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ここだけ不思議の避難所ロールスレ★1

100メイザース:2014/01/05(日) 22:37:40 ID:wviiQLYY0
>>95>>99
「――――人を襲った所で、それがどうしたんだい?
星の君。君もまた、〝人ではない存在〟を襲っている。
――ああ、それが悪いとは言わないよ。君がそうしたいならそうすれば良い、シンラ君も同じく、だ。
……ただ、ね。年明け早々、流石に僕も血みどろの光景を見たくはない――だから、ね」

二人の様子を微笑ましげに見ながら、力を発さぬ少年は白いローブの裾をわずかに動かしてゆっくりと歩き出す。

「……君の依頼を無かったことにしようじゃないか。
依頼で君が殺すなら、君の依頼がなければ君は彼を殺さなくても良い。
そして、僕も君達の肉片や鮮血が飛び散る光景を見なくても良い」

数秒後、だ。
星の君のインカムから、絶叫と切断音と発砲音が響くだろう。

「――誰も死ななければ良いんだけれど」

ビルの眼下、司令部の方へと駆け抜けていく――一つの白い魔術師然とした女の姿があった。
その女が、有ろうことか、素手の拳足を振るい、司令部を制圧しようとしていた。
銃弾すら拳どころか肉体それ自体に弾かれる異常事態。
それを微笑ましげに見下ろして、メイザースは星の君に目線を向けて。

「どうやら、偶然円環の楽園の者がテロを始めてしまったようだね。
……君の最優先の命令は、変わるんじゃないかな?」

ワインを一口嚥下して、阿鼻叫喚の下の光景を少年は見下ろし続けるのであった。

101しんら:2014/01/06(月) 14:14:21 ID:l.B/h4iU0
>>99
…………。…うるさい。
僕は人間が好きだ。 でも人間を食べる。
死んじゃったら、好きでも愛せなくなるから、死なないために生きるんだ。

【シンラは他者の生命を奪い自らの物とする】
【故にそのエネルギーは大きいに越すことはなく】
【百から奪うよりも一の命をと、人食いの道に堕ちたのだ】
【だが、今ではその道に後悔は無い】

>>100
君たちだって豚や牛を食べる…君たちは『人を食べない生物』で
僕たちは『人を食べる怪物』だ。
でも、僕は人が好き…妹には、怒られたけど…だ!

【シンラは星の君を見据えたままに】
【メイザースの会話には口を挟まなかった】
【難しくて、わからなかっただけだけど】

無意味な殺しはしたくない…でも、君を生かしたら…家族が危ない……
【故に、刺し違えてでも 止める。 息の根を】
【怪物を蹂躙する、愛しき生物からの侵略を】

【シンラは左肩からあふれでる生命の光を拒絶の其へと変換し、擬似的な巨腕を形成】
【腰を低くし、待ちに入る】

102星の君 E:サンドブラスターの様子が?:2014/01/06(月) 21:00:04 ID:i5ZN/Kq60
>>100,101
シンラを狙うサンドブラスターは対象を高圧ガスと砂で削る装置だ。
「生きるために殺すか。だったらこれはただの生存競争…」
自分に言い訳するように呟いてサンドブラスターに指をかける。
その時だ。インカムから悲鳴と発砲音が流れて来てサンドブラスターがメッセージを発する。
- セキュリティキーのダウンロードに失敗しました -
「オペレーター何事だ?」
ホテル近くに停車しているワゴンに確認する。
『こっちじゃない。本部で事件が起こったらしい』

星の君はメイザースを睨むと非難しはじめる。
「人間が人間でなく害性生物に肩入れするとは正気じゃないな。
 命令の変更を期待しての行動らしいがわたしは警備部ではない。」
だから本部を助けに行く必要はない。それは警備部隊の仕事だ。
「だが」。命令は人喰いをサンドブラスターで駆除する事だった。
『星の君。指令書なんだが依頼遂行不可能なら撤退と記されている』

「妹?家族?」シンラに視線を戻して尋ねる。
使えないサンドブラスターを見える念力でひしゃげさせながら。
「生きるために生きている存在だと聞いていたが。」

103とあるロールプレイヤー:2014/01/11(土) 12:30:12 ID:0W9aeke60
パー速スレ >>858
「怖くないです。 そもそも、私には未だ……貴方の言葉が信じられません」
指先を帽子へと向ければ、それを持ち上げて、桃色の髪を揺らしながら瞳を細めてしんらの姿を観察する。
「やはり、その――食人の――類には……小道具があれば、見極められるのも知れませんが」
首をかしげいる。しんらに心配するまでもなく、心配なんてする気はない様子であった。

「わ、私は……食べても、美味しくないですよ」
どこか狂気染みた笑顔に、少女は反射的に小さく後ずさりをする。
口元では冗談めいた調子の言葉を吐き出すが――反射的に、身体はすぐにでも抜剣できるような体勢になった。

「……怖い子ですね、全く」
額には汗を浮かべて、表情は笑っていない。シンラの言葉の意図は分からないが、少女を警戒させてしまった。

104リリアーナ/魔法剣職人:2014/01/11(土) 12:47:59 ID:0W9aeke60
パー速 >>847
「ヴェルナーさんは、強い人ですね。
 そんな、そんな辛い過去を背負っているのに……今だって、そうして笑っていられるんでうすから」
自分であれば、間違いなく背負い切れない過去。自分を押しつぶしてしまうような思い記憶。
そうだというのに、目の前の男はどこかか遠くを見据えながら、微笑んでいるようであった。
「やっぱり貴方には、憧れてしまいます。 
 ……貴方は、謙遜してそんな立派な人でないと言うでしょうけれど、私には尊敬できる人です」

「どうでしょう? 誇りなんてない方が、上手に生きられると思いますけれど……」
視線をテーブルへと向ける。ヴェルナーの方からは、リリアーナは伏し目がちになったように見えるだろう。
「何度も言っているように、後悔は全くありません。
 でも間違っているのは私で、正しい道を歩んでいたのが家族たちで……私は、ただの分からずやだった。 ……時には、そんな気もします。」

「昔の私は私は……まあ、不良でしたからね」
過去の自分の姿を思い返して、苦い記憶に表情を歪ませる。
「今は、敵を増やしたくないですからね……一応、おとなしくはしてますよ」

「そうですか。 幸せに……良かったです」
細い指先で自らのカップを取って――口に含むわけでもなく、そのままカップの温度を感じている。
「他人の過去を掘り返すのは良いことではないでしょう。 けれど、私はこのお話が聞けて……本当に良かったと思います」

105シンラ・アマツキ:2014/01/17(金) 14:20:29 ID:kwU683zc0
>>103

「あ、それ……僕は普通の食べ物もたべるけど、人が美味しいかどうかなんて考えたこともなかったな」

【彼女の警戒などいざ知らずシンラは驚愕したかのような表情を浮かべていた】

「ぼくどっちかっていうとチョコレートの方がすきかも」

【なんて余計な一言まで添えて】

106シンラ・アマツキ:2014/01/17(金) 22:35:50 ID:kwU683zc0
>>102
「キミは…本当に人間なの……?
キミはひとりぼっちで息をして、ひとりぼっちでものを食べて
それで生きているっていえるの……? 」

【生きるための怪物。他者を食い自らの魂として生きながらえる邪悪】
【かつてのシンラは確かにそんなおぞましい生き物であった】

【しかし、一匹の怪物(妹)と一人の女(姉)が彼を変えたのはいうまでもない】
【生きることとは喰らうことであり】
【生きることとは戦うことであり】
【生きることとは己の存在意義であり】


「生きるって…家族と歩くことじゃないっ! 」

【生きることとは大切な人と歩むこと】
【例え自分が消えようと…大切な人達を守れれば】
【自分は彼女達の中で、生きられる】


だから、じゃま…すんな……!!

【シンラは変成した左腕を握り締めて】
【足元に光を生成し加速】
【星の君へと駆けながら叫び】


「しんら…いんぱくとぉ! 」


【振りかぶる…! 単純な、余りにも単純なその一撃】
【果たして 届くか】

107星の君 E:サンドブラスター(笑):2014/01/19(日) 15:27:43 ID:yxJ5tnEM0
>>106
「お前の話をしていたのだが、わたしの生き方を気ににするか。
 怪物に人間性を問われるのは意外だ。
 わたしは一人だ。そこは否定しない」
さて、この場に居続けて戦闘再開しても面白く無い。
すでに長居しすぎている。撤退しようと視線を他所に移す。

そこに邪魔が続いていると思っているシンラの攻撃を許してしまった。
「速いっ!」
避けられないので受ける。与えられた防護服の硬い材質が軋む。
プロテクターを補強するように念力を使い押し潰される事だけは避ける。
しかしシンラの打撃は硬い殻ごと星の君を演じている人物を壁に叩きつけた。

視界が揺れており酔いに似た感覚もある。
「逃げる時は迅速に。習ったのに忘れていたよ。」
発生させた高質量をぶつけて壁に丸穴をあける。
「仕事が成り立たなくなったんだ。心配しなくてもこのまま去る。
 泥棒の相手は警察の仕事だ。円環の楽園の相手もわたしの仕事じゃない」
丸穴に向かって歩き出す。

108シンラ・アマツキ:2014/01/19(日) 15:38:31 ID:jvsCiwxM0
>>107
(このまま逃がしちゃう…? それとも相討ち…? )

【去っていく星の君を見つめながらシンラは僅に思考した】
【しかし】


ばいばい ひとりぼっちのだれかさん
家族にひどいことしないなら ぼくが友達になってあげるよ?
ふふん…かいぶつは君たちよりもかんだいだからね!

【やはり必要以上にやる必要はない】
【自分の能力は無限ではないのだから】
【しんらは薄い胸を張りながら星の君を見送った】

109星の君 E:ガラクタ:2014/01/21(火) 03:53:44 ID:/p8ZhFYY0
>>108
「ふん。面白くない生き物だ。はっきり言ってムカつく。」
その言葉に深い憎悪はない。生理的嫌悪もない。

人間の子供はただの子供じみた反抗心を含んだ言葉と視線を怪物に向けて、
人間離れした能力を当然のように使って…それは新しい念力の使い方だ。
強力な念力を質量という形で連続的に射出する事で、何度も自分の身体を
反作用によって空中に投げて飛行するという器用過ぎる方法で空を飛んだ。
それを繰り返しながら星の君は夜の街の向こうに消えて行く。

シンラには同じことができるかもしれないし、できないかもしれない。

 …おい!…K…子!星…君!
 星の君はインカムを落として行ったようだ。
 …聞こえるか?…ザザザ…
 星の…聞こえるか?…本部は教習者を制圧できなかったらしいが…
 …い返したらしい…敵は撤退した…らし…おい、聞こえるか?

110シンラ・アマツキ:2014/01/24(金) 16:20:08 ID:gIg9iq4c0
>>109
(口喧嘩は僕のかちだ! )

【器用に飛ぶ相手を見送り戦闘開始に放り出した現金入りの袋を回収し】
【しんらは去っていった】

111螢子:2014/01/30(木) 05:19:31 ID:uipJjST60
【都市郊外スラム赤線地域】
 螢子は街の花売りだ。隠さないでもいいだろう。花売りは身体を売る仕事だ。

 第三次世界大戦は何年前に終わったのやら。
 そろそろ多くの人々の心の傷も癒えはじめ、その傷痕も消え始めている昨今。
 それでも戦後復興事業に取り残される人々はいる。彼らは残った痕である。
 その一人である目つきの悪い小憎たらしい顔つきの少女 螢子 はスラムでの闇医者の
仕事をきっかけにある娼婦と知り合った。そして飯を押し付けられて身売りを禁じられた。
「とにかくあんた若いんだから客なんて取っちゃだめだよ」
「客を取らないと生きていけない…」
「ご飯の心配なんてしなくていいから、わたしが食わしてあげるからさ!」
「ご飯よりもお金がいるんだけれど…」
「先ずはご飯だろう?とにかく、危ない仕事はもうちょっと大きくなってからしなさい。」
 螢子を拾ってくれた娼婦の名前は愛理。「1時間したらご飯を用意しときなさいね!」
 愛理は器用に筆も使わず指で化粧を終わらせ客のいる部屋に向かった。

「偉そうな人だな。」螢子は愛理の昼食を物色するために市場に向かった。
// 絡み募集開始です

112>>111の補足:2014/01/30(木) 05:32:30 ID:uipJjST60
豆腐屋、ガス屋、竹竿屋…etc.etc...
平成も終わって数年たっても残る昭和慕情
時の物売りが鳴らすチャルメラが何種類もあって、
そういう生活に慣れている螢子はその演奏を無碍に聴いていた。
「イワシ売りが来ているのか。乾物でも買っとくかな。」

螢子は異能の一人である。元々から比較的強力なサイコキノの一人であり、
イメージの力で恐ろしいレベルにまで物理的干渉能力を進歩させた能力者の一人。

「誰も見てないね?」
周辺を見回してこっそり動いたつもりで自転車に乗るような感覚で大胆に能力を発現する。
力をチカラに、チカラを重さに、重さを投げて圧力に、圧力を連続的に投げれば身体が投げ出されて…

キリスト教の天使が持つ天輪のような物を射出しながら螢子はイワシ売りを追いかけ出した。


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