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古畑「呪いのビデオ?」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/10/31(土) 17:15:53 ID:.jZLV4Kg
古畑「エー、皆さんは呪いのビデオを見たことがあるでしょうか?見たら呪われてしまう…いや、そもそもビデオ自体を見たことがないなんて人もいらっしゃるんじゃないでしょうか?まあそれはおいといて…呪いのビデオなんて有るわけないんです。レンタルビデオ屋なんかでそんな感じの物を借りても何もありません。でももし、本物を手に入れてしまったらあなたはどうしますか?ちなみに私なら…」
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 17:35:40 ID:v3B0wf4k
西園寺「今泉さん?有給をお取りになったのでは。」
今泉「それがさ〜飛行機に乗り遅れちゃって。せっかく生駒ちゃんに会えると思ってたのに。」
古畑「生駒ちゃんはもういないよ。それより今泉君、せっかく来たんだから…じゃ、杉下さんどうぞ。」
杉下「よろしいのですか?」
今泉「やっぱり!特命係の杉下さんだ!じゃあ、こっちは」ペチン!
今泉「痛!何をするんですか?」
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 17:39:31 ID:v3B0wf4k
杉下「これは失礼。しかし噂以上に素晴らしい音ですね。これは最上のクラシックに匹敵しますよ。」
冠城「すいません、この杉下はミーハーなところがありまして。で、俺もいいですか?」
杉下「君!失礼ですよ。今泉刑事は階級は一緒でも先輩なんですよ。」
冠城「誰のせいで出世できないと思ってるんですか…」
古畑「冠城さん、どうぞどうぞ。」
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 17:42:53 ID:v3B0wf4k
今泉「ちょ!古畑さ〜」ペチン!
今泉「あいたっ!君までなにするのさ。」
冠城「これは…まさかこれほどとは。素晴らしいですね。」
古畑「今泉くん、よかったじゃない。早速やくにたったよ。」
今泉「えっ、えへへ。そうでしょうか?」
西園寺「ちなみに今泉さんは何しに警視庁に?」
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 17:50:39 ID:v3B0wf4k
今泉「有給無駄になっちゃったから署に出向いたら向島君がいてね。」
古畑「ああ、自転車を頼んでおいたんだった。」
西園寺「なるほど、すいません古畑さん。」
古畑「いや、君のせいじゃないよ。」
冠城「どうやら、面子はそろったようですね。お話しますか?」
杉下「いや、ゆっくりとお話を伺いたいところですがその前に…特命係には何をしにいらっしゃったのですか?」
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 18:17:55 ID:v3B0wf4k
古畑「実は非常にやっかいな事件を扱ってまして。どうしたらよいものかと悩んでおりまして。西園寺君に相談して…」
西園寺「私はツテのある甲斐さんに相談しまして、その紹介で特命係に参りました。」
杉下「なるほど、そういうことでしたか…」
冠城「失礼ですが、甲斐さんとはどのような?」
古畑「西園寺君は非常に優秀でしてね。彼には上も一目置いているんですよ。」
杉下「なるほど…」
今泉「で、どんな事件なんですか?」
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 18:22:02 ID:v3B0wf4k
古畑「君は有給中でしょ?仕事させる訳にはいかないんだよ。」
今泉「そんな〜気にしないで下さいよ。」
西園寺「今泉さん、夜行バスならもしかしたら朝までに着くやつがあるかもしれませんよ?」
冠城「そういうことでしたら…失礼…」ピポパ
杉下「それで、事件というのは?」
29
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 18:32:03 ID:v3B0wf4k
青木「なんですか?冠城さん!」
冠城「おお、速いな。」
青木「たまたま伺うところだったんですよ!」
冠城「こちら、今泉さん。古畑刑事の腹心で数々の事件の解決のお手伝いをしてきた方だ。」
青木「その人がどうかしたんですか?」
冠城「それがさ〜有給とったのはいいけど飛行機に乗り遅れちゃったらしいんだよ、で都合のいい夜行とか探せない?お前そういうの得意だろ?」
30
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 18:40:42 ID:v3B0wf4k
青木「じゃ、交換条件で質問に答えてくれたら探しますよ。あんたら今なにやってるんですか?」
冠城「はっ?」
杉下「青木君、それを今から聞くところなんですよ。」
角田「よっ!暇か?」
冠城「見ての通り、久しぶりに忙しいみたいです。」
角田「噂は本当だったみたいだな…」
杉下「はいぃ!?」
31
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 18:46:14 ID:v3B0wf4k
角田「そちらの古畑刑事が特命係で何かしらやらかそうとしてるって噂がながれてるぞ。」
古畑「私がですか?」
西園寺「おかしいですね。なるべく見つからないように来たつもりだったんですが…例え我々を見かけたとしてもそこまで早く噂になるなんて…」
角田「そりゃ、警視庁の真ん前に自転車置いてりゃ噂にもなるよ。あんたら有名人じゃん。すぐに自転車の持ち主があんただってわかったみたいだよ。上層部も警戒してるって噂もあるし。それでいろんな人が何しに警視庁に来たか探らせてるみたい。」
32
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 18:49:41 ID:v3B0wf4k
西園寺「今泉さん、自転車は指定の場所に置かないと。」
今泉「いや〜どこかわからなかったから。それよりまだ生駒ちゃんに会えるかもしれないの?」
古畑「はぁ…」
冠城「というわけだ青木、今泉さんに夜行を探してやれ。」
青木「まあいいですけど、そのかわりちゃんと後で教えてくださいよ。」
33
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 18:54:52 ID:v3B0wf4k
角田「あんたらも大変だね〜」
西園寺「すいません、こんなことになるなら初めから連れてくるべきでしたね。」
古畑「まっ、仕方ないんじゃない。」
杉下「場所を変えますか?」
冠城「そうですね。」
古畑「いや、別に上層部を警戒したわけじゃないので大丈夫ですよ。」
34
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 20:24:46 ID:v3B0wf4k
杉下「それで、事件というのは?」
西園寺「呪いのビデオについて…」
冠城「だってさ。」
青木「いたの気づいてたんですか?」
古畑「ご協力、お願いできますか?」
杉下「ええ。」
35
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 21:21:43 ID:v3B0wf4k
衣笠「なるほど。」
青木「で、どうしますか?」
衣笠「ほっとけ、関わるな。」
青木「はい?」
衣笠「もしビデオが本物ならお前の手には負えん。それにこれで特命が自滅してくれたらそれはそれでいいことだ。」
36
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 21:24:43 ID:v3B0wf4k
青木「では見張る必要もないと?」
衣笠「巻き添えを喰らいたいなら別だがな。どちらにしろお前には荷が重すぎる。それに呪いのビデオがなくなればそれはそれでいい話だ。」
青木「わかりました…」
青木「くそっ!舐めやがって…みてろよ…」
37
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 21:29:38 ID:v3B0wf4k
冠城「で、なんで俺が今泉さんを送らないといけないんです?」
今泉「仕方ないよ。さっきの青木君だっけ?副総監に呼ばれてんだから。」
冠城「まっ、階級同じで先輩なあなたには逆らえませんがね。」
今泉「ごめんよ。」
冠城「今度はちゃんと乗って下さいよ?」
今泉「わかってるよ、生駒ちゃんに会いたいしさ。」
冠城「その生駒って娘はもう乃木坂にいませんよ…」
今泉「ええ〜、そうなの?」
38
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/03(日) 21:39:08 ID:v3B0wf4k
古畑「すいませんね、面倒なことをお願いして。」
杉下「いえ、警視庁内でも噂になったことはありますし、私も個人的に興味がありましたから。」
西園寺「こちらは我々の連絡先です。我々も独自に動きますので何かあればお知らせします。それとこちらは日本科学技術大学教授、上田次郎先生の物です。上田先生にもご協力いただいています。」
杉下「おお、あの通称かぎ大、どんとこい超常現象の?」
古畑「はい、必ずやくにたってくれるかと。」
杉下「わかりました。何かありましたらこちらからもお知らせします。」
39
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/04(月) 13:22:37 ID:xa9R86yQ
冠城「杉下さん。」
杉下「おや、冠城君。ちょうどよかった。君もついてきますか?」
冠城「どこへ行かれるんですか?」
杉下「まずは公安へ。」
伊丹「特命〜」
冠城「じゃ、急ぎますか?」
杉下「ええ、今回は甲斐さんから始まって副総監直々のお達しですからね。」
冠城「青木のやつもたまには役に立ちますね。堂々と捜査できるなんて久しぶりですよ。」
杉下「捜査ならいつも堂々としているじゃありませんか?」
冠城「それ、いっちゃいます?」
杉下「はいぃ〜?」
40
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/04(月) 13:28:38 ID:xa9R86yQ
伊丹「お、おい、ちょっと待て。お前ら何しようとしてんだ?」
冠城「言ったでしょ?副総監直々のお達しだと。」
芹沢「それってなんなんです?」
杉下「すいません、急いでいるので。冠城君、行きますよ。」
伊丹「あっ、おい。」
芹沢「行っちゃいましたね。副総監直々とは一体…」
伊丹「青木のやつ、何か知ってるのか?おい、行くぞ。」
芹沢「えっ、首突っ込まない方がいいんじゃ?」
伊丹「俺たちをさしおいて特命とは気分が悪いからな。」
芹沢「それは捜一の案件じゃないからなのでは?」
伊丹「がたがたうるせえな。行くぞ。」
芹沢「ったくもう…」
41
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/04(月) 13:33:38 ID:xa9R86yQ
青木「言えませんよ!僕にも首を突っ込むなとお達しがでていますので。」
伊丹「そういう訳にはいかねえんだよ。特命に先を越されたとあっては俺の名が廃るんでね。」
芹沢「そういうことだからさ〜お願いだから教えてやってよ?」
青木「まっ、別にいいですけど。必ず後悔しますよ?」
伊丹「んだよ?いいからさっさと言え。」
青木「呪いのビデオですよ。」
芹沢「はあ?何言ってるの君?」
伊丹「いや待て、わざわざ特命に頼むあたりなんかあるな…他に何か知らないか?」
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/04(月) 13:41:35 ID:xa9R86yQ
青木「あの古畑刑事も関わってますよ。ていうか最初な話を特命に持っていったのは古畑刑事です。それを正式に特命に依頼した形にしたんです。」
伊丹「古畑っていやぁあの捜一の生ける伝説…」
芹沢「ええ、その頭脳をおそれて一時封印されていたと噂される古畑任三郎ですよ。先輩〜こりゃ本格的に関わっちゃいけない案件ですよ。大体、古畑刑事に関わるのは御法度ですし。」
伊丹「ふっ、面白えじゃねえか。警視庁の二大巨頭揃い踏みってわけだ。」
芹沢「ええ、何考えてんすか?本当にやばいですって!」
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/04(月) 13:47:45 ID:xa9R86yQ
伊丹「決めたぜ、杉下と古畑を出し抜いてやる。」
芹沢「全くもう…」
伊丹「で、お前のことだ。他に何かつかんでんだろ?」
青木「まあネットで調べたんですがそれらしいビデオは沢山ありすぎてどれのことやら。あと、今泉刑事が休暇をとってこの夜行にのるぐらいしかまだわかりません。」
芹沢「今泉、古畑刑事の腹心ですね。」
伊丹「休暇が…何かあるな。」
青木「ふっ、単純な人たちだ。」
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 14:12:34 ID:TG4bQ2U2
今泉「ふー、夜行ってだけあって時間までまだだいぶあるな。」
伊丹「おう、ちょっと面かしてもらえねえか?」
芹沢「すいませんねー、この人強引だから。逆らわないほうがいいですよ。ね、今泉さん?」
今泉「なんだよ君たちは?何でぼくのことを。」
伊丹「あんた、この夜行でとこに行くつもりだ?わざわざ古畑と別行動までして。」
45
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 14:18:42 ID:TG4bQ2U2
芹沢「○○県行き、夜行バスね。○○県に何があるんでしょうね?」
今泉「何言ってんの、僕は有給で乃木坂のライブに。」
伊丹「ほー、乃木坂ね。で、何だそれ?」
芹沢「ちょ、先輩まじっすか?名前ぐらい聞いたことあるでしょ。」
伊丹「知るかよ、そんなもん。」
今泉「なんだとー!可愛い娘ばっかりなんだぞ。大体なんなんだよ君たちは?失礼だぞ。」
伊丹「すいませんね先輩。俺、同じ捜一、しかも巡査部長なもんで。先輩みたいに万年巡査じゃないんですよ。」
芹沢「ちなみに俺も巡査部長っすよ、今泉先輩。」
46
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 14:26:13 ID:TG4bQ2U2
伊丹「先輩もご存知だとは思いますが、警察ってのは階級社会ですからね、さっさと知ってること喋ってもらえませんかね?」
今泉「知ってること?そういえば冠城君からさっき聞いたんだけど生駒ちゃんはもう乃木坂にはいないんだよ。」
伊丹「何言ってんだ、こいつ。」
芹沢「生駒ちゃんは昔乃木坂のセンターだった娘ですよ。」
伊丹「んだよ、ぐちゃぐちゃワケわかんないこといいやがって。」
芹沢「先輩こそ、知らなさ過ぎですよ。」
47
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 14:31:31 ID:TG4bQ2U2
今泉「ちょっと西園寺君に連絡して…」
芹沢「先輩、不味いっすよ。関わってることがばれたら。」
伊丹「ちっ、あんた、○○県までつれてってやるから乗りな。」
今泉「わっ、なんだよいきなり。」
芹沢「はいはい〜携帯はこちらで預かりますね。」
伊丹「おとなしくしてろ。」
48
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 14:40:42 ID:TG4bQ2U2
芹沢「先輩〜強引過ぎるんじゃないすか?」
伊丹「ふん、今泉先輩は有給休暇中なんだろ。少し捜査にご協力して頂いているんだよ。」
芹沢「まあ確かにわざわざ休暇とってまで別行動ってのは何かありますね。」
伊丹「幸い、快く協力に了承していただけたからな。」
芹沢「快く?」
伊丹「細けえことはいいんだよ、さっさと○○県に行くぞ。」
49
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 14:46:11 ID:TG4bQ2U2
西園寺「古畑さん。」
古畑「ん、どうしたの?」
西園寺「今泉さんから着信がありましたが、すぐにきれてしまいました。」
古畑「気にすることはないよ。」
西園寺「しかし、悪運のつよい方ですから。ちょっと折り返してみます。」
西園寺「出ませんね…」
古畑「間違えてかけちゃったんじゃないの?」
西園寺「何事もなければいいのですが。」
50
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 14:57:15 ID:TG4bQ2U2
杉下「矢部警部補は休暇中ですか?」
冠城「おかしいですね。今回のこの事件、矢部警部補が主導して捜査なさってるんですよね。」
冠城「右京さん、どう思いますか?」
杉下「おそらくは…古畑さんは捜査一課、だから矢部さんの名前を借りているのではないでしょうか。」
冠城「なるほど、一課で呪いのビデオなんて不自然ですね。まあ死人は出てますが殺人とは言い難いですし。それこそ、我々特命案件ですよね。」
51
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 15:05:54 ID:TG4bQ2U2
杉下「とりあえず、日本科学技術大学の上田次郎先生をたずねてみましょう。」
冠城「そうですね。」
杉下「警視庁特命係、杉下です。」
冠城「冠城です。」
上田「日本科学技術大学教授の上田次郎です。」
杉下「存じておりますとも!先生の書かれたどんとこい!超常現象、拝見させていただきました。自称超能力者たちよ、かかってこい!という件、自信にみちあふれていてなんと素晴らしいことか。」
52
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 15:15:48 ID:TG4bQ2U2
上田「見てくれたんですね、ありがとうございます。」
杉下「ちなみに、先生の今回の呪いのビデオについてのご見解は?」
上田「ふふっ、呪いのビデオなんて存在しませんよ。私の考えでは映像で人間の潜在意識に影響を与えたのではないかと考えているんです。」
冠城「つまり、ビデオを見たら死にたくなっちゃうってことですよね。そんなこと可能なんですか?」
上田「不可能ではありませんよ、サブリミナル効果というのは知っていますか?これを利用して映像に極僅かな時間、コマ送りでもしないと気づかないぐらいある画像を何度も入れるんです。そうすると何故かそれを気にしちゃうんですよね。」
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 15:20:31 ID:TG4bQ2U2
右京「なるほど、サブリミナル効果を利用してCMを流し売上を伸ばした企業もあるらしいですね。」
上田「まあ日本だと、広告に利用するのは禁止されていますからね。海外の有名な企業のロゴマークの一部にはこれを利用してるんじゃないかといわれてるものもありますから。」
冠城「さすが、高名な教授ですね。非常にわかりやすい説明です。」
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/14(木) 21:54:47 ID:TG4bQ2U2
杉下「ですがビデオにはこれといって細工はなかったようですよ〜もちろんサブリミナル効果を狙った物も。」
上田「そうですか…だったら多大なストレスを与える様な映像をですね…死因は心臓発作みたいですし。」
冠城「なるほど、それだと確かにありえそうですね。ホラーとか怖いもんな。」
杉下「しかし皆さん、映像を見た一週間後に亡くなられたらしいです。ストレスが原因なら亡くなられた期間が一緒になるとは思えません。」
冠城「そうですね、映像を見た直後ならともかく。それにそんなにストレスを感じる映像なら見ないようにするという選択もできますね。」
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/15(金) 06:50:41 ID:aGONFXo6
山田「こういうのはどうでしょうか?」
杉下「あなたは?」
冠城「おお、綺麗な方ですね。」
上田「綺麗?こいつは私の108番助手の山田ですよ。」
山田「なんだその番号は!でもやっぱりわかる人にはわかるんですね、綺麗だって。」
上田「はん、社交辞令だろ。」
56
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/15(金) 07:02:11 ID:aGONFXo6
杉下「大変、お綺麗ですよ〜それで、こういうのはとは?」
山田「私の父は有名なマジシャンでした。そう、例えば大掛かりな脱出のマジックをやるとします。お客さんはマジックを見る時は楽しむ人もいれば、見破ってやろうと思う人もいます。しかし見えるところには仕掛けが無かったりするんです。つまりビデオに仕掛けはなく、何か別に要因があったのではないかと。ビデオを見せた人間をなんらかの方法で心臓麻痺で殺した。」
杉下「なるほど〜」
山田「古畑さんという刑事の話によれば呪いの影響を受けなかった人もいるということでした。」
冠城「それなら死ななかった人がいるという説明もつきますね。見たというのがわからない人もいたでしょうし。」
上田「そう、それもいいたかったんですよ。初めからビデオは関係なく呪いの影響だと思わせた。ははっ!よくある単純なトリックですよ。」
山田「こいつは…」
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/15(金) 09:01:33 ID:aGONFXo6
冠城「一種の見立て殺人ですね。」
杉下「ええ、もし本当にそうだとしたらという仮定での話ではありますが。」
冠城「被害者の共通点、洗い直してみましょうか?」
杉下「そうですね。何か見落としがあるかもしれません。ところで山田さん。」
山田「はい?」
杉下「あなたのお父上はもしや山田剛三氏ではありませんか?」
山田「そうですよ。」
杉下「やはりそうでしたか。以前ロンドンに居た頃、少しだけお話させていただいたことがあります。」
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/15(金) 09:38:47 ID:aGONFXo6
山田「父と面識があったんですね。」
杉下「ええ、彼は素晴らしいマジシャンでしたよ。知人に誘われショーを見に行った時、ステージによばれましてね。そのご縁で親しくなりました。私が日本人ということもあるんでしょうが。」
冠城「へぇ、右京さんと仲良くなるなんて珍しいですね。」
右京「どういう意味でしょうか?」
冠城「別に…」
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 00:23:18 ID:4urT0uaY
楽しい面白い続き書いて!
やっぱし古畑&杉下になるもんなのかなー
それだけ日本の刑事ものに大巨頭になっているということ!
負けんながんばれ応援するぞ
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 06:54:24 ID:v4AWqCwU
一時まとめ
古畑&西園寺
今回の呪いのビデオの一連の事件の捜査中。上田&山田と特命係を協力者として依頼。今泉が伊丹&芹沢にさらわれたのをまだ知らない。
杉下&冠城
呪いのビデオの捜査に関わっている公安矢部、上田&山田を訪ねる。矢部が無能なことを知らず、休暇も何かしら理由があると勘違いしている。
上田&山田
呪いのビデオの捜査に関わる刑事たちに遭遇。山田は父と右京に過去の繋がりを知る
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 06:59:59 ID:v4AWqCwU
伊丹&芹沢&今泉
伊丹&芹沢は青木の策略により、今泉が呪いのビデオの捜査で別行動していると勘違いし今泉を半ば無理矢理誘拐する。乃木坂のライブがある某県に移動中。
青木
副総監の発言に腹をたて色々画策中。伊丹&芹沢を欺く。
矢部&石原
本来なら主導して捜査すべき人物だが、休暇をとり石原と共に大好きな温泉がある伊豆に滞在中。伊豆といえば?
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 12:38:17 ID:v4AWqCwU
杉下「どう思います?」
冠城「そうですね。あの山田って人、なんだか社さんに似てませんか?」
杉下「はいぃ〜?」
冠城「冗談ですよ。」
大河内「杉下さん!」
杉下「これは大河内さん。」
冠城「おお、噂をすれば美彌子さんも。」
社「噂?」
冠城「あ、いえ、こっちの話です。」
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 12:41:49 ID:v4AWqCwU
社「杉下さん、なんの話をしていたんです?」
杉下「先ほどお会いした方があなたによく似ていてとてもお美しくで魅力的だったもので。」
冠城「ちょ、右京さん。」
社「それはそれは…とても光栄です。」
冠城「ははは…」
大河内「コホン、ちょっとよろしいですか?」
杉下「なんでしょうか?」
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 13:00:57 ID:v4AWqCwU
大河内「あなたがたは何をしようとしているのですか?」
冠城「それはねえ、右京さん。」
杉下「西園寺刑事からのご依頼で甲斐さんに我々を貸して欲しいと。」
冠城「そうそう、そして話を聞いた副総監から直々に命令されたんですよね。」
大河内「いや、それはわかっているんですよ。何をしようとしているかを聞いているんです。」
社「杉下さんや古畑刑事は警視庁でも有名人ですから。」
杉下「つまり、副総監や甲斐さんと繋がりがあるあなた方に探りをいれてきた人がいると?」
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 15:59:02 ID:v4AWqCwU
社「別にそういうわけでは…」
冠城「なら、直接副総監か甲斐さんにお聞きになればいいんじゃないですか?」
大河内「それが出来れば苦労はしませんよ。」
杉下「まあまあ…冠城君、お二人になら話してもいいのではないでしょうか?」
冠城「僕はかまいませんよ。右京さんがよろしいのなら。」
杉下「では…」
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 16:05:18 ID:v4AWqCwU
石原「兄ぃ、毎度のことじゃがこんなゆっくりしてええんかいの?」
矢部「上田センセに古畑やろ。あっちゅう間に解決やろ。」
石原「確かにワシらは関わらんほうがはやそうじゃな。」ボコ!
石原「アリガトゴザイマス…」
矢部「まあ仕事なんて忘れてたのしまんとな〜」
石原「あ、兄ぃ。頭が!」
矢部「あっ、あれ?いやこれはちがうから!温泉だからタオルを置きやすく…」
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 16:10:36 ID:v4AWqCwU
矢部「ふう、偉い目におうたで。」
石原「呪いのせいじゃないとええがのう。」
伊丹「ほう、聞き捨てならねえな。」
芹沢「先輩〜ダメですよ、一般人に絡んじゃ。」
伊丹「いや、おれの刑事としての感がな。」
芹沢「何言ってんすか?今泉さん待たせてるんだから行きましょ。」
矢部「刑事?」
石原「兄ぃ、この人たちも刑事さんなんかのう?」
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 16:15:58 ID:v4AWqCwU
芹沢「先輩、もしかしたら…」
伊丹「ビンゴだな!あんたらちょっと話を聞かせてもらおうか?」
石原「兄ぃ、この人顔が怖いのう。」
矢部「あーすいませんがね。我々は休暇中なもんで。全く、なんでわざわざ東京から伊豆まできたってのに刑事に絡まれんるんやろ。」
伊丹「東京から来て休暇中だと!?今泉の野郎と一緒じゃねえか!」
芹沢「先輩の感も中々じゃないっすか?」
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 17:07:09 ID:v4AWqCwU
伊丹「さあ、知ってることを話してもらおうか。」
矢部「なんなんですかあなたたちは?」
石原「兄ぃ、どうしようか?」
芹沢「さっさと喋っちゃったほうがいいですよ。」
矢部「よし!逃げるぞ。」
石原「ガッテン承知じゃ!」
伊丹「あっ、待てコラ!」
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 17:09:37 ID:v4AWqCwU
矢部「ふう、何とか撒いたようやな。」
石原「やっぱり呪いのせいなんかのう…」
矢部「あほー、そんなワケないやろ。」
石原「しかし兄ぃ…」
矢部「はっ、もしかしたら…伊藤課長にサボってるのばれたんじゃ…」
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/19(火) 17:14:01 ID:v4AWqCwU
伊丹「っち、逃げ足の速えやつらだ。」
芹沢「でも先輩、伊豆に何があるんですかね?」
伊丹「そうだな…乃木坂ってのに関係あんなら、あいつらも来るだろ。」
芹沢「でも、チケットないから入れませんよ。今泉さんのは本人にしか使えませんし。」
伊丹「とりあえず車に戻るか…」
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/20(水) 09:43:14 ID:16lE2QE2
芹沢「せっかく伊豆にまで来たのに。ライブも明日だしこれからどうしますか?勝手に捜査してる身だからあまり派手には動けないし。」
伊丹「ちっ、もどかしいな。」
今泉「とりあえず、明日のライブには行かせてもらえるんだね?」
伊丹「そのかわり、しっかり働いてもらうがな。」
今泉「なんなんだよ…せっかくの有給なのに…」
芹沢「青木にも電話で聞いてみますか。」
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/22(金) 15:45:39 ID:PnVkdUz.
めっちゃクロスしてんな
面白い
期待
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/24(日) 15:26:58 ID:wiO/fRow
伊丹「で、青木のやつはなんだって?」
芹沢「おそらく、公安の矢部警部補と石原巡査ではないかと。」
伊丹「公安だと!?」
芹沢「ええ、古畑警部補は捜一、さらに特命。かなり異色な組み合わせですね。」
伊丹「てことは呪いのビデオとは名ばかりで、テロとかそっち方面の可能性もあるな。」
芹沢「ええ、ちょうど人気アイドルのイベントもありますし。人が集まる舞台としては十分ですよ。」
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/24(日) 17:07:41 ID:wiO/fRow
伊丹「副総監と甲斐峰秋が直々に特命に命令、さらに古畑や公安まで出てくるとあればかなりの大物を追ってるかもしれねえな。」
芹沢「副総監と甲斐さんや特命は本来なら呉越同舟ですからね。さらに古畑警部補は警視庁では一部から危険人物扱い。」
伊丹「それに公安…とんでもないことが起きそうだな。」
芹沢「それと、青木が言うには矢部警部補はかなり無能者扱いだそうで。」
伊丹「それは表向きだろうな。杉下、古畑も似たよな扱いだ。実際はかなりキレるんだろ。」
今泉「ねえ〜君たちは一体何を追ってるのさ?」
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/24(日) 17:14:55 ID:wiO/fRow
伊丹「ったく、こいつはこいつでいまだに何も知らんようなふりしやがって。」
芹沢「…先輩、俺ちょっとヤバいこと気付いちゃったんだけど…」
伊丹「おう、何だ?」
芹沢「杉下警部、古畑警部補、矢部警部補って一部から疎ましく思われてますよね?」
伊丹「まあな。それがどうした?」
芹沢「これを期に、処分しようってんじゃないでしょうか?」
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/24(日) 17:23:12 ID:wiO/fRow
伊丹「はあ!?どういうこった?」
芹沢「杉下警部は副総監によく思われてません。その副総監が特命に直々に命令ですよ。それに西園寺、こいつは古畑警部補の監視役って噂があります。こいつが甲斐さんに相談した。甲斐さんも特命には思うところはあります。それに無能扱いの矢部警部補、おそらくこの人も上層部からはよく思われてないんでしょ。この事件で何かしら失態をおかしたら…」
伊丹「なるほどな、うまくいけば厄介者たちを一網打尽ってわけか。だが今さらそんなことするか?」
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/02(火) 15:33:39 ID:06olI1yA
芹沢「まあそうですよね、だいたい今回話を持ってきたのは古橋みたいだし。ただ、西園寺が古橋をそそのかしてかつ、特命をまきこんだなら…」
伊丹「西園寺か…だがやつは古橋を崇拝しているという噂もあるな。」
芹沢「どちらにせよ、巻き込みを喰らわないようにしないといけませんね。」
伊丹「まあもう手遅れかもしれないがな。」
芹沢「今泉さんだけならなんとかなるかもしれないんですけどね。」
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/02(火) 15:39:14 ID:06olI1yA
山手中央書
島田「安っさん!署長がお呼びだぞ。」
安浦「署長が?なんでしょうか。」
島田「さあ、なんでも極秘にだそうだ。」
安浦「失礼します。」
横溝「やあ安っさん、すまないな。こちらの方が協力して欲しいというんでな。」
古橋「こんにちは、古橋と申します。安浦刑事のお噂はかねがね。」
安浦「安浦です。ろくな噂じゃないんでしょうな。」
西園寺「お初にお目にかかります。西園寺と申します。安浦刑事は地域の方々に非常に信頼されていると聞いています。」
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/02(火) 15:47:51 ID:06olI1yA
安浦「それはおかしいですな、遅刻の常習犯で競馬好きっていう噂のはずなんですが?」
古橋「ふふっ、ご謙遜を。警視庁では山手中央書の名物刑事として有名です。」
西園寺「実は安浦刑事のお力添えをいただきたく、横溝署長にお願いしました。」
横溝「安っさん、こちらの古橋刑事は有名だから知ってるだろ?甲斐さんから連絡があってな。ちょっと助けてやってくれだとさ。」
安浦「甲斐さん…特命係の後ろ楯と言われている甲斐峰秋ですか?」
古橋「なかなかいい勘してますね〜」
西園寺「そうです、少しトラブルがありまして我々や特命係の動きがバレてますので他に刑事を探していたのですが。甲斐さんのご紹介で安浦刑事は非常に優秀だということでした。」
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/02(火) 17:00:30 ID:06olI1yA
古橋になってるけど古畑に訂正で。
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/02(火) 17:33:14 ID:06olI1yA
安浦「まっ、何の役にたつかはわかりませんが私でよかったら使って下さい。」
古畑「助かります〜有名な安浦刑事とお仕事ができて光栄です。」
西園寺「詳細は横溝署長にお知らせしております。では我々は失礼します。」
古畑「またお会いしましょう。」
横溝「安っさん、一癖も二癖もある連中だ。一応気をつけてな。」
安浦「はい。」
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/02(火) 17:37:48 ID:06olI1yA
古畑「西園寺くん、どうしたの?」
西園寺「はい、あの、安浦刑事の評判はあまりよろしくないようなので。マスコミにも一度叩かれているみたいです。」
古畑「でも甲斐さんの紹介なんでしょ?」
西園寺「そうですね。」
総菜屋「なんだいあんたら?安っさんとなんかあったのかい?」
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/02(火) 17:43:24 ID:06olI1yA
古畑「あら〜聞かれちゃいました?」
西園寺「あなたは?」
総菜屋「しがない総菜屋さ。全く、外から来たやつときたら…私たちがどれだけ安っさんに世話になってるかも知らないでさ…あんたらもどうせ安っさんの悪い噂しか聞いてないんだろ?」
古畑「いえいえ、優秀な刑事がいると聞いて我々から協力をお願いしたんですよ〜」
総菜屋「なんだ、そうだったのかい?突っかかって悪かったね。これ、お詫びに持ってきな。」
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/02(火) 17:47:30 ID:06olI1yA
西園寺「それは…我々は物を頂くわけには。」
総菜屋「なんだい、遠慮することないよ。それに誰にもいいやしないよ。」
古畑「西園寺くん、頂きましょう。ご主人、ありがとうございます。」
総菜屋「それよりも安っさんをよろしく頼むよ。」
古畑「いえいえ〜我々がお願いする立場ですから〜」
古畑「西園寺くん、どうやら心配いらないみたいだよ?」
西園寺「そうですね。」
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/03(水) 07:37:42 ID:kLqAqssU
山田「やっぱり魚だな。あとは温泉を巡って〜」
上田「おい!何しに伊豆まで来たと思っているんだ。」
山田「いいじゃないですか。呪いのビデオなんて存在しないんだから。おっ、豆腐屋なんて珍しいな。揚げたての油揚げと絞りたての豆乳で朝飯といくか!」
上田「ったく。」
豆腐屋「お嬢ちゃん、豆乳は美容にもいいよ。もちろん貧乳にもね。」
ヒンニュー!ヒンニュー!
山田「大きなお世話だ!」
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/03(水) 07:48:00 ID:kLqAqssU
山村「お待ちしておりました。山村旅館の女将でございます。」
上田「ははっ、お世話になります。」
山田「ははっ、山村なんていかにもな名前じゃないか。」
山村「本日は急な御予約が多くて騒がしいかと思いますが。」
上田「気にしないで下さい。こいつはどこででも寝れるんでね。」
矢部「おっ、センセじゃないですか〜奇遇ですな〜」
石原「先生も温泉ですか?」
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/03(水) 07:51:34 ID:kLqAqssU
山田「矢部!なんでここにいる?」
矢部「アホか?伊豆いうたら温泉にきまっとるやろ!ったく、変な刑事に追い回された上になんでお前にまで会わんんじゃ。」
山田「なんだと!」
上田「まあまあ、変な刑事とは?」
石原「わしらは休暇で来とるというのに、めちゃくちゃ絡んできましてのう…」
山田「ふふっ、普段の行いが悪いからだ。」
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/03(水) 07:58:01 ID:kLqAqssU
伊丹「それは俺たちのことか?」
芹沢「またお会いしましたね。」
矢部「げっ、さっきあの刑事…」
石原「兄ぃ、この刑事さんやっぱり怖い顔しとるのう…」
山田「いや、お前がいうなよ!」
伊丹「すいませんね、生まれつきこの顔なもんで。」
芹沢「俺なら怖くないから大丈夫ですよ〜」
上田「一体どういうことなんです?」
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/03(水) 08:09:36 ID:kLqAqssU
今泉「あの〜とりあえずさ、荷物を置いときたいんだけど?」
女将「ではご案内致します。」
伊丹「しょうがねえな、お前は今泉についていってくれ。」
芹沢「了解。」
山田「おい、なんかめんどくさいことに巻き込まれてないか?」
上田「古畑さんに聞いてないんんだがな。」
矢部「じゃ、わしらは失礼しますわ。」
伊丹「ああっ!逃げられるとでも?」
石原「やっぱり怖いのう…」
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/03(水) 23:20:21 ID:kLqAqssU
上田「あの、もしかして2人は古畑さんか杉下さんの命令で?」
伊丹「はっ?何で俺たちが特命や古畑に従わねえといけないんだよ!」
矢部「だったら、あんたら何しに来たんや?」
山田「あれだろ、数あわせ的な。いかにも役に立たない顔してるじゃないか?」
伊丹「なんだと!だいたいてめえらは何なんだよ?刑事にもカップルにも見えねえな。」
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/03(水) 23:35:40 ID:kLqAqssU
石原「兄ぃ、この人顔だけじゃなくて態度も怖いのう。」
山田「いや、だからお前がいうな!」
矢部「この方はな、日本科学技術大学教授の上田次郎先生や!どや、驚いたやろ?それとこいつはただのぺてん師や。」
伊丹「ああ?知らねえな。俺は教授じゃなくて刑事なんでね。だいたいこんなことについてこれる暇な教授じゃたかがしれてるだろうよ。」
山田「なんだお前、よくわかってるじゃないか!」
山田「おっ、おい!ははは、初めまして。日本科学技術大学教授の上田次郎です。こいつは1919番助手の山田です。」
山田「いや、ベルサイユ条約か!」
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/05(金) 11:01:29 ID:7LM1XkFU
山田「おっ、おい!ははは、初めまして。日本科学技術大学教授の上田次郎です。こいつは1919番助手の山田です。」
上記は上田のセリフでした。
上田「おっ、おい!ははは、初めまして。日本科学技術大学教授の上田次郎です。こいつは1919番助手の山田です。」
94
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/05(金) 11:07:36 ID:7LM1XkFU
伊丹「てめえらあやしすぎるんだよ、今泉にあんたら2人。古畑に関係してる刑事が揃いも揃って伊豆で休暇とは何をたくらんでやがる?」
矢部「話が通じんな〜」
石原「兄ぃ、何でいつも休暇をじゃまされるんかのう…」
山田「じゃあ私たちは休暇するか。」
上田「いや俺たちは呪いのビデオを調べに来たんだ。」
山田「そんなもんないといっただろ。」
伊丹「やっぱり呪いのビデオが関係していやがるのか。」
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/17(水) 11:17:24 ID:By1zPAdU
まだ序の口っていうね
どうなるのか期待
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 07:26:47 ID:frwZLGzg
松尾「あんた一体何やらかしたの?」
高見「なんだよ、藪から棒に…」
松尾「特命係に呼ばれたらしいじゃない?あそこって陸の孤島とか人材の墓場って言われてるし。所属した刑事も問題児ばかり。」
高見「だ、大丈夫だよ。多分…」
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 07:36:08 ID:frwZLGzg
根岸(旧姓)「そんなに心配しなくても大丈夫よ。杉下さんに私が頼まれてね、誰か貸してくれって。」
松尾「杉下ってあの杉下右京?あんな人と知り合いなの?」
根岸「悪い人ではないのよ。それに警視庁でも1、2を争い頭脳を持っているわ。」
高見「で、なんで俺なわけ?」
根岸「他の子たちに行かせられないじゃない。最悪、あなたが辞めることになっても私がいるし。」
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 07:40:22 ID:frwZLGzg
高見「ちょっ、それどういう意味?」
松尾「あらあら…御愁傷様だね。」
高見「せめてみゆきがお嫁にいくまでは…」
根岸「だからそれは大丈夫よ、あなたより稼いでるんだから。みゆきのこともちゃんと考えてあります。」
高見「そんな〜」
根岸「冗談よ。一番優秀な刑事として送り出すんだから。しっかりしてよ?」
高見「はい!高見兵庫、特命係にて見事に任務をこなして参ります!」
根岸「よろしい!」
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 07:53:42 ID:frwZLGzg
松尾「相変わらず単純ね。」
根岸「あら?ある意味うちで一番優秀なのは間違いないわよ。」
松尾「わかってますよ。」
高見「へっくしゅ!ったく、誰か噂してやがんな。」
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 07:57:54 ID:frwZLGzg
河野「なあ、お前さんの古巣の隊長さん、頑張ってるらしいじゃないか。」
氷川「そうですね。御室さんに足りなかったのは自信だけですから。元々優秀な人なんですよ。」
河野「立場は人を変えるっていうしな。隊長になって成長したんだろ。」
101
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 08:07:27 ID:frwZLGzg
氷川「僕も小沢さんもいなくなって周りからは心配されてましたけどね。小沢さんは上に喧嘩を売って辞めたけど、本当に御室さんが心配なら辞めたりしてませんよ。ちゃんと信頼してましたから。」
河野「それはお前さんもだろ?ところでな、その小沢女史からこれを預かっててな。」
氷川「これは?」
河野「温泉旅館の宿泊券だとさ。」
氷川「これを小沢さんが?」
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 19:21:27 ID:frwZLGzg
河野「お前さんたちはかなり不器用だからな。仕事はできるが休み方ってものを知らない。未確認にいた頃や捜一に来てからもろくに休んでないだろ?」
氷川「それで小沢さんは…」
河野「袂は別ったが、まだまだ心配なんだよ。」
氷川「そういえばお前さんたちということは御室さんにも?」
河野「隊長さんも不器用なんだろ?やっぱり可愛んだよ。」
103
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 19:47:18 ID:frwZLGzg
氷川「小沢さん…」
河野「まっ、俺に言わせたらみんな不器用だな。こんな中年もちだすんだからな。」
氷川「小沢さんは今ロンドンですからね。」
屋台ラーメン屋「どこの旅館だい?」
氷川「えっと…伊豆ですね。山村旅館か。」
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 19:50:37 ID:frwZLGzg
屋台ラーメン屋「どれ、ちょっと占ってやろう。」
河野「まあお手柔らかにな。」
屋台ラーメン屋「ふむ、何やら起きそうだな。」
氷川「そうなんですか?」
屋台ラーメン屋「まあでも行った方が良さそうだが。」
氷川「それはもちろん。せっかくの小沢さんの心尽くしですから。」
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 22:25:29 ID:frwZLGzg
登場人物一覧
山田奈緒子
トリックの主人公の1人の売れないマジシャン。このSSで最も重要な人物。現在は上田と共に伊丹&芹沢+今泉に遭遇。
上田次郎
トリックの主人公の1人の大学教授。オカルト方面はからっきしだが物理と計算は得意。意外と格闘技もいける。山田と行動を共にする。
古畑任三郎
捜査一課の警部補。スマップ、イチローをはじめ有名作家や財界の大物を逮捕した実績がある。そのため、一部上層部からかなり警戒されている。ちなみに彼と西園寺と今泉は仲間外れ。協力者を集めている。
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 22:50:03 ID:frwZLGzg
杉下右京
警視庁特命係の警部。警視庁きっての切れ者でかなり優秀な刑事ではあるが落語やプリキュアにも詳しい。意外とミーハーである。現在、広域捜査隊に協力を依頼。
安浦吉之助
山手中央署の巡査部長(特認)署長や地域住人から信頼されるベテラン刑事、通称安っさん。未だに携帯電話の一言目は「はい、携帯安浦。」と不器用な面もある。現在は古畑から協力を依頼されている。
高見兵吾
警視庁特別広域捜査隊の警部補。妻や娘との確執も解決した絶好調パパで川柳が得意な熱血刑事。かなりの親バカではあるがエリート集団の特別広域捜査隊、通称広域の筆頭格。現在は特命係から協力を依頼されている。
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/18(木) 23:03:51 ID:frwZLGzg
氷川誠
捜査一課の警部補。過去には未確認対策班、通称G3ユニットで装着員をやっていた。あかつき号事件の英雄と呼ばれていた。新たにG5ユニットが設立されたが、そこを離れ捜査一課で河野刑事と活躍している。現在は休暇予定。
ここまでがメインキャラ、以下サブキャラ。
伊丹憲一&芹沢慶二
捜査一課の巡査部長。特命係とはかなりの因縁がある。現在は今泉と行動中に山田、上田、矢部、石原に遭遇。伊丹は荷物を置きにいく今泉を芹沢に任せ山田たちを追求している。
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/19(金) 09:05:45 ID:WNRS4unY
矢部謙三
公安の警部補。無能なのに警部補なのはキャリア組だからなのか?しかし上層部の娘に気に入られるなどしている。ヅ◯がバレバレな温泉大好き刑事。
西園寺守
赴任という形で古畑の部下になるがその件にはあまり触れられていない。情報収集などかなり優秀で古畑も認めているが背が低いのを気にしている。階級は明かされていないが古畑の部下なので巡査部長より上ではないと思うがキャリア組なら…
今泉慎太郎
解決編にほぼいない(古畑が意図的にやっている)無能の極みだが何故か憎めない。古畑が原因で自律神経疾病症を患うが古畑に認められたいという悪循環に陥っている。
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/19(金) 09:17:39 ID:WNRS4unY
冠城亘
法務省キャリアから特命係巡査にまで落ちぶれてしまったが、杉下の部下になって活躍中。コーヒー大好きで亀山と違いこだわりがある。杉下と行動中。
石原達也
公安巡査だが何故刑事になれたかわからないと言われるバカ。見た目はかなりいかついのに意外と小心者。矢部にはなついている。矢部と行動中。
青木年男
警察が嫌いだが警察になる。能力を活かしセキュリティー対策本部に。この事件ではみんなを陥れようとしていろいろ画策しているが実はアシストしていることに気づいていない。
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/19(金) 09:23:18 ID:WNRS4unY
御室隆弘
平凡の極みだったのだがG5ユニット隊長に出世する。今回のオチ担当。
以下略…
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/20(土) 21:20:50 ID:j2HeOCUM
高見「何処なんだよ、特命ってのは…」
角田「あれっ、お前さん何でここにいんの?」
高見「あっ、特命係ってどこっすか?杉下って人に呼ばれて。」
角田「特命はうちの奥にあるけど。杉下に呼ばれたってそんな堂々としていいのか?」
112
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/20(土) 21:24:19 ID:j2HeOCUM
高見「はい?」
角田「いや、特命の噂は知ってるだろ?」
高見「それゃまあ…」
角田「特命にはあらゆる捜査権がない。まあそれは建前でこそこそ動き回ってるんだが。多分、お前さんにも極秘でって言われてるんじゃないの?広域の高見刑事。」
高見「そうなのかな。」
角田「まっ、別にいいか。ここが特命だ。」
113
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/20(土) 21:26:41 ID:j2HeOCUM
杉下「角田課長、どうもありがとう。」
角田「じゃ、俺はこれで。」
杉下「あっ、それからあなたも帰っていいですよ、高見刑事?」
高見「はい?」
冠城「ちょっと!右京さん?」
角田「おいおい、なんだかおだやかじゃないねえ。」
114
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/20(土) 21:32:38 ID:j2HeOCUM
冠城「せっかく来てくれたのになんでそんなこと言うんです?」
高見「そうだよ、俺はあんたに呼ばれて来たってのに。」
杉下「僕が呼んだのは優秀な刑事です。君、うちを探すのにたくさんの人に声をかけたでしょう。広域、特別広域捜査隊のあなたが騒げば噂になります。僕は根岸さんに極秘でとお願いしたのに。」
高見「いや、そんなこと言われたかな〜」
杉下「広域といえばエリート集団、特に高見兵吾は優秀と聞いていたのですが…僕としたことが…どうやらただの買いかぶりだったみたいですね。」
115
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/20(土) 21:36:51 ID:j2HeOCUM
高見「おいおい、さすがにちょっと言い過ぎなんじゃないの?」
冠城「そうですよ、右京さん。」
杉下「なんですか?我々、ひいてはこの呪いのビデオについて調べているみんなに迷惑をかけたというのに。」
高見「それゃ少しは悪いと思ってるんだけど、知らなかったんだから。」
杉下「そうでしたか、それは失礼しました。」
高見「まっ、わかってもらえたらいいんだけど。」
116
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/20(土) 21:40:00 ID:j2HeOCUM
角田「まっ、よくわからんが仲良くな。じゃ。」
高見「で、俺は何をすればいいわけ?」
杉下「広域にもどり自分の業務を遂行してください。」
冠城「右京さん!」
高見「なんだよ!本当に俺はいらないってか?」
杉下「ええ、その通りです。我々もそろそろ動きますので。」
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/20(土) 21:43:09 ID:j2HeOCUM
冠城「高見さんにも手伝ってもらうほうがいいでしょ?優秀な刑事さんらしいし。」
右京「いえ、これ以上足を引っ張られるのはごめんです。すいません高見刑事、お呼び立てして申し訳ないのですが、お帰り下さい。」
高見「ふっ、よくわかんないけど俺はお呼びじゃないって訳ね。じゃさいなら。もう会うことはないでしょ。」
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/20(土) 21:45:20 ID:j2HeOCUM
冠城「いいんですか?」
杉下「ええ…」
角田「相変わらず、あんたのお眼鏡に叶うのは難しいみたいだね〜」
杉下「冠城くん、我々も動きましょう。」
冠城「はい。」
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/21(日) 07:37:46 ID:dDBNyDKw
高見「………」
安浦「よっ、お若いの。何黄昏てるんだ?」
高見「あなたは安浦さんですか?」
安浦「私のことを知ってるのか?」
高見「そりゃもう、所轄の刑事だと一番有名なんじゃないすか?」
安浦「ははっ、まいったなこりゃ。」
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/21(日) 07:45:27 ID:dDBNyDKw
高見「安浦さんは何故警視庁に?」
安浦「それゃ、お前さんと同じさ。ま、私は古畑刑事の依頼だが。」
高見「安浦さんにまで…」
安浦「古畑任三郎、杉下右京、あんたに俺か…」
高見「どうかしたんすか?」
安浦「いや…」
121
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/21(日) 07:49:54 ID:dDBNyDKw
高見「気になりますね…」
安浦「皆、何かしら疎まれているなと思ってな。」
高見「はい?」
安浦「お前さん、俺の噂をしってるか?」
高見「安浦さんの?山手中央署の名物刑事って聞いてますが。」
安浦「俺はな、遅刻は多いし競馬みたいなギャンブルもやる。さらに行き付けのスナックにいりびたっている。」
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/02/21(日) 07:53:22 ID:dDBNyDKw
高見「ああ、あの記事の?あんなん誰も気にしてないっすよ。大袈裟に書いてあるし。」
安浦「ああ、だが書いていることは正しい。」
高見「それぐらい大したことないっす。俺なんか始末書の常連だし、妻と娘と完全に和解できたのは最近ですし。」
安浦「ほう…」
高見「まっ、今だからいえるんですけどね。」
安浦「つまりお前さんにも後ろめたいことがあったわけだ。」
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