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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
リヴァイ「どこまでも」ハンジ「戯れてゆく」
1
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:06:26 ID:shFq.iOU
1スレ目、リヴァイ「ひたすらに」ハンジ「戯れる」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1387721339/
2スレ目、ハンジ「戯れの」リヴァイ「ハズだった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1393766145/
3スレ目、リヴァイ「気ままに」ハンジ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1399643095/
4スレ目、ハンジ「戯れに」リヴァイ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1406120445/
5スレ目、リヴァイ「延々と」ハンジ「戯れたい」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1415881553/
6スレ目、ハンジ「戯れて」リヴァイ「過ぎる日々」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1427978790/
7スレ目、リヴァイ「いつまでも」ハンジ「戯れよう」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1441112985/
8スレ目、ハンジ「戯れは」リヴァイ「終わらない」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1463146389/
9スレ目、リヴァイ「緩やかに」ハンジ「戯れようか」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1485956035/
10スレ目、ハンジ「戯れも」リヴァイ「幾星霜」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1514206364/
の続き。えぇ……な11スレ目。短編の様なモノでリヴァイとハンジ(女)がただいちゃいちゃしてるだけという念の為の説明
とにかく時系列やなんやらかんやら無視しながら思いつきで書いていく。その為サ○エさん時空化
まれにR18エロ有り。今回は2話目から
その後はないかもなので期待はしないでくれ。〆の後に∫や∬がついたら次の話がR18というお知らせ
月刊のネタバレとかあったりする。なるべく分からないように紛れ込ませるつもりだがどうなるか分からない
記憶喪失ネタの途中。も一つおまけの記憶喪失ネタが入る予定。予定は未定。スレのURLで溺れそう
735
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:53:57 ID:SdEter/A
レスありがとうございます
昨日までなかなか書き込めなかった
大丈夫だと思うけど今後万が一本格的にダメになったらTwitterに移動場所知らせようかね
そこまでして付き合ってくれる方がいるかは不明だけどww
知らせるときはハッシュタグ無し、途中の空白無しで「リヴァハン戯れ」でTwitter検索できるようにしとく
まーとりあえず猫話で埋まってしまった今回
日曜に。ではまたーノシ
736
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/26(水) 08:14:40 ID:eXAudeHs
乙、猫とみんなの絡み大好きなので嬉しい
最後まで見守りたいのでついていくよ
737
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:56:40 ID:9LVB2Y3Q
【一度は馴れたのに】
ミケ「…………」ナデナデ
肩乗り黒猫「……」
リヴァイ「……」
ハンジ「ようやく撫でれたねぇ」
ミケ「緊張はしているようだがな」
ハンジ「あれ? そうなんだ」
エルヴィン「こんなところで集まってどうしたんだ」
ハンジ「エルヴィン」
エルヴィン「猫か」
738
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:57:13 ID:9LVB2Y3Q
茶トラ「……」
肩乗り黒猫「……」ピクッ
エルヴィン「この様子だと忘れられているな」
ハンジ「この間会っただけだしね」
エルヴィン「寂しいな」
ハンジ「警戒心は大事だからね。誰も彼もにすり寄ってると危険な目に合うこともあるし。……大丈夫だよー」ナデナデ
茶トラ「……」ゴロゴロ
エルヴィン「確かにな」
肩乗り黒猫「……」ミミフセー
エルヴィン「とはいえ警戒され過ぎるとやっぱり寂しいな」
〆
739
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:57:55 ID:9LVB2Y3Q
【よくある呼名】
エルヴィン「…………」ナデナデ
茶トラ「にゃーん」ゴロゴロ
リヴァイ「陥落が早いな」
ハンジ「ほら、私たちがいるから」
リヴァイ「あぁ」
ミケ「黒猫はお前に乗ったままでまだ警戒しているようだな」
ハンジ「リヴァイへの信頼が厚すぎ」ブフッ
肩乗り黒猫「……」
740
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:58:39 ID:9LVB2Y3Q
エルヴィン「クロ、俺を覚えていないのか?」
リヴァイ「勝手に名付けるな」
エルヴィン「クロ以外に何かあるか?」
リヴァイ「……」
ハンジ「まぁ、黒猫だからクロだよね」
ミケ「この子はトラだな」
茶トラ「にゃー」
ミケ「返事したぞ」
ハンジ「いろんな人にトラって呼ばれてそうだね」
〆
741
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:59:14 ID:9LVB2Y3Q
【よしよし】
エルヴィン「クロ、クロ」指つ
肩乗り黒猫「……」フンフンッ
エルヴィン「よーしよし」ソー
肩乗り黒猫「……」
エルヴィン「よし」ナデナデ
ハンジ「前とおんなじだな」アハハ
742
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:59:56 ID:9LVB2Y3Q
ミケ「他の兵士に見せられない姿だな」
エルヴィン「よしよし」ナデナデ
肩乗り黒猫「……」ゴロゴロ
リヴァイ「…………」
ハンジ「……これ角度によってはリヴァイがエルヴィンに撫でられてるように見えない?」
ミケ「うわっ、そうだな」
エルヴィン「うわっ、は酷くないか?」
リヴァイ「…………」シワー
〆
743
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:00:30 ID:9LVB2Y3Q
【噂】
――とある日廊下――
「リヴァイ兵長が…………」ヒソッ
ハンジ「ん?」
兵士1「ええ……リヴァイ兵長がエルヴィン団長に撫でられてた?」
兵士2「いや、どういう状況だよ。ゴミかなんか付いてたんじゃないのか?」
兵士3「動作がこんな感じで動いてたから撫でてたよ」ナデナデ
兵士1「俺を撫でるな。マジかよ」
ハンジ「それ、猫だよ」
兵士2「猫がリヴァイ兵長の頭に乗ってたってことか?
ねぇだろ。あの人潔癖だ………………ハ、ハ、ハンジ分隊長!!?」
ハンジ「うん。あの人動物には甘いんだよ。ついでに頭じゃなくて肩に乗ってたんだよ」
兵士1「え?」
744
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:01:28 ID:9LVB2Y3Q
兵士3「そうだったんですか。てっきり兵長を撫でているのかと…………」
ハンジ「あっはははははは!! そんな現場に居合わせたら笑いを我慢できそうにないよ!」ケタケタ
兵士3「た、確かにハンジ分隊長ならそうかもしれないですね」
兵士1「あれ? ハンジ分隊長もいたのか?」
兵士3「あ、ああ、ミケ分隊長も一緒だった」
兵士2「それ早く言えよ」
ハンジ「だけど噂になる前でよかった。流れてたらリヴァイが削ぎに来ちゃうところだよ」
兵士123「「「ひっ」」」ビクッ!
ハンジ「エルヴィンに撫でられるリヴァイとか…………ぶあっははははははは!!!」
兵士123「「「あ、あ、」」」ガクガクブルブル
ハンジ「あれ? どうし――――」
リヴァイ「楽しそうだな、クソメガネ」ゴゴゴゴ
ハンジ「うおっ!? リヴァイ!!」ビックゥ!
〆
745
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:02:10 ID:9LVB2Y3Q
【珍しい姿】
リヴァイ「なんの噂を流すつもりだ、クソメガネよ」
ハンジ「いやいやいやいや、流したりしてないよ」
兵士123「「「…………」」」ガクガクブルブル
ハンジ「……猫と戯れるリヴァイは可愛いねって話をしていたんだよ」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「結構デレデレしてるし」
リヴァイ「してねぇ」
ハンジ「猫に赤ちゃん言葉を」
リヴァイ「使った覚えはねぇ」
ハンジ「っていう噂を流そうかと」
リヴァイ「流そうとしてんじゃねぇか、クソメガネ!」
ハンジ「あっはっはっは! 冗談だって! リヴァイが裏庭で猫撫でてたって話だよ」
746
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:02:48 ID:9LVB2Y3Q
リヴァイ「…………」
ハンジ「嘘偽りじゃないだろ?」
リヴァイ「………………会議が始まる。行くぞ」
ハンジ「はーい。じゃあね、君たち」
兵士123「「「はっ!!」」」
ハンジ「リヴァイ待って! 足速ぇよ!」バタバタ
リヴァイ「バタバタするんじゃねぇ。埃が立つ」
スタスタスタスタ…
兵士123「「「…………」」」
兵士1「兵長って野良猫撫でるんだな」
兵士2「そういや馬に舐められても気にしてなかったな」
兵士3「っていうか肩に乗せてたのかよ。見たかったな」
兵士1.2「「それな!!」」
〆
747
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:03:54 ID:9LVB2Y3Q
レスありがとうございます
本当にありがとう。したらばがちょっと不穏だけど万が一って話だけどね
また猫話になった
次も日曜に。ではまたーノシ
748
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:06:26 ID:9LVB2Y3Q
訂正。したらばがちょっと不穏「だから」万が一って話だけどね、だ
だけどじゃ日本語が変だわww
749
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/02(月) 12:04:42 ID:G.FWDARI
みんな猫好き過ぎだろw
速報の方が長いこと落ちてたこともあったし、緊急時の連絡手段はあった方が良いね
750
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 21:59:50 ID:Sz.Q/.5A
【見つめる】
ハンジ「……」パチッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「…………」ボー
ハンジ(……目が覚めて)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(こうやってリヴァイが目の前にいるのも慣れたけど)ジッ
ハンジ(リヴァイが先に起きてるとたまにガン見しててびっくりするんだよな)ジー
ハンジ(あれは心臓に良くないから
やめてほしい)ジー
751
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:00:22 ID:Sz.Q/.5A
リヴァイ「……」パチッ
ハンジ「……リヴァイ、おはよう」
リヴァイ「…………おはよう」
ハンジ「? 何?」
リヴァイ「じっと見てんじゃねぇ」
ハンジ「……あ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「ははっ、いや、お互い様だったと思ってね」クスクス
リヴァイ「?」
〆
752
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:01:00 ID:Sz.Q/.5A
【見物】
――ミケ執務室――
窓|ミケ「……」ジッ
ナナバ「何を見てるんだい?」
ミケ「……」スンッ
ナナバ「?」ヒョイッ
ハンジ「〜〜! 〜〜〜〜!?」
リヴァイ「…………」
ナナバ「リヴァイとハンジじゃないか」
ミケ「さっきからずっとじゃれあっている」
753
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:01:46 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「それ見てたの?」
ミケ「リヴァイを見ていると面白い」
ナナバ「リヴァイ? ハンジじゃなくて?」
ミケ「ああ」
ナナバ「??」
ミケ「まぁ、見ていろ」
ナナバ「うん……」ジッ
ハンジ「〜〜〜〜!? 〜〜〜!!」ムッヒョー!
リヴァイ「………………」
754
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:03:05 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「……めちゃくちゃ呆れてるね。ハンジは何を言って……巨人の話か」
ミケ「よく聞こえないがそうだろうな」
ハンジ「〜〜?」
リヴァイ「…………」
ナナバ「! あれ? 今笑った?」
ミケ「笑ったな」
ナナバ「めっずらし」
ミケ「だろう? いろいろと見たことのないリヴァイが見れる」
ナナバ「なるほどねぇ、確かにちょっと面白いね」クスクス
ミケ「……」スンッ
〆
755
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:03:43 ID:Sz.Q/.5A
【なされるがまま】
ハンジ「でっさー、その奇行種がかわいくて!」
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「あれを生け捕りにできたらなーあ!」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「ナナバとミケだ。ミーケー!! ナーナーバー!!」ブンブン
リヴァイ「うるせぇ」
756
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:04:28 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「……」ノシ
ミケ「……」
ハンジ「なにしてんのーー!!?」
リヴァイ「ここから会話しようとすんじゃねぇ」
ハンジ「そうだね!」ガシッ
リヴァイ「あ?」
ハンジ「行こう!!」ダッ!
リヴァイ「!? おい、クソメガネ!」
ナナバ「ありゃ、リヴァイが引きずられていったよ」
ミケ「あいつハンジに弱いな」
〆
757
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:05:18 ID:Sz.Q/.5A
【いつでもどこでも】
ハンジ「ミケ! ナナバ!」
ナナバ「来た来た」
リヴァイ「…………」
ミケ「……」スンッ
リヴァイ「何が面白い」
ミケ「全部だな」ススンッ
リヴァイ「……」チッ
ハンジ「何してたの?」
758
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:06:03 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「仕事だね」
ハンジ「こっち見てたじゃないか」
ミケ「休憩がてらお前らを観察してた」
リヴァイ「あ?」
ナナバ「あんたらどこでもじゃれてるね」
リヴァイ「……そんな覚えはない」
ナナバ「よく言う」
リヴァイ「俺は何もしてない」
ハンジ「あ、私の所為にした!」
リヴァイ「お前の所為だろ」
759
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:06:38 ID:Sz.Q/.5A
ハンジ「全部じゃないと思うんだ!」
リヴァイ「全部だろ」
ハンジ「責任転嫁はいけない!」
リヴァイ「そりゃお前だ」
ハンジ「リヴァイだってちょっかいかけてくるじゃん」
リヴァイ「覚えがねぇ」
ハンジ「記憶力がないんだね」
リヴァイ「ああ?」
ナナバ「……本当にどこでもじゃれるな」
ミケ「今に始まったことじゃないがな」
〆
760
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:07:10 ID:Sz.Q/.5A
【午後のひととき】
ナナバ「お茶淹れてあげるから二人とも座りなよ」
リヴァイ「……」ストンッ
ナナバ「ハーブティーだけどいいかな?」
ハンジ「いいよー」
リヴァイ「ん」
ナナバ「んじゃ、待ってて」
ハンジ「ではナナバのお茶が出てくるまで巨人の」
761
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:07:49 ID:Sz.Q/.5A
リヴァイ「やめろ」
ミケ「やめろ」
ハンジ「二人で拒否することないだろ」
リヴァイ「茶が不味くなる」
ミケ「休憩するなら休みたい」
ハンジ「なっんだよ!」
ナナバ「ハンジ、大人しくしてなよ」
ハンジ「ぶーぶー!」
リヴァイ「豚か、捌くか」
ミケ「解体はよそでやれ」
ハンジ「いや、解体認めないでよ」
762
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:08:25 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「はいはい、お茶できたよ」カチャッ
ハンジ「ありがとう。いただきます」
ナナバ「はい、どうぞ」カチャッ、カチャッ
リヴァイ「ん」
ミケ「ありがとう」
ハンジ「はー、良い香り」
リヴァイ「悪くない」
ミケ「いつも通り美味いな」
ナナバ「ふふっ、ありがとう」
〆
763
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:09:24 ID:Sz.Q/.5A
レスありがとうございます
あのままここ無くなったらどうするべとヒヤッとしたよww
ただの日常話
日曜に。ではまたーノシ
764
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/08(日) 22:33:06 ID:agC5pEeA
乙
その日常が良いのだ
765
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 22:58:47 ID:i03t0MYc
【甘々】
エルヴィン「良い香りだな」クンクンッ
ハンジ「エルヴィン」
エルヴィン「やぁ、みんなでお茶会かい?」
ハンジ「そうなんだ。ナナバのハーブティーは最高だよ」
エルヴィン「俺は仲間外れか?」
ナナバ「用意するから座って待っててよ」クスクス
エルヴィン「頼むよ」
ミケ「どうしたんだ?」
エルヴィン「予算のことで相談があってな」
766
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 22:59:28 ID:i03t0MYc
ハンジ「巨人捕獲の……!!」ガタッ!
リヴァイ「黙れ座れ」ガシッ
ハンジ「のわっ!?」ストンッ!
リヴァイ「邪魔をするな」
ハンジ「なんだよー!」
リヴァイ「今は会議じゃねぇ」
ハンジ「分かってるよ」ムー
エルヴィン「悪いな。その話は次の予算の時にな」
ハンジ「それって今度の壁外調査では無いってことだよね?」ムー
エルヴィン「分かってくれるだろう?」ポンッ、ナデナデ
ハンジ「分かってるよ」ブスー
767
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:00:01 ID:i03t0MYc
ナナバ「ブスッとしないの。エルヴィン
、はい、お茶」
エルヴィン「ありがとう」
ミケ「予算の話に入っていいか?」
エルヴィン「ああ」
ハンジ「…………」ブスー
リヴァイ「…………」ポンッ
ハンジ「!」
リヴァイ「……」ナデナデ
ハンジ「…………」ヌゥー
ナナバ「…………」
ナナバ(甘やかしてるなぁ)クスッ
〆
768
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:00:43 ID:i03t0MYc
【さて、どうしようか?】
リヴァイ「邪魔するぞ」
モブリット「兵長!」
リヴァイ「分かっている」
ハンジ「……」ガリガリガリ
リヴァイ「何日だ?」
モブリット「四日です」
リヴァイ「そうか。片付けは?」
769
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:01:29 ID:i03t0MYc
モブリット「ほとんど済んでます。あとはハンジ分隊長の周りくらいです」
リヴァイ「分かった」
ハンジ「……」ガリガリガリ
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「……」ガリガリガリ
リヴァイ「重症だな」
モブリット「はい」ハァー
リヴァイ「……」フム
ハンジ「……」ガリガリガリ
〆
770
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:02:07 ID:i03t0MYc
【見物客】
ニファ「ハンジ分隊長、聞こえてませんね」
モブリット「まぁ、いつもの事だけどね」
ケイジ「今日はどうするんだろうな?」
アーベル「結構いろいろバージョンあるよな」
ニファ「早いのは気絶だけど……」
ケイジ「そのまま運んでいくときもあるな」
アーベル「椅子を蹴って転ばしたりとかペン奪ったりとか、書類奪ったりとかもあるな」
771
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:03:20 ID:i03t0MYc
モブリット「みんな、いいから片付けて」
ニファ「ほとんど片付け終わってるじゃないですか」
モブリット「そうだけど」
ニファ「あ、リヴァイ兵長が近づいて行きましたよ」
ケイジ「どうするのか決まったんだな」
アーベル「えらく近くに寄ったな」
ニファ「耳元で大声で呼ぶのかな? 抱きかかえてくれるのを見たいなぁ」
モブリット「お前ら野次馬がすぎるよ」ハァー
〆
772
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:03:52 ID:i03t0MYc
【二人の世界】
リヴァイ「…………」コツコツコツ…
ハンジ「…………」ガリガリガリ
リヴァイ「……」スッ
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「…………」ピタッ
リヴァイ「休め」
ハンジ「…………リヴァイ」
リヴァイ「休んでからやれ」
ハンジ「あぁ……そうだね」
リヴァイ「そうしろ」
773
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:04:53 ID:i03t0MYc
ハンジ「…………」ポスッ
リヴァイ「……」
ハンジ「今日は寒いねぇ」ギュッ
リヴァイ「……そうだな」
ハンジ「戻り寒波かな?」スリッ
リヴァイ「そうかもな」
ハンジ「なんか……疲れた……かなぁ?」
リヴァイ「そりゃ班員の台詞だな」
ハンジ「班員…………………………」
リヴァイ「……」
774
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:06:19 ID:i03t0MYc
ハンジ「!?」ガバッ!
リヴァイ「……」
モブリット「…………」モクモク ←残り少ない片付け中
ニファ「〜〜」キャー ←手で目を隠してるようで隠してない
ケイジ「……」モクモク ←見てないふりして片付け
アーベル「…………」←不自然な目そらし
ハンジ「〜〜〜〜っ///」
リヴァイ「正気に戻ったなら風呂に入れ」
ハンジ「そ、そそそそそうだね! 悪いけどあと頼むよ! じゃあね!!」ガタッ、タタタ…
リヴァイ「……片付け次第休め」
モブリット「はい!」
〆
775
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:07:04 ID:i03t0MYc
【いっそ一緒に入れ!】
ハンジ「ぬおぉぉぉぉぉぉ!!」ゴシゴシゴシ!
リヴァイ「うるせぇな。黙って風呂に入れねぇのか」
ハンジ「あんな恥ずかしいとこ見られて黙ってられるかぁぁぁぁ!!」ゴシゴシゴシ!
リヴァイ「うるせぇな」
ハンジ「ってか何勝手に風呂に入ってきてるんだよ!」
リヴァイ「倒れねぇように見張ってんだろうが」
ハンジ「倒れないよ! 見てんなバカ!」
776
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:07:42 ID:i03t0MYc
リヴァイ「お前は前科があるからな」
ハンジ「うっ」
リヴァイ「風呂に浸かって寝たら死ぬぞ」
ハンジ「風呂には浸からないよ。洗ったら出る」
リヴァイ「疲れてるなら浸かれ」
ハンジ「お? 駄洒落かな?」
リヴァイ「濡れ衣だ」
ハンジ「濡れ衣にしてあげようか?」ニヒッ
リヴァイ「おい、やめろ。お湯を手で掬うな。やめろと言っているだろうが、おい、クソメガネ!」
〆
777
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:09:38 ID:i03t0MYc
レスありがとうございます
日曜に。ではまたーノシ
778
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/16(月) 00:42:54 ID:Arom6R6w
乙
もはや公然の秘密だった
779
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:11:37 ID:WSELjRVQ
【洗濯が増えた】
リヴァイ「クソが」パシャッ
ハンジ「えー? お風呂中なのにもよおしちゃったの?」
リヴァイ「馬鹿か」
ハンジ「そんなに不機嫌にならなくても」
リヴァイ「兵服を無駄に濡らされた」シワー
ハンジ「あー……楽しくなっちゃって」
780
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:12:15 ID:WSELjRVQ
リヴァイ「クソが」
ハンジ「そこに戻るんだね」
リヴァイ「飯食ってから寝ろよ」
ハンジ「自信無いなー」
リヴァイ「本当は風呂より先に飯を食わせたかったが……」
ハンジ「入る前に寝ちゃうね」
リヴァイ「クソが」
ハンジ「今日はクソが多いなぁ」
〆
781
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:12:56 ID:WSELjRVQ
【お疲れ様】
リヴァイ「ちゃんと乾かせ」ゴシゴシ
ハンジ「あーいいねぇ」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「リヴァイに髪拭かれるの好きだよ」
リヴァイ「……」ゴシゴシ
ハンジ「……ふぁぁ」
リヴァイ「寝るなよ」
ハンジ「んー」
782
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:13:34 ID:WSELjRVQ
リヴァイ「……おい?」
ハンジ「んー…………」
リヴァイ「…………」
ハンジ「」スースー
リヴァイ「…………」ソッ
ハンジ「」スースー
リヴァイ「……飯は明日か」
ハンジ「」スースー
リヴァイ「……」ナデ…
〆
783
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:14:06 ID:WSELjRVQ
【癒し】
――食堂――
ニファ「……」フフッ
モブリット「何見てるんだい?」
ニファ「あ、副長」
モブリット「ハンジ分隊長とリヴァイ兵長?」
ニファ「はい」
モブリット「ちゃんと食べてるかな」
ニファ「リヴァイ兵長がいるから大丈夫ですよ」
モブリット「うん。ニファも心配してたんじゃないのかい?」
ニファ「兵長がいるのでそれは特には。微笑ましいなぁって見てただけです」
モブリット「微笑ましい……」
784
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:15:00 ID:WSELjRVQ
ニファ「あっ、不敬でしたかね?」
モブリット「いや、大丈夫だと思うよ」
ニファ「なんだかお二人が一緒にいて、楽しそうにしてるのがとてもいいなって思うんです」
モブリット「そうだね、確かに。ホッとするよ」
ニファ「ふふっ」
モブリット「なんだい?」
ニファ「私はほんわかするって意味で言ったんですが……副長は心配性ですね」クスクス
モブリット「誰かさんの所為でそうなったんだよ」
ニファ「副長はずいぶん前からハンジさんと一緒ですもんね」
モブリット「まぁね。兵長のお陰で少し楽になったよ」ハァー
ニファ「…………少し、ですか」
モブリット「少し、だね」ハァァ
〆
785
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:15:31 ID:WSELjRVQ
【飛ぼうぜ!】
ハンジ「暖かくなってきたね」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「立体機動日和だよなぁー」
リヴァイ「勝手に持ち出すなよ」
ハンジ「でも飛びたくならない?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「ほらぁ〜」
リヴァイ「うるせぇ、ダメなもんはダメだ」
ハンジ「えぇぇ? あ、ミケ!」
ミケ「ハンジ、とリヴァイか。いつも一緒にいるな」
786
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:16:23 ID:WSELjRVQ
リヴァイ「いつもじゃねぇ」
ミケ「俺が見かける度に一緒にいる」
リヴァイ「知るか」
ハンジ「ねぇねぇ、ミケ。絶好の立体機動日和だよね?」
ミケ「そうだな」
ハンジ「飛びたいよね? ねぇ? 飛びたいよねぇぇ?」
ミケ「…………おい」
リヴァイ「俺は止めた」
ミケ「はぁー、エルヴィンに許可をもらえばいいだろ」
ハンジ「くれると思う? 訓練でもなくただ飛ぶだけだよ?」
ミケ「訓練だと言えばいいだろ」
ハンジ「あ、そうだね」
787
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:17:11 ID:WSELjRVQ
リヴァイ「……」
ハンジ「ちょっと行ってくる!!」ダッ!
リヴァイ「おい」
ハンジ「だーいじょうぶーー!! リヴァイとミケのも申請しとくーー!!」
リヴァイ「……」
ミケ「……巻き込まれたな」スンッ
リヴァイ「クソメガネ」
〆
788
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:17:54 ID:WSELjRVQ
【秘密の訓練】
ハンジ「ヒャアッハァァァ!!」パシュッ!
リヴァイ「クソメガネ! はしゃぐな!」パシュッ!
ミケ「放っておけ。怪我しなければいいだろ」パシュッ!
リヴァイ「放っておいたら怪我しかねねぇだろ」
ミケ「過保護か。しかし本当に許可するとはな」
リヴァイ「ああ……しかも」
エルヴィン「待て、ハンジ。ガスをふかしすぎだ」
ハンジ「今日だけ今日だけ!」
リヴァイ「許可する変わりに自分も参加させろとは。あいつは実は暇なのか?」
ミケ「気晴らしだろう。普段二人とも机にしがみついてるからな」
ハンジ「うおっと!」ヨロッ
789
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:18:24 ID:WSELjRVQ
エルヴィン「そんなところで着地に揺らぐとは鈍っているんじゃないか? ハンジ」
ハンジ「エルヴィンだって時々勢い余ってるじゃないか」
リヴァイ「二人ともガスを使いすぎだ」
ミケ「訓練でもなんでもないな。飛ばすだけ飛んでるだけか」クックックッ
リヴァイ「笑い事か?」
ミケ「無駄遣いもたまにはいいだろ。節制してばかりだしな」
リヴァイ「…………」
ハンジ「ひゃっはっー!」
エルヴィン「全く、ハンジは無茶な動きをする」
リヴァイ「あいつら子供か」
ミケ「元々そういうところがある」スンッ
リヴァイ「……ガキどもが」
〆
790
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:19:20 ID:WSELjRVQ
レスありがとうございます
遅れた、すまん
日曜に。ではまたーノシ
791
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:01:10 ID:3OdCz5ic
【ただの森】
エルヴィン「――っと」スタッ
ハンジ「よいっしょー」スタッ
リヴァイ「……」ストッ
エルヴィン「ふぅ、たまにはこうして何も考えず飛ぶのもいいな」
ハンジ「だよねぇ!?」
リヴァイ「お前は少し考えろ」
ハンジ「ええー」
ミケ「お前ら」スタッ
792
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:01:40 ID:3OdCz5ic
ハンジ「ミケ」
ミケ「そこそこでかい木だが、巨大樹じゃないんだ。ひとつの木に密集すると木がかわいそうだぞ」
ハンジ「だってさ」
リヴァイ「何故俺に言う。お前が他所へ移れ」ミシッ
ハンジ「私が先にここにいたんだ。後から来たリヴァイが移動するべきだろ」ミシミシッ
エルヴィン「ならば俺に優先権があるということだな。二人とも他所の木へ移れ」
リヴァイ「……エルヴィン、それは命令か?」ミシミシッ
ハンジ「エルヴィン、ちょっとずるくない?」ミシッ
リヴァイ「お前が言うな」
〆
793
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:02:28 ID:3OdCz5ic
【体重】
エルヴィン「リヴァイ、命令ではないよ。
ただ、木が悲鳴を上げているみたいだし移ったほうがいいんじゃないかな?」
ハンジ「リヴァイ重いから」
リヴァイ「……お前もそこそこだろ」
ハンジ「残っ念! 今はあなたより6キロも軽いですぅー!!」
リヴァイ「お前、体重減らしたな?」
ハンジ「……5キロも軽いですぅー!!」
794
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:03:02 ID:3OdCz5ic
【体重】
エルヴィン「リヴァイ、命令ではないよ。
ただ、木が悲鳴を上げているみたいだし移ったほうがいいんじゃないかな?」
ハンジ「リヴァイ重いから」
リヴァイ「……お前もそこそこだろ」
ハンジ「残っ念! 今はあなたより6キロも軽いですぅー!!」
リヴァイ「お前、体重減らしたな?」
ハンジ「……5キロも軽いですぅー!!」
795
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:03:46 ID:3OdCz5ic
リヴァイ「誤魔化すな」
ハンジ「1キロ2キロなんて誤差の範囲だろ! ってか女性の体重に言及するなんてなっちゃいないよ?」
リヴァイ「なっちゃいねぇのはお前だ。その1キロが2キロになり、どんどん減らすだろうが」
ミケ「体重把握済み、か」スンッ
エルヴィン「ハンジの体重管理もしているのか」
ミケ「体重といえばお前や俺のほうが木への負担は大きいがな」←102キロ
エルヴィン「まぁな」←92キロ
〆
796
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:04:16 ID:3OdCz5ic
【待ち人】
ハンジ「はぁ、気持ちいいねぇ」
エルヴィン「良い運動になった」
リヴァイ「ああ」
ミケ「そうだな。しかし水を差すようで悪いがそろそろ戻らないとまずいだろ」
ハンジ「えぇーと言いたいところだけどまずいねぇ」
エルヴィン「そうだな、山盛りの書類が帰りを待ち侘びている」
リヴァイ「嫌な待ち人だな」
ミケ「人ではないがな」
ハンジ「あ」
リヴァイ「なんだ」
797
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:05:02 ID:3OdCz5ic
ハンジ「モブリットたちに言っておくの忘れてた」
リヴァイミケエルヴィン「「「!!?」」」
ハンジ「やっべー、探してるだろうなぁ」
リヴァイ「とっとと戻りやがれクソメガネ!!」
ハンジ「怒られるし……」
ミケ「怒られるべきだな」
ハンジ「エルヴィンの命令で仕方なく」
エルヴィン「申請されたんだがな」
リヴァイ「ごちゃごちゃ言ってねぇで戻るぞ! クソが!!」
ミケ「立体機動散歩はハンジの部下たちにも必要かもな」
エルヴィン「ミケ、訓練だよ。訓練」シィー
〆
798
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:05:38 ID:3OdCz5ic
【思っていた以上の時間】
――食堂――
ナナバ「おや、一人かい?」
リヴァイ「一人だが」
ナナバ「ハンジはまた引きこもりか」ガタッ
リヴァイ「ああ。部下に軟禁されている」
ナナバ「自主的じゃないんだ? 珍しいね」
リヴァイ「馬鹿をやったからな」
ナナバ「…………」
799
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:06:13 ID:3OdCz5ic
リヴァイ「……いつもの馬鹿じゃねぇ」
ナナバ「あぁ、そうなんだ? いつもなのにどうしたのかと思った」
ミケ「リヴァイ、ナナバ」
ナナバ「やぁ、ミケ」
リヴァイ「エルヴィンは終わったのか?」
ミケ「あと少しだな。俺は一足先に終わった」ガタッ
ナナバ「そういえばあなたたちもだけど今日はやけに引きこもっていたような……?」
リヴァイ「書類がちょっとな……」
ミケ「ペース配分を間違った」
ナナバ「ふぅん?」
〆
800
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:06:47 ID:3OdCz5ic
【ワンモア】
エルヴィン「…………」フゥム
リヴァイ「どうした」
エルヴィン「ハンジからまた立体機動使用申請を貰ってな」
リヴァイ「味を占めやがったか」
エルヴィン「部下のものだ」
リヴァイ「…………ミケが言っていたのを実行しようとしているのか」
エルヴィン「まぁ、訓練なのだから許可できなくもないが」
リヴァイ「何か問題でもあるのか?」
エルヴィン「ハンジの名も連ねてあるんだ」
リヴァイ「やっぱり味を占めてやがるじゃねぇか」
〆
801
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:07:41 ID:3OdCz5ic
間違って二個投下したのあるwwすまん
日曜に。ではまたー
802
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/31(火) 23:38:29 ID:4KLD2B2g
乙
803
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:44:32 ID:VtJT2wv2
【様子が】
リヴァイ「……」
ハンジ「リヴァイ、おはよ〜」
リヴァイ「ああ……」
ハンジ「月始めだねぇ」
リヴァイ「ああ……」ギシッ
ハンジ「待った」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「あなた、具合悪いでしょ?」
804
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:45:02 ID:VtJT2wv2
リヴァイ「…………」
ハンジ「どれ」ペシッつ
リヴァイ「でこ叩くな」
ハンジ「熱があるか見てるんだよ。うーん、微妙だね」
リヴァイ「この程度なら問題ない」ギシッ
ハンジ「ダメだっての!」ガッ
リヴァイ「――っ」ボフッ
ハンジ「近々壁外調査があるんだから大事にしないと」
リヴァイ「お前に言われたくねぇな」
ハンジ「それはそれ、これはこれ」
805
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:45:37 ID:VtJT2wv2
リヴァイ「お前な」
ハンジ「とにかく、今日は大事をとって休んで。エルヴィンには私が言っておくから」
リヴァイ「お前が?」
ハンジ「? うん」
リヴァイ「今から?」
ハンジ「そうだけど。何か問題でも?」
リヴァイ「…………いや」
ハンジ「そう? じゃ、大人しくててね」
リヴァイ「……ああ」
〆
806
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:46:21 ID:VtJT2wv2
【お楽しみでしたね】
ハンジ「――というわけで、リヴァイは今日休みね」
エルヴィン「ああ、分かった」
ハンジ「全く、具合良くないのに動こうとするんだから」
エルヴィン「君が言うか」
ハンジ「…………」シワッ
エルヴィン「なんだ?」
807
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:47:23 ID:VtJT2wv2
ハンジ「リヴァイにも似たようなこと言われた」
エルヴィン「それはそうだろうな」
ハンジ「くそぅ」
エルヴィン「しかし、君たちは本当に仲が良いね」
ハンジ「?」
エルヴィン「朝一番にリヴァイの体調不良のお知らせとは……ずっと一緒にいたんだな」ニコニコ
ハンジ「………………………………!?」ハッ!
〆
808
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:47:55 ID:VtJT2wv2
【たのみごと】
ハンジ「くっそ! だからリヴァイのやつ今から?とか聞いてやがったのか!」
ハンジ「はっきり言えよ!!」
ハンジ「あーもう! 部下に頼めば……って、それだと部下にばれるじゃん!」ワシャワシャ
ハンジ「時間を空けるべきだった……」ハァー
ハンジ「!」
「……」
ハンジ「おや。また会ったね」
「……」
809
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:48:29 ID:VtJT2wv2
ハンジ「ふふっ、相変わらず無愛想だね」
「……」
ハンジ「今日はね、リヴァイがお休みなんだ」
「……」ピクッ
ハンジ「リヴァイって言葉に反応するんだねぇ……」
「……」ピクピクッ
ハンジ「! ねぇ、ちょっとお願いがあるんだけどさ」
「?」
〆
810
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:49:44 ID:VtJT2wv2
【いやいや、まさかそんな】
モブリット「あの、ハンジ分隊長」
「……」
ハンジ「なんだい?」
モブリット「頭に何か乗ってるんですが……」
「……」
ハンジ「ああ、これね。リヴァイだよ」
モブリット「そんなわけあるか! いや、そんなわけないでしょうが!
どっからどう見ても真っ黒な猫です!」
黒猫「……」ノッシリ
ハンジ「いやぁ、ちょっと手違いで」
モブリット「どういう手違いですか」
811
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:50:15 ID:VtJT2wv2
黒猫「……」クァームニャムニャ
ハンジ「体調が悪そうだったから私配合の栄養剤を飲ませたらこうなっちゃって」
モブリット「絶対嘘ですよね? これあの黒猫ですよね?」
黒猫「」スヤァ
ハンジ「これとか言っちゃダメだよ。リヴァイなのに」
モブリット「だからリヴァイ兵長じゃないですよね!?」
黒猫「!」クワッ!
モブリット「うおっ!?」ビクッ
黒猫「……」ジー
モブリット「…………」ドキドキ
812
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:50:55 ID:VtJT2wv2
黒猫「…………」ジー
ハンジ「呼ぶから呼んだのかって起きたんだよ」
モブリット「まさか、そんな」
黒猫「……」ジー
モブリット「…………まさか、ですよね?」
黒猫「…………」ジー
モブリット「…………」ゴクリッ
黒猫「……」ジッ
モブリット「リ、リヴァイ兵長?」
黒猫「……ニアッ」
モブリット「へ、返事した!?」
ハンジ「ほらねー?」
ハンジ(まさか返事までするとは思わなかったな)
〆
813
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:51:26 ID:VtJT2wv2
【そしてバレる】
ナナバ「また何を馬鹿なことを」
ハンジ「だからリヴァイなんだってば」
黒猫「ナーオ」
モブリット「リヴァイ兵長とお呼びすると返事するんですよ……」
ナナバ「えぇ……」チラッ
黒猫「……」
ナナバ「…………リヴァイ」
黒猫「ニアッ」
ナナバ「マジか」
ハンジ「ねー?」
814
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:52:36 ID:VtJT2wv2
ナナバ「いやいや、ねー?じゃなくてね」
ハンジ「おそらく今日一日はこのままなんだよ。ね、リヴァイ」
黒猫「ニアー……。!」タッ!
ハンジ「あ、リヴァイどこに……」
「……何ふざけたことをしてやがる」
黒猫「ニアー」
ハンジ「げっ、リヴァイ」
モブリット「へ、兵長!?」
ナナバ「具合悪くて休みじゃなかったの?」
リヴァイ「だいぶ良くなったから飯食いに来た」
黒猫「……」ゴロゴロスリスリ
815
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:53:14 ID:VtJT2wv2
ハンジ「……」ソー
リヴァイ「なんのつもりだ、クソメガネ」ガシッ
ハンジ「いや、その、エイプリルフールだし、リヴァイ休みだし、リヴァイが私を嵌めた復讐もできるしで……」
リヴァイ「嵌めた……?」
ハンジ「朝一でエルヴィンに報告したらどうなるか分かってて言わずに送り出したでしょ!」
リヴァイ「あぁ」
ナナバ「朝一でリヴァイの体調不良の報告、ね」フーン?
モブリット「…………」
ハンジ「はっ!?」
リヴァイ「……」
〆
816
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:53:59 ID:VtJT2wv2
乙ありがとうございます
遅いエイプリルフール
日曜に。ではまたーノシ
817
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/07(火) 19:13:44 ID:KKW6cLRY
乙
でも兵長以前猫になりましたやん
818
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:42:10 ID:Q99CgnxY
【私の名は】
ハンジ「ぬおぉぉぉぉ」
ナナバ「なんか奇声あげて頭かきむしってるけど」
リヴァイ「ほっとけ」
黒猫「……」ゴロゴロ
ナナバ「懐いてるねぇ」
リヴァイ「……」
ナナバ「その黒猫、あんたの名前を自分の名前と勘違いしてるかもよ」
819
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:43:10 ID:Q99CgnxY
リヴァイ「あ?」
黒猫「……」ゴロゴロ
ナナバ「リヴァイ」
黒猫「ニァ」
ナナバ「ほら」
リヴァイ「…………こいつはメスだが」
ナナバ「え? 問題点そこ?」
〆
820
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:43:43 ID:Q99CgnxY
【やりかねない人】
ハンジ「はっ!? そういえばナナバはリヴァイが病欠なの知ってたの?」
ナナバ「あ、ハンジ正気に戻ったの? 知ってたよ」
ハンジ「えぇ!? マジか、とか言ってたじゃないか!」
ナナバ「リヴァイで返事したからマジかと思ったんだよ」
ハンジ「まさか、モブリットも!?」バッ
モブリット「えーっと……」
リヴァイ「……」
821
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:44:37 ID:Q99CgnxY
モブリット「……すみません、もしかしたら本当に猫になったのかとか思ってました」
ハンジ「いえぇぇぇがぁぁぁぁぁ!!」ヨッシャァ!
ナナバ「なんでよ」
モブリット「いやぁ、ハンジさんならやりかねないというか」
ナナバ「さすがに猫に変身は無いでしょ」
モブリット「でもハンジさんですし」
ナナバ「納得しかけちゃうでしょうが」
リヴァイ「しかけんな。あるか、そんなこと」
〆
822
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:45:29 ID:Q99CgnxY
【呼んだ?】
ナナバ「ところでどうすんの? そのリヴァイ」
黒猫「ニアー」
リヴァイ「返事するんじゃねぇよ」
黒猫「?」
ハンジ「いいんじゃないの? その子リヴァイで」
リヴァイ「よくねぇ」
モブリット「その子よくクロって呼ばれるみたいなんですけどね」
ハンジ「そうなの? そういやエルヴィンも呼んでたな」
モブリット「団長もですか? この間見かけたときは別の兵士にそう呼ばれてましたよ。
もっとも、返事もしなければ近づきもしてませんでしたけど」
823
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:46:41 ID:Q99CgnxY
ハンジ「あはは、この子愛想悪いからねぇ。まぁ、誰にでも懐くのも考えもんだからいいけどさ」
リヴァイ「とにかく、こいつを俺の名で呼ぶのは禁止だ」
ナナバ「しばらく呼ばなきゃ忘れるでしょ」
リヴァイ「だといいが」
ハンジ「あ、そういえばリヴァイ」
リヴァイ「なんだ」
黒猫「ナーオ」
リヴァイハンジナナバモブリット「「「「……」」」」
ハンジ「これはちょっと時間かかるかもねぇ」クスクス
リヴァイ「…………」シワー
〆
824
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:47:13 ID:Q99CgnxY
【まったくうちの子達は】
コンコンコンガチャッ
ハンジ「エルヴィン、書類のお届けにあがりましたー」
エルヴィン「ハンジ、返事を待ちなさい」
ハンジ「大丈夫、着替えの最中でも気にしないから」
エルヴィン「そういう問題じゃないだろう」
ハンジ「イゴキヲツケマス」
エルヴィン「まったく……」
825
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:48:00 ID:Q99CgnxY
リヴァイ「おい、エルヴィン」ガチャッ
ハンジ「あー、いーけないんだいーけないんだ! ノックして返事待たなきゃいけないんだよ」
リヴァイ「待たずに入ったお前に言われたくねぇ」
ハンジ「ちっ、見てたのか」
エルヴィン「ハンジに言われたくないのは分かるがお前もちゃんとノックして返事を待って入りなさい」
リヴァイ「メガネが入っていくのを見た」
ハンジ「私がいるし、エルヴィンがいることも分かったから入ったと」
エルヴィン「……だからいいというわけじゃないだろう」
〆
826
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:48:48 ID:Q99CgnxY
【名前は大事】
ハンジ「そうそう、エルヴィン、この間の黒猫なんだけどさ」
エルヴィン「黒猫……? あぁ、クロか」
ハンジ「そうそれ。あの子自分の名前をリヴァイだと思ってるみたい」
エルヴィン「ぐほっ」
リヴァイ「汚ぇな」
エルヴィン「すまない。不意打ちだった」
ハンジ「そんでさ、もし見かけたらさ」
エルヴィン「リヴァイと呼べばいいのか?」
リヴァイ「違う」
827
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:49:23 ID:Q99CgnxY
ハンジ「定着させても面白いけどリヴァイが怒るから見かけたらとことんクロって呼んであげて」
エルヴィン「そうか、残念だな」
リヴァイ「……」シワー
エルヴィン「しかし……」
ハンジ「何?」
エルヴィン「あの子メスだったがクロで良かっただろうか?」
ハンジ「そこ気にするんだ」
リヴァイ「……」
〆
828
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:51:15 ID:Q99CgnxY
レスありがとうございます
別次元では猫祭りww
すまん、体調が不良なってこいつがなかなか更生できなくて遅くなった
腹をやられただけで今流行りのものではないけども
日曜に。ではまたーノシ
829
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/13(月) 23:45:18 ID:qTyvum0.
流行りのアレじゃなくて良かった
>>1
は身体を大事にしてくれ
暗いニュースばかりの中このスレに癒されているんだ
830
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:15:47 ID:oR/wd4qE
【髪の長さ】
リヴァイ「ハンジ、髪伸びたな」
ハンジ「あれ? そう?」
リヴァイ「そろそろ切り時だな」
ハンジ「そうだねぇ、いっそ丸坊主にでもしようかな」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「ちょこちょこ切るの面倒だし」
リヴァイ「……」シワシワー
831
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:16:36 ID:oR/wd4qE
ハンジ「ぷはっ、冗談だって!」ケラケラ
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「ごめんって。切ってもらえるかな?」
リヴァイ「坊主にしてやる」
ハンジ「どうぞ?」クスクス
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「ふふっ、ごめん」クックックッ
リヴァイ「クソメガネが」
〆
832
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:17:17 ID:oR/wd4qE
【届くかな?】
――庭――
リヴァイ「……」チョキチョキ
ハンジ「……」ペラッ
リヴァイ「……本に髪が落ちるぞ」
ハンジ「大丈夫大丈夫。後でバサバサーってやれば落ちるよ」ペラッ
リヴァイ「……」チョキチョキ
ナナバ「おや?」
ハンジ「お、ナナバ」
ナナバ「はい、ハンジ。髪切りかぁ、私もそろそろ切らないといけないな」
ハンジ「丁度いいしリヴァイにやってもらえば?」
リヴァイ「……」チョキチョキ
833
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:17:53 ID:oR/wd4qE
ナナバ「行きつけの店あるし、遠慮しておくよ」
ハンジ「そう?」
ミケ「髪切ってるのか」
ハンジ「ミケ。ミケもやってもらう?」
リヴァイ「……」チョキチョキ
ミケ「……」フーム
リヴァイ「うるせぇ」
ミケ「何も言ってないだろ」
リヴァイ「てめぇの座高が悪い」
ミケ「失礼な奴だ」
ハンジ「地べたに座ってもらえば」
リヴァイ「うるせぇ」
〆
834
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:18:37 ID:oR/wd4qE
【さっぱりさせるか】
ミケ「まぁ、最近切ったから別にいいんだがな」
リヴァイ「ならさっさと断れ、クソが」
ミケ「八つ当たりされてしまった」
ハンジ「まーまー、今度切ってあげなよ」
リヴァイ「……」ジッ
ミケ「…………遠慮しておく」
リヴァイ「遠慮はいらねぇぞ」
ミケ「お前全部刈る気だろ」
リヴァイ「涼しくていいだろ」
ミケ「断固許否する」
リヴァイ「チッ」
〆
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