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リヴァイ「どこまでも」ハンジ「戯れてゆく」
470
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/02(土) 21:17:39 ID:ry4SxJGM
ミケ「ミッション?」
ナナバ「ミケを誘うことだよ。リヴァイが」
ミケ「なんでリヴァイなんだ」
エルヴィン「じゃんけんで勝ったからだ」
ミケ「勝ったから?」
ハンジ「そ。勝った人が誘うってことでじゃんけんしたんだよ」
ミケ「なるほど」スンッ
リヴァイ「…………」
〆
471
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/02(土) 21:19:48 ID:ry4SxJGM
【澱んだのは何故?】
エルヴィン「リヴァイ、お前結局ハンジに誘わせただろう?」
ナナバ「あー、そうそう。リヴァイはミッションクリアしてないね。罰ゲームだよ」
リヴァイ「見てたのか……俺はちゃんと誘った。だから罰ゲームはしない」
ナナバ「どこに行くとかの説明ハンジに投げたじゃない」
リヴァイ「ミケがハンジに聞いたんだ」
エルヴィン「誘った奴が言わないとダメだろう」
リヴァイ「…………説明くらいいいだろ」
ミケ「そういやなんで言い澱んでたんだ? お前」グビッ
リヴァイ「…………ヒゲに泡付いてんぞ」
ミケ「飯誘うくらい普通にしてただろ」グイッ
リヴァイ「…………」
ハンジ「なんか妙に照れ臭かったみたいよ?」プハァー
リヴァイ「クソメガネ、泡が」
472
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/02(土) 21:20:56 ID:ry4SxJGM
ハンジ「分かってる分かってる」グイッ
リヴァイ「…………」
ミケ「照れ臭い?」
ハンジ「誕生日のために改めて誘うって思うと緊張したんじゃない?」クスクス
リヴァイ「……違ぇ」
ミケ「じゃあなんだ?」
リヴァイ「…………」グビッ
ハンジ「んんんー? じゃああれか、改めて誘うのが照れ臭いのもあるし、
バレてもいいけど一応隠してたからバレたらビックリさせられなくてみんなに申し訳なかった……とか?」
リヴァイ「…………助かる」
ハンジ「だって!」ニパー☆
ミケ「…………」
ナナバ「ハンジの翻訳も極まれりだね」グビッ
〆
473
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/02(土) 21:21:27 ID:ry4SxJGM
【後片付け】
ミケ「まぁ、なんにしてもありがとうな」
ハンジ「いえいえー」
リヴァイ「…………」
ミケ「ありがとう、な?」
リヴァイ「ああ……」
ミケ「ここ、貸し切りにしたのか」
ハンジ「うん。結構集まったしね」
ナナバ「片付けとか気にせず飲めるしね」
ミケ「片付け気にせず、な」
エルヴィン「多少はしなければならんだろうな」
474
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/02(土) 21:22:08 ID:ry4SxJGM
ハンジ「え? そうかい?」
リヴァイ「酔って皿を割る奴やら吐く奴やら潰れる奴が出てくるだろ」
ナナバ「あー……そりゃそうだな」
ハンジ「確かに」ウンウン
リヴァイ「ハンジ、お前は吐いて潰れる側にいるからな」
エルヴィン「そうなったらリヴァイに任せるぞ」ポンッ
ミケ「頼んだぞ」ポンッ
リヴァイ「…………」シワシワー
ミケ「俺の誕生日にシワシワになるな。飲め」トポトポ
リヴァイ「……チッ」
ハンジ「……一番潰れられたら困るのってミケだよね」ヒソッ
ナナバ「あの巨体運ぶのは大変そうだね」
〆
475
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/02(土) 21:25:02 ID:ry4SxJGM
レスありがとうございます
ベタベタされたんだろうなぁきっと
遅れてすまぬ。昨日は寝てしまった
11月1日ミケさんおめ!!
次は遠くなってすまないが来週の日曜に。ではまたーノシ
476
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/02(土) 23:55:16 ID:YbrUBswY
ミケさんおめでとー
半分出てる兵長はホラーだw
477
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:00:35 ID:VgFpmJ3A
【背中からハンジ】
ハンジ「リーヴァーイー!!」ドーンッ
リヴァイ「……」ビクトモ
ハンジ「いやぁー寒くなってきたよねぇ」ノッシリ
リヴァイ「ああ」ザッザッ
ハンジ「リヴァイカイロの時期だよ」
リヴァイ「俺はカイロじゃねぇ」ザッザッ
ハンジ「庭掃きかい?」
リヴァイ「たまにやらねぇと落ち葉で埋まる」ザッザッ
478
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:01:13 ID:VgFpmJ3A
ハンジ「まぁ確かにね」
リヴァイ「お前は何してる」
ハンジ「暇してる」
リヴァイ「手伝え」
ハンジ「やなこった」
リヴァイ「クソが」
エルヴィン「おや? リヴァイ、ハンジが乗っかってるぞ」
ハンジ「やぁ、エルヴィン」
リヴァイ「知っている」
〆
479
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:01:51 ID:VgFpmJ3A
【勝負!!】
エルヴィン「てっきり気付いていないのかと思ったよ」
リヴァイ「そんなわけあるか」
ハンジ「木の葉集めたらイモ焼こうよ」
エルヴィン「それもいいな」
リヴァイ「誰がイモを買いに行く」
ハンジ「……」
エルヴィン「……」
リヴァイ「……」
480
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:02:25 ID:VgFpmJ3A
――――ザッ!
ハンジ「あ、じゃーんけん!!」
エルヴィン「!」ザッ
リヴァイ「!」ザッ
ミケ「おい、庭で集まって何してるんだ?」∩(入 )))
ハンジリヴァイエルヴィン「「「!!!」」」
ハンジ「ぽんっ!!」チョキ
エルヴィン「……」チョキ
リヴァイ「……」チョキ
ミケ「?」∩(入 )パー
〆
481
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:03:08 ID:VgFpmJ3A
【あてられる】
ミケ「おかしいだろう。手をあげていただけなのにじゃんけんに参加していることになるなんぞ」ブツブツ
ハンジ「まだ言ってる」ツンツン
リヴァイ「あまりイモを突っつくな。生焼けになるぞ」
ハンジ「時々転がした方がいいんだよ」
エルヴィン「不運だったな。買ってきてくれてありがとう、ミケ」ポンッ
ミケ「……はぁ。もういい」
482
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:03:58 ID:VgFpmJ3A
リヴァイ「クソメガネ、転がしすぎだ」
ハンジ「大丈夫だって。生焼けだったらまた焼けばいいさ。落ち葉はそこらにあるし」ツンツン
リヴァイ「……俺を突っつくな」
ハンジ「リヴァイも突っついちゃダメなの?」
リヴァイ「良いわけねぇだろうが」ガシッ
ハンジ「あ、こら、ちょっと、指離せ!」ジタバタ
ミケ「…………睦まじくて何よりだな」ハァー
エルヴィン「ははっ」
〆
483
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:04:49 ID:VgFpmJ3A
【勝たずして勝つ】
ハンジ「そろそろ焼けたかなー?」
ナナバ「何してるんだい?」
ミケ「ナナバか」
エルヴィン「良いところに来たな」
ナナバ「? イモ?」
ハンジ「そう、ちょうど焼けたよ。食べる?」
ナナバ「いいのかい?」
484
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:05:28 ID:VgFpmJ3A
ハンジ「うん、結構あるから大丈夫だよ」
ナナバ「じゃあ、貰うよ。ありがとう」
リヴァイ「…………」
ミケ「どうした、リヴァイ」
リヴァイ「いや……一番の勝利者はナナバだな、と思ってな」
ミケ「あぁ……」
エルヴィン「確かに。何もせず獲物を得ているな」
ナナバ「? 何の話だい?」
ハンジ「タイミングが絶妙だって話だよ」フフッ
〆
485
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:06:15 ID:VgFpmJ3A
【背中からリヴァイ】
――ハンジ執務室――
リヴァイ「ハンジ」ガチャッ
ハンジ「ノック1つ無いとは恐れ入る」カリカリ
リヴァイ「お前に言われたくねぇ」スタスタ
ハンジ「私はノックするよ。返事は待たないけど」カリカリ
リヴァイ「……終わりそうか?」ヒョイッ←覗き込んだ
ハンジ「あとちょっとだねー。休憩でしょ? ちょこっと待ってて」カリカリ
リヴァイ「分かった」ノッシリ
ハンジ「重っ。なんで背に背を乗っけてんだよ」
リヴァイ「休憩しながら待っている」ノッシリ
ハンジ「重いわ」
486
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:07:02 ID:VgFpmJ3A
リヴァイ「そうか」ノッシリ
ハンジ「この野郎。窓遮られてお日様あたらないんですけどー。寒いんですけどー」
リヴァイ「俺はカイロなんだろう?」
ハンジ「まさかの自らカイロ発言」
リヴァイ「ちゃっちゃと終わらせろ」ヌクヌク
ハンジ「あ! 正面からお日様、背は私で暖を取ってやがる! ずっりぃー!」
リヴァイ「いいからとっととやれ」
ハンジ「はいはい。紅茶入れてよねー」カリカリ
リヴァイ「ああ」
ハンジ「んもう」カリカリ
〆
487
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/10(日) 22:08:46 ID:VgFpmJ3A
レスありがとうございます
∩(入 )はミケさんww
今回左を向いてたので(入 )だけど正面だと( 人 )これ。エルヴィンは( 人)?
スマホだから変だったらすまん……というか見分けつかねぇな、こんなもんwww
日曜に。ではまたーノシ
488
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/12(火) 21:19:14 ID:hGsLsTEs
相変わらず芸が細かいなー
489
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/13(水) 09:01:30 ID:rTWYQDxc
なんだ?と思ったら前髪かw
上手いww
490
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/17(日) 02:39:30 ID:3nRbaIqE
猫シリーズ、子猫sが正しくない?
アポストロフィは所有物
491
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:49:44 ID:SeqnBufE
【一番記憶に残った】
リヴァイ「ほら」カチャッ
ハンジ「ん。あー美味しい。やっぱりリヴァイの淹れた紅茶はいいね」フゥー
リヴァイ「そうか」ズズズズ
ハンジ「エルヴィンってばまた中央に行ってるんだって?」
リヴァイ「ああ。お茶会だと」
ハンジ「支援者の方々とお茶会ね……大変そうだ」
492
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:50:18 ID:SeqnBufE
リヴァイ「……」
ハンジ「どうしたの?」
リヴァイ「いや……ここのところお茶会とやらが多いなと思ってな」
ハンジ「確かに……もしかして根回しかな?」
リヴァイ「?」
ハンジ「ほらちょっと前の夜会だよ。酔って絡んできた御方がいたでしょ?」
リヴァイ「あぁ……他の女の香水が気に食わねぇとお前が嫉妬したあの夜会か」
ハンジ「……どういう覚え方だよ」
〆
493
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:51:21 ID:SeqnBufE
【厄介者】
ハンジ「まぁ、あれからまだそんなに経ってないからしばらく続くかもね」
リヴァイ「面倒なことにならなきゃいいがな」
ハンジ「そうだねぇ。主催者に窘(たしな)められて大人しくなってくれてたらいいけど」
リヴァイ「……そんなタマには見えなかったな」
ハンジ「そりゃ厄介そうだね」シワッ
リヴァイ「何かしでかす前にエルヴィンが止めようとしているんだろうが……」グリグリ
ハンジ「ちょっ、眉間をぐりぐりするな。……止まればいいけどね」
リヴァイ「ああいう奴のプライドだけは高ぇからな」
ハンジ「面倒臭いよねぇ。嫌いなら近寄らなければいいのに」
494
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:52:00 ID:SeqnBufE
リヴァイ「どうしても目にすることはあるからな」
ハンジ「それ以外で近寄らなければいいのに」
リヴァイ「まぁな」
ハンジ「……それかいっそやらかしてくれればいいのに」
リヴァイ「潰すのは骨が折れるぞ」
ハンジ「潰すなんて物騒なことしないよー……ちょーっと柔らかーい部分を知れたらそれでいいんだよ」
リヴァイ「弱味な」
ハンジ「ま、エルヴィンがそれをやってくれているだろうけどね」
リヴァイ「長期戦は面倒だな」
ハンジ「早く終わるといいね」
〆
495
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:53:17 ID:SeqnBufE
【別の噂】
ハンジ「エルヴィン、おかえり」
エルヴィン「ああ、ただいま」
ハンジ「戦況はどうだい?」
エルヴィン「まあまあだな。だが……」
ハンジ「何か気になることでも?」
エルヴィン「くだらない噂を流しているようだ」
ハンジ「噂?」
エルヴィン「夜会に来ていた方々が見ていたから広まってはいないがしつこく話題に乗せているらしい」
ハンジ「噂が収まってはまた噂してってこと? それ主催者の面子を潰すことにならない?」
エルヴィン「酔って絡んできたことが問題だっただけだからな」
ハンジ「…………流してるのはリヴァイに女が酔って集ったことの方か」
エルヴィン「ああ。侍らせて遊んでいる、とな」
ハンジ「馬鹿馬鹿しい」
496
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:54:09 ID:SeqnBufE
エルヴィン「リヴァイの噂だけで実情を知る者が多いわけではないからな」
ハンジ「…………」
エルヴィン「その場にいた方々は女性が勝手に寄っていって
あしらわれているのを見ているから訂正してくださっているんだが」
ハンジ「しつこく噂話を繰り返されれば信じる人も出てくる」
エルヴィン「そういうことだ」
ハンジ「しばらく夜会にリヴァイを連れていかない方がいいんじゃないの?」
エルヴィン「逆だな。とことん連れていく」
ハンジ「えっ!? なんで!?」
エルヴィン「噂を信じている者は興味を持って参加するだろう。
その者たちにリヴァイは寄ってくる女性に興味が無いと見せつければいい」
ハンジ「……それ別の噂が流れない?」
エルヴィン「…………女性自体に興味が無いと見せるわけじゃないぞ」
〆
497
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:55:15 ID:SeqnBufE
【パートナー】
エルヴィン「――というわけで、これから夜会の招待があれば全て出てもらう」
リヴァイ「…………………………了解した」シワシワー
ミケ「シワシワ……じゃない渋々だな」
ハンジ「シワシワでもあるけどね」
リヴァイ「……」ジロリッ
ミケ「……」フイッ
ハンジ「……」プイッ
リヴァイ「……条件を付けてもいいか?」
エルヴィン「出来ることなら叶えてやろう」
リヴァイ「出る夜会全てにハンジを付けろ」
498
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:55:48 ID:SeqnBufE
ハンジ「はぁ!?」
エルヴィン「ふむ……大抵はパートナーが必要だしな。全て、は難しい事もあるかもしれんが出来るだけそうしよう」
ハンジ「えぇ!? 私も結構忙しい身なんだけど!」
エルヴィン「ならば他の女性に頼もうか?」
ハンジ「そっ!! それは……」
エルヴィン「それは?」
ハンジ「それは嫌」ボソッ
エルヴィン「そうか。では決まりだな。ドレスは新調するか?」
ハンジ「そんな金どこにあるのさ」
エルヴィン「リヴァイのポケットマネーかな?」
リヴァイ「あぁ?」
499
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:56:30 ID:SeqnBufE
エルヴィン「補助は出すぞ?」
リヴァイ「全額出せ。必要経費だろ」
エルヴィン「分かってる。冗談だよ」クスッ
ハンジ「新調なんてせずにそれ研究費に回してほしいくらいなんだけど」
エルヴィン「その為の経費ではないからな。それに」
ハンジ「?」
エルヴィン「ドレスは無事なのか?」
ハンジ「…………………………」ムゥ
リヴァイ「…………おい、てめぇ」
ハンジ「いっそ兵士の服じゃダメかな?」アハッ
リヴァイ「ダメに決まってんだろうがクソメガネ」
〆
500
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:57:07 ID:SeqnBufE
【ぎゅっと】
ミケ「ドレスダメにしたのか?」
ハンジ「あー……虫に食われてるかもしれない。仕舞いっぱなしで」
ミケ「リヴァイ、ちゃんと管理してなかったのか?」
リヴァイ「なんで俺が全部管理してると思ってんだ」
ハンジ「もう兵装でいいじゃん」
リヴァイ「いいわけねぇだろうが」
ハンジ「兵装も一応正装だし」
ミケ「新調するんだろう? ドレスが嫌なのか?」
501
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/17(日) 23:58:02 ID:SeqnBufE
ハンジ「そうじゃないけど、いや、動きづらいからあんまり好きではないけど」
エルヴィン「パートナーとしてリヴァイと一緒に行くのだからドレス以外は認めないぞ」
ハンジ「分かってるよ……はぁードレスかぁ」
ミケ「やっぱり嫌なのか?」
ハンジ「嫌というか……コルセットがね……」
ミケ「あぁ……締め上げるからな」
ハンジ「そ。結構キツいんだよね」
ミケ「リヴァイにやられたらさぞかしキツいだろうな」
ハンジ「本気で締められたら胴体が真っ二つになりそう」
リヴァイ「人をなんだと思ってやがる」
〆
502
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/18(月) 00:00:44 ID:oWw6OsrQ
レスありがとうございます
やだっ恥ずかしい///s(というより「’」)の使い方がなってないなんてっm違わないように気を付けなきゃ
ありがとね
日曜に。ではまたーノシ
503
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:08:22 ID:ILIVt30U
【ワーカーホリック】
――ハンジ研究室――
リヴァイ「ハンジ、今度の休みだが」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「街に行くぞ」
ハンジ「いいよ。どこ行くの?」
リヴァイ「仕立屋だ」
ハンジ「服仕立てるの?」
リヴァイ「忘れてやがるのか?」
ハンジ「何が…………あ!」
リヴァイ「思い出したか」
ハンジ「ドレスかっ!」
504
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:09:03 ID:ILIVt30U
リヴァイ「ああ」
ハンジ「まだ夜会決まってないじゃん」
リヴァイ「早めに準備しねぇとゴタゴタするだろうが」
ハンジ「そうだけどさぁ」
リヴァイ「ちゃんと風呂に入っておけよ」
ハンジ「分かってるよ。しかしドレスとなるとちょっと遠出になるね」
リヴァイ「この辺りじゃドレスの仕立屋はねぇからな」
ハンジ「一日で済むの?」
リヴァイ「…………念の為もう一日貰っておくか」
ハンジ「早く戻れれば仕事するってことで」
リヴァイ「分かった」
ニファ(二日くらい丸々休んだらいいのに……休みでも研究やらなんやらしてるんだし)
モブリット(二人とも働き過ぎです……)
〆
505
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:09:40 ID:ILIVt30U
【それは普段着として】
――街――
ハンジ「ここに来るのは久しぶりだねぇ」
リヴァイ「大体は近場で済ますからな」
ハンジ「さっさとドレス決めて街を散策しようよ」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「既製品で合うのがあると早いんだけど。ドレスは何色にしようか?」
リヴァイ「その辺はお前が好きに決めろ」
ハンジ「せっかくリヴァイが一緒なのにかい?」
リヴァイ「妙なもん選ばねぇように見ていてはやる」
506
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:10:22 ID:ILIVt30U
ハンジ「妙なもんってなんだよ」
リヴァイ「……巨人柄とかか?」
ハンジ「ぶはっ! ドレスに無いだろそんなの!」ケラケラ
リヴァイ「巨人はともかく妙チクリンな柄を選んだりしそうだが」
ハンジ「そんなことしないよ」
リヴァイ「どうだかな」
ハンジ「信用無いなー」
リヴァイ「巨人柄があったらどうする?」
ハンジ「……ドレスには使わないよ」
リヴァイ「…………“には”」
〆
507
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:11:10 ID:ILIVt30U
【選ばせる】
――仕立屋――
ハンジ「おお……圧倒されるね」
リヴァイ「…………」←居心地悪い
店員「いらっしゃいませ。本日はどういったものをお探しですか?」
ハンジ「夜会に出るためのドレスを……」
店員「ご案内いたします」
ハンジ「ありがとう。リヴァイ、行くよ」
リヴァイ「ああ」
店員「こちらでございます」
ハンジ「どうも。何かあったら呼びますので」
店員「かしこまりました。どうぞごゆっくりご覧くださいませ」
508
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:12:03 ID:ILIVt30U
ハンジ「うーん……リヴァイ、どれがいい?」
リヴァイ「俺に聞くか」
ハンジ「そりゃパートナーですし?」
リヴァイ「…………」ジッ
ハンジ(おっ、真剣に選んでる)
リヴァイ「これか……?」カチャッ
ハンジ「どれどれー? 綺麗なグリーンだね」
リヴァイ「! これはダメだな」
ハンジ「なんで…………あっ」
リヴァイ「尻の辺りまで切れ目がある」
ハンジ「夜会用のドレスって胸元と背中が大きく開いてるのがほとんどなんだよね……とはいえこれは」
リヴァイ「無しだな」カチャッ
〆
509
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:12:35 ID:ILIVt30U
【結局真剣】
ハンジ「…………」
リヴァイ「……」カチャッ…カチャッ…
ハンジ(自分で選べって言ってたわりにすげぇ真剣だな)
ハンジ「……リヴァイ」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「どんなのがいいと思ってるの?」
リヴァイ「…………露出はあんまりねぇほうがいいだろうが」
ハンジ「まぁねぇ……ストールなんかで隠すって手もあるよ?」
リヴァイ「……そうか」
510
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:13:06 ID:ILIVt30U
ハンジ「ふふっ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「いや……見せたくないんだなって」
リヴァイ「…………誰が好き好んでてめぇの女の肌を見せびらかしたがるんだ」チッ
ハンジ「!」
リヴァイ「いいからお前も選べ」
ハンジ「う、うん」///
リヴァイ「……なんで赤くなってやがる」
ハンジ「いや、うん、選ぶよ」カチャッカチャッ
リヴァイ「?」
〆
511
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:13:54 ID:ILIVt30U
【それが一番】
――試着中――
ハンジ「ど、どうかな?」
リヴァイ「…………」ジー↑
ハンジ「リヴァイ?」
リヴァイ「…………」ジー↓
ハンジ「えーっと」モジモジ
リヴァイ「……悪くねぇ」フム
ハンジ「そ、そうかい?」ヘヘッ
リヴァイ「青もだが紫の方が悪くない」
512
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:14:28 ID:ILIVt30U
ハンジ「そうだね、こっちの方が露出も少なめだし。でも丈が足りないね」
店員「寸法をお測りいたしましょう」
ハンジ「頼みます」
リヴァイ「仕立てるのか」
ハンジ「長いなら詰めれば済むけど短いのはどうしようもないからね」
リヴァイ「……変えることは可能なのか?」
ハンジ「ん? デザイン?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「どこを変えたいの?」
リヴァイ「足の……」
ハンジ「あれくらいスリット入ってないと動きにくいよ? ダンスも踊るんだし」
513
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:15:00 ID:ILIVt30U
リヴァイ「…………」
ハンジ「タイトなものでなければスリットは無いけど」
リヴァイ「……」
ハンジ「それは嫌なんだね?」クスッ
リヴァイ「……」
ハンジ「これくらいの露出は我慢しておくれよ」
リヴァイ「…………分かった」
ハンジ「ふふっ」
リヴァイ「……」ジロリッ
ハンジ(かわいいところあるじゃないか。知ってたけどさ)クスクス
〆
514
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/11/24(日) 22:15:46 ID:ILIVt30U
しばらく続く
日曜に。ではまたーノシ
515
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/26(火) 03:15:45 ID:fctYbnos
乙
露出度以外だと何が決め手になったのかな
516
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:15:00 ID:osDZKh0c
【二人の関係】
店員「それでは申し訳ありませんが旦那様はこちらでお待ちください」
リヴァイ「――っ」
ハンジ「!?」
店員「?」
リヴァイ「……分かった。行ってこい」ポンッ
ハンジ「あ、リ、リヴァイ」
リヴァイ「否定するのも面倒だ。行け」ボソッ
ハンジ「う、うん」
店員「こちらへどうぞ」ニッコリ
〆
517
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:15:38 ID:osDZKh0c
【しっかり選んでいる】
リヴァイ「終わったか」
ハンジ「うん。そうだ、仕立てるんだから色変えることできるよ。どうする?」
リヴァイ「紫でいいだろ」
ハンジ「そう?」
リヴァイ「……しいて言えばもう少し暗い方がいいか」
ハンジ「そうだね。ちょっと明るすぎるかな? そうしておこう」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「そう言うことでお願いできますか?」
店員「はい。いくつか生地をお持ちしますね」
518
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:17:07 ID:osDZKh0c
リヴァイ「…………」
ハンジ「どうしたんだい?」
リヴァイ「靴はどうする」
ハンジ「あー今持ってるものじゃダメだね。色が合わない」
リヴァイ「ここにあるのか?」
ハンジ「ある程度揃えてあるとは思うけど」
リヴァイ「ならここで揃えるか」
店員「お待たせいたしました」
ハンジ「おお……凄いね」
リヴァイ「…………」フム
〆
519
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:17:45 ID:osDZKh0c
【ヒール】
リヴァイ「これはどうだ?」
ハンジ「もうちょっと濃い方がいいかな? こっちとか」
リヴァイ「……悪くねぇ。おい、これで頼む」
店員「はい、かしこまりました」
リヴァイ「この色に合う靴も頼む」
店員「はい。お持ちいたします」
ハンジ「結構トントン拍子で決まっていくね。これなら午後に本屋に」
リヴァイ「本屋は二時間までだからな」
ハンジ「えぇぇー」
リヴァイ「何時間居座るつもりだ」
ハンジ「……はーい」
520
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:18:19 ID:osDZKh0c
店員「お待たせいたしました」
ハンジ「来た来た」
リヴァイ「…………」
ハンジ「ヒールが高いのは歩きにくそうで嫌だなぁ」
リヴァイ「あのドレスならそれなりに高い方がいい」
ハンジ「でも」
リヴァイ「……」ジロリッ
ハンジ「……分かったよ。これくらいかな?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「言っておくけど、マジでヒールツラいんだよ。履きなれてないから足ぐねっちゃいそう」
リヴァイ「分かった」
ハンジ「これをお願いします」
店員「はい、ありがとうございます」
〆
521
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:19:02 ID:osDZKh0c
【お世辞だとしても】
ハンジ「はぁー、なんだかちょっと緊張したよー」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「そういやあの背中ばっくり開いてたドレスさ」
リヴァイ「ん?」
ハンジ「あれコルセットできないよね?」
リヴァイ「あぁ……確かにな」
ハンジ「スタイルに自信のある人用だね」
リヴァイ「…………」ジッ
522
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:19:48 ID:osDZKh0c
ハンジ「? なんだい?」
リヴァイ「お前ならイケそうだが」
ハンジ「!?」
リヴァイ「まぁ、あんなもの着せようとは思わんが」フンッ
ハンジ「そ、そう」///
リヴァイ「そういえばお前、店出る間際に何か言われてたな。何を言われたんだ?」
ハンジ「え? あぁ、お気を付けてとかそういうのだよ」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「…………」
523
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:20:20 ID:osDZKh0c
―――
――
―
店員『旦那様、熱心に選んでおられましたね。奥様をとても大事に想われていらっしゃるんですね』
―――
――
―
ハンジ「…………くっ」///
リヴァイ「何してる。行くぞ」
ハンジ「う、うん」
〆
524
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:21:12 ID:osDZKh0c
【一番似合っていた】
ハンジ「比較的早く終わったとはいえ、昼食には遅い時間になっちゃったね」
リヴァイ「まぁ、お蔭で空いてる」
ハンジ「まぁね。ここの紅茶はどうだい?」
リヴァイ「美味い、が」
ハンジ「が?」
リヴァイ「ドレス屋で飲んだ紅茶の方が美味かったな」
ハンジ「あぁ、寸法で待たされてた時かい?」
リヴァイ「ん」
ハンジ「あのドレス、マーメイドラインと言うんだけど細かい寸法がいるからちょっと時間がかかったんだよね」
リヴァイ「そうなのか」
525
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:21:54 ID:osDZKh0c
ハンジ「体にぴったり這わせるようなデザインだからね」
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「? どうしたの?」
リヴァイ「……不味い」
ハンジ「え? さっきは美味いって言ってたじゃないか」
リヴァイ「紅茶じゃねぇ。下手な露出より不味い」
ハンジ「んん?」
リヴァイ「…………」チッ
ハンジ「……! 今更ドレス変えられないよ……?」
リヴァイ「分かっている…………あれ以上のものもねぇ」フゥー
ハンジ「……」(翻訳中……)
ハンジ「――っ!?」///
〆
526
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/01(日) 22:24:20 ID:osDZKh0c
レスありがとうございます
理由は↑ww
日曜に。ではまたーノシ
527
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:54:51 ID:rW/OrrT2
【さて、と】
リヴァイ「いいか? 二時間までだからな?」
ハンジ「分かってるって」
リヴァイ「……二時間後に迎えに来る」
ハンジ「はいはーい」
リヴァイ「その間に決めてねぇと何も買わずに終わるからな」
ハンジ「分かってる分かってる。うひょー! おっきい本屋だぁー!!」
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「じゃ、リヴァイ、また後でねー!」
リヴァイ「…………」…フゥー
〆
528
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:55:25 ID:rW/OrrT2
【そこに本があるから】
〜〜二時間後〜〜
――ジ
――ンジ
「ハンジ」ポンッ
ハンジ「ハッ!?」
リヴァイ「二時間になるぞ」
ハンジ「あぁ、もうそんな時間」
リヴァイ「買うのは決まったか?」
ハンジ「うん。これとこれ」
リヴァイ「それだけでいいのか」
ハンジ「まぁね……」ススッ
529
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:56:00 ID:rW/OrrT2
ハンジ「……検閲が厳しいらしい」ボソッ
リヴァイ「あぁ……」
ハンジ「中央自体か遥かに離れてる所くらいにしか怪しい本は中々ね」
リヴァイ「…………」
ハンジ「何?」
リヴァイ「怪しい本しか買わねぇのか」
ハンジ「巨人の記述のあるものって全部怪しい本扱いだよ」
リヴァイ「…………確かに」
ハンジ「今回買うのは普通の本だよ。新しいのが出てたからね」
リヴァイ「そうか。……なら何故二時間もかかった」
ハンジ「いや、一応何か無いか隅々まで見てた」
リヴァイ「…………早く買ってこい」
ハンジ「はーい」
〆
530
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:56:59 ID:rW/OrrT2
【一緒に】
ハンジ「それ、何を買ったの?」
リヴァイ「ん? あぁ、紅茶だ」ガサッ
ハンジ「いつものとは違うの?」
リヴァイ「仕立屋で飲んだ紅茶だ」
ハンジ「どこのか分かったんだ?」
リヴァイ「仕立屋に聞いた」
ハンジ「いつの間に」
531
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:57:30 ID:rW/OrrT2
リヴァイ「二時間あったからな」
ハンジ「えっ? 本屋で別れた後また仕立屋に行ったってこと?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「余程気に入ったんだねぇ」
リヴァイ「帰ったら淹れてやる」
ハンジ「! うん! 楽しみだなぁ!」
リヴァイ「そうか」
〆
532
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:58:07 ID:rW/OrrT2
【決定済み】
ハンジ「他に行きたい所あるかい?」
リヴァイ「ああ。付き合え」
ハンジ「もう付き合ってるじゃないか、私達」
リヴァイ「…………」
ハンジ「………………うん、悪かったよ。どこに行くんだい?」
リヴァイ「こっちだ」スタスタ
ハンジ「うん?」
533
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:58:43 ID:rW/OrrT2
リヴァイ「ここだ」
ハンジ「宝飾店?」
リヴァイ「入るぞ」キィー
ハンジ「あ、ちょっと待ってよ」
リヴァイ「夜会に行くのに必要だろう」
ハンジ「そうだけど」
リヴァイ「何がいる?」
ハンジ「えっと、イヤリングとネックレスかな」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「でもそれなりのものは一応ありよ?」
534
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:59:15 ID:rW/OrrT2
リヴァイ「いっそ新しくしてもいいだろ」
ハンジ「で、でも」
リヴァイ「おい、すまないが紫のドレスに合うイヤリングやネックレスはないか?」
ハンジ「あ」
店員「紫ですか。どのようなタイプのドレスでしょうか?」
リヴァイ「……なんと言ったか…………?」
ハンジ「……マーメイドラインのドレスで、濃い紫です」
店員「かしこまりました。少々お待ちください」
ハンジ「……いいのかなぁ」
リヴァイ「いいに決まっている」
〆
535
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/08(日) 23:59:53 ID:rW/OrrT2
【これが合う】
店員「お持ちいたしました」
ハンジ「ふわぁ、綺麗だねぇ」
店員「濃い紫とのことですので色は薄めか、深く濃いもののどちらかが良いかと」
ハンジ「そうだねぇ、あまり色の無いものの方がよさそうかな」
リヴァイ「ならこれか」
ハンジ「それがいいかもね」
536
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/09(月) 00:00:30 ID:5C8c1hR.
リヴァイ「……」ジッ
ハンジ「ん?」
リヴァイ「……」フム
リヴァイ「これとこれを頼む」
店員「ありがとうございます」
ハンジ「いやぁ、経費で落ちるっていってもなんだかドキドキするねぇ」
リヴァイ「…………」
〆
537
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/09(月) 00:01:18 ID:5C8c1hR.
色とか云々は実はテキトー
日曜に。ではまたーノシ
538
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/09(月) 09:25:47 ID:Vcl7ltjY
乙
経費…なのカナー?
539
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/15(日) 03:55:07 ID:PvqMtGhE
結婚式のやつ
540
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:12:53 ID:jAE7s7w2
【タイムアウト】
ハンジ「必要なものはもう全部買ったよね」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「どうする? 帰ろうと思えば帰れるけど」
リヴァイ「この時間だと深夜になるだろ」
ハンジ「まぁね。泊まって帰る?」
リヴァイ「それしかねぇだろ」
541
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:13:31 ID:jAE7s7w2
ハンジ「宿空いてるかな?」
リヴァイ「大丈夫だろ」
ハンジ「まぁ、観光地ってわけじゃないけどさ」
リヴァイ「風呂のある宿を探さねぇとな」
ハンジ「あー、それは決定なんだね」
リヴァイ「当たり前だろうが」
ハンジ「ははは……」グーキュルルル
リヴァイ「……その前にメシだな」
〆
542
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:14:11 ID:jAE7s7w2
【ナチュラルあーん】
ハンジ「わぁ、ここ美味しいねぇ」
リヴァイ「当たりだったな」
ハンジ「兵舎近くにあったらいいんだけど」
リヴァイ「それほど高くはねぇが安くもねぇからな……」
ハンジ「この辺りは中央への通り道でもあるから人が多いものねぇ。兵舎近くは出入りが激しいわけじゃないからね」
リヴァイ「兵舎近くは安い店が好かれる」
ハンジ「まぁね。あ、これ美味しい。ほら」ズイッ
リヴァイ「…………」
ハンジ「食べてみてよ」ズズイッ
リヴァイ「……」…アー
543
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:14:51 ID:jAE7s7w2
ハンジ「ほいっ」グイッ
リヴァイ「……」モグモグ
ハンジ「ど?」
リヴァイ「……悪くない」
ハンジ「だよね。でもこの腸詰め兵舎近くじゃ手に入りにくいかな」
リヴァイ「やたらハーブとやらが詰め込まれてやがるから無理だろうな」
ハンジ「肉自体が貴重だしね」モグモグ
リヴァイ「ハーブが入るだけで違うもんだな」
ハンジ「臭みを消したり味を引き立てたりうまい具合に合わせてあるね。ここのオリジナルかな」
リヴァイ「ますます兵舎近くじゃ無理だな」
ハンジ「だねぇ」モグモグ
〆
544
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:15:21 ID:jAE7s7w2
【ヒョイッとな】
ハンジ「はぁー! お腹いっぱーい! そして疲れたー!!」ボフッ
リヴァイ「おい、先に風呂に入れ」
ハンジ「えぇー」
リヴァイ「行くぞ」ヒョイッ
ハンジ「え?」
リヴァイ「体を洗っている間に湯を溜めるか」スタスタ
ハンジ「ちょ、待て、おい」ジタバタ
リヴァイ「暴れんじゃねぇ」ガチャッ
545
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:15:58 ID:jAE7s7w2
ハンジ「これ、一緒に入るみたいなやつ?」
リヴァイ「その方が早い」ドサッ
ハンジ「あいてっ。乱暴に下ろすなよ」
リヴァイ「脱がすぞ」プチプチ
ハンジ「もう脱がしてるし返事不必要じゃん」
リヴァイ「まぁな」プチプチ
ハンジ「……遠くに来たからって羽目はずしすぎてない?」
リヴァイ「こういうとき以外でどこで羽目はずすんだ」シュルッ
ハンジ「そりゃそうだけど……そっからは自分で脱ぐからリヴァイも脱ぎなよ」プチプチ
リヴァイ「脱がしてんじゃねぇか」
546
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:16:30 ID:jAE7s7w2
ハンジ「目の前にボタンがあったもので」プチプチ
リヴァイ「……」
ハンジ「見るたびに思うけどいい筋肉」ツッ
リヴァイ「……お前もそれなりだろ」サワッ
ハンジ「うひゃっ。いきなり腹触られるとくすぐったいよ」クスクス
リヴァイ「…………」スッ
ハンジ「ん……」
リヴァイ「――っ、風呂、行くぞ」
ハンジ「……うん」
〆
547
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:17:20 ID:jAE7s7w2
【行けるかな?】
ハンジ「アワアワもっこもこー♪」
リヴァイ「なんの歌だ」ゴシゴシ
ハンジ「アワアワもこもこの歌。作詞作曲ハンジ・ゾエ」
リヴァイ「馬鹿みてぇな歌だな」ザバー
ハンジ「失礼な。ね、明日どうする? すぐ戻る?」
リヴァイ「ここにはもう用はねぇな」ポンッ
ハンジ「ん。じゃ、早く帰って本屋に行きたい」スッ
リヴァイ「今日行ったじゃねぇか」ストンッ
ハンジ「兵舎近くの街の本屋に行きたいんだよ。あそこの方がヤバいものがある」ザバー
548
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:17:50 ID:jAE7s7w2
リヴァイ「…………ヤバいもの」
ハンジ「そ、巨人関係とか禁書とかね」ゴシゴシ
リヴァイ「また探すのか」シワー
ハンジ「図鑑とかでもいいんだけどね。まぁ、あの本屋もたまーにあるってだけなんだけどね」ゴシゴシ
リヴァイ「しょっちゅう禁書なんかが並んでやがったらあの店潰されてんだろ」
ハンジ「そりゃそうだ」ケラケラ
リヴァイ「……まぁ、早く帰れれば、な」
ハンジ「ん? 何?」
リヴァイ「いや」
ハンジ「変なの」ザバー
〆
549
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:18:32 ID:jAE7s7w2
【どうどう】
ハンジ「いいお湯ー」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「湯船が狭いのを除けば最高だね」ムギュ
リヴァイ「そう高い宿じゃねぇしな」ムギュ
ハンジ「この湯船一人用なんだろうねぇ」
リヴァイ「ハンジ、こっち向いて座れ」
ハンジ「なんで?」
リヴァイ「潰れる」
ハンジ「何が?」
リヴァイ「ナニが」
550
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:19:08 ID:jAE7s7w2
ハンジ「…………お、おう」ザバ、パシャンッ
リヴァイ「……」フゥー
ハンジ「そ、そんな危機的状況だったとは……」
リヴァイ「危機的状況ってわけじゃねぇが」
ハンジ「でもこれはこれで恥ずかしいね……」
リヴァイ「見えねぇよりいい」
ハンジ「見たいだけじゃないか! このムッツリが!」バシャッ
リヴァイ「見たくねぇってよりいいだろ」ジックリ
ハンジ「こいつっ」
〆∬
551
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/15(日) 22:20:46 ID:jAE7s7w2
レスありがとうございます
さてはて
次は∬とか混ざるかも。まだ未定だが念の為付けてる
日曜に。ではまたーノシ
552
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/17(火) 02:27:32 ID:60XxhJ7M
今週のタイトル雑やなw
553
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/18(水) 05:29:12 ID:lawBcfY6
そうか?
まぁ何百話も考えてるんだしな
554
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/21(土) 22:19:39 ID:repODVvE
結婚ハッピーエンドで今年で更新終わらせます説
555
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:03:07 ID:dAJjDd4A
最後の話以外∬になった、注意
556
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:03:45 ID:dAJjDd4A
【触らないわけがない】
ハンジ「……ね、ちょっと」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「…………あたってるんだけど」
リヴァイ「そりゃそうだろうな」ムニッ
ハンジ「うひゃっ!」
リヴァイ「まだ挿入(い)れられねぇけどな」ムニムニッ、ハムッ
ハンジ「やっ、いきなり」ビクッ
リヴァイ「目の前にあったからな……」チュッ、レロッ
ハンジ「んっ、あ……」
リヴァイ「はっ……」カリッ
557
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:04:16 ID:dAJjDd4A
ハンジ「ああっ!」ビクッ
リヴァイ「…………」スルッ…ムンズッ
ハンジ「や、ちょっ、お尻ワシ掴まないでよ」
リヴァイ「いい感じの弾力だな」ムニムニ
ハンジ「聞いてないし……あんっ」
リヴァイ「少し浮かすぞ」グイッ
ハンジ「リヴァっ」
リヴァイ「ハンジよ……」
ハンジ「な、何?」
リヴァイ「お前が耐えないと挿入(はい)っちまうからな?」
ハンジ「……え?」
〆
558
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:05:05 ID:dAJjDd4A
【楽しそう】
ハンジ「ちょっ、や、ばか、えっち!」
リヴァイ「…………」レロッ…ムニムニ
ハンジ「ん、あっ、は」ビクビクッ
リヴァイ「…………」ツー…
ハンジ「んっ!」ビクンッ
リヴァイ「おいおい、湯の中だってのに濡れてるのが分かるぞ?」ググッ
ハンジ「あんっ、や、ゆびいれな、ばか」
559
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:06:28 ID:dAJjDd4A
リヴァイ「今、何本入ってるか分かるか? ハンジ」
ハンジ「あっ、うっ、さい。オッサン、んっ、め!」
リヴァイ「あぁ、充分オッサンだ。ほらハンジ、腰が下がってるぞ」
ハンジ「あ」
リヴァイ「そのまま下がると指抜いたら挿入るぞ?」
ハンジ「んん……」グッ
リヴァイ「ああ、それでいい。まだ準備できてねぇからな。そのままもう少し頑張ろうか、ハンジ」
ハンジ「こ、んの、すけべオヤジ、が!」キッ
リヴァイ「良い表情(かお)だな」クッ
〆
560
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:07:29 ID:dAJjDd4A
【耐えられなかった】
リヴァイ「…………」チュゥ…ムニムニッ
ハンジ「はっ、ぁ……」フルフル
リヴァイ「…………」
リヴァイ(指はもういいな)ズルッ
ハンジ「んぁっ」ビクッ
リヴァイ(あとは触って待つだけだな)ムニッ…クリッ
ハンジ「んんっ!」ビクッ
リヴァイ「――っ」
ハンジ「ふ、んっ」ググッ
561
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:08:23 ID:dAJjDd4A
リヴァイ(ほう……耐えたか。挿入りかけたんだがな。ずれねぇように支えておくか)グッ
ハンジ「リ、ヴァイ、もぅ、お風呂出よう、よ」
リヴァイ「……」
ハンジ「? リヴァ……」
リヴァイ「……」ハムッ、レロッ、カリッ
ハンジ「んぁっ!」ビクンッ!
リヴァイ「――っ、」ビクッ
ハンジ「あ、あ……」グッ
リヴァイ(先だけで止まりやがった)
ハンジ「あ、ん……んん……」ズッ…ズズッ…
リヴァイ「は……」
リヴァイ(じわじわ挿入ってやがる)
562
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:09:17 ID:dAJjDd4A
ハンジ「んくっ……ん……」ズズッ…
リヴァイ「…………チッ!」グイッ!
ハンジ「あ」
バシャッ
ハンジ「ぁああ!!」ビクンッ!
リヴァイ「――くっ!」
ハンジ「あ……あぁ……」ビクッ
リヴァイ「……はぁ……挿入っちまったな?」
ハンジ「い、れた、くせ、に」ハァハァ
リヴァイ「…………」
〆
563
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:10:31 ID:dAJjDd4A
【続行】
ハンジ「お湯の中でとか……」ムゥ
リヴァイ「……もう挿入れちまったもんは仕方ねぇだろ」グリッ
ハンジ「んぁっ!」ビクッ
リヴァイ「はっ」
ハンジ「――っ、ばか! ぐりってするな」
リヴァイ「このまま耐えろってのか?」
ハンジ「このままするつもりなの? それはちょっと」
リヴァイ「……」
564
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:11:21 ID:dAJjDd4A
ハンジ「リヴァイ?」
ポンッ、ザァァァ…
ハンジ「え?」
リヴァイ「湯がなければ問題無い」
ハンジ「うっそだろ!? ちょっ、待てリヴァイ」
リヴァイ「黙れ」グイッ
ハンジ「んぅ!」
リヴァイ「――――」ズチュッ、ズチュッ
ハンジ「! ん、ん!」ビクッビクッ
565
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:12:15 ID:dAJjDd4A
リヴァイ「……は」
ハンジ「あっ、やっ、あぁ――んん」グッ
リヴァイ「……おい、どうした」
ハンジ「こえ、響、く、んん」ビクンッ
リヴァイ「あぁ……聴かせろ」スッ
ハンジ「えっ? って」
リヴァイ「俺の指を噛み千切るなよ」グッ
ハンジ「んぐっ、や、やら、りはい!」
リヴァイ「せいぜい良い声で啼けよ、ハンジ」
〆
566
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:13:19 ID:dAJjDd4A
【羽を伸ばしたい】
ハンジ「……」グッタリ
リヴァイ「悪い……調子に乗りすぎた」
ハンジ「んもぅ、全く、どうしたんだい?」
リヴァイ「少し浮かれていた」
ハンジ「えぇ? あなたが? 珍しいね」
リヴァイ「知り合いはほとんどいねぇ、周りを気にする必要もねぇと思うとな……」
ハンジ「あぁ……まぁ、分からなくもないけど、お湯の中はやめてほしいかな。あとお風呂場も」
リヴァイ「風呂場はいいだろ。後始末も楽だ」
ハンジ「声が響くのが嫌なんだよ」
リヴァイ「それがいいんだろ」
ハンジ「……下手したら配管を通じて他の部屋のお風呂場で聞こえるかもしれないだろ」
567
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:14:04 ID:dAJjDd4A
リヴァイ「……それはダメだな」
ハンジ「でしょ?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「リヴァイ?」
リヴァイ「夜会のとき、たまに屋敷に泊まることがあるな」
ハンジ「? うん、あるね。それが?」
リヴァイ「客室ごとに風呂がついてるな」
ハンジ「まぁ、大きいところはそうだったりするね」
リヴァイ「宿みてぇに上下に配管が繋がってることもねぇ」
ハンジ「あぁ、そうかもね…………ってリヴァイまさか」
リヴァイ「夜会が楽しみだな」
ハンジ「妙な楽しみ見つけんなっ!!」
〆
568
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/22(日) 22:15:17 ID:dAJjDd4A
レスありがとうございます
タイトルはテキトーだったりよくよく考えたりタイトルから話ができたり様々やでー
もうね、言われてるように量がなww
タイトルまで気にして見てくれてるんだな、ありがとうな
今年中に終わらせるのは無理だろうなぁ
USJのクロノイドにハンジがでるな。しかもリヴァイとお茶してる設定という
さて、明日から水曜にかけて投下できたら投下していく。今の話を水曜で終われたらいいんだが
ではまたーノシ
569
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/24(火) 01:16:33 ID:XCWhFqc.
乙
570
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:14:58 ID:0tFnXVrU
【買い忘れ】
――翌日――
ハンジ「あいたたた……」
リヴァイ「どうした?」
ハンジ「どうしたって、あなたの所為でしょうが。ヤりすぎ」
リヴァイ「鍛え方がなってねぇ」
ハンジ「あのねぇ」
リヴァイ「とっとと帰るぞ」
ハンジ「あー待っていくつか店に寄っていこう」
リヴァイ「あ?」
571
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:15:38 ID:0tFnXVrU
ハンジ「お土産買い忘れてた」
リヴァイ「何も買ってないのか?」
ハンジ「うん」キッパリ
リヴァイ「……そういや一人になったときは本屋にずっといたんだったな」
ハンジ「リヴァイは買ったの?」
リヴァイ「お前が本屋にいる間にな」
ハンジ「えーずるいな」
リヴァイ「何もずるくねぇ。どこに行くんだ」
ハンジ「うーん……あそこがいいな」
リヴァイ「あ?」
〆
572
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:16:13 ID:0tFnXVrU
【美味しいものをみんなに】
――ハンジ研究室――
ハンジ「ただいまー!」
モブリット「ハンジ分隊長、おかえりなさい」
ニファ「おかえりなさい」
ハンジ「はいこれ、お土産だよ」
ニファ「わっ、これ……腸詰めですか?」
ハンジ「うん、ハーブが練り込んであって凄く美味しいんだよ。量が少なくて申し訳ないけどみんなで分けてね」
ニファ「いえいえ! 充分にありますよ。美味しそうです」
ケイジ「お、本当だ。すげぇ旨そうだな」
アーベル「いい匂いだな。酒が飲みたくなる」
モブリット「よし、今日は飲もう」
ケイジ「即決かよ!」ケタケタ
573
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:16:55 ID:0tFnXVrU
アーベル「酒に目がないよな、モブリットは」
モブリット「そんなことはない……と思う」
ケイジ「いや、あるぞ」
アーベル「何言ってんだ、あるだろ」
ニファ「ありますね」
モブリット「ニファまで!?」
ハンジ「程々なら構わないよ。私は今日、休ませてもらうし、早めに上がってくれてもいいよ」
モブリット「珍しいですね。いつもならすぐに研究なりなんなり始められるのに」
ハンジ「慣れない採寸なんかしたからね。疲れちゃって」
ニファ「ゆっくり休まれてください」
ハンジ「そうするよ。じゃあね」
ニファ「…………のんびりできたみたいですね」フフッ
モブリット「ああ、そうだね」
〆
574
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:17:39 ID:0tFnXVrU
【それフラグだから】
ハンジ「エルヴィン、はい、書類」
エルヴィン「ああ、そこに置いててくれ」カリカリ
ハンジ「忙しそうだね」
エルヴィン「今年の締めが迫っているからな」カリカリ
ハンジ「そうだね……あ、これこの間のドレス代だね」
エルヴィン「そういえばドレスは届いたのか?」
ハンジ「まだだけど今日か明日くらいには届くんじゃないかな?」
エルヴィン「そうか。今度は大事にしてくれ」
ハンジ「リヴァイに丸投げしておくよ」
エルヴィン「まぁ、勝手に管理しそうだが。それより、招待状が届いた。そのつもりでいてくれ」
575
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:18:19 ID:0tFnXVrU
ハンジ「まぁ、今月中にひとつくらい来るとは思ったけどいつだい?」
エルヴィン「……25日だ」
ハンジ「えぇ!? それ受けちゃうの?」
エルヴィン「調査兵団へ多額の寄付をしてくださっているお方からだからな」
ハンジ「はぁーそっか」
エルヴィン「まぁ、できるだけいい宿を手配するよ」
ハンジ「いいの?」
エルヴィン「少しくらいはな。屋敷に泊まるように言われるかもしれないが」
ハンジ「…………できれば宿がいいかなぁ」
エルヴィン「屋敷は落ち着かないか?」
ハンジ「うん、まぁ」
〆
576
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:19:22 ID:0tFnXVrU
【行動は唐突】
ハンジ「しかし、書類多いね。夜会なんて行って大丈夫なの?」
エルヴィン「毎年のことだ。大丈夫だよ。サインがほとんどだしな」
ハンジ「決済が多いね。あ、これドレスの…………ん? あれ?」
エルヴィン「どうした?」
ハンジ「ドレス代と靴……だけ?」
エルヴィン「? そうだが」
ハンジ「え? だって……」
エルヴィン「ハンジ?」
577
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:19:57 ID:0tFnXVrU
――――リヴァイ『いいに決まっている』
ハンジ「…………!」ダッ!
エルヴィン「おい、ハ――」
ガチャッバタンッ!!
エルヴィン「…………」
エルヴィン「……よく分からんがリヴァイ絡みかな?」
エルヴィン「後で聞いてみるか」カリカリ
〆
578
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:21:32 ID:0tFnXVrU
【独占欲】
ハンジ「リヴァイ!!」コンコンコンッバターンッ!
リヴァイ「……返事を待て」カリカリ
ハンジ「リヴァイ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「…………その」
リヴァイ「?」
ハンジ「イヤリングとネックレス……」
リヴァイ「あぁ……気づいたか」カリカリ
ハンジ「なんでその場で言わないんだよ」
リヴァイ「気づいても気づかなくてもどっちでも良かったからな」カリカリ
ハンジ「どうして?」
579
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:22:47 ID:0tFnXVrU
リヴァイ「…………くだらん矜持だ」
ハンジ「矜持……」
リヴァイ「…………」チラッ
ハンジ「?」
リヴァイ「…………」…ハァ
ハンジ「??」
リヴァイ「……ドレスは経費だ。いくら選んだところでそれは変わらん。
俺が買ったものじゃない。それがどれだけ良いものであってもだ」
ハンジ「…………えっと、つまり自分が贈ったものを身に付けてほしかったってことでいいかい?」
リヴァイ「……ああ」
ハンジ「そしてあのドレスがよく似合っていた、と」
リヴァイ「…………ああ」
〆
580
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/24(火) 22:23:36 ID:0tFnXVrU
乙ありがとうございます
明日。ではまたーノシ
581
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 21:55:00 ID:hppQuN1k
Oh……【行動は唐突】のハンジのセリフ訂正忘れが……
ハンジ「決済が多いね。あ、これドレスの…………ん? あれ?」
↓
ハンジ「決済が多いね。このドレスもそうだし…………ん? あれ?」
すでに手に持ってるはずなのにまた決済書を手に取ってることになってしまったorz
582
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 21:56:04 ID:hppQuN1k
【それでいい】
ハンジ「――――」フルフル
リヴァイ「? ハンジ?」
ハンジ「〜〜〜〜っリヴァイ」ガバッ
リヴァイ「…………」
ハンジ「なんってかわいいことするんだ!」ギュゥゥ
リヴァイ「ふざけんな、クソメガネ」シワー
ハンジ「ふざけてないよ。褒めてる」
リヴァイ「褒められてる気がしねぇ」
583
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 21:56:39 ID:hppQuN1k
ハンジ「……男の人ってかわいいって言われるの好きじゃないよね」
リヴァイ「分かってるなら言うな」
ハンジ「沸き上がる愛しさを形容した言葉なんだけどなぁ」
リヴァイ「別の言葉で表現しろ」
ハンジ「リヴァイ、愛してる」
リヴァイ「――――っ」
ハンジ「んふふっ」ギュゥゥ
リヴァイ「…………」
〆
584
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 21:57:47 ID:hppQuN1k
【旗をベキベキに】
ハンジ「あ、夜会決まったの知ってる?」
リヴァイ「ああ。聞いた」カリカリ
ハンジ「寄りによって25日だってさ」
リヴァイ「そういうこともあんだろ」カリカリ
ハンジ「でもさぁ」
リヴァイ「その代わり良い宿を要求しておいた」カリカリ
ハンジ「ぷはっ! あれあなたのおねだりだったのか」アハハ
リヴァイ「当然の主張だろ」カリカリ
ハンジ「まぁ、年に一度のお祝いを奪われるんだしね」クスクス
リヴァイ「屋敷に泊まれと言われれば泊まるが……」
ハンジ「いや、リヴァイ。せっかく良い宿なんだからそれはやめておこう」バッ
リヴァイ「…………チッ」
〆
585
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 21:58:22 ID:hppQuN1k
【愛の賜物】
ギエェェェェ!!!
ミケ「……今カエルが潰れたような声が聞こえたが」
リヴァイ「メガネガエルだな」
ミケ「?」
エルヴィン「多分コルセットを締めているんじゃないかな?」
ミケ「あぁ、ハンジか」
リヴァイ「俺がやると言ったら断られた」
ミケ「お前が締めたら大変そうだからな」
リヴァイ「加減くらい知っている」
エルヴィン「ドレスは女性のものだしな。彼女たちに任せた方がいいだろう」
リヴァイ「……」フンッ
586
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 21:59:03 ID:hppQuN1k
―――
――
―
ハンジ「ぐえぇぇ」
ナナバ「変な声出さないの。せっかくのドレスが台無しになるでしょ」
ニファ「ハンジさん、凄く綺麗です!」
ハンジ「はは……ありがとう」
ナナバ「いや、本当に似合ってるよ。靴は……」
ハンジ「あぁ、これこれ」
ナナバ「少し低くないかい?」
ハンジ「これ以上はちょっと歩きにくいし」
587
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 21:59:46 ID:hppQuN1k
ナナバ「リヴァイに遠慮したとかじゃなくて?」
ハンジ「ん? いや? そんな遠慮はしないよ。そういうことしたら嫌がりそうだし」
ナナバ「ふぅん」
ハンジ「リヴァイも誤解しかけたっぽいけど、マ・ジ・で! 足がツラいんだよ」
ナナバ「なるほど」
ニファ「わぁ、このイヤリングとネックレスも綺麗ですねぇ」
ハンジ「! う、うん」
ナナバ「これもリヴァイが選んだのかい?」
ハンジ「うん」
ナナバ「ハンジに関しちゃセンス良くなるね、あいつ」
〆
588
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:00:23 ID:hppQuN1k
【声高らかに】
ハンジ「お待たせ」
エルヴィン「ハンジ、綺麗だね。似合っているよ」
ハンジ「ありがとう、エルヴィン」
ミケ「ほう」チラッ
リヴァイ「……なんだ」
ミケ「いや」スンッ
エルヴィン「ミケ、すまないが留守は頼んだよ」
ミケ「ああ、任せておけ」
ハンジ「そんじゃ、リヴァイが女なんて好きじゃないってことを見せつけに行こうか!」
リヴァイ「“勝手に寄ってくる女”だ。誤解を招くような言い方するんじゃねぇ」
〆
589
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:00:58 ID:hppQuN1k
【注目の的】
――夜会――
「あれは……」ヒソッ
「あの美しい女性はいったい……」ヒソッ
ヒソヒソボソボソ……
ハンジ「なんかすげぇ見られてないかい? 眼鏡はずしてるからよく分かんないんだけど」シワッ
リヴァイ「目は細めるな。不細工になるぞ」
ハンジ「失礼な!」
エルヴィン「ふむ、今回はあまり見ない顔が多いな」
ハンジ「見物しに来た人が結構いるってことかな?」
590
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:01:34 ID:hppQuN1k
エルヴィン「そうかもしれないな……ある意味チャンスでもあるな」
ハンジ「新たな寄付を望めるかもしれないわけだ」
エルヴィン「ああ」
リヴァイ「ハンジ、お前は俺から離れるなよ」
ハンジ「はいはい。分かってるって。女避けのためにもね」
リヴァイ「男避けのためでもある」
ハンジ「はい?」
リヴァイ「なんでもねぇよ」
〆
591
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:02:09 ID:hppQuN1k
【やる気出たのに】
ハンジ「なんだか結構あっさりしてたね」
エルヴィン「リヴァイに女が寄ってこなかったな。ハンジの御蔭か」
ハンジ「横に女がいるだけで寄ってこないなら楽かもね!」
リヴァイ「……」
エルヴィン「どうだろうな? ハンジだからじゃないか?」
ハンジ「奇行種だ、近寄るな、危ないぞ〜みたいな?」ケタケタ
エルヴィン「そうではないが」
リヴァイ「……直接聞いてくる奴がいたな」
ハンジ「いたね。下卑た目をしてた」
592
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:02:45 ID:hppQuN1k
エルヴィン「ほう?」
ハンジ「例のあの人の息がかかってる感じではなかったよ。ただの野次馬みたいな奴」
エルヴィン「そうか」
リヴァイ「面倒だな。潰せねぇのか」
ハンジ「物騒だなぁ」
エルヴィン「後少しなんだがな。もう少しだけ我慢してくれ」
ハンジ「えっ」
リヴァイ「そうか、分かった」
ハンジ「えっ、分かっちゃうの?」
エルヴィン「ハンジ、嫌がらせをする連中というのは自分がやられて嫌だと思うことをする」
593
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:03:23 ID:hppQuN1k
ハンジ「…………なるほど」
エルヴィン「まぁ、誰しも醜聞は嫌なものだがな」
ハンジ「その中でも女絡み、と」
エルヴィン「それが見つかる前に妙な噂が広まると面倒だからな。その辺りは頼んだぞ」
ハンジ「オッケー! 任せといて!」
リヴァイ「妙な事はせず、大人しく俺の隣にいればいろよ」
ハンジ「えぇー」
リヴァイ「妙な噂が立つ」
エルヴィン「それは困るな」クスクス
ハンジ「くっそ、なんだよ」
〆
594
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:04:00 ID:hppQuN1k
【何に酔ってる?】
ハンジ「綺麗な宿だね」
リヴァイ「悪くない」
ハンジ「お、リヴァイの清掃精神も許可を出した。完璧な宿だね」
リヴァイ「まずは風呂だ」
ハンジ「さっそくか」
リヴァイ「…………」ジッ
ハンジ「なんだい?」
リヴァイ「惜しいがな……」
ハンジ「……!?/// な、何言ってるんだよ。酔ってるのかい?」
リヴァイ「さぁな」
〆
595
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:04:35 ID:hppQuN1k
【美味そうだ】
ハンジ「……このドレス、随分と気に入ってくれてるんだね」
リヴァイ「…………」
ハンジ「あぁ、そうだ。リヴァイ」
リヴァイ「ん?」
ハンジ「誕生日おめでとう」
リヴァイ「あぁ」
ハンジ「今日はなかなか言えなかったからね。遅くなってしまってすまない」
リヴァイ「いや、別にいい」
ハンジ「……リヴァイ」スッ
リヴァイ「?」
596
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:05:19 ID:hppQuN1k
ハンジ「ん――――」
リヴァイ「! …………」
ハンジ「――っ」スッ
リヴァイ「……どうした。珍しいな」
ハンジ「あーいやぁ、その……せめてお気に入りの格好で……と思って……あ、ごめん、口紅付いちゃった」ゴシッ
リヴァイ「…………」ガシッ、グッ
ハンジ「あ、ちょっと、手……」
リヴァイ「…………」ペロッ
ハンジ「――――っ!」ビクッ
リヴァイ「…………」レロッ…
ハンジ「リ、リヴァイ……」ビクビクッ
リヴァイ「……先に風呂に行け」
ハンジ「う、うん……」
〆
597
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:06:16 ID:hppQuN1k
【また見るために】
リヴァイ「……」ガチャッ
ハンジ「あ、リヴァイがもうお風呂から出てきた」
リヴァイ「……なに荷物をひっくり返してんだ」
ハンジ「プレゼントを探してたんだ。持ってきてたはずなのに見当たらなくてさ」
リヴァイ「見つかったのか?」
ハンジ「うん。はいこれ」
リヴァイ「ほう」
ハンジ「クラバット。そろそろくたびれてきてただろう?」
リヴァイ「ああ、助かる」
598
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:06:53 ID:hppQuN1k
ハンジ「ところでさ」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「その、良かったの? 着替えて……」
リヴァイ「ドレスのままヤりたかったのか?」
ハンジ「ばっ!? バカ違うよ! リヴァイがそうしたかったんじゃないかと思ったんだよ!!」
リヴァイ「まぁ、思わなくもなかったが……破れそうだったしな」
ハンジ「あ、ああ、それは困るね……」
リヴァイ「それにシワになる」
ハンジ「…………早くもドレスの管理をしているわけだね」
〆
599
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:07:33 ID:hppQuN1k
【手掛かりを見つけた】
――調査兵団本部――
ミケ「帰ったか、エルヴィン」
エルヴィン「ああ、お疲れミケ」
ミケ「? あの二人はどうした」
エルヴィン「置いてきた」
ミケ「は?」
エルヴィン「午後の馬車で帰ってくるよ。どうせハンジは寝坊するだろうしな。
始めから午後に帰るように手配していた」
600
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:08:07 ID:hppQuN1k
ミケ「……用意のいいことだ」
エルヴィン「何、馬に蹴られたくないだけだ」
ミケ「プレゼントでもあるんだろう?」
エルヴィン「俺がやって一番喜ばれる贈り物だろう?」
ミケ「まぁ、休暇はお前しか出せないしな」
エルヴィン「無理に夜会に出したお詫びでもある。お蔭で収穫はあったしな」
ミケ「ほう?」
エルヴィン「今年中にカタがつけばいいんだがな」
〆
601
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/25(水) 22:09:34 ID:hppQuN1k
いろいろあって10話投下
メリクリ、リヴァイおめ
今回忙しくてシんだ
ので、次は年末31日火曜に。ではまたーノシ
602
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/28(土) 04:36:41 ID:S06qdifo
乙
クッソ忙しい年末に誕生日ってファンが試されてる感じするな
603
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:52:18 ID:PBYqfc0E
【良い報告】
エルヴィン「…………」フム
コンコンコンッガチャッ
エルヴィン「……ハンジか」
ハンジ「やぁ、エルヴィン。今日の飲み会のことなんだけど」
エルヴィン「何かあったか?」パサッ
ハンジ「それ手紙? また夜会とかじゃないよね?」
エルヴィン「いや、違うよ。それで?」
ハンジ「ただの時間の確認だよ。みんなの食事が終わった頃、20時くらいから始めるけど来れそう?」
604
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:52:49 ID:PBYqfc0E
エルヴィン「ああ」
ハンジ「そっか、良かった! じゃあ
夜に」
エルヴィン「夜に」
パタンッ
エルヴィン「…………」
エルヴィン「……」スッ
エルヴィン「年の瀬ギリギリに手紙、か」
エルヴィン「……」フッ
エルヴィン「良い年を越せそうだな」
〆
605
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:53:34 ID:PBYqfc0E
【無礼講】
ハンジ「ってことでカンパーイ!!」
「「「「カンパーイ!!」」」」
リヴァイ「何も言ってねぇな」
ミケ「ってことで、としか言ってないな」
ナナバ「“みんな酒持った?”って言ってたじゃない」
エルヴィン「まぁ、言ってたな」
リヴァイ「挨拶無しか」
ハンジ「いらないじゃんそんなの」
ナナバ「うん、いらないいらない。っていうか団長が挨拶しようとしないし」
リヴァイ「年々雑になってるな」
606
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:54:12 ID:PBYqfc0E
ミケ「ただ飲みたいだけの連中が多すぎるんだな」
エルヴィン「楽しんでるならいいさ」
ハンジ「ほら、団長がこう言ってるんだから」
リヴァイ「そうか」
ミケ「諦めたか」クッ
リヴァイ「相手にしてられん」
ミケ「ま、楽しんで飲めたらそれでいいしな」
リヴァイ「まぁな」
ハンジ「よし、団長に続き兵士長と第一分隊長からもお墨付きがでたぞ!」
リヴァイ「…………チッ」
エルヴィン「言質取られてしまったな」クスクス
〆
607
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:55:21 ID:PBYqfc0E
【自慢気】
エルヴィン「今年はリヴァイ捕獲はなかったんだな」
ハンジ「今は素直に来るからね」
リヴァイ「そんな無駄な事に時間を取られるくらいなら掃除をする」
ナナバ「お蔭であちこちがピカピカだよ」
ミケ「リヴァイ信望者が参加してたな」
ハンジ「へばってなきゃいいけど」
リヴァイ「こき使ってねぇ。勝手にしろと放っておいた」
ナナバ「あれ? そうなの? めっちゃテキパキしてたよ」
608
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:56:00 ID:PBYqfc0E
リヴァイ「エルドとグンタが筆頭だったからな」
ハンジ「あぁ……エルドは手際いいよね。グンタは真面目だし」
ミケ「二人とも察する能力も長けてたな」
リヴァイ「……まぁな」
エルヴィン「……ぶふっ」
リヴァイ「…………」ジロリッ
ハンジ「これは喜んでますね〜」ツンツン
リヴァイ「…………つつくな」ガシッ
〆
609
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:57:24 ID:PBYqfc0E
【絡まれ昔話】
ペトラ「りヴぁいへーちょー」フラフラ
リヴァイ「ペトラ……ふらふらじゃねぇか」
ペトラ「おるおがですねぇ、バカなんですよぉ〜」
オルオ「誰が馬鹿だ。すいません、リヴァイ兵長」
リヴァイ「飲ませ過ぎだ。ペトラ、これを飲め」
ペトラ「わーい! へーちょーからお酒もらったー♪ ありがとうございますー!」グビグビ
リヴァイ「…………水だが」
ハンジ「シィー。お酒だって思わせて飲ませたほうがいいって」
リヴァイ「ああ」
オルオ「ほら、ペトラ、戻るぞ」
610
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:57:56 ID:PBYqfc0E
ペトラ「いーやー」
オルオ「ペトラ……あー……そうだ! この間お前が美味しかったって言ってた菓子、今度買ってやるから」
ペトラ「ん? あのお店の?」
オルオ「そうだ。ちょっと高めのやつ」
ペトラ「うーん……わかった。二個欲しい」
オルオ「買ってやるから戻ろうぜ」
ペトラ「ん! ではへーちょー戻ります!」ドンッ ←敬礼
リヴァイ「……ああ」
オルオ「あーおい、待てよ。ふらふらして危ないだろうが。兵長失礼します」ペコリッ
リヴァイ「ああ」
ハンジ「あはは、まるで保護者だね、オルオ」
ナナバ「普段は逆だけどねぇ」
611
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 18:59:20 ID:PBYqfc0E
ミケ「…………」スンッ
リヴァイ「何笑ってる」
ミケ「いや、あんな風に寄ってこられるになったんだなーと感慨深くてな」
エルヴィン「来たばかりの頃は敬遠されてたからなぁ」
リヴァイ「昔話はジジイがやることだぞ」
エルヴィン「それなりの年はとってるいるな」
ミケ「ということは昔話ができるな」
エルヴィン「リヴァイがオムツをしていた頃からの話ができなくて残念だ」
ミケ「昔はかわいかったとかな」
リヴァイ「てめぇら気持ち悪ぃ酔い方してんじゃねぇ」
ナナバ「……親戚のおじさんみたいだね」
〆
612
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 19:00:16 ID:PBYqfc0E
【よい年明け】
ハンジ「二人とも、酔いすぎてないかい? リヴァイに妙な絡み方して」
エルヴィン「ハンジに止められてしまった」
ミケ「からかい過ぎたか」スンッ
ナナバ「浮かれ過ぎ。リヴァイの眉間が迷路のごとしだよ」
リヴァイ「…………」シワー
ミケ「まだシワシワまでいってないから大丈夫だ」
ナナバ「どういう基準よ、それ」
エルヴィン「まぁ、飲め。良い酒だぞ」トポトポ
リヴァイ「……本当に良い酒じゃねぇか。どうした」
613
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 19:01:03 ID:PBYqfc0E
エルヴィン「良い事があったんでな」フフッ
リヴァイ「薄気味悪ぃ笑いだな」
ミケ「こういうときのエルヴィンは何か仕掛けたことが上手くいったときだ。何があった?」
エルヴィン「明けてから言うよ。そろそろだろ?」
ハンジ「あ、本当だ! みんなー! カウントダウンだよー!!」
リヴァイ「わざわざ明けてから言うのか」
エルヴィン「新年は良い事から始めたいだろう?」
ミケ「まぁ、楽しみにしよう」
エルヴィン「中心はリヴァイだが調査兵団の益にもなった良い話だよ」
リヴァイ「……それは」
614
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 19:01:44 ID:PBYqfc0E
ハンジ「5、4、3、2、1……ハッピーニューイヤー!!」
「「「「「ハッピーニューイヤー!!」」」」」
エルヴィン「ああ、明けたな。例のお方が寄付をしてくださるそうだ」
リヴァイ「……ああ?」
エルヴィン「リヴァイに絡んでた例のお方だよ」
ナナバ「あれ、解決したんだ」グビッ
エルヴィン「ん、今日な」
ハンジ「マジで!? あ、もしかしてあの手紙」
エルヴィン「あのお方からだよ」
リヴァイ「…………寄付、な」
ミケ「弱味を握ったか」グビッ
〆
615
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/12/31(火) 19:02:43 ID:PBYqfc0E
レスありがとうございます
今年もつき合ってくれてありがとう
あとリクエストのパン食い競争まだですまん……
楽しそうだからやろうと思ったんだけどなかなか書けなかった。リヴァイ記憶喪失もやな
来年は全部やるぞー(決意表明)進撃来年で終わっちゃうらしいしな……
明日また来る。良いお年をーノシ
616
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/01(水) 10:25:09 ID:zQQ3eMgI
乙
原作終わっちゃったらこのスレも終わるのかいな
617
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:11:17 ID:Yq34qpsM
【では話そうか】
ハンジ「弱味を握ったって何したの」
エルヴィン「何、大したことじゃないさ」
リヴァイ「およそ寄付なんざしそうにねぇ奴から金引っ張っといて大したことじゃねぇこたねぇだろ」
ミケ「俺も気になるな」
エルヴィン「女絡みの醜聞を嫌うお人であろうことは話しただろう?」
ハンジ「“嫌がらせをする連中というのは自分がやられて嫌だと思うことをする”だっけ?」グビッ
エルヴィン「ああ。リヴァイにやっていたことは自らがやられたら嫌なことだ」
618
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:12:04 ID:Yq34qpsM
ミケ「女絡みの醜聞が広まること、か」
エルヴィン「そうだ。しかも女が寄ってくればリヴァイがそれに乗ると思っている。
それは自分が乗ってしまうから、という可能性が高い」
ハンジ「え、けしかけたの?」
エルヴィン「まさか。寄らせる女を用意できない」
リヴァイ「できたらやるのかよ」
エルヴィン「やらないよ。足が付く」
リヴァイ「…………」
〆
619
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:13:49 ID:Yq34qpsM
【エルヴィンという男】
エルヴィン「君たちが夜会に出てくれたお蔭で色々と捗った」
ハンジ「どういうこと?」
エルヴィン「君たちに声をかけてきた妙な男がいただろう?」
ハンジ「あの下卑たやつ?」
エルヴィン「あの男は使えた」クッ
ナナバ「……怖い怖い。何したの」グビッ
エルヴィン「その男があのお方に興味を持つように話をしただけだよ」
ミケ「そしてその男を見張っていたわけか」
エルヴィン「ああ。それだけでよかった。な? 大したことじゃないだろう?」
620
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:14:31 ID:Yq34qpsM
ハンジ「いやいや、待ってよ。その男何だったの?」
エルヴィン「女を宛がって取り入ろうとしていた商人だよ」
ナナバ「えぇ……」
エルヴィン「リヴァイにもそうやってすり寄ろうとしたんだろうね」
リヴァイ「……」シワー
エルヴィン「まぁ、君たちが仲良くしてるのを見てやめたみたいだがね」クスッ
ハンジ「噂の誤解を解いたからだよ!」
エルヴィン「そういうことにしておこう」
ハンジ「事実だっての。だけどそういう奴いるんだね。そして乗る人がいるんだ」グビッ
エルヴィン「そりゃあね」
621
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:15:05 ID:Yq34qpsM
リヴァイ「綺麗事だけで世の中回ってねぇからな」
エルヴィン「酒を不味くしてしまったのなら申し訳ないね」
リヴァイ「いや」
ミケ「俺が聞きたがった」
ハンジ「私も聞いたし、全っ然不味くなってないよ。むしろあのお方とやらを押さえられて万々歳だよ」グビッ
ナナバ「貴族ってのは下級でも厄介だからね」グビッ
リヴァイ「もう夜会には出なくていいのか?」
エルヴィン「全てに出てもらう必要はなくなったよ」ニッコリ
リヴァイ「…………チッ」
ハンジ「まぁまぁ、少しは出ないといけないし」
〆
622
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:15:53 ID:Yq34qpsM
【解決】
ナナバ「それで、その男から女をあてがわれた証拠を掴んだわけね」グビッ
エルヴィン「ああ。それだけじゃなかったがな」
ナナバ「えっ」
エルヴィン「あれだけの女を使ってリヴァイにけしかけていたんだ。色々と見つけられる」
リヴァイ「とんだ好色オヤジだな」シワー
エルヴィン「しっぽを掴まえやすくて良かったんだよ。あまり面倒もなくて良かった」
ミケ「あっさり払ったのか」
エルヴィン「まぁな。余程醜聞が嫌なようだ」
ハンジ「それなのにリヴァイにちょっかいかけてたのかい? 調査兵団への嫌がらせにしてはしつこくて妙だったし」
ナナバ「リヴァイが目立ってるからそこを潰そうとした……にしても変だね。エルヴィンでも良かったはずなのに」
623
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:16:56 ID:Yq34qpsM
エルヴィン「ふむ……強い者に憧れていたのかもしれないな」
ナナバ「どういうこと?」
エルヴィン「なりたかったものになれなかった。それになった者がいる
それに対する感情は様々だ。憧れる者もいれば、憎悪する者もいる」
ハンジ「なれないものに嫉妬した……ということかい?」
エルヴィン「そうだな。いや、臆測でしかないが」
ナナバ「どのみち、調査兵になんてならないだろうに」グビッ
ミケ「単に調査兵が嫌いで、且つ目立っている奴が嫌いだったのかもしれん」
エルヴィン「そういう可能性もある。理由なんて聞く気もないがね」
リヴァイ「解決したならどうでもいい」
ハンジ「まぁ、そうだね。これからは近寄りもしないだろうさ」グビッ
エルヴィン「ああ。それどころか我々がいると知ったら夜会に参加しないだろうね」
〆
624
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:17:31 ID:Yq34qpsM
【飲もうぜ!】
ナナバ「なんにしてもキレーさっぱり終わったってことで」
ハンジ「ことで」
ナナバハンジ「「かんぱーい!!」」
リヴァイ「酔いが回ってきたか」
ミケ「話しながらちびちび飲んでいたからな」
ハンジ「さっぱり終わって良かったねぇ」
ナナバ「ほんとほんと。エルヴィン様様だねぇ」
ハンジ「エルヴィンにかんぱーい!!」
ナナバ「かんぱーい!」
リヴァイ「何回やるんだ」
ミケ「飽きるまでだろうな」
〆
625
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:18:13 ID:Yq34qpsM
【今日は冷える】
ハンジ「んふふふふ」スヤァ
リヴァイ「…………」
ミケ「ハンジは寝たのか」
エルヴィン「すんなり寝てくれて良かったな」
ナナバ「良い知らせでペース早かったからね」
リヴァイ「お前も酔ってたんじゃなかったのか」
ナナバ「酔ってますよー」
ミケ「ナナバはこんなもんだ」
エルヴィン「突然寝たりするな」
ミケ「今日はもうそろそろといったところだな」
ナナバ「勝手に人の限界計らないでよぉ」
ミケ「語尾が伸びていたら結構酔っている証拠だ」
ナナバ「んもぉー」
626
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:18:52 ID:Yq34qpsM
リヴァイ「牛か」
ナナバ「誰がだ」ペシッ
リヴァイ「ってぇな」
ガバッ!
ハンジ「なぁなぁばぁーだめぇー」ヘロヘロ
ナナバ「ごーめーんー」ナデナデ
ハンジ「ん」コテンッ、スヤァ
ナナバ「あはははは」ナデナデ
リヴァイ「……確かに酔ってるな」
エルヴィン「そろそろ限界だな」
ミケ「ああ」
ナナバ「んふふ……」トロンッ
ハンジ「」スヤスヤ
ナナバ「んー…………」ユラリッ、コテンッ
ハンジ「」スヤスヤ
627
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:20:04 ID:Yq34qpsM
ナナバ「」スヤァ
ハンジ「」スヤスヤ
エルヴィン「落ちたか」
ミケ「周りもほとんど落ちてるな」
リヴァイ「…………風邪引く馬鹿が出なけりゃいいが」ガタッ
エルヴィン「一人で大丈夫か?」
リヴァイ「……ミケも来い」
ミケ「了解」ガタッ
リヴァイ「エルヴィンはここを見てろよ」
エルヴィン「分かったよ。ざっと20くらいでいいんじゃないか? 毛布」
リヴァイ「18だ」スタスタ
エルヴィン「細かいな」クッ
〆
628
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/01(水) 22:20:56 ID:Yq34qpsM
レスありがとうございます
まぁとりあえずそのつもりではある
その前に終わったり、話の区切りによってはちょっとだけ続くんじゃよってなるかもわからんが
あけおめ、ことよろ
次は水曜くらいに。ではまたーノシ
629
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/08(水) 17:01:52 ID:tvDspVDk
あけおめ
今年が最後になるかもなのか
さみC
630
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/08(水) 21:07:47 ID:54m3DDGs
今更だけどリヴァイって初恋・キス・行為って初めてだったのかな
問い詰める話欲しい
631
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 22:55:35 ID:pM9C9yOc
【気温か空気か】
ハンジ「…………寒い」
モブリット「口にするともっと寒くなりますよ」
ハンジ「でも寒い」
ニファ「今日は立体機動の訓練ありませんしねぇ」
アーベル「トレーニングでもします?」
ハンジ「んー……結構書類あるしなぁ」
ケイジ「昼休憩の時に少し体動かしましょうか?」
ハンジ「そうだね…………リヴァイやミケも巻き込もうかな……」
モブリット「雪だるま作りや雪合戦はしませんよ」
ハンジ「ええー!?」
632
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 22:56:13 ID:pM9C9yOc
モブリット「やるのはトレーニングです」
ハンジ「休憩中は休憩しようやー」
モブリット「あなたに言われたくないです。熱中したら休憩も休日もないくせに」
ハンジ「ぶーぶー」
リヴァイ「大きなブタだな」
モブリット「兵長」
ハンジ「リヴァーイ、さむーい」
リヴァイ「…………どういう意味でた」
ハンジ「さぁ、どっちでしょう?」
リヴァイ「……」
〆
633
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 22:56:45 ID:pM9C9yOc
【親切を重ねる】
モブリット「兵長、お茶でも淹れましょうか?」
リヴァイ「いや、用はすぐ済む。クソメガネ、サイン漏れだ」
ハンジ「あ、本当だ。ごめん」
リヴァイ「寒いってだけで手を抜くなよ」
ハンジ「抜いてませんー」
リヴァイ「書類だけならもっと着ろ」
ハンジ「動きづらいし」
リヴァイ「……モブリット」
モブリット「はい」
634
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 22:57:18 ID:pM9C9yOc
リヴァイ「茶でも淹れてやってくれ」
モブリット「分かりました」
ニファ「…………足湯でもします?」
リヴァイ「ああ、それもいい。必要なら頼む」
ニファ「はい!」
ハンジ「い、いや、そこまでしなくてもいいよ。頑張るよ?」
リヴァイ「……だそうだ」
ニファ「いつでも言ってくださいね! すぐご用意しますから!」
ハンジ「お、おう」
モブリット「お茶は淹れますね」
ハンジ「……頼むよ」
〆
635
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 22:58:02 ID:pM9C9yOc
【ナイスタイミング】
ハンジ「最近なんだかニファがリヴァイのアシストしてる気がする」ズズズズ
ニファ「えっ? そうですか?」
モブリット「アシストというかハンジさん第一というか……」
ケイジ「あぁ、リヴァイ兵長もハンジ分隊長のことならニファに頼むこと多いしな」
アーベル「まぁ、紅一点だしな。必然的にニファに頼むことになるよな」
ハンジ「頼まれているうちに似ちゃったってことかい? うちのニファなのに」ムー
ニファ「に、似ちゃってますか?」
ハンジ「安心して、ニファは圧倒的に可愛い」
ニファ「えっ」///
636
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 22:58:45 ID:pM9C9yOc
ハンジ「くそっ! うちのニファだ! 渡さないからな!!」ギュッ!
ニファ「わひゃっ!?」
モブリット「…………ハンジ分隊長、遊ばないでください」
ハンジ「ニファが可愛いのは真実だ」ナデナデ
ニファ「ハ、ハンジ分隊長」ワタワタ
モブリット「…………」ヌー ←なんか下手なこと言えない
リヴァイ「おい、クソメガネ」ガチャッ
ハンジ「また来た!」
ニファ「兵長!」
モブリット「兵長」ホッ
リヴァイ「…………何やってんだ」シワー
〆
637
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 22:59:28 ID:pM9C9yOc
【救世主でした】
ハンジ「また何の用だい?」パッ
ニファ「わっ」
リヴァイ「これなんだが」
ハンジ「んん? あぁ、それはここに書くんだよ。これちょっと分かりづらいんだよね」
リヴァイ「そうか。助かった」
ハンジ「いえいえ」
リヴァイ「あまり部下で遊ぶなよ」
ハンジ「遊んでませんー可愛がってたんですー」
リヴァイ「……」
ニファ「え、えと、大丈夫で……す?」
638
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 23:00:22 ID:pM9C9yOc
リヴァイ「……困らせるな」
ハンジ「リヴァイの所為だと思うんだ」キリッ
モブリット「間違いなくハンジ分隊長の所為です!」
リヴァイ「……悪いな」ハァー
ニファ「い、いえ!」
ハンジ「なんだよーみんなしてー」
ケイジ「まぁまぁハンジ分隊長、そろそろ始めましょうや」
ハンジ「ん、そうだね。小休憩終わろうか」
リヴァイ「邪魔したな」
モブリット「いえ、タイミングばっちりでとても助かりました」
リヴァイ「? そうか」
〆
639
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 23:01:03 ID:pM9C9yOc
【寒かったんじゃないのか】
リヴァイ「……」ペラッ、カリカリ
エルド「書類多いですね」
リヴァイ「そうだな」
グンタ「今日はハンジ分隊長のところもそうみたいですね」
リヴァイ「ああ、ハンジがぐずっていた」
ペトラ「あら? 外が騒がしいですね」
「ヤールーゾー!!」
オルオ「ハンジ分隊長だ」
リヴァイ「あ?」
640
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 23:01:54 ID:pM9C9yOc
モブリット「ハンジ分隊長! 雪だるまは作りませんってば!」
ハンジ「転がすんだー!!」
ケイジ「あーこりゃダメだ。作るまで終わらんぞ」
アーベル「止めるより作った方がはやそうだな」ハハ…
ニファ「雪合戦よりマシかもしれない……」
エルド「うわぁ……」
グンタ「元気だなぁ」
ペトラ「楽しそう」
オルオ「……寒そうだ」
リヴァイ「…………」
〆
641
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/08(水) 23:09:24 ID:pM9C9yOc
レスありがとうございます
そう言ってもらえるのは嬉しいしありがたいなぁ
たださすがにどっかで区切りつけないとなwwだらだら長引いてここまで来ちゃったけどもっとだらだらしそう
恋愛はともかく、経験は、まぁね?
次は日曜に。ではまたーノシ
642
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/09(木) 22:36:09 ID:YrxZMeTw
乙
643
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:00:22 ID:/MLtNumE
【きっと】
ハンジ「あ! おーい!!」
エルド「あ、見つかった」
ペトラ「雪だるまですかー!?」
ハンジ「そうだよー! 一緒に作るかーい?」
リヴァイ「作らねぇよ、クソメガネ」
ハンジ「今のはリヴァイに聞いてなーい!」
リヴァイ「俺の部下だ」
ハンジ「聞こえなーい!」ウハハハハ!
リヴァイ「チッ、クソメガネが」
グンタ「無視したらしたでずっと言ってきそうですが」
644
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:01:11 ID:/MLtNumE
エルド「言うというか……ここまで来そうですが」
リヴァイ「…………」シワー
オルオ「あ」
リヴァイ「どうした」
オルオ「ハンジ分隊長がモブリットさんを投げ飛ばして走って行きました……」
リヴァイ&リヴァイ班「「「「「…………」」」」」
ペトラ「――来る!!」
オルオ「え、ちょっ、どうします!?」オロオロオルオ
エルド「落ち着け」
グンタ「どうするんですか?」
リヴァイ「……迎え撃つしかねぇな」
エルド「とりあえず書類が散らばらないように寄せるぞ」
ペトラオルオ「「は、はぁ……」」
〆
645
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:01:48 ID:/MLtNumE
【保護者】
ハンジ「みーんーなー!!」
バンッ!! ガッ!!
ハンジ「――っいってぇぇぇ!!!」
エルド「鍵、閉めといてよかったな」
グンタ「とりあえず飛び込まれて部屋が荒れることは防げたな」
ペトラ「い、いいのかな……」
オルオ「た、多分」
ハンジ「くっそ! あーけーろーリーヴァーイー!!」ガンガンガンガンガン!!
リヴァイ「うるせぇな。開けてやるから叩くな騒ぐな暴れるな」
646
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:02:27 ID:/MLtNumE
ハンジ「へーい」
カチャッ
ハンジ「みんな! 外で遊ぼうぜっ!!」バーンッ!!
ガシッ
リヴァイ「騒ぐな暴れるなと言わなかったか?」ギリギリギリギリ
ハンジ「いだだだだだだ!! こめかみ! こめかみに指食い込んでるから!!」
モブリット「リヴァイ兵長! すみません!!」ハァハァ
リヴァイ「モブリットか」
ペトラ「雪まみれ……」
グンタ「不憫だな……」
〆
647
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:03:14 ID:/MLtNumE
【良いところ】
モブリット「止めるも何もなくいきなり投げ飛ばされまして……」
ハンジ「大丈夫、ちゃんと雪山になってる所に投げ飛ばしたから!」キラキラ+
ガシッ
リヴァイ「そういう問題じゃねぇ」ギリギリギリギリ
ハンジ「いだだだだだだ!! 頭、頭割れる!!!」
リヴァイ「割れて少しは中身出した方がちったぁ大人しくなるんじゃねぇか?」ギリギリギリギリ
ハンジ「いや死ぬ! 死ぬから!!」
リヴァイ「チッ……」パッ
648
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:03:54 ID:/MLtNumE
ハンジ「いたたたたた……」
モブリット「はぁ〜、お茶が美味しい、あったかい……」ホゥー
ペトラ「タオルまだいりますか?」
モブリット「いや、もう大丈夫」
オルオ「災難でしたね」
モブリット「まぁ、いつものことだから」ハハッ
ペトラ「……いつも」
オルオ「不憫だ……」ウウッ
モブリット「いやいや、その、楽しいこともいっぱいあるから」
649
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:04:24 ID:/MLtNumE
エルド「例えばどのような?」
モブリット「……………………………………いつも賑やか?」
オルオ「くうっ!!」ブワッ
モブリット「いや、ほら、普段は優しいんだよ?」アセッ
グンタ「普段……」
モブリット「そう、普段…………………………くっ、普段は机にかじりついてるっっ!!」
ペトラ「モブリットさん、もういいんです……もういいんですよ」
ハンジ「私、今すげー悪者じゃね?」
リヴァイ「何もしてねぇ部下を投げ飛ばしておいて悪者じゃねぇと言い張るか」
〆
650
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:05:04 ID:/MLtNumE
【じゃれあい】
ハンジ「みんなも休憩がてら雪だるま作ろう」
リヴァイ「却下だ」
ハンジ「却下を却下だ!」
リヴァイ「却下だ」
ハンジ「ならば却下の却下の却下の却下を却下だ!!!」
リヴァイ「却下だ」
ハンジ「リヴァイの許可が出たぞー!」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「ふっ、却下がひとつ多いことに気づかなかったあなたの負けだ」フフンッ
リヴァイ「……」
651
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:05:41 ID:/MLtNumE
ハンジ「さぁ、みんな行くぞー!!」
ガシッ
リヴァイ「…………」ギリギリギリギリ
ハンジ「ぎゃあぁぁぁ!! 本日3回目ぇぇ!!」
モブリット「また子供みたいなことを……」
リヴァイ「…………」ギリギリギリギリ
ハンジ「いたたたたた! リヴァっ、無言は、無言はやめて! なんか怖い!!」
リヴァイ「…………」ギリギリギリギリ
ハンジ「やべぇ、こいつ、やめる気ねぇ!! もげる! 弾ける! ごめんなさーーい!!!」
リヴァイ「……ふんっ」ペイッ
ハンジ「のわっ!?」
モブリット「あーあ、もう」
〆
652
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:06:41 ID:/MLtNumE
【さぁ、行こうか】
ハンジ「あーいたたた……」
モブリット「無茶を言うからですよ」
リヴァイ「…………休憩したい奴はしてこい」
エルド「兵長」
リヴァイ「区切りもいいしな」
ハンジ「ん? 何言ってるんだい? リヴァイが来なきゃ意味ないじゃないか」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「ほら、行くよ」ガシッ
リヴァイ「ああ? おい、ハンジ」
653
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:07:21 ID:/MLtNumE
ハンジ「ほらほら、みんなもおいでよ!」グイグイ
リヴァイ「おい、待て、クソメガネ」
バタバタバタバタバタバタ…
モブリット「…………」
リヴァイ班「「「「…………」」」」
モブリット「……行きますか」フッ
エルド「兵長だけにはできないしな」フフッ
グンタ「あーこれは雪だるまで済まないな」ハハッ
オルオ「いや、雪だるまを作る競争にしてしまえば……」
エルド「それだ」ビシッm9
ペトラ「タオルとお茶の準備しておかなきゃ」クスッ
〆
654
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/12(日) 23:07:59 ID:/MLtNumE
乙ありがとうございます
次も日曜に。ではまたーノシ
655
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/13(月) 00:16:21 ID:RTvQGALE
オロオロオルオすき
乙
656
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:48:47 ID:xNn3uJVM
【誘導】
ニファ「あ、戻ってきた……大勢で」
ケイジ「あー巻き込んじまったか」
アーベル「雪合戦は避けたいなぁ。寒い」
ハンジ「たっだいまー! 雪合戦しようぜー!!」
リヴァイ「しない」
ハンジ「ええー!!」
リヴァイ「寒い」
ハンジ「ええー!!」
エルド「雪だるま作りましょうよ」
657
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:49:21 ID:xNn3uJVM
ハンジ「もう作ったし」
アーベル「まだ途中ですよ」
グンタ「どれだけ良い雪だるまを作るか競ったらどうでしょう?」
ハンジ「ん?」
モブリット「あぁ、いいんじゃないですか?」
ケイジ「こっちの班とそっちの班で分かれるってことでいいか?」
オルオ「あ、はい、それで!」
ハンジ「よっしゃ、そんじゃ始めようか!!」
モブリット「上手くいきましたね」
エルド「ええ」
リヴァイ「……」
〆
658
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:49:58 ID:xNn3uJVM
【理解しがたい芸術】
ニファ「よいしょっと。ひゃー冷たーい」
ケイジ「手袋してても染みてくるな」
ペトラ「終わったら紅茶淹れますね」
アーベル「助かるよ」
ニファ「手伝うよ!」
ペトラ「お願いね」
ワイワイガヤガヤ
リヴァイ「……」
ハンジ「リヴァイは参加しないの?」
リヴァイ「……お前、雪まみれだぞ」
ハンジ「さっき転がったからね」
659
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:50:29 ID:xNn3uJVM
リヴァイ「何故転がる」
ハンジ「雪玉転がしてたら滑ったんだよ」
リヴァイ「マヌケめ」
ハンジ「そいで、リヴァイは参加しないの?」
リヴァイ「しねぇよ」
ハンジ「みんな頑張ってるのに。あ、そうか」
リヴァイ「?」
ハンジ「リヴァイは芸術的すぎるからね……」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「いや、なんでもない」
リヴァイ「?」
〆
660
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:51:06 ID:xNn3uJVM
【引っ張りだこ】
ハンジ「どうしたんだい?」
エルド「玉を大きくしすぎてどう乗せようかと……」
ハンジ「リヴァイに頼めば?」
エルド「えっ? いや、でもそんなことを」
ハンジ「リヴァイー!! これ乗せられるー?」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「これこれ。乗せるの大変なんだってさ。リヴァイならいけるでしょ?」
リヴァイ「……」ジッ
エルド「あ、いや、そんな、リヴァイ兵長の手を煩わせるまでも……」
リヴァイ「……」スタスタ…グッ
エルド「あ」
661
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:51:42 ID:xNn3uJVM
リヴァイ「……」グイッ、ドスッ
オルオペトラ「「おおー!!」」
リヴァイ「これでいいか?」
エルド「は、はい。ありがとうございます!」
オルオペトラグンタ「「「ありがとうございます!!」」」
ハンジ「さっすがー!」
リヴァイ「……」
ニファ「あ、あのぅ……」
リヴァイ「?」
ニファ「大変申し上げにくいのですがこちらも…………」
リヴァイ「…………分かった」
ニファ「ありがとうございます!」
ハンジ「おや? 私の班もか。リヴァイ人気者だねー」アハハー
〆
662
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:52:14 ID:xNn3uJVM
【巻き込む】
モブリット「あとは顔か」
ニファ「木片とか探さないとですね」
ハンジ「だいぶ、出来てきたねぇ。あ、判定は私とリヴァイがやるからね」
リヴァイ「あ?」
みんな「「「「!?」」」」
ハンジ「競ってるんだから判定する人が必要だろ?」
エルド「でもハンジ分隊長は手伝ってたじゃないですか」
ハンジ「あ、確かに」
ペトラ「ということはリヴァイ兵長が判定するんですか?」
リヴァイ「……」
ハンジ「ええ? それはそれで不公平だろ」
ペトラ「えっと、じゃあ……リヴァイ兵長、これを」スッつ木片
663
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:52:44 ID:xNn3uJVM
リヴァイ「……」
オルオ「そ、それ口なんです。付けてもらえるとありがたいです!」
リヴァイ「…………」スッ
オルオペトラ「「あ、ありがとうございます!!」」
ハンジ「…………」
ハンジ(微妙な曲がり具合……ちょっとリヴァイに似てる)ブフッ
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「いや、何も。判定する人がいなくなっちゃったね。どうする……あ!」
みんな「「「「?」」」」
ハンジ「ミーケー!! ちょっとこっち来てー!!
待って! 逃げないで! 大丈夫、見てもらうだけだからぁー!!」
ケイジ「ミケ分隊長……運の悪い……」
アーベル「団長じゃなくて良かったよ。さすがに怒られそうだ」
〆
664
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:53:24 ID:xNn3uJVM
【無意識】
ミケ「何をしているんだ、お前たちは」スンッ
リヴァイ「巻き込まれただけだ」
ハンジ「息抜きだよ。さ、どっちの雪だるまが上手にできてる?」
ミケ「ふむ」
ハンジ班「「「「……」」」」ドキドキ
リヴァイ班「「「「……」」」」ドキドキ
ミケ「リヴァイの方がより似ているな」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「?」
ミケ「お前たちに似せて作ったんだろう?」
665
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:53:57 ID:xNn3uJVM
ハンジ「え? いや……あれ?」
リヴァイ「…………」
ペトラ「…………言われれば」
ニファ「確かに…………」
みんな「「「「似てる」」」」
リヴァイ「…………」
ミケ「ハンジのはメガネになっているし、リヴァイのはへの字口になってるところなんかうまいな」
リヴァイ班「「「「…………」」」」
リヴァイ「……」
ハンジ「……ぶふっ」
ミケ「?」
〆
666
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/19(日) 23:54:34 ID:xNn3uJVM
レスありがとうございます
次も日曜に。ではまたーノシ
667
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:02:02 ID:fOfesxc6
【優しく見つめる】
ハンジ「寒いねー。ニファ、ペトラ、先にお湯を沸かして紅茶の準備してくれるかい?」
ペトラ「はい、分かりました」
ニファ「一緒に戻られないんですか?」
ハンジ「ちょっとだけど道具の片付けがあるしね。それが終わったらすぐ温かいものが欲しいんだ」
ニファ「あぁ、分かりました」
ハンジ「うん、頼むね」
ミケ「俺は戻るぞ」
リヴァイ「ああ、悪かったな」
668
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:02:32 ID:fOfesxc6
ケイジ「このシャベルどこから持ってきた」
エルド「確かすぐそこの倉庫に」
グンタ「あれ? バケツ?」
アーベル「あ、それ雪だるまの頭に乗せようと思ったんだけどやめたんだ」
ワイワイガヤガヤ……
リヴァイ「……」ジッ
ハンジ「!」
ハンジ「……」フッ
リヴァイ「…………」ジッ
〆
669
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:03:03 ID:fOfesxc6
【ヤる気スイッチがわからない】
ペトラ「なんだか遅いね」
ニファ「そうだね…………まさか」
ペトラ「?」
リヴァイ「クソメガネが」バタンッ
ハンジ「うひゃー冷たい冷たい」
ペトラ「兵長、ハンジさん、ビショビショじゃないですか!」ワタワタ
ニファ「タオルタオル!」バタバタ
エルド「タオル、全員分あるかな?」ビショー
ペトラ「うわっ、みんなビショビショ。何したの?」
670
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:03:39 ID:fOfesxc6
オルオ「……結局雪合戦になったんふぁ、ふぁっくしょん!!」
ペトラ「タ、タオルタオル!!」
ハンジ「いやぁ、あっさり勝負決まっちゃったねぇ」
モブリット「兵長のお陰ですよ。全くもう」
ハンジ「始まったのはリヴァイの所為でもあるの思うのだけど?」
モブリット「始まったのはハンジさんの所為です。兵長に雪玉投げるから」
ハンジ「それに応戦するからだよ」
リヴァイ「ほう?」
ハンジ「あ」ギクッ
リヴァイ「反省が足りないらしいな?」ゴゴゴゴ
ハンジ「いえいえ、滅相もない。谷よりも深く反省してます」
671
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:04:17 ID:fOfesxc6
リヴァイ「…………」ジトッ
ハンジ「すいませんでしたー!!」
リヴァイ「…………後で覚えておけ」ボソッ
ハンジ「う」ギクギクッ
ペトラ「兵長、タオルを」
リヴァイ「ああ、助かる」
ニファ「ハンジ分隊長もタオルを……どうしました?」
ハンジ「ああ、いや、ありがとう」
ハンジ(あの目……夜の目だった……)ゴクリッ
ハンジ「…………」ウーン
ハンジ(……どこに発情要素があったんだ???)
〆
672
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:04:47 ID:fOfesxc6
【近くの存在】
ケイジ「はぁー、紅茶美味い。落ち着く」
ペトラ「おかわりありますからね」
ケイジ「助かるよ」
モブリット「お風呂も沸かしてもらってるから後で入ろう」
アーベル「あーモブリット、助かるー」
ハンジ「ニファとペトラも一緒に入ろう。雪だるま作りで冷えただろ?」
ニファ「そうですね」
ペトラ「わぁ、早風呂に一番風呂! しかも三人だけ!」
ニファ「いつもは人多いし、早風呂も滅多にないから楽しみだね」
ペトラ「うん!」
673
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:05:37 ID:fOfesxc6
エルド「…………」
グンタ「どうした?」
エルド「いや、こっちはそこそこの人数だなと思ってな」
グンタ「あー、確かに。いつもと変わらないな」ズズズズ
ケイジ「なぁ」
エルド「なんです?」
ケイジ「風呂でも兵長は潔癖なのか?」
グンタ「一緒に入ったこと無いですっけ?」
ケイジ「いや、あるけど近くに行ったりはあんまねぇし」
674
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:06:13 ID:fOfesxc6
エルド「人のことはあんまり気にしないですよ。周りを散らかしたり汚しまくってたら怒られますけど」
アーベル「あぁ、その辺普通なんだな」
グンタ「周りが汚れてるのが気になるみたいですね」
ケイジ「周りかー……」チラッ
ハンジ「長湯はしたくないなー」
リヴァイ「……てめぇ、いつから風呂に入ってない」
ハンジ「ん? あはは!」
リヴァイ「笑って誤魔化すなクソメガネ」
ケイジ「…………周りなぁ」ズズズズ
〆
675
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:06:44 ID:fOfesxc6
【気は晴れた】
ハンジ「あれ? そういやミケは?」
リヴァイ「片付け前からいねぇよ」
ハンジ「そうだっけ?」
リヴァイ「雪だるま判定だけしてさっさと戻った」
ハンジ「そっかー。リヴァイに雪玉当てることばっか考えてたから気づかなかったわ」
リヴァイ「クソメガネ」
ハンジ「楽しかったでしょ?」
リヴァイ「寒い」
ハンジ「楽しかったくせにー」ツンツン
リヴァイ「……」ガシッ、メリメリ…
676
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:07:15 ID:fOfesxc6
ハンジ「ちょっ、いたっ、やめろ、指を反対に折ろうとするな!!」
リヴァイ「クソメガネがっ」ポイッ
ハンジ「いってぇぇ! 折れたらどうするんだよ」
リヴァイ「加減くらいしている」ズズズズ
ハンジ「なんだよ、照れたのかい?」ニヒヒ、ツンツン
ガシッ
リヴァイ「……」メリメリ…
ハンジ「痛い痛い痛い痛い!!!」
モブリット「何やってるんだか……」
ニファ「あはは……」
〆
677
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:07:47 ID:fOfesxc6
【フルコースで】
ペトラ「わー! 広ーい!!」
ニファ「三人だけだとかなり広く感じるねー」
ハンジ「走らないようにね。滑って転ぶよ」
ペトラ「はーい!」
ニファ「ペトラ、子供みたいになってる」クスッ
ハンジ「まぁ、広いお風呂はテンション上がるね」
ニファ「ハンジさんもそう思いますか」
ハンジ「あ、酷いな。風呂が嫌いなわけじゃないんだよ? 入るのが面倒なだけで」
678
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:08:22 ID:fOfesxc6
ニファ「面倒臭がらないでくださいよ……」
ペトラ「ねぇ、ニファ」ヒソヒソ
ニファ「あ、そうだね。そうしよう」
ハンジ「? なんだい? 私は仲間はずれかい?」
ペトラ「いえいえ、むしろ中心です」ガシッ ←右腕を
ハンジ「へ?」
ニファ「ペトラが良い香りの石鹸を持ってきたそうです」ガシッ ←左腕を
ハンジ「はい?」
ペトラ「さ、洗い場へ」
ニファ「行きましょう!」
679
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:08:55 ID:fOfesxc6
ハンジ「あれ? これ洗われる感じ?」
ペトラ「髪に良いもの持ってきたんですよー」
ニファ「ペトラナイス! サラッサラにしよう!」
ペトラ「ニファ、肌に塗るオイル持ってたよね?」
ニファ「持ってきた! みんなで塗ろう」bグッ
ペトラ「私もいいの? ありがとう! あ、もちろん石鹸も使っていいからね」
ニファ「いいの? ありがとー!!」
ハンジ「いやぁ、楽しそうだなぁ……」
〆
680
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/01/26(日) 22:09:30 ID:fOfesxc6
日曜に。ではまたーノシ
681
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/01/27(月) 16:31:26 ID:x9FeekyY
おつー
682
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:06:54 ID:KHzAPjJ6
【そういえば!】
アハハハウフフフフ
エルド「……楽しそうだなぁ」
ケイジ「……そうだな」ゴシゴシ
アーベル「こっちも楽しそうにしてみるか?」
ケイジ「お断りだ」
リヴァイ「出る」
ケイジ「え?」
モブリット「お疲れ様です」
リヴァイ「ああ」スタスタ…
683
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:07:51 ID:KHzAPjJ6
ケイジ「…………早くないか?」
エルド「いつもあんなもんですよ」
オルオ「時間を有効に使ってるんスよ!」
ケイジ「出たよ。兵長信者」
エルド「気を遣ってくれてるのかもしれませんけどね」
アーベル「あー意外と気遣いする人だもんなぁ」
グンタ「ええ…………あ!」
ケイジ「どうした?」
グンタ「俺ももう上がる! エルド、オルオ、お前らも早く上がれ!」ザバッ
エルド「は?」
オルオ「え?」
684
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:08:44 ID:KHzAPjJ6
グンタ「書類、まだ終わってない!」
エルドオルオ「「あ!!」」
ケイジアーベル「「あ」」
グンタ「先に失礼します!」
エルドオルオ「「失礼します!」」
バタバタ……
ケイジ「……」
アーベル「……俺らはどうする?」
ケイジ「もうちょっとしてから出るか。俺らの上司はまだ出ないだろうし」
モブリット「……手伝いに行くのは少し遅れるかもしれないけどね」
アーベル「残業させないように頑張るか」ハハッ
〆
685
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:09:39 ID:KHzAPjJ6
【温まったか?】
グンタ「兵長、遅くなりました!」
リヴァイ「あ?」
グンタ「書類、まだ終わってなかったこと忘れていて」
リヴァイ「あぁ……お前らの分はそこに置いてある。俺は俺の分しかしていない」カリカリ
グンタ「兵長……」
リヴァイ「……ちゃんと洗ったのか?」
グンタ「大丈夫です!」
リヴァイ「ならいい」カリカリ
686
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:10:10 ID:KHzAPjJ6
エルド「遅くなりました!」
オルオ「お、遅くなりゅっ!!」ガブシュッ
グンタ「オルオ!」
エルド「また噛んだのか!?」
リヴァイ「…………お前らも、ちゃんと洗ったのか?」
エルド「え? あ、完璧です!!」
オルオ「ら、らいじょうぶれす」
リヴァイ「……そうか、ならいい」カリカリ
〆
687
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:10:47 ID:KHzAPjJ6
【上司とその部下】
ペトラ「おおー」
ニファ「髪、サラサラですよ!」
ハンジ「そうかい?」サラサラー
ペトラ「ニファもサラサラだよ」
ニファ「ペトラもね」
ふふっ、あはははは
ハンジ(楽しそうだねぇ)シミジミ
ペトラ「明るいうちからこんなにゆっくりお風呂に入れるなんて幸せ………………ああああーー!!!!!」ザバッ!
688
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:11:26 ID:KHzAPjJ6
ニファ「び、びっくりした! どうしたの?」
ペトラ「あ、あわわわわ!! 書類! まだ!!」ワタワタ
ハンジ「あー」
ニファ「あ」
ペトラ「さ、先に失礼します!」
ハンジ「待って待って。大丈夫だから」
ペトラ「で、でも! 兵長絶対もうお風呂から上がってますよ! 凄い早風呂じゃないですか!」
ハンジ「落ち着いて。何も言ってないってことはゆっくり温まれってことでしょ」
ペトラ「ですが……」
ハンジ「そっちに手伝いに行く予定だから大丈夫」
689
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:12:01 ID:KHzAPjJ6
ペトラ「えっ?」
ハンジ「こっちはもう終わるからね」
ニファ「巻き込んでしまったし、手伝うつもりだったよ」
ハンジ「え? 君たちはいいんだよ? 私の撒いた種だ」
ニファ「みんなそのつもりですよ」
ハンジ「えっ? そうなの?」
ペトラ「ありがとうございます!」
ハンジ「とりあえず、ちゃんと温まってから出よう。風邪引いちゃうといけないし、リヴァイも心配するよ」
ペトラ「はい!」
〆
690
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:12:35 ID:KHzAPjJ6
【付き合いの長さ】
ペトラ「遅れてすみません!!」
エルド「お、ペトラ」
オルオ「ペトラ、お前なっ」
リヴァイ「ペトラ、お茶を頼む」
ペトラ「はい!」
オルオ「……」
ニファ「えーっと、お手伝いに来ました」
ペトラ「ああ、ごめん! 兵長、ハンジさんがニファを手伝いに寄越してくれました」
リヴァイ「……あっちは……」
ニファ「大丈夫です!」
リヴァイ「そうか、助かる」
691
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:13:07 ID:KHzAPjJ6
ニファ「任せてください!」
ペトラ「お茶淹れますね」
リヴァイ「ああ」
エルド「なんだか華やかになったな」
グンタ「何言ってんだ」
オルオ「美味く淹れるんだぞ」
ペトラ「うっさい、バカオルオ。あんたさっきなっちゃいないとか言おうとしたでしょ。舌噛み切れ」
オルオ「な、しか言ってねぇのに!?」
ペトラ「あんただけお茶不味くして淹れてやる」
オルオ「待て! お前の作る不味い茶は果てしなく不味い! やめろ、悪かった!」
ニファ「こっちも賑やかですねぇ」ニコニコ
グンタ「あいつらだけだよ」
エルド「犬も食わない」ハァー
〆
692
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:13:42 ID:KHzAPjJ6
【温かい空間】
ハンジ「来ーたーぞー!!」バーン!
リヴァイ「静かに来い、クソメガネ」
ハンジ「手伝いに来てやったのに酷いなー」
リヴァイ「遅れているのはお前の所為でもある」
ハンジ「そりゃそうだけど」
リヴァイ班ハンジ班((((認めるのか))))
モブリット「それじゃ、やれるもの回してもらえるかい?」
ニファ「はい、こちらに」
モブリット「助かるよ」
ワイワイガヤガヤ
リヴァイ「……」
ハンジ「リヴァイも、私でも大丈夫なの回してくれ」
693
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:14:17 ID:KHzAPjJ6
リヴァイ「……」
ハンジ「? リヴァイ?」
リヴァイ「あ? あぁこれだ」
ハンジ「どーも」
リヴァイ「…………悪くねぇな」ボソッ
ハンジ「!」
ペトラ「あ、ここって」
モブリット「あぁ、こうするんだよ」カリカリ
ペトラ「ああ! ありがとうございます」
ケイジ「これどこに置く?」
エルド「それはこっちに」
リヴァイ「……」
ハンジ「…………そうだね。悪くないね」フフッ
〆
694
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/02(日) 22:14:52 ID:KHzAPjJ6
おつありがとうございます
日曜に。ではまたーノシ
695
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/08(土) 02:48:10 ID:TwlaqLgs
乙
696
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:06:08 ID:xvSpPum.
【夜のお楽しみ】
「お疲れ様でしたー」
ハンジ「うん、お疲れ様」
リヴァイ「ああ」
パタンッ
ハンジ「ちょっと遅くなったけど終わってよかったね」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「夕飯、食べに行こうか」サラッ
リヴァイ「…………」スッ
ハンジ「ん?」
リヴァイ「髪」サラリッ
ハンジ「あぁ、ニファとペトラがいろいろとやってくれてね」
697
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:06:50 ID:xvSpPum.
リヴァイ「そうか」サラサラ
ハンジ「ボディミルクとかも塗ったりしてね…………触り心地、悪くないと思うよ」ボソッ
リヴァイ「……ほぅ?」
ハンジ「ふふっ」
グイッ
ハンジ「あ」
リヴァイ「――――」
ハンジ「ん……」
リヴァイ「っ……行くぞ。食いっぱぐれる」
ハンジ「……そうだね、行こうか」
パタンッ
〆
698
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:08:02 ID:xvSpPum.
【お礼】
――次の日――
ニファ「あ、ペトラおはよう」
ペトラ「ニファ、おはよう」
ニファ「昨日はなんだかんだ楽しかったね」フフフッ
ペトラ「そうだねぇ」フフッ
リヴァイ「お前ら」
ニファ「おはようございます、兵長」
ペトラ「おはようございます!」
リヴァイ「ああ……手を出せ」
ニファペトラ「「??」」スッ
699
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:08:45 ID:xvSpPum.
リヴァイ「やる」パラパラッ
ペトラ「わっ、わっ」ワタワタ
ニファ「わぁ、飴。いいんですか?」
リヴァイ「最近貰った。いらんからやる」
ペトラ「ありがとうございます!」
リヴァイ「それしかねぇからな。二人で食え」
ニファ「はい。ありがとうございます」
リヴァイ「…………」スタスタ…
ペトラ「飴なんて久しぶり」ニコニコ
ニファ「そうだね」フフッ
〆
700
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:09:40 ID:xvSpPum.
【昨夜は】
ハンジ「おあよー」ファァ
モブリット「おはようございます」
ニファ「おはようございます。眠そうですね」
ハンジ「んー……ちょっと夜更かししちゃってね」
モブリット「また遅くまで本読んでたんですか?」
ハンジ「まぁねー。ニファ、お茶淹れてくれるー?」
ニファ「はい。濃いめに作りますねー」
ハンジ「ありがとう。ニファはかわいいなぁ」ナデナデ
ニファ「うふふっ」
ふわっ.* ゚・*.。・* *
ニファ(……あれ?)
ハンジ「じゃあ、野郎共は早速仕事にかかれー」
701
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:10:45 ID:xvSpPum.
ケイジ「ニファ贔屓だーー!!」
アーベル「贔屓だーー!!」
ハンジ「ならばニファのようにかわいくなるんだ」
ケイジ「無理っス!」キッパリ
アーベル「仕事するか」
モブリット「そうそう、遊んでないで仕事にかかろうなー」
ニファ「お茶淹れてきますね……」
ニファ(……石鹸の香りが昨日使ったのと違った)
――――リヴァイ『やる』
ニファ「…………」
ニファ「!」ハッ!
ニファ「あれってお礼?」
〆
702
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:11:38 ID:xvSpPum.
【じゃれあい巻き込まれ】
ハンジ「ずるいじゃないかぁー!」
リヴァイ「ずるくねぇ」
エルヴィン「何を騒いでいるんだ?」
ハンジ「あ、エルヴィン聞いてくれよ!」
リヴァイ「……」フンッ
ハンジ「さっき野良犬がいたんだけどね」
エルヴィン「ふむ?」
ハンジ「汚ぇから触るなって言ったくせに自分が先に撫でてるんだよ? ずるくない?」
リヴァイ「ずるくねぇだろ」
ハンジ「ファーストお触りを奪っておいて!」
リヴァイ「ファーストお触り……」
703
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:12:08 ID:xvSpPum.
エルヴィン「まぁ野良犬は汚いとは思うが……むしろリヴァイがよく触ったな」
リヴァイ「…………」
ハンジ「それが人懐っこい子でさ! 笑顔で尻尾パタパタさせながら近づいてきたんだよ! ……リヴァイのところに」
エルヴィン「ほう」
リヴァイ「撫でられるのが当然という顔をしていた」
エルヴィン「なるほど」フッ
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「好かれやがってずるい!」
リヴァイ「それは知らん。俺の所為じゃねぇ」
エルヴィン「野良犬に不用意に近づくのは危ないからな。それを危惧したんだろ」
ハンジ「それは分かってるけどさー」
エルヴィン「分かっているのか」クスクス
〆
704
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:12:51 ID:xvSpPum.
【せっかくなので】
エルヴィン「…………」スタスタ
エルヴィン「!」
エルヴィン「……こんなところに雪だるまが」
エルヴィン「……」フム
エルヴィン「これはハンジでこっちはリヴァイか?」
エルヴィン「ん? 周りに小さな雪だるまが8つ…………」
エルヴィン「……」フーム?
エルヴィン「!」ポムッ=3
エルヴィン「班員か? 細かいな」
エルヴィン「サボって何をしているのやら」クスッ
705
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:13:24 ID:xvSpPum.
ミケ「エルヴィン、そんなところで何をしている」
エルヴィン「あぁ、ミケ。雪だるまを見ていた」
ミケ「ああ、リヴァイとハンジの班が作ったやつか」
エルヴィン「やはり彼らか」
ミケ「通りがかったらジャッジさせられた」
エルヴィン「?」
ミケ「どちらが良い雪だるまか決めてくれと」
エルヴィン「本当に何をしているんだかな」ハハッ
ミケ「…………増えてるな」
エルヴィン「ん?」
ミケ「俺が見たときは2つだけだった」
706
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:14:03 ID:xvSpPum.
エルヴィン「ということはこの8つは後で足したのか」
ミケ「あいつら子供か」
エルヴィン「まぁ、ちゃんと仕事を終わらせているなら少しくらい構わんさ」
ミケ「寛大だな」
エルヴィン「ストレスの溜まる職場だからね」
ミケ「そうか」
エルヴィン「…………」フム
ミケ「?」
エルヴィン「ここに俺とお前のも」
ミケ「作らない」
〆
707
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/09(日) 22:14:48 ID:xvSpPum.
乙ありがとうございます
単行本が待ち遠しい季節ですね
日曜に。ではまたーノシ
708
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/10(月) 23:00:28 ID:jV.gsZCY
乙です!
ここを読むと調査兵団の皆がいた頃が懐かしくて涙出そう
皆ハンジさんと兵長を見守ってるかな
709
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/11(火) 20:54:34 ID:PqILwaq2
飴ちゃんをあげる兵長お父さんみあるな
710
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:29:18 ID:/wFeUtrc
【お前が犬か】
ハンジ「またワンコいるかなー?」
リヴァイ「知らん」
ハンジ「懐かれてるからってコノヤロウ」
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「ん? あれ?」
リヴァイ「どうした」
ハンジ「なんか雪だるま増えてない?」
711
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:29:54 ID:/wFeUtrc
リヴァイ「あ?
ハンジ「ほら、あそこ」
リヴァイ「…………増えてるな」
ハンジ「ちっこいのが8つ、でかいのが2つ……ちょっと見に行ってくる」
リヴァイ「おい」
ダダダダダダ…
リヴァイ「………………仕方ねぇな」ハァー
スタスタスタスタ…
〆
712
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:30:29 ID:/wFeUtrc
【そういうことじゃない】
ハンジ「よっしゃ、着いたぞー!」
ハンジ「!?」
ハンジ「こ、これは……」
―――
――
―
リヴァイ「寒ぃな」スタスタ
エルヴィン「リヴァイ、どこに行くんだ?」
713
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:31:06 ID:/wFeUtrc
リヴァイ「メガネが雪だるまを見に行った」
エルヴィン「あぁ……なかなか上手く出来たんだよ」
リヴァイ「……あ?」
エルヴィン「増えてただろ?」
リヴァイ「………………お前」
エルヴィン「ミケに手伝って貰ったんだよ」ニコニコ
リヴァイ「てめぇはメガネかよ」
エルヴィン「メガネはしてないが」
リヴァイ「……」
〆
714
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:31:43 ID:/wFeUtrc
【子供か】
ハンジ「ぶははははははは!!! これエルヴィンとミケが作ったの!? あははは!」
エルヴィン「結構な力作だぞ? 似てるだろう?」
ハンジ「確かに! 似てる!」
リヴァイ「…………」シワー
ミケ「そんなところに集まって何してるんだ」
ハンジ「あ、ミケ! これ似てるーー!!」アハハハハ!
715
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:32:15 ID:/wFeUtrc
ミケ「あぁ……」
リヴァイ「何してんだお前……」
ミケ「俺は止めた」
エルヴィン「最終的にはノリノリだったじゃないか」
ミケ「む」
リヴァイ「お前……」
ミケ「…………なんとなく楽しくなるだろう、こういうのは」
リヴァイ「…………」シワー
〆
716
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:32:47 ID:/wFeUtrc
【みんな力作】
ハンジ「ねぇ、このちっこいのは?」
エルヴィン「ん? 君たちが作ったんじゃないのか?」
ハンジ「私たちが作ったときはなかったよ? ねぇ、リヴァイ、ミケ」
リヴァイ「ああ」
ミケ「ということはお前らの部下が作ったのか」
ハンジ「え? このちっこいのをあの後作ったってこと?」
ミケ「そうじゃないか?」
リヴァイ「……」フム
ハンジ「リヴァイ?」
717
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:33:29 ID:/wFeUtrc
リヴァイ「これはアーベルだな。分かりやすい」
ハンジ「あ、本当だ。眼鏡」クスッ
エルヴィン「これはペトラかな?」
ミケ「ではこっちはニファだな」
ハンジ「髪形だけだと二人似ちゃうね」
エルヴィン「どっちの傍にいるかで分かるな」
ハンジ「お? これがモブリットかな?」
リヴァイ「これは……グンタか」
ハンジ「やべぇ、ケイジ目つき悪すぎ」ケラケラ
リヴァイ「こっちがエルドだな。それと……」
リヴァイハンジエルヴィンミケ「「「「これがオルオ」」」」
718
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:34:01 ID:/wFeUtrc
リヴァイハンジエルヴィンミケ「「「「…………」」」」
ハンジ「ふはははははは! このくるくるした髪形よく表現したね!」
ミケ「ほうれい線はペトラが書いたんだろうな……」
エルヴィン「深く書かれてるな」クスッ
リヴァイ「……」
ハンジ「リヴァイ、どうしたの…………あはははは!」
ミケ「どうした」
ハンジ「オルオ雪だるま、クラバット着けてる!」アハハハハ!
エルヴィン「お、本当だ。うっすらだが書かれてるな」
ミケ「力作だな」
リヴァイ「………………」
〆
719
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:34:31 ID:/wFeUtrc
【とばっちりモブリット】
ハンジ「エルヴィン、リヴァイ、ミケ!」バーンッ
リヴァイ「団長室だ。静かにしろ」
ハンジ「これ見てこれ見て!!」
リヴァイ「……」シワー
エルヴィン「絵かい?」
ハンジ「この前の雪だるま!」
ミケ「あぁ、描いてもらったのか」
リヴァイ「モブリットも大変だな」
ハンジ「上手に描けてるだろー? ほらそっくり」
ミケ「確かに」
エルヴィン「モブリットは年々絵が上手くなっていくな」
720
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:35:30 ID:/wFeUtrc
リヴァイ「メガネがこき使ってるからな」
ハンジ「人聞きの悪い! こき使ってはいないよ! 多分」
リヴァイ「おい」
ミケ「全部描いたのか」
ハンジ「そうそう! 全体と、一体ずつ!」ペラッ
エルヴィンミケリヴァイ「「「…………」」」
ハンジ「? 何?」
ミケ「どれだけ時間かかったんだ? ハンジ」
ハンジ「えーっと、1時間? いや2時間?」
リヴァイ「クソメガネ」
ハンジ「寒さ対策はしてたよ! なんなら後ろから抱きついて…………」
リヴァイ「あ゙あ゙?」
721
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:36:24 ID:/wFeUtrc
ハンジ「…………ないよ、うん」フイッ
リヴァイ「てめぇ、俺の目を見て言いやがれ」ゴゴゴ…
ハンジ「いや、ほら、全力で断られたから」
リヴァイ「拒否されなかったらどうしてやがった?」ゴゴゴゴ
ハンジ「………………あーっと! イケナイ、用事ヲ思イダシターイカナケレバー」クルッ、ダッ!
リヴァイ「待ちやがれ!」ダッ!
バーンッ!! ダダダダダダ…
エルヴィンミケ「「…………」」
エルヴィン「……これは当てられた、ということでいいのかな?」
ミケ「どこでも痴話喧嘩をするな、あいつらは」
〆
722
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/17(月) 21:36:56 ID:/wFeUtrc
レスありがとうございます
昨日はすまない。ちょっとトラブルが起きて来れなかった
日曜に。ではまたーノシ
723
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/18(火) 09:45:20 ID:TnqGAlnQ
乙
本誌ェ…
724
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:36:15 ID:SdEter/A
【油断ゆるゆる】
リヴァイ「……」フゥ
にゃーん
リヴァイ「!」
黒猫「ニアー」
リヴァイ「…………」
黒猫「……」
茶トラ「ニャー!」ダッ!
リヴァイ「…………」
茶トラ「ニャー!」ドスッ!スリスリ
リヴァイ「……頭突くな」ナデ…
725
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:36:54 ID:SdEter/A
茶トラ「ニャー!」ゴロゴロ
リヴァイ「野性はどこいった」ナデナデ
茶トラ「ぐるにゃーん」コロンッ
リヴァイ「……腹まで見せるか」ナデナデ
茶トラ「にゃぁん」
黒猫「…………」トコトコ
リヴァイ「……」
黒猫「…………ニァ」
リヴァイ「…………」ナデ…
黒猫「……」ゴロゴロ
リヴァイ「…………野性はどこだ」ナデナデ
〆
726
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:38:19 ID:SdEter/A
【危機感を持て】
ハンジ「また猫たち撫でてるの?」
リヴァイ「いつも撫でているわけではない」
黒猫「ニアー」
ハンジ「久しぶり」ナデナデ
黒猫「……」ゴロゴロ
茶トラ「にゃーん」
ハンジ「はいはい」ナデナデ
茶トラ「にゃぁん」
リヴァイ「こいつら大丈夫なのか」
727
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:39:00 ID:SdEter/A
ハンジ「何が?」
リヴァイ「油断し過ぎている」
黒猫「ニァー」
茶トラ「にゃー?」
ハンジ「まぁ、そうだね。君たち、人は選ぶんだよ」ナデナデ
黒猫「ニァ」
茶トラ「にゃー?」
リヴァイ「…………分かってねぇだろ」
茶トラ「にゃーん」ドスッ!
リヴァイ「頭突くな」
〆
728
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:39:32 ID:SdEter/A
【私も僕も】
リヴァイ「何故頭突きをする」
茶トラ「なぁ〜ん?」
ハンジ「いろいろと理由はあるみたいだけど頭突きのあとスリスリしてるから甘えてるんじゃない?」
リヴァイ「甘えなのか」
茶トラ「にゃーん」スリスリ
黒猫「……」トコトコ…
リヴァイ「?」
黒猫「……」トスッ、スリッ
リヴァイ「…………」
黒猫「……」トコトコ
729
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:40:08 ID:SdEter/A
ハンジ「ん?」
黒猫「……」トスッ、スリッ
リヴァイハンジ「「…………」」
黒猫「……ニァ」
ハンジ「――っ! ちょ、かわいいな、おい!」ナデナデナデナデ
黒猫「ニ……」シワー
リヴァイ「ハンジ、力を緩めろ、もげる」
ハンジ「おおっと、ごめんよ」
黒猫「……」
茶トラ「にゃぁぁぁん」ドスッ!スリスリ
ハンジ「あぁ、忘れてないよ。よしよし」ナデナデ
茶トラ「にゃぁん」
〆
730
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:41:03 ID:SdEter/A
【知らない人だ!】
ミケ「リヴァイ、ハンジ。そこで何をしているんだ」
ハンジ「あ、ミケ」
黒猫「!」ピクッ
茶トラ「!」
リヴァイ「……」
ミケ「猫か」
黒猫「!」ダッ!
茶トラ「…………」ズリズリ ←後退り
ハンジ「おや、一応警戒するんだね」
リヴァイ「そういやエルヴィンにも警戒してたな」
ミケ「でかいから怖がられることが多い……おいでおいで」チッチッチッ
茶トラ「…………」ジー
731
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:41:49 ID:SdEter/A
リヴァイ「でかい……」
ミケ「他意はないぞ。来い来い」チョッチョッチョッ
茶トラ「…………」ソロー
ミケ「よーしよし」指つ
茶トラ「……」フンフン
ミケ「大丈夫だぞー」チョイッ
茶トラ「…………にゃー」
ミケ「よしよし」ナデナデ
茶トラ「……」ゴロゴロ
リヴァイ「……野性が足りない」
ハンジ「ほら、慣れてる私たちもいるしさ」
リヴァイ「…………」
黒猫「……」ジー
〆
732
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:42:32 ID:SdEter/A
【並ばれると】
ミケ「黒いのはダメそうだな」ナデナデ
茶トラ「にゃーん」
ハンジ「あの子は結構警戒心強いからね」
ミケ「黒猫は甘えん坊が多いと聞くがな」コショコショ
茶トラ「ぐるにゃーん」ゴロゴロ
ハンジ「慣れればね。それまでは警戒心凄いこともあるよ」
ミケ「そうか……」
ハンジ「残念そうだね」
ミケ「まぁな」ナデナデ
茶トラ「♪」ゴロゴロ
リヴァイ「…………おい」
黒猫「!」ピクッ
733
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:44:23 ID:SdEter/A
リヴァイ「来い」
黒猫「………………」ソロー…
リヴァイ「…………」
黒猫「…………」トコ、トコ
リヴァイ「…………」
黒猫「……」
トコトコ……トトトトト、タンッ!
リヴァイ「!」
黒猫「ニァ」肩乗り
ミケ「………………随分懐かれているな」
ハンジ「ものすごくね」クスクス
リヴァイ「ミケ」
ミケ「ん?」
734
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:44:59 ID:SdEter/A
リヴァイ「…………」
ミケ「…………?」
ハンジ「これなら触れるんじゃない?」
ミケ「あぁ、そういう……」
リヴァイ「…………」
黒猫「…………」
ミケ「………………ぶほっ」
リヴァイ「あ?」
ミケ「いや、すまん」プルプル
ハンジ「あはは、なんか似てるよね、黒猫とリヴァイ」アッハッハー
リヴァイ「…………」シワー
黒猫「……」
〆
735
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/02/25(火) 19:53:57 ID:SdEter/A
レスありがとうございます
昨日までなかなか書き込めなかった
大丈夫だと思うけど今後万が一本格的にダメになったらTwitterに移動場所知らせようかね
そこまでして付き合ってくれる方がいるかは不明だけどww
知らせるときはハッシュタグ無し、途中の空白無しで「リヴァハン戯れ」でTwitter検索できるようにしとく
まーとりあえず猫話で埋まってしまった今回
日曜に。ではまたーノシ
736
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/02/26(水) 08:14:40 ID:eXAudeHs
乙、猫とみんなの絡み大好きなので嬉しい
最後まで見守りたいのでついていくよ
737
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:56:40 ID:9LVB2Y3Q
【一度は馴れたのに】
ミケ「…………」ナデナデ
肩乗り黒猫「……」
リヴァイ「……」
ハンジ「ようやく撫でれたねぇ」
ミケ「緊張はしているようだがな」
ハンジ「あれ? そうなんだ」
エルヴィン「こんなところで集まってどうしたんだ」
ハンジ「エルヴィン」
エルヴィン「猫か」
738
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:57:13 ID:9LVB2Y3Q
茶トラ「……」
肩乗り黒猫「……」ピクッ
エルヴィン「この様子だと忘れられているな」
ハンジ「この間会っただけだしね」
エルヴィン「寂しいな」
ハンジ「警戒心は大事だからね。誰も彼もにすり寄ってると危険な目に合うこともあるし。……大丈夫だよー」ナデナデ
茶トラ「……」ゴロゴロ
エルヴィン「確かにな」
肩乗り黒猫「……」ミミフセー
エルヴィン「とはいえ警戒され過ぎるとやっぱり寂しいな」
〆
739
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:57:55 ID:9LVB2Y3Q
【よくある呼名】
エルヴィン「…………」ナデナデ
茶トラ「にゃーん」ゴロゴロ
リヴァイ「陥落が早いな」
ハンジ「ほら、私たちがいるから」
リヴァイ「あぁ」
ミケ「黒猫はお前に乗ったままでまだ警戒しているようだな」
ハンジ「リヴァイへの信頼が厚すぎ」ブフッ
肩乗り黒猫「……」
740
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:58:39 ID:9LVB2Y3Q
エルヴィン「クロ、俺を覚えていないのか?」
リヴァイ「勝手に名付けるな」
エルヴィン「クロ以外に何かあるか?」
リヴァイ「……」
ハンジ「まぁ、黒猫だからクロだよね」
ミケ「この子はトラだな」
茶トラ「にゃー」
ミケ「返事したぞ」
ハンジ「いろんな人にトラって呼ばれてそうだね」
〆
741
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:59:14 ID:9LVB2Y3Q
【よしよし】
エルヴィン「クロ、クロ」指つ
肩乗り黒猫「……」フンフンッ
エルヴィン「よーしよし」ソー
肩乗り黒猫「……」
エルヴィン「よし」ナデナデ
ハンジ「前とおんなじだな」アハハ
742
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 21:59:56 ID:9LVB2Y3Q
ミケ「他の兵士に見せられない姿だな」
エルヴィン「よしよし」ナデナデ
肩乗り黒猫「……」ゴロゴロ
リヴァイ「…………」
ハンジ「……これ角度によってはリヴァイがエルヴィンに撫でられてるように見えない?」
ミケ「うわっ、そうだな」
エルヴィン「うわっ、は酷くないか?」
リヴァイ「…………」シワー
〆
743
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:00:30 ID:9LVB2Y3Q
【噂】
――とある日廊下――
「リヴァイ兵長が…………」ヒソッ
ハンジ「ん?」
兵士1「ええ……リヴァイ兵長がエルヴィン団長に撫でられてた?」
兵士2「いや、どういう状況だよ。ゴミかなんか付いてたんじゃないのか?」
兵士3「動作がこんな感じで動いてたから撫でてたよ」ナデナデ
兵士1「俺を撫でるな。マジかよ」
ハンジ「それ、猫だよ」
兵士2「猫がリヴァイ兵長の頭に乗ってたってことか?
ねぇだろ。あの人潔癖だ………………ハ、ハ、ハンジ分隊長!!?」
ハンジ「うん。あの人動物には甘いんだよ。ついでに頭じゃなくて肩に乗ってたんだよ」
兵士1「え?」
744
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:01:28 ID:9LVB2Y3Q
兵士3「そうだったんですか。てっきり兵長を撫でているのかと…………」
ハンジ「あっはははははは!! そんな現場に居合わせたら笑いを我慢できそうにないよ!」ケタケタ
兵士3「た、確かにハンジ分隊長ならそうかもしれないですね」
兵士1「あれ? ハンジ分隊長もいたのか?」
兵士3「あ、ああ、ミケ分隊長も一緒だった」
兵士2「それ早く言えよ」
ハンジ「だけど噂になる前でよかった。流れてたらリヴァイが削ぎに来ちゃうところだよ」
兵士123「「「ひっ」」」ビクッ!
ハンジ「エルヴィンに撫でられるリヴァイとか…………ぶあっははははははは!!!」
兵士123「「「あ、あ、」」」ガクガクブルブル
ハンジ「あれ? どうし――――」
リヴァイ「楽しそうだな、クソメガネ」ゴゴゴゴ
ハンジ「うおっ!? リヴァイ!!」ビックゥ!
〆
745
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:02:10 ID:9LVB2Y3Q
【珍しい姿】
リヴァイ「なんの噂を流すつもりだ、クソメガネよ」
ハンジ「いやいやいやいや、流したりしてないよ」
兵士123「「「…………」」」ガクガクブルブル
ハンジ「……猫と戯れるリヴァイは可愛いねって話をしていたんだよ」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「結構デレデレしてるし」
リヴァイ「してねぇ」
ハンジ「猫に赤ちゃん言葉を」
リヴァイ「使った覚えはねぇ」
ハンジ「っていう噂を流そうかと」
リヴァイ「流そうとしてんじゃねぇか、クソメガネ!」
ハンジ「あっはっはっは! 冗談だって! リヴァイが裏庭で猫撫でてたって話だよ」
746
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:02:48 ID:9LVB2Y3Q
リヴァイ「…………」
ハンジ「嘘偽りじゃないだろ?」
リヴァイ「………………会議が始まる。行くぞ」
ハンジ「はーい。じゃあね、君たち」
兵士123「「「はっ!!」」」
ハンジ「リヴァイ待って! 足速ぇよ!」バタバタ
リヴァイ「バタバタするんじゃねぇ。埃が立つ」
スタスタスタスタ…
兵士123「「「…………」」」
兵士1「兵長って野良猫撫でるんだな」
兵士2「そういや馬に舐められても気にしてなかったな」
兵士3「っていうか肩に乗せてたのかよ。見たかったな」
兵士1.2「「それな!!」」
〆
747
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:03:54 ID:9LVB2Y3Q
レスありがとうございます
本当にありがとう。したらばがちょっと不穏だけど万が一って話だけどね
また猫話になった
次も日曜に。ではまたーノシ
748
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/01(日) 22:06:26 ID:9LVB2Y3Q
訂正。したらばがちょっと不穏「だから」万が一って話だけどね、だ
だけどじゃ日本語が変だわww
749
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/02(月) 12:04:42 ID:G.FWDARI
みんな猫好き過ぎだろw
速報の方が長いこと落ちてたこともあったし、緊急時の連絡手段はあった方が良いね
750
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 21:59:50 ID:Sz.Q/.5A
【見つめる】
ハンジ「……」パチッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「…………」ボー
ハンジ(……目が覚めて)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(こうやってリヴァイが目の前にいるのも慣れたけど)ジッ
ハンジ(リヴァイが先に起きてるとたまにガン見しててびっくりするんだよな)ジー
ハンジ(あれは心臓に良くないから
やめてほしい)ジー
751
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:00:22 ID:Sz.Q/.5A
リヴァイ「……」パチッ
ハンジ「……リヴァイ、おはよう」
リヴァイ「…………おはよう」
ハンジ「? 何?」
リヴァイ「じっと見てんじゃねぇ」
ハンジ「……あ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「ははっ、いや、お互い様だったと思ってね」クスクス
リヴァイ「?」
〆
752
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:01:00 ID:Sz.Q/.5A
【見物】
――ミケ執務室――
窓|ミケ「……」ジッ
ナナバ「何を見てるんだい?」
ミケ「……」スンッ
ナナバ「?」ヒョイッ
ハンジ「〜〜! 〜〜〜〜!?」
リヴァイ「…………」
ナナバ「リヴァイとハンジじゃないか」
ミケ「さっきからずっとじゃれあっている」
753
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:01:46 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「それ見てたの?」
ミケ「リヴァイを見ていると面白い」
ナナバ「リヴァイ? ハンジじゃなくて?」
ミケ「ああ」
ナナバ「??」
ミケ「まぁ、見ていろ」
ナナバ「うん……」ジッ
ハンジ「〜〜〜〜!? 〜〜〜!!」ムッヒョー!
リヴァイ「………………」
754
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:03:05 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「……めちゃくちゃ呆れてるね。ハンジは何を言って……巨人の話か」
ミケ「よく聞こえないがそうだろうな」
ハンジ「〜〜?」
リヴァイ「…………」
ナナバ「! あれ? 今笑った?」
ミケ「笑ったな」
ナナバ「めっずらし」
ミケ「だろう? いろいろと見たことのないリヴァイが見れる」
ナナバ「なるほどねぇ、確かにちょっと面白いね」クスクス
ミケ「……」スンッ
〆
755
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:03:43 ID:Sz.Q/.5A
【なされるがまま】
ハンジ「でっさー、その奇行種がかわいくて!」
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「あれを生け捕りにできたらなーあ!」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「ナナバとミケだ。ミーケー!! ナーナーバー!!」ブンブン
リヴァイ「うるせぇ」
756
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:04:28 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「……」ノシ
ミケ「……」
ハンジ「なにしてんのーー!!?」
リヴァイ「ここから会話しようとすんじゃねぇ」
ハンジ「そうだね!」ガシッ
リヴァイ「あ?」
ハンジ「行こう!!」ダッ!
リヴァイ「!? おい、クソメガネ!」
ナナバ「ありゃ、リヴァイが引きずられていったよ」
ミケ「あいつハンジに弱いな」
〆
757
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:05:18 ID:Sz.Q/.5A
【いつでもどこでも】
ハンジ「ミケ! ナナバ!」
ナナバ「来た来た」
リヴァイ「…………」
ミケ「……」スンッ
リヴァイ「何が面白い」
ミケ「全部だな」ススンッ
リヴァイ「……」チッ
ハンジ「何してたの?」
758
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:06:03 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「仕事だね」
ハンジ「こっち見てたじゃないか」
ミケ「休憩がてらお前らを観察してた」
リヴァイ「あ?」
ナナバ「あんたらどこでもじゃれてるね」
リヴァイ「……そんな覚えはない」
ナナバ「よく言う」
リヴァイ「俺は何もしてない」
ハンジ「あ、私の所為にした!」
リヴァイ「お前の所為だろ」
759
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:06:38 ID:Sz.Q/.5A
ハンジ「全部じゃないと思うんだ!」
リヴァイ「全部だろ」
ハンジ「責任転嫁はいけない!」
リヴァイ「そりゃお前だ」
ハンジ「リヴァイだってちょっかいかけてくるじゃん」
リヴァイ「覚えがねぇ」
ハンジ「記憶力がないんだね」
リヴァイ「ああ?」
ナナバ「……本当にどこでもじゃれるな」
ミケ「今に始まったことじゃないがな」
〆
760
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:07:10 ID:Sz.Q/.5A
【午後のひととき】
ナナバ「お茶淹れてあげるから二人とも座りなよ」
リヴァイ「……」ストンッ
ナナバ「ハーブティーだけどいいかな?」
ハンジ「いいよー」
リヴァイ「ん」
ナナバ「んじゃ、待ってて」
ハンジ「ではナナバのお茶が出てくるまで巨人の」
761
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:07:49 ID:Sz.Q/.5A
リヴァイ「やめろ」
ミケ「やめろ」
ハンジ「二人で拒否することないだろ」
リヴァイ「茶が不味くなる」
ミケ「休憩するなら休みたい」
ハンジ「なっんだよ!」
ナナバ「ハンジ、大人しくしてなよ」
ハンジ「ぶーぶー!」
リヴァイ「豚か、捌くか」
ミケ「解体はよそでやれ」
ハンジ「いや、解体認めないでよ」
762
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:08:25 ID:Sz.Q/.5A
ナナバ「はいはい、お茶できたよ」カチャッ
ハンジ「ありがとう。いただきます」
ナナバ「はい、どうぞ」カチャッ、カチャッ
リヴァイ「ん」
ミケ「ありがとう」
ハンジ「はー、良い香り」
リヴァイ「悪くない」
ミケ「いつも通り美味いな」
ナナバ「ふふっ、ありがとう」
〆
763
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/08(日) 22:09:24 ID:Sz.Q/.5A
レスありがとうございます
あのままここ無くなったらどうするべとヒヤッとしたよww
ただの日常話
日曜に。ではまたーノシ
764
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/08(日) 22:33:06 ID:agC5pEeA
乙
その日常が良いのだ
765
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 22:58:47 ID:i03t0MYc
【甘々】
エルヴィン「良い香りだな」クンクンッ
ハンジ「エルヴィン」
エルヴィン「やぁ、みんなでお茶会かい?」
ハンジ「そうなんだ。ナナバのハーブティーは最高だよ」
エルヴィン「俺は仲間外れか?」
ナナバ「用意するから座って待っててよ」クスクス
エルヴィン「頼むよ」
ミケ「どうしたんだ?」
エルヴィン「予算のことで相談があってな」
766
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 22:59:28 ID:i03t0MYc
ハンジ「巨人捕獲の……!!」ガタッ!
リヴァイ「黙れ座れ」ガシッ
ハンジ「のわっ!?」ストンッ!
リヴァイ「邪魔をするな」
ハンジ「なんだよー!」
リヴァイ「今は会議じゃねぇ」
ハンジ「分かってるよ」ムー
エルヴィン「悪いな。その話は次の予算の時にな」
ハンジ「それって今度の壁外調査では無いってことだよね?」ムー
エルヴィン「分かってくれるだろう?」ポンッ、ナデナデ
ハンジ「分かってるよ」ブスー
767
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:00:01 ID:i03t0MYc
ナナバ「ブスッとしないの。エルヴィン
、はい、お茶」
エルヴィン「ありがとう」
ミケ「予算の話に入っていいか?」
エルヴィン「ああ」
ハンジ「…………」ブスー
リヴァイ「…………」ポンッ
ハンジ「!」
リヴァイ「……」ナデナデ
ハンジ「…………」ヌゥー
ナナバ「…………」
ナナバ(甘やかしてるなぁ)クスッ
〆
768
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:00:43 ID:i03t0MYc
【さて、どうしようか?】
リヴァイ「邪魔するぞ」
モブリット「兵長!」
リヴァイ「分かっている」
ハンジ「……」ガリガリガリ
リヴァイ「何日だ?」
モブリット「四日です」
リヴァイ「そうか。片付けは?」
769
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:01:29 ID:i03t0MYc
モブリット「ほとんど済んでます。あとはハンジ分隊長の周りくらいです」
リヴァイ「分かった」
ハンジ「……」ガリガリガリ
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「……」ガリガリガリ
リヴァイ「重症だな」
モブリット「はい」ハァー
リヴァイ「……」フム
ハンジ「……」ガリガリガリ
〆
770
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:02:07 ID:i03t0MYc
【見物客】
ニファ「ハンジ分隊長、聞こえてませんね」
モブリット「まぁ、いつもの事だけどね」
ケイジ「今日はどうするんだろうな?」
アーベル「結構いろいろバージョンあるよな」
ニファ「早いのは気絶だけど……」
ケイジ「そのまま運んでいくときもあるな」
アーベル「椅子を蹴って転ばしたりとかペン奪ったりとか、書類奪ったりとかもあるな」
771
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:03:20 ID:i03t0MYc
モブリット「みんな、いいから片付けて」
ニファ「ほとんど片付け終わってるじゃないですか」
モブリット「そうだけど」
ニファ「あ、リヴァイ兵長が近づいて行きましたよ」
ケイジ「どうするのか決まったんだな」
アーベル「えらく近くに寄ったな」
ニファ「耳元で大声で呼ぶのかな? 抱きかかえてくれるのを見たいなぁ」
モブリット「お前ら野次馬がすぎるよ」ハァー
〆
772
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:03:52 ID:i03t0MYc
【二人の世界】
リヴァイ「…………」コツコツコツ…
ハンジ「…………」ガリガリガリ
リヴァイ「……」スッ
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「…………」ピタッ
リヴァイ「休め」
ハンジ「…………リヴァイ」
リヴァイ「休んでからやれ」
ハンジ「あぁ……そうだね」
リヴァイ「そうしろ」
773
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:04:53 ID:i03t0MYc
ハンジ「…………」ポスッ
リヴァイ「……」
ハンジ「今日は寒いねぇ」ギュッ
リヴァイ「……そうだな」
ハンジ「戻り寒波かな?」スリッ
リヴァイ「そうかもな」
ハンジ「なんか……疲れた……かなぁ?」
リヴァイ「そりゃ班員の台詞だな」
ハンジ「班員…………………………」
リヴァイ「……」
774
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:06:19 ID:i03t0MYc
ハンジ「!?」ガバッ!
リヴァイ「……」
モブリット「…………」モクモク ←残り少ない片付け中
ニファ「〜〜」キャー ←手で目を隠してるようで隠してない
ケイジ「……」モクモク ←見てないふりして片付け
アーベル「…………」←不自然な目そらし
ハンジ「〜〜〜〜っ///」
リヴァイ「正気に戻ったなら風呂に入れ」
ハンジ「そ、そそそそそうだね! 悪いけどあと頼むよ! じゃあね!!」ガタッ、タタタ…
リヴァイ「……片付け次第休め」
モブリット「はい!」
〆
775
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:07:04 ID:i03t0MYc
【いっそ一緒に入れ!】
ハンジ「ぬおぉぉぉぉぉぉ!!」ゴシゴシゴシ!
リヴァイ「うるせぇな。黙って風呂に入れねぇのか」
ハンジ「あんな恥ずかしいとこ見られて黙ってられるかぁぁぁぁ!!」ゴシゴシゴシ!
リヴァイ「うるせぇな」
ハンジ「ってか何勝手に風呂に入ってきてるんだよ!」
リヴァイ「倒れねぇように見張ってんだろうが」
ハンジ「倒れないよ! 見てんなバカ!」
776
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:07:42 ID:i03t0MYc
リヴァイ「お前は前科があるからな」
ハンジ「うっ」
リヴァイ「風呂に浸かって寝たら死ぬぞ」
ハンジ「風呂には浸からないよ。洗ったら出る」
リヴァイ「疲れてるなら浸かれ」
ハンジ「お? 駄洒落かな?」
リヴァイ「濡れ衣だ」
ハンジ「濡れ衣にしてあげようか?」ニヒッ
リヴァイ「おい、やめろ。お湯を手で掬うな。やめろと言っているだろうが、おい、クソメガネ!」
〆
777
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/15(日) 23:09:38 ID:i03t0MYc
レスありがとうございます
日曜に。ではまたーノシ
778
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/16(月) 00:42:54 ID:Arom6R6w
乙
もはや公然の秘密だった
779
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:11:37 ID:WSELjRVQ
【洗濯が増えた】
リヴァイ「クソが」パシャッ
ハンジ「えー? お風呂中なのにもよおしちゃったの?」
リヴァイ「馬鹿か」
ハンジ「そんなに不機嫌にならなくても」
リヴァイ「兵服を無駄に濡らされた」シワー
ハンジ「あー……楽しくなっちゃって」
780
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:12:15 ID:WSELjRVQ
リヴァイ「クソが」
ハンジ「そこに戻るんだね」
リヴァイ「飯食ってから寝ろよ」
ハンジ「自信無いなー」
リヴァイ「本当は風呂より先に飯を食わせたかったが……」
ハンジ「入る前に寝ちゃうね」
リヴァイ「クソが」
ハンジ「今日はクソが多いなぁ」
〆
781
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:12:56 ID:WSELjRVQ
【お疲れ様】
リヴァイ「ちゃんと乾かせ」ゴシゴシ
ハンジ「あーいいねぇ」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「リヴァイに髪拭かれるの好きだよ」
リヴァイ「……」ゴシゴシ
ハンジ「……ふぁぁ」
リヴァイ「寝るなよ」
ハンジ「んー」
782
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:13:34 ID:WSELjRVQ
リヴァイ「……おい?」
ハンジ「んー…………」
リヴァイ「…………」
ハンジ「」スースー
リヴァイ「…………」ソッ
ハンジ「」スースー
リヴァイ「……飯は明日か」
ハンジ「」スースー
リヴァイ「……」ナデ…
〆
783
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:14:06 ID:WSELjRVQ
【癒し】
――食堂――
ニファ「……」フフッ
モブリット「何見てるんだい?」
ニファ「あ、副長」
モブリット「ハンジ分隊長とリヴァイ兵長?」
ニファ「はい」
モブリット「ちゃんと食べてるかな」
ニファ「リヴァイ兵長がいるから大丈夫ですよ」
モブリット「うん。ニファも心配してたんじゃないのかい?」
ニファ「兵長がいるのでそれは特には。微笑ましいなぁって見てただけです」
モブリット「微笑ましい……」
784
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:15:00 ID:WSELjRVQ
ニファ「あっ、不敬でしたかね?」
モブリット「いや、大丈夫だと思うよ」
ニファ「なんだかお二人が一緒にいて、楽しそうにしてるのがとてもいいなって思うんです」
モブリット「そうだね、確かに。ホッとするよ」
ニファ「ふふっ」
モブリット「なんだい?」
ニファ「私はほんわかするって意味で言ったんですが……副長は心配性ですね」クスクス
モブリット「誰かさんの所為でそうなったんだよ」
ニファ「副長はずいぶん前からハンジさんと一緒ですもんね」
モブリット「まぁね。兵長のお陰で少し楽になったよ」ハァー
ニファ「…………少し、ですか」
モブリット「少し、だね」ハァァ
〆
785
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:15:31 ID:WSELjRVQ
【飛ぼうぜ!】
ハンジ「暖かくなってきたね」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「立体機動日和だよなぁー」
リヴァイ「勝手に持ち出すなよ」
ハンジ「でも飛びたくならない?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「ほらぁ〜」
リヴァイ「うるせぇ、ダメなもんはダメだ」
ハンジ「えぇぇ? あ、ミケ!」
ミケ「ハンジ、とリヴァイか。いつも一緒にいるな」
786
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:16:23 ID:WSELjRVQ
リヴァイ「いつもじゃねぇ」
ミケ「俺が見かける度に一緒にいる」
リヴァイ「知るか」
ハンジ「ねぇねぇ、ミケ。絶好の立体機動日和だよね?」
ミケ「そうだな」
ハンジ「飛びたいよね? ねぇ? 飛びたいよねぇぇ?」
ミケ「…………おい」
リヴァイ「俺は止めた」
ミケ「はぁー、エルヴィンに許可をもらえばいいだろ」
ハンジ「くれると思う? 訓練でもなくただ飛ぶだけだよ?」
ミケ「訓練だと言えばいいだろ」
ハンジ「あ、そうだね」
787
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:17:11 ID:WSELjRVQ
リヴァイ「……」
ハンジ「ちょっと行ってくる!!」ダッ!
リヴァイ「おい」
ハンジ「だーいじょうぶーー!! リヴァイとミケのも申請しとくーー!!」
リヴァイ「……」
ミケ「……巻き込まれたな」スンッ
リヴァイ「クソメガネ」
〆
788
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:17:54 ID:WSELjRVQ
【秘密の訓練】
ハンジ「ヒャアッハァァァ!!」パシュッ!
リヴァイ「クソメガネ! はしゃぐな!」パシュッ!
ミケ「放っておけ。怪我しなければいいだろ」パシュッ!
リヴァイ「放っておいたら怪我しかねねぇだろ」
ミケ「過保護か。しかし本当に許可するとはな」
リヴァイ「ああ……しかも」
エルヴィン「待て、ハンジ。ガスをふかしすぎだ」
ハンジ「今日だけ今日だけ!」
リヴァイ「許可する変わりに自分も参加させろとは。あいつは実は暇なのか?」
ミケ「気晴らしだろう。普段二人とも机にしがみついてるからな」
ハンジ「うおっと!」ヨロッ
789
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:18:24 ID:WSELjRVQ
エルヴィン「そんなところで着地に揺らぐとは鈍っているんじゃないか? ハンジ」
ハンジ「エルヴィンだって時々勢い余ってるじゃないか」
リヴァイ「二人ともガスを使いすぎだ」
ミケ「訓練でもなんでもないな。飛ばすだけ飛んでるだけか」クックックッ
リヴァイ「笑い事か?」
ミケ「無駄遣いもたまにはいいだろ。節制してばかりだしな」
リヴァイ「…………」
ハンジ「ひゃっはっー!」
エルヴィン「全く、ハンジは無茶な動きをする」
リヴァイ「あいつら子供か」
ミケ「元々そういうところがある」スンッ
リヴァイ「……ガキどもが」
〆
790
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/23(月) 00:19:20 ID:WSELjRVQ
レスありがとうございます
遅れた、すまん
日曜に。ではまたーノシ
791
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:01:10 ID:3OdCz5ic
【ただの森】
エルヴィン「――っと」スタッ
ハンジ「よいっしょー」スタッ
リヴァイ「……」ストッ
エルヴィン「ふぅ、たまにはこうして何も考えず飛ぶのもいいな」
ハンジ「だよねぇ!?」
リヴァイ「お前は少し考えろ」
ハンジ「ええー」
ミケ「お前ら」スタッ
792
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:01:40 ID:3OdCz5ic
ハンジ「ミケ」
ミケ「そこそこでかい木だが、巨大樹じゃないんだ。ひとつの木に密集すると木がかわいそうだぞ」
ハンジ「だってさ」
リヴァイ「何故俺に言う。お前が他所へ移れ」ミシッ
ハンジ「私が先にここにいたんだ。後から来たリヴァイが移動するべきだろ」ミシミシッ
エルヴィン「ならば俺に優先権があるということだな。二人とも他所の木へ移れ」
リヴァイ「……エルヴィン、それは命令か?」ミシミシッ
ハンジ「エルヴィン、ちょっとずるくない?」ミシッ
リヴァイ「お前が言うな」
〆
793
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:02:28 ID:3OdCz5ic
【体重】
エルヴィン「リヴァイ、命令ではないよ。
ただ、木が悲鳴を上げているみたいだし移ったほうがいいんじゃないかな?」
ハンジ「リヴァイ重いから」
リヴァイ「……お前もそこそこだろ」
ハンジ「残っ念! 今はあなたより6キロも軽いですぅー!!」
リヴァイ「お前、体重減らしたな?」
ハンジ「……5キロも軽いですぅー!!」
794
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:03:02 ID:3OdCz5ic
【体重】
エルヴィン「リヴァイ、命令ではないよ。
ただ、木が悲鳴を上げているみたいだし移ったほうがいいんじゃないかな?」
ハンジ「リヴァイ重いから」
リヴァイ「……お前もそこそこだろ」
ハンジ「残っ念! 今はあなたより6キロも軽いですぅー!!」
リヴァイ「お前、体重減らしたな?」
ハンジ「……5キロも軽いですぅー!!」
795
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:03:46 ID:3OdCz5ic
リヴァイ「誤魔化すな」
ハンジ「1キロ2キロなんて誤差の範囲だろ! ってか女性の体重に言及するなんてなっちゃいないよ?」
リヴァイ「なっちゃいねぇのはお前だ。その1キロが2キロになり、どんどん減らすだろうが」
ミケ「体重把握済み、か」スンッ
エルヴィン「ハンジの体重管理もしているのか」
ミケ「体重といえばお前や俺のほうが木への負担は大きいがな」←102キロ
エルヴィン「まぁな」←92キロ
〆
796
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:04:16 ID:3OdCz5ic
【待ち人】
ハンジ「はぁ、気持ちいいねぇ」
エルヴィン「良い運動になった」
リヴァイ「ああ」
ミケ「そうだな。しかし水を差すようで悪いがそろそろ戻らないとまずいだろ」
ハンジ「えぇーと言いたいところだけどまずいねぇ」
エルヴィン「そうだな、山盛りの書類が帰りを待ち侘びている」
リヴァイ「嫌な待ち人だな」
ミケ「人ではないがな」
ハンジ「あ」
リヴァイ「なんだ」
797
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:05:02 ID:3OdCz5ic
ハンジ「モブリットたちに言っておくの忘れてた」
リヴァイミケエルヴィン「「「!!?」」」
ハンジ「やっべー、探してるだろうなぁ」
リヴァイ「とっとと戻りやがれクソメガネ!!」
ハンジ「怒られるし……」
ミケ「怒られるべきだな」
ハンジ「エルヴィンの命令で仕方なく」
エルヴィン「申請されたんだがな」
リヴァイ「ごちゃごちゃ言ってねぇで戻るぞ! クソが!!」
ミケ「立体機動散歩はハンジの部下たちにも必要かもな」
エルヴィン「ミケ、訓練だよ。訓練」シィー
〆
798
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:05:38 ID:3OdCz5ic
【思っていた以上の時間】
――食堂――
ナナバ「おや、一人かい?」
リヴァイ「一人だが」
ナナバ「ハンジはまた引きこもりか」ガタッ
リヴァイ「ああ。部下に軟禁されている」
ナナバ「自主的じゃないんだ? 珍しいね」
リヴァイ「馬鹿をやったからな」
ナナバ「…………」
799
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:06:13 ID:3OdCz5ic
リヴァイ「……いつもの馬鹿じゃねぇ」
ナナバ「あぁ、そうなんだ? いつもなのにどうしたのかと思った」
ミケ「リヴァイ、ナナバ」
ナナバ「やぁ、ミケ」
リヴァイ「エルヴィンは終わったのか?」
ミケ「あと少しだな。俺は一足先に終わった」ガタッ
ナナバ「そういえばあなたたちもだけど今日はやけに引きこもっていたような……?」
リヴァイ「書類がちょっとな……」
ミケ「ペース配分を間違った」
ナナバ「ふぅん?」
〆
800
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:06:47 ID:3OdCz5ic
【ワンモア】
エルヴィン「…………」フゥム
リヴァイ「どうした」
エルヴィン「ハンジからまた立体機動使用申請を貰ってな」
リヴァイ「味を占めやがったか」
エルヴィン「部下のものだ」
リヴァイ「…………ミケが言っていたのを実行しようとしているのか」
エルヴィン「まぁ、訓練なのだから許可できなくもないが」
リヴァイ「何か問題でもあるのか?」
エルヴィン「ハンジの名も連ねてあるんだ」
リヴァイ「やっぱり味を占めてやがるじゃねぇか」
〆
801
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/03/29(日) 23:07:41 ID:3OdCz5ic
間違って二個投下したのあるwwすまん
日曜に。ではまたー
802
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/03/31(火) 23:38:29 ID:4KLD2B2g
乙
803
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:44:32 ID:VtJT2wv2
【様子が】
リヴァイ「……」
ハンジ「リヴァイ、おはよ〜」
リヴァイ「ああ……」
ハンジ「月始めだねぇ」
リヴァイ「ああ……」ギシッ
ハンジ「待った」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「あなた、具合悪いでしょ?」
804
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:45:02 ID:VtJT2wv2
リヴァイ「…………」
ハンジ「どれ」ペシッつ
リヴァイ「でこ叩くな」
ハンジ「熱があるか見てるんだよ。うーん、微妙だね」
リヴァイ「この程度なら問題ない」ギシッ
ハンジ「ダメだっての!」ガッ
リヴァイ「――っ」ボフッ
ハンジ「近々壁外調査があるんだから大事にしないと」
リヴァイ「お前に言われたくねぇな」
ハンジ「それはそれ、これはこれ」
805
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:45:37 ID:VtJT2wv2
リヴァイ「お前な」
ハンジ「とにかく、今日は大事をとって休んで。エルヴィンには私が言っておくから」
リヴァイ「お前が?」
ハンジ「? うん」
リヴァイ「今から?」
ハンジ「そうだけど。何か問題でも?」
リヴァイ「…………いや」
ハンジ「そう? じゃ、大人しくててね」
リヴァイ「……ああ」
〆
806
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:46:21 ID:VtJT2wv2
【お楽しみでしたね】
ハンジ「――というわけで、リヴァイは今日休みね」
エルヴィン「ああ、分かった」
ハンジ「全く、具合良くないのに動こうとするんだから」
エルヴィン「君が言うか」
ハンジ「…………」シワッ
エルヴィン「なんだ?」
807
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:47:23 ID:VtJT2wv2
ハンジ「リヴァイにも似たようなこと言われた」
エルヴィン「それはそうだろうな」
ハンジ「くそぅ」
エルヴィン「しかし、君たちは本当に仲が良いね」
ハンジ「?」
エルヴィン「朝一番にリヴァイの体調不良のお知らせとは……ずっと一緒にいたんだな」ニコニコ
ハンジ「………………………………!?」ハッ!
〆
808
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:47:55 ID:VtJT2wv2
【たのみごと】
ハンジ「くっそ! だからリヴァイのやつ今から?とか聞いてやがったのか!」
ハンジ「はっきり言えよ!!」
ハンジ「あーもう! 部下に頼めば……って、それだと部下にばれるじゃん!」ワシャワシャ
ハンジ「時間を空けるべきだった……」ハァー
ハンジ「!」
「……」
ハンジ「おや。また会ったね」
「……」
809
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:48:29 ID:VtJT2wv2
ハンジ「ふふっ、相変わらず無愛想だね」
「……」
ハンジ「今日はね、リヴァイがお休みなんだ」
「……」ピクッ
ハンジ「リヴァイって言葉に反応するんだねぇ……」
「……」ピクピクッ
ハンジ「! ねぇ、ちょっとお願いがあるんだけどさ」
「?」
〆
810
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:49:44 ID:VtJT2wv2
【いやいや、まさかそんな】
モブリット「あの、ハンジ分隊長」
「……」
ハンジ「なんだい?」
モブリット「頭に何か乗ってるんですが……」
「……」
ハンジ「ああ、これね。リヴァイだよ」
モブリット「そんなわけあるか! いや、そんなわけないでしょうが!
どっからどう見ても真っ黒な猫です!」
黒猫「……」ノッシリ
ハンジ「いやぁ、ちょっと手違いで」
モブリット「どういう手違いですか」
811
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:50:15 ID:VtJT2wv2
黒猫「……」クァームニャムニャ
ハンジ「体調が悪そうだったから私配合の栄養剤を飲ませたらこうなっちゃって」
モブリット「絶対嘘ですよね? これあの黒猫ですよね?」
黒猫「」スヤァ
ハンジ「これとか言っちゃダメだよ。リヴァイなのに」
モブリット「だからリヴァイ兵長じゃないですよね!?」
黒猫「!」クワッ!
モブリット「うおっ!?」ビクッ
黒猫「……」ジー
モブリット「…………」ドキドキ
812
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:50:55 ID:VtJT2wv2
黒猫「…………」ジー
ハンジ「呼ぶから呼んだのかって起きたんだよ」
モブリット「まさか、そんな」
黒猫「……」ジー
モブリット「…………まさか、ですよね?」
黒猫「…………」ジー
モブリット「…………」ゴクリッ
黒猫「……」ジッ
モブリット「リ、リヴァイ兵長?」
黒猫「……ニアッ」
モブリット「へ、返事した!?」
ハンジ「ほらねー?」
ハンジ(まさか返事までするとは思わなかったな)
〆
813
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:51:26 ID:VtJT2wv2
【そしてバレる】
ナナバ「また何を馬鹿なことを」
ハンジ「だからリヴァイなんだってば」
黒猫「ナーオ」
モブリット「リヴァイ兵長とお呼びすると返事するんですよ……」
ナナバ「えぇ……」チラッ
黒猫「……」
ナナバ「…………リヴァイ」
黒猫「ニアッ」
ナナバ「マジか」
ハンジ「ねー?」
814
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:52:36 ID:VtJT2wv2
ナナバ「いやいや、ねー?じゃなくてね」
ハンジ「おそらく今日一日はこのままなんだよ。ね、リヴァイ」
黒猫「ニアー……。!」タッ!
ハンジ「あ、リヴァイどこに……」
「……何ふざけたことをしてやがる」
黒猫「ニアー」
ハンジ「げっ、リヴァイ」
モブリット「へ、兵長!?」
ナナバ「具合悪くて休みじゃなかったの?」
リヴァイ「だいぶ良くなったから飯食いに来た」
黒猫「……」ゴロゴロスリスリ
815
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:53:14 ID:VtJT2wv2
ハンジ「……」ソー
リヴァイ「なんのつもりだ、クソメガネ」ガシッ
ハンジ「いや、その、エイプリルフールだし、リヴァイ休みだし、リヴァイが私を嵌めた復讐もできるしで……」
リヴァイ「嵌めた……?」
ハンジ「朝一でエルヴィンに報告したらどうなるか分かってて言わずに送り出したでしょ!」
リヴァイ「あぁ」
ナナバ「朝一でリヴァイの体調不良の報告、ね」フーン?
モブリット「…………」
ハンジ「はっ!?」
リヴァイ「……」
〆
816
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/05(日) 22:53:59 ID:VtJT2wv2
乙ありがとうございます
遅いエイプリルフール
日曜に。ではまたーノシ
817
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/07(火) 19:13:44 ID:KKW6cLRY
乙
でも兵長以前猫になりましたやん
818
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:42:10 ID:Q99CgnxY
【私の名は】
ハンジ「ぬおぉぉぉぉ」
ナナバ「なんか奇声あげて頭かきむしってるけど」
リヴァイ「ほっとけ」
黒猫「……」ゴロゴロ
ナナバ「懐いてるねぇ」
リヴァイ「……」
ナナバ「その黒猫、あんたの名前を自分の名前と勘違いしてるかもよ」
819
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:43:10 ID:Q99CgnxY
リヴァイ「あ?」
黒猫「……」ゴロゴロ
ナナバ「リヴァイ」
黒猫「ニァ」
ナナバ「ほら」
リヴァイ「…………こいつはメスだが」
ナナバ「え? 問題点そこ?」
〆
820
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:43:43 ID:Q99CgnxY
【やりかねない人】
ハンジ「はっ!? そういえばナナバはリヴァイが病欠なの知ってたの?」
ナナバ「あ、ハンジ正気に戻ったの? 知ってたよ」
ハンジ「えぇ!? マジか、とか言ってたじゃないか!」
ナナバ「リヴァイで返事したからマジかと思ったんだよ」
ハンジ「まさか、モブリットも!?」バッ
モブリット「えーっと……」
リヴァイ「……」
821
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:44:37 ID:Q99CgnxY
モブリット「……すみません、もしかしたら本当に猫になったのかとか思ってました」
ハンジ「いえぇぇぇがぁぁぁぁぁ!!」ヨッシャァ!
ナナバ「なんでよ」
モブリット「いやぁ、ハンジさんならやりかねないというか」
ナナバ「さすがに猫に変身は無いでしょ」
モブリット「でもハンジさんですし」
ナナバ「納得しかけちゃうでしょうが」
リヴァイ「しかけんな。あるか、そんなこと」
〆
822
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:45:29 ID:Q99CgnxY
【呼んだ?】
ナナバ「ところでどうすんの? そのリヴァイ」
黒猫「ニアー」
リヴァイ「返事するんじゃねぇよ」
黒猫「?」
ハンジ「いいんじゃないの? その子リヴァイで」
リヴァイ「よくねぇ」
モブリット「その子よくクロって呼ばれるみたいなんですけどね」
ハンジ「そうなの? そういやエルヴィンも呼んでたな」
モブリット「団長もですか? この間見かけたときは別の兵士にそう呼ばれてましたよ。
もっとも、返事もしなければ近づきもしてませんでしたけど」
823
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:46:41 ID:Q99CgnxY
ハンジ「あはは、この子愛想悪いからねぇ。まぁ、誰にでも懐くのも考えもんだからいいけどさ」
リヴァイ「とにかく、こいつを俺の名で呼ぶのは禁止だ」
ナナバ「しばらく呼ばなきゃ忘れるでしょ」
リヴァイ「だといいが」
ハンジ「あ、そういえばリヴァイ」
リヴァイ「なんだ」
黒猫「ナーオ」
リヴァイハンジナナバモブリット「「「「……」」」」
ハンジ「これはちょっと時間かかるかもねぇ」クスクス
リヴァイ「…………」シワー
〆
824
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:47:13 ID:Q99CgnxY
【まったくうちの子達は】
コンコンコンガチャッ
ハンジ「エルヴィン、書類のお届けにあがりましたー」
エルヴィン「ハンジ、返事を待ちなさい」
ハンジ「大丈夫、着替えの最中でも気にしないから」
エルヴィン「そういう問題じゃないだろう」
ハンジ「イゴキヲツケマス」
エルヴィン「まったく……」
825
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:48:00 ID:Q99CgnxY
リヴァイ「おい、エルヴィン」ガチャッ
ハンジ「あー、いーけないんだいーけないんだ! ノックして返事待たなきゃいけないんだよ」
リヴァイ「待たずに入ったお前に言われたくねぇ」
ハンジ「ちっ、見てたのか」
エルヴィン「ハンジに言われたくないのは分かるがお前もちゃんとノックして返事を待って入りなさい」
リヴァイ「メガネが入っていくのを見た」
ハンジ「私がいるし、エルヴィンがいることも分かったから入ったと」
エルヴィン「……だからいいというわけじゃないだろう」
〆
826
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:48:48 ID:Q99CgnxY
【名前は大事】
ハンジ「そうそう、エルヴィン、この間の黒猫なんだけどさ」
エルヴィン「黒猫……? あぁ、クロか」
ハンジ「そうそれ。あの子自分の名前をリヴァイだと思ってるみたい」
エルヴィン「ぐほっ」
リヴァイ「汚ぇな」
エルヴィン「すまない。不意打ちだった」
ハンジ「そんでさ、もし見かけたらさ」
エルヴィン「リヴァイと呼べばいいのか?」
リヴァイ「違う」
827
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:49:23 ID:Q99CgnxY
ハンジ「定着させても面白いけどリヴァイが怒るから見かけたらとことんクロって呼んであげて」
エルヴィン「そうか、残念だな」
リヴァイ「……」シワー
エルヴィン「しかし……」
ハンジ「何?」
エルヴィン「あの子メスだったがクロで良かっただろうか?」
ハンジ「そこ気にするんだ」
リヴァイ「……」
〆
828
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/13(月) 19:51:15 ID:Q99CgnxY
レスありがとうございます
別次元では猫祭りww
すまん、体調が不良なってこいつがなかなか更生できなくて遅くなった
腹をやられただけで今流行りのものではないけども
日曜に。ではまたーノシ
829
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/13(月) 23:45:18 ID:qTyvum0.
流行りのアレじゃなくて良かった
>>1
は身体を大事にしてくれ
暗いニュースばかりの中このスレに癒されているんだ
830
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:15:47 ID:oR/wd4qE
【髪の長さ】
リヴァイ「ハンジ、髪伸びたな」
ハンジ「あれ? そう?」
リヴァイ「そろそろ切り時だな」
ハンジ「そうだねぇ、いっそ丸坊主にでもしようかな」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「ちょこちょこ切るの面倒だし」
リヴァイ「……」シワシワー
831
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:16:36 ID:oR/wd4qE
ハンジ「ぷはっ、冗談だって!」ケラケラ
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「ごめんって。切ってもらえるかな?」
リヴァイ「坊主にしてやる」
ハンジ「どうぞ?」クスクス
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「ふふっ、ごめん」クックックッ
リヴァイ「クソメガネが」
〆
832
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:17:17 ID:oR/wd4qE
【届くかな?】
――庭――
リヴァイ「……」チョキチョキ
ハンジ「……」ペラッ
リヴァイ「……本に髪が落ちるぞ」
ハンジ「大丈夫大丈夫。後でバサバサーってやれば落ちるよ」ペラッ
リヴァイ「……」チョキチョキ
ナナバ「おや?」
ハンジ「お、ナナバ」
ナナバ「はい、ハンジ。髪切りかぁ、私もそろそろ切らないといけないな」
ハンジ「丁度いいしリヴァイにやってもらえば?」
リヴァイ「……」チョキチョキ
833
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:17:53 ID:oR/wd4qE
ナナバ「行きつけの店あるし、遠慮しておくよ」
ハンジ「そう?」
ミケ「髪切ってるのか」
ハンジ「ミケ。ミケもやってもらう?」
リヴァイ「……」チョキチョキ
ミケ「……」フーム
リヴァイ「うるせぇ」
ミケ「何も言ってないだろ」
リヴァイ「てめぇの座高が悪い」
ミケ「失礼な奴だ」
ハンジ「地べたに座ってもらえば」
リヴァイ「うるせぇ」
〆
834
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:18:37 ID:oR/wd4qE
【さっぱりさせるか】
ミケ「まぁ、最近切ったから別にいいんだがな」
リヴァイ「ならさっさと断れ、クソが」
ミケ「八つ当たりされてしまった」
ハンジ「まーまー、今度切ってあげなよ」
リヴァイ「……」ジッ
ミケ「…………遠慮しておく」
リヴァイ「遠慮はいらねぇぞ」
ミケ「お前全部刈る気だろ」
リヴァイ「涼しくていいだろ」
ミケ「断固許否する」
リヴァイ「チッ」
〆
835
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:19:13 ID:oR/wd4qE
【道づれ】
リヴァイ「終わったぞ」
ハンジ「ありがとう。あー服に入った髪がチクチクする」
リヴァイ「風呂に入ってこい」バサバサ
ハンジ「えぇ……」
リヴァイ「そのままでいる気か」
ハンジ「はいはーい」
リヴァイ「……」バサバサ
ハンジ「リヴァイ、首に髪付いてる」
リヴァイ「ん? ああ」ゴシッ
ハンジ「あ、中に入っていっちゃったよ」
リヴァイ「チッ」
ハンジ「リヴァイもお風呂だね」ニシシ
〆
836
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:20:00 ID:oR/wd4qE
【ケツの座りが悪い】
ピチョーン
ハンジ「こうなるのか」チャプッ
リヴァイ「俺が洗った方が早い」
ハンジ「へーへー、ありがとうございます」
リヴァイ「ちゃんと浸かれよ」
ハンジ「うん」
リヴァイ「ふぅー」ザッ
ハンジ「…………」ジッ
837
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:20:35 ID:oR/wd4qE
リヴァイ「……なんだ?」
ハンジ「ん? 濡れた髪掻き上げたのかっこよかったなーって」フフッ
リヴァイ「………………」
ハンジ「?」
リヴァイ「……うるせぇ」バシャッ
ハンジ「うわっぷ!」
リヴァイ「……」フンッ
ハンジ「んもー、そんな照れなくてもいいのにぃー」ニヨニヨ
リヴァイ「…………」シワー
838
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:21:15 ID:oR/wd4qE
ハンジ「ふふふふふ」ニヨニヨ
リヴァイ「……」シワー
バシャンッ!
ハンジ「ぶわっ!?」
リヴァイ「……」フンッ
ハンジ「ごほっ、ごほっ! お湯かけすぎだよ! もう!」
リヴァイ「……うるせぇ」
ハンジ「照れ屋だねぇ」ツンツン
リヴァイ「…………」シワシワー
〆
839
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/19(日) 22:22:09 ID:oR/wd4qE
レスありがとうございます
少しでも癒しになってるのなら嬉しい
前回遅れた所為で書くの忘れた
二人は全部終わったら森で一緒に暮らすがいいさ!
日曜に。ではまたーノシ
840
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/20(月) 15:50:58 ID:dt2QFDnI
乙です
841
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 21:59:22 ID:gGan9n3s
【道に花】
モブリット「…………」スタスタ…
モブリット「ん?」
花
モブリット「廊下に花?」ヒョイッつ花
モブリット「! 向こうにも……」
モブリット「点々と落ちてるな」ヒョイッヒョイッ
モブリット「花束の紐でも緩んで落ちたのかな?」
モブリット「にしても多いな」つ花⊂
842
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 21:59:53 ID:gGan9n3s
モブリット「これだけ落としてたら気づきそうなものだけど」
モブリット「…………研究室の前にも落ちてる」
モブリット「……」キョロキョロ
モブリット「これで終わり?」
モブリット「???」ガチャッ
「「「「ハッピーバースデー!! モブリット!!」」」」
モブリット「!?」ビックゥ!!
ハンジ「おめでとう、モブリット」
モブリット「び、びっくりした」ドキドキ
〆
843
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:00:36 ID:gGan9n3s
【大成功!】
モブリット「ではこの花束は俺のですか」
ニファ「成功ですね、ハンジさん!」
ハンジ「うまくいったねぇ」ナデナデ
ニファ「えへへー」ニコニコ
ケイジ「ほれ、おめっとーさん」ポイッ
モブリット「わっ、わっ」パシッ
アーベル「ほい」ズイッ
モブリット「あ、ありがとう」
ハンジ「何なに? 干し肉に酒?」
ケイジ「ツマミっす」
アーベル「モブリット酒好きだし」
モブリット「いやぁ、普通だと思うけど」
844
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:01:20 ID:gGan9n3s
ケイジ「よく浴びるように飲んでるだろ?」
アーベル「くだを巻きながらな」ハハッ
モブリット「あー……いやぁ、まぁ」
ニファ「では、これは酔い醒ましに」スッ
モブリット「これは?」
ニファ「ポプリです。ローズマリーやミント、カモミールが入ってます。二日酔いに効くもののはずです」
モブリット「ありがとう」
ハンジ「あはは! 二日酔い前提だね。私からはこれだ」
モブリット「これは……」
ハンジ「手作り巨人ちゃんにんぎょ」
リヴァイ「薄気味悪ぃもん作ってんじゃねぇ」ゴスッ
ハンジ「いってぇぇぇ!!」
モブリット「兵長」
〆
845
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:02:09 ID:gGan9n3s
【日常風景】
ハンジ「うおぉぉいてぇぇぇ!!」
リヴァイ「モブリット」
モブリット「はい」
リヴァイ「……」スッ
モブリット「あ、ありがとうございます」
ニファ「あ、紅茶ですね」
リヴァイ「あぁ、これは美味い」
ハンジ「リヴァイのおすすめかぁ」
モブリット「大事に飲みます」
リヴァイ「……あぁ、とりあえずこれは処分しておいてやる」つ巨人人形
ハンジ「私の力作がぁぁぁ!!」
リヴァイ「こんなもんに力を入れるな」
846
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:02:49 ID:gGan9n3s
モブリット「あはは……」
ニファ「リヴァイ兵長のおすすめ紅茶……」ホエー
モブリット「一杯目はみんなで飲もうか?」
ニファ「え!? でも」
モブリット「兵長も飲んでいかれますよね?」
(人形)
∩リヴァイ「……悪いな」つギリギリ
((⊂ハンジ「かーえーせー!!」ジタバタ
モブリット「では淹れますね」
ニファ「あ、私が淹れますよ」
ケイジ「兵長のおすすめかぁ、楽しみだな」
アーベル「そうだな」
〆
847
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:03:22 ID:gGan9n3s
【せめてもの労い】
ニファ「お待たせしましたー」カチャッ
ハンジ「ありがとう」
リヴァイ「……」
モブリット「はぁー落ち着きますねぇ」
ニファ「これアールグレイですね」
リヴァイ「あぁ」
モブリット「良い香りだなぁ」スンスン
ハンジ「ふっ」
リヴァイ「……」ジロリッ
ハンジ「睨むなよ、優しい兵長」クスクス
848
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:04:17 ID:gGan9n3s
リヴァイ「……お前は自分を改めろ」シワー
ハンジ「うっ、それを言われると……」
モブリット「?」
ニファ「…………アールグレイ」ポソッ
モブリット「どうしたんだい?」
ニファ「ふふっ」ニッコリ
モブリット「??」
ニファ「アールグレイはリラックス効果があると言われてます」ヒソッ
モブリット「…………」
ニファ「副長いつも大変だから……」
モブリット「兵長……」
〆
849
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:05:18 ID:gGan9n3s
【反省の無い上司】
モブリット(気遣って下さったんだな ぁ)ジーン
モブリット(改めてお礼を……)スッ
ハンジ「だからそれ返せってば」
リヴァイ「処分する」つ巨人人形
ハンジ「人が作ったもん勝手に処分しようとするな」
リヴァイ「…………お前の部屋に置いておく」
ハンジ「モブリットへのプレゼントなんだけど」
850
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:06:44 ID:gGan9n3s
リヴァイ「ちゃんとしたもん用意してやれ」シワー
ハンジ「それもちゃんとしたものだよ」
リヴァイ「あ?」シワシワー
ハンジ「なんだよ」
リヴァイ「またモブリットの胃に穴あけるつもりか」
ハンジ「まだあいたことないよ。キリキリしてることはあるみたいだけど」
リヴァイ「…………」シワシワー ←ダメだ、こいつという顔
(≡-_ゝ-)モブリット「…………」
ニファ「副長、遠い目しすぎです……」
〆
851
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/04/26(日) 22:07:16 ID:gGan9n3s
レスありがとうございます
4月24日 モブリット・バーナー誕生日
やっとモブリット祝えたww
2日遅れだけどおめでとう
日曜に。ではまたーノシ
852
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/04/27(月) 01:14:04 ID:rQsx6hz6
乙
几帳面にお花を拾うモブさん良い人やな
曜日も何もなくなってしまった生活でこのスレが週一で更新されるのがなんか救いだわ、ありがとう
853
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/03(日) 13:22:28 ID:l5w.sYcQ
ずっと楽しみに見てます
854
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:36:03 ID:tGgUBNGc
【街へ行こう】
ハンジ「ニファ、明日買い出しに付き合ってくれるかい?」
ニファ「はい、勿論です」
ハンジ「助かるよ」
ニファ「何を買うんですか?」
ハンジ「まぁ、細々したものを色々とだね。ついでに私物」
ニファ「あぁ、それで私ですか」
ハンジ「ははっ、まぁね」
ニファ(何か女性用品を買うのかな?)
ニファ「…………」
ニファ(スカートとかブラウスとかハンジさんに似合うもの選びたいなぁ)
ハンジ「…………」チラッ
モブリットケイジアーベル「……」コクリッ
〆
855
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:36:59 ID:tGgUBNGc
【夢を叶えるとき!】
ハンジ「やぁ、お待たせ。行こうか」
ニファ「はい!」
ハンジ「ニファも見たいお店があるなら言ってくれ。寄るから」
ニファ「え? いいんですか?」
ハンジ「いいんだよ。息抜きも兼ねてるんだから」
ニファ「ええっと、それなら洋服屋に行きたいです!」
ハンジ「あはは、おしゃれ番長のニファらしいね」
856
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:37:29 ID:tGgUBNGc
ニファ「それで、その……」モジモジ
ハンジ「?」
ニファ「ハンジさんのお洋服を選んでもいいですか!?」
ハンジ「わ、私の?」
ニファ「見るだけでもいいので!」
ハンジ「お、おう。分かったよ」
ニファ「やった! ありがとうございます!!」ワーイ
ハンジ「それ、そんなに嬉しいんだ……」
〆
857
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:38:09 ID:tGgUBNGc
【立場逆転】
ニファ「ハンジさん! これ、これどうですか!?」ムフー!
ハンジ「大人っぽい服だね。そういうのが好きなのかい?」
ニファ「ハンジさんに似合うと思って!」
ハンジ「あ、あぁ、私のか」
ニファ「これ試着してみてください!」
ハンジ「え?」
ニファ「ダメですか……?」シュンッ
ハンジ「い、いやいや、ちょっと着てみようかな?」
ニファ「!」パァァ
ハンジ「……」ニッコリ
ハンジ(何が楽しいのかよく分からないな……)ウーン
〆
858
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:38:44 ID:tGgUBNGc
【ニファ好み】
ニファ「あの、良かったんですか? この服買ってもらって……」←買って着てる
ハンジ「いいんだよ。今日付き合ってくれた礼だ」
ニファ「でも……」
ハンジ「ニファには色々とお世話になっているからね。貰ってくれると嬉しいよ」
ニファ「……はい、ありがとうございます!」
ハンジ「それに可愛い服を着た可愛いニファが隣を歩いているなんて鼻が高いよ」
ニファ「そ、そんな……///」
ハンジ「……ちょっと遅くなったかな? さぁ、着いたよ」
ニファ「このお店ですか?」
859
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:39:16 ID:tGgUBNGc
ハンジ「うん、ここ美味しいんだってさ」ギィー
ニファ「へぇ……、可愛いお店ですね」
ハンジ「女の子に人気なんだそうだ」
ニファ「そうなんですか」
ニファ(こんなお店に来るなんて珍しいなぁ。でも可愛くて良いお店)
店員「いらっしゃいませー」
ハンジ「予約したハンジ・ゾエです」
店員「かしこましました。こちらへどうぞ」
ニファ「……予約?」
ハンジ「行くよ」
ニファ「あ、はい!」
〆
860
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:39:51 ID:tGgUBNGc
【サプラーイズ!】
店員「こちらです」
ケイジ「よう……」
アーベル「……やぁ」
モブリット「やっと来てくれた……」ハァー
ニファ「みんな!? どうして」
ハンジ「なんだい、みんなその態度は」
アーベル「男三人で可愛い店で待機は結構ツラいっす……」
ハンジ「あぁ……」
ニファ「あの、これは一体?」
ハンジ「ふふふー。はい、せーの!」
「「「「ハッピーバースデー! ニファ!」」」」
ニファ「!?」
861
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:40:57 ID:tGgUBNGc
ハンジ「おめでとう、ニファ。さぁ、座って」
ニファ「あ、え、あの」
モブリット「そっちだよ」
ニファ「は、はい」ストンッ
ケイジ「先にプレゼント渡しとくか。ほら」
アーベル「ん」
モブリット「はい」
ニファ「! ……皆さん、ありがとうございます!」ウルッ
ハンジ「あーみんなが泣かせたー」
モブリット「ハンジさんも共犯ですよ」
ハンジ「うはは、そうだった」
ニファ「ほんとうに、ありがとうございますぅー」グスッ
862
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:41:38 ID:tGgUBNGc
ハンジ「あーよしよし。ニファは良い子だねぇー」ナデナデ
ケイジ「俺らの前でいちゃいちゃせんでください」
アーベル「ニファがハンジさんの歯牙に……」
モブリット「何を言ってるんだよ、お前らは」
ハンジ「ふふーん、羨ましいだろー」ギュー
ニファ「ふわっ!?」
モブリット「ハンジさんも遊ばないでください」モー
ハンジ「嫉妬か、モブリット」
モブリット「違います」
ニファ「ふふっ、あははは」
ハンジ「! さ、パーティーを始めようか」
ニファ「はい!」
〆
863
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/04(月) 14:44:01 ID:tGgUBNGc
レスありがとうございます
モブリットはお片付け癖があるのかもしれない
ずっと見ててくれてありがとう
4月28日、ニファ誕生日
すまーん!曜日を勘違いしたwwダラダラしすぎてた
ニファ誕生日、略してニファたんおめ
だいぶ過ぎてるけど……
日曜に。ではまたーノシ
864
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/04(月) 20:58:36 ID:spe4Zlzo
乙
誤解はないと思うけど、日曜だからじゃないんだ
更新してくれるのが嬉しいんだよ
いつもありがとう
865
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:49:41 ID:G2y3I5ww
【裏で活躍中】
ニファ「そういえばまだ書類が……」
アーベル「俺たちで終わらせたよ」
ニファ「でもハンジさんがいないと終わらないんじゃ……」
ケイジ「あー……ハンジさんのサインがいるやつは先に処理したんだ」
ニファ「そうですか………………」
モブリット「……」
ハンジ「何か気になることがあるのかい?」
ニファ「えっと……サインだけじゃ終わらないかなって……」
モブリット「…………兵長だよ」
ニファ「え?」
モブリット「プレゼントの代わりかもね」
866
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:50:16 ID:G2y3I5ww
ケイジ「おい、モブリット」
アーベル「言うなって言われただろ」
モブリット「隠すのは無理だよ。後で書類の文字見れば分かるし」
ハンジ「リヴァイは異様に字が綺麗だからね」
ニファ「兵長が……兵長のお仕事は……」
ハンジ「リヴァイ自身が自分の仕事には影響ないって言ってたから大丈夫。それにね」
ニファ「?」
ハンジ「だいぶ前の石鹸のお礼も兼ねてるみたいだよ」
ニファ「お礼言われましたよ?」
ハンジ「お返しはしてなかったんでしょ?」
ニファ「……後でお礼しないと」
ハンジ「お礼合戦になっちゃうねぇ」アハハ
〆
867
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:50:53 ID:G2y3I5ww
【優しさの種類】
ニファ「兵長ってこっそりこういうことしますよね」フフッ
ハンジ「優しいことを分かりづらくすることあるね」クスッ
ケイジ「そういやこの間、優しいんですねって言ったら“妙なこと言うな”って言われました」
ハンジ「あー、照れなのか優しいって言われるのあんまり好きじゃないみたいね」
アーベル「そうなんスね」
ハンジ「はっ!?」
モブリット「やめてください」
ハンジ「まだ何も言ってないだろ!」
モブリット「絶対碌なことじゃないです」
868
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:51:35 ID:G2y3I5ww
ハンジ「優しくされたら優しいって言いまくろうぜって」
モブリット「ほら」
ハンジ「碌なことだろ。良いことだろ」
モブリット「本人はあまり言われたくないんですから。お礼でいいじゃないですか」
ハンジ「いやいや、リヴァイを労わなければ」
モブリット「ただのいたずらじゃないですか」
ニファ「今回の礼は私が言いますから、ね?」
ハンジ「なんだよー優しいに慣れてくれればと思ったのにぃ」
モブリット「……それはそれで優しさかもしれませんが今回は控えてください」
ハンジ「ちぇっ」
〆
869
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:52:17 ID:G2y3I5ww
【笑顔攻撃】
ニファ「リヴァイ兵長」
リヴァイ「……なんだ?」
ニファ「この間はありがとうございました」
リヴァイ「なんのことだ?」
ニファ「書類の字、とても綺麗です」ニッコリ
リヴァイ「………………」
ニファ「ふふっ、あの日とても楽しかったです。ハンジさんとみんなに祝ってもらえて」ニコニコ
リヴァイ「……そうか」
870
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:52:50 ID:G2y3I5ww
ニファ「はい。心置きなく楽しめたのは書類の心配をしなくてよかったからです」ニコニコ
リヴァイ「……」
ニファ「兵長、ありがとうございます」ニッコリ
リヴァイ「…………………………もういいか?」
ニファ「え?」
リヴァイ「仕事がある」
ニファ「あ、はい。頑張ってください」
リヴァイ「…………」スタスタ
ニファ「……」フフッ
871
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:53:37 ID:G2y3I5ww
リヴァイ「……」ピタッ
ニファ「?」
リヴァイ「…………」ガシッ
角壁|ハンジ「のわっ!」ズルッ
リヴァイ「……」ゲシッ
ハンジ「いたっ!!」
リヴァイ「…………」スタスタ
ハンジ「ちょっ、理不尽!!」
ニファ「ハンジさん……覗いてたんですか……」
〆
872
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:54:57 ID:G2y3I5ww
【きっと】
ハンジ「あっははははははははは!!!」
モブリット「笑いすぎです。覗き見してたときも笑ってたんでしょう? だから蹴られるんですよ」フゥー
ハンジ「だってさー、ニファの笑顔に圧されまくりのリヴァイを見たらさー」アハハハ
ニファ「え、えーっと……」
モブリット「ニファは気にしなくていいよ」
ニファ「はぁ……」
873
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:55:37 ID:G2y3I5ww
モブリット「兵長は嬉しかったと思うよ」
ニファ「そうだといいんですけど」
ハンジ「ごめんごめん、きっと喜んでるよ」
ニファ「喜んで……」
ハンジ「喜んでると思うよ」クスッ
ニファ「……だといいんですが」フフッ
リヴァイ「へくしっ」
〆
874
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:56:09 ID:G2y3I5ww
【優しい人】
ハンジ「リヴァイ、ありがとね」
リヴァイ「どれがだ」
ハンジ「……何が、じゃなくてどれがなんだね」
リヴァイ「お前に対してはいろいろ身に覚えがありすぎてな」
ハンジ「うっ、反論できない」
リヴァイ「出来るようになれ」
875
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:56:47 ID:G2y3I5ww
ハンジ「はいはい」
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「さっきのお礼はね、ニファのことだよ」
リヴァイ「…………」
ハンジ「ありがとう、助かった」
リヴァイ「…………ああ」
ハンジ「ふふっ」ギュッ
リヴァイ「……」
〆
876
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/11(月) 00:59:39 ID:G2y3I5ww
レスありがとうございます
大丈夫、わかってるよ。いつもありがとう
この前は本気で曜日間違えたんだww今日はやることあって普通に遅れた
というわけでごめん、遅くなった
ニファの誕生日続いてしまった
石鹸の話を確認したら一年前だった……しかもこのスレだし。進行遅っ
日曜に。ではまたーノシ
877
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/11(月) 07:38:55 ID:2QrTojZg
おつー
ゆったりまったりがこのスレのいいところ
878
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:04:57 ID:3Ga6nyso
【懐かしいモノ】
ミケ「ハンジ、リヴァイはいるか……いたな」
リヴァイ「何か用か?」
ミケ「この書類にお前のサインがいる」
リヴァイ「これか」
ニファ「皆さーん! お茶請けのお菓子ですよー!」
ケイジ「お、これどうしたんだ?」
ニファ「団長に書類届けたら団長がくれたんです。貰い物らしいですけど」
アーベル「そりゃラッキーだったな」
ニファ「はい! あ、ミケ分隊長にリヴァイ兵長。お二人もいかがですか?」
ミケ「いいのか?」
ニファ「たくさん貰いましたから。お茶していかれますよね?」
879
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:05:35 ID:3Ga6nyso
リヴァイ「……ああ、そうだな」
ハンジ「それじゃ一息いれようかね」
ニファ「ふふっ、そうしてください」
ハンジ「そうするよ……あ」
リヴァイ「どうした」
ハンジ「あーいや、このお菓子……」
リヴァイ「…………」
ニファ「どうかしましたか?」
ハンジ「いや、なんでもないよ。美味しそうだね」
リヴァイ「…………」スッ
リヴァイ(イザベルが気に入ってたお菓子だな……)サクッ
〆
880
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:06:11 ID:3Ga6nyso
【夢で逢えたら:助けて】
『アーニーキー!!』ドンッ
リヴァイ「!」
イザベル『へへっ』
リヴァイ「お前は……後ろからいきなり飛び付くな」ガシッ、ワシワシ
イザベル『いーじゃん』
リヴァイ「よくね……」
『リーヴァーイー!!』ドンッ
リヴァイ「!?」
ハンジ『楽しそうだね!』ムギュー
イザベル『あははは!』ムギュー
リヴァイ「クソメガネ……イザベルが潰れるだろうが」
イザベル『アニキとアネキに挟まれたー!』アハハハハ!!
881
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:07:14 ID:3Ga6nyso
ハンジ『楽しそうだよ?』
リヴァイ「……」
ファーラン『なにやってんだよ、お前ら』
ハンジ『おや、ファーラン。混ざるかい?』カモーン
ファーラン『混ざらねぇよ』
リヴァイ「こいつらどうにかしてくれ」
ファーラン『……ひっぺがすのは苦労しそうだな』
ハンジ『離れるもんかー』ギュー
イザベル『もんかー』ギュー
リヴァイ「……」
ファーラン『イザベルのやつ、ハンジに感化されてるな……』アキレ
リヴァイ「…………」
ファーラン『……そんな目で見るなよ。どうにもできねぇよ』
〆
882
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:07:56 ID:3Ga6nyso
【夢で逢えたら:区別だ】
ミケ『何事だ』スンッ
ファーラン『ミケの旦那』ヨッ
ミケ『その呼び方はやめろ』
ファーラン『イザベルとハンジがひっつき虫になったんだよ』
イザベルハンジ『あははははは!!』ムギュー
リヴァイ「………………」
ミケ『……珍しく助けを求めてるな』
ファーラン『あいつイザベルに甘いからな。ハンジだけなら投げ飛ばされてるだろうな』
ハンジ『ちょっ、差別だ! 抗議する!!』
リヴァイ「抗議されても聞かねぇよ」
〆
883
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:08:42 ID:3Ga6nyso
【夢で逢えたら:助けろよ】
ミケ『ハンジだけ投げ飛ばすのは難しそうだな』
ファーラン『まぁ、やりすぎりゃあイザベルも吹っ飛ばされるけどな』ケラケラ
ミケ『その前に剥がした方がよくないか?』
ファーラン『いや、思ったんだけどな?』
ミケ『?』
ファーラン『剥がすってことはハンジの後ろに付くわけだが多分剥がれないよな?』
ミケ『まぁ、一人では無理かもな』スンッ
ファーラン『だろ? そうなると何人か必要になる訳だが……想像してみろよ』
ミケ『………………』スンッ
ファーラン『薄ら寒いだろ?』
884
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:09:45 ID:3Ga6nyso
ミケ『大きなかぶみたいだな』
イザベルファーラン『『大きなかぶ?』』
ハンジ『あぁ、絵本だよ』パッ
イザベル『絵本?』
ハンジ『うん。持ってるから貸すよ。絵で内容も分かるし難しい文字があるわけじゃないから読みやすいと思うよ』
イザベル『ふーん。見てみる』
ハンジ『そうかい? じゃあ、部屋に行こうか。あのお菓子もあるよ』
イザベル『お菓子! 行く!!』
ミケ『離れたな』
ファーラン『ホッとした。そろそろリヴァイが限界っぽかったしな』
リヴァイ「………………」
885
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:10:25 ID:3Ga6nyso
ミケ『………………ふっ』
リヴァイ「……」ジロリッ
ミケ『お疲れさん』クックックッ
リヴァイ「……」シワー
ハンジ『みんなも来なよ。お茶しよう』
ファーラン『そうだな、イザベルの菓子を食うか』ニヤニヤ
イザベル『お、俺の分はやらないからな!!』
ミケ『からかうな』ポンッ
ファーラン『ははっ、ついな』
ミケ『リヴァイ、不貞腐れてないで行くぞ』
リヴァイ「不貞腐れてねぇよ」
〆
886
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:11:00 ID:3Ga6nyso
【受け入れてくれる存在】
ハンジ「ん……」パチッ
リヴァイ「……」ボー
ハンジ「……おはよう、リヴァイ」
リヴァイ「……あぁ」ボー
ハンジ「なんかボーッとしてるね。寝ぼけてる?」
リヴァイ「いや……あぁ、そうかもしれねぇな」
ハンジ「? 夢見悪かった?」
リヴァイ「悪く……はなかった」
ハンジ「ふぅん?」
リヴァイ「………………なんでミケも」ボソッ
ハンジ「うん? 夢にミケが出てきたの?」
887
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:11:36 ID:3Ga6nyso
リヴァイ「…………お前もいた」
ハンジ「へー」
リヴァイ「…………あいつらもいた」
ハンジ「あいつら?」
リヴァイ「多分、昨日の昼の茶菓子のせいだ」
ハンジ「茶菓子?」
リヴァイ「……イザベルが……気に入っていた」
ハンジ「…………あぁ。あのお菓子食べたかったのかな? 今度持っていこうか」
リヴァイ「……」
ハンジ「ん?」ニコッ
リヴァイ「…………そうだな」
〆
888
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/17(日) 22:12:35 ID:3Ga6nyso
レスありがとうございます
唐突にファーラン、イザベルを登場させたくなった謎回
日曜に。ではまたーノシ
889
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/22(金) 00:16:52 ID:iCm3IvrM
4年前からずっと読んでます!久しぶりに全部読み返して来ました
890
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:11:39 ID:cbuQrhjU
【嘘だよ】
ハンジ「リヴァイ、目の近くに何か付いてるよ」
リヴァイ「……」ゴシゴシ
リヴァイ「……どうだ?」
ハンジ「あー、取れてないね。取ってあげるよ」
リヴァイ「頼む」
ハンジ「そんじゃ、上向いて目瞑ってじっとしててね」
リヴァイ「ん」
ハンジ「……」
891
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:12:14 ID:cbuQrhjU
ハンジ「……」チュッ
リヴァイ「!」
ハンジ「ふふっ、隙ありー」
リヴァイ「……」
ハンジ「騙されてやんのー」ヘッヘーン♪
リヴァイ「何か付いてるというのは……」
ハンジ「ふふふー♪」
リヴァイ「………………馬鹿か」
ハンジ「照れるな照れるな」ンフフッ
リヴァイ「…………」
〆
892
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:12:55 ID:cbuQrhjU
【仕返し隙あり】
ハンジ「リヴァイ、見てくれ」キランッ
リヴァイ「……眼鏡だな」
ハンジ「新調したんだよ。分からないかなー?」
リヴァイ「分かるわけねぇだろ」
ハンジ「つまんないなー。せっかく新しいのにぃ」
リヴァイ「……」ジッ
ハンジ「? どうかしたのかい? ハッ!? もしや眼鏡に汚れでも……」
グイッ
893
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:13:42 ID:cbuQrhjU
ハンジ「――んぅ!?」
リヴァイ「――――」ヌルッ
ハンジ「ん……ふ、ぅ……」
リヴァイ「――――」
ハンジ「――っは、はぁ……い、いきなり何なんだよ……」
リヴァイ「……油断するからだ」
ハンジ「……意味が分からないよ、リヴァイ」
〆
894
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:15:24 ID:cbuQrhjU
【男たちの暇】
ミケ「よう」
リヴァイ「ミケ」
ミケ「休憩か?」
リヴァイ「まぁな」
ミケ「今日は暇だな」
リヴァイ「ああ」
ミケ「それでここでサボってるのか」
リヴァイ「休憩だと言っただろ」
ミケ「まぁ、気にするな」
895
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:16:02 ID:cbuQrhjU
リヴァイ「気にする。わびになんか面白いことでもしろ」
ミケ「いきなり無茶な要求をするな。そうだな……」
リヴァイ「ノるのか」
ミケ「匂いを嗅いで某かを当て――」
リヴァイ「やめろ」
ミケ「止めたからにはお前が面白いことでもしろ」
リヴァイ「ミケお前、俺がそんな真似できると思うか?」
ミケ「全く思わないな」
リヴァイ「なら言うんじゃねぇよ」
〆
896
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:16:52 ID:cbuQrhjU
【暇潰しを探して】
エルヴィン「やあ」
ミケ「エルヴィン」
エルヴィン「暇なのか?」
ミケ「書類は少ないな」
リヴァイ「……」
エルヴィン「警戒されてるな。俺も暇だから安心しろ」ガタッ
リヴァイ「それを早く言え」
897
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:17:47 ID:cbuQrhjU
ミケ「珍しいな」
エルヴィン「まぁね」
ミケ「しかしこのままボーッとしてるのもなんだな」
エルヴィン「まぁなぁ」
ミケ「カードでもするか?」
リヴァイ「昼だぞ、憲兵じゃあるまいし」
エルヴィン「部下たちに見られたら少し問題だな」
リヴァイ「少しか?」
ミケ「まぁ、問題だな……」
〆
898
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:18:30 ID:cbuQrhjU
【見られても大丈夫】
ハンジ(今日は早く終わりそうだな)
ハンジ「ん?」
ハンジ(リヴァイにミケ、そしてエルヴィンだ)
ハンジ(男三人で何してんだ?)
ミケ「り……立体機動」
リヴァイ「……馬」
エルヴィン「マリア」
ミケ「足場」
リヴァイ「ば……」
エルヴィン「はでもいいぞ」
リヴァイ「は……」
899
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:19:32 ID:cbuQrhjU
ハンジ「おっさんが集まってしりとりってなんだよ」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「は?」
ミケ「人名はありか?」
リヴァイ「マリアは人名じゃねぇのか」
ミケ「それは壁の名前だしな」
エルヴィン「まぁ、調査兵だから……」
ミケ「人名ありか」
エルヴィン「でないとちょっと難しすぎるかもしれん」
ハンジ「…………兵団しばり?」
〆
900
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/24(日) 21:21:45 ID:cbuQrhjU
レスありがとうございます
読み返したとは!見づらいところもあったろうに
どっかにまとめようかと考えたこともあったけど長すぎてそのままなんだよな……
ずっと見ててくれてありがとう
日曜に。ではまたーノシ
901
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/25(月) 19:56:49 ID:1uURieKY
しりとりww
なんて健全な暇潰し
902
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:36:58 ID:GygvU172
【繊細】
ハンジ「いくら暇だからっておっさんたちがしりとりって」
リヴァイ「おっさんじゃねぇ。おばさんめ」
ハンジ「私はギリ20代ですぅー」
リヴァイ「ギリな」
ハンジ「30代に言われたくないね。そっちの二人なんてもうすぐ40代だろ」
エルヴィン「まだ30代だ」
903
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:37:39 ID:GygvU172
ミケ「俺も30代だ……」
ハンジ「おっさんじゃん」
エルヴィン「お前はどうしてそうおっさん心を傷つけるんだ」
ハンジ「おっさん心……」
ミケ「傷ついた」ションボリ
リヴァイ「ミケが傷ついてんじゃねぇか、謝れ」
ハンジ「くっ、多勢に無勢だった」
〆
904
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:38:16 ID:GygvU172
【逃がさない】
ハンジ「なんでしりとりだったんだよ」
エルヴィン「カードはどうだという話が出たんだが、さすがにそれはとなってな」
ハンジ「それはちょっとダメだね。憲兵じゃあるまいし」
ミケ「……似たもの夫婦」スンッ
リヴァイ「黙れヒゲ」
エルヴィン「パッと見じゃ分からない上に
ちょっと耳に入ったくらいではバレない遊びと考えたらしりとりになったんだよ」
ハンジ「まー確かに。それくらいしかないね」
エルヴィン「だろう?」
905
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:38:53 ID:GygvU172
ハンジ「あ、みんな暇なら巨人の」
ガタガタガタッ
エルヴィン「そろそろ戻るよ」
ミケ「もう充分休んだ」
リヴァイ「部屋に戻る」
ガシガシギュッ
ハンジ「まだ暇だろ?」ニヤァ ←腕をクロスして三人捕獲
エルヴィン「……」←服を掴まれてる
ミケ「……」←服を掴まれてる
リヴァイ「……」←二人を掴んでクロスしたハンジの腕に抱き込まれてる
〆
906
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:39:39 ID:GygvU172
【観察】
マレーネ「何あれ」
ナナバ「今は近づかない方がいいよ」
マレーネ「ハンジのあの興奮ぐあいからすると巨人の話か」ガタッ
ナナバ「そ。それに幹部三人が捕まったんだよ」
マレーネ「珍しいね」
ナナバ「暇なのがバレたんだろうね」
マレーネ「ふぅーん」
ナナバ「……見てるとね」
マレーネ「ん?」
907
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:40:13 ID:GygvU172
ナナバ「たまにこっちが恥ずかしくなる瞬間があるんだよね」
マレーネ「ハンジのアレはいつものことでしょ」
ナナバ「ハンジじゃなくてさ」クスッ
マレーネ「ハンジじゃなくて?」
ナナバ「まぁ、見ててみなよ」
マレーネ「うん」ジー
ナナバ「あ、気づかれないようにね」
マレーネ「うん」ジー
ナナバ(……ちゃんと分かってるのかね)
〆
908
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:40:54 ID:GygvU172
【初見】
ハンジ「――――ってことなんだ!!」ガタンッ
エルヴィン「ちゃんと座って話しなさい、ハンジ」
ミケ「……」スンッ
リヴァイ「うるせぇ」
マレーネ「…………みんな普通だけど」
ナナバ「まぁまぁ、ちょいちょい見ててよ」
マレーネ「うん……」ジッ
ハンジ「でさー、その時の部下たちが本当に凄くてね」ニコニコ
エルヴィン「労ってやらねばな」
ミケ「お前のとこの部下たちは優秀だよ」
909
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:41:29 ID:GygvU172
リヴァイ「……苦労人たちだな」
ハンジ「えへへへへー、そうかなぁ」テレッ
リヴァイ「…………」
マレーネ「あ」
ナナバ「気づいた?」
マレーネ「何あれ!? 初めて見た!」
ナナバ「ちょっと、静かに!」シー!
マレーネ「リヴァイってあんな顔できたの!? マジびっくりなんだけど!!」
ナナバ「ちょっ、気づかれる! 静か――」
ハンジ「やぁ、二人もいたんだね」
マレーネ「ハ、ハンジ」
ナナバ「だから静かにって……」ハァー
〆
910
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:42:11 ID:GygvU172
【分かるのはごく一部】
ナナバ「お陰で捕まっちゃったじゃないのさ」ヒソッ
マレーネ「ごめん」
ミケ「仲間が増えたな」スンッ
リヴァイ「なんの救いにもなりゃしねぇがな」
「幹部や古参の人たちが集まってるぞ」
「何か作戦でも練ってるのか?」
「食堂で?」
「話してる間に良い案が出たとか?」
ザワザワ……
911
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:42:50 ID:GygvU172
エルヴィン「大事になってるな」ハハハッ
ナナバ「笑い事でいいの?」
エルヴィン「まぁ、今日は暇だしな。たまにはハンジの話を聞いてあげるのも悪くない」
ナナバ「悪くない、ねぇ」
エルヴィン「稀にしか見れないリヴァイの表情を楽しむのもオツだろう?」ヒソッ
ナナバ「エルヴィンも気づいてたんだ? リヴァイの柔らかくも微妙な笑顔」ヒソッ
エルヴィン「まぁね」
ナナバ「みんなに気づかれたら騒ぎになりそう」
エルヴィン「さて、それはどうかな?」
ナナバ「?」
912
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:43:29 ID:GygvU172
ハンジ「その巨人がほんっっとに可愛くてさー!!」
リヴァイ「……」
ナナバ「…………」チラッ
「ハンジ分隊長だけやたら興奮してるな」
「……もしかしてあれって」
「目を合わせるな! 巻き込まれるぞ」
「エルヴィン団長たちお疲れ様です……」
「リヴァイ兵長真顔だよ……」
「兵長はいつもあの顔だよ」
ナナバ「……」
ナナバ(気づく連中は少ない、か)
〆
913
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/05/31(日) 22:44:31 ID:GygvU172
レスありがとうございます
ハンジの三人捕獲分かりづらいよな……
両手を交差してエルヴィンとミケを掴んで、リヴァイは腕の中にいるんだけどこの説明も分かりづらいww
絵心があればっっ
あとこれ多分リヴァイの首がしまってそうだなと思った
日曜に。ではまたーノシ
914
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/05/31(日) 23:23:06 ID:2jk29C7o
乙
ションボリするミケさん可愛いな
915
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:01:10 ID:2Apm51Wg
【そんな馬鹿な】
ハンジ「今日は森での訓練だね」
リヴァイ「暑くなってきているしありがたいが……」
ハンジ「雨期に入るから心配なところもあるよね」
リヴァイ「ああ、足を滑らせる奴が出ないといいが」
ハンジ「でもこの時期の森は気持ちが良いんだよね。もっと先の方が雨の心配はあまりしなくてすむんだけど」
リヴァイ「少し肌寒いくらいがちょうどいいな」
916
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:01:42 ID:2Apm51Wg
ハンジ「動くと暑くなるからねぇ」
リヴァイ「油断して暑さにやられるなよ」
ハンジ「それみんなにも注意しておかないといけないね」
リヴァイ「涼しいからと調子に乗る奴も出てくるからな」
ハンジ「わかるわかるー。涼しいときの立体機動って最っ高だもんね」ウンウン
リヴァイ「……お前が筆頭だがな」
ハンジ「え!?」
〆
917
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:02:13 ID:2Apm51Wg
【ペラペラペラペラ……】
ハンジ「雲行き怪しいね」
リヴァイ「ひと雨来そうだな」
ハンジ「ここって濃い森だから軽い雨なら大丈夫だと思うけど……」
リヴァイ「だといいがな」
ハンジ「もう、立体機動楽しめると思ったんだけどな」
リヴァイ「訓練だぞ」
ハンジ「分かってるよ。気を引き締めないとね」
リヴァイ「雨が降ったらぬかるみそうな場所は避けるか……?」
918
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:02:45 ID:2Apm51Wg
ハンジ「ダメだよ。ルートはそのまま。ぬかるんだとしても訓練だよ」
リヴァイ「……チッ」
ハンジ「馬も足下もぐっちゃぐちゃの泥だらけになるね」ニシシッ
リヴァイ「最っ悪だな」シワー
ハンジ「潔癖だもんねー」
リヴァイ「泥は落ちにくい」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「普通に洗っただけじゃまず落ちねぇ」
ハンジ「んん?」
919
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:03:20 ID:2Apm51Wg
リヴァイ「乾かしてブラシ等を使って泥を落とし、石鹸を裏表にたっぷりこすり付け、
水をためた桶につけてからもみ洗いを何度かやり、重曹と洗剤を入れて付け置きを最低でも1時間。
それからまた普通に洗う。それでも真っ白とはいかねぇ。頑固すぎる汚れだ」
ハンジ「…………」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「……めっちゃ喋るね」
リヴァイ「バカ言え、俺は元々結構喋る」
ハンジ「……あぁ、そうだったね」
ハンジ(ことに掃除洗濯紅茶に関しては……)
〆
920
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:03:58 ID:2Apm51Wg
【翻訳】
ハンジ「あー、降ってきたねぇ」
リヴァイ「足を滑らせるバカがチラホラいやがる」
ハンジ「チラホラか。危ういねぇ」
リヴァイ「外なら死ぬぞ」
ハンジ「内でも死んじゃいそうだけど。多少は仕方がないけれど足場の確認がおろそかな子がいるのは良くないな」
リヴァイ「クソが。死にてぇのか」
ハンジ「そうだね、このままだと心配だね」
リヴァイ「……チッ」ザッ
ハンジ「うん、ちゃんと教えておかないとね」
ナナバ「……クソと舌打ちでよく分かるもんだ」
〆
921
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:04:33 ID:2Apm51Wg
【放牧】
ハンジ「無事に訓練終えたね」
リヴァイ「まだ森だ」
ハンジ「帰りつくまでが訓練だってことだね!」
リヴァイ「……」
ハンジ「雨も止んでてひんやりしてて気持ちいいねぇ」
リヴァイ「足下ぐちゃぐちゃのドロドロだがな」シワー
ハンジ「子供の頃は泥遊びとかしたなー」グッチャグッチャ
リヴァイ「てめぇ、わざとぐちゃぐちゃに歩くんじゃねぇ」
922
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:05:15 ID:2Apm51Wg
ハンジ「まぁ、汚れても帰り馬だから」
リヴァイ「そういう問題じゃねぇ。馬も無駄に汚れる」
ハンジ「泥も楽しめば良いのに」
リヴァイ「楽しめるか」
ハンジ「あ!」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「この時期に湿気の多い森でしかも雨! 近くに川もある!」
リヴァイ「だからなんだ」
ハンジ「多分アレがあるはずだ! エルヴィン! ちょっとだけ寄り道して帰っていいかい?」
エルヴィン「寄り道はダメだな。今は休憩中だ。すぐ戻るなら少しくらい離れても構わないが」
923
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:05:48 ID:2Apm51Wg
ハンジ「ありがとう! エルヴィン」
リヴァイ「おい」
ハンジ「こっちだよ、リヴァイ」
リヴァイ「おい、クソメガネ」
ミケ「……いいのか?」スンッ
エルヴィン「リヴァイが一緒ならすぐ戻るだろ」
ミケ「甘いな」
エルヴィン「そうでもない。禁止するほうが面倒だしな。それにすぐ戻るならと言ってある」
ミケ「…………遅れれば罰が待っている、と」フム
エルヴィン「まぁ、そういうことだ」
〆
924
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:06:30 ID:2Apm51Wg
【見せたかった】
ハンジ「お、あったあった」
リヴァイ「いきなり草むらをガサガサとなんだ。川に近づきすぎるなよ」
ハンジ「あの程度の雨じゃ増水はしてないよ。ほらこれ見てごらんよ」
リヴァイ「花、だが……透明……?」
ハンジ「すごいだろ!? 元々は白い花なんだけど雨に濡れると透明になって花脈も綺麗に見えるんだ!」
リヴァイ「ほう」
ハンジ「サンカヨウという花でね、湿地や森の奥なんかに咲く花なんだ。
濡れると透明になると言ったがただ水をかけるだけではこうはならない。
ゆっくりじっくり濡れないとダメなんだ。何故透明になるかはよくわかっていないんだけどね」
925
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:07:56 ID:2Apm51Wg
リヴァイ「そうなのか」
ハンジ「元々は白い可憐な花だ。
でもちょっと弱い花で不用意に触れると花弁が落ちてしまう。取扱注意だね。
そして日に当たりすぎてもだめなんだ」
リヴァイ「それで森の奥か」
ハンジ「見た目はまるでガラスのようだろう? 乾くと元の白い花に戻るけどね」
リヴァイ「戻るのか」
ハンジ「うん。多分このあたりなら濡れてないのがあると思うんだけど……あ、あった。ほら」
リヴァイ「ほう。確かに同じ花だが白いな。透明じゃねぇ」
926
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:08:39 ID:2Apm51Wg
ハンジ「ね? 花が終わると実を付けるんだよ。青紫の楕円形で白粉を帯びたような……ブルーベリーみたいな実だよ」
リヴァイ「食えるのか?」
ハンジ「食べられるよ。黒く熟した実は甘酸っぱいらしいよ」
リヴァイ「食べたことはねぇのか」
ハンジ「まだないね。実が成る頃に来てみる?」
リヴァイ「…………」チラッ ↓ぐちゃぐちゃな足下
ハンジ「晴れの日に行けばいいじゃないか」クスクス
リヴァイ「……そうだな。暇があればな」
〆
927
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/07(日) 21:09:46 ID:2Apm51Wg
レスありがとうございます
サンカヨウ、湿地や山の奥深くに咲くそうな。訓練というと森のイメージなので森してしもた
日光に当たりすぎてもダメで暑さに弱く、咲いて1週間で散る
開花時期は5〜7月、今頃だね
ヤフーニュースで見かけたからネタにしたwwら、泥洗いの話まで書くことになるとは
もみ洗いしたあと更に食器用洗剤で洗うといいらしいよ。皮脂汚れと絡み付いてる泥を取るために
補足が多いっっ!!
日曜に。ではまたーノシ
928
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/08(月) 23:50:24 ID:6i44wXuo
サンカヨウ知らなかったので調べた
素敵な花だなー!
このスレは面白くてためになる
929
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:04:41 ID:zd8JeWbQ
【早とちり?】
ハンジ「ぶへっくしょん!!」
リヴァイ「……風邪か」
ハンジ「あ゙ー多分そう。くしゃみ止まんないっくしょんっ!!」ズズッ
リヴァイ「………………」
ハンジ「……なんだよ」ズズッ
リヴァイ「夏風邪は」
ハンジ「バカが引くって言いたいんだろ。でも残念!! まだ夏じゃ」
リヴァイ「夏だな、初夏」
ハンジ「梅雨でもあるし!」
リヴァイ「だが夏だろ」
ハンジ「ふふっ、リヴァイ。四季ではなく六季という言葉があってだね」
リヴァイ「一般的には四季で今は夏だな」
930
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:06:12 ID:zd8JeWbQ
ハンジ「………………」
リヴァイ「……」
ハンジ「季節の変わり目なんだから体調崩すことあるでしょーっぶへっくしょん!!」
リヴァイ「落ち着け」
ハンジ「どーせバカですよーだ」
リヴァイ「ハンジ、夏風邪は長引くと言いたかっただけだ」
ハンジ「……」
リヴァイ「……」
ハンジ「ごめん……」
リヴァイ「風邪でバカになってんだろ。寝ろ」
ハンジ「……結局バカだった…………」
〆
931
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:06:46 ID:zd8JeWbQ
【ワンセット】
ニファ「おはようございます。あれ?」
モブリット「おはよう。ハンジ分隊長はお休みだよ」
ニファ「風邪こじらせちゃったんですか?」
モブリット「うん、そうみたいだ。看病はナナバさんがやってくれることになってる」
ニファ「……そうなんですか」
モブリット「兵長もお忙しいからね」
ニファ「何考えてるか分かっちゃいましたか」エヘヘ
932
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:07:23 ID:zd8JeWbQ
モブリット「そりゃあね」クスッ
ニファ「お昼はどうしますか?」
モブリット「部屋に持っていく予定だよ。二人分ね」
ニファ「分かりました……」
モブリット「三人分じゃないよ」
ニファ「な、なんで分かるんですか!?」
モブリット「兵長とセットで考えすぎだよ……」
〆
933
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:08:01 ID:zd8JeWbQ
【無慈悲な扉】
ハンジ「あつーい」
ナナバ「仕方無いね」
ハンジ「ねっちゅーしょーになるー」
ナナバ「頭は冷やしておきなよ」
ハンジ「喉乾いたー」
ナナバ「はいよ」スッ
ハンジ「んー」ゴクゴク
ナナバ「子供みたいだね」
ハンジ「こういうときは甘えて見えようともとにかく休む」
934
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:09:07 ID:zd8JeWbQ
ナナバ「見える、ねぇ。まぁ休むならいいか。そろそろ体拭かないとね」
ハンジ「んー」
コンコンコンッ
ナナバ「はいはーい。ちょっと待ってねー」ガタッ、スタスタ、ガチャッ
リヴァイ「飯だ」
ナナバ「ありゃ、もうそんな時間だったか」
リヴァイ「代わる」
ナナバ「いいのかい?」
リヴァイ「昼だけだ」
ナナバ「了ー解。1時間後に戻るよ」
リヴァイ「あぁ」
935
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:09:40 ID:zd8JeWbQ
ナナバ「じゃあ、ハンジ。後でね」
ハンジ「うん。…………あれ? ちょっと待って」
ナナバ「リヴァイ、清拭まだだからそれもやっといて」
ハンジ「ナナバ!!」
リヴァイ「分かった」
ハンジ「分かるな!!」
ナナバ「新しいパジャマそこね」
リヴァイ「ん」
ナナバ「じゃね」
ハンジ「ちょっと、ナナ――」
パタンッ
〆
936
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:10:13 ID:zd8JeWbQ
【そうだった】
ハンジ「………………」
リヴァイ「まず飯を食え」ガタッ
ハンジ「……うちの子たちが持ってくる予定だったはずだけど」
リヴァイ「途中でニファに会った」
ハンジ「奪ったのかい?」
リヴァイ「いや」
ハンジ「押し付けられたのか」
リヴァイ「……いや」
ハンジ「??」
937
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:10:55 ID:zd8JeWbQ
リヴァイ「見舞いに行くのかと聞かれた」
ハンジ「うん?」
リヴァイ「一緒に食わないのかと言われた」
ハンジ「…………食べますよね! って目をキラキラさせながら言われた?」
リヴァイ「…………」コクリッ
ハンジ「ぶほっ!」
リヴァイ「…………」
ハンジ「ぶふっ、ぶくくくっ、あっははははははは!」
リヴァイ「クソメガネ、元気そうだな」シワー
ハンジ「ニファのあの目には勝てないよねぇ! 分かる分かる!!」アハハハハハ!!
938
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:11:33 ID:zd8JeWbQ
リヴァイ「…………」
ハンジ「心底疑いのない純粋な目でさ!」
リヴァイ「……」
ハンジ「いやぁ、ほんっと可愛い子だよ」クスクス
リヴァイ「…………とにかく食え」ハァー
ハンジ「うん、食べるよ」カチャッ
リヴァイ「その後で清拭だ」
ハンジ「ぼふぅっ!!」
リヴァイ「汚ぇな」
〆
939
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:12:10 ID:zd8JeWbQ
【じっと見ながら】
ナナバ「うーん」
ミケ「どうした」
ナナバ「うん、リヴァイに清拭頼んできたんだ」
ミケ「あぁ、ハンジか」
ナナバ「そう」
ミケ「それがどうかしたのか?」
ナナバ「なんか、戻りづらいなって」
ミケ「…………」
ナナバ「……」
940
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:12:55 ID:zd8JeWbQ
ミケ「いや、さすがに」
ナナバ「だよね」
リヴァイ「ナナバ」
ナナバ「うひょうっ!!」ビクッ
リヴァイ「……何メガネみてぇなことしてやがる」
ナナバ「びっくりしただけだよ。どうしたの?」
リヴァイ「もう時間だ。油売ってねぇで戻れ」
ナナバ「あ、ごめん。お邪魔かと思って」
リヴァイ「何がだ。着替えとシーツは洗っておく」
ナナバ「あぁ、助かるよ」
941
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:13:37 ID:zd8JeWbQ
リヴァイ「じゃあな」
ナナバ「…………」
ミケ「何事もなかったみたいだな」
ナナバ「あぁ、下世話がすぎたよ。さすがに病人にどうこうはないよね」アハハ
―――
――
―
ハンジ「…………」
ハンジ(何もなかったけど無言で拭かれるってのも恥ずかしくて熱が上がるかと思った……)クゥッ///
〆
942
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/14(日) 22:16:18 ID:zd8JeWbQ
レスありがとうございます
日曜に。ではまたーノシ
943
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:38:57 ID:NwsFVM1A
【愛されハンジ】
ナナバ「具合はどう?」
ハンジ「たった1時間じゃどうもこうもないよ」
ナナバ「そりゃそうだ。リヴァイは紳士だったみたいだね」
ハンジ「病人に何かするわけないだろ」
ナナバ「頼んだら焦ったくせに」
ハンジ「リヴァイの前で裸になるんだから焦ってもおかしくないでしょうが」
ナナバ「今更っ」
ハンジ「明るい場所で見られながら拭かれるとか恥ずかしいっての」
ナナバ「あー微妙に紳士じゃなかったのか」
944
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:40:00 ID:NwsFVM1A
ハンジ「敢えて目を逸らすことはなかったね」
ナナバ「愛されてんねぇ」
ハンジ「あ!? あい、とか」
ナナバ「あれぇ〜? 顔赤いなぁ? 熱上がったかなー?」ニヨニヨ
ハンジ「っナナバ!!」
ナナバ「あはははは! ごめんごめん。おとなしく寝てな。まだ熱下がってないでしょ」
ハンジ「もう!」
ナナバ「悪いことでもないでしょ」ソッ
ハンジ「?」
ナナバ「いいじゃない。愛されてて」ナデ…
ハンジ「……………………………………ウン」
945
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:40:43 ID:NwsFVM1A
ナナバ「ふふっ」ナデナデ
ハンジ「……リヴァイは今日忙しいんだね」
ナナバ「うん。昼に来るのが精一杯だったみたいね」
ハンジ「そっか」
ナナバ「私で我慢なさいな」ポンポンッ
ハンジ「ナナバがいてくれて嬉しいよ」
ナナバ「リヴァイの次に、ね」
ハンジ「ナナバ」ムゥー
ナナバ「ごめんごめん」クスクス
ハンジ「お水」ムゥー
ナナバ「はいはい」
〆
946
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:41:24 ID:NwsFVM1A
【顔を見に】
ハンジ「全っっっ快!!」ウヒョー!!
モブリット「おめでとうございます。早速書類です」
ハンジ「労りがない」
モブリット「全快したのなら問題ないでしょう」
ハンジ「モブリットが冷たいー」
ケイジ「書類が結構溜まってるんですよ」
アーベル「ほとんどは確認してサインするだけですから」
ハンジ「はーい」
947
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:41:59 ID:NwsFVM1A
リヴァイ「メガネはいるか」
ハンジ「やあ、リヴァイ」
リヴァイ「いたか」
ハンジ「何か用かい?」
リヴァイ「これを」
ハンジ「なんだい?」ガサッ
ニファ「わぁ、砂糖菓子ですね!」
リヴァイ「茶請けにでもしろ」
ハンジ「うん……午後にでも休憩とるよ。リヴァイも来るだろ?」
948
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:42:40 ID:NwsFVM1A
リヴァイ「いや、演習がある」
ハンジ「え? そうなんだ」
リヴァイ「ああ。用はそれだけだ」クルッ
ハンジ「あ、ありがとうね!」
リヴァイ「……」ヒラッ∩))
ハンジ「……」
ニファ「残念でしたねぇ」
ハンジ「仕方ないさ。でも午後が楽しみになったね」
ニファ「そうですね」フフッ
〆
949
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:43:20 ID:NwsFVM1A
【名残甘え】
ハンジ「リヴァイ、お疲れ」
リヴァイ「…………」
ハンジ「安心しなよ、ここはあなたの部屋だ」
リヴァイ「どうした」
ハンジ「今日はあなたとすれ違いの1日だったからね。会いに来た」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「ちゃんと全快したよ」
リヴァイ「知っている」
ハンジ「甘い物をありがとう。美味しかった」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「病み上がりだったから?」
950
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:44:13 ID:NwsFVM1A
リヴァイ「滋養はつけた方がいいだろ」スッ
ハンジ「そうだね」フフッ
リヴァイ「よかったな」ナデ…
ハンジ「うん。わざわざありがとうね」スリッ
リヴァイ「礼はもう聞いた」
ハンジ「うん」ギュッ
リヴァイ「……甘えがまだ抜けねぇか」ポンポンッ
ハンジ「そんなことはないと思うけど」スリスリ
リヴァイ「…………そうか」
ハンジ「そうだよ」ギュー
リヴァイ「…………」ポンポンッ
〆
951
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:45:09 ID:NwsFVM1A
【兵長がいたら……】
ハンジ「むー」モゾモゾ
モブリット「今日は……も、落ち着きがないですね。どうしました?」
ハンジ「言い直さなくてもいいだろ。まぁ、ちょっとね」
モブリット「トイレなら早く行ってくださいね」
ハンジ「何てこと言うんだよ。仕方ない、教えてあげるよ」ヌギッ
モブリット「!?」
952
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:45:59 ID:NwsFVM1A
ハンジ「見てごらん……」プチッ…
モブリット「ちょっ、ハンジさん!?」ワタワタッ
ハンジ「ほれ」メクリッ
モブリット「うわぁぁぁぁ……って腕?」
ハンジ「自分のベッドで寝たら虫に刺されまくっちゃってさー」ポリポリ
モブリット「……掃除してください。兵長に殺されるかと思いましたよ」ハァー
ハンジ「なんでリヴァイ?」ポリポリ
〆
953
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:46:41 ID:NwsFVM1A
【モブリットの逆襲】
――ハンジ自室――
リヴァイ「クソメガネ!!」バンッ!!
ハンジ「うっおわぁぁぁぁぁ!! ビックリしたぁ!!」
リヴァイ「てめぇ、自室で虫を繁殖させているらしいな」
ハンジ「虫の繁殖……? あぁ、ダニのこと?」
リヴァイ「涼しい顔でほざくな」
ハンジ「いやぁ、なかなか干す暇がなくて」
リヴァイ「暇は作れ」
ハンジ「なんと無茶な」
リヴァイ「無茶じゃねぇだろ。無駄な時間を使え」
ハンジ「無駄な時間なんてないよ」
リヴァイ「今てめぇは何をしてやがる?」
954
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:47:29 ID:NwsFVM1A
ハンジ「本を読んでる」
リヴァイ「何の本だ」
ハンジ「ダニの種類について」
リヴァイ「無駄な時間じゃねぇか! 掃除しろ!!」
ハンジ「ダニの種類を知ることで退治の仕方が楽になるかもしれないだろ!?」
リヴァイ「掃除して布団を干しゃいいだろうが!
いいからさっさとベッドから出て布団を干せ! クソメガネ!!」ガシッ、ベロンッ
ハンジ「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」ベシャッ
ニファ「……ハンジさんの悲鳴ですね」
モブリット「虫のことをリヴァイ兵長にお知らせしたからそれかな?」
ニファ「あぁ……」
〆
955
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/22(月) 00:48:19 ID:NwsFVM1A
日曜過ぎた……すまぬ
日曜に。ではまたーノシ
956
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/06/26(金) 07:04:32 ID:c950wI66
おつー
957
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:31:02 ID:ChQjYcfs
【幸運は己の手で】
ハンジ「巨人の捕獲の許可が下りた」
モブリット「良かったです」ウンウン
ニファ「ようやっとですねぇ」
ケイジ「なかなか許可下りないからなぁ」
アーベル「捕獲できるといいですね」
ハンジ「そうだな……」スタスタ…
モブリット「ハンジ分隊長?」
ハンジ「……これだな」プチッ
ニファ「花?」
ハンジ「巨人の捕獲がうまく……」
ニファ「?」
958
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:32:30 ID:ChQjYcfs
ハンジ「いく! いかない! いく! いかない!」ブチッ!ブチッ!
ニファ「…………花占い」
ハンジ「いく! いかな……!」
モブリット「あー」
ハンジ「…………」
ニファ「も、もう一度やっちゃいましょうか……」
ハンジ「いく!!!」ブッチィィ!!
ニファ「う、うわぁ」
モブリット「花の土台……子房ごといきましたか…………」
ハンジ「よっしゃ!! 捕獲はうまくいくぞ!!」
モブリット「ソーデスネ……」
〆
959
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:33:32 ID:ChQjYcfs
【気合い】
ハンジ「リヴァイ!」
リヴァイ「どうした」
ハンジ「今度の巨人の捕獲はうまくいくよ!」
リヴァイ「自信満々だな」
ハンジ「そりゃ練りに練ったしそれに……」
リヴァイ「それに?」
ハンジ「花占いでうまくいくと出たんだ!」
リヴァイ「花……」
ハンジ「そうさ! 花も祝福してくれている!」
リヴァイ「……」
960
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:34:10 ID:ChQjYcfs
モブリット「兵長……」ゴニョゴニョ
リヴァイ「……そりゃ花びらじゃねぇじゃねぇか」
モブリット「はい。無理矢理です」
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「うおぉぉぉぉ!! やるぞーー!!」
リヴァイ「……まぁ、捕獲は成功させるもんだしな」
モブリット「確かに」
ハンジ「うおっしゃぁぁぁぁ!!」
モブリット「ああ! 分隊長はしゃぎすぎです! 転びますよ!!」
リヴァイ「テンションは少し下げた方が良さそうだが……」
〆
961
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:35:13 ID:ChQjYcfs
【作戦中】
ズシン……ドォン!!
ハンジ「よし」
モブリット「なんとか足の筋を切って転ばせましたね」
ハンジ「ここからが問題だ」
ケイジ「近くに他の巨人はいません!」
ハンジ「捕獲用の縄を……」
巨人「あぁああぁぁぁぁ!!」ジタバタ
962
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:35:49 ID:ChQjYcfs
ハンジ「ん? 痛覚が鋭い子なのかな?」
モブリット「暴れられるのは厄介ですね」
ハンジ「縄を打ち込みづらいな……」
ギュイィィィ、トンッ
リヴァイ「削ぐか?」
ハンジ「うーん……そうだね。四肢を削いで再生する前に拘束し、布を被せて大人しくさせよう。いけるかい?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「無理はしないでくれ。筋が再生する前に頼むよ」
リヴァイ「分かった」パシュッ!
〆
963
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:37:04 ID:ChQjYcfs
【油断】
リヴァイ「ミケ、とりあえず四肢を削ぐぞ」
ミケ「わかった。できればあと二人欲しいが」
エルヴィン「そうだな、ナナバとゲルガーを使うか」
リヴァイ「さっさとしねぇとまた暴れだすぞ」
巨人「あぁ」モゾモゾ
兵士1「足切られて動けねぇにしても気味悪いな……」
巨人「あぁああぁぁぁぁ」ギョロリッ
兵士1「ひっ!」ビクッ
巨人「あぁぁぁあああぁぁ!!」ブンッ! ガンッ!
兵士1「な!? 木を叩いて……」グラッ
兵士1「う、うわぁぁ!!」ドサッ!
964
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:37:38 ID:ChQjYcfs
ハンジ「! まずい!!」パシュッ!
モブリット「分隊長!? ダメです!!」
リヴァイ「!?」
ハンジ「早く逃げろ!!」ギュイィィィ!
兵士1「う、あ、くっ!」パシュッ…
巨人「あぁぁ」ガッ
兵士1「!?」
モブリット「ワイヤーを掴んだ!?」
兵士1「は、あ、あ……」
ハンジ「ちっ!!」ギュイィィィ!
965
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:38:10 ID:ChQjYcfs
巨人「あぁ……」ニタァ
兵士1「ひっ」
巨人「ああぁぁ!!」ブンッ!
兵士1「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
ハンジ「くっ!」ヒュッ
モブリット「ハンジ分隊長!!」
ガッ! ドゴッ……ドサッ!!
アーベル「庇ったまま二人とも木に……! くそっ」パシュッ!
ニファ「ハンジ分隊長ぉぉ!!」
〆
966
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:38:45 ID:ChQjYcfs
【衆人環視】
ハンジ「…………うっ」
ニファ「ハンジ分隊長!!」
ハンジ「……ここは」
ニファ「医務室です。壁内ですよ」
ハンジ「壁内……巨人の捕獲は!?」ガバッ!
ハンジ「あいったたたた!!!」
ニファ「急に動いちゃダメですよ。人を庇って木に打ち付けられたんですから」
ハンジ「あ、あぁ、そういえば。彼は無事かい?」
967
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:39:37 ID:ChQjYcfs
ニファ「ええ、打撲程度で済みました」
ハンジ「それは良かった」
ニファ「巨人の捕獲は成功しましたよ」
ハンジ「えっ!? 本当かい!? すぐにでも……!!」バッ
ニファ「ですが!!」ビシッ!
ハンジ「おお?」
ニファ「ちゃんとお医者様に診てもらってから巨人の所へ行かれてくださいね!」
ハンジ「は、はい」
ニファ「でないと団長と兵長が怖いですよ?」
ハンジ「お、怒ってた?」
968
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:40:45 ID:ChQjYcfs
ニファ「怒ってはいませんでしたが心配してらっしゃいましたよ」
ハンジ「そう……」
ニファ「お医者様を呼んできます。そこに、絶対に! 居てくださいよ? 絶対ですよ?」
ハンジ「ははっ、厳しいな」
ニファ「兵長に厳命されているんです。捕獲できていることを知れば飛び出すと」
ハンジ「あー……」
ニファ「兵長はそれは大変心配してましたよ。
巨人捕獲が粗方済んだあと分隊長の所に来て横抱きで運んだくらいですし」
ハンジ「そうか……手を煩わせてしまったな。リヴァイが横抱きで運んでくれたなん………………」
ハンジ「はぁ!?」
〆
969
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/06/28(日) 22:42:08 ID:ChQjYcfs
レスありがとうございます
次でこのスレも終わりかな?
日曜に。ではまたーノシ
970
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/01(水) 12:17:47 ID:UOYIGhAI
乙です
次のスレが最後になるのかな…
971
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:10:07 ID:hmlLILww
【うっとりしてた】
ハンジ「リヴァイ」
リヴァイ「平気か」
ハンジ「打ち身と脳震盪だけ。もう平気」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「それより!」
リヴァイ「?」
ハンジ「みんなの前で横抱きで運んだって!」
リヴァイ「そうだが?」
ハンジ「なんだってそんな恥ずかしい……」
リヴァイ「……お前、頭打って気を失ってる怪我人を肩に担ぐわけにもいかんだろ」
972
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:10:39 ID:hmlLILww
ハンジ「うっ、確かに」
リヴァイ「何が気に入らん」
ハンジ「いや……みんなの前でちょっと恥ずかしいかなって」
リヴァイ「気にしすぎだ」ポンッ、グシャクシャ
ハンジ「うわっ」ボサボサ
リヴァイ「バカが」ペシッ
ハンジ「って。いや、ニファの周りにハートが飛んでるらいの勢いだったから……なんかごめん」
リヴァイ「ハート……? いや、いい。それよりまだ暴れたりはするなよ」
ハンジ「暴れないよ」
リヴァイ「……巨人がいるのにか?」
ハンジ「………………」
リヴァイ「…………モブリットはどこだ」
〆
973
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:11:41 ID:hmlLILww
【今日の予定】
ハンジ「ねぇ、私を食べたいかい? ほら、どうだい?」
巨人「あぁぁ……」
ナナバ「おーやってるね」
ミケ「生き生きしているな」スンッ
ナナバ「結構暴れてるみたいだけどいいの?」
リヴァイ「もう治っている」
974
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:12:20 ID:hmlLILww
ナナバ「ふぅん」
ミケ「あの様子だと忘れているかもしれんな」
リヴァイ「引きずってでも連れていく」
ミケ「そうか」
ナナバ「忘れてたら何をしてもらおうかな?」フフッ
ミケ「……」スンッ
リヴァイ「…………」
〆
975
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:12:55 ID:hmlLILww
【お祝いに礼】
「「ハッピーバースデー!! ナナバ!!」」
ナナバ「みんな、ありがとう」
ハンジ「ナーナバー!」
ナナバ「ちゃんと来たね、ハンジ」
ハンジ「モブリットとリヴァイが結託してた」
ナナバ「それはそれは最強の人選」
976
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:13:32 ID:hmlLILww
ハンジ「ちょっと怖かったよ……」フッ ←遠い目
ナナバ「ははっ!」
ハンジ「あ、でもごめん。少ししかいられないかも」
ナナバ「いいよ、分かってる」
ハンジ「……ありがとう」
ナナバ「ふふっ、私がお礼を言う日のはずなんだけどな」
ハンジ「へへっ。おめでとう、ナナバ」
ナナバ「ありがとう、ハンジ」
〆
977
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:14:14 ID:hmlLILww
【似ていく】
ナナバ「それにしても」
ハンジ「ん?」
ナナバ「リヴァイに気絶させられて横抱きでご登場かと思ってたんだけど」
ハンジ「ぶほぅっ!!」
ナナバ「ちょっと、汚いよ」
ハンジ「な、ななばが、ゴホッ!」
リヴァイ「汚ぇな。何してやがる」
ハンジ「! り、リヴァっゴホッ!」
ミケ「おめでとう、ナナバ」
ナナバ「ありがとう、ミケ」
リヴァイ「クソが」ゴシゴシ
978
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:14:58 ID:hmlLILww
ハンジ「ご、ごめん、ありがとう」
リヴァイ「いい。もう溢すなよ」
ハンジ「うん」
ミケ「ハンジは何してるんだ」
ナナバ「リヴァイに横抱きにされてご登場かと思ったって言ったら噴いたんだよ」
リヴァイ「!」グッ
ハンジ「ナナバ!」
ナナバ「お、リヴァイさすが。噴き出さなかった」
リヴァイ「ナナバ……」ゴシッ
ナナバ「なんだい?」ニッコリ
リヴァイ「…………」シワー
ナナバ「私の誕生日にシワシワにならないでほしいなぁ」クスクス
979
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:15:38 ID:hmlLILww
ハンジ「それ前にも聞いたような……」
リヴァイ「ミケが言っていた」
ナナバ「おや、そうだったっけ?」
ミケ「……言ったな」
ナナバ「ミケ班で一緒にいること多いから似ちゃったかな?」クスクス
ハンジ「リヴァイは人の誕生日でよくシワシワになってんだね」
リヴァイ「……そうなるようなことを言うからだろう」グビッ
ハンジ「リヴァイはシワシワ大魔人だね」
ナナバ「シワシワ大魔人!」アハハハハ!
リヴァイ「…………」シワシワー
ミケ「大魔人になってるぞ」
リヴァイ「誰が大魔人だ」シワシワー
〆
980
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:16:13 ID:hmlLILww
【おやすみ前に】
ハンジ「…………」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「やぁ、リヴァイ。あなたも誕生日会抜けてきちゃったのかい?」
リヴァイ「もうだいぶ飲んだ」
ハンジ「そう」
巨人「……」
リヴァイ「寝てるのか?」
ハンジ「まぁ大人しくはなってるね」
リヴァイ「そうか」
981
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:17:17 ID:hmlLILww
ハンジ「……また祝えて良かったよ」
リヴァイ「……抜けて良かったのか?」
ハンジ「この子を放っておくわけにはいかないからね」
リヴァイ「1日くらいいいだろ」
ハンジ「今日はいっぱい傷付けちゃったから経過を見たくて」
リヴァイ「もう戻って寝てるが」
ハンジ「ふふっ、なんだい? 連れ戻しに来たのかい?」
リヴァイ「いや……」
ハンジ「根を詰めすぎるなってことかな?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「大丈夫だよ、気を」
リヴァイ「つけねぇだろ、てめぇは」シワー
982
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:17:57 ID:hmlLILww
ハンジ「シワシワ大魔人だ」
リヴァイ「大魔人じゃねぇ」
ハンジ「大丈夫だって。あなたとモブリットが気をつけるから」
リヴァイ「それは大丈夫とは言わねぇ」
ハンジ「冗談だよ。なるべく気をつける」
リヴァイ「…………」ハァ
リヴァイ「ほどほどに………………いや、戻る。じゃあな」
ハンジ「おやすみー」
ハンジ「…………」
ハンジ(様子を見に来てくれたのかな?)
〆
983
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:20:54 ID:hmlLILww
[記憶喪失リヴァイ&ハンジリスト]
◆91【始めようか】
>>3
◆92【その記憶】
>>4-5
◆93【色気】
>>6-7
◆94【趣味?】
>>8-9
◆95【それだけじゃないが】
>>10-11
◆96【気遣い】
>>12-13
◆97【照れくさい】
>>14
◆98【恥ずかしかった】
>>15-16
◆99(R18)【思うこと】
>>17-18
◆100(R18)【責める】
>>19-20
◆101(R18)【いたわる】
>>27-29
◆102(R18)【訝しむ】
>>30-31
◆103(R18)【ちかくにいて】
>>32-33
◆104【ぜんぶ】
>>34-35
◆105【今は忘れとけ】
>>36-38
◆106【バレバレ】
>>40-41
◆107【良かった良かった】
>>42-43
◆108【何故バラそうとする!?】
>>44-46
◆109【隠しもの】
>>47-48
◆110【もう忘れない】
>>49-51
984
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:21:33 ID:hmlLILww
[リスト]
◆1【家族の花見】
>>54-55
◆2【からかう】
>>56-57
◆3【忙しいリヴァイ】
>>58
◆4【大怪我必至】
>>59
◆5【馬鹿なこと】
>>60-61
◆6【慣れ】
>>67
◆7【勘違い】
>>68-69
◆8【春眠】
>>70
◆9【よしじゃねぇ】
>>71
◆10【眺める幸せ】
>>72-73
◆11【いつの間に】
>>76-77
◆12【恥ずかしくて言えない】
>>78-80
◆13【春眠暁なんて覚えてられない】
>>81-83
◆14【嘘ではないけれど】
>>84-85
◆15【お誘い】
>>86-87
◆16【花を咲かせるのは大変】
>>94-95
◆17【オレンジ】
>>96-97
◆18【お裾分け】
>>98-99
◆19【ちっちゃいオレンジの行方】
>>100-101
◆20【穏やかな午後】
>>102-103
◆21【騒がしい】
>>108-109
◆22【見守り兵長】
>>110-111
◆23【なんだと】
>>112
◆24【作り方】
>>113-114
◆25【困ったような顔】
>>115-116
◆26【されるがまま】
>>119
◆27【奇行】
>>120-121
◆28【使い方】
>>122-123
◆29【好み仕立て】
>>124-125
◆30【常に漂う】
>>126-127
◆31【ずっと見てる】
>>130-131
◆32【洗うのはお前だ】
>>132-133
◆33【その場の空気というもの】
>>134
◆34【風呂場に香る】
>>135
◆35【ただ見たかっただけ】
>>136-138
◆36【囚われる】
>>141
◆37【戦略】
>>142-143
◆38【想像させるな】
>>144-145
◆39【触りたくなる】
>>146-147
◆40【それは確かに】
>>148-149
985
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:22:05 ID:hmlLILww
◆41【交代】
>>152
◆42【ウキウキ】
>>153-154
◆43【確認】
>>155-156
◆44(ちょいR18)【洗浄中】
>>157-158
◆45【真面目にゴシゴシ】
>>159-160
◆46【もみもみ】
>>165-166
◆47【煽る】
>>167-168
◆48(R18)【なんだかイジワル】
>>169-170
◆49(R18)【おねだり】
>>171-172
◆50(R18)【もう無理】
>>173-174
◆51(R18)【せっかく洗ったのにな】
>>179-180
◆52【結局全部許す】
>>181-183
◆53【気持ちよさげ】
>>184-186
◆54【開き直るな】
>>187-188
◆55【それって一緒に】
>>189-190
◆56【胸を張る】
>>194-195
◆57【芳香】
>>196-197
◆58【ひょっこり】
>>198-199
◆59【警戒を解く方法】
>>200-201
◆60【まみれて和む】
>>202-203
◆61【寂しげ】
>>209-210
◆62【鳴かぬなら】
>>211-213
◆63【暇な日】
>>214-215
◆64【見つめる】
>>216-218
◆65【早く終わらないかなー?】
>>219-220
◆66【とりあえず集まる】
>>223-224
◆67【だらけた空気】
>>225-226
◆68【ひまつぶし】
>>227
◆69【モブリットの受難】
>>228-229
◆70【首に縄。】
>>230-231
◆71【ツッコミ不在】
>>234-235
◆72【いいこと思い付いた】
>>236-237
◆73【森の近くの庭にて】
>>238-240
◆74【それ嫌いなヤツじゃん!】
>>241-242
◆75【残しておこう】
>>243-245
◆76【それは聞き捨てならない】
>>251-252
◆77【放っておけないのか】
>>253-254
◆78【心配の方向性】
>>255-256
◆79【判断ミス】
>>257-258
◆80【そうなの!?】
>>259-260
◆81【察する】
>>264-265
◆82【途中で】
>>266-268
◆83【同情】
>>269-270
◆84【説得されないと休まない】
>>271-272
◆85【労いに来た?】
>>273-274
986
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:22:43 ID:hmlLILww
◆86【それはびっくりだ】
>>276-277
◆87【不安】
>>278-280
◆88【ゆっくりできない】
>>281-282
◆89【こうしてハンジの部屋になる】
>>283-284
◆90【お前は動くな】
>>285-287
◆91【やっぱりそう来たか】
>>288-291
◆92【構われたい】
>>292-293
◆93【気にした訳じゃない】
>>294
◆94【それなら仕方が……おい】
>>295
◆95【目的霧散】
>>296-298
◆96【危機】
>>301-302
◆97【状況】
>>303-304
◆98【表情筋】
>>305-306
◆99【よかったと言えない】
>>307-308
◆100【間に合わなかった手】
>>309-310
◆101【いちゃいちゃ】
>>314-316
◆102【寝ボケ】
>>317-318
◆103【慎みましょう】
>>319-320
◆104【反省しろ】
>>321
◆105【強敵】
>>322-324
◆106【いつもの行動】
>>328-329
◆107【楽ちん】
>>330
◆108【助言】
>>331-332
◆109【ヒソヒソ】
>>333-334
◆110【その顔が見たかった】
>>335-336
◆111【確認】
>>337-339
◆112【言い返せ】
>>342-343
◆113【馬上に注意】
>>344-345
◆114【轍(てつ)を踏む】
>>346-347
◆115【何故それを!?】
>>348-349
◆116【大罪】
>>350-351
◆117【作戦会議】
>>354-355
◆118【近づく足音】
>>356-357
◆119【挙動不審】
>>358-359
◆120【ここは壁内】
>>360-361
◆121【団長の実力】
>>362-363
◆122【走れ!】
>>364-365
◆123【こそこそ】
>>368-369
◆124【悪い奴】
>>370-371
◆125【絡み酒】
>>372-373
◆126【待て】
>>374-375
◆127【無礼講】
>>376-377
◆128【睡眠翻訳】
>>378-380
◆129【要請が来た】
>>383-384
◆130【クリーニング係】
>>385-387
◆131【共同風呂】
>>388-389
◆132【石鹸の効能】
>>390-391
◆133【すべすべお肌】
>>392-393
◆134【何故なのか】
>>394-395
987
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:23:22 ID:hmlLILww
◆135【お疲れ様】
>>399-400
◆136【男湯は?】
>>401
◆137【シワシワ】
>>402-403
◆138【妖しい空気】
>>404-405
◆139【保護者】
>>406-407
◆140【待ち伏せ】
>>410-411
◆141【労る】
>>412-414
◆142【我慢してた】
>>415-416
◆143【狩りだ!】
>>417-418
◆144【キノコ狩り】
>>419-421
◆145【キノコ毒キノコ】
>>422-423
◆146【イガイガ】
>>424-425
◆147【仕方ない】※虫注意
>>426
◆148【食べて当たり前】※虫めっちゃ注意
>>427-428
◆149【せめてもの】
>>429-430
◆150【良かったね】
>>431-432
◆151【街角にて】
>>436-437
◆152【止める】
>>438-439
◆153【勝ってるのか負けてるのか】
>>440-442
◆154【ゾッとする】
>>443-445
◆155【照れくさい】
>>446-448
◆156【曰く付き】
>>451-452
◆157【ぐったり】
>>453-455
◆158【残ったモノ】
>>456-457
◆159【癒しタイム】
>>458-459
◆160【敵にまわしてはいけない】
>>460-462
◆161【何しに来た】
>>465-466
◆162【言葉少な】
>>467-468
◆163【大体勝っちゃう】
>>469-470
◆164【澱んだのは何故?】
>>471-472
◆165【後片付け】
>>473-474
◆166【背中からハンジ】
>>477-478
◆167【勝負!】
>>479-480
◆168【あてられる】
>>481-482
◆169【勝たずして勝つ】
>>483-484
◆170【背中からリヴァイ】
>>485-486
◆171【一番記憶に残った】
>>491-492
◆172【厄介者】
>>493-494
◆173【別の噂】
>>495-496
◆174【パートナー】
>>497-499
◆175【ぎゅっと】
>>500-501
◆176【ワーカーホリック】
>>503-504
◆177【それは普段着として】
>>505-506
◆178【選ばせる】
>>507-508
◆179【結局真剣】
>>509-510
◆180【それが一番】
>>511-513
988
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:23:56 ID:hmlLILww
◆181【二人の関係】
>>516
◆182【しっかり選んでる】
>>517-518
◆183【ヒール】
>>519-520
◆184【お世辞だとしても】
>>521-523
◆185【一番似合ってた】
>>524-525
◆186【さて、と】
>>527
◆187【そこに本があるから】
>>528-529
◆188【一緒に】
>>530-531
◆189【決定済み】
>>532-534
◆190【これが合う】
>>535-536
◆191【タイムアウト】
>>540-541
◆192【ナチュラルあーん】
>>542-543
◆193【ヒョイッとな】
>>544-546
◆194【行けるかな?】
>>547-548
◆195【どうどう】
>>549-550
◆196(R18)【触らないわけがない】
>>556-557
◆197(R18)【楽しそう】
>>558-559
◆198(R18)【耐えられなかった】
>>560-562
◆199(R18)【続行】
>>563-565
◆200【羽を伸ばしたい】
>>566-567
◆201【買い忘れ】
>>570-571
◆202【美味しいものをみんなに】
>>572-573
◆203【それフラグだから】
>>574-575
◆204【行動は唐突】
>>576-577
◆205【独占欲】
>>578-579
◆206【それでいい】
>>582-583
◆207【旗をベキベキに】
>>584
◆208【愛の賜物】
>>585-587
◆209【声高らかに】
>>588
◆210【注目の的】
>>589-591
◆211【やる気出たのに】
>>591-593
◆212【何に酔ってる?】
>>594
◆213【美味そうだ】
>>595-596
◆214【また見るために】
>>597-598
◆215【手掛かりを見つけた】
>>599-600
◆216【良い報告】
>>603-604
◆217【無礼講】
>>605-606
◆218【自慢気】
>>607-608
◆219【絡まれ昔話】
>>609-611
◆220【よい年明け】
>>612-614
◆221【では話そうか】
>>617-618
◆222【エルヴィンという男】
>>619-621
◆223【解決】
>>622-623
◆224【飲もうぜ!】
>>624
◆225【今日は冷える】
>>625-627
989
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:24:28 ID:hmlLILww
◆226【気温か空気か】
>>631-632
◆227【親切を重ねる】
>>633-634
◆228【ナイスタイミング】
>>635-636
◆229【救世主でした】
>>637-638
◆230【寒かったんじゃないのか】
>>639-640
◆231【きっと】
>>643-644
◆232【保護者】
>>645-646
◆233【良いところ】
>>647-649
◆234【じゃれあい】
>>650-651
◆235【さぁ、行こうか】
>>652-653
◆236【誘導】
>>656-657
◆237【理解しがたい芸術】
>>658-659
◆238【引っ張りだこ】
>>660-661
◆239【巻き込む】
>>662-663
◆240【無意識】
>>664-665
◆241【優しく見つめる】
>>667-668
◆242【ヤる気スイッチがわからない】
>>669-671
◆243【近くの存在】
>>672-674
◆244【気は晴れた】
>>675-676
◆245【フルコースで】
>>677-679
◆246【そういえば!】
>>682-684
◆247【温まったか?】
>>685-686
◆248【上司とその部下】
>>687-689
◆249【付き合いの長さ】
>>690-691
◆250【温かい空間】
>>692-693
◆251【夜のお楽しみ】
>>696-697
◆252【お礼】
>>698-699
◆253【昨夜は】
>>700-701
◆254【じゃれあい巻き込まれ】
>>702-703
◆255【せっかくなので】
>>704-706
◆256【お前が犬か】
>>710-711
◆257【そういうことじゃない】
>>712-713
◆258【子供か】
>>714-715
◆259【みんな力作】
>>716-718
◆260【とばっちりモブリット】
>>719-721
◆261【油断ゆるゆる】
>>724-725
◆262【危機感を持て】
>>726-727
◆263【私も僕も】
>>728-729
◆264【知らない人だ!】
>>730-731
◆265【並ばれると】
>>732-734
◆266【一度は馴れたのに】
>>737-738
◆267【よくある呼名】
>>739-740
◆268【よしよし】
>>741-742
◆269【噂】
>>743-744
◆270【珍しい姿】
>>745-746
990
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:24:58 ID:hmlLILww
◆271【見つめる】
>>750-751
◆272【見物】
>>752-754
◆273【なされるがまま】
>>755-756
◆274【いつでもどこでも】
>>757-759
◆275【午後のひととき】
>>760-762
◆276【甘々】
>>765-767
◆277【さて、どうしようか?】
>>768-769
◆278【見物客】
>>770-771
◆279【二人の世界】
>>772-774
◆280【いっそ一緒に入れ!】
>>775-776
◆281【洗濯が増えた】
>>779-780
◆282【お疲れ様】
>>781-782
◆283【癒し】
>>783-784
◆284【飛ぼうぜ!】
>>785-787
◆285【秘密の訓練】
>>788-789
◆286【ただの森】
>>791-792
◆287【体重】
>>794-795
◆288【待ち人】
>>796-797
◆289【思っていた以上の時間】
>>798-799
◆290【ワンモア】
>>800
◆291【様子が】
>>803-805
◆292【お楽しみでしたね】
>>806-807
◆293【たのみごと】
>>808-809
◆294【いやいや、まさかそんな】
>>810-812
◆295【そしてバレる】
>>813-815
◆296【私の名は】
>>818-819
◆297【やりかねない人】
>>820-821
◆298【呼んだ?】
>>822-823
◆299【まったくうちの子達は】
>>824-825
◆300【名前は大事】
>>826-827
◆301【髪の長さ】
>>830-831
◆302【届くかな?】
>>832-833
◆303【さっぱりさせるか】
>>834
◆304【道づれ】
>>835
◆305【ケツの座りが悪い】
>>836-838
◆306【道に花】
>>841-842
◆307【大成功!】
>>843-844
◆308【日常風景】
>>845-846
◆309【せめてもの労い】
>>847-848
◆310【反省の無い上司】
>>849-850
◆311【街へ行こう】
>>854
◆312【夢を叶えるとき!】
>>855-856
◆313【立場逆転】
>>857
◆314【ニファ好み】
>>858-859
◆315【サプラーイズ!】
>>860-862
991
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:25:30 ID:hmlLILww
◆316【裏で活躍中】
>>865-866
◆317【優しさの種類】
>>867-868
◆318【笑顔攻撃】
>>869-871
◆319【きっと】
>>872-873
◆320【優しい人】
>>874-875
◆321【懐かしいモノ】
>>878-879
◆322【夢で逢えたら:助けて】
>>880-881
◆323【夢で逢えたら:区別だ】
>>882
◆324【夢で逢えたら:助けろよ】
>>883-885
◆325【受け入れてくれる存在】
>>886-887
◆326【嘘だよ】
>>890-891
◆327【仕返し隙あり】
>>892-893
◆328【男たちの暇】
>>894-895
◆329【暇潰しを探して】
>>896-897
◆330【見られても大丈夫】
>>898-899
◆331【繊細】
>>902-903
◆332【逃がさない】
>>904-905
◆333【観察】
>>906-907
◆334【初見】
>>908-909
◆335【分かるのはごく一部】
>>910-912
◆336【そんな馬鹿な】
>>915-916
◆337【ペラペラペラペラ……】
>>917-919
◆338【翻訳】
>>920
◆339【放牧】
>>921-923
◆340【見せたかった】
>>924-926
◆341【早とちり】
>>929-930
◆342【ワンセット】
>>931-932
◆343【無慈悲な扉】
>>933-935
◆344【そうだった】
>>936-938
◆345【じっと見ながら】
>>939-941
◆346【愛されハンジ】
>>943-945
◆347【顔を見に】
>>946-948
◆348【名残甘え】
>>949-950
◆349【兵長がいたから】
>>951-952
◆350【モブリットの逆襲】
>>953-954
◆351【幸運は己の手で】
>>957-958
◆352【気合い】
>>959-960
◆353【作戦中】
>>961-962
◆354【油断】
>>963-965
◆355【衆人環視】
>>966-968
◆356【うっとりしてた】
>>971-972
◆357【今日の予定】
>>973-974
◆358【お祝いに礼】
>>975-976
◆359【似ていく】
>>977-979
◆360【おやすみ前に】
>>980-982
992
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/07/05(日) 22:26:44 ID:hmlLILww
本編合計3605
記憶喪失76+110
総合計3791
―――――――――――――――――――
レスありがとうございます
6月30日 ナナバ誕生日
遅くなったけどおめー初祝いww
これでこのスレは最後。ほんっとにずっと付いてきてくれてる方、レスくれてる方ありがとう
次スレでラスト……だといいなwwラストの予定だけど
残ってるのはパン食い競争とリヴァイの記憶喪失だな。いつまで記憶喪失を書かないのか!
次は19日か26日くらいに立てようかね
次のスレでもどうかよろしくお願いいたします。ではまたーノシ
993
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/06(月) 00:24:53 ID:7AWz6He2
お疲れ様でした
また次のスレで!
994
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/08(水) 00:18:33 ID:om47YIR6
随分前から見てます!
次のスレも楽しみにしてます!
995
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/07/09(木) 00:38:43 ID:AN3aPI32
初めからずっと読み続けてます!また次のスレで!
996
:
◆uSEt4QqJNo
:2020/08/23(日) 22:27:27 ID:CCdLCFPY
レスありがとうございます
今更なんですが……
ハンジ「戯れと」リヴァイ「日常風景」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1595768534/
戯れはじめてました
遅くなってすまない……
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