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しんのすけ「インターハイを見学するぞ!」
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/14(土) 20:35:16 ID:TWg4qLGo
京太郎「失礼します。」
純「おー京太郎、よく来たな。」
一「楽しみにしてるよ。」
智紀「お腹は空かせている。」
衣「京太郎!待ってたぞ!」
透華「準備は万端ですわ。さあ京太郎君、最高のタコスを!」
純「どっから沸いてきた?」
むさえ「彼が京太郎か…」
しんのすけ「智紀ちゃーん。」
むさえ「いやそっちかよ!」
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/14(土) 20:57:03 ID:TWg4qLGo
京太郎「ありがとうございます。師匠は?」
純「ああ、ハギヨシさんなら…」
ハギヨシ「お待たせ致しました。早速始めましょう。」シュタ
透華「頑張ってくださいまし!」
衣「試食は任せろ!」
しんのすけ「オラも!」
むさえ「凄い人気だね?」
智紀「当然、あれは美味しい。」
純「市販のが食べられなくなるよな。」
一「愛のパワーかな。」
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/14(土) 21:18:32 ID:TWg4qLGo
純「確かにあいつは可愛いよな、ちんちくりんだけど。惚れてもおかしくないぜ!」
透華「原村和もですわ!同級生ならイチコロですわ!」
一「竹井さんも美人だよね。優しくされたらコロっと行っちゃいそう。」
智紀「宮永さんも可愛い、幼馴染みだし…恋愛感情が芽生えない方がおかしい…」
しんのすけ「そうだそうだ!よくわかんないけど羨ましいぞ!」
むさえ「へー、可愛い子ばっかりなんだね。」
京太郎「あの、本人が目の前にいるんですが…」
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/14(土) 21:23:44 ID:TWg4qLGo
ハギヨシ「京太郎君は純粋にチームを思ってタコスを特訓してるんですよ。」
京太郎「ははっ、まあ麻雀で役に立てないから雑用か優希のタコスか咲の案内くらいしかできることが無くて…」
むさえ「ええ子や…」ナミダグミ
しんのすけ「お兄ちゃん、きっといいことあるぞ!」
衣「衣は京太郎の事を理解してるからな!」
京太郎「ははは…」
ハギヨシ「さあ、そろそろ本当に始めましょう!」
京太郎「はい!」
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/15(日) 05:56:46 ID:gknrMxus
むさえ「うーん、いい男だね。」
智紀「高身長でさわやかイケメン、イケボイスで麻雀弱くてちょっとエッチだけど優しい性格、一緒にいたら惚れてまうやろー。」
一「ともきー?まあでもいい子だよね。」
純「俺や智紀や透華と並んでも見劣りしないしな。敬語だけど衣にも気さくに話すし。」
衣「軽佻浮薄な見た目なのに篤実温厚な性格、実に素晴らしい。」
透華「是非とも我が龍門渕家にて雇用したい人物ですわ!」
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/15(日) 06:10:50 ID:gknrMxus
京太郎「ハギヨシさん…」
ハギヨシ「何ですか?」
京太郎「非常に出にくいんですが?」
ハギヨシ「京太郎君…君は何をしにここに来たのですか?今大事なのは君の評価よりもタコスの出来ですよ!」
京太郎「そうでした!ありがとうございますハギヨシさん。」
ハギヨシ「ふふっ、このタコスなら大丈夫!さあ行きましょう。」
京太郎「はい!」
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/15(日) 07:27:30 ID:gknrMxus
純「やっぱりうまいな。」
一「そうだね。」
智紀「腕が上がっている。」
衣「美味しいぞー」
透華「完璧ですわ!」
京太郎「ありがとうございます。」
ハギヨシ「京太郎君、それぞれのタコスの説明を。」
京太郎「はい、オーソドックスなチリソースの物と日本人向けに照り焼きソース風の味付けでアクセントに七味を使った物、デザート用に果物にチーズやヨーグルトを使った物の3種類です。」
しんのすけ「うまいぞ!」
むさえ「美味しいね、でも…」
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/15(日) 07:45:21 ID:gknrMxus
しんのすけ「むさえちゃん?」
むさえ「これは龍門渕家のために作ったタコスだよね?」
ハギヨシ「小山様?」
むさえ「このタコスを出しても満足しないんじゃないかな?」
透華「小山様?」
純「そうかな?俺はいい出来だと思ったけど。」
一「そうだよね。」
智紀「確かに。」
衣「小山よ、それは言い過ぎでは?」
しんのすけ「もーむさえちゃんたらー、さては足らないんだな?」
むさえ「本番は違うものを出すんでしょ?」
京太郎「?!」
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/15(日) 07:49:33 ID:gknrMxus
ハギヨシ「京太郎君?」
京太郎「わかっちゃいました?」
むさえ「なんとなくだけど、このタコスはここのみんなのために作ったのかなと思って。」
京太郎「はい、本番はオーソドックスな物1本でいこうと思っています。」
しんのすけ「なんだかむさえちゃんらしくないぞ…」
むさえ「ごめんね、でもここまで気を使えるなら本番も大丈夫。頑張ってね!」
京太郎「はい、ありがとうございます!」
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/15(日) 07:54:06 ID:gknrMxus
むさえ「本番にはもっと美味しくなってるよ。」
京太郎「はい!」
ハギヨシ「小山様、ありがとうございました。では私は京太郎君を送っていきます。」
むさえ「本当にいい子だったね。」
純「ああ。」
智紀「惚れてまうやろー」
一「それ気に入ったの?」
透華「素晴らしいですわ!」
衣「頑張れ!京太郎。」
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/16(月) 16:35:54 ID:q/m067JA
ハギヨシ「おはようございます。昨日はありがとうございました。」
しんのすけ「いいってことよー」
むさえ「お前が何をしたんだよ!」
ハギヨシ「ところでしんのすけ君、君にお客様のようですが。」
しんのすけ「オラに?」
あい「しん様!お会いしとうございましたわ!」
しんのすけ「あいちゃん?」
ひろし「俺たちもいるぞ!」フフ タイ ワン
むさえ「姉ちゃん?」
トオル、マサオ、ボー、ネネ「僕(私)たちも!」
しんのすけ「おーみんな。」
黒磯「僭越ながら私も。」
しんのすけ「あんた誰?」ズコー
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/16(月) 17:06:11 ID:q/m067JA
透華「皆さんは龍門渕グループが責任を持ってお世話致しますわ!」
黒磯「いきなりすいません。酢乙女グループのホテルは埋まってましてあいお嬢様の相応しいホテルがこちらだけだったもので。」
透華「構いませんわよ!私たち龍門渕家がインターハイの見学で貸切状態でしたのでたくさん空きがございますから!」
純「ほとんど透華と衣のわがままだけどな。」
一「まあ僕たちも気楽だからいいんだけどね。」
あい「というわけですわ!しん様これからよろしくお願いいたしますわ!」
94
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/16(月) 17:12:14 ID:q/m067JA
ハギヨシ「黒磯先輩からご連絡頂いた時は驚きましたが。」
黒磯「ダメ元でハギヨシ君に連絡したら快く受け入れてくれて助かりました。」
透華「当然ですわ!酢乙女家とは友好関係を築いていますもの!」
ハギヨシ「黒磯先輩には見習い時代に執事などの研修でお世話になりましたのでお役立てて光栄です。」
黒磯「ハハハ…」
しんのすけ「それが今じゃすっかり、後輩に抜かれてしまった訳ですな。」
ひろし、みさえ、むさえ「こら!」ポカッ!
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/16(月) 17:16:51 ID:q/m067JA
しんのすけ「でもあいちゃんに手玉にとられて振り回されてるぞ!」
トオル「そういえば幼稚園の先生に見た目が怖いっておこられてたっけ?」
マサオ「隠れててもすぐに見つかるし。」
ボー「変装も下手くそ。」
ネネ「ハギヨシさんみたいにかっこよくないのよねー」
あい「黒磯!精進なさい!」
黒磯「はい…」ドヨーン
大人たち「ははは…」ニガワライ
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/16(月) 20:26:29 ID:q/m067JA
ハギヨシ「そんなことはありません。少なくとも先輩がいなければ今の私も存在しておりません。」
透華「その通りですわ!」
黒磯「ありがとうハギヨシ君…」
純「なんだろう?ハギヨシさんがフォローしたら黒磯さんが余計に虚しく見えるんだが…」
一「それに対してハギヨシさんの株が上がってるように見えるよ…」
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 15:59:04 ID:Ov1eAQLM
むさえ「ところで姉ちゃんたちは何しに来たの?」
あい「しん様のいる所に私ありですわ!」
ひろし「あいちゃんに誘われてね。」
しんのすけ「よかったね母ちゃん!ただで東京に来れて。」
みさえ「はははー」
シロ「ワン!」ひまわり「たい!」
しんのすけ「おおシロ!ひまわり!お前たちも来たのか!」
シロ「キャウーン。」ひまわり「たい!」
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 16:10:51 ID:Ov1eAQLM
むさえ「私たちは仕事あるけど姉ちゃんたちはどうするの?」
みさえ「しんのすけも?」
むさえ「ああ、しんのすけにも仕事があるんだよね。」
ひろし「じゃあ別行動かー。子供たちはどうする?」
あい「私はしん様と一緒にいますわ!」
黒磯「あいお嬢様、しんのすけ君はお仕事ですのでそれはどうかと。」
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 16:13:14 ID:Ov1eAQLM
トオル「僕たちはインターハイが見たいです。」
マサオ、ボー「僕も!」
ネネ「まー仕方ないわね。」
あい「しん様のお邪魔をしてはいけないので私もご一緒致しますわ!」
ひろし「じゃあそうするか?」
みさえ「そうね。」
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 16:19:35 ID:Ov1eAQLM
しんのすけ「やれやれーオラだけ大変だぞ。」
純「俺たちはもっと大変だよな国弘君?」
一「確かにね。」
衣「よかったら衣が子どもたちを面倒みるぞ!」
マサオ「わっ天江衣さんだ!」
ネネ「去年活躍した?」
ボー「最多獲得得点の記録を持つ高校生。」
トオル「本物だ!」
純「なあ国弘君、俺たちも同じチームだよな?」
一「ははは、まあ僕たちはおまけだからね。」
101
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 16:23:14 ID:Ov1eAQLM
透華「という訳で野原様方は別行動してもいいですわ!」
純「でも衣だけだと大変じゃないか?」
一「そうだよね。」
衣「大丈夫だ!任せておけ。」
透華「歩も一緒ですわ!」
歩「よろしくお願いいたします。」
純「なら大丈夫かな?」
一「まあ純君やともきーや僕はやることあるしね。」
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 16:26:18 ID:Ov1eAQLM
ひろし「いいのかな?」
みさえ「ご好意に甘えちゃいましょうか。」
衣「任せておけ!」
歩「私でよろしければ。」
トオル「天江さんかー、光栄だな。」
マサオ、ボー「僕も!」
ネネ「後でサイン貰おう。」
あい「黒磯もいるので大丈夫ですわ!」
黒磯「はい、お任せ下さい!」
103
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 16:49:09 ID:Ov1eAQLM
むさえ「まあとりあえず今日も適当にそこら辺を歩いているわけですが。」
純「あそこにいるのは宮永咲だな。なんかあなたといると当然の様に誰かと出会う。」
一「1人ってことは迷子かな?」
純「待ち合わせの可能性もある。」
しんのすけ「高校生にもなって迷子になるの?」
一「それがなるんだよね。」
純「ああ。」
むさえ「どうしようか?声かける?」
咲「京ちゃん…和ちゃん…優希ちゃん…染谷先輩…部長…」オロオロ
純「ありゃ完全に迷子だな。」
一「だね。おーい、宮永さんー!」
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 16:53:52 ID:Ov1eAQLM
咲「一さん、純さんだー!」
純「何やってんだよ?」
一「宮永さん1人?」
咲「はい…ちょっとコンビニに行こうとしたら迷ってしまって…」
しんのすけ「やれやれだぞ…」
むさえ「お前が言うな!」
咲「えっ?誰ですか?」オロオロ
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 17:07:03 ID:Ov1eAQLM
しんのすけ「ほら、むさえちゃんが怪しいからだぞ。」
むさえ「何をー!」
純「この人は龍門渕家が雇った記者の小山むさえさんだ。」
一「そしてこの子はその甥の野原しんのすけ君だね。」
むさえ、しんのすけ「はじめまして。」
咲「はじめまして。」
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/18(水) 20:12:26 ID:Ov1eAQLM
純「どうする?送っていこうか?」
咲「それが…ホテルの名前がわからなくて。部長が携帯を貸してくれてたので安心してたんですが忘れてしまって…」
しんのすけ「前もこんなことなかった?」
むさえ「ああ、あったな。」
一「京太郎君に連絡しようか?」
咲「えっ?」
純「ああ、京太郎がいたな。それか透華に連絡して竹井さんって手もあるな。」
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 03:33:40 ID:nrPUKoWI
咲「うう…」
むさえ「宮永さん?」
咲「うわーん!」ダッダッタッ゙ダッ
しんのすけ「ああ、むさえちゃんが怖がらすから!」
むさえ「なんでだよ!」
一「純君かもよ?」
純「なんでだ!」
むさえ「皆、追うよ!」
しんのすけ、純、一「ぶ、らじゃー(おう!はい!)」
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 03:40:11 ID:nrPUKoWI
咲「はあはあ…」
純「あっさり追い付いたな。」
一「純君やむさえさんがいなかったらあやしかったけどね。」
むさえ「迷子になる理由がわかる気がするよ。」
しんのすけ「やれやれー」
純「いきなりどうしたんだ?」
一「宮永さん?」
むさえ「ま、落ち着こう。ホテル近いから戻ってから話そうか。」
しんのすけ「むさえちゃんにしては気がききますなー」
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 03:43:54 ID:nrPUKoWI
ハギヨシ「では、ごゆっくり。」
純「で、どうしていきなり走りだしたんだ?」
一「純君ちょっと怖いよ?」
しんのすけ「むさえちゃんもだぞ!」
むさえ、純「なんでだよ?」
咲「うう…」
一「落ち着いた?ゆっくりでいいから話せる?」
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 04:25:16 ID:nrPUKoWI
咲「私、京ちゃんの携帯番号知らないし、最近はなんか優希ちゃんの為のタコスにこだわってるし、麻雀部も元々は和ちゃんの胸目当てで入ったし、部長は気さくに京ちゃんに絡むし、染谷先輩は教えるの上手いし…」
純「お、おおう…」
咲「私は京ちゃんに誘われて麻雀部に入ったけどそもそも数あわせだった、最近は雑用ばっかりだし…」
むさえ「なるほどな。」
咲「それなのに皆さんと仲良くなってるし。」
一「そっか…」
しんのすけ「オラにはよくわかんないぞ。」
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 05:05:22 ID:nrPUKoWI
一「ねえ純君、不味くない?」
純「だな、こりゃインターハイに支障が出る。」
咲「うう…」
むさえ「うーん、とりあえず京太郎君を呼んだら?」
しんのすけ「おお、あの金髪のタコスのお兄ちゃん!」
咲「知らない人まで仲良くなってるよ…」
112
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 22:10:03 ID:nrPUKoWI
ハギヨシ「宮永様、よろしいですか?」
咲「はい…」
ハギヨシ「京太郎君が皆さんと仲良くなれるタイプで無かったら宮永様と仲良くなっているでしょうか?」
咲「それは…」
純「捉えようによっては酷いこといってるよな?」
一「ハギヨシさんなりの優しさだね。」
むさえ「完璧すぎる。」
しんのすけ「惚れてまうやろー」
113
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 22:16:57 ID:nrPUKoWI
ハギヨシ「タコスの件もそうです。片岡様はチャンピオンの宮永照、辻垣内智葉、神代小蒔などそうそうたる相手と当たる可能性もあります。片岡様の出来は清澄の出来といっても過言ではありません。あくまでも京太郎君は清澄の皆の為にタコスを作っているんですよ。」
咲「うう…」
むさえ「さらにいいことを言う。」
純「正論だな。」
一「ぐうの音も出ないね。」
しんのすけ「惚れてまうやろー」
むさえ、純、一「それはもういいよ!」
114
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 22:27:21 ID:nrPUKoWI
ハギヨシ「宮永様は何か不安な事があるのではないですか?」
咲「実は…」
むさえ「さらにカウンセリングみたいなことを。」
純「話上手で聞き上手なんだよな。」
一「口も八丁手八丁だね。」
しんのすけ「何を言ってるかわからないぞ。」
115
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/19(木) 22:28:09 ID:nrPUKoWI
ハギヨシ「宮永様は何か不安な事があるのではないですか?」
咲「実は…」
むさえ「さらにカウンセリングみたいなことを。」
純「話上手で聞き上手なんだよな。」
一「口も八丁手八丁だね。」
しんのすけ「何を言ってるかわからないぞ。」
116
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/20(金) 17:45:54 ID:D78icrfk
咲「私、胸が小さいんです…」
ハギヨシ「は、はい…」
純「さすがに返答に困るな。」
一「僕でも困るのにハギヨシさんだとなおさらだね。」
しんのすけ「むさえちゃんも小さいぞ!」
むさえ「なんだと!」グリグリ
しんのすけ「おぉ…母ちゃんに劣らない威力…」
咲「京ちゃんは麻雀に入ってから和ちゃんの胸ばかり見てるんです。県大会の後は福路さん、沢村さん、東横さん、妹尾さんにも目がいきがちです。」
ハギヨシ「皆さま、豊満なお胸をお持ちですね。」
純「ハギヨシさんと変わったほうがよくないか?」
一「そうだね。」
智紀「いやー照れるー」
一「いたの?」
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/20(金) 17:56:31 ID:D78icrfk
智紀「ハギヨシさん、かわりましょうか?」
ハギヨシ「そうですね。ありがとうございます。では私は京太郎君に連絡しておきましょう。宮永様、よろしいですか?」
咲「はい…」
純「環境の変化があって周りが変わってきたってことだな。」
一「中学生から高校生になるってかなり違うよね。」
しんのすけ「むさえちゃん、さっきから話が難しいぞ。」
むさえ「お前ももう一年同じ気持ちをしたら味わうんだけどな。」
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/20(金) 19:19:48 ID:D78icrfk
純「福路さんは美人だよな。4コママンガで3コマぶち抜きやってもちゃんと話になってたし。」
一「純君、何言ってるのさ?」
智紀「東横さんも妹尾さんも可愛い。」
しんのすけ「智紀ちゃんもね!」
智紀「いやー照れるー」
むさえ「それも気に入ったの?」
咲「私、京ちゃんに胸を見られたこと無いんです…」
一「見られたいの?」
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/21(土) 00:27:41 ID:eW2Sp/a.
純「まあ視線を感じたことがないってことだろ。」
咲「はい…」
一「ともきー以外はなさそうだね…」
むさえ「私も込みかよ…」
しんのすけ「えっ、むさえちゃんはあるの?」
むさえ「ない…」
智紀以外「はー…」
智紀「なんかすいません。」
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/21(土) 04:49:45 ID:eW2Sp/a.
むさえ「問題はそこじゃないと思うんだけど。」
一「そうだよね。京太郎君が他の誰かの物になるのが嫌なんでしょ?」
咲「うう…うわ」純「おっと!もう迷子はやめてくれよ。」咲「はい…」
しんのすけ「おお!お兄さんかっこいいぞ!」
純「だから俺は女だっての!」
智紀「宮永さん、ちょっといい?」
咲「はい…?」
121
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/21(土) 07:51:31 ID:eW2Sp/a.
智紀「宮永さんは卑怯…」
咲「うー…」ナミダメ
一「ちょ、ともきー?」
純「ずいぶんはっきり言い切ったな。」
しんのすけ「むさえちゃん、智紀ちゃんが怖いぞ。」
むさえ「真剣なんだよ。ふざけちゃダメだぞ。」
122
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/22(日) 15:48:34 ID:FBv0yv5o
智紀「周りが変わっていくのに宮永さんは現状維持を望んで何もしようとしない。それなのに京太郎君が変わるのを嫌がる。」
咲「うう…」
一「ともきー…」
純「あれ、智紀は何を持ってるんだ?」ヒョイッ
智紀「あっ、ダメ!」
純「何々、恋愛マニュアル…」
一同「………」
一「ともきー、カッコいいと思ったら本の受け売りだったんだ。」
智紀「当然、私に恋愛経験なんかない…」フンゾリカエル
純「威張って言うな!」
むさえ「ははは…」
しんのすけ「智紀ちゃんは可愛いから大丈夫だぞ。」
123
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/22(日) 18:42:41 ID:FBv0yv5o
智紀「でも宮永さんは京太郎君といい感じだと思う。」
咲「えっ?」
純「まあ確かにな。はたから見たら付き合ってるように見えるぜ。」
一「普通はそう見るよね。」
咲「そうかな?」
むさえ「なんだ、はなからダメな感じじゃないんだ。」
しんのすけ「お姉さんも可愛いと思うぞ!お胸はないけど。」
むさえ、純、一「こら!」
124
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/23(月) 20:37:09 ID:D4FGJRoA
純「インターハイで優勝したらカッコいいぜ、多分惚れる。」
一「そして雲の上の存在になって急に惜しくなっちゃうかも。」
智紀「いつも一緒いるからこそ気付かない魅力に気付く。」
むさえ「こりゃ優勝するしかないね!」
咲「はい!私、頑張ります!」
しんのすけ「でも他のメンバーも優勝しちゃうんじゃないの?」
咲「そうだった…うう。」
むさえ「こら!せっかくやる気になったのに!」
一「ほら、個人戦もあるんだし。」
咲「個人戦は和ちゃんに福路さんも出るよ。2人とも京ちゃんのタイプだよ。優勝したらどうしよう…うわーん!」
純「ったく、このガキは!」
智紀「しんのすけ君、黙ろうか?」
125
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/23(月) 20:42:32 ID:D4FGJRoA
しんのすけ「おお…智紀ちゃんたら意外に大胆…」グリグリ
京太郎「あの、咲がお世話になってるみたいで?」
咲「京ちゃんだー!」ダキツキ
京太郎「お、おい。」
智紀「あらあら。」
一「京太郎君、しっかり捕まえてあげてね。」
京太郎「あ、はい。」
純「わかってねえな、こいつ。」
むさえ「ま、頑張んなよ、宮永さん。」
咲「はい。京ちゃん、私頑張るからね!」
京太郎「おう!じゃあ皆さん、お世話になりました。」
しんのすけ「じゃ。」フリフリ
126
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/23(月) 20:46:10 ID:D4FGJRoA
むさえ「あんなんで大丈夫なのかな?」
純「でもあいつ、半端ないですよ。」
智紀「例えるならば魔王。」
一「いや大魔王だね!」
咲「う、うわーん。魔王じゃないよ!」
しんのすけ「よ!また会ったね。」
むさえ「宮永さん?」
京太郎「あっ、すいません。忘れ物したみたいで。」
127
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/24(火) 03:35:45 ID:3batJ1wM
むさえ「さあ、昼からはどうしようか?」
ハギヨシ「失礼します。」
一「あ、ハギヨシさん。」
純「どうかしましたか?」
ハギヨシ「透華お嬢様から沢村様への伝言です。」
智紀「………」ギク
ハギヨシ「自分の仕事に戻るようにと。」
一「ともきー…」
128
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/24(火) 03:45:25 ID:3batJ1wM
ハギヨシ「それから私は黒磯先輩と交代します。」
黒磯「というわけで何かあれば私におっしゃって下さい。」
しんのすけ「あいちゃんに首にされたの?」
黒磯「いえ、あいお嬢様よりお休みを頂きまして。」
ハギヨシ「衣様たちは今ファミリーレストランにてお食事中ですのでこれから私が合流します。では先輩、後はお願いします。」シュタ!!
黒磯「あ、任せってはや!」
しんのすけ「後輩にずいぶんと差をつけられたようですな。」
一同「ははは…」
一「まあハギヨシさんだから仕方ないよ。」
純「そうだぜ。俺からしたら黒磯さんでも凄い。」
129
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 04:48:06 ID:P/bScRpo
黒磯「ハギヨシ君の使命感は計り知れないものがありますね。龍門渕家には幼い頃から勤めていたみたいですし。」
一「そうだね、特に透華にはよくしてくれているよ。」
むさえ「へえ〜お互いに気があったりするの?」
純「どうだろうな。ハギヨシさんはマシンだからあっても絶対に認めないだろうけど。」
しんのすけ「むさえちゃん、オラお腹空いたぞ!」
むさえ「ったく、こいつは。」
黒磯「ふふっ、では私たちも食事にしますか。」
130
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 04:52:46 ID:P/bScRpo
一「いいの?黒磯さんは休暇扱いなんでしょ。」
純「俺たちだけでなんとかなりますよ。」
黒磯「あいお嬢様がいないのでなんとなく落ち着かないもので。迷惑でなければ皆さんとご一緒させていただきたいのですが。」
しんのすけ「んもー、仕方ないですな。」
むさえ「失礼なこというな!」
しんのすけ「上尾先生がいなくて残念ですな?」
黒磯「うっ…」
131
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 05:05:56 ID:P/bScRpo
一「仕事っていうわりには半分遊んでるよね、僕たち。」
むさえ「まあ君たちはまだ高校生だからね。そんなんでいいんじゃない?」
純「こいつの世話は大変だけどな。」
しんのすけ「それほどでも〜」
黒磯「ははは…」
一「黒磯さんってその上尾先生が好きだったりするの?」
純「一君はそういう話好きだよな。」
132
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 08:48:44 ID:P/bScRpo
>>129
純「どうだろうな。ハギヨシさんはマジメだからあっても絶対に認めないだろうけど。」
に訂正
133
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:05:13 ID:P/bScRpo
黒磯「それは…私は酢乙女家に使えるSPとして…」
しんのすけ「とまあ幼稚園でも非常にわかりやすい人で通ってまして。」
むさえ「へぇ、でも大変ですね。自分が勤めてる家の娘の幼稚園の保育士なんて本来ならご法度でしょ。」
一「まあ普通はそうだよね。」
純「世間的なイメージもあるしな。」
黒磯「うっ…」
134
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:07:22 ID:P/bScRpo
黒磯「!」
一「どうしたの?」
黒磯「ちょっと失礼します。」
しんのすけ「も〜むさえちゃんがあんなこというから!」
むさえ「いや、最初はお前だろ。」
純「何かあったかな?」
135
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:17:59 ID:P/bScRpo
揺杏「ねえ、さすがにやばいんじゃない?チカセンもそう思うっしょ。」
誓子「あら、爽に言ってほしいわ。いいじゃない、責任は全部とるって言ってるんだから。」
爽「大げさだな〜、ちょっと調べるだけだから大丈夫だ。」
誓子「成香と由晞子は察してついて来なかったわ。私も本当は嫌だったけどあんたらだけにするのは不安だわ。」
揺杏「私も共犯扱いかよ…」
136
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:22:46 ID:P/bScRpo
爽「いや〜気になるだろ?どこのホテルも関係者で一杯なのにここはそうでもないしな。」
誓子「どうみても高級ホテルじゃない。高校生や会社の経費で泊まるようなところじゃないわ。」
揺杏「確かに。」
爽「それにしても静か過ぎるだろ。」
黒磯「こんなところで何をされているんですか?」
爽「!」
揺杏「やば!見つかった。」
137
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:28:16 ID:P/bScRpo
誓子「逃げるわよ。」
爽「くっ!」
黒磯「なるほど、そちらの御嬢さんは何やら超能力の類いが使えるようですね。」
爽「効かない!?」
黒磯「当たり前です。訓練されたSPにたいした努力もしてない力など通用しません。護衛対象に呪いをかけるやからもいますからね。そういった対処も一通りできるんですよ。」
爽「くそっ!チカ、ユアンは逃げろ。」
138
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:34:31 ID:P/bScRpo
誓子「何言ってるの。それじゃ私が着いてきた意味がないじゃない。」
黒磯「どうやら好奇心で侵入したようですから、理由を素直に言えばすぐに帰してあげますよ。有珠山高校の皆さん。」
揺杏「あら〜素性までバレてるよ。」
黒磯「お嬢様のインターハイ見学のお供として参ったので、基本的な知識を事前に調べるのはSPとして当然です。」
爽「まいった。立派なホテルだったから気になったんだ。」
139
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:37:36 ID:P/bScRpo
純「黒磯さん、どうしたんだよ?」
黒磯「こちらの方々が勝手に侵入していたので対処しておりました。南北海道代表、有珠山高校の皆さんです。」
爽「はは〜どうも。」
誓子「どうもすいませんでした。」
揺杏「ごめんなさい。」
純「あっ、どうも。」
140
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:42:06 ID:P/bScRpo
黒磯「純さん、こちらの皆さんをどうしましょうか?」
純「ん〜そんなこと言われてもな。透華やハギヨシさんいないし。」
黒磯「では、小山さんにお任せしてはどうでしょうか?」
純「なるほど!それはいい案ですね。」
揺杏「何されるんだよ〜」
誓子「さあ?まあ売られたりはしないでしょうけど。」
爽「ごめんな、皆。」
141
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:46:40 ID:P/bScRpo
純「というわけで、こちらが南北海道代表、有珠山高校の皆さんです。」
由晞子「なんで私たちまでなんですか?」
成香「とりあえず、無事で良かったよ。」
爽「悪いな〜でも出場停止よりはましだろ?」
誓子「話を盛るんじゃないわよ。」
揺杏「ごめんな〜」
142
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 09:50:48 ID:P/bScRpo
むさえ「じゃあ、写真いいかな?あとでまた撮らせてもらうけど。」
爽「それはもう!このユキを中心にジャンジャン撮っちゃて!」
ユキ「また私の意見を無視しますか?」
爽「う…」
一「黒磯さんもやるね。」
純「ああ、侵入者を察知して見事な裁き。ハギヨシさんに劣らないよな。」
しんのすけ「普段からこうでありたいですな〜?」
黒磯「ははは…」
143
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 10:05:22 ID:P/bScRpo
むさえ「なんだか何事もうまく行き過ぎてこわくなってきた。」
一「なんとなくわかります。」
純「そうだな。とりあえずこれからどうしますか?」
むさえ「うーん、会場はもう行ったし、これといって行くようなところも他にないよね。」
しんのすけ「じゃあ、ディズニーランドに行きますか?」
純「何がじゃあだよ。」
むさえ「近くでいい場所ないかな?」
一「うーん、私たちは普段長野だからわかんないや。ともきーならわかりそうだけど邪魔しちゃわるいしね。」
純「だな。」
144
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 10:08:50 ID:P/bScRpo
むさえ「また近くを散策ということで。」
しんのすけ「え〜!」
むさえ「仕事終わったらディズニーランドつれてってやるから。今は我慢しな。」
しんのすけ「仕方ありませんな〜」
一「じゃあ純君、僕が行くよ。」
純「いいのか?」
一「うん、小山さんといると楽しいしさ。」
純「そうだな。」
145
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 11:11:17 ID:P/bScRpo
ハギヨシ「失礼します。」
純「あれ?ハギヨシさん。」
一「どうしたんです?」
ハギヨシ「衣様からお暇をいただきました。」
純「あ〜なるほど、お姉さんぶってんだな。」
一「衣らしいね。」
ハギヨシ「歩様がいらっしゃるので大丈夫だとは思います。」
146
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 11:16:22 ID:P/bScRpo
むさえ「じゃあ一ちゃんは私についてくるとして、純ちゃんと黒磯さんとハギヨシさんはどうする?」
純「俺は残るよ。一君がむさえさんを気に入ってるみたいだし、邪魔しちゃ悪いからな。」
一「もう、純くんたら。」
黒磯「私も残りましょう。あまり動けば、あいお嬢様のご好意を無駄にしてしまいます。ゆっくりします。」
ハギヨシ「私は小山さま、しんのすけ君とご一緒させていただいてもよろしいですか?」
147
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 11:19:56 ID:P/bScRpo
むさえ「いいですよ。」
ハギヨシ「ありがとうございます。」
しんのすけ「じゃあディズニーランドに行きますか?」
むさえ、純、一「行かないよ!」
ハギヨシ「しんのすけ君、ディズニーランドはインターハイが終わり次第、皆で行きましょう。」
148
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 11:25:25 ID:P/bScRpo
むさえ「あまり人いないね。」
一「前日だからね。皆大人しく牌譜みたりしてると思うよ。」
ハギヨシ「昨年を思い出しますね。」
しんのすけ「あてがハズレましたな〜」
恒子「ねえ、すこやん。なんで選手いないのさ?」
健夜「前日なんだから大人しくしてるよ。恒子ちゃんじゃあるまいし、」
149
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 11:29:52 ID:P/bScRpo
しんのすけ「おねーさーん!」
むさえ「こら!」
恒子「この子は?」
健夜「あれ、君はたしか龍門渕の国広さんだよね?」
一「小鍛冶プロ?」
恒子「あれあれ〜すこやんの知り合いかな。」
健夜「今年は団体は清澄だし、個人戦も誰もインターハイには出ないよね、なんでいるの?」
150
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 11:32:35 ID:P/bScRpo
一「ちょっとした仕事と清澄の応援で来たんですよ。」
しんのすけ「オラもいるぞ!」
恒子「ちょっと、ちょっと!身内だけでしゃべらないで紹介してよ。」
ハギヨシ「では、皆さん一通り自己紹介するのはどうでしょうか?」
恒子「おお!イケメンだー。」
151
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 11:50:30 ID:P/bScRpo
ハギヨシ「では僭越ながら私から。龍門渕家の執事、萩原でございます。小鍛冶プロ、福与アナに会えて光栄です。」
健夜「イケメン執事って本当にいたんだ…」
恒子「おや〜アラフォーの目が乙女になってますな〜」
健夜「アラサーだよ!」
一「ははは。じゃあ次は僕だね。龍門渕のメイドで団体戦の中堅の国広一です。」
むさえ「私はインターハイ出場選手を撮らせてもらってるカメラマンの小山むさえです。こいつはおいのしんのすけです。」
152
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 11:54:13 ID:P/bScRpo
しんのすけ「オラ、野原しんのすけ5歳!」
恒子「じゃあ次は私かな。インターハイを実況するスーパーアナウンサーの福与恒子だー!こっちは国内最強のアラフォー雀士小鍛冶健夜だー!」
健夜「もう、なに言ってるの。一応、プロ雀士の小鍛冶健夜です。」
153
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 13:43:40 ID:P/bScRpo
一「まあ国内最強ってのはあってるんじゃないですか?」
健夜「そんなことはないよ。でも長野は今年も龍門渕か風越だと思ってたよ。」
一「まあ今年はしてやられたんですよ。個人戦も福路さんは圧倒的だったし、伏兵が何人もいましたから。」
健夜「で、清澄はどうなの?」
一「かなりいい線いくんじゃないですか。」
健夜「そっかー、でも残念だったね。」
一「まだ来年がありますから。」
154
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 14:05:40 ID:P/bScRpo
恒子「何々、長野代表強そうなの?」
健夜「ちょっとは予習しときなよ。昨年全国で活躍した天江衣さん擁する龍門渕高校、その前の年まで長野県を6年連続代表の名門風越女子を決勝で破ったんだよ。注目しないほうがおかしいから。」
恒子「他には?」
健夜「そうだね、チャンピオン宮永さん擁する連覇中の白糸台、総合力なら上かもしれない留学生中心の臨海、大阪の姫松と全国2位の千里山と個人戦で千里山のメンバーを抑えた荒川さん、あとは鹿児島の永水かな。個人的には監督が熊倉さんの宮守も気になるし。」
恒子「そっかー、ありがとすこやん!」
155
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 15:16:14 ID:P/bScRpo
健夜「組み合わせ次第だけどね、白糸台と臨海の決勝は堅いかな。個人戦は昨年度チャンピオンの宮永さん、2位の荒川さん、3位の辻垣内さんの予選突破は堅いだろうね。あとは永水の神代さんとか姫松の愛宕さんかな。」
恒子「ふんふん、なるほど。」
一「うちとしては清澄と福路さんを推したいですね。あと練習試合をした奈良の阿知賀、最後は互角に打ってましたよ。確か晩成を初戦で破ったんですよ。」
健夜「阿知賀?」
恒子「何々?すこやんきになっちゃう。」
健夜「まあ初出場校には厳しい舞台だからね。どうなるかわからないよ。」
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 15:20:12 ID:P/bScRpo
ハギヨシ「盛り上がっているところ申し訳のですがそろそろ…」
恒子「そうだ!すこやんの写真も撮っときなよ。スーパースターだよ。」
健夜「もう!恒子ちゃんたら。」
しんのすけ「え〜オラ、こっちのお姉さん撮りたい。」
恒子「おっ、よくわかるね僕!」
しんのすけ「オラ、しんのすけだぞ!」
157
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 15:24:32 ID:P/bScRpo
むさえ「こら!有難い話ですがプロやアナウンサーの方をあまり勝手に撮るわけには。ゴシップ誌ならともかく。」
恒子「そっかー。でもすこやんなら彼氏いない歴年齢だから大丈夫だよ!」
健夜「そういう問題じゃないよ!恒子ちゃんだって所属してる局とかの兼ね合いもあるでしょ?」
恒子「私なら大丈夫!すこやんは?」
健夜「まあ私も大丈夫だけど。」
恒子「なら決まりだね!さあ、いくらでも撮っていいよ。」
158
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 15:28:40 ID:P/bScRpo
一「ああ言ってるんだし、撮ってあげたら?」
ハギヨシ「そうですね、使うかどうかは別にして今回の解説と実況ですし、お二人とも人気もあります。撮っておいて損はありません。」
恒子「おっ、話がわかるね!じゃあすこやんからどうぞ。」
健夜「じゃあお願いします。」
恒子「綺麗に撮ってあげてよ。アラフォーだから小じわとか気にして。」
健夜「だからアラサーだよ!」
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 17:51:06 ID:P/bScRpo
むさえ「うーん、本当によく仕事がうまくいく。」
ハギヨシ「これも小山様の人徳によるものです。」
しんのすけ「えっ、むさえちゃんに人徳なんてあるの?」
一「ま、いいじゃない。その分ともきーは大変だけどさ。」
霞「すいません!この辺で巫女装束の女の子を見ませんでしたか?」
160
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 17:55:10 ID:P/bScRpo
ハギヨシ「巫女装束ですか?見掛けたらすぐにわかりそうですが、あいにく見てはないですね。失礼ですがもしや鹿児島代表の永水女子の方ですか?」
霞「えっ、何故知っているんです?」
むさえ「今回、インターハイの取材をさせていただきます小山です。こちらは依頼主の関係者です。」
ハギヨシ「萩原です。」
一「国広です。」
ハギヨシ「お困りのようですが、もしよろしければ私たちが力になりましょう。」
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 17:58:02 ID:P/bScRpo
霞「いいんですか?」
ハギヨシ「はい、困った時はお互い様ですから。小山様もよろしいですか?」
むさえ「そうですね。よし!探してる娘はどんな娘なんだい?」
霞「そうですね、長髪のツインテールで巫女装束を羽織ってます、」
しんのすけ「オラ、知ってるぞ!」
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 18:01:37 ID:P/bScRpo
ハギヨシ「しんのすけ君、本当ですか?」
しんのすけ「オラの目の前にいるぞ!きれいなおねーさん。」ズコー
霞「あっ、私じゃなくて…」
むさえ「ったく、ずっと一緒にいたからおかしいと思ったよ。」
一「まあ確かに、お姉さんも巫女装束だからね。ちなみにお名前は?」
霞「あっ、これは失礼しました。鹿児島代表、永水の大将石戸霞です。」
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 18:05:44 ID:P/bScRpo
ハギヨシ「では二手にわかれましょう。小山様、永水の資料はお持ちですか?」
むさえ「あ、はい。」
ハギヨシ「石戸様、この中の誰でしょうか?」
霞「この神代小蒔です。」
ハギヨシ「承知いたしました。では私は国広様と。小山様としんのすけ君は石戸様とご一緒して下さい。」
一「わかりました。」
むさえ「じゃ行くよ、しんのすけ。」
しんのすけ「ほいっ!」
霞「ありがとうございます。」
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 18:11:06 ID:P/bScRpo
霞「他の部員たちも探してるはずですので、見つけたらすぐに知らせます。」
ハギヨシ「わかりました。では国広様。」
一「はい!」
しんのすけ「ねえ、むさえちゃん。迷子探すの何度目だっけ?」
むさえ「そういえば…」
霞「どうかしましたか?」
むさえ「あっ、いやこっちの話。でどこにいそうとかある?」
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 18:14:18 ID:P/bScRpo
霞「東京は一年ぶりですのでなんとも…」
むさえ「去年も出たんだっけ?」
霞「はい、私は今年が初めてですが。永水は去年も出ましたね。」
しんのすけ「ねえねえ、むさえちゃん。あの娘じゃない?」
むさえ「確かに…巫女装束だけど…」
166
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 20:05:56 ID:P/bScRpo
初美「霞ちゃんですよー」
巴「霞さん、そのお二人は?」
霞「大会の記者の方で小山むさえさんと甥のしんのすけ君よ。一緒に姫様を探してもらってるの。」
初美「そうなんですかー?」
巴「ありがとうございます。私は狩宿巴です。こちらは薄墨初美です。」
初美「よろしくですよー」
167
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 20:08:59 ID:P/bScRpo
むさえ「それで、神代さんは見つかったの?」
巴「まだなんです。」
しんのすけ「やれやれですな〜」
霞「はるるがいないみたいだけど?」
初美「はるるなら頼りになる人が近くにいるってどっかにいっちゃいましたよー」
霞「頼りになる人が?誰のことかしら。」
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/06(水) 20:17:07 ID:P/bScRpo
良子「それは probably 私のことですね。」
春「お待たせ。」
初美「はるるー」
巴「戒能プロ!?」
春「良子はイタコだから。何かしら役にたつはず。」
霞「はるる、ありがとう。」
しんのすけ「これまたきれいなおねーさんですなー」
むさえ「こいつはまた…」
良子「ふふっ、サンキューです。」
169
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/07(木) 02:37:46 ID:9N/fmvoM
春「良子、さっそくだけど。」
良子「jast a moment 私より適任が来ますよ。」
トシ「全く、私に頼みごとなんていい度胸してるね。」
良子「ソーリー、私にとっても大事な人なんで。」
トシ「あんたにはもうどこにいるかわかってるんじゃないのかい?」
良子「おや、ばれてましたか。」
トシ「で、私を呼んだ本当の目的はなんだい?」
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/07(木) 02:42:10 ID:9N/fmvoM
良子「麻雀ですよ。根性を叩き直してほしい人がいるので。」
トシ「なるほどねえ。あんたが私を頼るぐらいだから余程強いんだろうね。」
良子「オフコース、相手は神様ですから。」
むさえ「つまり、見つかったってことなのかな?」
霞「どういうことでしょうか?」
良子「宿に戻ればわかりますよ。」
171
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/07(木) 08:46:49 ID:9N/fmvoM
���u�����A���r���^�����c�v
���q�u�����A�������������������H�v
�b�u�����H�v
�����u�������������������[�v
���q�u�������@���������������������������������������B�v
�g�V�u���������A�������������������B�v
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/08(金) 21:18:45 ID:K9mOUjwQ
巴「あの、何をするつもりですか?」
良子「言ったでしょ。根性を叩き直すと。」
霞「あの、手荒な真似は…」
初美「姫様が可哀想ですよー」
良子「何か勘違いしてませんか?」
トシ「おやおや、穏やかじゃないねえ。」
春「良子…」
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/08(金) 21:21:40 ID:K9mOUjwQ
しんのすけ「ねえ、むさえちゃん。」
むさえ「なんだ?」
しんのすけ「オラたち、そろそろお邪魔しない?」
むさえ「だな。」
トシ「おや、忙しいかい?」
むさえ「いや、そうでもないのですが。」
良子「ではカムヒア、お礼もしなければ。」
174
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/09(土) 11:27:00 ID:bTHrnyjk
むさえ「とりあえずハギヨシさんには連絡して先に帰ってもらうか。」
しんのすけ「オラたちだけ…」
巴「あの、勘違いというのは?」
良子「根性を叩き直すのは姫様だけじゃないんですよ、」
初美「えー、誰ですかー」
霞「はっちゃんじゃない?」
春「私たち皆だよ。」
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/09(土) 12:28:55 ID:bTHrnyjk
初美「なんでですかー?冗談じゃないですよー」
霞「私たち皆?」
巴「なんでしょうか?」
春「行けばわかるよ。」
トシ「さっ、急ぐかね。皆待ってるよ。」
良子「レッツゴー!」
しんのすけ「オラたちいる?」
むさえ「さあ…」
176
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/09(土) 21:20:03 ID:bTHrnyjk
しんのすけ「むさえちゃん…オラちょっとつかれたゾ。」
むさえ「結構歩いたからな。おぶってやるよ。」
しんのすけ「えー、ならこのお姉さんか、このお姉さんか、このお姉さんがいいー!」
むさえ「こら、迷惑かけないの。」
巴「はっちゃん、何で私たちには言わないのかしら?」
初美「どうせ私は小さいですよー」
177
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/09(土) 21:22:17 ID:bTHrnyjk
春「これ。」
むさえ「これ、くれるの?」
春「どうぞ。」
しんのすけ「どれどれ〜ん〜まったりとしてそれでいてくどくなく…」
むさえ「へぇ、独特の風味があるね。」
春「それが自慢。」ニコ
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/09(土) 21:27:55 ID:bTHrnyjk
はやり「待ちくたびれたぞ☆」
理沙「遅い!」プンスコ
良子「おお、はやりさんと野依プロでしたか。」
トシ「どうだい、極上だろ?」
良子「はやりさんには連絡とろうとしたんですが。」
はやり「忙しかったんでしょ?仕方ないぞ☆」
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/09(土) 21:30:30 ID:bTHrnyjk
初美「無駄に豪華ですよー」
はやり「ちょっと言葉が過ぎるな☆」
理沙「言い過ぎ!」プンスコ
トシ「それはもしかして私のことかい?」
良子「まあまあ皆さん、お手やわからに。」
巴「すいません、すいません。」
霞「もう、はっちゃんたら。」
初美「怖いですよー」
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/09(土) 21:36:21 ID:bTHrnyjk
むさえ「あの〜私たちはどうしたら?」
しんのすけ「オラたち、やっぱりお邪魔なんじゃ?」
良子「じゃあ、誰かはお客さんをもてなして。それと他の6女仙を呼んできて下さい。私と春で姫様を連れてきます。」
霞「じゃあ、私がお茶を淹れるわ。巴ちゃんはお菓子を用意、初美ちゃんは湧ちゃんと明星ちゃんを呼んできて。」
巴、初美「了解です(よー)」
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/01/10(日) 11:12:20 ID:.7x.vwNk
湧、明星「…ごめんなさい。」
小蒔「2人は悪くないの。私が無理矢理…」
良子「まあまあ、その前に神様の根性を叩き直しますよ。」
トシ「早速かね。」
はやり「任せて☆」
理沙「フルボッコ!」プンスコ
しんのすけ「お茶美味しいね。」
むさえ「そうだな。」
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