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【再放送】唯「五億年ボタン!」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/08(日) 17:47:26 ID:3a0Xkv3k
唯「う〜ん……」
唯「このギターほしい……」
澪「いやそれ千万円だぞ諦めろ」
唯「一気に稼げるバイトあったりしないかなあ……?」
律「援交とかに走るなよ?」
唯「わかってるよお」
唯「…ムギちゃんなにか知らない〜?」
紬「無いことはないけど、あまりおすすめしないわよ?」
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/08(日) 17:48:20 ID:3a0Xkv3k
紬「これはね、五億年ボタンっていうのよ」
唯「押すとどうなるの?」
紬「100万円が出てくるわ」
律「んなアホな……」ポチッ
ガコン
律「は……?」
澪「え……?」
唯「ほんとだった……!」
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/08(日) 17:50:56 ID:85qwOpAs
律「どういう仕組みなんだ?これ」
紬「りっちゃん、あなたはさっきまで5億年過ごしたの」
律「」
澪「いや、もっと詳しく」
紬「このボタンを押すと、とある世界で5億年過ごすことになるの」
律「いや、過ごしてないぞ私は?」
紬「かえってくるときにその世界の記憶が消えかるのよ」
澪「どんな世界なんだ?」
紬「さあ……ただ、何もないずっと広がった空間で死ぬことも気を失うことも出来ないと言われているわ」
唯澪律「」
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/08(日) 17:51:34 ID:85qwOpAs
澪「そんな空間に律は……」
律「いや、案外なにもなかったぞ?ほら」ポチッ
澪「あっ!バカっ!」
ガコン
律「な?」
澪「……」
唯「10回押せばいっせんまんえんだねっ!?」
紬「押すの?唯ちゃん…?」
唯「想像してみたらちょっと怖いけど…これでギターが買えるんでしょ?」
唯「それにゴロゴロし放題だし」
紬「わ、わかったわ……どうぞ唯ちゃん」
澪「や……やめとけっ!!絶対後悔するぞっ!!」
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/08(日) 17:52:40 ID:85qwOpAs
唯「りっちゃんも帰ってきたし大丈夫だよお〜」
律「大したことなかったぜ?ほんとに過ごしたかどうかも怪しいもんだ」
唯「ほらりっちゃんも言ってるしさあ」
澪「でもっ!……でもっ…」
唯「一回試しに押してみるよ〜それっ!」ポチッ
澪「あっy…
バシュンッ!!
__________________
唯「…………」
唯「……ここは?」
唯「五億年世界……?」
〜五億年スタート〜
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/08(日) 17:55:36 ID:85qwOpAs
唯『……一体、どうなってるんだろう?』
唯『おーい!!澪ちゃん!律ちゃん!ムギちゃん!先生!憂!みんなどこなのー?』
唯『……まぁいいか、どこかにいるよね。探してみようかな』
当然だが。この空間には誰もいない。唯は一人で5億年を送ることになった
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/08(日) 17:58:02 ID:85qwOpAs
『ハァーイ、なにしてるの?』
唯『えっ、どちら様ですか?』
『私がききたいぐらいよぉ。ここにはなにもないの。こまっちゃうわぁ。エステの予約だってしたのにぃ』
唯『大変てすね。私もどうやら時の牢獄に入れられてしまったようです』
『そうなの。私と一緒なのね』
唯『似た者同士なら、私たち』
『あら、もしかして口説いてるの?』
唯『ここには私とお嬢さんしかいない。アダムとイヴでしょ?』
『いいわ。相手になってあげる』
唯『それは嬉しいな』
『向こうにホテルがあったわよ。あんたのオゴリね』
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