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ロゼッタ「マリオカートに参戦…ですね、是非!」

1Mii:2019/03/31(日) 10:37:38 ID:iLEqj1bw
このスレは

 ロゼッタ「マリオカートに参戦…ですか?」

を前スレとする続編となります。
前スレをご覧になられていない方はそちらを先にどうぞ。

遅い進行のスレですが引き続き頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。





パルテナ「そのほか、いくつか注意点があります。

     ・スレ主のスマブラfor経験は、CPU(Lv.9)とのタイマンで
      勝ち越せない程度の実力しかありません。
      戦闘描写に過度な期待をすると酷いことになります。
      むしろ、『うわあ、この描写ニワカだな』と粗探しするくらいの気持ちで
      読むようにしてください(最重要)。

     ・前スレ同様、いろいろとパロデイ、メタ発言が散りばめられています。
      キャラが自分たちの背景情報を活用する…みたいなご都合主義は
      白ける方もいらっしゃると思います。そんな時は…
      別のスレに移って、このスレのことは忘れましょう。
      
     パルテナお姉さんとのお約束ですよ♪うふふふふ」

2Mii:2019/03/31(日) 10:43:49 ID:iLEqj1bw
――長いようで短い、大会期間。
――戦いの幕開けが切って落とされ、各フィールドで乱闘が始まる…!
――特に、「3強」が出場するカードともなれば、否応なしにも人が集まるもの…!



リンクVSアイクVSフォックスVSヨッシー



ワー!ワー!
リンク、ユウショウメザセー!

リンク「ハハ、いやあ照れるなぁ…ああ、でもファイはやっぱりいないかあ。
    …本当にどこに行ったんだろう」ポリポリ

アイク「剣士として、リンクのような強敵と幾度となく戦えることは最上の喜びだ。
    今回もよろしくな」

フォックス「剣士ってわけじゃないが…分かるぞ、その気持ち!
       俺のブラスターもこの時を心待ちにしていたようだ!生半可な気持ちでは勝てないとは分かっていてもな!」

リンク「ああ、よろしくな!熱いバトルにしてやろうぜ!
    …だが、俺も俺の武器たちも日々成長しているんだ、そう簡単には負けてやらないぞ!」

ヨッシー「モグモグ…」パクパク

3Mii:2019/03/31(日) 10:45:46 ID:iLEqj1bw
アイク「…いや、まあ。同じ剣士と言えど、ハイラル王国と違って時間軸が
    『だいたいは』正常に作用している俺やマルスは、その…
    世代交代のせいで獲得経験値がリンク程にはよろしくないから実力差は結構付いているんだが…」

リンク「あ、そういや最近はアイクにもマルスにも負けたことなかったっけ」

アイク「」ズーン

リンク「……なんか、ごめん」

アイク「…いいさ。…俺も鍛え方、変えてみたほうがいいんだろうか」

リンク「だったらキノコ王国に入り浸るのがマジでオススメだぞー。
    …そういや前から気になってたんだが、時間軸が正常に作用してる上に、
    アイクたちのことが伝説の英雄として語り継がれている『現在の世代』があるってことは…」





アイク「死人とか言うな」

リンク「…………」

アイク「誰が『お盆祭りに呼び出されるだけの存在』だ!
    誰が『天下一武道会にあの世から参戦したサイヤ人』だ!」

リンク「そこまで言ってない言ってない」

フォックス(…俺はまだ恵まれてるんだな)

4Mii:2019/03/31(日) 10:49:05 ID:iLEqj1bw
アイク「確かに、帰る故郷なんてもうないけどな、時代って意味で…!
    ある日突然、尋常じゃない速度で時間が経過して…世代が一気に進むんだぞ!
    理解できるか!?なぜか知らないが、俺の世代から…もう千年単位で時が経ってるらしいんだぞ!?」

リンク「…すまない、ハイラル王国でその辺の…時間軸系の感覚は麻痺してるからあんまり驚かない」

アイク「…霊体になって子孫たちの活躍を温かく見守るくらいしかできないんだよ!
    あーあ、寿命や老化の概念がご都合主義でなくなる王国や、
    歴史が重なってる王国のファイターはいいよなあ!」

フォックス「アイク、キャラがぶれて来てるぞ」

アイク「なあ、俺たちの国の今の世代からの参戦者に…ルフレっていう軍師見習いがいるんだが、
    そいつは早いうちから気にかけて鍛えてやってくれないか!?
    俺みたいなことにならないように!」

リンク「それはまあ、いいけど…って、やっぱり死人じゃないか!怖いよ!
    あと、そういった人たちは俺含めてすさまじく苦労してきたからな!?」





アイク「あ、ちなみに…このスレでは、大会の開催期間的に…
    DLC組は出番がないからよろしくな」

リンク「あっ(察し)」

5Mii:2019/03/31(日) 10:54:42 ID:iLEqj1bw
ヨッシー「ちょっと、リンクさん!」

フォックス「…あ、相手にしなかったからヨッシーが怒って…」

ヨッシー「あの魚、わざわざありがとうございました!中々美味でしたよ!」

リンク「おー、そっか。釣り上げた甲斐があるってもんだ!
    俺は釣りの過程を楽しめればそれで満足だからな!」

フォックス「ここに来て食い物談義をするのか…あ、さっき食べてたのって魚だったのか」

ヨッシー「今食べてたのはメロンですよ?」

フォックス「何故にメロンなんかを…え、特産品だって?」

アイク「おい、雑談は一旦やめて…みんな配置につけ。
    



    そろそろ…始まるぞっ!」

6Mii:2019/03/31(日) 10:56:50 ID:iLEqj1bw
マスターハンド「それでは、今日も相変わらず――試合開始のカウントダウンですっ!」

観客「ファイブ!」

観客「フォー!」

観客「スリー!」

観客「ツー!」

観客「ワン!」



パアアアァァン!!

実況「――――さあ、試合開始――!戦いの幕が…切って落とされたー!」

フォックス「先手必勝!ブラスターを食らえ!」バビュン!

リンク「よっと」

アイク「フンッ」

ヨッシー「当たりませんっ!」

フォックス「…ま、これでいきなり当たってくれるとは思ってないが。
      開幕即撃ちは俺のバロメータサインみたいなものだからな。
     ――『フォックスイリュージョン』っ!」

7Mii:2019/03/31(日) 10:59:41 ID:iLEqj1bw
リンク「置きソードで対処――」



フォックス(甘いぜっ!)スライデイング!



リンク(ぐっ!?ムーブ変化を身に付けてたか!?)

フォックス「――からの、フリップキック!」

リンク「うぉっと!コンボは許さないぞ!」ガキィン

フォックス「ちっ…単発に終わったか」ササササッ

アイク(…しかし、素早い。俺にもあれくらいの速度があれば…
    いや、無い物ねだりはやめておこう、俺には俺の戦闘スタイルがある)



リンク「よっし、サンキューフォックス、目が醒めた。最初から動くのには俺も賛成。
    さぁて、じゃあ派手に飛ばしていくぞ!」ヒョイッ

8Mii:2019/03/31(日) 11:03:14 ID:iLEqj1bw
バチバチバチバチバチ……!



アイク「ふむ、バクダンか…だが、分かっていればそれほど怖くはない!」

フォックス「そ、そうか?無茶言うなよ、割と怖いぞ…
      スマートボムほどじゃないにせよ、当たったらドカンだぞ」

リンク「チッチッチ。言ったろ、『俺の武器たちも日々成長している』って」

アイク「…おい、種類違いのバクダンとか別の武器とかを繰り出して必殺技を増やすのは大会規約に逆らう反則行為だぞ?」

リンク「あれ、アイクは知らないんだ。あくまで武器の本質を変えずに『派生させる』のなら問題ないんだぞ?
    …そして、俺はそのルールの穴を…最大限、利用するっ!!」



マスターハンド「おや?リンク選手、おもむろに爆発間近のバクダンを…トン、と地面に押し付けた!」

アイク「なに?」

フォックス「…設置型?」

9Mii:2019/03/31(日) 11:06:01 ID:iLEqj1bw
リンク「武器合成により強化され…更に、わざわざ出向いて、
    プロのバクダン屋に監修してもらったバクダンの使い方、見せてやるぞ…!せーの!






   下必殺派生!      『ラ イ ン ボ ム』!」ダンッ!





シュイン! シュイン! シュイン! シュイン! シュイン!

バクダン×30「」ズラズラズラズラッ

マスターハンド「なんと、足場がビッシリ…バクダンで埋まったー!!」

リンク「最大ボム袋のざっと半分だけ並べてみました」

フォックス「ハドソンッ!?」

アイク「あ、足の踏み場もないな、これは…!」

リンク「そして先頭の1個の爆発前に、自分はクローショットで逃げーる」ガシィッ

フォックス「のわぁ!?」

10Mii:2019/03/31(日) 11:09:31 ID:iLEqj1bw
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァァッ!

アイク「火を噴いて連鎖誘爆っ!?やることがえげつない……!それでも剣士か!
    くそっ、俺も上空に逃げるしか…!!」

リンク「はっはー!俺の場合、選択肢の一つに剣があるだけなんだよなー!
    …そして、アンタのジャンプ力の低さも踏まえて、その動きは当然読めているわけでして!下突きぃ!」ブォッ・・・ズンッ!

アイク「そんなもの――重戦車パワーの振り回しで叩き斬ってや…」



ドッズゥン――!!

【リンク  E:ヘビーブーツ】



アイク「――ぐがっ!?」

実況「いきなり大技が炸裂っ!開始早々、鮮やかな攻撃が決まりました!
   アイク選手、最初から厳しい攻撃を受けました!……しかし、挽回のチャンスはまだ十分にあります!」

ヨッシー「フウゥゥーーン!」バタバタ

フォックス「ゼェ、ゼェ…間一髪爆風は避けられた――!
      というより、ヘビーブーツ履いてたのか!?それであの速度か!?
      俺並の速度だった気がするんだが…!さすが、リンク!倒し甲斐がますます出てきた!」

11Mii:2019/03/31(日) 11:12:01 ID:iLEqj1bw
リンク「俺を倒すことを目標にしてくれるのは光栄なことだけど…
    さあ、果たしてタイマンで倒せるかな?」

フォックス「……とりあえず今日は3対1で勝つことが目標だな!」

リンク「わあ潔い」

リンク(まあ俺のバクダン袋はバクダン製造能力なんてないから、
    あと1回使うとバクダンがスッカラカンになるデメリットもあるんだけどな!)



マスターハンド「お、おや!?ヨッシー選手がどこかに消えてしまいました!
         爆風に巻き込まれて大きく吹き飛ばされたのでしょうか!?」



ヨッシー「フウゥゥーーン!フウゥゥゥーーン!」バタバタ

実況「しかしヨッシー選手は空にいて当たらないっ!ヨッシー選手、どんどん加速していきますっ!
   ……もう、これ以上あがりませんっ!」

マスターハンド「…え?……い、いつの間に」ミアゲ

リンク「おーい!無限踏ん張りジャンプで『画面外』まで逃げるのやめろ!
    ええい、もうそのままバーストしてしまえ!」

12Mii:2019/03/31(日) 11:14:57 ID:iLEqj1bw
ヨッシー「爆発なら、私も負けていませんよ!せーの!
      てやてやてやてやてやてやーっ!」サッ



バァン! バァン! バァン!



フォックス「あがっ!いてっ!爆撃機か何かかお前は!」

リンク「いたた…そりゃそうだよな、ヨッシーも本気になればタマゴ6連投なんて余裕だよなっ!
    結構爆発範囲広いんだよな、これっ!

    …いや、本当に広いな!?というか連投しすぎじゃないか、10発以上投げてるような!」

ヨッシー「試合直前にメロンを6個連続で食べてきました!」

フォックス「?」

リンク「……………………その後追加で、幸せなフルーツ食べたろ!?
    こらー!ドーピングするなー!薬物NO!ゼッタイ!」

マスターハンド「ヨッシー、一気に攻撃の態勢に移ります!連打が決まっています、これがじわじわと効くっ!
          リンク選手、フォックス選手、アイク選手、同時にヒットしました!」

13Mii:2019/03/31(日) 11:20:19 ID:iLEqj1bw
リンク「キリがない!スカイウォードで撃墜…いや、ファイがいないと使えないな。
    よし、じゃあ弓矢で上を狙って…ハッ!ハッ!ハッ――!」グググ・・・



観客「フィールド上方でタマゴが次々と破裂して…たーまやー!!」

観客「昼間の花火も綺麗ねぇ!」

実況「両者一歩も譲らず、いきなりの乱打戦となりました!」

アイク「ぐうっ……」

実況「おおっと、アイク選手、動くことができません!ここから逆転を狙う秘策はあるのでしょうか!」

アイク(背に腹は、代えられない…恥を忍んで…!)ヨロッ

リンク(アイクが主戦場を離れたな、体力温存に出たか。まあ、追い打ちにでるまでもないだろう。なら、その隙に…残りの2人を各個潰す!そろそろ――)

ヨッシー「あ、ハッピー状態解けた」シュウ・・・

リンク「チャーンス!これで狙い放題、仕留めて見せる!」

ヨッシー(――と動かれることは、分かってました、ので!接近戦にSwitchのためヒップドロップでーす!)クルリン

14Mii:2019/03/31(日) 11:22:57 ID:iLEqj1bw
リンク(来たっ!いくら急降下と言えど、わざわざ一直線に降りて来てくれるなら好都合だ!
    狙いの的だぞ、ヨッシー!)カマエ







――地球には、引力というものがあります。

――引力、引力…。

――引力、引力…。





ヨッシー「ねっ?」グニョン ゴウッ!

リンク「だぁあ!?」ガツンッ!

フォックス「不自然なほどクイッと方向転換したな…!
      まさか、ヨッシーの周りだけ一瞬重力方向が変わったのか…!」

15Mii:2019/03/31(日) 11:26:24 ID:iLEqj1bw
ヨッシー「ふふーん、私のとっておきですよー。…まあ、あんまり効いてないのはちょっと想定外ですけど。
     怒涛のベロ攻撃ですー!」

リンク「ぐぐ…なんとか踏ん張れてよかったよ、今ので場外とか悲しすぎるし。って、今度は舌か!
    ほっ、よっ…!避けるのはいいけど…一度後手にまわっちゃうと、変に弓やバクダン構えたら食われそうだなあ、はは…!」バックステップ

フォックス(……!これは!チャンスか?剣をしっかり構えられる前に、ヨッシーに乗じて押し込むか!)ダッ

フォックス「どうしたリンク、俺だっているぞー!ハイ、ハイ、ハイ―っ!」ブンッ ブンッ

実況「フォックス選手、連続して攻撃を繰り出します!軽やかにヒットしました!」

リンク「こ、これは本当に…フォックスのジャブ速度にも押されて、中々、剣を振る暇がないなっ!」アトズサリ



ドンッ。



リンク「…げっ」クルリ

アイク「セコイ真似して、済まないな…でやあああぁぁぁ!!」ガキイィン!

16Mii:2019/03/31(日) 11:30:56 ID:iLEqj1bw
ボオオオオォォォーー!!





実況「アイク選手、噴火が決まったぁ――!」

リンク「ぶっ!?く、クローショット復帰っ!!」

シュルルルルルルルル…!



リンク「…ふぃい、やばいやばい…いてて」

アイク「うむ、最大火力っ!油断したな、リンク!」

フォックス「俺たちが弱いせいで本気を出せないとかなら、まだまだギアは上げさせてもらうぜ!
       足元をすくわれないようにな!」

リンク「…はははっ!やっぱり皆、凄いよな!スマブラはやっぱり、こうじゃないと!
    さあ、まとめて相手にしてやるぜ、覚悟しておけよ!」

17Mii:2019/03/31(日) 11:33:51 ID:iLEqj1bw
ワー ワー!!

ピーチ(控室)「あらあら、ようやくリンクも本気になったみたいね。
        全く、たるんでるんだから…。ゼルダもそう思うわよね?」

ゼルダ(控室)「……ええ。そうですね。若干慢心しているのでしょうか。あとでしっかり怒らないといけませんね。
         まあ、力を温存しているようですし…なんだかんだ言ってリンクは負けませんから」

ピーチ「ふーん…なんだか詰まらない反応ですこと。

    うーん、今日はもう参戦するつもりもないし、いつまでもモニターを眺めていないで城下町に繰り出そうかしら。
    その方が面白そうね。ゼルダも一緒に、どうかしら。懇切丁寧に案内させてもらうけど」

ゼルダ「…いえ。私は、ロゼッタの監視…いえお守りをしに向かいます。
    ちょっと目を離すと、また無理な特訓でもしかねませんから…本当に呆れますが」グッ

ピーチ「そんな、握りこぶしを作ってまで力説しなくても。お守りって、酷い言い草ね――」

18Mii:2019/03/31(日) 11:36:23 ID:iLEqj1bw
キノピオ「ひ ひ ひ 姫様――!
      た た た 大変です――!」ダダダダダッ

ピーチ「…ハァ。今の私は『ピーチ選手』でしょう?
     全く、まだ完全には区別できていないのね。
    それでキノピオ、どうしたの?そんなに慌てて…」

キノピオ「そ、それが…」オズオズ

ピーチ「じれったいわね、別に敵が現れたとかでもないんでしょ?どうしたのよー?」フフフ

ゼルダ「ピーチ、子供みたいにストローでドリンクをかき混ぜないでください」

ピーチ「敵じゃなければ、多少のアクシデントはスパイスよ、暇つぶしになるのよー。
    『3強の3人が星を潰し合わないよう、中盤までは2人以上が対戦しないように試合を組む』っていうシード制度があるから、
    ゼルダの言う通り…マリオ、クッパ、リンクの試合はある程度は消化試合になることは否めないわー」

ゼルダ「そ、それは流石に他の選手に失礼なのでは…」


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