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ようこそ夕闇列島へ!のようです
1
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/29(金) 18:48:58 ID:ugxE.SiY0
小説板2の皆様こんちわー。
このお話は前作『ジョルジュ・マリン・ウォーのようです』の続きになります。
前作を読まなくても良い構成にしたいと思いますが、前作を読んで頂けるとより楽しめるかと思います。
前作は此方になります。
『ジョルジュ・マリン・ウォーのようです』(小説板2)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/16305/1489911287/
では投下いたしますー。
118
:
同志名無しさん
:2018/03/19(月) 00:09:46 ID:iyI.bW4k0
乙
ハーヴェストみたいなスタンドだね
119
:
同志名無しさん
:2018/03/19(月) 19:36:48 ID:LGqI8jlA0
またブッ飛んだ奴が出てきたな
120
:
同志名無しさん
:2018/03/23(金) 06:19:01 ID:Mwi/UNdc0
乙
ウェカピポさんよォー
121
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:09:41 ID:4OFA9oy20
スタンドデータベース②
スタンド名:強奪(ヴァイキング)
スタンドAA:へ(○w○ へ)
本体:伊藤ハロー ハハ ロ -ロ)ハ
能力:ネットバンキングから電子マネーを掠奪する。奪う金額は1円〜5円程度であるが、群像型のスタンドであり、そのヴィジョンの数はは数百万にもなる。
122
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:10:34 ID:4OFA9oy20
#6 ブラックダイアモンド
事態は切迫している。
へ(○w○ へ)从;゚∀へ(○w○ へ)へ(○w○ へ)
ハハ#ロ -ロ)ハゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ハハ#ロ -ロ)ハ「1週間前からペニサスが私の前から消えたわ。方々探して、ようやく貴女達の塒を見つけた」
ハハ#ロ -ロ)ハ「あのトソンって言う女が仕掛けたんでしょ?ペニサスは何処へやったの?返して」
ハハ#ロ дロ)ハ「返せッ!!!!!」
123
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:11:09 ID:4OFA9oy20
へ(○w○ へ)从;゚∀((○w○ へ)
「落ち着けよ。行方なんて知るわけない……って言いたいところだが、実は同じ時にトソンも『出かけます』って書き置きを残して出ていったんだわ。」
へ(○w○ へ)从;゚∀((○w○ へ)
「誰かに拉致られたとかなら、トソンは何らかの痕跡を残すし、お前の話の日にちを符号すると、どうも一緒にいるっぽいな」
ハハ#ロ -ロ)ハ「だから何?」
へ(○w○ へ)从 ゚∀((○w○ へ)
「まずは私にまとわりついているだろうスタンドを解除してくれ。話はそれからだ。」
ハハ ロ -ロ)ハ「……………」
124
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:11:43 ID:4OFA9oy20
从 ゚∀从ブァン”
从 ゚∀从=3「ふぅ楽になった」
从 ゚∀从「ありがとう。話を聞いてくれるって事だな?」
ハハ ロ -ロ)ハ「………別にアンタを信用したわけじゃあない。他に手がかりが無いだけよ……」
:ハハ - )ハ:「ペニサスは私が居ないとお外にも出れないし、ご飯だって1人で食べられない。おトイレだって……」
ハハ - )ハ「もし、あの子が独りぼっちで酷い目にあってると思うと、怖くて………」
从 ゚∀从「…………」
ハインはハローに近づくと、彼女の頭を優しく撫でた。
从 ゚∀从「安心しろ。あの姉ちゃんは私が見つけてやる。たまには大人に頼っていいんだ。」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ふ、フン!別に嬉しいとか思ってないからなッ!!襲撃のお詫びとして仕方なしに付き合わせてあげる」
125
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:13:03 ID:4OFA9oy20
ーーーーー【海中】33階ーーーー
从;゚∀从「と言ってもだな、全く手がかりが無いですけど………」
ハハ;ロ -ロ)ハ「えー……さっき見つけてやるって言ったじゃん。」
从 ゚∀从「まあ待て。こーゆーのはまず足で稼ぐんだよ」
从 ゚∀从”ピクッ
ハハ ロ -ロ)ハ?「どうしたの?」
从 ゚∀从「リアクションをしてもいい。ただ絶対に振り返るな」
从 ゚∀从「何者かに追跡されている」
126
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:39:40 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロ -ロ)ハ「え!?」
从 ゚∀从「人通りの多い所だからな。気配が読みづらい。だが『確実にいる』」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ど、どうするの?」
从 ゚∀从「勿論、こっちから仕掛ける」
ハイン達はフロアの裏路地に歩みを進めた。
監視カメラの無い無法地帯へ。
裏路地を10mも進まない内にハイン達は黒服の男達に囲まれた。
黒服A「お前……俺達に気づいてたのか?度胸のある女だ」
127
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:40:30 ID:4OFA9oy20
黒服B「また『あン時』みたいに、このアマも犯してしまパァン。:::・゚::::・゚::・。
从 ゚∀从rー<・ドンドンドン!
ハハ;ロ -ロ)ハ「ちょっ!え、え!?」
1人の黒服を射殺して、他の黒服達が混乱している隙に、さらに射殺する。
ハインは瞬く間に黒服達を皆殺しにした。
ハハ;ロ -ロ)ハ「怖ぁ………絶対殺すマンかよ……」
从 ゚∀从「私が敵じゃなくて良かったなハロー。」
「クククククク…………」
128
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:41:19 ID:4OFA9oy20
从 ゚∀从!?
ハインの後方から低く笑う声と、コツコツと足音が聞こえてくる。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ川 ゚ 々゚)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
振り向けば、そこには『悪意』が居た。
川 ゚ 々゚)「見ツケタゾ……」
从 ゚∀从「こいつらのボスって所か?お前の思慮の浅い作戦でお友達はみんな死んだぞ」
129
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:43:48 ID:4OFA9oy20
川 ゚ 々゚)「コイツラハ実行部隊(トッコー)ダ。シヌ事モ仕事ノヒトツダ。ソレニチャント役目ヲ果タシテクレタ」
川 ゚ 々゚)「サッキ何発撃ッタ?お前ノ銃ニハモウ『弾丸』ハ入ッテナイダロウ?」
从#゚∀从「なら本当に無駄死にだ。」
从#゚д从「私が予備の弾倉を持ってないとでも思ってるのかよォオオオオオオ!」
ハインは素早くリロードを行おうとした。
130
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:44:32 ID:4OFA9oy20
|斬ッ!!
∩ミ
川 ゚ 々゚)「オソイ」
襲撃者が隠し持っていた長ドスがハインの拳銃をバターみたいに斬り裂いた。
川 ゚ 々゚)「コレデリロードハ出来ナイダロウ。次ハ足ヲ頂クゾ」
銀色の刃がハインの両足目掛けて襲ってくる。
その速度は速く、ハインの足は切断
131
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:47:23 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロ -ロ)ハ「ヴァイキング!」へ(○w○ へ)
川 ゚ 々゚)つーへ(○w○ へ;)ギリギリ
切断はされなかった。間一髪でハローのスタンド『ヴァイキング』の群れが刃を止めた。
ハハ;ロ -ロ)ハ「何とかしてッ!!私のスタンドは戦闘向きじゃあないのよッ!!」
从 ゚∀从「わかった。何とかしよう」
((⊂彡 =====@チュドーン
ハインはポケットから小型の鉄筒を取り出すと襲撃者に向かって投げる
すぐに煙が出てきて、視界を遮った
川 ゚ 々゚)(煙幕弾か…。)
川#゚ 々゚)「ナメヤガッテ……」
132
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:48:13 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロдロ)ハ「ハッ……ハッ……何とか逃げ切ったけど、何処に向かっているの?何だか奥の方に行ってるんじゃない?」
从 ゚∀从「ああ、そうだ。路地裏の奥に向かっている」
ハハ#ロ -ロ)ハ「ちょっと!人通りの多いの所に向かわなきゃ、こんなの殺して下さいって言ってるようなもんじゃない!!逃げないと!!」
从 ゚∀从「いや逆だ。ここで何とかしないと、次は寝込みとか襲われたら、ひとたまりもない。」
从 ゚∀从「荒くれ者を統率し、自身も戦闘能力に秀でてる襲撃者。場当たり的な強盗じゃあなく私達を狙っている」
从 ゚∀从「ちなみにさっきの煙幕で私の武器は無くなった」
ハハ;ロ -ロ)ハ「は!?じゃあ丸腰なの?………終わった。私達死ぬのね……」
从 ゚∀从「そんなに悲観しなくてもいいぞ。目的の場所にはついたからな」
133
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:48:44 ID:4OFA9oy20
ーーー【海中】33階・路地裏のゴミ捨て場ーーー
ハハ;ロ -ロ)ハ「うへぇ……ばっちい………」
从 ゚∀从「………………」ゴソゴソ
ハハ;ロ -ロ)ハ「よくそんな所を素手で触れるわ。」……イン……イン
ハハ;ロ -ロ)ハ?「何?なんか変な音がする………だんだん近づいて来てるわッ!!!」
|ゴインゴイン!!
∩ミ
川^々^)ゴインゴイン
ー⊂彡ゴインゴイン
襲撃者は驚くべき事に建物の壁を斬り破り、ハイン達の前にショートカットして来た。
134
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:49:14 ID:4OFA9oy20
川 ゚ 々゚)「鬼ゴッコハ楽シカッタカ?」
川 ゚ 々゚)「安心シロヨ。命マデハ取ラナイ。オマエラノ足ヲ斬ルダケダ。」
ハハ;ロ -ロ)ハ「安心出来るかッ!!クソッ!!一か八か、もう一回ヴァイキングで………」
从 ゚∀从
`/⌒ ヽ/L ドォ ̄ ̄ ̄Z____ン
( <ニ□〓〇〓〓Fコ
/_○L|≡)
(__)ー≡
≡
Σハハ;ロдロ)ハ「え………何それ?」
从 ゚∀从「ん?ショットガン」
从 ゚∀从 ダァアアアン!!::・゚::::・゚:
つ( <ニ□〓〇〓〓Fコ<。:::・゚:::: ※
135
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:50:56 ID:4OFA9oy20
ガァアアンッ!!川 々※。:::・゚:::
从 ゚∀从「私はこのフロアの路地裏にいくつもの武器を隠している。追っ手が尾行出来る様に僅かに痕跡を残しつつ、強力な武器がある場所まで誘導する」
从 ゚∀从「捕食者は獲物を追い詰め狩り獲る時に最も油断する。」
从 ゚∀从「狩られたのはお前だったな」
ハハ*ロ -ロ)ハ「きゃああ!カッコいい!」
从 ゚∀从「この至近距離から散弾を撃たれたら、即死…………?」
川 々メ)ユラリ
.
136
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:51:55 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロ -ロ)ハ「い、生きてる……?」
从;゚∀从!!「おいっ!アレを見ろ!」
それは奇妙な光景だった。散弾で傷ついたであろう顔には肉が避けた跡ではなく、『黒い宝石』のような物が見えていた。
川 ゚々メ)「チッ……白粉が剥げてしまった」
川 ゚々メ)「そう言えば自己紹介がまだだったな。僕は素直くるう」
川 ゚々メ)「鉱石名は『ブラックダイアモンド』」
ハハ;ロ -ロ)ハ「は?鉱石名?」
137
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:52:36 ID:4OFA9oy20
川 ゚々メ)「硬度10。靭性特級の戦闘に特化した『宝石』だよ。」
从;゚∀从「こいつ気持ち悪いぞ。聞いてもいないのに、自分の個人情報を流暢に話し始めるし……」
从;゚∀从「それに『宝石』だと?何言ってんだコイツ」
川 ゚々メ)「なんで僕が自分の事を話し始めたか理解出来る?」
川 ゚々メ)「僕は人間の事を『可哀想な生き物』だと考えている。」
川 ゚々メ)「寿命と言う限られた生命活動の中で、世代交代と言う脆弱で非効率的なシステムしか持たない生物……」
川 ゚々メ)「心底同情に値するよ。だから僕は人間には優しくするんだ本当だよ。君達を殺すつもりなんて無かった。本当に足を切断して、君のフォスフォフィライトを返してもらうだけだったんだ」
138
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:53:36 ID:4OFA9oy20
Σ从;゚∀从「お前、なんでその事をッ!!」
川 ゚々メ)「だが君達は僕の正体を知ってしまった。正体を知られたからには始末させてもらうぞ」ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
从;゚∀从「……ハロー、私の後ろに隠れてろ」
川 ゚々メ)「試してみようか?本気になった宝石の戦闘能力を。君達の肉は何分もつかな?」
襲撃者は長ドスを握り直し、歩みを一歩進めた。
『壊れゆく鉄球[レッキングボール]ッ!!!』
.
139
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:54:37 ID:4OFA9oy20
从;゚∀从!
川 ゚々メ)))Ф○ギャルギャルギャルギャル!!!
高回転する鉄球が襲撃者を襲う。長ドスの刀身で受け、真上に弾いた。
鉄球は回転を続けながら、小さな鉄球を周囲に飛ばしていく。
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙(゚、゚トソン('、`#川┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
川 ゚々メ)「伊藤ペニサス……」
140
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:55:08 ID:4OFA9oy20
(゚、゚トソン「よぉハイン!元気ィ?」
从;゚ー从「トソン……。テメェ来るのが遅ぇーんだよ」
(^、^トソン「おしっこ漏らしたか?」
从 ゚∀从「お前じゃないから漏らさないな」
(゚、゚トソン「死ね」
从 ゚∀从「お前が死ね」
141
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:55:36 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロ -ロ)ハ「ペニー、貴女、足が……。立てるようになったの?」
(゚、゚トソン「金掛かったわー。人工筋肉と神経。リハビリは想像以上に短く済んだけどな。」
(゚、゚トソン「だが投資相手には十分だ。『裏社会最強の殺し屋』ならな」
('、`*川
('、`*川「ママ、怪我はしていないかい?ひどい事されてない?」
川 ゚々メ)「お前ら人間は唾棄すべき存在だ。ペニサス。僕が無力な君に同情してあげたのに、また牙を剥くのか?」
142
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:56:21 ID:4OFA9oy20
('、`#川「同情?お前が私に何をしたのか、私は絶対に忘れない」
川 ゚々メ)「忘れない?そうか、で?復讐したいのか?お前の『左半身失調』は私には効かないぞ」
川 ゚々メ)「お前らはここで終わりだ。殺して魚人の餌にする。」
('、`*川「いいや、終わるのはお前だよ」
('、`*川「『衛星』の攻撃は終わっては居ないッ!」
周辺に散らばった小さな真円の鉄球は高速での回転を続けていた。
そして鉄球の回転のそばの地面がさざ波のように『波打っている』
143
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:57:39 ID:4OFA9oy20
('、`*川「研究を重ね、私は【壊れゆく鉄球】の新しい可能性を見出した」
('、`*川「衛星の回転を最大限に引き上げ、そのエネルギーを伝播させる」
('、`*川「水面に投げた石が生み出す『波紋』の様にエネルギーは地面に伝わり、複数の鉄球のエネルギーと交わる」
('、`#川「エネルギーが交差する場所は新たなエネルギーとなり、増幅されるッ!!」
【:::::川; ゚々メ)ギュンギュンギュン!!
('、`*川「そうだ、ブラックダイアモンド。お前の立っているその場所が交差が一番多く重なる場所だ」
144
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:58:39 ID:4OFA9oy20
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙【:::: W::】┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
回転のエネルギーが霧散しない様に、一つの形あるヴィジョンとして圧縮されていく。
【:::: W::】オォオォオォオォオォオォオォ!!!
【:::: W::】オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!
川。:::・゚:々メ)ガガガガガガガガッ!!
从;゚∀从(すげぇ……。ショットガンでもノーダメージだったのに、粉々に砕いている。なんて破壊力なんだ)
。:::・゚::::・゚::・。 ゚々メ)「この汚らしいアホがーーーッ!!!!」
145
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:59:27 ID:4OFA9oy20
m9('、`*川「『カンナム・スタイル』!!これが私のッ!!技術の到達点だッ!!!」
【:::: W::】Yeaaaaaaaah!!Sexy BABY!!
。:::・゚:::・。 ゚々メ)グゥウ……
。:::・゚:::・。 ゚々メ)「こ、こんな……糞!嘘だ」
。:::・゚:::・。 ゚々メ)「お前ら……死んだぞ。絶対に殺してやるからな……」
('、`*川「そうか。だが、それはお前じゃない」
('、`*川「お前はここで終わりだ」
【:::: W::】オラァ!!
。:::・゚::::・゚::・。 バキィイン!!
襲撃者はトドメを刺され、細かな破片と塵になって、空中に消えた。
146
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 19:00:03 ID:4OFA9oy20
从;゚∀从「こんな……こんな生物がいるのか……」
('、`*川「いや、コイツらは生物じゃあない。」
从 ゚∀从「コイツは何なんだ?アンタ何か知っているのか?」
('、`*川「……聞いたら戻れなくなるぞ。いいのか?」
从 ゚∀从「構わない」
ハインは真っ直ぐペニサスの目を見た。
147
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 19:00:34 ID:4OFA9oy20
从 ゚∀从「コイツは私の持つ物に興味を示した。失踪した空条家について、何らかの関わりを持っているはずだ」
从 ゚∀从「だからお前の話を聞かせてくれ」
('、`*川「………場所を移そうか。話してやる」
('、`*川「夕闇列島の闇、『宝石』の存在を……」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
148
:
同志名無しさん
:2018/04/14(土) 19:20:03 ID:OemN.d/c0
加速して来たねー
ていうかペニサスカッコよしなんすけどw
149
:
同志名無しさん
:2018/04/16(月) 21:11:32 ID:4XtTbI3U0
乙
150
:
同志名無しさん
:2018/04/16(月) 21:17:21 ID:Xe8RTN860
乙!
前話のペニサスどこいったん
151
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:00:50 ID:M7kvS9X20
スタンドデーベース③
スタンド名:カンナム・スタイル
スタンドAA:【:::: W::】
本体:伊藤ペニサス
能力:触れた物を破壊する。
ネアポリス護衛鉄球【壊れゆく鉄球(レッキングボール)】の衛星の回転エネルギーが収束した力。
厳密にはスタンド能力ではなく、鉄球の技術と科学の複合テクノロジーの結晶と言える。故にスタンド使いでない普通の人間にも見える。
元ネタは韓国のアーティストPSYの「江南スタイル」。
152
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:04:11 ID:M7kvS9X20
#7 美しくも残酷な『宝石』の物語
ーーー【水平線】59階・庭園ーーー
夕闇列島には自然と戯れる場所が数カ所ある。
【水平線】59階にある庭園もその一つであり、何かとストレスの多い住民の癒しのスポットである。
ハハ/// -//)ハ「ーーァアア嗚呼♡ヒィイイイン♡」
('ー`*川「ママ、イキたいんだね?ママの膣(ナカ)欲しがって、私の指を締め付けてる」
ハハ/// -//)ハ「ヤダァ!イキたくない!イッたら寝ちゃうもん!私だけ蚊帳の外になっちゃう!」
ハハ/// -//)ハ「私もペニの話を聞く……
ハハ/// (` *川ハ ンッ………
ペニサスはハローの口を塞ぎ、彼女の上顎を舌でなぞった。
153
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:04:37 ID:M7kvS9X20
ハハ/// -//)ハ「〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡!!」
刺激が強いのか、細かく震えながら、ハローの下から愛液が滴り落ちる
ペニサスは十分に口内を犯した後、ハローの耳に顔を近づけ囁いた。
('、`*川「ママ、我慢しないでイッていいよ。つーか、」
('ー`*川「イッちゃえ♡」グッチョグッチョグッチョグッチャ
::::ハハ/// 益//)ハ::: フーッ
「ーーーーーーーーーーッ♡♡♡♡!!」ビクビクビクビク
154
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:05:05 ID:M7kvS9X20
ハローは大きく震えると、そのまま気絶した。
('、`*川ユビヲナメナメ
('、`*川「さて何から話そうか……」
从;゚∀从「いやいやお前馬鹿なのか?こんな屋外で何やってる?頭おかしいンじゃねーの?」
从;゚∀从「トソンよりイカレてる奴初めて見たわ。」
(゚、゚トソン「おい。私を引き合いに出して、勝手にdisんじゃねぇ」
('、`*川「私はママと片時も離れたくない。だが、これからする話は危険過ぎるから聞かれたくない。ママはオーガズムを感じると気絶するように眠る。」
('、`*川「よってママをイカせて眠らして、その間に話せるだけ話す。これが最適解だ。」
155
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:05:27 ID:M7kvS9X20
从;゚∀从「何だコイツ?キャラ濃すぎだろ。こいつの武器もよう分からんし。」
('、`*川「では私の事から話し始めよう。」
('、`*川「私は伊藤ペニサス。職業は科学者。」
('、`*川「科学を追求し、新しい技術を創造するには如何せん金が掛かる。スポンサーがつけばいいが、そんな恵まれた科学者は一握りだ。」
('、`*川「この国で高級取りになろうと思ったら、高級娼婦か殺し屋になるしかない。私は副業として殺し屋になることを選んだ」
(゚、゚トソン「まあ、ありがちなパターンだよな」
从;-∀从「頭痛くなってきた……」
156
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:06:01 ID:M7kvS9X20
('、`*川「ちょうど今から5年前。この国で『奇妙な死体』が発見された。」
从;゚∀从「死体?」
('、`*川「そうだ。その死体は最初『老人だと思われていた』。だが歯型の記録を調べていくと、その死体は『20代の若者』だった。」
(゚、゚トソン「あー、あったな。そんな話。訳の分からんゴシップ誌が話のネタで載せてた気がする」
('、`*川「治安維持隊はなぜか『即刻捜査を打切り』、事件も時と共に人々から忘れさられた」
('、`*川「だが、私はこの事件に興味を持った。治安維持隊のデータベースをハッキングし、医療データを検証した結果、さらに驚くべき事が分かった」
157
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:07:10 ID:M7kvS9X20
('、`*川『若者の医療データとその死体のDNAが全く一致しなかった』
('、`*川「指紋、耳紋、歯型などは全て若者だが、DNAは全く違う人物……。これが何を示しているか分かるか?」
从;゚∀从「あー…………?」
('、`*川「人類の発展の歴史は技術の発展の歴史でもある。」
('、`*川「人が石や木を削り武器を作ったのが最初だ。そこから鉄や銅など金属を利用し、電気を発見し、インターネットなどの電子工学、原子力、自然エネルギー。産業の革命が起きる度に技術は発展してきた」
('、`*川「だが人間は文明の始まったずっと昔から絶対未解決の領域を抱えている」
('、`*川「過去の賢者達はそれを克服する事をやめ、受け入れる道を『正』とした領域だ。」
158
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:07:30 ID:M7kvS9X20
('、`*川「『死を克服する事』。不死が産業として発展した時、それはきっと本当の意味での技術の到達点だ」
从;゚∀从「ちょ!え、さっきから何の話をしてんの?」
('、`*川「私は今『敵』の話をしているんだよ」
('、`*川「不死のメカニズムは至って単純。『細胞を等価交換』を行い、古い死にかけの肉体と新しい肉体を取り替えればいいだけだ。ちょうど時計の電池を変えるイメージだ」
('、`*川「世界浸水前に発達した最後の産業革命はインターネットなどIT革命だそうだ。その額は年間5兆$だと言われている」
('、`*川「不死産業は一体幾らの利益をもたらすのか?その利益の恩恵をダイレクトに受けるのは?敵はそいつらだ。」
159
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:07:53 ID:M7kvS9X20
(゚、゚トソン「……信じがたい話だな」
从;゚∀从「……もしかして、この前のあいつが、その敵って奴か?」
从;゚∀从「アイツは人間じゃあないのか?」
('、`*川「そもそも生物じゃあない。ブラックダイアモンド、素直くるうが言うように宝石が人の形を作り、意思を持ったモノだ。」
('、`*川「どのような進化の過程を辿ったかは分からないが、基本的には不老不死だ。年も取らないし、砕けても糊があれば、修復するみたいだ。完全に殺しきるには細かな塵して粉々に破壊しないとダメだ」
('、`*川「そして、不死を可能にする技術を持っている」
160
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:08:18 ID:M7kvS9X20
(゚、゚トソン「それも捜査の賜物か?」
('、`*川「そうだ。………だが、私は踏み込み過ぎた」
('、`*川「あのブラックダイアモンドは何名かのチンピラを引き連れて、私を襲撃した。抵抗したが、その当時の私の武器では対抗出来なかった」
( 、 ;川「そして、私は……私は………ッ!」
从;゚∀从「大丈夫か?辛かったら、その辺は飛ばしていいぜ」
('、` ;川「いや大丈夫だ。」
161
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:08:47 ID:M7kvS9X20
('、`;川「あいつは私の脚の腱を切り、チンピラ共は動けない私を寄って集って嬲りモノにした」
('、`;川「私がなんでおむつをしてるか分かるか?」
(゚、゚トソン「性癖?」
( 、 ;川「違う。輪姦の後遺症で膣と尿道が繋がってしまって、小便が漏れるからだ」
从;゚ -从「………………」
(゚、゚トソン「……………」
( 、 ;川「………そしてアンタ達の話を聞くと、おそらく『素直くるうには仲間がいる』」
162
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:10:04 ID:M7kvS9X20
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
川 ゚々メ)「心底同情に値するよ。だから僕は人間には優しくするんだ本当だよ。君達を殺すつもりなんて無かった。本当に足を切断して、君のフォスフォフィライトを返してもらうだけだったんだ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
163
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:10:46 ID:M7kvS9X20
从;゚∀从「素直くるうは私が持つフォスフォフイライトを狙っていた。それは金目的じゃあなく、『同属の仲間の正体』を示す手掛かりを回収する為……」
( 、 ;川「正直、もうアイツらに関わるのはゴメンだ。私も愚かだ。好奇心に駆られ研究の分野も違うのに、首を突っ込んだら、このザマだ」
('、`*川「………とは言え私の脚は治り、素直くるうにも仕返しが果たせた。礼を言うよ」
(゚、゚トソン「アンタもこの国で裏稼業をしている割にズレた事言ってんな」
会話にあまり口を挟まなかったトソンが、初めて自らの意見を主張する
(゚、゚トソン「感謝の言葉なんて価値なんか無い。金か行動で示すモノだろ」
164
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:11:20 ID:M7kvS9X20
('、`;川「ああ、分かっている」
('、`*川「宝石は90階のセレブに不老不死の技術を提供しているようだ」
('、`*川『顧客の内の一人の情報を渡してやる。それをどうするかはお前らが判断したらいい。』
その後、ハイン達はしばらく会合を続け、庭園に夕闇が覆った所で解散した。
('、`*川「ふぅ、ママも重くなったな。もうちょい前はおんぶしても軽かったが……」
ハハ - )ハ
165
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:11:41 ID:M7kvS9X20
ハハ - )ハ「………レディに向かって重いってなぁーに?」
('、`;川「ママ起きていたのか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「……ほんのちょっと前からね」
('、`*川「…………そうか……」
ハハ ロ -ロ)ハ「ねえ?あの二人は助けないの?」
('、`*川
('、`*川「ああ、助けない」
166
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:12:04 ID:M7kvS9X20
ハハ ロ -ロ)ハ「………私がいるから?」
('、`*川「ママが責任を感じる必要は絶対に無い。だけどママを巻き込みたくないって言うのも事実だ。」
ハハ ロ -ロ)ハ「私がペニが受けた様なメにあったらって考えているわけ?」
('、`;川「起きてたのか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………。」
167
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:16:17 ID:M7kvS9X20
ハハ ロ -ロ)ハ「私はあなたの意見に従うわ。ペニは十分に責任を果たした。情報と『武器』を2人に渡したんだから。」
ハハ ロ -ロ)ハ「この国に生まれた人間は奪う事しか教えてもらっていない。でも誰かと喜びや悲しみ、苦しみや慈しみを分かち合う事が出来る。それを『幸せ』って言う事を貴女は教えてくれた。」
ハハ*ロ -ロ)ハ「貴女が好き。大好きよ」
('、`*川
(//、//*川「私も。」
彼女達は夕闇の中に消えていった。
その日から彼女達の姿を見かけた者は誰も居ない。
168
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:17:01 ID:M7kvS9X20
从 ゚∀从「手掛かりが手に入った。トソン、コイツにアクションを起こそう」
(゚、゚トソン「嗚呼、そうだな」
(゚ー ゚トソン(上手くいきゃあ、大金をせしめれそうだ。上の階層に上がれるチャンスだ)
从 ゚∀从(この『爺い』が宝石の手掛かりを持っている。絶対に追い詰めてやる)
つ□
2人は写真に写っている男を一瞥した
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙『/ ,' 3』┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
从 ゚∀从「荒巻スカルチノフ」
(゚、゚トソン「こいつに会いに行くぜ」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
169
:
同志名無しさん
:2018/05/15(火) 00:44:47 ID:a2C2ej4o0
乙乙
170
:
同志名無しさん
:2018/05/15(火) 22:12:02 ID:WTrGmqKY0
>その日から彼女達の姿を見かけた者は誰も居ない。
ペニ達フェードアウトか…?寂しいぜ
171
:
同志名無しさん
:2018/05/18(金) 02:25:50 ID:IyrYRI0s0
ペニサスは仲間にならなかったのか
ハインとトソンで抵抗出来んのかね
172
:
同志名無しさん
:2018/05/18(金) 20:23:29 ID:WxQASvYE0
トソンも戦闘向きって感じでもないし対宝石人間じゃハインは役にたたねぇんじゃねえか?
どうなる次回
173
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 17:59:41 ID:BKMeXZGQ0
#8 ストレート・ノゥ・チェイサー
1階〜100階までの巨大なビルである夕闇列島。その中でも90〜100階までの階層は文字通り『天上人』の住む世界である。
フロア名【天】は高額納税者が住める世界であり、桁外れの金持ちが軒を連ねている。
ーーー【天】91階・荒巻邸ーーー
从 ゚∀从「なあ、もう1時間ぐらい待たされているんだけど。」
(゚、゚トソン ビターッ
从 ゚∀从「やだ凄い背筋がいい。さっきの『採血』となんか関係あんのかな?」
(゚、゚トソン「黙ってた方がいい。監視カメラで撮られてる。世の中には身動き一つで性格や思考パターンを読み取る奴もいるらしい。じっとしとけ」
从 ゚∀从「ほーい」
174
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:00:05 ID:BKMeXZGQ0
(´ _ゝ `)「旦那様。検査結果が出ました。赤髪の方が42%、黒髪は37%です。眼球や内臓の一部は適合しますが、全身の『等価交換』となるとかなり難しいと思われるとの回答です。」
「外れ……か。だが、女性なら儂の『美食』に使えるだろう。お通しするのだ」
(´ _ゝ `)「かしこまりました。」
ギギギと音を立てて、ハイン達が居る部屋の扉が開いた。
そこには燕尾服を着た男が立っており、おもむろに口を開いた。
(´・_ゝ・`)「ようこそお客様。わたしは南極石デミタスといいます。この屋敷の執事長を務めております。」
(´・_ゝ・`)「大変お待たせして申し訳ございません。主人の荒巻の元へお通し致します。」
175
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:00:26 ID:BKMeXZGQ0
距離にして10m。屋敷の奥の部屋に2人は通された。
そこはダイニングルームになっており、奥の部屋に老人が座っていた。
/ ,' 3「ようこそ、お嬢さん方。」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙/ ,' 3┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
/ ,' 3「儂は荒巻スカルチノフ。宜しくな」
(゚、゚トソン「初めまして荒巻さん。貴方のお噂は予々聞いております。」
/ ,' 3「ほぉ、噂!どんな噂かね?」
176
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:00:54 ID:BKMeXZGQ0
(゚、゚トソン「……一番最初は競馬の予想を的中させた事だ。そこから様々なギャンブルに挑み勝利し続けた。」
(゚、゚トソン「その賞金を元手にビジネスを展開。ホテル、レジャー施設、カジノ………。貴方が手掛ける物は全て成功し、貴方を億万長者にした。」
(゚、゚トソン「人は皆貴方の事を夕闇列島で最もラッキーな男と呼んでいますよ」
/ ,' 3「ラッキー?なるほど。世間の凡人には幸運に恵まれたと思うんだろうな」
(゚、゚トソン「勿論、私達はその功績を貴方の『才能』の賜物だと信じていますよ」
177
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:01:16 ID:BKMeXZGQ0
/ ,' 3「………で?君達は儂に何の用かね?」
(゚、゚トソン「私達も才能に肖りたいと思いまして、一つゲームをしませんか?」
(゚、゚トソン「貴方が勝てば私の全財産をお譲りします。貴方が勝っても、この書類にサインを頂くだけです。」
/ ,' 3「何だコレは?細か過ぎるし、紙の量も多い。デミタス。代わりに目を通しておけ」
/ ,' 3「ゲームの種目は何かね?」
(゚、゚トソン「貴方の最も得意とするもので」
/ ,' 3「ふふん。随分な自信家だな……」
178
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:02:50 ID:BKMeXZGQ0
/ ,' 3「お腹が減っただろ?デミタス、食事の用意を。」
(´・_ゝ・`)人 パンパン
デミタスの合図でメイド達が皿を持って入ってきた。皿は3人の前に並べられる。
从;゚∀从(何だこりゃ?『真っ赤なブヨブヨ』が皿に盛られてる。トマトゼリーか?)
/ ,' 3「うんうん!ヒンナヒンナ!」ガツガツ
/ ,' 3「君達はバロットという物を知っているかな?孵化直前のアヒルの卵を調理して食するのだが、儂はこれが大好物でね」
/ ,' 3「『材料にもこだわって』作っているんだよ」
(゚、゚トソン「……やめろハイン。それを食べるんじゃあない」
从 ゚∀从「えっ?」
その時ハインは見てしまった。
スプーンで掬い、口に入れる直前。赤い液体から『小さな人の手』が見えた
179
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:04:02 ID:BKMeXZGQ0
バロットの説明とこの物体がハインの脳内で結びつき、ある解答を出した。
从;゚∀从「ヒッ………!」
(´・_ゝ・`)「お料理の説明を致します」
(´・_ゝ・`)「ハインリッヒ様にお出ししたのは、32階所属、27歳のパン屋の女性。妊娠18週で『人口中絶』を行い、胎児をビネガーで味付けしました」
(´・_ゝ・`)「続いて都村トソン様には40階所属の15歳の女子中学生。妊娠20週目に人口中絶。こちらはポン酢風味で。」
(´・_ゝ・`)「最後は荒巻様にお出ししたのは82階所属、17歳女子高生。妊娠23週目ギリギリで人口中絶。荒巻様のお好きなポールトマトで和えて、お出ししています。」
(´・_ゝ・`)「そして全ての胎児は荒巻様との性交渉で受精したものです。」
从;゚∀从「なんて事を………」
180
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:05:07 ID:BKMeXZGQ0
/ ,' 3「これがこの国のセレブの美食さ。決して常人では辿り着けない場所に身を置く」
/ ,' 3「君達は儂との勝負に負けた場合、儂とセックスし妊娠してもらう。君達の様な有能な若者の胎児を食するのは、きっと儂を今までに無い快楽と新しい領域に導くだろう」
(゚、゚トソン「…………。」
(゚、゚トソン「いいでしょう。賭け金はそれで結構です。」
/ ,' 3「……………」
/ ,' 3「デミタス、ウィスキーを。」
(´・_ゝ・`)「かしこまりました。いつもの様にストレート・ノゥ・チェイサーですか?」
/ ,' 3「ああ、そうだ。量はこれぐらいでいい」
荒巻はそう言って、指3本を顎の下につけた。
181
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:06:03 ID:BKMeXZGQ0
(´・_ゝ・`)「かしこまりました。」
从 ゚∀从「……随分飲むんだな」ボソッ
(゚、゚トソン「ん?」
从 ゚∀从「チェイサーってのは強い酒を飲んだ後に飲む水の事だ。ストレート・ノゥ・チェイサーはその水を無しで、そして水割りや氷で薄める事すらせずに飲むんだ」
从 ゚∀从「今、荒巻がやったのはウィスキーの量はグラスの底から指の本数分注ぐって意味さ。」
从;゚∀从「指3本分は結構な量だぞ」
/ ,' 3「さてはゲームの内容は『競馬』なんてどうだろうか?」
/ ,' 3「今回は3連単など複雑なものにせず、シンプルに1着でゴールする馬を当てる、つまり単勝式なら、お互いの運を比べ合うのに都合がいい。」
182
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:06:37 ID:BKMeXZGQ0
(゚、゚トソン「構いませんよ。それでやりましょう。」
/ ,' 3「では、15分後に始まるレースはどうかな?出場する馬は7頭だ。好きに選びたまえ」
/ ,' 3つ旦 グビリ
/ ,' 3(ストレート・ノゥ・チェイサー!)
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙ʕ◯ ̄^ ̄◯ʔ┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
荒巻の目の前に突如として、大きな鏡の様なスタンドが現れた。
(゚、゚トソン「………………」
从 ゚∀从「………………」
しかし2人ともスタンドが発現しているのに気づいていない様子だった
183
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:08:03 ID:BKMeXZGQ0
/ ,' 3(儂のストレート・ノゥ・チェイサーは儂以外に認識する事は出来ない)
/ ,' 3(そのスタンド能力は『約束された未来を見せてくれる』)
/ ,' 3(未来を見せる事によって確定するのか?確定しているからこそ未来を見せる事が出来るのか?)
/ ,' 3(確かなのはストレート・ノゥ・チェイサーの未来予知は絶対だ。)
/ ,' 3(未来の情報は断片的だ。だか、それで問題は無い。重要なのは結果だけだからな。)
スタンドの鏡はノイズ交じりの映像を写し始めた。
ʕ◯ ̄^ ̄◯ʔ【レディオ「…………あげます、結果は6番ーーーッ!!1着は6番のミライ…………ゥォー…………」】
184
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:08:33 ID:BKMeXZGQ0
/ ,' 3(ギャンブルは結果が分かっていれはATMに早変わりだ。儂はこのスタンド能力で【天】まで駆け上がってきた)
/ ,' 3(実に楽しみじゃ。彼女達の青ざめる顔を見るのは。今夜マカと亜鉛を採って、金○が痛くなるほどファッ○してやる)
そして、間も無くレース開始時刻が刻々と迫ってきた。
各競争馬はゲートに位置し、スタートの合図を今か今かと待ち構えている。
/ ,' 3「儂は6番を選ぼう。君達はどうする。」
(゚、゚トソン「私達は3番を選びますよ」
从 ゚∀从「あれ?結果はどうやって知るんだ?この部屋にはテレビは無いぜ?」
/ ,' 3「儂はテレビが嫌いでのぉ、あのチカチカしているのが無理だ。だから、この高音質のレディオで聞く」
185
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:09:52 ID:BKMeXZGQ0
レディオ『さあ一斉にスタートを切りました!躍り出たの6番ミライゴールドウォー!!続いて2番手に3番キロランケニシパが追いかけます!!』
从;゚∀从(頼むゾォ……負けてジジイのガキを孕むなんて真っ平ゴメンだぜ………)
(゚、゚トソン「………………」
/ ,' 3「こうやってレディオで競馬の中継を聴くと若い頃を思い出す」
/ ,' 3「儂は若い頃『何者』でも無かった。金も地位も権力も何も無いモブキャラだ。いや、日がな一日ギャンブルに狂ってたから、普通の奴よりも最低だった」
/ ,' 3「儂はこの世界で『重要な人間』になりたいだけだ。この国では【天】に上がる事がそれに繋がる」
レディオ『キロランケニシパ猛追ッ!!キロランケニシパ猛追しております。このレース!最後はミライゴールドウォーとキロランケニシパの一騎打ちです!!!』
/ ,' 3「君達は何者になりたい?いや忘れてくれ。未来が決まっている事を聞くのは残酷だ」
/ ,' 3「君達は儂の愛人兼家畜になる。キャビアを生むチョウザメの様に、精々活きのいい胎児を作れ」
186
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:10:53 ID:BKMeXZGQ0
レディオ「ゴーーーール!!!!2着同時に着きました。勝敗は判定にもつれ込みます」
(゚、゚トソン「貴方は未来を見るかの如く決め付ける。だが未来はそーゆーものじゃあない」
レディオ『判定の結果、1着は『3番キロランケニシパ』ーーーーーーーーッ!!!!」
/ 。°3「なっ!!!?何じゃとッ!!!!」
(゚ー ゚トソン「決して揺るがぬ信念を持つ者が現在にねじ込む物、それが『未来』だ」
从*゚∀从「私達の勝ちだッ!!」
187
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:11:18 ID:BKMeXZGQ0
(゚、゚トソン「荒巻さん、約束です。書類にサインをして下さい………」
/ 。° 3「そ、そそんな馬鹿な………儂のスタンドは絶対のはずだ……」
/# 。°3「貴様らイカサマをしたなッ!!」
从#゚∀从「今スタンドって言ったじゃん!アンタだってイカサマしてんだろ!?」
/ 。° 3「い、いやじゃ………負けるのはいやじゃ……何も無いモブになどなりとぅない……」
/ 。° 3「た、助けてくれ『アンタークチサイト』。儂は重要な顧客だろ」
/; 。° 3「ウグッッ!!」
188
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:11:49 ID:BKMeXZGQ0
「あーあー喋りやがった馬鹿が…………」
川๑╹◡╹)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
つ/; 。° 3⊂ガクガクガクガク
(´・_ゝ・`)「フーッ……言ったはずだスカルチノフ。『約束は守れよ』とな。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ(´・_ゝ・`)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
(´・_ゝ・`)「何があろうと俺たちの事は話すなと言ったはずだ。俺たちは『存在が秘密だからこそ』好き勝手出来るんだ。」
189
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:15:10 ID:BKMeXZGQ0
(´・_ゝ・`)「お前はそれを破った。いや、仮に言わなくてても負けた場合はお前を殺すつもりだったよ」
(´・_ゝ・`)「あの分厚い書類は契約書だ。その中に『都村トソンの問い嘘偽り無く答える』と記載されていた。俺たち『宝石』の事を聞かれたらどうするつもりだ?」
/ 3「…………………」
川๑╹(´・_ゝ・`)「直で触るのはヤバイだろ?数十秒も持たずに死ぬからな」
(´・_ゝ・`。:::・゚:::パリンッ!!!
デミタスの右手が突如として『割れた』。砕けた先から『半透明の宝石』が見える。
从 ゚∀从rー<・
「スタンドを引っ込めろ宝石野郎」
190
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:15:45 ID:BKMeXZGQ0
(゚、゚;トソン「ハイン!!」
从 ゚∀从「荒巻はあっという間に死んだ。絶対にスタンド攻撃だ。宝石がスタンド能力を使うのは予想外だが、お前はブラックダイアモンドより弱そうだな」
(´・_ゝ・`)「………ふむ。次からは身体検査をちゃんとやるか」
レディオ「ただ今の判定に誤りがありました。結果を再度申しあげます。結果は6番ーーーッ!1着は6番ミライゴールドウォーーーー!!」
(´・_ゝ・`)「もしかして判定員か実況のどちらかを買収した?」
(゚、゚トソン「……………………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーー
191
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:16:17 ID:BKMeXZGQ0
ーー1週間前ーー
(゚、゚トソン「調べた資料によると奴はここぞという勝負所は競馬を行うらしい。私達は競馬場の実況者に金を掴ませる」
(゚、゚トソン「ほんの短い時間でいい。私達が選んだ馬が1着だったと言う誤報を言えばいいんだ」
(゚、゚トソン「奴はギャンブルで財を作ってきた。おそらくはスタンド能力。考えられるのは未来予知か因果律の介入だ」
(゚、゚トソン「自身の能力の自信は確固たるものだ。長い間、それを使用してきたんだからな。」
(゚、゚トソン「だから『通常では考えられない状況にして思考を奪う』。そこから宝石の事を聞きゃあいい。」
从 ゚∀从「なるほど。」
(゚、゚トソン「あと、こういった作戦を1000通り考える」
从;゚∀从「1000!?」
(゚、゚トソン「当たり前だ。競馬以外の勝負を持ちかけられる可能性もある」
(゚、゚トソン「敵が強大で謎めいている時のこちらの武器は準備を十分にする事だ。私達が生き残る為にその努力を怠ってはいけないんだ」
ーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
192
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:17:24 ID:BKMeXZGQ0
从 ゚∀从rー<
(トソンのスタンドは決して戦闘に向いているわけではない)
从 ゚∀从rー<
(たが彼女の精神の根底にあるのは、ずば抜けた知力とそれを信じ抜く確固たる意志だ!)
从 ゚∀从(改めてトソン、お前と出会えて本当に幸運だった。)
川๑╹◡(´・_ゝ・`)「………………」
(゚、゚トソン「ハイン、油断をするな。まだデミタスはスタンドを解いていないぞ」
从 ゚∀从「おい宝石!テメーがスタンド攻撃をする前に弾丸全てをブチ込む事が出来るン………
193
:
◆8aac7uEWYg
:2018/06/24(日) 18:17:54 ID:BKMeXZGQ0
从; ∀从グラァ………
(゚、゚;トソン「クッ、目が霞む。瞼も重い重いゾォ」
(´・_ゝ・`)「お前ら人間は不思議だな。俺はなんともないが、お前らはこれを『吸う』と自由が効かなくなる」
(´・_ゝ・`)「催眠ガスだ。お前らはもう俺の手の中だ」
从;-∀从「クソッ…………」
ハイン達は必死にガスに抗ったが、最後には、意識は闇の中に落ちてしまった。
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
194
:
同志名無しさん
:2018/06/26(火) 17:48:10 ID:MKEnC9u.0
乙〜〜〜
195
:
同志名無しさん
:2018/06/28(木) 18:40:47 ID:tVtVroxQ0
まずいな……
196
:
同志名無しさん
:2018/06/30(土) 02:14:30 ID:E62ozDO20
来てたのか!
乙!
197
:
同志名無しさん
:2018/07/08(日) 15:57:59 ID:eC7IM2q60
戦闘向きじゃないよねがちょっと言及されてる
スタンドは使い方と精神力がものを言うもんね
198
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:03:57 ID:06t5xTUo0
スタンドデータベース
スタンドAA:ʕ◯ ̄^ ̄◯ʔ
スタンド名:ストレート・ノゥ・チェイサー
本体:荒巻スカルチノフ / ,' 3
能力:断片的に未来の情報をスタンドの鏡に写す。
未来の情報は絶対に起こる事であり、覆す事は出来ない。
但し、前後の情報がない事が多いので、解釈を間違えないようにする事が必要。
元ネタはジャズの名曲『ストレート・ノゥ・チェイサー』より
199
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:04:23 ID:06t5xTUo0
#9 アンタークチサイト その①
夕闇列島………
ドクオが生まれ育った国……
だが、この国には床下の雨漏りの黒いドロの中の様に何かが蠢く世界があった。
私達はその『核心』に突入している。
从メ∀从「グッ………カハッ………」
カチャ(´・_ゝ・`)「やれやれ。やっとくっ付いたよ。派手に壊しやがって………」パチン
200
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:04:48 ID:06t5xTUo0
私はどこか薄暗い室内に居て、男達にしこたま殴られている。
鉄の鎖で腕を吊るされ、身動きが取れない。
服を脱がされ、全裸の状態で拘束されている。
(´・_ゝ・`)「改めて初めまして。俺は南極石デミタス。鉱石名は『アンタークチサイト』」
(´・_ゝ・`)「俺は何に対しても『誠実』でありたいと思っている。だからお前に待ち受ける運命を教えてやろう」
(´・_ゝ・`)「お前は俺の部下の気の済むまで痛めつけられた後、薬物を注射し、三日三晩レイプされる。」
(´・_ゝ・`)「薬物と快楽と恐怖で脳ミソをぶっ壊したら、娼館で毎日客を取らせる。お前が死ぬまで毎日だ。」
201
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:05:10 ID:06t5xTUo0
从メ∀从
从メ∀从「トソンには………トソンには手を出すな。アイツは関係ない、アイツは、」
从メ∀从「トソンは何処に居る?」
(´・_ゝ・`)「……………….」
(´・_ゝ・`)「お前がそんな事を気にする必要は無い。」
(´・_ゝ・`)「あとは任せたぞ」
うっーすと間延びした返事が空間に響く。
アンタークチサイトはそのまま拷問部屋を出て行った。
202
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:05:40 ID:06t5xTUo0
ハゲ「おい!いつまで殴ってんだ!俺ァもう金○パンパンなんだ!早いとこヤろうぜ」
リョナラー「まだだ。まだ足りない。女に血と痣の化粧を施さないと。お前だって綺麗な女がいいだろ?」
ハゲ「お前の狂ったセンスに付き合わせるな。待ちきれないんだよ。他の奴だってそうだろ?」
眼鏡ハァハァ「6期の猫○ちゃんシコだぁ……。スカートから見える太ももエッッッッッッッッ!エッッッッッッッッッッ!」
マッチョマン「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン」←ビルドアップ中
絶対殺すマン「絶対殺すモン♪」
203
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:06:28 ID:06t5xTUo0
ハゲ「何だよまともなの、俺だけじゃあないか」
从メ∀从「…………ねぇ」
リョナラー「あん?」
从メ∀从「どうせ私の事を犯すんでしょ?御願いがあるの………」
从メ∀从「『お腹殴って』。内臓をボコボコにされないと濡れないの。」
リョナラー「……………」
从メ∀从「……………」
リョナラー「君!リョナに理解がある方かね!?」シュッ
从メд从。:::「ガッ」
204
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:06:51 ID:06t5xTUo0
リョナラーは何度も何度もハインのお腹を殴打する。見る見るうちに、殴打の箇所が紫色に染まる。
リョナラー「いいよ!なんて素晴らしい殴り心地なんだッ!!」
リョナラー「娼館に売るなんてダメだ!私の女になれよ!!」
リョナラー「内臓が下痢の様になって口から出てくるまで君を愛し(殴り)続けてやるッ!!!!」
从;メ -从「で、『出る』!!!」
リョナラーはその時、ハインの口から出てきたものに目を見張った
205
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:07:14 ID:06t5xTUo0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙【:::::W::】┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
.
206
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:07:51 ID:06t5xTUo0
リョナラー「ッ!?何だコ
リョナ。:::・゚:ラー「ッレ!!」。:::・゚::::・゚==【:::::W::】
ハゲ「なっ!やりやがった!!」
ハ。:::・゚::::・゚::・。 「グアアアアアォ!!
|||【:::::W::】|||
ハインの口からカンナム・スタイルが飛び出し、縦横無尽に飛び回り破壊する
部屋にいるチンピラ達をその能力で『壊していく』
===『マサクゥル!(みな殺し!)』===【:::::∀::】
.
207
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:08:25 ID:06t5xTUo0
ーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
('、`*川「お前には『武器』を渡してやろう。」
从 ゚∀从「武器?」
('、`*川「これを見ろ。」
ペニサスは右手を広げて、ハインに差し出した
('、`*川
つ【:::::W::】ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
从; ゚∀从「さっきのスタンドか?」
('、`*川「厳密にはスタンド能力ではない。これは『回転エネルギーの塊』だ」
('、`*川「私の研究テーマは『超常エネルギーの軍事転用』。ネアポリス護衛鉄球が生み出す力を圧縮し、戦闘に使用する……」
('、`*川「だからスタンド使いじゃあない人間にも見える。そして扱う事が出来る」
208
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:08:52 ID:06t5xTUo0
从 ゚∀从「たしかに私にピッタリの武器だ」
('、`*川「これを付属の弾丸にセットする。弾頭に仕込まれたカンナム・スタイルが銃の発砲で飛び出すスタイルだ」
('、`*川「弾丸も特別製だ。薬莢の部分にダイヤルがあるだろ?それを弄ると、どの口径の銃にも対応出来る」
('、`*川「ちなみにダイヤルはママのク○トリスと同じ大きさだ。丁重に扱え」
从 ゚∀从「何?何なの?この国の人は下ネタを一回挟まなきゃ死ぬの?」
(゚、゚トソン「あ?弾丸が6つしかないように見えるんだけど。」
('、`*川「特別製だと言ったはずだ。量産にもコストがかかる。」
('、`*川「6発。これが私が今用意出来る限界だ。アンタはこの6発で宝石達と戦うんだ。」
ーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
209
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:09:19 ID:06t5xTUo0
从 ゚∀从rー<「S&WのM29か……。チンピラのクセにシブいの持ってんじゃねーか」
ハインは血みどろになったチンピラから衣服を剥ぎ取り、それを切る。
血濡れのワイシャツ、血濡れのスラックス…。下着も無く、上から羽織った為、ハインの身体は少し冷えていた。
从 ゚∀从「さて、まずはアイツにお礼参りだ。そしてトソンを見つける。」
从;゚д从「オゥエ……ウェ………オロロロロ」
ハインは喉に手を入れ、胃の中の物を取り出す。
5発の弾丸と空になった薬莢一発分。
210
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:09:41 ID:06t5xTUo0
从;゚∀从「なんとか一発だけで起動出来たな。6発全部だったら内臓ヤバイ事になってたよ。」
从 ゚∀从「で、ここはどこだろうな?」
ハインは拷問部屋を出て、通路に繰り出した。
少し歩くと、案内図を見る事が出来た
ーーー【深海】1階・不法投棄フロアーーー
从 ゚∀从「なるほど。海の底って事か」
从 ゚∀从「悪党共がコソコソするのにはうってつけだな」
独り言をブツブツ言いながら上に行く道を探す。
だが、それも数分で終わった。
211
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:10:12 ID:06t5xTUo0
从 ゚∀从「あれ?随分、広いフロアに出たな。」
そこは不法投棄フロアの中でも使われなくなった機械や旧時代の自動車などの大型のゴミが放棄されている場所だった
从 ゚∀从
从 ゚∀从「どうした?部下を殺されてムカついたのか?」
从 ゚∀从「アンタークチサイト」
212
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:10:52 ID:06t5xTUo0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙川๑╹◡(´・_ゝ・`)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
.
213
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:11:24 ID:06t5xTUo0
(´・_ゝ・`)「いや誠実に驚いているんだ。あの状況で逃げおおせるなんてな」
从#゚∀从rー<====)))))))【:::::W::】
「カンナム・スタイルッ!!!!!」
【:::::W::】オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
(´ _ゝ `)ガガガガガガガガ!!!
从;゚∀从「どうだッ!!テメーはもう終わり…………ッ!!!」
ゴ ゴ 【; :::::W::】(´・_ゝ・`)ケロッゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
.
214
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:12:06 ID:06t5xTUo0
それは驚愕の光景だった。最硬度のブラックダイアモンドを破壊したカンナム・スタイルのラッシュでもアンタークチサイトはビクともしなかったからだ。
(´・_ゝ・`)「なるほど。くるうの姿を見かけないと思っていたが、お前か。」
从;゚∀从「クソッ!!どうなってるいるッ!?」
从>∀从。:: クシュん
从;゚∀从「何だ!?『寒いぞ』ッ!!!」
『変化』はハインリッヒだけでは無かった。周りのゴミがパキパキと音を立てている。
よく見ると、ゴミの表面には『霜』が降りていた。
215
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:12:39 ID:06t5xTUo0
从;゚∀从「と、『凍結』しているッ!?」
(´・_ゝ・`)「俺は何に対しても誠実でありたいと思っている。だからお前に起こっている事を説明してやる」
(´・_ゝ・`)「アンタークチサイトは25°cで液体になる鉱石だ。気温が低ければ低い程、鉱石は凝固し、堅くなる」
(´・_ゝ・`)川๑╹◡╹)「俺のスタンド能力は『極寒の領域を作り出す』。今このフロアはマイナス30°cの寒波で満ちている」
(´・_ゝ・`)「ところで随分服が濡れているなァ?奴らの血か?そんなに濡れていて大丈夫かァ?」
ガチガチ:::从 ∀从:::ガチガチガチガチ
.
216
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:13:33 ID:06t5xTUo0
从; ∀从 (グッ……頭が割れそうだ。)
血濡れの服で身体が冷えていたハインは強烈な寒さにより、低体温症に陥っていた。
生存の為に行動するタイムリミットは『10分』と言われている。
それ以上は運動能力が低下し、動けなくなり死に至るからだ。
(´・_ゝ・`)「死ね。死ぬんだ人間。必ず殺してやる」
217
:
◆8aac7uEWYg
:2018/07/31(火) 01:13:53 ID:06t5xTUo0
ーーーーー【天】ーーーー
(゚、゚トソン「………………」
ーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(´・_ゝ・`)「テメーはこのEVで『最上階』まで行け。」
(゚、゚;トソン「え?最上階って………。まさか。」
(´・_ゝ・`)「夕闇列島100階、【天】の天辺だ。」
(´・_ゝ・`)「お前の処遇はそこで決める。」
(゚、゚トソン「………驚いたな。お前のボスはこの国のトップって事か?」
(´・_ゝ・`)「質問に答える気は無い」
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