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考察★地震データを見守る/異常震域・深発地震◆合同避難所

40M7.74@避難民:2012/11/14(水) 18:58:38 HOST:SDDfb-02p2-243.ppp11.odn.ad.jp
>>39 続き
【防災へ知識生かす】
 ―地震学の成果は防災に直結します。行政や他分野との連携も不可欠では。
◆もともと地震学は、起きた地震を観測するだけでなく、そこから得られた知識を
防災に役立てるために大きく発展してきました。しかし、地震学者は「防災は防災の
専門家がやること」などと考えて、役人やエンジニアとの連携が不得意な人が多いのでは
ないですか。そうではない人もいると思いますが、数は限られています。
地震学で分かっている知識をもっと有効に使えば、災害による被害は減らせるはずです。
地震学と社会の接点は「防災」なのですから。

 ―南海トラフの巨大地震や首都直下地震など、「次の震災」の発生が懸念されています。
◆地震列島に住む以上、日本人は地震と共に生きていかなければならず、まずはその
リスクを受け入れる必要があります。自然現象は人の力では変えられませんから、
どう頑張っても防げない災害はあります。例えば原子力発電所を日本のような国に
造る限り「何も起こらない」とは言えません。ほんのわずかなリスクも受け入れたくない
ならば「造らない」と決める以外にないでしょう。共存するなら、災害の影響を
減らすために我々が持つ知識を使うべきです。

 ―地震学が進むべき方向は。
◆東日本大震災から1年半以上経過しているのに、いまだに日本の地震学会はどこか
元気がない。(巨大地震を想定できなかった)反省は必要ですが、それを乗り越えて
前向きに研究を進めていける研究者がいなければ進歩は望めません。今後は幅広い
視野で自然現象を見つめ、防災につなげられるリーダーシップを備えた人材が必要です。
海外や他の研究分野とも連携できる若手研究者を育ててほしいと思います。


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