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リヴァイ「どこまでも」ハンジ「戯れてゆく」
1
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:06:26 ID:shFq.iOU
1スレ目、リヴァイ「ひたすらに」ハンジ「戯れる」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1387721339/
2スレ目、ハンジ「戯れの」リヴァイ「ハズだった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1393766145/
3スレ目、リヴァイ「気ままに」ハンジ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1399643095/
4スレ目、ハンジ「戯れに」リヴァイ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1406120445/
5スレ目、リヴァイ「延々と」ハンジ「戯れたい」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1415881553/
6スレ目、ハンジ「戯れて」リヴァイ「過ぎる日々」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1427978790/
7スレ目、リヴァイ「いつまでも」ハンジ「戯れよう」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1441112985/
8スレ目、ハンジ「戯れは」リヴァイ「終わらない」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1463146389/
9スレ目、リヴァイ「緩やかに」ハンジ「戯れようか」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1485956035/
10スレ目、ハンジ「戯れも」リヴァイ「幾星霜」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1514206364/
の続き。えぇ……な11スレ目。短編の様なモノでリヴァイとハンジ(女)がただいちゃいちゃしてるだけという念の為の説明
とにかく時系列やなんやらかんやら無視しながら思いつきで書いていく。その為サ○エさん時空化
まれにR18エロ有り。今回は2話目から
その後はないかもなので期待はしないでくれ。〆の後に∫や∬がついたら次の話がR18というお知らせ
月刊のネタバレとかあったりする。なるべく分からないように紛れ込ませるつもりだがどうなるか分からない
記憶喪失ネタの途中。も一つおまけの記憶喪失ネタが入る予定。予定は未定。スレのURLで溺れそう
9
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:15:12 ID:shFq.iOU
ハンジ「な、なんで」ジワッ
リヴァイ「! ……泣くこたねぇだろ」スッ…ナデ…
ハンジ「泣いてない。生理的なものだから」グッ
リヴァイ「……そうか」ナデナデ
ハンジ「…………なんで」
リヴァイ「ん?」
ハンジ「なんで見せたがるの? そういう趣味?」
リヴァイ「………………ある意味……趣味か」
ハンジ「おい」
〆
10
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:16:00 ID:shFq.iOU
95【それだけじゃないが】
リヴァイ「半分冗談だ」
ハンジ「半分かよ」
リヴァイ「何か思い出すかもしれねぇだろ」
ハンジ「…………」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「これ、思い出すためだけのものなの?」
11
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:16:40 ID:shFq.iOU
リヴァイ「そういうことじゃねぇ」
ハンジ「だって」ムー
リヴァイ「……拗ねるな」ナデ…
ハンジ「拗ねてませんー」
リヴァイ「悪かった。見ていてほしかっただけだ」
ハンジ「え……マジで趣味なの……?」
リヴァイ「…………」
〆
12
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:17:38 ID:shFq.iOU
96【気遣い】
リヴァイ「そういうことじゃねぇが……」
ハンジ「……」
ハンジ(なんか困ってる。どう伝えたらいいか分からないのかな?)
リヴァイ「…………」ウーム
ハンジ(……この状態で困られても困るね。いや、私の所為だけども)
ハンジ「ねぇ、リヴァ」
リヴァイ「理由はいろいろだ」
ハンジ「え?」
リヴァイ「思い出すかもしれねぇというのもある。
俺と認識していてほしいというのもある。それを確認したいというのもある」
ハンジ「――――」
リヴァイ「それに……」スッ
13
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:19:16 ID:shFq.iOU
ハンジ「……」
リヴァイ「何をされているのか見ていた方が安心できねぇか?」ナデ…
ハンジ「――――!」
リヴァイ「……」
ハンジ「……リヴァイ……あなたって人は…………」
リヴァイ「?」
ハンジ「……ふ、あはは……」
リヴァイ「??」
ハンジ(早急に事を進めたのを気にしてるのか……結局は私も同意したのに)
ハンジ「はぁ……ほんっと優しいよね……リヴァイは」
リヴァイ「…………」
ハンジ(あ、照れてる)クスッ
〆
14
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:20:19 ID:shFq.iOU
97【照れくさい】
ハンジ「ねぇ、リヴァイ」
リヴァイ「……」
ハンジ「大丈夫だから」
リヴァイ「…………」
ハンジ「リヴァイにされてるって分かってる。だから安心してる」
リヴァイ「……」
ハンジ「ただ、その、は、恥ずかしいから……あなたが確認したいってのは、
えっと、叶えてあげられそうにないんだけど……」モジモジ
リヴァイ「……………………」
ハンジ「ご、ごめん、そんな目で訴えられても恥ずかしいから難しいデス」
リヴァイ「……なんで敬語だ」
ハンジ「な、なんとなく」
〆
15
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:20:57 ID:shFq.iOU
98【恥ずかしかった】
リヴァイ「まぁいい。お前の好きにしろ」
ハンジ「うん、そうさせてもらえるとありがたいかな?」
リヴァイ「……悪かったな」
ハンジ「ううん。嬉しかったよ」ニコッ
リヴァイ「……」
ハンジ「私を安心させようとしてくれてたんだろう?」
16
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:22:02 ID:shFq.iOU
リヴァイ「……当たり前だろう」
ハンジ「当たり前の事が難しかったりするんだよ」スッ
リヴァイ「!」
ハンジ「ねぇ……」ギュッ
リヴァイ「……なんだ」ナデ…
ハンジ「早く……続き、しよ?」ギュゥ
リヴァイ「――っ、ああ」ギュッ
ハンジ「…………///」ギュゥゥ
〆∬
17
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:23:50 ID:shFq.iOU
99【思うこと】
リヴァイ「…………」チュッ…
ハンジ「ん……」ハァ
リヴァイ「…………」ハムッ、レロッ
ハンジ「ふ、んんっ」
リヴァイ「…………」ナデ…ススッ
ハンジ「!」ビクッ
リヴァイ「……」クチュッ…
ハンジ「あっ!」ビクンッ
リヴァイ「……ほぅ」ヌルッ
ハンジ「な、んだよ」ハァ…
18
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:24:42 ID:shFq.iOU
リヴァイ「いや」クチッ
ハンジ「ん、あっ」
リヴァイ「指、入れるぞ」スッ
ハンジ「えっ? あっ!」ビクッ
リヴァイ「…………」ツプッ
ハンジ「ぁ、あ!」
リヴァイ「…………」クチュッ…
リヴァイ(問題、ねぇな。だが……)
ハンジ「ん、はぁ……」
リヴァイ「…………」
リヴァイ(初めて、か……)
〆
19
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:25:35 ID:shFq.iOU
100【責める】
リヴァイ「…………」クチュックチュッ
ハンジ「あっあ、ひぅっ」ビクッビクッ
リヴァイ「ハンジ……」
ハンジ「あっ、は、リ、リヴァっ」
リヴァイ「一度、イっておけ」クリッ、グチュッ
ハンジ「あぁっ! だ、だめっ、指、そこ、いっしょ、だめっあぁ!!」
リヴァイ「……」ハムッ、カリッ
ハンジ「ひっ、やぁぁ! むね、もいっしょ、や! ああっ!!」ビクンッ
20
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:27:19 ID:shFq.iOU
リヴァイ「…………」レロリッ、クリクリッ、クチュクチュッ
ハンジ「ひっ、い、あ、あっ、ああぁぁぁっ――――っ」ビクッビクンッ!
リヴァイ「……イったか」
ハンジ「あ…………」ボー
リヴァイ「ハンジ……」
ハンジ「ん…………」
リヴァイ「…………」ナデ…
ハンジ「……はぁ、はぁ」
〆
21
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:28:29 ID:shFq.iOU
すんません、お待たせしやした
今回∬で終わって次回∬で始まる……スレ初っ端から∬だなんて戸惑うわ
それではよろしくお願いいたします
次も日曜に。ではまたーノシ
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/25(月) 09:00:15 ID:litmdZhY
立て乙
こちらこそよろしく
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/25(月) 09:01:28 ID:litmdZhY
立て乙
こちらこそよろしく
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/25(月) 10:10:32 ID:5Ohw2MfA
乙です
また1スレ目から読み直してきてしまった 。11スレ目本当スゲェ...
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/30(土) 01:06:14 ID:znVtu2dQ
全裸待機
26
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:33:20 ID:xC4RViQU
はじめの三話が∬です
27
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:33:56 ID:xC4RViQU
101【いたわる】
リヴァイ(中は解れてる……大丈夫だろう)クチュッ
ハンジ「んっ」ピクッ
リヴァイ「ハンジ、いいか?」
ハンジ「ん……?」ハァ…
リヴァイ「入れるぞ?」
ハンジ「…………ん」コクンッ
リヴァイ「…………」スッ
ハンジ「ん……」
リヴァイ「…………」クチッ
ハンジ「――あ!」ビクッ
28
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:34:36 ID:xC4RViQU
リヴァイ「――――っ」ズッ
ハンジ「ぅ、あ!」
リヴァイ「は、」ズズッ
ハンジ「んんっ……」
リヴァイ(痛そう……ではないな)
ハンジ「は、はぁ」
リヴァイ「いくぞ」
ハンジ「う、ん」
リヴァイ「――っ」ズチュッ!
ハンジ「あぁっ!!」ビクンッ
リヴァイ「…………はぁ」
29
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:35:22 ID:xC4RViQU
リヴァイ(あったけぇ……な……)ハァ
ハンジ「あ……すごい……リヴァイが、全部入ってる…………」
リヴァイ「――っ」
ハンジ「やっ、まだ、動くなよ」
リヴァイ「お前が、妙なことを言うからだ」ハァ
ハンジ「妙なことって……本当のこと言っただけなのに」
リヴァイ「……うるせぇ」スッ
ハンジ「んっ!」
リヴァイ「――――」ヌルッ
ハンジ「んん――」
〆
30
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:36:00 ID:xC4RViQU
102【訝しむ】
リヴァイ「ハンジ、動くぞ」ナデ…
ハンジ「うん」コクッ
リヴァイ「…………」ズッ
ハンジ「んんっ」
リヴァイ「……は」ズチュッ
ハンジ「あっ」
31
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:36:31 ID:xC4RViQU
リヴァイ「…………」
リヴァイ(慣れた反応だな)
ハンジ「? リヴァイ?」
リヴァイ「なんだ?」
ハンジ「……いや、止まったから…………」
リヴァイ「もっと激しい方が好みか」
ハンジ「ばっ……!!/// 違う! ばか!」
リヴァイ「はっ……」
〆
32
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:37:01 ID:xC4RViQU
103【ちかくにいて】
リヴァイ「は、は……」ズチュッズチュッ
ハンジ「あっ、んっ」ギシギシ
ハンジ(な、に、これ……なんにも考えられない……)
リヴァイ「ハンジ……」ズチュッズチュッ
ハンジ「ぁんっ、り、りばい、も、もう……」
リヴァイ「ああ、好きな、ときに、イけ」ギッギッ
ハンジ「ん、あ、あっ! リヴァ、リヴァイ」
ハンジ(リヴァイが遠い……もっと、ちかく……)スッ
リヴァイ「……」スッ、ギュッ
ハンジ「ふ、あ、リヴァ、イ」ギュゥ
ハンジ(ああ、リヴァイ、リヴァイ)
33
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:37:33 ID:xC4RViQU
リヴァイ「…………ハンジ……」ギシギシッ!
ハンジ「あ、あ、あっ、イ」ビクッ
ハンジ(も、だめ)
リヴァイ「ハン、ジ」ズチュッズチュッ!!
ハンジ「り、リヴァ、――――っ!!」ビクンッ!
リヴァイ「――くっ、」ズッ、ビクッ
ハンジ「あ、あ…………」ピクンッ
リヴァイ「はっ……」
ハンジ「――はぁ、はぁ」
リヴァイ「…………ハンジ」ナデ…
ハンジ「ん……リヴァイ」スリッ
〆
34
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:38:18 ID:xC4RViQU
104【ぜんぶ】
リヴァイ「……大丈夫か?」ナデ…
ハンジ「ん……」
リヴァイ「眠いなら寝ろ」
ハンジ「ん、でも」
リヴァイ「なんだ」サラッ
ハンジ「一回でいいの? いつもは……」
リヴァイ「眠そうな目して何言ってやがる」
ハンジ「大丈夫だよ、これくら…………ああ!!」
35
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:38:50 ID:xC4RViQU
リヴァイ「なんだ。びっくりするだろうが」
ハンジ「ああぁぁぁ……」((つ_⊂`))
リヴァイ「どうした」
ハンジ「うおぉぉぉぉ」ジタバタ
リヴァイ「暴れるなクソメガネ。ほこりが舞う」
ハンジ「…………おもいだした」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「ぜんぶ、おもいだした」
リヴァイ「……」
〆
36
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:39:28 ID:xC4RViQU
105【今は忘れとけ】
リヴァイ「思い出したならいいことじゃねぇか」
ハンジ「そうだけど……リヴァイ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「あなたは?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「リヴァイ?」
リヴァイ「さぁな」ナデ…
ハンジ「さぁな、じゃないし」ガシッ
37
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:40:08 ID:xC4RViQU
リヴァイ「……途中からな」
ハンジ「そうなんだ? 私は終わった瞬間かなぁ」スッ
リヴァイ「そうか」
ハンジ「……なんか微妙な顔してるけどなんで?」
リヴァイ「…………初めて、と言われたがそうじゃないことは分かる」
ハンジ「……………………」
ハンジ「――っ!?///」
ハンジ「な、ば、ばかじゃないの!?」
リヴァイ「馬鹿じゃねぇ。微妙な気分になった」シワー
ハンジ「う、うっさい! もう忘れろ!」
38
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:42:01 ID:xC4RViQU
リヴァイ「もう忘れねぇ」
ハンジ「! …………うん」
リヴァイ「…………ハンジ」スッ
ハンジ「ふふっ、やっぱりもう一回?」クスクス
リヴァイ「……」ナデ…
ハンジ「ん……。あ゙」
リヴァイ「?」
ハンジ「ね、ねぇ、リヴァイ」
リヴァイ「なんだ?」
ハンジ「これ、さ、どう報告する?」
リヴァイ「…………」
〆
39
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/31(日) 20:43:33 ID:xC4RViQU
レスありがとうございます
読み直したとかすげぇな、ありがと
日曜に。ではまたーノシ
40
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:25:09 ID:KyL4xPTs
106【バレバレ】
エルヴィン「思い出せたのか」
ハンジ「うん! 朝起きたら普通に思い出してた」
リヴァイ「……」
ミケ「……」スンッ
リヴァイ「…………」
エルヴィン「そうか。リヴァイと恋人として一緒にいたお蔭かな?」
ハンジ「そっ! それとはカンケイないかナ!?」
エルヴィン「…………そうなのか?」
リヴァイ「……メガネがそう言うのならそうなんだろう」
エルヴィン「ふむ……?」
ハンジ「そうなんだ! リヴァイは全く関係ないよ!」アセッ
エルヴィン「…………まぁ、思い出せたのなら何よりだ」チラッ
41
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:25:39 ID:KyL4xPTs
ミケ「……」
ハンジ「そうそう、良かった良かった」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「何?」
リヴァイ「ミケがいる」
ハンジ「? 知ってるけど」
リヴァイ「…………」
ハンジ「え? 何?」
ミケ「……時々ボケてるな」
リヴァイ「時々、なぁ?」ハァー
エルヴィン「気づかせなくてもいいだろう」クスクス
ハンジ「え?」
〆
42
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:26:16 ID:KyL4xPTs
107【良かった良かった】
ニファ「思い出したんですね!!」
ハンジ「うん、迷惑かけたね」
アーベル「いやぁ、良かったッス」
ケイジ「じゃあ、もう資料とか仕舞っていいんですね」
ハンジ「あ、それは置いといて」
モブリット「なんでですか」
ハンジ「改めて見直すのもいいかと……」
モブリット「良くないですよ。徹夜が増えるだけです!」
ニファ「どうやって思い出したんですか?」
43
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:26:53 ID:KyL4xPTs
ハンジ「え」ギクッ
ニファ「一気にぶわぁーっとなのか徐々になのか……でも少しずつ思い出してたようですからじわじわなんですかね?」
ハンジ「まぁ、徐々にだよね、うん。いつの間にか思い出してたみたいな」
ニファ「へぇ、不思議ですね」
アーベル「一気に思い出す方が頭に負担かかりそうだな」
ケイジ「記憶失ってた時の記憶はあるんですか?」
ハンジ「じわじわ思い出した所為か覚えてるよ。妙な感覚だね」
モブリット「何にしても良かったですねぇ」
ハンジ「本当だよ。もう二度とごめんだね」
〆
44
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:28:18 ID:KyL4xPTs
108【何故バラそうとする!?】
ニファ「何かある度に思い出したんですか? それとも何となく勝手にですか?」
ハンジ「――何となく勝手に、だよ」
リヴァイ「…………」
ハンジ「うおっ!? リヴァイ!?」
リヴァイ「勝手に、か」
ニファ「え?」
ハンジ「ばっ! シー!! リヴァっ、なんの用さ!」ワタワタ
ニファ「??」
リヴァイ「お前のサインがない」ペラッ
45
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:28:59 ID:KyL4xPTs
ハンジ「あ、あぁ、この書類ね。ごめんごめん」
リヴァイ「さっきの話だが」
ハンジ「ダァァァァ!! わあぁぁぁぁ!!」
ニファ「???」
モブリット「ハンジ分隊長、うるさいですよ」
アーベル「いきなりどうしたんですか?」
ケイジ「奇行はいつものことですけどびっくりしますから落ち着いてください」
ハンジ「あ、いや、」
リヴァイ「思い出した過程だが……」
ハンジ「ダァァァァ!!! なんっだよっ!! マジで何しに来やがった! リヴァイ!!!」
46
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:29:35 ID:KyL4xPTs
リヴァイ「サインを貰いにだが」
ハンジ「だったらそれだけ済ませよ!! 何なんだよ!」
リヴァイ「…………」
ハンジ「……何?」
リヴァイ「思い出しやすくするためにエルヴィンに提案され」
ハンジ「ぬあぁぁぁぁぁ!!!!!」
モブリット「…………兵長、あれ遊んでるな」
アーベル「反応が楽しいんだろうな」
ケイジ「たまに子供っぽいことしてるな、あの人たち」
ニファ「……………………気になる」
〆
47
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:30:14 ID:KyL4xPTs
109【隠しもの】
――ハンジ自室――
ハンジ「なんでバラそうとするんだよ、あなたは」ハァー
リヴァイ「つい、な」
ハンジ「ついってなんだよ」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「何?」
リヴァイ「……ハンカチはどうした」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「洗って返すと言って返してねぇだろ」
ハンジ「…………あ」
リヴァイ「どこにやった」
ハンジ「えーっと、紅茶淹れた時に持っていってたんだけど……どこやったかな?」スタスタ
48
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:32:16 ID:KyL4xPTs
リヴァイ「……」スタスタ
ハンジ「寝室かなぁ?」ガタガタ
リヴァイ「なんで寝室に…………あれは」
ハンジ「ん? あぁ、リヴァイくま?」モフッ
リヴァイ「必死に隠してたのはこれか」
ハンジ「? あ、記憶失ってた時ね。ぬいぐるみをリヴァイに見立てるほどなのかって恥ずかしくてね」
リヴァイ「……」
ハンジ「まぁ、思い出せばこの子が来た過程なんてたいしたことないんだけど」ポフポフ
リヴァイ「何を隠してやがったのかと思っていたが」
ハンジ「何? 気にしてたの?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「あはは! どのみちこの部屋あなたがまた掃除するから隠してても見つかるでしょうに」ケタケタ
リヴァイ「俺が掃除するのが当たり前にしてんじゃねぇ」
〆
49
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:32:46 ID:KyL4xPTs
110【もう忘れない】
ハンジ「あ、あったあった。はい、ありがとう」スッ
リヴァイ「ああ」
ハンジ「……ねぇ」ポフッ
リヴァイ「あ?」
ハンジ「“音”が聞きたいな」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「あなたの心臓の音」スッ ←手を広げた
50
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:33:58 ID:KyL4xPTs
リヴァイ「…………」スッ、ギュッ
ハンジ「…………」
リヴァイ「…………」
ハンジ「うん、リヴァイの音だ」ギュッ
リヴァイ「当たり前だ」
ハンジ「そうだね……リヴァイ」
リヴァイ「ん?」
ハンジ「紅茶、飲みたいな」
リヴァイ「注文してばっかか。お前が淹れろ」
ハンジ「美味しい紅茶が飲みたいんだよ」スリッ
51
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:34:52 ID:KyL4xPTs
リヴァイ「先にお前が淹れろ。次は俺が淹れる」ポンッ
ハンジ「次、ね」
リヴァイ「あぁ、次だ。どうせその後は俺が淹れることになるんだろうがな」ナデナデ
ハンジ「確かに」
リヴァイ「否定しろ」チッ
ハンジ「正直なもので」
リヴァイ「…………忘れるなよ」
ハンジ「……あなたもね」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「…………」ギュゥ
〆
52
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:35:51 ID:KyL4xPTs
これで二人同時記憶喪失終了
次からはまた通常に戻る。そして忘れないとか言いながらリヴァイの記憶喪失がww
まぁ、別次元の話だけど
日曜に。ではまたーノシ
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/08(月) 01:49:13 ID:a6V6Jntw
乙
リクエストに応えてくれてありがとう
54
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:42:41 ID:NBM4i3us
【家族の花見】
――花の咲く丘(山?)――
ハンジ「あー、花が散り始めてるねぇ」
リヴァイ「お前の所為でな」
ハンジ「なんで私の所為だよ」
リヴァイ「お前がいつまでも引きこもってやがったからだろうが」
ナナバ「はいはい、夫婦喧嘩は二人のときにして」
ミケ「もう飲むぞ」
エルヴィン「放っておけば二人分の酒を多く飲めるぞ」
ナナバ「そうすりゃよかった」
55
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:43:18 ID:NBM4i3us
ハンジ「ちょっと! 今日は良い酒持ってきたんでしょ? 仲間外れはやめてくれよ」
ナナバ「じゃあ喧嘩なんてしてないでこっち来なさいよ」
ハンジ「はーい」
ミケ「リヴァイも突っ立ってないで来い」
リヴァイ「ああ」
エルヴィン「……ふむ」
リヴァイ「どうした」
エルヴィン「いや。ほら酒だ」
リヴァイ「ああ」
エルヴィン(……四人が親子に見えたとは言わない方がいいだろうな。酒を奪われそうだ)
〆
56
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:43:56 ID:NBM4i3us
【からかう】
ミケ「! おい、リヴァイ」
リヴァイ「あ?」
ミケ「ハンジが寝たぞ」
ハンジ「」クカー
リヴァイ「コイツ……」
ナナバ「あー、引きこもってたってことはあんまり寝てなかったんだろうね」ヨシヨシ
57
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:44:27 ID:NBM4i3us
ハンジ「んがっ」
エルヴィン「ちゃんと背負って帰るんだぞ、リヴァイ」
リヴァイ「ああ?」
エルヴィン「なんだ、抱きかかえて帰るのか? 短い距離ならともかく山道でそれは危険じゃないか?」
リヴァイ「……」
ミケ「嫌なら俺が背負ってもいいぞ」
リヴァイ「黙れ」
〆
58
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:45:45 ID:NBM4i3us
【忙しいリヴァイ】
ハンジ「んあ?」パチッ
リヴァイ「起きたか、クソメガネ」
エルヴィン「起きてしまったか」
ミケ「まだ寝ててもいいぞ」
リヴァイ「ふざけんな」
ハンジ「??」
ナナバ「気にしなくていいよ、ハンジ。男共の戯れだ」
ハンジ「えっ? 何それむさ苦しそう」
リヴァイ「戯れてたまるか」
〆
59
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:46:23 ID:NBM4i3us
【大怪我必至】
ハンジ「いやいや、引きこもり終わってからちゃんと寝たよ。うたた寝しただけだら」
ナナバ「そうなの?」
ハンジ「徹夜明けで山に近い丘に登ったりしないよ」
ナナバ「なんだ」
ハンジ「ねぇねぇ、ところでそこのリヴァイさんや」
リヴァイ「なんだ、クソメガネさんや」
ハンジ「そこハンジさんやじゃないのかよ」
リヴァイ「お前はクソメガネで充分だろ。なんだ」
ハンジ「起きなかったら背負ってくれたの?」
リヴァイ「…………岩のゴロゴロした道を転がされたいのか」
ハンジ「背負われなかったら転がされるの!?」
〆
60
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:47:08 ID:NBM4i3us
【馬鹿なこと】
エルヴィン「馬鹿なことはもういいから帰るぞ」
リヴァイ「てめぇらが始めたんだろうが」
ハンジ「よっしゃ、運べー!」ノシッ
リヴァイ「!? っざけんな、クソメガネ!」ブンッ
ハンジ「うひょっ! あっぶね!」ヒシッ
リヴァイ「ぐっ」
ハンジ「ほらーリヴァイが振り回すから手に力が入ったじゃないか」
リヴァイ「マジでふざけてんじゃねぇぞ。首絞めるな」
61
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:47:43 ID:NBM4i3us
ハンジ「リヴァイが突然暴れなきゃ絞めてないよ」
リヴァイ「……降りろ」
ハンジ「やーだねっ。引きこもってて疲れてるから運んで?」
リヴァイ「疲れてねぇだろ。歩け、鈍るぞ」
エルヴィン「…………馬鹿なことはいいから帰るぞ?」
ハンジ「はーい」
リヴァイ「…………降りろ」
〆
62
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:49:32 ID:NBM4i3us
レスありがとうございます
遅くなってすまんの。待っててくれてありがと
日曜に。ではまたーノシ
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/15(月) 06:13:58 ID:.1/FdywQ
乙です。毎週楽しみにしとる
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/16(火) 14:29:16 ID:.MjL/0T2
最近リヴァハンにはまって、ここ見つけて読み漁った。キュンキュンするー!
奔放なハンジさんと何気に包容力のあるリヴァイお似合いすぎ!
続き楽しみにしてます。
65
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/22(月) 19:36:09 ID:Aa2RcYl2
ちょっと体調崩したんで延期のお知らせ
今週中に来て、次の日曜にも来る予定なんですまぬよ
レスありがとうございます
毎週読んでくれてありがとやで。ほんと嬉しいわ
まさかここにきて新しく読んでくれる人が現れるとは思わなかった
ありがとう
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/22(月) 21:50:54 ID:HoU6rT9M
1さんのペースで大丈夫
気長に待ってるよ〜お大事に
67
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:10:02 ID:yDXOp/Ic
【慣れ】
リヴァイ「へっくしょん!」
ハンジ「おや? 風邪?」
リヴァイ「分からん……が、たいしたことはない」
ハンジ「大事にすることに越したことはないよ。また素っ裸に剥かれて身体を拭かれたくなければね」
リヴァイ「今更」
ハンジ「確かに。なんだかつまらないね。見せびらかしても平気になっちゃうなんて」
リヴァイ「勝手に変態野郎に仕立てんじゃねぇ」
〆
68
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:10:47 ID:yDXOp/Ic
【勘違い】
リヴァイ「大体てめぇだって平気だろうが」
ハンジ「素っ裸が平気なわけないだろ」
リヴァイ「……ほう」
ハンジ「な、なんだよその目」
リヴァイ「安心しろ、お前が寝込んだら俺が世話をしてやる」
ハンジ「お忙しい兵士長様のお手を煩わせるわけには参りません。部下に頼むのでお構いなく」
リヴァイ「ああ?」シワー
ハンジ「なんだよ」
69
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:11:26 ID:yDXOp/Ic
リヴァイ「他の野郎に頼むつもりか」シワー
ハンジ「…………ニファだけど」
リヴァイ「…………」
ハンジ「……」
リヴァイ「……もう行く」クルッ
ハンジ「ちょっと待てよ。誰に頼むと思ったのかなぁ〜?」
リヴァイ「黙れ」スタスタ
ハンジ「野郎って言ったよね? ねぇ?」スタスタ
リヴァイ「黙れ、クソメガネ」スタスタ
〆
70
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:12:00 ID:yDXOp/Ic
【春眠】
ハンジ「ふわぁぁぁ」
モブリット「眠そうですね」
ハンジ「うん。春って眠いよね」
ニファ「わかります。ちょっとのんびりしてるとうたた寝しちゃいそうで」
ケイジ「書類に斜めの線が入ってやり直しとかな」
アーベル「机に頭ぶつけたりな」
モブリット「少し休憩しますか」
ハンジ「あはは、そうだね。ちょっと眠気覚ましてくるよ。みんなもてきとうに休んで」
ハンジ班「「「「はい!」」」」
〆
71
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:13:05 ID:yDXOp/Ic
【よしじゃねぇ】
ハンジ「さて、と」
ハンジ(眠気覚ましに散歩に出たはいいけどどうしようかな?)
ピピピ、チーチチチ……
ハンジ(鳥も元気だねぇ。風も心地いい)
ハンジ(どっかで一眠りしたいところだけど本格的に寝入ってしまいそうだ)
ハンジ(軽く運動、も後で寝ちゃいそうだし)
ハンジ(とりあえず気を逸らしたいなぁ)
ハンジ(巨人の話でもすれば目が冴えそうだけど聞いてくれる人がな……)
ハンジ「…………」
ハンジ「よし、リヴァイの所に行こう」
〆
72
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:13:37 ID:yDXOp/Ic
【眺める幸せ】
ハンジ「サプライズなのでそーっと入ろう」ソー
ハンジ(リヴァイはいるかなぁ?)
リヴァイ「……」
ハンジ(あ、いたいた……ん?)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「寝てる」
ハンジ(――っと、声は出さない方がいいな)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(くはは、リヴァイも春の陽気にあてられたか)
73
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:14:10 ID:yDXOp/Ic
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「ふふっ」
ハンジ(寝てるときのリヴァイって眉間にシワないからちょっと幼く見えるんだよね)
ハンジ(かわいい寝顔だ)クスッ
ハンジ(寝ようと思って寝たのかな? 軽く腕組んでるし)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(……起こすのはかわいそうだな)
ハンジ(せめてソファにいてくれたら膝枕くらいしたんだけど)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(リヴァイを観察するくらいしかできないな)フフッ
〆
74
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:14:46 ID:yDXOp/Ic
レスありがとうございます
最近季節の変わり目に弱くなった。これが年か
そいじゃ日曜に。ではまたーノシ
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/26(金) 10:04:53 ID:1oFfH/f.
乙
お大事に
76
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:12:30 ID:IBGaglj2
【いつの間に】
リヴァイ「……ん」パチッ
ハンジ「」スースー
リヴァイ「!?」ビクッ
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「…………」
リヴァイ(これは……いったいどういう状況だ?)
ハンジ「」スヤァ
リヴァイ「…………」
リヴァイ(わざわざ椅子を横に置いて座ったのか)
リヴァイ(その上で……寝たのか)
77
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:13:05 ID:IBGaglj2
ハンジ「」スヤスヤ
リヴァイ「…………」
リヴァイ(枕が肩で痛くねぇのか?)
ハンジ「うぅん……」
リヴァイ「……」スッ
リヴァイ(ひとまずソファにでも移動させるか)グイッ
ハンジ「」スゥスゥ
リヴァイ「…………」ポスッ
ハンジ「」ムニャムニャ
リヴァイ「…………こいつ、何しに来たんだ?」
〆
78
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:13:37 ID:IBGaglj2
【恥ずかしくて言えない】
ハンジ「うーん、立ったまま観察は疲れるね」
ハンジ「!」
ハンジ「もう一脚椅子があるじゃないか……」
ハンジ「――っと、」
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(危ない危ない。起こすところだった)
ハンジ(そーっとそーっと)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(よしっと)ストンッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「……ふふっ」
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「…………」
79
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:14:10 ID:IBGaglj2
ハンジ「……」ソッ
リヴァイ「」ピクッ
ハンジ「!」ジッ
リヴァイ「」…スゥスゥ
ハンジ「……」ホッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「…………」トロンッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「」……スゥ
リヴァイ「」スゥスゥ
80
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:14:45 ID:IBGaglj2
―――
――
―
ハンジ「……」
リヴァイ「だから、なんでお前まで寝てやがったんだ」
ハンジ「い、いやぁ……」
ハンジ(寝顔見てたらくっつきたくなったなんて…………)
リヴァイ「おい?」
ハンジ(誰が言えるか!!!)
〆
81
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:15:19 ID:IBGaglj2
【春眠暁なんて覚えてられない】
ハンジ「ところでさー」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「なんでソファに移動してるの?」
リヴァイ「俺は起きた。お前は寝てた。肩が枕のままだといてぇだろ」
ハンジ「あぁ、寝違えるかもしれないしね。ありがとう」
リヴァイ「いや……」
ハンジ「それで、なんであなたも寝てたの?」
リヴァイ「気持ち良さそうに寝ているお前を見てたら眠くなった」
ハンジ「……わりかしそういうの隠さないよね、リヴァイって」
82
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:16:04 ID:IBGaglj2
リヴァイ「あ?」
ハンジ「いやいや、こっちの話。で、わざわざ私の下敷きになったの?」
リヴァイ「下敷きになったのは腹から胸辺りまでだ」
ハンジ「あなたななめに寝てたもんね。頭は肘掛に置いてたけど」
リヴァイ「ああ。そうやって抱き抱えたらしがみついてきたな」
ハンジ「そんなことはいいんだよ!///」
リヴァイ「そうか?」
ハンジ「そうだよ! ってか、本気で寝に入らないでよ。起きたんたら起こしてくれよ」
リヴァイ「まだいいかと」
83
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:17:01 ID:IBGaglj2
/
ハンジブンタイチョー!!!!!!!
\
ハンジ「あぁぁ……探されてる」
リヴァイ「すぐここに来るだろ」
ハンジ「言い訳、言い訳考えなきゃ」
リヴァイ「寝坊だろ」
ハンジ「職務中なのに……」
リヴァイ「研究に没頭しすぎて会議を忘れるよかマシだろ」
ハンジ「…………それ、どっちもどっちだね…………」
リヴァイ「…………そうだな」
〆
84
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:17:31 ID:IBGaglj2
【嘘ではないけれど】
ヒョオオォォォ……
ハンジ「昨日はあんなに穏やかな気候だったのに」
リヴァイ「戻り寒波ってやつか」
ハンジ「だいぶ遅い戻りだけどね。春の嵐って感じかな?」
リヴァイ「今日の立体機動は中止か?」
ハンジ「まぁ、そうなるだろうね。風が強すぎる」
リヴァイ「嵐並みじゃな」
ハンジ「うん」
リヴァイ「そんなことを言いに来たのか?」
ハンジ「いやぁ、寒くてさ」
リヴァイ「寒くて?」
85
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:18:01 ID:IBGaglj2
ハンジ「リヴァイに紅茶淹れてもらおうかと」
リヴァイ「てめぇで淹れろ」
ハンジ「リヴァイの! 淹れた紅茶が飲みたいんだよ。リヴァイの紅茶はなんせ最高だからねぇ」
リヴァイ「……そうか」
ハンジ「そうそう。リヴァイが淹れた紅茶飲んだら他のは飲めないと言っても過言じゃないね」
リヴァイ「……」
ハンジ「淹れてくれる?」
リヴァイ「……分かった」ガタッ
ハンジ「やった! ありがとう、リヴァイ!」
リヴァイ「……ああ」スタスタ
ハンジ「…………」
ハンジ(背中がウキウキしている)
ハンジ(……ふっ、チョロいぜ)
〆
86
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:18:39 ID:IBGaglj2
【お誘い】
リヴァイ「今夜は来るのか?」ズズズズ
ハンジ「ごふっ!」
リヴァイ「汚ぇな」シワー
ハンジ「い、ごほっ、いきなり、変なこと言い出すからでしょ」ゴホッゴホッ
リヴァイ「変なことじゃねぇ」カチャッ
ハンジ「何なんだよ」
リヴァイ「で、来るのか?」
87
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:19:14 ID:IBGaglj2
ハンジ「……それは」
リヴァイ「寒いんだろ?」
ハンジ「……」
リヴァイ「来るんだな?」
ハンジ「…………」
リヴァイ「来るんだろ?」
ハンジ「………………ウン」
リヴァイ「そうか」ズズズズ
ハンジ「…………///」ズズズズゥ
〆
88
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:21:00 ID:IBGaglj2
レスありがとうございます
平成最後の更新(どうでもいい)
あと約一時間後にアニメ!
次は令和最初の日曜に。ではまたーノシ
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/29(月) 01:15:52 ID:RYefxYZo
乙です!
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/29(月) 01:21:10 ID:RYefxYZo
途中送信してしまった
平成最後のラブラブ見れて良かった
令和でももっとイチャコラしてくれ
アニメも原作も大変な時だからここが本当癒しになる
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/29(月) 05:01:23 ID:N/sEPL4E
乙
令和でもよろしく
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/01(水) 01:33:23 ID:RtGu88c6
1のリヴァハン
マジ癒し
あと
令和なったね〜
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/03(金) 12:11:18 ID:F68GBsd2
いつもとは逆でハンジさんが兵長を洗ってあげるところが見たいなw
兵長のダメ出し多そうだけどw
94
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:33:22 ID:pCNMxI7I
【花を咲かせるのは大変】
――街――
ハンジ「春になると街も華やかに見えるね」
リヴァイ「そうか?」
ハンジ「なんだかんだ花が咲くからあちこちに飾られてるだろ?」
リヴァイ「あぁ……」
ハンジ「ガーデニングなんかしてるところはちょっとした観光スポットだよね。花であふれてる」
95
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:34:00 ID:pCNMxI7I
リヴァイ「たまに見かけるな。花で埋もれるんじゃねぇかって家が」
ハンジ「あれらを管理するの大変だろうね。咲いてない時も世話しないと次の年に花をつけないかもしれないし」
リヴァイ「手間がかかるな」
ハンジ「本当に」
リヴァイ「…………」ジッ
ハンジ「なんだい?」
リヴァイ「本当に手間がかかるな」
ハンジ「??」
〆
96
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:34:43 ID:pCNMxI7I
【オレンジ】
「いらっしゃいませー! 今が旬だよー」
ハンジ「お、珍しい。道で果物が売ってるよ。オレンジだね」
リヴァイ「移動販売か」
ハンジ「こんにちは! これおじさんが作ってるのかい?」
おじさん「まあな! ちっとばかし規格外のやつを安く売ってんだ」
リヴァイ「なるほど。大きさが様々だな」
ハンジ「そうだね。あ、これすっごいちっちゃい。手の平サイズだ。かわいいな」
97
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:35:54 ID:pCNMxI7I
おじさん「あーそこまでのは弾いてたはずなんだが混ざってたか」
ハンジ「いくつか頂こうかな」ヒョイヒョイ
おじさん「はいよ、このちっさいのおまけであげるよ」
ハンジ「ありがとう」
おじさん「こちらこそ、ありがとなー」
リヴァイ「……いくつか、のわりに買ったな」
ハンジ「うん、部下に分けようかと」
リヴァイ「そうか」
〆
98
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:36:25 ID:pCNMxI7I
【お裾分け】
ハンジ「はい、お裾分けだよー」
ニファ「わぁ、オレンジ! いい香り〜」
モブリット「ありがとうございます、ハンジ分隊長」
ケイジ「うまそうだな」
アーベル「さっそく食うか」
ニファ「あ、皮捨てるならちょうだい」
アーベル「ん? どうするんだ?」
ニファ「石鹸作ろうかなと思って」
99
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:37:01 ID:pCNMxI7I
ケイジ「オレンジでか?」
ニファ「石鹸に混ぜるんだよ」
ハンジ「オレンジの皮には油を落とす成分が含まれてるからちょうどいいね」
モブリット「そうなんですか」
ニファ「オレンジの香りも爽やかで石鹸にするには持ってこいなんですよ〜」
リヴァイ「ほう」
ニファ「出来たらハンジ分隊長とリヴァイ兵長にもお渡ししますね」
リヴァイ「いいのか?」
ニファ「はい! 是非!」
ハンジ「ありがとうね」フフッ
〆
100
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:37:41 ID:pCNMxI7I
【ちっちゃいオレンジの行方】
ハンジ「はい、リヴァイ」コトッ
リヴァイ「これは」
ハンジ「せっかくだからあのちっちゃいオレンジを使ってオレンジティー作ってみたんだ」
リヴァイ「……」ズズ…
ハンジ「どうだい?」
リヴァイ「……悪くねぇな」
ハンジ「よかった。ハチミツも少し入れてるんだよ」
リヴァイ「そうか」ズズズズ
101
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:38:20 ID:pCNMxI7I
ハンジ「ちっちゃいけどちゃんと実はあったからね。まぁちょっと酸っぱかったからハチミツで調節したよ」
リヴァイ「ん」
ハンジ「おかわりかい? どうぞ」
リヴァイ「ん」
ハンジ「本当、ニファの言うとおりいい香りだ」ハァー
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「ふふっ、なんだかいい日だね」
リヴァイ「……ああ」ズズズズ
〆
102
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:39:07 ID:pCNMxI7I
【穏やかな午後】
リヴァイ「……で、寝るか」
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「まぁ、徹夜ばかりしているよりかはいいか」ナデ…
ハンジ「」ニヘー
リヴァイ「……」
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「……」
ハンジ「」ムニャムニャ
103
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:39:48 ID:pCNMxI7I
リヴァイ「人の膝の上でいい気なもんだ」ナデナデ
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「硬ぇ枕のはずだがな」ナデ…サラッ
ハンジ「」ニヘー
リヴァイ「……腑抜けたツラしやがって」
――ハンジ『ふふっ、なんだかいい日だね』
リヴァイ「…………」
ハンジ「」スヤスヤ
リヴァイ「あぁ、全くだな」
〆
104
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:43:44 ID:pCNMxI7I
レスありがとうございます
令和だな! 令和初更新。いろいろ有難い言葉をありがとう
リクエストさんくす。ニファが石鹸作ってるからチャンスだ
4/14のオレンジデーになるか? 紅茶花伝のオレンジティーが美味いからネタにしたんだがww
何かが混ざってんの好きじゃなかったんだけどこれは好きなんだよな
どうやらオレンジティーを定番化してくれたみたいなのでステルスしてないマーケティングをしてみたw
日曜に。ではまたーノシ
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/06(月) 07:36:57 ID:gOKpUTIs
ニファ女子力たけぇ
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 22:38:37 ID:FtjYbOac
乙
紅茶花伝のオレンジティーあれ美味しいよな
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/12(日) 23:05:53 ID:7lVexdaA
わくわく
アニメとここの更新があるから日曜日好き
108
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:09:55 ID:iS4PpTpQ
【騒がしい】
キャハハハ ウフフフ
窓||リヴァイ「?」))
ハンジ「?」))
リヴァイ「ニファ? と他にもいるな」
ハンジ「あぁ、石鹸作りだよ」
リヴァイ「この間言っていたあれか」
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