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マオ「頭の中を見てやるぞルルーシュ〜!」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:00:41 ID:fHRG4K/I
ルル「くっ!?」
マオ「ハハハハハ! お前の焦りが手に取るようにわかる!」
C.C.「よせ、マオ!」
マオ「クククッ、C.C.も気になってるんじゃないかい?」
マオ「コイツが、本当は君の事をどう思ってるのかがさぁ!」
C.C.「……よせ、マオ!」
ガシッ!
ルル「!? おい、離せC.C.!」
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:06:51 ID:fHRG4K/I
マオ「さぁて、じっくりとお前の心を見てやるよ……!」
ルル「や、やめろ!」
マオ「そうだなぁ……C.C.に対する不満は?」
ルル「っ!? よせ、俺の心を読むな!」
C.C.「ほう、良い質問だなマオ」
マオ「へぇ〜!」
マオ「――ゴハンのリクエストが『何でも良い』は困る」
マオ「なんて思ってるんだな、ルルーシュぅ〜!」
ルル「やめろおおおっ!」ジタバタ!
C.C.「……」
C.C.「はっ?」
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:11:53 ID:fHRG4K/I
C.C.「おい、ルルーシュ?」
ルル「ち、違う!」
マオ「いいや、違わないね!……何々〜?」
C.C.「いいぞマオ、続けろ」
ガシッ!
ルル「!? よせ! これ以上はやめてくれえええっ!」ジタバタ!
マオ「ハッハッハッハ!」
マオ「――何が食べたいかを聞きたいのに」
マオ「なんて思ってるとは、滑稽だなルルーシュぅ〜!」
ルル「やめろおおおっ!」ジタバタ!
C.C.「……なるほど」
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:16:10 ID:fHRG4K/I
C.C.「お前は、私が食べたい物が気になるのか」
ルル「そんな訳があるか!」
マオ「フフフッ! 本当にそうなのかなぁ〜?」
C.C.「マオ、どんどん続けろ」
ガシッ!
ルル「いい加減にしろ、C.C.!」
マオ「アーッハッハッハ!」
マオ「――出来るだけ喜んで欲しいからな」
マオ「なんて思ってるのに、傑作だよルルーシュぅ〜!」
ルル「やめろ! やめてくれえええっ!」ジタバタ!
C.C.「……ほう」
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:21:56 ID:fHRG4K/I
C.C.「お前は、私に喜んで欲しいのか」
ルル「図に乗るな魔女!」
マオ「C.C.! コイツの言うことは全部デタラメだ!」
C.C.「マオ、どういう事だ?」
ガシッ!
ルル「ぐおおっ!? み、身動きが!?」
マオ「聞いてよC.C.!」
マオ「――C.C.が喜ぶ顔が見たい」
マオ「だってさ! なんて哀れな奴だ!」
C.C.「……そうなのか」
ガシィッ!
ルル「ほわあっ!?」ポキポキンッ!
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:27:44 ID:fHRG4K/I
C.C.「お前は、そんな事を思っていたのか」
ルル「ち、違う……!」
マオ「へぇ〜! 随分と頑張ってるみたいじゃあないか!」
C.C.「頑張っている? 何をだ?」
ガシッ!
ルル「やめろマオ! やめてくれえええっ!」ジタバタ!
マオ「コイツは色々とレシピを調べたりしてるよ、C.C.!」
マオ「ハハハッ! この前は火傷をしたのか!」
マオ「ルルーシュ! お前はなんて間抜けな奴なんだ!」
C.C.「……」
ガシィッ!
ルル「うぐおおっ!? ほ、骨があっ!」ポキンッ!
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:33:20 ID:fHRG4K/I
C.C.「火傷をした素振りは見えなかったが?」
ルル「っ!?」
マオ「C.C.〜! コイツは演技をしてたんだよ!」
C.C.「……演技、だと?」
ガシッ!
ルル「ち、違う! 演技などしていない!」ジタバタ!
マオ「――変に気を遣わせたくないからな」
マオ「アッハッハ! C.C.がお前に気を遣うだって?」
マオ「思い上がるなよルルーシュぅ〜!」
C.C.「……そうだな」
ガシィッ!
ルル「お、おおあ……!?」ポキーンッ!
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:39:43 ID:fHRG4K/I
C.C.「マオ、次の質問に移ろうか」
マオ「うん! わかったよC.C.!」
ルル「C.C.!? お前は誰の味方だ!?」
C.C.「お前と私は共犯者だ。そうだろう?」
ルル「くっ! 確かに、味方とは言っていない……!」
マオ「そうだ! C.C.はお前の味方なんかじゃない!」
マオ「――幸せになって欲しい」
マオ「なんて思ってても、全部無駄なのさ! アッハッハ!」
C.C.「……」
きゅっ!
ルル「があっ!? 小指の骨があっ!?」ポキッ!
9
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:48:06 ID:fHRG4K/I
マオ「ちなみにだが、教えておいてやるよルルーシュ!」
ルル「フン! お前に教えられる事など何も無い!」
マオ「クククッ、これを聞いてもそんな強がりが言えるかな?」
ルル「ほう? 随分と自信ありげじゃないか」
マオ「……いつまでスカした顔をしてるつもりだあっ!」
マオ「ルルーシュ!」
マオ「お前は、C.C.の手料理を食べたことが無いんだろう?」
マオ「あんなに美味しいのに! 絶品なのになぁっ!」
ルル「!? マオ、お前はまさか……」
ルル「……C.C.の手料理を食べた事があるのか!?」
C.C.「…………」
C.C.「……」
C.C.「おい、その話はやめろ」
10
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 16:53:28 ID:fHRG4K/I
マオ「あるとも! お前とは違うんだからな!」
ルル「ば、馬鹿な……!?」
C.C.「マオ、その話はやめろ」
マオ「聞かせてやろうよC.C.! この哀れな奴に!」
C.C.「やめろと言っているのが聞こえないのか、マオ!」
マオ「C.C.の作る炒飯は絶品なんだ!」
マオ「それこそ、三食全部炒飯でも飽きなかったよ!」
マオ「機嫌がいい時はチキンライス! それも山盛りさ!」
マオ「……どうだ、羨ましいだろうルルーシュぅ〜!」ニヤニヤ!
ルル「……!?」チラッ!
C.C.「……おい、こっちを見るな」
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 17:01:00 ID:fHRG4K/I
ルル「C.C.、お前……!?」
C.C.「信じるなルルーシュ」
マオ「C.C.!? 何を言ってるんだい!?」
C.C.「…………私は他にも作った」
マオ「嘘だ! 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!」
マオ「C.C.はいつも僕に炒飯を作ってくれたじゃないか!」
マオ「出かける時は、冷蔵庫に炒飯があるからチンして食べろ、って!」
マオ「どうして誤魔化すのさC.C.!?」
マオ「ルルーシュを羨ましがらせたくないの!? ねえ、C.C.!」
ルル「……!?」チラッ!
C.C.「……やめろ、見るな」
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 17:07:42 ID:fHRG4K/I
ルル「C.C.、お前……」
C.C.「違うんだルルーシュ」
マオ「違わないね! 僕の体は炒飯で出来てる!」
C.C.「マオ……! もうやめてくれ……!」
マオ「どうして!?」
マオ「ルルーシュの奴は、羨ましがってるのに!」
マオ「――俺もC.C.の手料理が食べたい」
マオ「なんて、身の程知らずな事を考えてるんだよ!?」
ルル「っ!?」
C.C.「……」
C.C.「はっ?」
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 17:13:19 ID:fHRG4K/I
C.C.「マオ、詳しく聞かせろ」
ガシッ!
ルル「や、やめろ! いい加減に離せ、C.C.!」
マオ「! うん! わかったよC.C.!」
C.C.「ルルーシュは、羨ましがっているのか?」
マオ「そうだよ! それも、凄く羨ましがってる!」
マオ「お前の考えなんか、手に取るようにわかるぞルルーシュ!」
マオ「頭の中に炒飯が浮かんでは消えてを繰り返してるだろ!」
マオ「ハッハッハ! そんなにC.C.の炒飯が食べたいのか!」
C.C.「……ほう?」
ルル「マオおおおおっ! やめろおおおおっ!」
14
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 17:22:21 ID:fHRG4K/I
C.C.「ルルーシュ、そんなに羨ましいか?」
ルル「っ……!」
マオ「黙っても無駄だルルーシュ! 羨ましいんだろう!」
C.C.「ふふっ! 素直に言えば、炒飯を作ってやるぞ?」
ルル「な、何ッ!?」
マオ「アッハッハ! 出来ないよなぁ、ルルーシュ!」
マオ「素直に食べたいって言えない奴だ、お前は!」
マオ「だから、お前はC.C.の作る炒飯が食べられないんだ!」
マオ「ひねくれ者は損をするよなぁ、ルルーシュぅ〜!」
C.C.「……ふふっ!」
C.C.「おい、何とか言ったらどうだルルーシュ?」ニヤニヤ!
ルル「……!」
15
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 17:27:06 ID:fHRG4K/I
マオ「聞いてよC.C.!」
C.C.「どうした?」
マオ「ルルーシュの奴、C.C.の手料理が食べたいと思ってるけど……」
C.C.「ふむ」
マオ「でも! 自分の料理も食べて欲しいと思って、悩んでるよ!」
C.C.「ほう」
マオ「なんって欲張りな奴だ! ねっ、C.C.もそう思うよね?」
C.C.「ああ、そうだな」
C.C.「そんな強欲なお前には――」
ルル「……!」
C.C.「――オムライスの刑だ」
マオ「ハハハッ! いい気味だなルルーシュぅ〜!」
マオ「お前にはオムライスがお似合い……オムライス!?」
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 17:33:31 ID:fHRG4K/I
マオ「何だよC.C.!? ねえ、オムライスだって!?」
C.C.「マオ、今日はもう帰って良いぞ」
マオ「ねえ、どういう事!? 答えてよC.C.!」
C.C.「帰り道は車に気をつけろ」
マオ「うん! 勿論だよ!」
マオ「……じゃなくて!」
マオ「――上にケチャップで名前を書いて欲しい」
マオ「なんて思ってるルルーシュに、オムライスを作るの!?」
C.C.「……ほう?」ニマニマ!
ルル「……!」
マオ「何を勘違いしてるんだルルーシュぅ〜!」
マオ「C.C.が、ケチャップで名前を書くのに期待するんじゃないッ!」
17
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 17:43:24 ID:fHRG4K/I
マオ「C.C.がそんな事するもんか!」
C.C.「ああ、名前を書くのは大変そうだからな」
ルル「っ……!」
マオ「アッハッハ! お前の絶望が伝わってくるぞ、ルルーシュ!」
パチ! パチ! パチ! パチ!
マオ「……C.C.の手料理を食べられるのは、僕だけだ!」
マオ「C.C.の作るニチレイの炒飯は、いつも美味しいんだ!」
C.C.「書くのは『 ♥』だ」
マオ「!?」
マオ「どういう事、C.C.!?」
18
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 17:55:06 ID:fHRG4K/I
マオ「本当に、ルルーシュにオムライスを作るの!?」
C.C.「さよなら、マオ」
マオ「嘘だよね!? ねえ、こっちを向いてよC.C.!」
ルル「……!」ワクワク!
マオ「んああああああっ! 期待するなルルーシュ!」
マオ「――っ!? ねえ、聞いてよC.C.!」
マオ「ルルーシュ、あーんして欲しい、なんて思ってるよ!」
マオ「……なんて気持ち悪い奴なんだ、お前は!」
C.C.「……ふふっ!」ニコリ!
ルル「っ!?」
マオ「あーんなんかしないよね!? ねっ、しないよね!?」
マオ「んあああっ! 期待するなって言ってるだろルルーシュ〜〜っ!」
19
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 18:03:52 ID:fHRG4K/I
C.C.「随分と可愛げがあるじゃないか」
ルル「……もう、隠しても無駄なようだな」
C.C.「ああ」
ルル「……だがな、C.C.。覚えておけ」
C.C.「何だ?」
ルル「……」
ルル「あーんして良いのは――」
ルル「――あーんされる覚悟のある奴だけだ」
C.C.「……」
マオ「!? こ、コイツ……本気で言ってる!」
マオ「C.C.と食べさせ合いっこするつもりだとぉ!?」
20
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 18:17:15 ID:fHRG4K/I
ルル「お前がオムライスを作るのなら――」
ルル「――俺は、サラダとスープを用意しよう」
C.C.「ほう? サラダ、か」
ルル「無論、チーズたっぷりのシーザーサラダだ」
C.C.「……ふふっ、わかってるじゃないか」
ルル「当たり前だろう? 俺とお前は共犯者だからな」
ルル「それに……キッチンは戦場と言うだろう?」
C.C.「……ああ、そうだったな」
C.C.「久しく思い出したよ、レンチン以外の生き方というものを」
マオ「……レンチン?」
マオ「ねえ、C.C.……レンチンって何!?」
21
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 18:40:32 ID:fHRG4K/I
ルル「手助けが必要か?」
C.C.「誰にものを言っている。私はC.C.だぞ?」
ルル「お前ならそう言うと思ったよ」
C.C.「ふふっ! ああ、そうだとも」
マオ「……くっそおおおおおおっ!」
マオ「――照れくさくて言えないが感謝するぞ、マオ」
マオ「なんて、僕に感謝するのはやめろルルーシュ!」
C.C.「ありがとう、マオ」ニコッ!
マオ「! うん、C.C.!」パアッ!
マオ「C.C.が喜んでくれるなら、僕も嬉しいよ!」
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 18:51:23 ID:fHRG4K/I
マオ「C.C.は僕のものだ! 今のを見ただろう!」
ルル「……ああ、そうだな」
ルル「……C.C.のあんな笑顔は見たことがない」
ルル「だがな、マオ……お前なら、俺の考えがわかるだろう?」
マオ「ふん! 良いじゃないか、やってみろよ!」
マオ「一緒に料理をして食べさせ合いっこをして――」
マオ「――C.C.を笑わせる事が出来るもんならなぁ!」
ルル「……結果は、次に会う時にわかるだろう」
マオ「アッハッハッハ! そうだなルルーシュ!」
パチ! パチ! パチ! パチ!
マオ「次に会った時、お前の心の中を見るのが楽しみだよ!」
おわり
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 19:19:59 ID:fHRG4K/I
載せないで下さい
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 22:27:21 ID:.YO40sJ.
骨が折れる意味がわからない
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/08(水) 01:07:19 ID:Gmle70g6
平和な世界
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/10(金) 02:06:19 ID:Z1Zy/ANY
ニチレイの炒飯は美味いから仕方ない
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