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【ラブライブ】スクールアイドル怪談集 ラブライブ!編

1ナナシ:2020/09/29(火) 10:00:58 ID:ev7qG9VM
どうも、ラスト怪談集を投稿致します。オリジナル設定ご容赦を、キャラクターはランダムです

34ナナシ:2020/09/29(火) 10:26:02 ID:ev7qG9VM
マンションに出前を届ける場合、部屋番号を聞いておかなければならないんだけど

うっかりしてて聞くのを忘れちゃったんだって

仕方なく先方に電話したんだけど、普通はね登録してない番号から掛かってくると警戒しちゃうものなんだけど



ワンコール、驚くほど早く出てくれた

「・・・管理人室ですよ」と一言だけ、それでスグに切れたんだって

お兄さんは、少し気味が悪いなと思いながらも、管理人室に向かったの

35ナナシ:2020/09/29(火) 10:26:37 ID:ev7qG9VM
そこには、確かに管理人さんがいて料理を渡し、料金を支払ってもらって領収書を配布

そこを後にして店に戻ったの

お店を閉めてその日の売り上げを計算してたんだけど【そこでおかしいとことが起こったの】

ことり「おかしいこと?」

うん。【売り上げが合わないの】それも数円とかじゃなくて数千円も

スグに気づいたの。【あのマンションだ】って

36ナナシ:2020/09/29(火) 10:27:09 ID:ev7qG9VM
店長さんが「どのマンション?」って聞かれたから

「このマンションです」って答えたら、店長の顔が強張ったんだって

しばらく沈黙が続いて、その後「まぁいいや。今日はもう帰っていいよ」って言われたんだって

お兄さんは、不思議な感じでその日は業務を終えたの

そして、次の日【ある事実】を聞かされたの

穂乃果「【事実?】」

37ナナシ:2020/09/29(火) 10:27:43 ID:ev7qG9VM
あのマンションは、【もう何十年も前に閉鎖されてたんだって】

にこ「え」

お兄さんは絶句して・・・「で、でも」って言ったんだけど

「だからもし、また掛かってきたら断って」

店長からそう言われて、今日の業務をこなしてたの

すると

リリリリリリ!!!

38ナナシ:2020/09/29(火) 10:28:19 ID:ev7qG9VM
お兄さんと店長が一瞬氷ついたようにピタって止まって

恐る恐る受話器を取ったの

「申し訳ありません。只今出前注文は行っていません」って言ったの

【例の所からの電話】だったの

39ナナシ:2020/09/29(火) 10:28:53 ID:ev7qG9VM
何かあるのかな?って思ってたけどそんなことは無くスグに電話を切ったの

すると

リリリリリリ!!!!

【再び、電話が鳴ったの】

真姫「それって」

うん。そうだよ

ことり「ちゅん・・・」

店主さんもお兄さんも無視して業務を続けたの

40ナナシ:2020/09/29(火) 10:29:27 ID:ev7qG9VM
でもその日は、電話が鳴りやむことは無かったよ。

実際私もそこにいたから間違いないよ

後で聞いたんだけど、その建物は昔その店のお得意様でよく出前に行っていたらしいの

でも数年前、そこの管理者の人が病気で亡くなってしまって建物は閉鎖したんだって

だから、電話がかかってくること自体有り得ないの

私の話は以上です

41ナナシ:2020/09/29(火) 10:30:09 ID:ev7qG9VM
希「う〜ん」

凜「い、今はどうなの?」

うん。今はもうないよ。でもあの日は大変だったみたい

穂乃果「う〜」

海未「不思議・・・いえ、不気味ですね」

ことり「うん」

42ナナシ:2020/09/29(火) 10:30:49 ID:ev7qG9VM
花陽「で、でもそこの定食屋さんは本当に美味しいんだよ」

真姫「花陽、そこじゃないから」

凜「凜はこっちのかよちんも好きにゃ〜」

にこ「さ!じゃんじゃん行くわよ!次は誰?」

ことり「じゃあ、私が」

穂乃果「おー!満を持してってやつだね」

43ナナシ:2020/09/29(火) 10:31:37 ID:ev7qG9VM
「達磨の絵」 南 ことり

これはね。私のバイト先の先輩とその先輩の友達の家に遊びに行った時の話です

穂乃果「あ〜例のメイド喫茶の」

うん

海未「仲がよろしいんですね。安心しました」

え?どうして?

にこ「いや、なんかちょっかい出されてないか心配なのよ」

そんなことされないよ。みんないい人たちだし

44ナナシ:2020/09/29(火) 10:32:10 ID:ev7qG9VM
希「それで話の続きは?」

あ、ごめんね。それでねその先輩の友人の家に一緒に遊びに行った時の話なんだけど

そこには【ちょっと変わった物が置いてあるの】

真姫「変わった物?」

うん。それが【達磨の絵】

凜「達磨って、あの丸っこくて顔がムスッとしてて、倒れない?」

うん。そのだるま

45ナナシ:2020/09/29(火) 10:32:43 ID:ev7qG9VM
花陽「そのだるまの絵がどうかしたの?」

うん。その絵をじっと見てるとね。【目が動くの】

絵里「ヒッ!?」

海未「き、気のせいでは?」

うん。わたしも最初はそう思ってたんだけど、先輩が「わ!!」って言ったの

にこ「・・・」

46ナナシ:2020/09/29(火) 10:33:23 ID:ev7qG9VM
私がどうかしましたか?って聞くと私に小声で「ここから出よう」って言ってきたの

花陽「ええ!?」

バイトが急に入ったふりをして、そこを後にしたの

公園のベンチで、青ざめてる先輩に話を聞くと

先輩は、所謂【見える人】みたいで霊感があるの

凜「それで」

うん。それでねこう言うの

47ナナシ:2020/09/29(火) 10:33:58 ID:ev7qG9VM
【あの達磨の絵は、人間だって】

希「え」

【手足を切られた人間の絵】だって

穂乃果「うそ・・・」

その家には全部で7枚の【達磨の絵】があるんだけど

その絵が一斉に自分を見たって、【あの絵は生きてる】って

震えながら言ってた

48ナナシ:2020/09/29(火) 10:34:42 ID:ev7qG9VM
一同「・・・」

これで私の話はおしまいです

にこ「ちょっとまって!」

うん?

真姫「色々と謎な面が多すぎて処理できないわ」

うん。わたしもだよ。でも、あの怯えようは本物だったし、わたしも気持ち悪かったし多分当たってる

49ナナシ:2020/09/29(火) 10:35:15 ID:ev7qG9VM
穂乃果「そ、その後は?」

流石に聞けないよぉ・・・

海未「そう・・・ですね」

花陽「生きた絵・・・」

凜「真姫ちゃんの話と似てるにゃー」

絵里「た、確かに」

真姫「それも【イワクツキ】なのかもね」

50ナナシ:2020/09/29(火) 10:35:46 ID:ev7qG9VM
にこ「それじゃあ、次は私が行くわ」

穂乃果「お!いよいよだね」

にこ「フフン♪」

凜「でも、どうして今さら?」

にこ「フフフ、そろそろ怪談にも【慣れ】が出てくるのよ」

真姫「慣れ?」

51ナナシ:2020/09/29(火) 10:36:17 ID:ev7qG9VM
にこ「そうよ。9人もいるんだから、そのどれもが怖いってなったら心が持たないでしょ?」

絵里「た、確かに」

にこ「するとね。心理学的に人は慣れてくるのよ。耐性がつくって考えもいいかもね」

希「なるほどね」

にこ「そこで、慣れたところでとびきりの話をすることでまた恐怖が再燃するわけね」

絵里「さ、流石にこね」

にこ「ってわけで行くわよ」

52ナナシ:2020/09/29(火) 10:36:58 ID:ev7qG9VM
「滝不動」 矢澤 にこ

みんなは、【滝不動】って知ってる

花陽「滝不動?」

そう。Y県に実際にある心霊スポットよ

ことり「心霊スポット」

ええ、そこには誤って自分の孫を事故死させてしまった老婆の霊がでるって話

海未「事故?」

ええ、何でも孫をおぶって農作業をしてたら孫が畑に落ちて死んじゃったって話

それで責任を感じた祖母が悲しみのあまり自殺してしまったって所ね

穂乃果「何だか可哀想だね」

53ナナシ:2020/09/29(火) 10:37:32 ID:ev7qG9VM
にこ「それがそうでも無いのよ」

凜「え?」

滝不動の真実それは

絵里「そ、それは」

【自分と折り合いが悪い嫁に当てつけるように、何の罪もない自分の孫を殺めた老婆の霊がいる場所】よ

真姫「え」

花陽「」ゾクッ

54ナナシ:2020/09/29(火) 10:38:11 ID:ev7qG9VM
つまり事故死ってうのは、真っ赤なウソでワザと殺めたのね

希「・・・」

海未「外道の極みですね」

穂乃果「人間のすることじゃないよ」

そうね。結局バレて責任を追及されてそこで処刑されたみたい。

そしてその怨念がいまもそこに漂っている。そして何の罪のない赤ちゃんも帰る場所を探して夜な夜な泣いてるみたいよ

ま、興味があれば行ってみるといいわ

私の話は以上よ

55ナナシ:2020/09/29(火) 10:38:45 ID:ev7qG9VM
にこ「どうだった?」

花陽「怖いよぉ〜」

絵里「さささ、さす、さすがに、にこね」ガクガクガク

凜「ちょっと震えすぎじゃないかにゃ〜?」

希「人コワとの合わせやからダブルで怖いね」

海未「ええ、生々しい話です」

56ナナシ:2020/09/29(火) 10:39:21 ID:ev7qG9VM
穂乃果「じゃあ、穂乃果もお話するね」

凜「待ってたにゃー!」

にこ「とっておきのを頼むわよ」

絵里「(え!?じ、じゃあ最後は私!!??)」

穂乃果「あれは3日前の話なんだけど」

海未「つい最近ですね」

ことり「うん」

57ナナシ:2020/09/29(火) 10:39:54 ID:ev7qG9VM
「公園の木に登る男性」 高坂 穂乃果

えっと、○○公園って知ってる?

にこ「ええ、偶にちびたちを連れて遊びに行くわ」

ことり「私たちも小さい頃よく遊んだよね」

海未「懐かしいです」

うん。ちょうどランニングしててね

海未「いい心がけです」

そしたらね。【公園の木の上に何かがいたの】

希「何か?」

58ナナシ:2020/09/29(火) 10:40:33 ID:ev7qG9VM
気になって行ってみると、【男の人が木に登ってたの】

花陽「ひぃ!?」

真姫「また、違う感じの恐怖感があるわね」

うん。何か鼻息が荒くてまるで【何かに追われてそこに登った】みたいな風だった

凜「ん?」

にこ「何か風向きが」

穂乃果が不思議そうに見上げてると男に人が穂乃果に気づいたのか

お嬢ちゃんこっから早く逃げ!!って言ったの

59ナナシ:2020/09/29(火) 10:41:10 ID:ev7qG9VM
絵里「チカァ!?」ビクッ

そう言うと同時に急に風が吹いてきて男の人が登ってた木がザワザワと揺れだして

男性が落下したの

海未「なんと」

ことり「大丈夫だったの?」

うん。穂乃果も慌てて大丈夫ですか!?って駆け寄ったんだけど

男の人は、うわあああああああ!!!!って叫びながら猛ダッシュでそこを離れたの

花陽「・・・」

穂乃果がポカンてしてるとまた風が吹き始めて【その男性の後を追うように吹いていったの】

以上です

60ナナシ:2020/09/29(火) 10:41:45 ID:ev7qG9VM
希「なんやろ・・・怪談チックでいてどこが妖怪染みた不可思議さもあって」

凜「不思議だにゃー」

真姫「その一言に尽きるわね」

海未「それで、穂乃果自身はどうもないのですか?」

穂乃果「うん。見ての通り元気だよ!」

ことり「ホッ」

61ナナシ:2020/09/29(火) 10:42:19 ID:ev7qG9VM
にこ「さて」チラッ

希「いよいよ」チラッ

絵里「・・・」

凜「絵里ちゃんの番だにゃー!!」

絵里「ちょ、ちょっと待って!!」

ことり「ん〜?」

絵里「ど、どうして怪談話をしないといけないのかしら?」

絵里「わざわざ怪談話をして納涼なんてミトメラレナイワ!!」

凜「出たにゃ!」

穂乃果「久しぶりだね」

62ナナシ:2020/09/29(火) 10:42:51 ID:ev7qG9VM
真姫「言ってる場合じゃないでしょ」

花陽「うん」

海未「いいですか絵里、みなこうして怪談話をしたのですよ?アナタだけ例外というのは無しです」

絵里「チ、チカァ〜。エリチカお家帰る〜」ピエーン

希「えりちがポンコツになってしもうた」

にこ「元々じゃない」

63ナナシ:2020/09/29(火) 10:43:27 ID:ev7qG9VM
穂乃果「そういえば気になったんだけどさ」

絵里「な、なによ」

穂乃果「絵里ちゃんて、どうしてそんなに怖い話が苦手なのかな?って」

花陽「確かに、私もそんなに得意じゃないけど」

真姫「エリーの怖がり方は、少し度が過ぎてるわよね」

ことり「確か、暗いところも苦手だったよね」

絵里「う・・・それは」

一同「それは?」

64ナナシ:2020/09/29(火) 10:44:10 ID:ev7qG9VM
「変化する心霊写真」 絢瀬 絵里

こ、これは、ちゅ、中学の時に実際に体験した、は、話なんだけど

希「ほうほう」

真姫「実体験ね」

そ、それは、【1枚の写真なんだけど】

花陽「【写真?】」

うん。クラスメイトの子が、連休で遊びに行ったときに、何気なくみんなで撮った写真よ

65ナナシ:2020/09/29(火) 10:44:44 ID:ev7qG9VM
ことり「うん」

その写真が、所謂【心霊写真】だったの

凜「え」

確か、滝をバックに3人が写ってたんだけど【そこには4人写ってて、1人は後ろを向いていたの】

穂乃果「それはまた」

海未「それで?」

うん。当時の私はそんなオカルト染みた物は信じてなくて、その3人がおどろおどろしく話ているのを見てるとちょっとムッってなって

凜「ミトメラレナイワ!って言っちゃたんだね」

・・・凜、後で話があるから

凜「にゃ!?」

66ナナシ:2020/09/29(火) 10:45:19 ID:ev7qG9VM
そうしたらその中の1人が、「じゃあこの写真を1日持っててよ。絶対何かあるから」って

私は、何の疑いもなくそれを手に取ったわ。「明日の朝返すわ」って言って

にこ「バチバチね」

それが間違いだったの

ことり「・・・」

夜、私は宿題をしていたわ。写真は机に置いていたわ

67ナナシ:2020/09/29(火) 10:45:53 ID:ev7qG9VM
すると、部屋が開いて亜里沙が入って来たの

ちょうどお風呂から上がったみたいで「お姉ちゃん入っていいよ」って言われたわ

もうそんな時間なのね。そう思ってお風呂に入る準備をしてたら亜里沙が机にある写真に気が付いたの

花陽「・・・」ゴクリ

私が、写真の説明をして亜里沙が写真を眺めて私に【こう言ったの】

【4人写ってるけど、その中の1人はとても怒ってるね】って

一同「!!??」

68ナナシ:2020/09/29(火) 10:46:29 ID:ev7qG9VM
え・・・私が慌てて写真を見ると亜里沙の言う通り【写真の中の女の人が1人物凄い形相でこっちを見てた】

穂乃果「ひぃ!?」

私は、思わず叫んじゃって写真を手放したわ

亜里沙が心配そうに私を見てたけど亜里沙に部屋に戻るように言って亜里沙は部屋に戻ったわ

受け取った時は確かに【後ろを向いていた】でも、その時は違った【写真が変化してたの】

凜「うそ・・・」

その日は、眠れなかったわ

69ナナシ:2020/09/29(火) 10:47:03 ID:ev7qG9VM
翌日、写真を返したら彼女たちは絶句してたわ

希「そやろね」

写真は、知り合いの有名な霊媒師さんに頼んでお焚き上げ?っていうのをしてもらったらしいわ

かなり、危険だったらしいの

その日を境に私は、心霊やオカルトの類を信じることになったの

いえ・・・信じざるを得なくなったの

海未「確かにそのような体験をしたらそうなりますね」

ええ、これが私の話です

70ナナシ:2020/09/29(火) 10:47:37 ID:ev7qG9VM
絵里「・・・」

希「えりち、お疲れさん」

真姫「苦手なのに話させてごめんなさい」

絵里「いえ・・・いいのよ。もう昔の話だし」

穂乃果「でも」

花陽「絵里ちゃんの話が一番怖かったよぉ」

にこ「これで、全員話したわね。じゃあ、このデータをあの子に送るわよ」

おー!!

71ナナシ:2020/09/29(火) 10:48:10 ID:ev7qG9VM
〜UTX学園〜

英玲奈「怪談?」

あんじゅ「私たちの?」

ツバサ「そうよ!今スクールアイドルの間で流行ってて企画にもなってるわ。だから私たちも」

英玲奈「・・・そうか」

あんじゅ「・・・」

ツバサ「?どうしたの?」

英玲奈「いや・・・」

あんじゅ「その・・・」

ツバサ「まさか、無いの?」

72ナナシ:2020/09/29(火) 10:48:50 ID:ev7qG9VM
英玲奈&あんじゅ「」コクリ

ツバサ「友達から聞いた!ってのでもいいのよ?」

英玲奈「トモダチ、イナイ」

あんじゅ「ミギニ、オナジ」

ツバサ「なんで片言なのよ」

ツバサ「まぁいいわ!じゃあ、私たちってことで話をするわね」

73ナナシ:2020/09/29(火) 10:49:24 ID:ev7qG9VM
「学校の近くの寮」 綺羅 ツバサ

私がする話は、【寮】も話よ

英玲奈「寮?建物の寮のことか?」

そう!

あんじゅ「まぁ・・・」

この話をしてくれた人が中学生の時に体験した話よ

74ナナシ:2020/09/29(火) 10:49:56 ID:ev7qG9VM
その人が通っていた学校の近くに【3階建ての建物】があったの

でも、その建物は使われていなくて所謂廃墟ね

英玲奈「廃墟・・・」

そして、学校のみんなは【寮】って呼んで不気味がっていたらしいの

あんじゅ「定番ね」

ええ。そしてこれも定番なんだけど、肝試しをしようってなって

英玲奈「また、唐突だな」

75ナナシ:2020/09/29(火) 10:50:32 ID:ev7qG9VM
深夜、家を抜け出して懐中電灯片手に【寮】に集まった。そして探索を開始したの

あんじゅ「青春ね〜」

建物の中は、ガラスの破片が散乱しててサバゲー?って言うのかしらね。それに使用した弾は落ちてたりしてたらしいの

英玲奈「やりたい放題だな」

探索をしていると1階の一番奥の部屋に辿り着いた。そしてそのドアに手を掛けた

すると

あんじゅ「?」

76ナナシ:2020/09/29(火) 10:51:02 ID:ev7qG9VM
急に悪寒におそわれて、その場で気分が悪くなり蹲ってしまったの

英玲奈「な、なぜだ」オロオロ

偶然通りかかった友人が発見してくれてその場を後にして肝試しは終了

家に帰った後も悪寒は止まらずその日は眠ることができなかったらしいわ

英玲奈「な、何なんだ一体」ソワソワ

翌日、悪寒は良くなって普段通り学校生活を送っていたの

77ナナシ:2020/09/29(火) 10:51:36 ID:ev7qG9VM
数日たったある日、家族と買い物に行っていた時、その時一緒に肝試しをしていた子に偶然会ったの

そうしたらその子に言われたの

【寮で死体が発見されたって】

英玲奈&あんじゅ「え」

肝試しをしたその日、その1階の一番奥、悪寒を感じたその部屋に死体があったの

あんじゅ「うそでしょ・・・」

78ナナシ:2020/09/29(火) 10:52:06 ID:ev7qG9VM
【寮】は閉鎖、以降肝だましも何もできなくなって、翌年そこは解体された

英玲奈「ま、まぁ当然だな」

あの日感じた悪寒はもしかしたら、死んでしまった人の【何か】を感じてしまったのかもしれないわね

以上よ

英玲奈「中々本格的だったな」

あんじゅ「そうね。ところで気になったんだけど、その学校ってどこにあるの?」

ツバサ「・・・」

79ナナシ:2020/09/29(火) 10:52:39 ID:ev7qG9VM
英玲奈「ん?どうしたツバサ?」

あんじゅ「何かまずいこと聞いちゃった?」

ツバサ「・・・聞いて驚かない?」

英玲奈「え?」

あんじゅ「どういう・・・」

ツバサ「○○女学院」

英玲奈「え・・・」

あんじゅ「それって」

英玲奈「ココ(UTX学園)の合併前の名前じゃないか!!??」

80ナナシ:2020/09/29(火) 10:53:15 ID:ev7qG9VM
ツバサ「え、英玲奈落ち着いて」

あんじゅ「じ、じゃあその【寮】ってうのは」

ツバサ「うん。ココ」

英玲奈「」チーン

あんじゅ「英玲奈!?」

英玲奈「どどどどど」

ツバサ「ど?」

英玲奈「どうすればいいんだ!?今日1人で眠れないぞ!?」

81ナナシ:2020/09/29(火) 10:53:50 ID:ev7qG9VM
ツバサ「そんな子供じゃないんだし」

英玲奈「ツバサ!今日私の部屋に来い」

ツバサ&あんじゅ「え」

英玲奈「責任を取れ!」

ツバサ「ま、まぁいいけど」

英玲奈「あんじゅも来い」

あんじゅ「はいはい。しょうがないわね」

この会話がUTX生徒に聞かれ3人はデキてるという噂が学園中に広まり

後日学園長から呼び出されたことはまた別のホラーである

〜終わり〜

82ナナシ:2020/09/29(火) 10:54:44 ID:ev7qG9VM
以上です。少し季節外れかもしれませんが、読んでいただけたら幸いです。ではまた

83ナナシ:2021/01/07(木) 13:46:20 ID:IkyClRsg
SSの削除はどうすればできるのでしょうか?教えてください


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