したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

コテネタ総合スレ

61レッド・ダイビング・イントゥザ・ベイルファイア:2015/04/12(日) 14:08:39 ID:F80i5nKc
「だってさ」そういうとだに。は優しく少女を抱きしめる。少女はなおも体をこわばらせる。だに。の行動や言動が何一つ理解できないからだ。

理解できなくて当たり前だ。その言葉や行動の意味を理解できたとき、そのものも快楽殺人者に成り果てるのである。平安時代に実在した剣豪であり哲学者
ヤマオク・サクシャのコトワザにある通り「狂人のマネをしたら実際狂人」の通りである

「突き刺す感触、吹き出る血…心地いい叫び」だに。は涎をふき取ることもせず。少女のからだをまさぐる。
「君はきっと感じさせてくれる…」そういうとだに。はたちあがり、槍を少女の喉元にあてがった。
少女の鼓動が、呼吸がより一層荒いものとなる。自分はこれから死ぬのだと、確信したからだ

「僕に与えてくれないか、快楽を」そういうとだに。は槍を一文字に振りぬいた。
真っ白なキャンバスのような壁には真っ赤な軌跡が描かれた。

「ハァー!ハァー!!」だに。は自らの二の腕を抱き、その場に座りこんだ。ニューロンに殺人による快楽が駆け巡る。
その余韻に少しでも深く浸るために。涎を垂らし、目は薬物中毒者めいて血走っている。

だに。は今回のような殺害を幾度となく繰り返してきた。もちろん恨みがあったわけではない。略奪を目的としているわけでもなく、誰に頼まれてもいない。
ただ自分の快楽のためである。人が薬物やSEXに溺れるように。だに。は殺人でしか快楽を得ることができないから、それを追い求めていたのだ。

そこに罪悪感など生まれるはずもない。
人が空腹を満たすためにスシを食べた時、マグロに罪悪感を抱くだろうか?それと同じである

だに。が快楽に悶え、息を荒げていると ノシリノシリと足音が聞こえてきた。集落の人間はすべて殺したはずだ。しかもこの足音は確実に自分に向かってきている。
だに。は動物的本能でそれを感じて、槍の血潮をマントで拭うと足音がする方向へとカラテを構えた

「ゲエエップ!!ウゥープス!!派手にやったなぁ!胃の中の酒が全部でちまうぜ!」入口のドアにもたれかかっていた死体を乱暴に蹴り飛ばし一人の男がエントリーしてきた。
上等なアルマーニのスーツを身にまとい片手には酒瓶。

顔はトーフ、もしくは角砂糖を思いこさせる四角形であった。身長は先ほど殺した少女よりも低かった。身長だけ見れば子供である。
だがその顔にいかめしく刻まれた皺をみるに、それなりの年齢ではあることを感じさせた

「あぁー…なんだ…えっとだなぁ」男はアイサツもせずに酒瓶を口へと運ぶ。すでに酔っているのか足取りはおぼつかない。スゴイ・シツレイ!!

「今日は…その…なんだ。ビジネス!!そう、仕事の話をしに来たんだ殺戮者=サン!!?えぇ?犬みてえに涎を垂らしやがって!お楽しみだったみてえだなぁ!」
男はそういうと酒瓶の中身を一気に飲みほし、挑発的にだに。の目の間に叩きつけた!二人の間に一触即発のアトモスフィアがただよう!

62レッド・ダイビング・イントゥザ・ベイルファイア:2015/04/12(日) 14:09:21 ID:F80i5nKc
「光栄に思えよ…我がアトリエグループは…あ!!まだ俺のじゃねえや!野心がでちまった!すまねえ!今の無し!ハッハァー!」
ジムジムは相当よっているのか、話に脈絡がなく、足取りは常にクラゲめいてふらついている
そんな相手でもだにはカラテ警戒を解かない

「えーっとだなぁ…アトリエグループはてめえのぉ…」
「だに。だ」
唐突にだにが遮る
「…あ?」
「てめえ、でも、殺戮者、でもない。僕はだに。だ。ドーモ」
だには力強くアイサツをした。

「…ブハ!ハッハァー!ハハァー!異常者がなんかいってやがるぜぇ!」ジムジムは心底おかしいと言わんばかりに手を叩き笑った。スゴイシツレイ!
だが人生の大半をビジネスにつぎ込んだこの男に礼儀作法などありはしないのだ。ジムジムは懐から書類を取り出し、威圧的にだにに突きつけた

「いいか!貴様は今からアトリエグループのお抱えのヒットマンだ!こっちが指定した対象以外殺すは許さん!だがミッションを遂行すればドネートが発生する!
きちんとノルマを果たせばWIN-WINだ!返事ははいかイエス!さもなくば…」
ジムジムが書類の内容を読んでいるとだにが震えだした
「フィヒッ…!
「…あ?」

「また…」
「あ?」
「また…殺せる…」
だには決断的な殺意をその赤い眼差しに秘めて、十字型の槍をジムジムに突きつけた
彼にとって、ジムジムもアトリエグループも、獲物の一つにしか過ぎないのである

「…あー、あー…これだからスカウトは嫌いなんだ。こんなものはサンシタの仕事だろう?」
ジムジムは心底面倒そうにアルマーニ製の上着と帽子を脱ぎ捨て、ブラジル産高級葉巻に火をつけた

「かかってきな、狂犬。社会のシステムってもんを、体に叩きこんでやる」
ジムジムは煙をくゆらせると挑発的に手招きをした。
これから始まるのは無慈悲で残酷なニンジャのイクサ!

「イヤー!」
最初に仕掛けたのはだにである!
漆黒のマントと真っ赤な髪をたなびかせ、ジムジムに一直線に飛びかかる!
十字型の槍を横薙ぎに振るい、首を飛ばしてオシマイだ!
だにはこの戦術に絶対の自信をもっていた。しかも相手は子供めいて小さい!ソクシ重点!

「イヤー!」
対するジムジムは近場にあったテーブルをだにめがけ投げる!抵抗か、はたまた目くらましか、体の小さいジムジムは投げたテーブルに隠れ見えなくなってしまった。
だがだにには関係ない。一撃目でテーブルを切断し、返す刀でジムジムの首を刈り取る腹づもりだ!

「イヤー!」
だにが目の前のテーブルを切断しようとしたその時!
「フンハー!」
「グワー!?」
テーブルから、筋骨隆々な腕が生え、だにに強烈なカラテストレートを食らわせたのだ!ナムサン!この手は一体だれの?
その疑問に答えるまえにその手はテーブルを紙くずめいて粉々にした

63レッド・ダイビング・イントゥザ・ベイルファイア:2015/04/12(日) 14:09:46 ID:F80i5nKc
「ムッハハハ!弱敵!」
テーブルの向こうにいたのは…ゴウランガ!ジムジムである!しかしその身長は10フィート以上!体には縄のような筋肉が鎧めいてまとわれている!
上半身のスーツは膨れ上がる筋肉に耐え兼ね敗れ去ったが下半身のスーツは無時だ!フシギ!

「…ゲホッ」
壁に叩きつけられただにはゆっくりと立ち上がる。あばらが何本か折れているが既に修復が始まっている。彼はフジミの肉体をもっており、
例えネギトロめいてバラバラになろうと瞬時に治るのだ。そのバストは平坦であった。

ジムジムのヘンゲ・ジツを目の当たりにしてもだには動じない。大きくなったのならバラバラに解体すればいいだけの事、再び十字槍を構え、ジムジムに接近した。
「イヤー!」

「フンハー!」ジムジムのカラテストレート!まるでダンプカーが突進してくるかの如く!だがだにに力任せの雑なカラテは通用しない、
最小限の動きで回避するとだにはジムジムの懐に入り込んだ!必殺の間合い!確実に殺った!
「イヤー!」
首筋に一閃!

だが首を飛ばすだにの一閃は金属音とともに弾かれた!
「なに!?」
「イヤー!」
「イヤー!」
ジムジムの殺人的フックをバック転で回避!
「ムハハハハ!効かんよ!鍛えているからな!」ジムジムは自分の胸を叩く、ゴォンゴォンとまるで金属音のような鈍い音が響いた
ジツか、はたまたそういった体質なのか、原理は分からぬがジムジムは外骨格めいて体表面が硬いのだ。

槍による攻撃は効かない、だには次なる戦法にでた、懐から古文書めいた古びた紙を数枚取り出す、これはフダカードと言われる遠い昔に
神社(訳注:俗にいう教会である)で作られた対ニンジャ用防衛機構の一つである。特殊な紙に呪文を書き込みニンジャや恐ろしいものを撃退するスピリチュアル的なアイテムだ。
フダカードにはそれぞれ「ノロイ」「苦しんで死ぬ」「おマミ」「ちょっとやめないか」
などの禍々しい古代文字が不可解な図式とともに描かれている
「イヤー!」だには紙に魔力を注ぐ。

ゴウランガ!魔力を注がれた紙は禍々しい赤黒のオーラを纏った。魔力を応用したエネルギースリケンだ!!
「行け!」
だにが命じるとスリケンは意志を持ったかのように次々にジムジムに襲いかかる!

「カトンボめいたスリケンジツ!イヤー!」
ジムジムは罵りながら中腰姿勢になった。上級カラテ技であるポン・パンチの構えだ!
「フンハー!」
ジムジムがポン・パンチを繰り出すとその衝撃でフダスリケンは全て消滅!窓も数枚割れた!なんたるパワーか!!

「お返しだ!イヤー!」
ジムジムは近くにあった太い柱にカラテストレートを叩きこむ!瓦礫が散弾銃めいてだにに降りかかる!アブナイ!
「イヤー!」
だには十字槍をバトンめいて振り回し、瓦礫を全て撃墜!ワザマエ!

64レッド・ダイビング・イントゥザ・ベイルファイア:2015/04/12(日) 14:10:16 ID:F80i5nKc
十字槍による一撃も、フダスリケンも通用しなかった。だがだにの瞳には未だ諦めの色はない。次の一手を試すだけだ!
「イヤー!」
だには電撃的にジムジムに接近!
「ヤバレカバレの突進か!イヤー!」
ジムジムのカラテストレート!

「イヤー!」
だには跳躍しカラテを回避し伸びきったジムジムの腕に軽やかに着地!タツジン!
そのままジムジムの首筋に一閃!
「効かんわ!イヤー!」
ジムジムは左手でだにをつかみにかかる!
「イヤー!」
だにはその左手を蹴り再び跳躍!降下しながら首筋に一閃!
「ヌゥーン!効かん!」

「イヤー!」攻撃!「イヤー!」回避!一閃!「イヤー!」攻撃!「イヤー!」回避!一閃!「イヤー!」攻撃!「イヤー!」
回避!一閃!「イヤー!」攻撃!「イヤー!」回避!一閃!「イヤー!」攻撃!「イヤー!」回避!一閃!
ゴウランガ!まるでカラテの嵐である!

「イヤー!」
数十回目の一閃!読者諸君に超人的な動体視力を持ったものが入れば気づいたであろう!
だには先ほどからまったく同じ箇所を攻撃していたのだ!
「チリも積もればすごく大きくなる」
エーエーチョヘンに実在した哲学者でありショクニンでもあったヤマオク・サクシャのコトワザである

「イヤー!」
「ヌゥ!」
だにの執拗な攻撃により先ほどまでのジムジムの軽口も無くなっていた。だにはフジミの肉体であり疲れも感じない、
それに対しジムジムはダメージこそないがこれほどのカラテを振るっているのだ。スタミナも有限である。
これではジムジムはジリー・プアー(徐々に不利)だ!

「イヤー!」
ジムジムは鳥めいて執拗に追いすがるだにを振り払うように巨体を豪快に動かしバック宙で距離をとる!
だにも連続パルクールで華麗に距離をとる。距離をとったということはやはり効いている!
だには確かな手応えを感じ、ジムジム目掛けカラテを構える

「効かん効かんと言っているのにバカの一つ覚えのように!」
ジムジムは見下すように煙を吐き出した。
「やはり頭のネジが吹き飛んだ殺戮者=サンには言葉が通じんようだな!」
だにの眉がピクリと動く

「貴様の細い細い槍も、奇怪なスリケンジツも通用せん!タイムイズマネー!早々に負けを認めて書類にサインだ!貴様は金も貰えて人も殺せる!
我が社は邪魔な奴らをクリーンに排除できる!何が不満だ!チンチンカモカモではないか!」
ジムジムは懐の酒瓶を煽る

「それとも、殺戮者=サンには長く物事を見ることはできんか?いかんぞぉ!社会では!リスクマネジメント!コンプライアンス!自己啓発!田舎者には理解できんか?」
ジムジムはふがふがと言葉を続ける。口中にまだ酒が残っているのだろう。

65レッド・ダイビング・イントゥザ・ベイルファイア:2015/04/12(日) 14:10:46 ID:F80i5nKc
その時、言葉を遮るようにだには駆け出した。
「僕は!だにだ!」
その眼差しに決断的な殺意を宿し、殺人的速度で迫る!
早々にこの不愉快なトーフの首を狩る!先ほどと同じ戦法でオシマイだ!

しかし、狡猾なビジネスマンはゲームか何かを楽しむように下卑た笑いを浮かべていた。
何かマズイ、だにの獣的本能がニューロンに警鐘をならす、そもそもこいつは自分を調べ上げて来たはずだ。フジミの肉体も知っているはず、
それにしてはあまりにも無策なカラテ。
本当にこの戦法は効いているのか?

ジムジムとだにの距離!およそタタミ一枚分!止まるにも方向を変えるにももう遅い!自分はフジミだ!失敗すれば次の策を考えればよい!
迷いを捨て、首筋に38回目の攻撃を加えようとしたその時!

「イヤー!」
「グワー!」
強烈なアルコール臭!ジムジムは口中の酒をだにに吹きかけたのだ
「きたな…!」
呟きかけただには気づいた、自分に吹きかけられたのは酒であり、燃料であることを、ジムジムは愛煙家であることを。ウカツ!直ぐさま回避だ!

「はい、オタッシャデ。」
そういうとジムジムはジッポライターをだにに投げた。いくらニンジャと言えど攻撃モーションに入っていただには思うように回避行動がとれない!
「グワー!」
ナムアミダブツ!だには人間松明めいて激しく燃え上がった!フジミであれ痛覚はある!

「グワー!グワー!グワー!」
必死に転がり消火しようと試みるが体にまとわりついた酒の影響で思うように消えない!クルシミ!

「イヤー!」
ジムジムの殺人的ケリキック!
「グワー!」
だにのあばらが全て折れ、サッカーボールめいて吹き飛ぶ!
叩きつけられたは壁には蜘蛛の巣状にヒビが広がる!ダメージは大きいがすぐに回復する!直ぐさま体制を立て直してあらたな策を…
そのような考えを打ち砕くかのように再び激痛!

それはジムジムが投擲した十字槍である!先ほど消火を試みたときにだにが落としたものだ。槍はだにに腹部に深々と刺さり、
だにはケバブめいた串刺し状態になった!だにのニューロンに危険信号が響く!串刺しは実際マズイ!

傷を再生する際に肉が槍を加えこんでしまい外れなくなるのだ!腹部をちぎってでも逃れるべし!だには両手を槍にかけようとした!
しかし
「イヤー!」
「グワー!?」
右手のひらに激痛!
そこには…ナムサン!フォークだ!殺人的速度で投擲されたフォークが深々と刺さっているのだ!不動!

「イヤー!」
「グワー!?」
続けて左手にも激痛!こんどはナイフだ!だには腹部と両手を壁に打ち付けられてしまった!身動きがとれない!

このナイフやフォークはどこから…?
そう、先ほど殺戮を楽しんでいるときにだにがわざと散らかした食器類である。そしていま打ち付けられた壁は、
自分が少女の首をはねるために追い詰めた壁であった。足元には少女の生首。目があった。まるでだににインガオホーを告げているかのように。

何が行けなかったのであろう、自分が殺戮を楽しんだからか?相手を弱敵と見くびったことか?一瞬の判断ミスか?フジミへの過信が?
否、否である…全ては、そう全ては…インガオホー!

「イヤー!」
「グワー!」
だにの顔に乱雑なヤクザキックが突き刺さる!
「今の蹴りは単純に蹴りたかっただけだ!気にするな!」
非道!

「書類にサインする気になったか?」
「ペーッ!」
だには血反吐をジムジムに吐きかける
ジムジムはこれを持ち前のニンジャ反射神経でなんなく避けるとだにの顔面にヤクザケリ・キックを叩きこんだ。
「イヤー!イヤー!イヤー!イヤー!」

ジムジムは乱暴にだにに髪を掴む
「もう一回燃えるか?えぇ?」
ジゴクめいた声だ。
だにはジムジムを睨みつけると静かにいった
「わかった…サインする」

だが、だには負けを認めたわけでも、観念したわけでもなかった。こいつらを殺す。目の前の不快なトーフを、
自分を雇おうとした奴を、関係者どもを、全員殺す。そのためにあえて協力をするのだ。
いつかその時のために、だには自らをベイルファイヤの中に投じたのだ

66マシニクル・ギミック・フェイスレス:2015/04/12(日) 14:13:08 ID:F80i5nKc
マシニクル・ギミック・フェイスレス / ジムジム / 指定なし /捏造設定有
                             /ニンジャアトモスフィア重点 /カオナシ

「ザッケンナコラー!!」
「スッゾコラー!!!」
「激しく前後」「マンセー」「よくレス」、猥褻な看板や魅力的なイオンが輝くモナーヴァの街の裏路地
本来は丸々と太ったバイオネズミの鳴き声以外、音もない静かな裏路地には上級ヤクザスラングと発砲音、そして高らかな笑い声が響いていた

「ハッハハハハハ!!!」
高笑いと共にアクロバティックな跳躍を繰り返し、銃弾を紙一重で交わしている影が一つ
上等なアルマーニのスーツに、顔の部分にはバケツを思い起こさせる形状のサイバーフルフェイスメンポを装着したニンジャがいた
そう ニンジャである

彼の名はカオナシ
体の97%をハイテックメタルボディーに置換した恐るべきニンジャである。
そしてカオナシを追跡し、発砲を繰り返す複数の影はアトリエカンパニーに秘密裏に雇用された傭兵ヤクザだ。
彼らはアトリエカンパニーの社員であり、傭兵であり、そしてヤクザなのだ

彼らはアトリエカンパニーの重役であるドン・ジムジムの命令によりこの恐るべきニンジャを追跡していた。
「ザッケンナコラー!!!」
「ドグザレッガー!!!」
おびただしい発砲音と共にはなたれる上級ヤクザスラング
善良なる市民であれば失禁は免れないほどのマッポー的空間だ

「ザッケンナコラー!」
上級ヤクザスラングと共に銃口から吐き出されるおびただしい数の弾丸!!
「ハッハハハ!!!」
カオナシは持ち前のニンジャ反射神経と古代文明のハイテックボディ由来の高純度カラテによる連続バック転により全弾回避!!

「スッゾコラー!!!」
上級ヤクザスラングと共に銃口から吐き出されるおびただしい数の弾丸!!
「ハッハハハ!!!」
カオナシは持ち前のニンジャ反射神経とレス鉱石をふんだんに使ったハイテックボディ由来の高純度カラテによる連続側転により全弾回避!!

「ナマッコラー!!!」
上級ヤクザスラングと共に銃口から吐き出されるおびただしい数の弾丸!!
「ハッハハハ!!!」
カオナシは持ち前のニンジャ反射神経と現在ではブラックボックスと化したハイテックボディ由来の高純度カラテによる連続パルクールにより全弾回避!!

「アッコラー!!」
「シャッコラー!!!」
「ワドルナッケングラー!」
次々と路地裏に集結する傭兵ヤクザ!
コワイ!
回避に専念していたカオナシもついに行き止まりへと追い込まれてしまった。

「ドスだ!」
「近接攻撃重点!」
「ザッケンナコラー!!!」
次々とドスダガー(近接戦闘用の短剣)を構える傭兵ヤクザ、そして隊長位のヤクザと思われるヤクザが拡声器を取り出した。

「アッコラー!!てめえのボディには様々なハイテックが隠されている!抵抗せず俺らに同行し!おとなしく研究にナッコラー!!!」
ヤクザスラングを含んだ威圧的な命令、生半可な人間であれば失禁をしつつドゲザをしてしまう所だろう。しかし彼らが相手にしているのは恐るべきニンジャなのだ!

「なんと!私を研究対象とな!?」
カオナシは道化めいた動きで隊長ヤクザに向き合った
「この平和に暮らそうとするバケツを自分勝手な理由で連れ出そうとは…ゆるせん!本日は月曜日故、月に変わっておしおきよ!!!!!」
カオナシはキツネサインを作るような奇怪な構えをとった

ドスダガーを構えた一個小隊以上の人数の傭兵ヤクザ達の全員の額には冷や汗がにじむ。
武器さえ持てば一人で野生の恐るべきバイオオポッサムさえも惨殺できるヤクザ達でさえ、今すぐに逃げだし、フートンにもぐりこみたいほどの緊張感を感じていた、
ニンジャと敵対するというのはそういうことなのだ

「む…まて…月曜日…月曜日といったかいま!!」
不意にカオナシが取り乱した。
腕の変形機構が働き、手首のパーツに時計が現れた。なんというハイテック技術か!
「月曜日の19:00!!しまった!「ドクオとツン「渦巻く恋とチョコとカピバラ」」の再放送の時間じゃないか!!!!!」

「というわけで諸君、私は帰る。」
そういうと頭部からヘリコプターめいた羽が出現し、回転を始めた。
「ハーッハッハッハ!!!!!」
「ザ・・・ザッケンナコラー!!!」
「逃がすな!ドグザレッガー!!」
ヤクザ達の発砲もむなしく、カオナシは夜空の向こうへと颯爽と消えて行った…


こういったケオスは、このアスキアト大陸ではチャメシ・インシデントだった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板