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善子「猫の恩返し」

12 ◆XksB4AwhxU:2019/04/24(水) 12:51:25 ID:VmS9V0jI
授業が始まってしばらく、穏やかな日差しが差し込む中午後の微睡みは安心感に包まれ、また瞼が重く下がってきてしまう。
いっそのこと寝ようか?
でもこれ以上ダイヤと鞠莉に迷惑をかけるわけには──あ、ルビィに起こしてもらえば。

「..............」

どうやらルビィも駄目なようね。
必死に授業を聞こうと船を漕いでるわ、とルビィを言い訳に仕方ないわねと眠りに従おうとすれば──。

「ひっ!?」

足の上を何かが通り抜ける感覚に意識が無理やり引っ張られ、周りの視線を嫌でも集めてしまった。

「津島さんどうしました?」

また寝てたのね、なんて鋭いトゲを感じてしまい「あ、あのなんでもないです.......」と申し訳ない気持ちのまま平謝りし教師の説明が再開するとゆっくりと机の下を覗き込む。
気のせいではないから。


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