった……」

その時の千早の顔は、辛い感情に後悔の念が混じっていた。

「あの子は私より前に生まれたのだけれど、体は私より小さかった……
 でも、性格は凄く明るくていつも私にいろんなことを話してくれたわ」

「研究所から出たこと無いから、話題なんてそうそうないはずなのに……」

もう一人の子に比べてその時の千早の心は脆かった。
初めは無心に耐えていた実験も、だんだんと千早の心を蝕み、徐々に眼に、心に光を失わせていった。

「ある時、2人が居る部屋に研究員が来たわ。それはいつもの事だけど……」

『おい、2人のどっちか来い』

研究員のセリフはいつもと違っていた。
普段なら、連れて行く人は指定されるか両方行くかだ。

「私は足を動かすことが出来なかった……口も動かせなかった」

「そんな私にあの子は言ったわ……」

『ちーちゃん、行ってくるね。大丈夫だから』

「そう言って私の両手を包み込んでくれた」

「……結局、あの子が戻ってくることは無かった」

「研究員に話しかける権利も無い私では、その後あの子がどうなったか知る術はない……」

「毎日私を励ましてくれたあの子……名前も知らないあの子が居たから、今私はこうして心を持っていられるのだと思うの」

……話してしまった。
全てではないが、その大半をあって間もない少女に話してしまった。
引かれるだろうか……普通は引くだろう。反応に困る。
そして直接言ってはいないが、千早の生まれについても予測がついてしまうかもしれない。

67しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/17(日) 18:13:37 ID:dBkHzJl.0
>>66

「千早さん...哀しかったね、とか、可哀想...とか...無責任なこと...言えませんけど.....」

少女は少し戸惑った。
引いた訳でもないし、その存在に感付いた訳でもない
ただ、こういうとき 自分が何をすれば良いのかが、分からなくて


でも、答えはさっき 彼女が教えてくれていて....


「わたし...冷たくて嫌かも ですけど.....
ギューッて、させてください」


少女は千早に歩みより
その華奢な体で、自分より背の高い千早を抱き締める
ほんのりと冷たささえ感じるその体で、必死に彼女を暖めようと
摩擦熱を起こしてみようと
うりうりと頬を擦り付けてみたり......

そんな馬鹿な事を真剣にやりながら
少女は 言葉を紡いだ


「わたし...わたしも実は..昔は悪いこだったんです......
数ヶ月まえに..廃墟みたいな場所で目を覚ましていらい.....
たくさんたくさん 人を殺して 食べて来ました.....

幼い女の子を..優しい男の人を...たくさん...たくさん

あるひ...師匠のような方に出会い....相手を選ぶようになりました.....
あるひ 妹と姉に出会い..絆の温もりを知りました.....

でも、わたしは怪物です...けど」


そこで、少し間をおき


「人を食べる怪物.....
でも、もしよかったら...わたしが怪物でも、嫌いにならないでくれるなら
...
わたしと一緒に...帰りませんか.....? 」


辛い過去を話してくれたから
自分の正体を 包み隠さず 話してしまい
過去から察するに 天涯孤独のみと判断し

小さく か弱い声で 家族にならないか? と 尋ねてみた

68千早:2013/02/17(日) 18:44:57 ID:i4lwY6eg0
>>67
「シンラ……ん、ありがとう」

この小さな体で、精一杯自分を温めようとしてくれている。
それがたまらなく嬉しい。

少女の体は冷たいけれど、千早の心を十分に温める事が出来た。

「……ふふっ、じゃあお返しね」

シンラが体を摺り寄せて、頬まですりすりしてくるのがたまらなく可愛くなってしまい、自分もと頬をだす。
それは、シンラのほっぺにくっつけて、互いの頬で温め合う。

「そうだったの……」

シンラの過去を知る千早。
先ほどのシンラの拒絶反応は、この辺りと関係があるのだろうと推測する。

信じられないような話を、千早はしっかりとシンラの眼を見て優しい微笑みのまま聞き続ける。

「私はシンラを嫌いになんてならないわ」

これだけは絶対に言えることだ。
シンラの眼をまっすぐ見て言える事。

「私が、あなたと色々なお話をするのは、あなたが人間だではないわ」

「私とシンラが仲良くするのに、人間か怪物かなんて関係ないのよ」

左手で、シンラの髪をなでる。
そもそも、それを言ったら千早も正確には人間ではない。

「そうね……」

一緒に行こうという申し出。
これはとても嬉しい事だが、千早は少し考える。

このまま一緒に行っていいのだろうか。
この子は人間ではないけれど、自分の正体を知っていて、どんな危険が自分に降り注ぐかを知ることが出来る。

でも私は違う。
自分が何者かもわからず、誰に狙われるかも分からない。
そんな状況で、他人と一緒に居れば周りにも危害が及ぶ可能性がある。

「…………ごめんなさい、今一緒に行くことは出来ないわ」

現状の結論はこれ。
やはり、どんな危険があるかわからない状況で一緒に居るのは、この子やその家族にも迷惑がかかる。

「もしかしたら私は追われている身かもしれないし、……シンラのご家族もいきなり私がお邪魔していい気分はしないでしょう?」

「…………でもね……」

少しだけ目を瞑った千早が、一泊置いて喋り始める。

「私はこれから自分の正体を知る為に、研究所を調べに行くわ」

「そこで、私の正体が分かって……その上で、私を家族にしてくれと言ってくれるなら…………」

― 一緒に生きましょう ―

共に行く、共に生きる。
全てを知ってなお、一緒に居たいと言ってくれるなら、自分は共に歩んでいこう。

69しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/17(日) 19:21:17 ID:dBkHzJl.0
>>98

「えへへ...あったかい、ね
うん..嫌いにならないでくれるなら...いまは、それでいい.....」


彼女の話を聞いていた時から、ずっと我慢していた涙を、少しだけ流しながら
少女は微笑む。

思えば、旅をするなかで自分が怪物だとしり
異質な存在として人間を食らってきたが
自分のルーツは余り考えたことがなかった

ただ、それゆえに己もまた、見えない敵に狙われている様な不安に襲われていた時期も
確かにあったから

彼女の返答が、優しさから来たのだと...自分に言い聞かせ


「.....うん。
わたしも...千早みたいに、自分のことを調べてみる.....
それでいつか、またお互いに 自分を理解出来る日が来たら...

わたしたちは...家族、だよ...? 」


少女の気持ちは 例え何があろうと揺るがない
そう、今からでも胸をはっていえる
自分は待つのだ。 彼女の言葉を...彼女の「ただいま」


「じゃぁ、わたし...チョコを詰めるね.....
千早、早くいったほうがいーよ.....?
研究所...逃げちゃうかも...よ? 」


それでも、少しだけ 辛い
独りの彼女を見送ることが

だから、涙を見せないために
立ち上がり... 背中を向けながら
続けて紡ぐ、その言葉


「ぢあや..いっでらっじゃい...!!! 」


その声は 涙でふるえてなんかいないし
少女は 家族を見送るのに 涙を流し 足を引き留めるようなことはしないのだ


だから、振り向かないで行ってほしい


ふるふると揺れる小さな背中が
暗に そう示すのであった...

70千早:2013/02/17(日) 19:34:09 ID:i4lwY6eg0
>>69
「もう……また泣いて、仕方のない子ね」

もう一度出したハンカチでシンラの涙をふく。
涙の意味を全て理解することはできないが、その涙は間違いなく自分の為と言う理由が含まれている事は分かる。

「ええ、そうね……家族よ」

きっとシンラは再び家族になろうと言ってくれるだろう。
しかしそれに甘えることはできない。
自分は、自分の事を知り、しかるべきタイミングでこの子と一緒になろう。

「別に今生の別れではないのよ? この街を離れる訳ではないのだから」

涙もろい子なのだろう。
自分の為にここまでしてくれるのはとてもうれしい。

「それじゃあ、行ってくるわね」

立ち上がった千早。
この場を去るが、それは心の距離が離れる訳ではなくて……

いつか、一緒にもっといい日を過ごせるように一時の別れ。


//こんな感じで〆で良いでしょうか。
//とっても楽しかったですありがとうございました

71しんら・あまつき /ヴァージョン女の子(見た目だけ):2013/02/17(日) 20:02:24 ID:dBkHzJl.0
>>70

「ない...てない、もん.....
わたし...なか ないもん.....」

泣いていない... ないてない なくわけない

少女は自分に言い聞かせるように...呟きながら
チョコレートやテントを仕舞い.....

「この本は...ここにおいていこ.....
そうしたら...また千早が、本を片手に...ぐしゅ...」


うわぁぁぁぁん......


なんて声が 静かな公園に響いたならば

貴方は、それに近付いてはいけません
詮索するのもいけません

それはきっと 世にも恐ろしい怪物の 雄叫び声に違いないから

もし怪物に出合ったら、貴方は食べられるかも知れないのだから

怪物は強くてかっこいいから、泣いたりなんざいたしません


どうかみなさま、怪物ちゃんにご注意を......


/絡みありおつでしたぁ!
楽しかったです! 千早ちゃんも可愛いし...!

72カルネ:2013/02/18(月) 20:44:44 ID:ZkgeIio.0
>>27
「ふ…よろしく。年相応の無防備を晒すクララ。」

目を細めながら、少女をからかい。
カルネは己が名を口にした。

「警察が来れば逃げるのが当然だが、ね。
 色々と面倒があるのさ。面倒だから暈すが」

「…少々。言葉を選び間違えただろうか
 ―――…ただ言葉通りだと。」

顎に手を添え、辺りを見回した先に
――少女の疑問に対する"答え"があった。
その"答え"の名は――クララの姉の姿である。

そしてカルネはその"答え"を指す。
一言「あの女が、その答え」だと添えて。

73クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/18(月) 21:38:56 ID:HiwPMIOA0
>>72
 クララはカルネの視線の先にルーシェの姿を見つける。
 得体の知れない、そして危険そうな人物との関わりを知るのはショックだ。

 瞳孔が開き無意識に咄嗟の行動に出ていた。「…答えなさい。」
 カルネが余所見をして視線を戻した目の前には鋭い爪が無数に、
 クララの枝分かれした右上半身から突きつけられていた。
「お姉さまに何かした?」
 返答次第では攻撃するつもりだ。そういう目をしている。

74カルネ:2013/02/18(月) 22:05:41 ID:ZkgeIio.0
>>73

ルーシェの姿を刺したカルネのその背後。
冷酷な響きと、剣呑な空気が支配していた。

「おお、怖い怖い。こんな鋭い爪で裂かれたら
 追想をする暇も無く殺されそうだ…はははっ」

臆する事無く、脅しを歯牙にも掛けぬ様で。
皮肉ったように小さく吊り上った頬と共に
小さくも、恐ろしき怪物を見下ろして、一言。

「別に何も。ただあの女の相談に乗っただけの事」

「『家族と言う物を持て余してる。胸が苦しい。まるで枷の様だ』と
 傲岸不遜な彼女に似つかわぬ、困惑の色が浮かんでいたのでね」

その言葉に、嘘偽りなし。
けれどその先の言葉は、口には出されず。

「私が彼女と関わりを持つのは不快かね?クララ君。
 これでも私は君たちに陰ながらの支援をしてきたのだが、心外だよ」

75クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/18(月) 22:21:20 ID:HiwPMIOA0
>>74
 しばらくカルネを睨んでいたが、突きつけた爪をゆっくり引き戻す。
「何もしていないならあなたを責める理由もないわね。
 もしも脅かせてしまったならごめんなさい。」
 口ではそう言っているが表情は変わらない。

 少しずつ人間の少女らしい姿に戻っていく。
 そして二つの確認をする。
「お姉様が家族を枷と言っていたのは本当?
 そしてわたし達の支援というのはどういう事?」

76カルネ:2013/02/18(月) 22:46:51 ID:ZkgeIio.0
>>75

「くくっ、気分を害したかな?だとしたら失礼。」

人間の姿へと戻るクララを見下ろしたまま微笑む。

「質問は一つにしたまえよ。
 一つ目は、本人から聞くと良い。
 第三者である私の口からだと真意が届かぬよ」

「二つ目について。君たちが何気なしに住んでいるアパート。
 あれが当然のモノだと思うか?あれは私の口利きによるものだよ
 犯罪者たる彼女が住居など借りられる訳がないのだからね」

「さて、ほかにも聞きたい事はあるかな?クララ君」

77クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/18(月) 23:01:13 ID:HiwPMIOA0
>>76
 カルネの一言一言が気に障る。
「気分を害したかですって?そうね、その通りよ。
 理由なんてないわ。あなたが好きになれそうにないの。
 でもそういう事情があったのならばお礼だけは言っておくわ。」

 実際、自分が相手の何に苛立ちを覚えているのかはわからない。
 理解できていないし、自覚できたとしてそれを何と呼ぶのかわからないのだ。
 なんの事はない。嫉妬である。
 相手はどうみても愛情や親切心で動く人物に見えない。
 その"犯罪者"を利用しようとしているか、している風にも感じられる。
 しかし、その彼の方が自分よりも大切な人の役に立っている。

「わたしから聞きたいことは…今はもうないわ」

78カルネ:2013/02/18(月) 23:13:10 ID:ZkgeIio.0
>>77

「いやはや…嫌われてしまった様だ。
 これはこれは…胸が痛むね」

感情の籠らぬ言葉。口先だけの言葉。
カルネの心境は傷心とは程遠く、そして全くの異質。

「そうかね。ならば、私から一ツだけ
 ――何故彼女を姉と慕うのだね?平穏を怖し、騒乱を呼び込み。
 己が我欲に付き従い、気に入らないモノを容赦なく壊す彼女を
 姉と慕う理由が皆目検討が付かない。」

言葉に絡みつくは、多量の意地悪と疑問と。

79クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/18(月) 23:23:35 ID:HiwPMIOA0
>>78
 カルネの問いにはあっさり答える。
「お姉様が好きだからよ?
 誰かと居る理由が他に必要かしら。」
 彼女に人間ならではの社会的道徳はない。

「…眠いわ。帰らなきゃ」
 唐突に言い出す。深い意味はない。
 カルネとの対話に飽きたのでもない。
 その言葉の通りで疲れているからだ。

「お話の途中でごめんなさいね。
 お部屋の手配のお話は知らなかったわ。
 ありがとうね、おじ様。お話の続きはまた会った時に。」

// そろそろ落ちますので〆に向かいたいのですが、申し訳ない。

80カルネ:2013/02/18(月) 23:29:35 ID:ZkgeIio.0
>>79

「ふむ…それは一理ある。
 誰かの傍に居るのに理由なんか要らない、か
 全くもってその通り、だ」

こういう部分には理解のあるカルネ。
自身の求める永久不変の根幹である故に。

「ああ、そうだね。また話の続きをしよう
 今度は薄汚れた路地裏では無くて、紅茶や茶菓子を用意してある私の部屋でね」

//了解です。これで〆ましょう。
//絡みお疲れ様でした。時間がかかって申し訳ない。
//また時間ができましたらロールしましょう。

81クララ(ブロンド美少女)ミミック:2013/02/18(月) 23:39:11 ID:HiwPMIOA0
>>80
「それは素敵な提案ね。
 その時はわたしが甘いお菓子を用意するわ。」
 別れ際の言葉に微笑を浮かべる。
 警戒はしているが、カルネのユーモアは気に入ったようだ。

「それじゃあ、おじ様。おやすみなさい。」
 路地裏という条件を活かし、壁の間を跳ねながら少女は上へ。
 そして片方のビルに飛び乗った所までがカルネに目撃できたところだろう。

// こちらこそお相手感謝します。いいキャラですね。
// また機会あれば絡んでやってください。では。

82星の君 (緊急出動) E:5スレ後にサンドブラスター:2014/01/01(水) 11:30:17 ID:Gmuq662k0
「高レベル生体エネルギー反応。クリーチャーと…何かいる」
 深いフードを被った子供が歓楽街の中にあるホテルの前に立っている。
 用意されたマスコミに囲まれてホテルの出入口で待機。

 これがしばらく待っているとホテルからスタッフ、客、そして先に突入した警官達が脱出してきた。
 そこに小寺もいる。「11:26。このミッションをZ.O.に委託します。」

「ん、わかった…。デッドオアアライブ?」子供は警官に尋ねる。
「できれば生け捕りで。」

「できそうなら頑張ってみる。」
 そう言ってコートの子供はホテルの中に走って行った。

83メイザース:2014/01/01(水) 11:36:40 ID:Oatcs9uI0
>>82
もし子供が駆け、駆け抜けた先が――最上階だったとしたら。
そこには一つの存在感だけがあって、他にはなんの脅威も無かっただろう。
広大な最上階のスイートルーム。そこの椅子に座し、ワインを傾けるのは――〝白〟だった。

「――やあ。星の君くん、でいいかな?」

椅子をくるりと回し、朗らかな笑みを浮かべるのは――少年。
白い髪、白い肌、白い瞳、白い衣服。開かれた胸元に見えるのは、鮮血の魔法陣。
あまりにも人畜無害な気配を放出し、また当然のようにそこに居る彼からは何一つの脅威も感じられないだろう。
そして、可笑しい事は一つ。――いまこの空間に、〝クリーチャーと何か〟が存在しているということ。
しかしながら、此処に居たのは少年が1人だけ。それが、どういうことか――分かるだろうか。

「……新年くらいは酒でも飲もうかと思ってね。
あまり身体には良くないんだけど――君も、飲むかい?」

テーブルの上にはいつの間にかもう一つのワイングラス。
そして、テーブルの上に〝存在していた〟ワインの瓶を示し、軽く首を傾げた。
敵意も害意も存在しない。敵対しなければなんの危険も無いだろうし――敵対した所で、今の彼からは危険性は感じられないだろう。

84しんら:2014/01/01(水) 11:40:38 ID:rBiKyT7U0
>>82
>>83

「うま…うま……ホテルは潜入みっしょん…だいせいこー…」

【キッチンから拝借してきたデザートのアイスクリームと、現金の詰まった鞄を持ち】
【異形が屋上にむかいあるいていた】


/すんません…状況がわからなかったからこんなことに…

85星の君 (緊急出動) E:5スレ後にサンドブラスター:2014/01/01(水) 11:51:25 ID:Gmuq662k0
>>83
「あなた、だれ?逃げ遅れたの?
 いや、わたしがあなたを知らないのにあなたはわたしを知っている。」
 装備を抱える胸をさする。
「最近は安定しているサンドブラスター。官給品にしては地味。」
 自分の装備を確認する。
 この装備は細かい金属粒子がもつ腐食効果を攻撃力とする。
 もう実用化に耐えられるようなシロモノだ。

「わからない…人間相手なら能力者にも使わない装備が与えられた。
 あなたは何をしたの?こんなもので溶かされる程の事をしたの?」

 目の前にいるのも子供だ。

「何を笑っている?
 それからこの国では子供はお酒を飲んじゃだめだよ。
 隠れて飲まないといけないんだ。」

 武器は人を殺さない。道具に意志はない。というが本当だろうか。
 ここにいる星の君は殺意も持っている武器としてたっている。

「照合開始。あなたが何者かがわかってからどうするか考える。」

>>84
 そして星の君は階上を見た。
「怪しい子供は置いておいて…標的を見つけた。」

 異能を使って天井を吹き飛ばすと星の君はしんらのいそうな、きそうな場所に踊り出る。
「邪神局から買い取った獲物だ。わたしの貯金になりなさい。」
 これは念力だろうか。しかし人間離れした威力があり、力が視認できる。
「どこだ!」

86メイザース:2014/01/01(水) 12:00:02 ID:Oatcs9uI0
>>84>>85
『――あまり食べ過ぎるとお腹を壊してしまうよ。
まあ、年明けなら少しくらい贅沢しても良いだろうけどね。
あと、狙われているようだから気をつけるように。……下に降りたほうが良いよ』

念話か、何か。少年の意志が、シンラに向けて送り込まれる。
異形が善性であればあまりにも不快に聞こえ、悪性であれば甘美にすら聞こえるだろう不思議な意志。
その意志は、穏やかに異形を心配するような感情を送り込んでいた。

「僕はメイザース。――円環の楽園という組織の盟主をやっている。
……ただまあ、逃げたわけでも挑んだわけでもない。
ただ単純に、僕はここに来ようと思って、ここに居る。君達の敵としてここにあるわけでも何でもない。
僕は、何もしていないよ。少なくとも、今この場では、ね」

円環の楽園。その組織の名を、少年は照合の前に名乗ってみせた。
その上で、椅子に座した少年はワインをまた一口含み――笑む。
魔力は無い、妖気も無い、邪気も無い、異能の気配も存在しない。
ともすれば無力な無能力者にすら思える少年は、絶対の殺戮兵器を前にして尚、揺るがない。
力のあるなしは、少年にとっては大したことではないのだろう。怯えるでも無く、侮るでもなく。
ただ単純に、サミュエル・リドル・メイザースはメイザースとしてそこに座し、ぶどう酒を楽しんでいた。

「……子供と言われるのも仕方がないけれどね。
この世界、外見年齢と実年齢が咬み合わない存在も多くいるだろう?
目に見えるものが全てではない。君の視点が君の世界全てだが――君の見えない所がある事を知っておくと良い」

とぽぽ、とワインの瓶を傾けグラスに赤い液体を注ぐ。
飲もうが飲むまいが自由だが、この何かは――相手を歓迎しているのだった。

87うわばみ:2014/01/01(水) 12:06:07 ID:mvOibYxo0
>>85>>86
【のんびりと食事と星空を楽しんでいると】
【耳の奥に君の悪い声が響く。不安を掻き立てられるような悍ましい声】
【それでいてどこか甘美で胸が安らぐような...不気味な声だ】
【声は言う・追手が来ていると】


「え、なに!? 」

【突如現れた星の君に対し、シンラは身構えるが】
【次の瞬間には謎のチカラで貼り付けにされていた】
【可視の念力…おそらく自信と類似した能力で】

「は、な、せ! 」

88シンラ:2014/01/01(水) 12:06:37 ID:mvOibYxo0
名前みすりましたぁ!

89星の君 (緊急出動) E:3スレ後にサンドブラスター:2014/01/01(水) 12:17:06 ID:Gmuq662k0
>>86
PPP...通信が入る。
『おい!あれは円環の楽園のメイザースだ!』
「メイザース?」
『ニュース見てないのかよ〜』
サポーターからの通信を受けて星の君の表情が曇る。
「面倒くさいな」しかし口から放たれるのはそんな気の利かない言葉だ。

「クリーチャーを破壊したあとであれをどう処分するか考える。
 装備を射出しておいてくれ。メイザースは後回しだ。」

>>87
星の君がカツンコツンと靴底の音を鳴らし近づいてくる。
「話をする時間は作らない。迷いが出るから。
 それにしても都合の良い状態だ。
 サポーター。クリーチャーは拘束されている。
 サンドブラスターの充電が終われば焼却してここを離れる。」
視線だけはシンラを確認するがその目は冷たい。

90メイザース:2014/01/01(水) 12:23:35 ID:Oatcs9uI0
>>87>>89
「――無事かい?」

シンラに対して、次は念話ではなく肉声で語りかけられた。
白い少年だ。全身が白で彩られ、虚ろな雰囲気は肉を持っているというのに尚現実味が無い。
歩いてきたのだろうか。異能の気配は存在しないが、当然のように少年は、神羅の傍らに〝存在していた〟。

「君が君の利益の為にそこの異形君を倒すのは構わないんだ。
――ただ、迷いが出るなら、やめておいたほうが良いと思うがね。
引鉄を引くのはなんのためだ? ……命令の為ならば、僕はそれを良しとは出来ない。
君は君の意志でそこの異形君を屠るべきだ。――そして、そこの君も、屠られるのを良しとは出来ないだろうね?」

ワインを一口含み、少年は朗々と言葉を垂れ流していく。
少年は、星の君を止めに来たわけでもない、シンラを救いに来たわけでもない。
それらの行動が、確りと己の意志によって成されているかを確認しに来たようだ。

「――Ede, bibe, lude, post mortem nulla voluptas.」

食べろ、飲め、遊べ、死後に快楽は無し。
そんな言葉を微笑みとともに述べれば――シンラを襲う念力の力場に干渉が起こる。
シンラに自由を与えるが、それは救いのためではない。シンラがそこから先、己の意志で何を起こすかを見守る為の行いだ。
存在が一瞬揺らげば、メイザースの居場所は〝星の君の背後に存在していた〟。
当然のようにそこに、椅子と共に存在していたメイザースは、目を細めて二人を見守っているのだった。

91しんら:2014/01/01(水) 12:32:29 ID:rBiKyT7U0
>>89
>>90

【自分に銃を向ける星の君。語り現れるメイザース】
【迷いが生じるならばやめろと彼は言うが…シンラはそれに賛同しない】

「キミは僕を殺して生きるんだね…僕を殺してでもしたいことがある」
「ぼくはそれを否定しない」「だけど僕も、君を殺してでも帰らなきゃいけないんだ!」

【シンラは拒絶の光を生成し星の君の力を打ち消し】
【ゆるりと地に落ちる】


「だから…そこをどけて。僕は迷わない。 僕に家族(みちしるべ)がいるかぎり」

【次いで、光の壁を生成し、星の君へと射出する!】

92星の君 (緊急出動) E:2スレ後にサンドブラスター:2014/01/01(水) 12:39:22 ID:Gmuq662k0
>>90
「お前は仕事のジャマだ…いや、やりやすいのかな。
 おまえは円環の楽園のリーダーだったか。
 オーダーにないがお前をまとめて討伐しても良い。いいボーナスになる。
 しかし。この怪物を討伐する事がいまのわたしの仕事だ。」

>>91
「最善は尽くさないといけない。
 それを示さないといけない。
 これが社会のルールだ。」
 噛みあわない返答を返し、相殺させる光の波長を合わせた物資を片手で射出した。
 しかし星の君の生成できるものは純然たるエネルギー。しんらの放ったものは違う。
 それは衝突せず物質は壁をすり抜けて、壁は星の君に直撃して。。。
「これはなんだ?」ダメージになったようで片膝をつく。
 そして星の君が放った熱と質量を持った物質はしんらに迫る。

93メイザース:2014/01/01(水) 12:44:59 ID:Oatcs9uI0
>>91
「――眩しい、な。
うん、君は素晴らしい。己の意志で善行も悪行も行うことが出来るというのは、素晴らしいことだ」

己の意志で星の君を屠り、帰るという結論を出したことを、素晴らしいとメイザースは肯定する。
光の壁の衝撃にあおられ、純白の長髪はしかしながら微塵も揺れる様子を見せず。
星の君の己も始末するという言葉を聞けば、笑みを深くしてみせた。

「……君にそれが出来るならば。僕は君が君の意志で僕を屠るならばその行動を否定しない。
だが、僕は君の行動を肯定しても、君の行動を肯定した上で君の敵となるだろう。
……悪いが僕は戦えないから、僕の仲間が君の敵になるけれど、ね」

メイザースは僅かな笑みと同時に――己の胸元に軽く指を滑らせた。
白い瞳は2つ。だが――その双眸からは、数多の眼光が、気配が感じられたかもしれない。
己に塁が及ばない限りはメイザースはあまり動くことはない。
だが、それが己に及び、それが己の目的を阻むならば――メイザースも、動くだろう。

94星の君 (緊急出動) E:2スレ後にサンドブラスター:2014/01/01(水) 12:47:20 ID:Gmuq662k0
// すみません、休養は入ったので退席します。

95しんら:2014/01/01(水) 12:52:22 ID:rBiKyT7U0
>>92
>>93
「社会のルールなんて知るかっ! 絶対にみんなで生きて幸せになる…それが家族…僕たちのルールだ!」

【拒絶の光をすり抜ける】
【なんとも相性がわるい…それは相手にとっても同じことなのだろうが…】
【僅かに空だの軸を反らし直撃を避けようとするが…】

「そこの白い人…貴方に誉められるのは少しだけ嬉しいけど…そんなとこいたら危ないよ! 」

【余りにも脆い異形の体は左腕を丸々と消失してなお、他者の心配をしていた】
【必要がなければ殺さない。傷付けたくない】
【其が、化物たるシンラの自分に課したルールであり…誇りであった】

96しんら:2014/01/01(水) 12:57:34 ID:rBiKyT7U0
じゃぁ、おきですすめましょっ

97メイザース:2014/01/01(水) 12:59:41 ID:Oatcs9uI0
>>95
「――たまの気まぐれだ。
……Omnia vertuntur.(万物は流転する) 」

吹き飛び片膝を付いた星の君に向かい手を振るえば、満身創痍の星の君は階下に送り込まれて。
同じくひどい傷を負ったシンラに対しては、穏やかな態度を取ったまま。

「メイザースだ、僕の名前はね。
円環の楽園という組織の長をやっているが、どうも君とは気が合いそうだ。
……またいつか会おう。これは、ちょっとしたプレゼント、だ」

ゆらりと歩み、シンラに向けて一つの符、治癒力を増す符を与えれば、少年はくるりと後ろを向き、一歩を踏み出す。
踏み出せば――後は、既に少年の姿はなく。
吹きすさぶ風とシンラだけが、屋上には残っていたことだろう。

98メイザース:2014/01/01(水) 13:00:06 ID:Oatcs9uI0
>>97
/*置きで往くならこのレス無しでお願いですー*/

99星の君 (緊急出動) E:次スレにサンドブラスター?:2014/01/04(土) 02:16:10 ID:nh5AbBCA0
>>95
「家族?それにメイザース相手とはいえ他人に礼を言った?
 人間を捕食するだけの怪物と聞いていたが随分と違うな。」
 拒絶の光を食らった星の君にどのようなダメージがあるのだろう。
 わかっている事はシンラの拒絶の光を物質生成で止めようとして、
 お互いに干渉しない攻撃を放ちお互いを攻撃してしまったことだ。

 星の君はスーツ越しに直撃を受けた。満身創痍である。
 しかし特別な装備品は持っているが。粒子で物体を削り抉るサンドブラスター。

 シンラは避け損なって身体の一部を失った。苦痛は想像しがたいが浅いのだろうか。
 左腕を喪失した異形の姿を確認して見た目だけ五体満足な星の君はフードの下で目を光らせる。

「不気味な能力だ。だが、今は…ハァハァ、わたしが押しているか。」
 押しているのだろうか。脆くともシンラは怪物。星の君は人間。
「作戦は続行する。対象を殺し尽くせるものと判断、予定通りデリートする。」
 目眩を覚えてふらつく星の君は踏みとどまり、それを見ているシンラに告げる。
「社会に従わないから社会はお前たちを敵と認めたのだ。
 お前たちのルールは…そうか社会でなく世界のルールだな。
 わたしに勝てるか?もしくはわたしから逃げられ…r、ぎゃっん!!」
- 星の君、余計な事は言うな。考えるな。 -
「分かった…お前はわたしに勝てるか?
 お前は怪物の癖に脆いな。熱を帯びた腐食性の砂は…お前の身体をこそげ落としきるよ」

 小さな身体に似合わないサンドブラスターをシンラに向ける。
「雇い主からはもっと知性が低く凶暴な人型だと聞いていた。
 どうやら違うようだな。しかし…人を…襲う生き物なのだろう?」

100メイザース:2014/01/05(日) 22:37:40 ID:wviiQLYY0
>>95>>99
「――――人を襲った所で、それがどうしたんだい?
星の君。君もまた、〝人ではない存在〟を襲っている。
――ああ、それが悪いとは言わないよ。君がそうしたいならそうすれば良い、シンラ君も同じく、だ。
……ただ、ね。年明け早々、流石に僕も血みどろの光景を見たくはない――だから、ね」

二人の様子を微笑ましげに見ながら、力を発さぬ少年は白いローブの裾をわずかに動かしてゆっくりと歩き出す。

「……君の依頼を無かったことにしようじゃないか。
依頼で君が殺すなら、君の依頼がなければ君は彼を殺さなくても良い。
そして、僕も君達の肉片や鮮血が飛び散る光景を見なくても良い」

数秒後、だ。
星の君のインカムから、絶叫と切断音と発砲音が響くだろう。

「――誰も死ななければ良いんだけれど」

ビルの眼下、司令部の方へと駆け抜けていく――一つの白い魔術師然とした女の姿があった。
その女が、有ろうことか、素手の拳足を振るい、司令部を制圧しようとしていた。
銃弾すら拳どころか肉体それ自体に弾かれる異常事態。
それを微笑ましげに見下ろして、メイザースは星の君に目線を向けて。

「どうやら、偶然円環の楽園の者がテロを始めてしまったようだね。
……君の最優先の命令は、変わるんじゃないかな?」

ワインを一口嚥下して、阿鼻叫喚の下の光景を少年は見下ろし続けるのであった。


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