[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ほむら「時よ止まれ」
47
:
さまさま
:2012/12/10(月) 01:07:49 ID:V7sz79D.
ー委員長の魔女、パトリシアの結界内部ー
ほむら「···やはりなにかがおかしいわね、」
承太郎「相変わらず気持ちの悪い空間だぜ、」
ほむら「(···使い魔が一匹もいない···?)」
ほむら「もう少しで結界の最深部よ、気をつけて」
48
:
さまさま
:2012/12/10(月) 01:11:45 ID:V7sz79D.
委員長の魔女、パトリシア
ほむら「(外見も特に変わらない···杞憂だったのかしら)」
パトリシア「・・・」パシュン!
ほむら「えっ・・・!?」
承太郎「スタープラチナッ!!」
机「」ガコォン!!
承太郎「スタープラチナで衝突を防いでなければ即死だったぜッ!」
ほむら「なによ今のスピードは・・・!?まるで弾丸のように、スカートから机や椅子が・・・!」
49
:
さまさま
:2012/12/10(月) 01:15:06 ID:V7sz79D.
マミ「暁美さん!!これは一体!?」
ほむら「!マミ!ジョセフさん!」
ジョセフ「どうなっとるんじゃあれは···!あの魔女!吸血ゾンビになっとるぞッ!?」
ほむらマミ承太郎「!?」
<to be continued···
50
:
さまさま
:2012/12/10(月) 11:56:39 ID:V7sz79D.
パトリシア「シャアアアアーー!!」ズガァン!!
ほむら「きゃあ!?」
マミ「なによこの···ただの引っ掻きでさえ結界ごと壊してしまいそうな威力!!」
ジョセフ「まさかッ···!」
ジョセフ「DIOも!この世界に来ていると言うのかッ!?」
承太郎「なにっ!?」
ほむら「とにかく!話は後よ!」
マミ「ジョセフさん!波紋でやっつけることはできないんですか!?」
51
:
さまさま
:2012/12/10(月) 12:02:16 ID:V7sz79D.
ジョセフ「無理じゃあ!あの怪力では、波紋が届くまえに、ハーミットパープルを引きちぎられてしまうッ!!」
ジョセフ「一旦退くしか道はないッ!」
ほむら「で···でも!」
「お困りのようですね、ジョースターさん達、」
52
:
さまさま
:2012/12/11(火) 21:46:30 ID:V7sz79D.
花京院「法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)!エメラルドスプラッシューー!!」ボボボボ!!
パトリシア「!?」ドドドド!!
まどか「ほむらちゃん!!」
ほむら「まどか!?どうして!?」
まどか「さやかちゃんのお見舞いに着いていったんだけど、待合室で待ってる時に、ほむらちゃんたちが結界に入っていくのを見えたから・・・!」
53
:
さまさま
:2012/12/11(火) 21:59:02 ID:V7sz79D.
花京院「着弾地点から『法皇』を生やし、縛りつけるッ!!」
パトリシア「カアアアアア!!」シュルシュル
ジョセフ「承太郎ッ!法皇の緑に締め付けられているこの一瞬がチャンスじゃッ!」
承太郎「言われなくとも···もう動いてるぜッ!」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァーーー!!」ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボ
パトリシア「カ···!」
承太郎「やれやれだぜ、こんだけぶち込んだってのにまだ倒れねーとはな、」
54
:
さまさま
:2012/12/11(火) 22:06:05 ID:V7sz79D.
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ!
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
承け太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
この時、花京院とジョセフを除き、この場にいる全員が、同じことを考えていた
(なんて滑舌のいい人なんだ···)
承太郎「オラァッ!!」ボコォ!!
パトリシア「ギャアアアアアア!!」シュウウウウウ···
55
:
名無しのオクタヴィア
:2012/12/11(火) 22:19:19 ID:Q.leSm0.
偽者がひとり紛れ込んだようだ
56
:
さまさま
:2012/12/11(火) 23:04:54 ID:V7sz79D.
>>55
本当だ気付かなかったwww
「じょう」で「承」が出ないから
「うけ」で「承け」ってやってます
今後気をつけますが、
それでもあと三回くらいは間違えると思います
57
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/11(火) 23:47:56 ID:wCvZN0LE
「しょう」なら出るんじゃね?
58
:
さまさま
:2012/12/12(水) 12:02:11 ID:V7sz79D.
>>57
しょうたろう
↓
承太郎
出たわサンクス
59
:
さまさま
:2012/12/12(水) 12:13:33 ID:V7sz79D.
承太郎「ほらよ、グリーフシードだ」ポイッ
ほむら「あ、ありがとう」パシッ
マミ「花京院···さん?も、ありがとうございました、」
ほむら「(ああそうかまだまどか達のこと知らないんだった)」
ジョセフ「しかし···まさかDIOもこの世界に来ているとはのう、」
花京院「しかし一番厄介なのは、DIOが魔女の血すら吸ってしまう事!」
承太郎「だな、今のようなゾンビ化ならまだしも、『肉の芽』を植え付けられている魔女がいたとしたら···手もつけられないことになるかもしれん」
60
:
さまさま
:2012/12/12(水) 16:38:43 ID:V7sz79D.
ほむら「肉の芽···?」
ジョセフ「ああ、簡単に言うと、それを植え付けられるとDIOの操り人形になってしまうんじゃ」
ほむら「なるほど···(確かに、魔女が人間の知能を持って襲いかかってきたら···)」
マミ「まどかちゃん···って言うの?一年生?」
まどか「二年生ですよ!!ほむらちゃんの同級生ですっ!」
マミ「えっ!?ごめんなさい!!」
ほむら「・・・」
61
:
さまさま
:2012/12/12(水) 18:13:29 ID:V7sz79D.
ほむら「まどか、この人は私が一緒に戦うことになった···言わばパートナーなの、喧嘩しないで」
まどか「う、うん···」
マミ「パートナー···なんていい響きなの!//」
承太郎「呑気な奴らだぜ···」
62
:
さまさま
:2012/12/14(金) 17:28:47 ID:Ssv9g4YE
ーほむほーむー
ほむら「承太郎さん、DIOっていうのは···」
承太郎「DIOのヤローは、かくかくじかじな奴だ、」
ほむら「そんなかくかくじかじかな奴がいたなんて···はやいとこ片付けないと、大変な事になるかもしれないわね」
ーーーーーーーーーーーーーーー
さやか「恭介♪お見舞いに来たよー!」
恭介「···やあ、さやか」
さやか「じゃーん!これ、恭介が欲しがってたCD!」
恭介「···ありがとう」
さやか「···?」
63
:
zx
:2012/12/16(日) 18:33:45 ID:nzlLNXUM
力ートマン「さやかのババァはスーパービッチ」
64
:
さまさま
:2012/12/16(日) 18:42:25 ID:Ssv9g4YE
さやか「恭介···なにかあったの?」
恭介「···う······って」
さやか「え···?」
恭介「僕の腕は···もう二度と元通りにはならないって···!」
さやか「っ···!!だ、大丈夫だよ!諦めなければ···!」
恭介「諦めろって言われたんだよ!!僕の手は!もう奇跡か魔法でもない限り治らないんだ!!」
65
:
さまさま
:2012/12/16(日) 18:46:35 ID:Ssv9g4YE
さやか「あるよ!」
恭介「···!?」
ポルナレフ「まだー?」
さやか「奇跡も···魔法も···あるんだよ!」
ポルナレフ「おーいさやかー、まだー?」
さやか「うるさいこの植木鉢ヘア!!」
66
:
さまさま
:2012/12/16(日) 22:48:12 ID:Ssv9g4YE
ー病院屋上ー
さやか「やって、キュウべえ」
ポルナレフ「ほ、ホントにいいのかよォォ〜ッ!最後は魔女になっちまうんだろおォ〜ッ!?」
さやか「ポルナレフさんは黙ってて!・・・確かに怖い・・・けど、それでも、私には叶えたい願いがあるの」
QB「じゃあ、行くよ・・・」
さやか「うぐっ・・・!」キイイン
QB「受けとるといい、それが君の運命だ」
ーーーーーーーーーーー
67
:
さまさま
:2012/12/16(日) 22:49:59 ID:Ssv9g4YE
恭介「···あれ···いつのまにか寝てたのか···」
恭介「···っ!?」
恭介「手が···手が、動く···!」
ーーーーーーーーーーー
68
:
さまさま
:2012/12/16(日) 22:54:29 ID:Ssv9g4YE
まどか「あ···仁美ちゃん!」
仁美「あらまどかさん、それに花京院さんも」
まどか「これからどこか行くの?」
仁美「ええ、···まどかさん達もご一緒にいかがですか?」
まどか「どこに行くの?」
花京院「···」ドドドドド
仁美「とっても素敵な場所、ですわ」クスッ
69
:
さまさま
:2012/12/16(日) 22:58:04 ID:Ssv9g4YE
花京院「まどかさん、彼女は前から首にあんなタトゥーをしているんですか?」
まどか「え?あ、本当だ···なんだろう」
花京院「···念のために、ジョースターさん達に連絡したほうがいい、」
まどか「あ···ほむらちゃんの番号わかんない!」
花京院「さやかさんのは?」
まどか「それなら···」
花京院「ポルナレフ、間に合ってくれよ···」
70
:
さまさま
:2012/12/16(日) 23:04:41 ID:Ssv9g4YE
ー工場ー
まどか「みんな首にあのタトゥーが···やっぱりおかしいよ!」
花京院「これも魔女の仕業なのか···!」
男「俺は···ダメなんだ、こんなちっぽけな工場ひとつまともに切り盛りできねえ···」
まどか「!あれは!」
花京院「まずい!ここにいる人達がみな死んでしまう!」
まどか「止めなきゃ···!うっ!」ドスッ!
仁美「邪魔をしてはいけませんわ、あれは神聖な儀式ですのよ、これから私達は、素晴らしい世界へ旅に出ますの、生きている体なんて邪魔なだけですわ」
まどか「は、離して!仁美ちゃん!!」
71
:
さまさま
:2012/12/16(日) 23:14:05 ID:Ssv9g4YE
花京院「ハイエロファントグリーン!!」グイッ!
仁美「きゃっ!?」
花京院「今だ!まどかさん」
まどか「!っえい!!」ガッシャアン!!
まどか「はあ···はあ···!」
「なんてことを···なんてことをしてくたんだあぁ···!」
まどか「ひっ···!」
花京院「他の部屋へ逃げ込むんだ!」ガチャッ!
72
:
さまさま
:2012/12/17(月) 11:31:26 ID:Ssv9g4YE
まどか「どうしよう···!」
花京院「ちかくに魔女がいるはず!そいつを倒せばッ···!」
まどか「!!きゃあっ!?」
使い魔「www」
花京院「しまったッ!まどかさん!」
花京院「くそっ!まどかさんが結界のなかにひきずり込まれた!追いかけなくては!」
73
:
さまさま
:2012/12/17(月) 13:08:28 ID:Ssv9g4YE
ーハコの魔女、エリーの結界内部ー
花京院「まどかさんッ!」
まどか「た、たすけ···て···!」
エリー「プロロロ···」
花京院「くそ!(エメラルドスプラッシュはまどかさんにも当たってしまう危険性が高い!どうすればッ···!)」
「はああああっ!!」
使い魔「ギャッ!?」ズガン!
さやか「待たせたね!まどか!」
74
:
さまさま
:2012/12/17(月) 13:11:41 ID:Ssv9g4YE
まどか「さやかちゃん···その格好は!」
さやか「その話は後で!!ふっ!!」ズバン!
使い魔「ギャァ!?」
ポルナレフ「うおおおお!銀の戦車(シルバー・チャリオッツ)!!」ズババババ!
エリー「ッ・・・!?」
75
:
さまさま
:2012/12/17(月) 13:14:28 ID:Ssv9g4YE
さやか「これで···トドメだあああーーー!!」
エリー「ギャアアアア···!」メキメキ···!
シュウウウ···
さやか「よっしゃ!」ポルナレフ「やったぜ!」
まどか「さ、さやかちゃん···どうして···!?」
さやか「ん、あー···実は、ね···」
ーーーーーーーーーーー
76
:
さまさま
:2012/12/17(月) 13:19:38 ID:Ssv9g4YE
ポルナレフ「待てさやか!奴の腕は治る!!」
さやか「無理だって言われたって···さっき恭介も言ってたじゃない!!」
ポルナレフ「ジョースターさん!ジョースターさんの『波紋』という力なら治せる!」
さやか「っ!それ本当!?」
ポルナレフ「ああ、今度頼もうぜ!」
キュウべえ「なんだい?契約しないのかい?」
さやか「···私、まえから欲しい物があったんだ」
ポルナレフ「お、おい!?だから契約するこたぁねえって!」
77
:
さまさま
:2012/12/17(月) 13:27:54 ID:Ssv9g4YE
さやか「私もスタンド能力が欲しい!」バーン
キュウべえ「えっ、それでいいのかい?」
さやか「うん、」
キュウべえ「どんなものが着くかはわからないんだよ?」
さやか「うん、」
キュウべえ「まあいいならいいけど、」
さやか「うん、」
キュウべえ「それじゃあ、こんどこそやるよ···」
さやか「う、あああああーー!!」キイイイイイン!!
78
:
さまさま
:2012/12/18(火) 10:47:44 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーー
さやか「それで手に入れたのがこの能力!名付けて音の人魚『オクタヴィア・オーシャン』!」
ほむら「あなたはどこまで愚かなの・・・」
さやか「もー、遅いよほむらぁ!もうすこしでまどかやられてたんだからね!」
さやか「・・・大丈夫だって!私だって決心したうえで契約したんだしさ!」
さやか「今ジョースターさん達が恭介の腕を治しにいってくれてるし・・・」
ほむら「(結局、さやかは契約してしまう運命だったの・・・?)」
ほむら「(でも、まどかの運命はきっと···変えてみせる、)」
79
:
さまさま
:2012/12/18(火) 18:39:10 ID:Ssv9g4YE
まどか「(さやかちゃんは、ううん、ほむらちゃんもマミ先輩も、このままだといずれは魔女に···)」
まどか「(私が契約すれば···)」
ほむら「(絶対に契約させるわけにはいかない···!)」
ほむら「(さやかが契約したのは完全にマイナスだわ···まどかは必ず契約して、私達を元の人間に戻そうとする)」
さやか「今日は自分の体で戦ったけど、今度はスタンド使ってみよう!!恭介私が魔法少女だって知ったらどんな反応するかなー♪」
ほむら&まどか「(···本人が気にしてないみたいだし、別にいいのかな?)」
80
:
さまさま
:2012/12/18(火) 22:24:10 ID:Ssv9g4YE
ほむら「とにかく、魔法少女になった以上、戦いは避けられない、剣術の達人であるポルナレフさんに剣術を教わりなさい」
さやか「はーい!」
ポルナレフ「スタンドについてもな、」
ほむら「よろしくお願いします、」ペコリ
さやか「よーし!これからはこの魔法少女さやかちゃんも!!この街をガンガン守っちゃいますからねー!」
ほむら「今日はもう遅いから気をつけて帰ってね、それじゃあ···」
まどか(ほむらちゃんお母さんみたい)クスッ
81
:
ライン
:2012/12/18(火) 23:09:13 ID:d/1Cur5w
どこへ行ってもさやかは馬鹿なのか
82
:
さまさま
:2012/12/19(水) 01:17:20 ID:Ssv9g4YE
ほむら「(今回、さやかは『自分の為』に願った···)」
ほむら「(初めてのケース···一体どう変わるかわからないけれど、一つだけ、わかってしまったことがある)」
ほむら「(同じ願いではない以上、このままでは···佐倉杏子とさやかは、互いを敵対視しつづけてしまう)」
ほむら「(あのさやかが出会って間もない私達の言葉を聞き入れるとは思わない···あとは上条君次第ね···)」
ーーーーーーーーーーー
83
:
さまさま
:2012/12/19(水) 01:23:00 ID:Ssv9g4YE
???「へへっ!リンゴいただきっ!」
???「キャン!」
???「へへへ、お前は本当にそのガム好きだな、変な犬。」
???「ハグハグハグ!」
???「大丈夫だって、とりゃしないよ」
???「キャン!」
???「これは···リンゴ味のチューイングガム?ははっ!なかなかいいやつじゃないか!」
???「キャンキャン!!」
84
:
さまさま
:2012/12/19(水) 01:28:10 ID:Ssv9g4YE
???「えと···名前はなんつったっけ?」
???「イギーですよ、彼の名前はイギーです」
???「おおそうだった、イギーだ!」
イギー「キャン!」
???「あんたもリンゴくうかい?」
???「いえ、遠慮しておきますよ」
???「つれないオッサンだなあ、」
アブドゥル「オッサンじゃありませんよ、私はモハメド・アブドゥルです」
???「なんだよー、オッサンはオッサンだろー?」
アブドゥル「それじゃあ今度からはあなたの事も、jcと呼ばせてもらいますかね、」
???「あんたがjcっていうとなんかすげー違和感あんだけど···」
アブドゥル「はっはっは、冗談ですよ冗談」
85
:
さまさま
:2012/12/19(水) 01:34:53 ID:Ssv9g4YE
キュウべえ「やあ、」
???「なんだお前か、グリーフシードならまだ···」
キュウべえ「いや、今日は君にニュースを持ってきた、」
アブドゥル「この猫のようなものは···」
キュウべえ「···まず、そこにいるオッサ···アブドゥルと同じように、見滝原にいる魔法少女達にも、やけに顔の濃い男がついている」
???「···おいまて、今、魔法少女『達』って言ったか···?」
キュウべえ「うん、ついこの間話したように、マミとイレギュラーである暁美ほむらに加え、美樹さやかという子が新人として魔法少女になったんだよ、」
???「はんっ、新人ねえ···」
86
:
さまさま
:2012/12/19(水) 01:39:58 ID:Ssv9g4YE
アブドゥル「見滝原という場所以外の魔法少女には、その顔の濃い男とやらは付いていないのですかな?」
キュウべえ「うん、不思議なことにね、」
アブドゥル「その男たちというのが、私の仲間達である可能性が非常に高いのですが···、」
???「やだね、見滝原には行かないよ」
アブドゥル「むう···」
???「な?イギーも別にその仲間達に会いたいわけじゃあないんだろー?」
イギー「キャン!」
???「おーよしよし、やっぱお前は賢いなー!長生きするぜー♪」
イギー「キャン!」
アブドゥル「ジョースターさん達は大丈夫なんだろうか···」
87
:
さまさま
:2012/12/19(水) 01:43:50 ID:Ssv9g4YE
???「でも···確かにそのさやかって奴は気になるし···」
???「そいつの様子を見るってのも悪くないかもねえ···」
アブドゥル「では···」
キュウべえ「行くのかい?杏子」
杏子「当たり前じゃん?もし気に入らない奴だったら···どんな奴だろうとぶっつぶしゃあいいわけだしね」ニッ
88
:
さまさま
:2012/12/19(水) 01:49:36 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーー
ー翌朝ー
さやか「休日だー!遊ぶぞーっ!」
ポルナレフ「おいおい!特訓が最優先だっつーに」
さやか「冗談だよ···はは···」
恭介の腕は波紋の力で完治した、恭介が熱心にリハビリしていたこともあって、来月までには退院できるらしい
さやか「もっと強くなって、皆守れるようにならないとね!」
ポルナレフ「おうよ!じゃあ特訓を」さやか「そういうのは実践が一番!レッツゴー!」
ポルナレフ「話を聞けってのォ!ったくよー!」
89
:
さまさま
:2012/12/19(水) 01:54:48 ID:Ssv9g4YE
ー街外れのとある道ー
さやか「むむっ!ソウルジェムに反応が!」
ポルナレフ「おーいキュウべえ!こいつは魔女の反応か!?」
キュウべえ「呼んだかい?ポルポルくん」
ポルナレフ「てめー次その呼び方したらその背中のマークを切り抜くぞッ!祭りで見かけるカタヌキのように少しずつ穴をあけてなァー!」
キュウべえ「それは勘弁願いたいなあ、ん、これは魔女ではなくて使い魔の反応だね、」
90
:
さまさま
:2012/12/19(水) 08:20:36 ID:Ssv9g4YE
さやか「相手が弱いに越したことないよ、こちとらまだ初心者なんだし、」
ポルナレフ「だな、よし、んじゃあ入ろうぜ」
ー落書きの魔女の使い魔の結界ー
さやか「あっ、いた!!」
使い魔「パパウパウパウwww」
91
:
さまさま
:2012/12/19(水) 08:27:43 ID:Ssv9g4YE
ポルナレフ「さやか!剣を投げて打ち落としてやれ!」
さやか「OK!私とオクタヴィアオーシャンで···手数は二倍だっ!スプラッシュスティンガー!!」バシュバシュバシュバシュ!!
使い魔「キャアアア!?www」バキーン!
ポルナレフ「あとは命中精度だな···」
さやか「なんの!一度動きを止められれば、あとは近づいて切る!」
92
:
さまさま
:2012/12/19(水) 12:33:45 ID:Ssv9g4YE
「ちょっとちょっと!なにやってんのさ!」
さやか「っ!?」
杏子「見てわかんないの?あいつ魔女じゃなくて使い魔だよ?倒したってなんの意味もないじゃん」
さやか「あ、あんたは··あんたも魔法少女なの···?」
杏子「どんなやつかと思って見に来てみれば、こんなバカみたいな奴とはねー」
さやか「なっ···!」
杏子「訓練目的だったにせよ、あのまま使い魔をほっとけばそのうち魔女になるんだぜ?だったら放っておいたほうがいいじゃん」
93
:
さまさま
:2012/12/19(水) 12:41:17 ID:Ssv9g4YE
さやか「あんた···魔女に襲われた人たちを見殺しにするっていうの!?」
ポルナレフ「おいさやか!」
杏子「ふん、あんたはひっこんでな、電柱野郎」
ポルナレフ「電柱ッ!?」ズガーン
ジャララララ!
ポルナレフ「くそ!結界で遮られてしまったッ!」
杏子「弱い人間を魔女が食う、その魔女をあたしら魔法少女が食う、それが当然じゃない?」
さやか「あんたは···!」
94
:
さまさま
:2012/12/19(水) 12:44:37 ID:Ssv9g4YE
杏子「もしかしてあんた···やれ人助けだの正義の味方だの、その手のおちゃらけた冗談かますために、あいつと契約したんじゃないよねえ···?」
さやか「違うけど」
杏子「えっ」
さやか「違うけど」
杏子「···まあ、そうじゃなかったらそうじゃなかったでいいんだけど···でもアレでしょ?」
杏子「魔法少女に憧れてたからー!とか、その手のアレだろ?」
さやか「違うけど」
杏子「・・・」
95
:
さまさま
:2012/12/19(水) 17:41:48 ID:Ssv9g4YE
杏子「うぜえ!ちょーうぜえ!」クワッ!
さやか「(キレた!?)」
杏子「つーか先輩対してそ%>#&^\んだよ!」
さやか「何て!?」
杏子「うるせえバーカ!ぶっつぶす!」
さやか「くっ!オクタヴィア!!」ブォン!
杏子「おっと!?そいつもあいつと同じような『スタンド』っていう超能力か・・・」
さやか「!?(スタンドを知ってるの!?)」
96
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:12:59 ID:Ssv9g4YE
杏子「だけど···スタンドが受けたダメージは、使い手にフィードバックするんだぜ!トーシローのあんたが使ったところで、的が増えただけだ!」
さやか「迎え討つ!!」チャキッ···
さやか「(集中··集中···)」スウ··
さやか「オクタヴィア!」
杏子「へえ、思ったより素早い···あれ?なんだか···眠···」
さやか「いまだ!スパークエッジ!」 杏子「うおおおおっ!?」
ポルナレフ「いいぞさやか!!」
杏子「なんだ今のは···綺麗な音色が聞こえてきたと思ったら急に眠く···!」
さやか「いつまでも突っ立ってると危ないよ!!私の攻撃は二段だってこと忘れた!?」
杏子「ふん、だからトーシロだっていうのさ、どんな攻撃でも、当たらなきゃ意味ないんだよ!」
97
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:22:56 ID:Ssv9g4YE
杏子「ロッソ・ファ・・・か、影分身の術!」
さやか「ジャパニーズニンジャ!?」
杏子「ほらほら!!どれが本物かわかるかな!?」
さやか「くっ・・・!」杏子「後ろだよ!!」
さやか「はっ!?」杏子「もらった!第3部完!」
ほむら「そこまでよ」
杏子「ッ!?」ゾゾッ!!
杏子「(後ろをとられた・・・このアタシが・・・!)」
杏子「・・・てめー・・・なにもんだ」
ほむら「私はほむら、暁美ほむらよ」
杏子「あんたが噂のイレギュラーってやつか・・・!」
98
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:26:23 ID:Ssv9g4YE
承太郎「なんだ今のは···瞬間移動か?」
ほむら「···まあ、そんなところよ」
杏子「ちっ···四対一じゃあ分が悪いな···こんかいは退かせてもらうよ」
マミ「そうはいかないわ、佐倉さん」
杏子「···マミか、」
マミ「怒っているわけじゃないの、ただ、佐倉さんに頼みたいことがあって···」
99
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:33:59 ID:Ssv9g4YE
さやか「ほ、ほむら···助けにきてくれたの?」
ほむら「当然よ、仲間じゃない」(真顔
さやか「(ビックリするくらい見え見えのウソだーっ!)」ガーン
ほむら「佐倉杏子、あなたに、ワルプルギスの夜の撃退に協力してほしい」
さやか&杏子「なっ!?」
杏子「ワルプルギスの夜だと···!」さやか「よくわかんないけど、こんなやつ仲間にするなんて絶対いやだよ!」
ほむら「協力してくれるなら、それなりのお礼はするわ、」
杏子「けっ、いやだね、リスクが高すぎる」
100
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:39:30 ID:Ssv9g4YE
ほむら「マミの胸10揉みでどうかしら」
杏子「バカにしてんのかお前は」
ほむら「もしかしたら、乳神様の加護をいただけるかもしれないわ」
杏子「おい誰かこのバカ止めろ!マミ!お前はそれでいいのか!?」
マミ「暁美さんの頼みだし···//」
ほむら「いいじゃない、ワルプルギス撃退に協力するだけで今後の人生たゆんたゆんよ、」
杏子「う!うぐぐ···!」
101
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:45:23 ID:Ssv9g4YE
ほむら「あーもう、仕方ないから丸1日胸にかぎらずマミの体を自由にしていいわよ」
杏子「おい!聞いたか!?マミ!!」
マミ「暁美さんの頼みだし··//」
杏子「ちくしょー!!」
ほむら「もう一声?仕方ないわね···大サービスよ、マミのご主人様になる権利をあげるわ」
マミ「暁美さんの頼みなら···//」
102
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:48:13 ID:Ssv9g4YE
ほむら「(よし、ここまでは作戦通り···)」
ほむらとマミを変態に見せる
↓
残った唯一の常識人、さやか
↓
杏子、さやかと話す
↓
仲良くなる(よっしゃ)
ほむら「(ふふ、ちょろいもんね、ふふふ)」
杏子「···った、」
ほむら「え?」
103
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:52:24 ID:Ssv9g4YE
杏子「わかっ···た、」
ほむら「···はい?」
杏子「い、いや!胸10回揉ませてくれればいいから!主従関係はいらないから!」
ほむら「···」
ほむら「(アカーーーーン!)」(汗ダラダラ
ほむら「よ、よろしく···(これじゃあ私もマミも杏子も変態でおわりじゃない!!)」
104
:
さまさま
:2012/12/19(水) 22:57:08 ID:Ssv9g4YE
ほむら「い、いや、実はすべて冗談···」
杏子「マミ···アタシの未来をたゆんたゆんにするためだ!、揉ませろー!」
マミ「いやあああああ!?」
ほむら「···マミ、ごめんなさい」
さやか「な、なんだ、か演技だったんだ···あはは···」
ほむら「さやか?」
さやか「いやほんと···いいんで、暁美さんのプライベートに首つっこむ気はないいで!」
ほむら「やめて!思ったより傷つくから!」
承太郎「やれやれだぜ···」
105
:
さまさま
:2012/12/19(水) 23:02:29 ID:Ssv9g4YE
ほむら「···そこの影に隠れてる人、出てきなさい」
アブドゥル「おやおや、気づかれてしまいましたな」
イギー「ワンッ!」
杏子「ばっ···!なんでそんな近くにいんだよ!もっと離れとけって言ったろ!」
さやか「この人たち(?)も···スタンド使い?」
ポルナレフ「アブドゥル!!イギーーーーッ!!」
アブドゥル「久し振りですね、ポルナレフ」
イギー「キャン!(うげえ···また巻き込まれんのかよ)」
ほむら「(これで承太郎さんの仲間は全員そろった···心強いわね、)」
106
:
さまさま
:2012/12/20(木) 13:01:35 ID:Ssv9g4YE
杏子「神様···!」ムムム
マミ「はあ···はあ···」
ほむら「マミ、お疲れ様」
マミ「乳神様ってなんなのよ···!」ゼーゼー
ほむら(私もあとで揉んでおこう···)
マミ「暁美さん?」
ほむら「なんでもないわ」
107
:
さまさま
:2012/12/20(木) 14:35:49 ID:Ssv9g4YE
杏子「あんたとはそれなりに気が合いそうだ、これからよろしくね、」
ほむら「ええ、こちらこそ。」
さやか「私は嫌だよ!こんな自分の事しか考えてないやつと組むなんて!」
杏子「うっぜえ···」
マミ「美樹さん、大丈夫よ、佐倉さんは昔、私とコンビを組んでいたの」
マミ「ちょっと過去にいろいろあって喧嘩別れしちゃったけど、根はいい子よ」
108
:
さまさま
:2012/12/20(木) 19:43:31 ID:Ssv9g4YE
マミ「二人ともなかよくしてね、」
さやか「···はーい」
杏子「ちっ、しかたねーな」
さやか「ぐぬぬぬ···!」
109
:
さまさま
:2012/12/20(木) 20:46:07 ID:Ssv9g4YE
ほむら「というか杏子、あなたさやかの教育係をしてくれないかしら?」
杏子「は?」
ほむら「よろしく、」
杏子「···はあ!?」
ほむら「同じ近接系武器の使い手であるあなたとポルナレフさん、二人で教えればさやかが飛躍的な成長を遂げると思ったのだけれど」
さやか「ほむらがそういうんなら仕方ないね···よろしく···」
杏子「しゃーねえな···」
110
:
さまさま
:2012/12/21(金) 06:36:30 ID:nzlLNXUM
杏子「ん?」
力ートマン「ウェ〜ル… ♪」
さやか「となりのがっこうからきこえるよ」
力ートマン「さやかのババアはスーパー・ビッチ」
杏子「ハハハwwwハラいてぇwww」
111
:
さまさま
:2012/12/21(金) 06:38:48 ID:nzlLNXUM
カイル「さやかってだれ」
力ートマン「しらんし」
112
:
さまさま
:2012/12/21(金) 09:28:53 ID:Ssv9g4YE
杏子「いいか?あたしが師匠という形になる以上、あたしの指示には従ってもらうからな!」
さやか「はい!」
さやか「(あれ、なんか命令されるのって悪くないかも···)」
ほむら「もう心配なさそうね、今日はこれで解散しましょう」
マミ「佐倉さん、美樹さんをおねがいね?」
杏子「まあまかせとけって、」
さやか「(なによこいつ···さっきまであんなに嫌がってたくせに···//)」
杏子(あたしも昔は弟子の立場だったからなあ···なんか燃えてきた、)
113
:
さまさま
:2012/12/21(金) 09:37:20 ID:Ssv9g4YE
ー翌日ー
杏子「いいか?あたしが戦術、ポルナレフが剣術を教えていくからな」
さやか「はい!」
ポルナレフ「あー、ごめん無理!」
杏子「は?」
ポルナレフ「フルーレとサーベルじゃあ戦いかたが全然違くてよォ」
杏子「多節槍とサーベルの方が戦いかた違うとおもうんだがそれは」
ポルナレフ「大丈夫、武器は武器だ!(なんかアヴドゥルにこう言えって言われたんだよなあ)」
杏子「さっきの自分の発言全否定じゃねえか!・・・まあいいけど」
114
:
さまさま
:2012/12/21(金) 12:07:11 ID:Ssv9g4YE
ポルナレフ「頑張れよー!」
杏子「いいか?さやか」
さやか「うん、」
杏子「まず、あんたのスタンドを出してみろ」
さやか「ほっ、」オクタヴィア「パミー!」
杏子「見たところ、アヴドゥルやイギーとは違う、ポルナレフと似たようなパワータイプってとこかな?」
杏子「スピードはなかなかだけど、この間の使い魔の時の戦いを見るに、動きの正確さはいまいちみたいだな」
さやか「う···で、でも、パワーでなんとか···」
杏子「···はあ、いいか?どんなに強い攻撃でも当たらなきゃなんの意味もないんだぜ?」
さやか「うう···」
杏子「んじゃ、まずは軽く戦ってみっか、」
さやか「え?」
115
:
さまさま
:2012/12/21(金) 12:13:11 ID:Ssv9g4YE
杏子「あたしに一撃でも当てられたら、今後は命中精度より手数を増やすほうに力をいれる」
杏子「さあ、かかってきな!」
さやか「ふっふっふ、望むところだ!オクタヴィアっ!」
オクタヴィア「〜♪」パアアア
杏子「!おっ」
さやか「車輪の嵐!!」ドドドドド!!
杏子「ぐあっ!?」
さやか「ふふん、やった!」
116
:
さまさま
:2012/12/21(金) 12:17:25 ID:Ssv9g4YE
杏子「どこ狙ってんだ?アタシはそこじゃないぜ?」
さやか「えっ!?嘘!?」
杏子「どらっ!」ドガッ!
さやか「きゃあ!?」
杏子「っと!?ついやっちまった!大丈夫か!?」
さやか「へ、平気だってばよ···!」
杏子「···(こりゃ大丈夫じゃなさそうだな、おもっきし腹蹴っちゃったもんなあ···)」
117
:
さまさま
:2012/12/21(金) 18:15:13 ID:Ssv9g4YE
杏子「あー、悪い···」
さやか「ぜ、全然平気だから···それより、これ···」
杏子「···近くに使い魔がいるな、」
さやか「倒しにいかないと···」
杏子「いや、ダメだ」
さやか「なんでよ···!」
杏子「それは」さやか「グリーフシードを落とさないから、意味がないから···!?」
118
:
さまさま
:2012/12/21(金) 18:26:49 ID:Ssv9g4YE
さやか「ふざけないでよ···!グリーフシードの為だけに他人を犠牲にするとか、そんなことアタシはしたくない!」
杏子「ちがう···!」さやか「うるさい!アタシは行くよ!」ポルナレフ「うわあ!ダッシュするなさやかッ!ひっぱられるひっぱられる!!」
杏子「···あのバカ···、···っ!?」
杏子「強力な魔女の反応···!やべえぞ!こんなの今のさやかじゃ倒せねえ!」
杏子「(かといって、アタシ達が行っても勝てる相手とも思えねえ···!)」
杏子「···ああもう!どうにでもなれ!!」
119
:
さまさま
:2012/12/21(金) 18:42:05 ID:Ssv9g4YE
ー影の魔女、エルザマリアの結界ー
さやか「なにここ···使い魔の結界じゃないの?」
使い魔「シャアッ!!」
さやか「邪魔だよっ!オクタヴィア!」オクタヴィア「ヴォ!」
使い魔「シャアアアッ!」
さやか「!!はあっ!」ズバン!
さやか「使い魔が···攻撃を避けた···?」
ポルナレフ「おーい!さやかァー!」
さやか「!ポルナレフさん!」
ポルナレフ「なんなんだァ?この結界の使い魔は?やけに素早いっつーか、人間っぽいっつーか」
ポルナレフ「まるで誰かが動かしてるよーだぜ」
さやか「だれかが動かしてる···?」
120
:
さまさま
:2012/12/21(金) 20:56:47 ID:Ssv9g4YE
ポルナレフ「これはまさかッ···!」
さやか「例の『肉の芽』っていうやつが関係してるの···?」
ポルナレフ「わからねえ、この目で実際に魔女を見るまではな!」
ーエルザマリアの結界、最深部ー
さやか「あれが魔女···」
ポルナレフ「人の形をしているな、だがピクリとも動かない···」
121
:
さまさま
:2012/12/21(金) 21:04:03 ID:Ssv9g4YE
さやか「まずは様子見!シューティングスティンガー!」バシュッ
エルザマリア「···」ピクッ
使い魔「シャアアアッ!」キィン!
さやか「突然現れた使い魔にはじかれた···!やっぱりあの魔女、なにかおかしい!
使い魔s「シャアアアアアアアッ」!!
ポルナレフ「チャリオッツ!!」
使い魔「シャア!」グンッ!
ポルナレフ「何イイイイッ!?」
使い魔「キシャア!」ガブッ!!
ポルナレフ「うわああああああーーーッ!!」
さやか「ポルナレフさーん!?」
122
:
さまさま
:2012/12/22(土) 11:05:49 ID:Ssv9g4YE
杏子「さやか!」
さやか「杏子···!なに?魔女が出たからグリーフシードを取りにきたっての···?」
杏子「っ···!馬鹿野郎!!」パッシイア
さやか「うあっ!?」
杏子「···もういい、あんたとはこれで最後だ」
さやか「な···なにすんのよ!」
杏子「死にたくなかったらすっこんでろ、もしもでしゃばって来たら、魔女じゃなくてあたしがあんたを殺すぞ」
さやか「っ···!」
123
:
さまさま
:2012/12/22(土) 11:12:33 ID:Ssv9g4YE
杏子「アヴドゥル!イギー!行くぜ!」
さやか「(あの目···!本気だった···よね···)」
さやか「(あたしが、なにか間違ってたの···?)」
杏子「クソッ!邪魔なんだよてめえら!!」ザシュ!
使い魔「グエ」
124
:
さまさま
:2012/12/22(土) 11:19:48 ID:Ssv9g4YE
エルザマリア「···」
杏子「食らえええええ!!」
さやか「!!!(あれは···!間に合え!)」
さやか「うおおおおお!!」ドンッ!
ポルナレフ「さやかが杏子をふっとばしたァ!?」
杏子「なっ···!てめえなにして···!」
エルザマリア「···」ズズズ
さっきまで杏子のいた場所は、魔女から出現した巨大ななにかでうめつくされていた
杏子「さやか···どうして···?」
125
:
さまさま
:2012/12/22(土) 11:28:51 ID:Ssv9g4YE
杏子「さやか···」
さやか「···なんであたしが飛び出していったのか、自分でも分からないけど···」
さやか「心のどこかで、あんたの···杏子のこと、大事に思ってたのかもしれない···」
さやか「っ···痛!」
杏子「さやか!(足をやられてる···!回避が一瞬間に合わなかったのか!)」
さやか「やっぱり···今のでわかったよ、杏子は私が心配だから行かせようとしなかったんだね、」
杏子「···悪いかよ、」
126
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 14:44:43 ID:Ssv9g4YE
さやか「ちゃんと言ってくれればよかったのにね···」ヨロッ
杏子「おい!大丈夫か!?」
さやか「大丈夫···オクタヴィア!」オクタヴィア「ヴォッ!」〜♪
杏子「(傷が治っていく・・・)」
ポルナレフ「さやか、杏子!どうする!?俺たちじゃ避けるだけで精一杯だ!」
さやか「そんなの決まってる・・・行くよ、杏子」
杏子「ああ、あいつらに魔法少女の力を見せつけてやろうぜ、」
さやか&杏子「・・・勝つのはあたし達だ!!」
127
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 14:55:51 ID:Ssv9g4YE
アヴドゥル「私のスタンドは、炎を操る!魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)!」
アヴドゥル「クロスファイアーハリケーンスペシャル!かわせるかーッ!」
使い魔「ギッ!?」シュボッ!
杏子「ナイスだアヴドゥル!」
ポルナレフ「ちょっ、そんな技あるなら最初から・・・」
アヴドゥル「チッチッ、わかってないなポルナレフ、」
ポルナレフ「?」
杏子「いくぜさやか!背中は預けたぞ!」さやか「おうよ!」
使い魔「シャアアア!」
杏子「ハッ!頭を使って動いてる分前より遅いじゃねえか!止まって見えるぜ!」ザンッ!
さやか「今度は避けられないよ!二刀流×二刀流!」
さやか「単純な手だけど···手数は四倍だ!」ズバン!
ポルナレフ「すげえ!あっという間に魔女のところに!」
128
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 17:30:59 ID:Ssv9g4YE
杏子「さやか!」
さやか「うん!オクタヴィア!!」
杏子「(あいつに突っ込むと、攻撃が当たる直前にカウンターが来る、)」
杏子「(あたしの攻撃じゃ、そのカウンターを突っ切って、あいつを一撃で倒せる威力はない、)」
杏子「(さやかの攻撃なら可能だろうが、命中率が低いという、致命的な弱点がある···!)」
さやか「スパークエッジ!!」
杏子「(だから、その弱点をあたしが埋める!)」
ポルナレフ「槍で剣を弾いて、正しい方向へと誘導したあッ!!」
129
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 17:35:48 ID:Ssv9g4YE
さやか「食らえええええ!!」ズバァン!
エルザマリア「···!」ズズズ···
ゴゴゴゴゴ···
杏子「結界が崩れていく···」
さやか「勝った···勝った!」
杏子「ははっ!やったなさやか!」さやか「杏子こそ、見直したよ!」
アヴドゥル「ふふ、これこれ、これですよ、こうなってこそハッピーエンドと言うものです」
ポルナレフ「よくわかんねえからガムでも食うか」イギー「(俺もガムでも食うか)」
130
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 17:40:52 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーーーーーー
ほむら「···そう、肉の芽が···ええ、わかったわ」
承太郎「なんだって?」
ほむら「肉の芽を植え付けられた魔女が現れたらしわ、さやかと杏子のコンビネーションで、なんとか倒したみたい」
承太郎「そうか···」
ほむら「···これからの戦いに、あなたたちが着いてこれるか心配だわ」
承太郎「どういうことだ」
ほむら「私達は身体能力も強化されてるうえ、ソウルジェムを砕かれない限り死なない、でもあなた達はちがう」
ほむら「スタンドという特殊な能力を持っているだけで、身体的には常人よりかなり強い、それだけだもの」
承太郎「なに、心配するな」
131
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 17:47:01 ID:Ssv9g4YE
ほむら「···そうね、あなたたちが負ける所、想像できないもの」クスッ
承太郎「あまり過信されても困るがな、」
ほむら「(ワルプルギスの夜がやってくるまで、あと一週間···)」
ほむら「(この人達がいれば、本当にワルプルギスの夜を撃退できる気がする、いえ、してみせる)」
ほむら「(今度こそ絶対に···、)」
ーーーーーーーーーーーーーーー
さやか「あたし、悩んでたのがバカみたいだな···」
杏子「?」
132
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 17:55:03 ID:Ssv9g4YE
さやか「杏子は確かに魔女しか狙わないけど、それは結局人助けになってるわけだし」
さやか「自分だって、このスタンド能力がほしいがために、いずれ人をおそう魔女になる魔法少女になっちゃったわけだし」
杏子「···は?今なんつった?」
さやか「魔法少女になっちゃったって」杏子「その前だよ!」
さやか「いずれ魔女になる魔法少女になっちゃった」
杏子「それが本当なら、···キュウべえの野郎···今度会ったらただじゃおかねえ」
さやか「まーいいじゃん?杏子だって、その力があるから今まで生きてこられたわけだし、」
杏子「さやかはそれでいいのかよ···」
さやか「ま、それを知った上で、のぞんでなったわけだしね、後悔はしてないよ」
さやか「それに···魔女にならないようにする方法だってきっとあるはずだよ」
杏子「意外とポジティブなんだな···」
さやか「そうなればいいなあ、ってだけだけどね」
133
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 18:01:37 ID:Ssv9g4YE
杏子「いや、できるさ、」
さやか「?なにか知ってることがあるの?」
杏子「ああ、あたし達は最強のコンビだ、」
杏子「あたし達が手を組めば、何にだって、運命にだって負けはしねえよ、」
さやか「杏子···」
杏子「ま、その為にはこれからみっちり修行してやるからな、覚悟しろよ、さやか」
さやか「よろしくね、師匠」ニッ
ポルナレフ「よっしゃあがりぃ!!」
アヴドゥル「ポルナレフ、ウノって言ってないですよ」
ポルナレフ「ああああああ!?」
134
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 18:13:02 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーーーーーー
ー対ワルプルギスの夜会議、@ほむほーむー
ほむら「···は、···だから···を···して···」
まどか「(なるほどわからない)」
ほむら「要約すると、過去から来た中で、唯一単独行動ができる花京院さんにはサポートをお願いしたいの、」
花京院「わかりました」
ほむら「戦いの途中で、もしもこれ以上戦うのは危険だと判断しても、戦ってもらうことになります」
ほむら「もしそうなってしまったら避難所まで逃げたとしても、結局死んでしまうことになりますから···」
さやか「ワルプルギスの夜っていうのは、そんなにヤバいやつなんだ···」
杏子「怖いのか?さやか」
さやか「べ、別に平気だっての!」
135
:
名無しのうさぎさん
:2012/12/24(月) 19:50:22 ID:Ssv9g4YE
さやか「ただ···一つ気になるんだけど、なんでほむらはそんな奴が来ることを知ってたの···?」
ほむら「···」
キュウべえ「それは確かに興味深いね、僕でさえ知らなかった情報を君が知っているなんて」
杏子「まさかあんた···なんか隠してんのか?」
ほむら「···」
マミ「皆、暁美さんにだってなにか事情があるのだろうし、あまり追及しない方が···」
さやか「確かにそうですね···っと、ごめんね、ほむら」
ほむら「いえ、いいのよ···」
まどか「···?」
136
:
さまさま
:2012/12/24(月) 23:51:37 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーーーーーー
ほむら「ふう···疲れたわね、」
承太郎「ワルプルギスの夜か···それより、俺はDIOの奴の事が気にかかるな」
ほむら「DIO···」
ーーーーーーーーーーーーーーー
杏子「なーさやか、今日も泊めてくれよ」
さやか「うん、いいよ、って、これはあたしが決めることでもないのかも···」
杏子「なーいいだろー?」
さやか「(子犬かなんかかあんたは)うん、まあお母さんも事情を話せば許可してくれるだろうし、いいんじゃない?」
杏子「よっしゃ!アヴドゥルとイギーは大丈夫か?いやさすがに無理か・・・」
アヴドゥル「私達なら、外で寝るから大丈夫ですよ、魔術師の赤もありますしね」
杏子「悪いな、よーしイギー、いい子にしてるんだぞー」
イギー「ワンッ!(りょーかい)」
137
:
さまさま
:2012/12/24(月) 23:56:54 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーーーーーー
杏子「···なあ、さやか」
さやか「なに?ロッキー食べる?」
杏子「食う食う!ってそうじゃなくてだな、心配なんだよな」
さやか「こんなにお菓子食べて太らないか?」
杏子「いや···もうあんたちょっと黙って聞いてろ」
杏子「この世の中はね、希望と絶望は差し引きゼロなんだよ」
さやか「···」
杏子「な、なんかコメントしろよ」
さやか「だって黙ってろって···」
138
:
さまさま
:2012/12/25(火) 00:02:35 ID:Ssv9g4YE
杏子「希望を願えば、それと同じぶんだけ、絶望が撒き散らされる」
杏子「あたしはさ···アヴドゥルやイギー、ポルナレフ、承太郎、ジョセフさん達は、きっと誰かが契約で過去から呼んだものだと思うんだ」
さやか「うーん···つまりどういうこと?」
杏子「あいつらが希望だとすると、絶望というのはワルプルギスの夜なのかな?」
さやか「さあ···?そうなんじゃないかな」
さやか「あれ···でもそれだとおかしくない?いくらワルプルギスって奴が強くても、ポルナレフさん達も合わせれば簡単に倒せると思うんだけど···」
杏子「···3日後···か」
139
:
さまさま
:2012/12/25(火) 00:18:53 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーーーーーー
マミ「暁美さんが言うには、あと3日でワルプルギスの夜が···」
ジョセフ「おっ、二日後には届くようじゃの」
マミ「?何をしてるんですか?」
ジョセフ「ポラロイドカメラを購入したんじゃ、いやあ便利な時代になったもんじゃなあ」
マミ「そのお金はどこから···」
ジョセフ「自分の貯金に決まっとるじゃろ、これでも不動産王なんじゃzl」
マミ「ぶっ!?ふ、不動産王!?そのガタイでですか!?」
ジョセフ「ガタイは関係ないじゃろ!?」
140
:
さまさま
:2012/12/25(火) 00:27:16 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーーーーーー
ー翌日、放課後ー
まどか「ほむらちゃん、今日空いてる?」
ほむら「ええ、どうしたの?」
まどか「ちょっと聞きたいことがあって···後でほむらちゃんの家にいくね!」
ほむら「待ってるわ、まどか」
141
:
さまさま
:2012/12/25(火) 00:31:12 ID:Ssv9g4YE
ーーーーーーーーーーーーーーー
ほむら「〜♪」
承太郎「機嫌がいいな、まどかが来るからか?」
ほむら「べ、別にそんなんじゃないわよ・・・」
承太郎「やれやれ、分かりやすいやつだぜ」
ほむら「な、なにも分かりやすくなんかないわ!ほら!もうすぐまどかがくるから別の部屋に行って!」
承太郎「フフ、わかったぜ、」
142
:
さまさま
:2012/12/25(火) 00:38:52 ID:Ssv9g4YE
ピンポーン
ほむら「っ!はい!」ガチャッ!
まどか「ひゃっ!?び、びっくりした!!」
ほむら「お、おじゃまします!」
まどか「ほむらちゃん落ち着いて!」
ほむら「はっ!···スー···ハー···スー···ハー···ようこそいらっしゃいませ、まどか」
まどか「全然落ち着けてないよほむらちゃん···」
143
:
さまさま
:2012/12/25(火) 00:42:48 ID:Ssv9g4YE
まどか「おじゃまします」
ほむら「か、カッコ悪いところ見せちゃったわね···」
まどか「ううん、いつもと違うほむらちゃんが見れて嬉しかったよ、」
ほむら「私は恥ずかしいのよ···」
まどか「うぇひひ、ほむらちゃんってクールなイメージだったけど、意外と可愛い所もあるんだね」
ほむら「わ、忘れて···//そ、それで、話があるんじゃないのかしら?」コホン
144
:
さまさま
:2012/12/25(火) 00:52:59 ID:Ssv9g4YE
まどか「ほむらちゃん···」
まどか「隠してること···話してくれないかな、」
ほむら「···まどか···」
まどか「なにか大事な事なのはわかる、だから誰にも言わないから···お願い」
ほむら「···無理よ」
まどか「どうして···?」
ほむら「しんじてくれないって···わかってるからよ」
まどか「どうしてそんなことがわかるの!?私はほむらちゃんの事を信じてるよ!!」
ほむら「···!」
145
:
さまさま
:2012/12/25(火) 01:06:37 ID:Ssv9g4YE
ほむら「・・・わかったわ、今回はいままででも異例、この世界なら・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・?」
ほむら「私はね、まどか、承太郎さん達とは逆、未来から来たんだよ・・・」
まどか「え・・・!?」
ほむら「ワルプルギスの夜の事を知ってるのもそのせいよ・・・」
まどか「未来から・・・って・・・え!?」
ほむら「信じてもらえなくてもいいの!でも・・・この私を知ってるのは、まどかだけにしてほしいから・・・」グスッ
まどか「ほむらちゃん···」
146
:
さまさま
:2012/12/25(火) 01:10:24 ID:Ssv9g4YE
まどか「私、信じるよ!」
ほむら「···本当に?」
まどか「うん!それで、もうひとつ聞きたいことがあるんだけど···」
ほむら「ありがとうまどか!なんでも聞いて!」
まどか「タイムマシンはやっぱり引き出しの中にあるの?」
ほむら「はい?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ー二日後ー
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板