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リヴァイ「どこまでも」ハンジ「戯れてゆく」
1
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:06:26 ID:shFq.iOU
1スレ目、リヴァイ「ひたすらに」ハンジ「戯れる」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1387721339/
2スレ目、ハンジ「戯れの」リヴァイ「ハズだった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1393766145/
3スレ目、リヴァイ「気ままに」ハンジ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1399643095/
4スレ目、ハンジ「戯れに」リヴァイ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1406120445/
5スレ目、リヴァイ「延々と」ハンジ「戯れたい」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1415881553/
6スレ目、ハンジ「戯れて」リヴァイ「過ぎる日々」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1427978790/
7スレ目、リヴァイ「いつまでも」ハンジ「戯れよう」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1441112985/
8スレ目、ハンジ「戯れは」リヴァイ「終わらない」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1463146389/
9スレ目、リヴァイ「緩やかに」ハンジ「戯れようか」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1485956035/
10スレ目、ハンジ「戯れも」リヴァイ「幾星霜」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1514206364/
の続き。えぇ……な11スレ目。短編の様なモノでリヴァイとハンジ(女)がただいちゃいちゃしてるだけという念の為の説明
とにかく時系列やなんやらかんやら無視しながら思いつきで書いていく。その為サ○エさん時空化
まれにR18エロ有り。今回は2話目から
その後はないかもなので期待はしないでくれ。〆の後に∫や∬がついたら次の話がR18というお知らせ
月刊のネタバレとかあったりする。なるべく分からないように紛れ込ませるつもりだがどうなるか分からない
記憶喪失ネタの途中。も一つおまけの記憶喪失ネタが入る予定。予定は未定。スレのURLで溺れそう
304
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/08/25(日) 22:09:09 ID:U5tgOrj2
エルヴィン「……怪我の状態は?」
ニファ「命に別状はないものと思われますがあばらにヒビが入っているかと……」
エルヴィン「分かった。報告ありがとう」
ニファ「はい。失礼します」
タタタタタタ……
リヴァイ「……」
エルヴィン「……リヴァイ、他に報告はないんだろう?」
リヴァイ「……ああ」
エルヴィン「もう行っていいぞ」
リヴァイ「…………助かる」ザッ
エルヴィン「どういたしまして」
〆
305
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/08/25(日) 22:09:50 ID:U5tgOrj2
【表情筋】
ハンジ「あいたたたたた!」
モブリット「大人しくしていてください」
ハンジ「まさかもう一体いたとはね」
モブリット「あれ奇行種だったんですかね? 物陰にじっと隠れていたようですが」
ハンジ「あぁ……あっさりと殺してしまった……」
モブリット「いきなりでしたし、無理ですよ」
ハンジ「そうだな……」ガッカリ
306
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/08/25(日) 22:10:21 ID:U5tgOrj2
リヴァイ「……元気そうだな、クソメガネ」
ハンジ「リヴァイ! ったたたた」
モブリット「ハンジ分隊長、大声出しちゃダメですよ」
リヴァイ「おい……」
ハンジ「だ、大丈夫大丈夫。そんな顔しないで」ハハ…
リヴァイ「……」
モブリット「……」
モブリット(顔、無表情に見えるんですが……)
〆
307
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/08/25(日) 22:11:11 ID:U5tgOrj2
【よかったと言えない】
モブリット「では、失礼します」
パタンッ
リヴァイ「…………で?」
ハンジ「部下を助けようとしたらいきなり横から現れたもう一体の巨人に弾き飛ばされんだよ。
んで、木にぶつかった。あ、部下は無事だよ」
リヴァイ「あばらだけか?」
ハンジ「他にも打ち身はあるけど大したことないよ。頭も打ってない」
リヴァイ「……そうか」
308
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/08/25(日) 22:11:47 ID:U5tgOrj2
ハンジ「記憶なくしたりしてないよ?」
リヴァイ「しょっちゅうあってたまるか」
ハンジ「ははっ、確かに――っ」ズキッ
リヴァイ「おい……笑うと痛むのか?」
ハンジ「いたた、少しね」
リヴァイ「安静にしていろ」ソッ
ハンジ「うん……」
リヴァイ「…………」
〆
309
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/08/25(日) 22:12:39 ID:U5tgOrj2
【間に合わなかった手】
ハンジ「…………全滅した班があったらしいね」
リヴァイ「……ああ。処理は俺がやる。お前のところはモブリットがやるだろう。寝ていろ」
ハンジ「この程度なら私も処理にあたるよ。書類くらいはやれる」
リヴァイ「やれることはやってもらう。書類はモブリットが持ってくるだろ」
ハンジ「そりゃそうか」
リヴァイ「それまで、寝ていろ」グッ
ハンジ「お」ポスンッ
リヴァイ「っ、すまん、痛くなかったか?」
ハンジ「ん? 大丈夫だよ」
リヴァイ「そうか……」
ハンジ「…………」スッ
310
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/08/25(日) 22:13:31 ID:U5tgOrj2
リヴァイ「……」
ハンジ「……酷い顔」ナデ…
リヴァイ「…………ほっとけ」
ハンジ「ほっとけないから困るね」ナデ…
リヴァイ「……」スッ
ハンジ「ん? 顔撫でられるの嫌だった?」
リヴァイ「いや…………」チュッ…
ハンジ「……手、綺麗じゃないよ?」
リヴァイ「知らん」
ハンジ「……酷い顔」
リヴァイ「…………寝てろ」
ハンジ「安静にしてるよ」
リヴァイ「ああ」
〆
311
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/08/25(日) 22:14:44 ID:U5tgOrj2
乙ありがとうございます
すき家のコラボ、ハンジはリヴァイと古い仲設定…それはいい、とてもいい
だが、エルヴィンが何故か親方、なんぞ!?となったww
日曜に。ではまたーノシ
312
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/28(水) 00:55:17 ID:JX/1hMAc
乙
あのエルヴィン親方は笑ったw
ハンジさんキャリアウーマン風で色っぽい
313
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/28(水) 16:33:19 ID:juCc91bk
のぼりを見かけて吹いた
進撃ほんと仕事選ばねぇな…
314
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:18:17 ID:f/X62WcY
【いちゃいちゃ】
――休日の日:ベッドの上で読書中――
リヴァイ「…………」ペラッ
ハンジ「……」ペラッ
リヴァイ「…………」
ハンジ「……」パタンッ
リヴァイ「…………」ペラッ
ハンジ「……」ジッ
リヴァイ「…………」
315
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:18:52 ID:f/X62WcY
ハンジ「……」
リヴァイ「…………」ペラッ
ハンジ「……」ゴソゴソ
リヴァイ「……」
ハンジ「よいしょ」モソモソ
リヴァイ「…………邪魔だ」
ハンジ「あなたの上に乗っかっただけだよ。気にしないで」
リヴァイ「ふざけるな」
ハンジ「ふぅー」パタリッ
リヴァイ「落ち着くんじゃねぇ」
316
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:19:32 ID:f/X62WcY
ハンジ「まーまー」
リヴァイ「…………」
ハンジ「♪」
リヴァイ「…………」フゥー
ハンジ「♪」
リヴァイ「…………」ポンッ
ハンジ「!」
リヴァイ「……」ナデナデ
ハンジ「んふふふふふ」
リヴァイ「……」ナデナデ
〆
317
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:20:02 ID:f/X62WcY
【寝ボケ】
――昼下がり――
ハンジ「……んあ」パチッ
リヴァイ「」スゥー…
ハンジ「……寝てた」ボー
リヴァイ「……」
ハンジ「あ、リヴァイも起きた?」
リヴァイ「ああ……昼か」
318
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:20:51 ID:f/X62WcY
ハンジ「何か食べに行こうかー」ノビー
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「街に行く?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「そいじゃ、行こっかー」スクッ
リヴァイ「待て、そのまま行く気か」
ハンジ「ん?」←寝癖ぼーん、ほぼ下着
リヴァイ「行く気か?」
ハンジ「……行きそうだった」
〆
319
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:21:51 ID:f/X62WcY
【慎みましょう】
ハンジ「うーん、美味しい!」モグモグ
リヴァイ「悪くない」モグモグ
ハンジ「でしょ? 私が選んだ店に間違いなし!」
リヴァイ「この間選んだ店は不味かっただろうが」
ハンジ「たまに間違うことだってあるさ。人間だもの」
リヴァイ「クソが」
ハンジ「食事中にそれ禁止」
リヴァイ「……チッ」
ハンジ「ねーねー、この後さー」
リヴァイ「本屋には行かねぇ」モグモグ
ハンジ「ちっ!」
320
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:23:26 ID:f/X62WcY
リヴァイ「それより部屋の本を片付けろ。床が抜けるぞ」
ハンジ「そのうち片付けるよ。リヴァイが」
リヴァイ「てめぇ」シワー
ハンジ「シワー」プスッ
リヴァイ「刺すな」ペシッ
ハンジ「いてて」
リヴァイ「帰ったら片付けだな」
ハンジ「マジかよ。やめよう。リヴァイの部屋に戻ろう」
リヴァイ「お前、まさか昨日から俺の部屋に来た理由ってのは……」
ハンジ「な、何を言っているんだい? あなたに会いたかったからに決まっているだろう? リヴァイ」
リヴァイ「お前は本当にクソメガネだな。クソが」
ハンジ「クソって、二回もクソって言った」
リヴァイ「お前もな」
〆
321
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:24:31 ID:f/X62WcY
【反省しろ】
――ハンジ私室――
リヴァイ「本が散らばってるな」
ハンジ「最近(リヴァイが)掃除したばっかりだからそんなに汚れてはいないよ?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「本さえ戻せばあとはなんとかなるよ?」
ガッ!!
ハンジ「!?」
リヴァイ「その“なんとかなる事”を何故やらねぇ?」ギリギリ
ハンジ「いだだだだ! ごめんっ! ごめんってー!!」
〆
322
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:25:34 ID:f/X62WcY
【強敵】
ハンジ「ふぅー片付いた」
お掃除リヴァイ「…………まぁ、いいだろ」
ハンジ「あー良かった。床の目まで掃除するとか言い出さなくて」
リヴァイ「やってもいいが」
ブーン……
ハンジ「あ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「リ、リヴァイ、あれ」
リヴァイ「あ? !!」
壁ΙΙカメムシ
ハンジ「ど、どうするよ」
323
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:26:09 ID:f/X62WcY
リヴァイ「そっと捕まえて外に出すしかねぇだろ」
ハンジ「刺激しないようにしないと」ソー…
リヴァイ「ああ」
ハンジ「ていっ!」
カメムシ「!?」
ブーン…
ハンジ「あ、逃げた!」
リヴァイ「外に出ていったな……だが」
ハンジ「うっ……」
お掃除リヴァイ「……臭ぇな」
ハンジ「あ、ちゃっかり鼻覆ってる!!」
お掃除リヴァイ「おい、これどうにかならねぇのか」
ハンジ「なるよ」
324
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:27:13 ID:f/X62WcY
お掃除リヴァイ「あ?」
ハンジ「分泌液は親油性の物質だから油で拭いて石鹸で洗えば落ちるよ」
お掃除リヴァイ「ほう」
ハンジ「あと揮発性でもあるから放っておけば匂いは消えるよ」
お掃除リヴァイ「放っておくな」
ハンジ「でも壁に油のシミできちゃうかもしれない」
お掃除リヴァイ「今更シミのひとつやふたつ……石鹸だけじゃだめなのか?」
ハンジ「んー、界面活性剤が入ってるから大丈夫だと思うけど、洗浄力の強い洗濯石鹸がいいかもね」
お掃除リヴァイ「……持ってくる」
ハンジ「よろしくー」
ハンジ「…………」
ハンジ「これ手にも付いてるな……」ウェー
〆
325
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/01(日) 23:32:17 ID:f/X62WcY
レスありがとうございます
エルヴィンって社長か専務なイメージ。でもそういや作者がニートやってる絵を描いてたな
カメムシの匂い取り、油で拭いて食器用洗剤で洗うのが一番良いようです
肌じゃなく、壁とか服なら食器用洗剤で洗うとかしたほうがいいかもわからんね
来れたら木曜に。ではまたーノシ
326
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/02(月) 01:46:04 ID:mZ5NMxfw
なにげに雑学が学べるスレ
木曜は…あの日か
327
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:11:15 ID:M86pI4SI
>>325
肌じゃなく、壁とか服なら食器用洗剤“だけ”で洗う方が〜
と書きたかった。訂正
328
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:11:56 ID:M86pI4SI
【いつもの行動】
ナナバ「やぁ、リヴァイ」
リヴァイ「ナナバか」
ナナバ「この間、廊下でハンジと騒いでたみたいだけど何だったの?」
リヴァイ「あぁ……あれは、ハンジの部屋にカメムシが出てな」
ナナバ「うわぁ」
リヴァイ「ハンジが捕まえ損ねた」
ナナバ「分かった。ハンジのどこかにあの匂いが付いたんでしょ?」
リヴァイ「まぁな」シワー
329
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:12:33 ID:M86pI4SI
ナナバ「で、ハンジに追いかけられたと」
リヴァイ「ああ……」シワシワー
ナナバ「リヴァイはそれを回避した上で張り倒したかチョップを食らわせたかしたと」
リヴァイ「……見てたのか?」
ナナバ「見てないよ。巻き込まれたくなかったからその場から離れたし」
リヴァイ「……」
ナナバ「あんたらたまに子供じみたことしてるよねぇ」
リヴァイ「メガネが悪い」
ナナバ「そりゃそうだろうけどさ」アハハ
〆
330
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:13:06 ID:M86pI4SI
【楽ちん】
ナナバ「それはそうともうすぐハンジの誕生日だね」
リヴァイ「そうだな」
ナナバ「あ、覚えてた?」
リヴァイ「当たり前だろうが」
ナナバ「ふぅん……当たり前か」ニヤニヤ
リヴァイ「気色悪ぃツラしやがって」
ナナバ「そんでさ、プレゼントなんだけど」
リヴァイ「お前また俺を縛ってハンジに献上する気じゃねぇだろうな」
ナナバ「先に言われた! それが一番楽なんだけど」
リヴァイ「二度とごめんだ」
ナナバ「ちぇー。まぁ、期待はしてなかったけどね」
リヴァイ「諦めろ」
〆
331
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:13:44 ID:M86pI4SI
【助言】
ナナバ「で、リヴァイは何やるの?」
リヴァイ「……」
ナナバ「被らないようにしたいんだけど」
リヴァイ「…………そっちは何をやるつもりだ」
ナナバ「あんたが先に言いなよ。優先権はあんたにあるでしょう? それ以外を探すからさ」
リヴァイ「…………紙を押さえるやつを」
ナナバ「文鎮か」
332
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:14:34 ID:M86pI4SI
リヴァイ「この間盛大に書類を飛ばしていた」
ナナバ「よくやってるよね。でも文鎮持ってるんじゃないの?」
リヴァイ「幾つかあるらしいが足りないと言っていた」
ナナバ「どんなのあげるの?」
リヴァイ「普通のやつだ。棒状のものか丸いやつか迷っている」
ナナバ「普通ねぇ……」
ナナバ(恋人へのプレゼントが普通の文鎮でいいのだろうか? いや、ハンジは気にしないだろうけど)
リヴァイ「?」
ナナバ「あのさ、この間街で見かけたんだけど……」
〆
333
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:15:15 ID:M86pI4SI
【ヒソヒソ】
「「「「「誕生日おめでとーう!!」」」」」
「「「「「かんぱーい!!」」」」」
ハンジ「いやーありがとう!」
ナナバ「プレゼント、ちゃっちゃと渡しちゃおう」
ハンジ「お、頂戴ちょうだい」
ミケ「酒だ」ドンッ
ナナバ「グラスだよ」コトッ
エルヴィン「いいツマミを見つけた」スッ
ハンジ「なるほど、これは飲めってことだね」
ナナバ「言われなくても飲むだろうけどね」
334
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:15:50 ID:M86pI4SI
ハンジ「まぁね」アハハ
リヴァイ「……」
モブリット「ハンジ分隊長、おめでとうございます」
ニファ「おめでとうございます!」
ハンジ「ありがとう」ニコッ
リヴァイ「……」
ハンジ「! なんだい? リヴァイ」
リヴァイ「いいや」グビッ
ハンジ「ふぅん?」
リヴァイ「…………終わったら部屋に行く」ボソッ
ハンジ「! ふふっ、うん、待ってる」ヒソッ
〆
335
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:16:28 ID:M86pI4SI
【その顔が見たかった】
――ハンジ私室――
ハンジ「いらっしゃい」
リヴァイ「酔いすぎてねぇだろうな?」
ハンジ「見てたくせに」
リヴァイ「…………チッ、ほら」スッ
ハンジ「ふふっ、ありがとう……」ズシッ
ハンジ「って、見た目のわりに重っ。開けていい?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「えーっと……」ガサゴソ
ハンジ「わぁ、何これ綺麗」
リヴァイ「文鎮だ」
ハンジ「文鎮? 花の細工が凄いね。このまま飾れそうだ」
336
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:18:17 ID:M86pI4SI
リヴァイ「いろんな文鎮を売っている店を紹介された」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「文鎮をやると言ったらナナバに言われた」
ハンジ「あぁ、そういうこと」
リヴァイ「ガラスの中に花が入った物もあったが落として割るだろうからやめた」
ハンジ「割ったりなんか…………あるかもね。それで彫ったものなら大丈夫かと思ったんだね」
リヴァイ「……」コクリッ
ハンジ「ありがとう。本当に綺麗だ」
リヴァイ「…………」
ハンジ「以前、文鎮が足りないって言ってたの覚えていてくれたんだね」
リヴァイ「……」
ハンジ「嬉しいよ」ニッコリ
リヴァイ「……そうか」
〆
337
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:18:53 ID:M86pI4SI
【確認】
ニファ「わぁ、これどうされたんですか? かわいい」
ハンジ「あぁ、貰ったんだよ。誕生日プレゼントでね」
ニファ「細かな花の細工ですねぇ。キレイ」
ハンジ「ふふ、そうだろう? お気に入りなんだ」
ニファ「どなたから戴いたんですか?」
ハンジ「ん? んー……」
ニファ「?」
ハンジ「リヴァイ、だよ」ポソッ
ニファ「え? 兵長!?」
ハンジ「シィー! 一応、隠してるから」
338
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:20:10 ID:M86pI4SI
ニファ「す、すみません。……兵長からの贈り物ですか……いいですねぇ」ウフフ
ハンジ「ま、まぁね」
ナナバ「なるほど、これか」
ハンジ「うおっ!? ナナバ!」
ニファ「ナナバさん!」
ナナバ「おはよ。これ綺麗だね」
ハンジ「う、うん。あ、そういやナナバがお店教えてくれたんだって?」
ナナバ「まぁね。教えただけで選んではいないけどね。これにしたんだねぇ」
ハンジ「ナナバ、何か用事があったんじゃないの?」
ナナバ「ううん、コレ見に来ただけ」
ハンジ「え?」
ナナバ「リヴァイがどんなの選んだのか興味があってさ。花とはね」
339
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:20:46 ID:M86pI4SI
ニファ「キレイでかわいいですよねぇ」ニコニコ
ナナバ「ふっ、あのリヴァイがね」
ハンジ「なんだよ」
ナナバ「いいや。そういや教えたお店、結構遠いんだよね」
ハンジ「そうなの?」
ナナバ「ハンジ、大事にされてるね」
ハンジ「なっ///」
ナナバ「仲良きことは美しきかな。じゃあね」ヒラヒラ
ハンジ「ナナっ……何しに来たんだよ」
ニファ「本当にただ見に来ただけみたいですね」
ハンジ「暇かよ」
〆
340
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/05(木) 22:23:21 ID:M86pI4SI
レスありがとうございます
ハンジさんおめ!
勢い余って6話投下してしまった……まぁいいか
文鎮……ペーパーウェイトと書くと長くなるので文鎮にしたけどペーパーウェイトの方が良かっただろうか、ペーパーウェイト(言いたいだけ)
次は日曜かな?ではまたーノシ
341
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/06(金) 00:57:29 ID:jJ8sX5G2
日付変わったけどおめでとうハンジさん
世界観的にはペーパーウェイトだろうけど、諫山さんは普通に文鎮って言っちゃう気がするw
342
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 22:54:49 ID:bcFAl2mQ
【言い返せ】
ハンジ「リヴァイ、ちょっと早いけどキノコ狩りに興味はないかい?」
リヴァイ「…………ねぇな」
ハンジ「そんなこと言わずに。行こうよ、キノコ狩り」
リヴァイ「…………」
ハンジ「私の部屋に!」
リヴァイ「てめぇ、また部屋を魔境にしやがったな」シワー
ハンジ「いやぁ〜、植物やら持ち込んで一週間くらいで生えてくるとは」
リヴァイ「早ぇな」
ハンジ「まぁ、キノコは成長早いからね。ものによっては一日で成長するのもあるからね」
343
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 22:56:08 ID:bcFAl2mQ
リヴァイ「気色悪ぃ……」
ハンジ「まあ、美味しいのもあるから」
リヴァイ「……食う気か」
ハンジ「いや、食べないよ!」
リヴァイ「本当か?」シワー
ハンジ「当たり前だろ! 下手したら死ぬじゃないか」
リヴァイ「ならいいが」
ハンジ「全く、人をなんだと思っているんだ」
リヴァイ「お前はやりかねない」
ハンジ「…………そう言われると言い返しにくいけど」
〆
344
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 22:56:52 ID:bcFAl2mQ
【馬上に注意】
ハンジ「いやぁ、天気の良い日に馬で駆けるのは気持ちが良いね!」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「これが壁外で巨人がいたら更に良いのに」
リヴァイ「いい訳あるか、クソメガネ。気分良く駆けている時にくだらねぇこと言いやがって」
ハンジ「リヴァイが怒ったー! ほら、逃げるよー!!」
馬「ヒヒーン!」ダッ
リヴァイ「! 待て、クソメガネ!」
黒馬「ヒヒンッ!」ダッ
ハンジ「あっははは! 楽しいねぇ」
345
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 22:57:22 ID:bcFAl2mQ
リヴァイ「クソが、待ちやが――っ!」
ハンジ「ん?」
馬「ヒヒン……」パカッ
リヴァイ「…………」
黒馬「ブルル」
ハンジ「あれ? もしかして舌噛んだ?」
リヴァイ「…………うるせぇ、クソメガネ」
ハンジ「ちょっ、大丈夫かい?」
リヴァイ「大して噛んでねぇ」
ハンジ「それは良かった…………」ホッ
〆
346
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 22:58:14 ID:bcFAl2mQ
【轍(てつ)を踏む】
ハンジ「大したことなくて良かったよ……しかし」プルプル
リヴァイ「……クソメガネ」
ハンジ「オルオかよ! 逆物真似!?」アハハハ
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「あはははは!」
リヴァイ「……」スッ
347
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 22:58:49 ID:bcFAl2mQ
ハンジ「おっと」クンッ
馬「ヒヒーン」ダッ
リヴァイ「チッ」
ハンジ「そう簡単に蹴られるも――っ!」
リヴァイ「…………」
ハンジ「…………」
リヴァイ「……噛んだな?」
ハンジ「……」コクリッ
〆
348
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 22:59:37 ID:bcFAl2mQ
【何故それを!?】
コニー「おう、サシャ」
サシャ「コニー! みんな! やっと復帰ですよ!」
ジャン「サシャ、元気そうでよかっ…………お前何持ってんだ」
エレン「リンゴ……また食ってるのか」
アルミン「サシャらしいね」ハハッ
ミカサ「サシャ、元気になってよかった」
サシャ「元気になりましたよー! ミカサも元気ですか?」
ミカサ「…………うん」
アルミン「…………」
サシャ「そういえば、エレンの巨人の名前、分かったそうですね」
349
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 23:00:17 ID:bcFAl2mQ
ジャン「そうそう、」スッ
エレン「?」
ジャン「…………進撃の巨人」キリッ
ジャン「だったな」ニヤニヤ
エレン「!?」
コニー「そうそう、…………進撃の巨人」キリッ
コニー「なんだよな」
エレン「!!?」
サシャ「…………進撃の巨人」キリッ
サシャ「でしたね!」
エレン「!!!?」///
〆
350
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 23:00:59 ID:bcFAl2mQ
【大罪】
エレン「なんでそれを……はっ!? まさか!?」バッ
アルミン「ぼ、僕じゃないよ」
ハンジ「やぁ、みんな」
エレン「!! ハンジさん!!」
ハンジ「お、おおう、なんだい?」
エレン「言い触らしましたね!?」(涙目)
ハンジ「な、何をだい?」
アルミン「あの、そういう時期の……」
ハンジ「ああ!」ポムッ=3
ハンジ「みんなにもあったのか気になって聞いたんだよ」
エレン「うわあぁぁあぁぁぁぁ!!!///」
351
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 23:02:00 ID:bcFAl2mQ
ハンジ「うおぉ、どうした、エレン」
アルミン「エ、エレン、大丈夫、大丈夫だから」
エレン「何がだよぉぉ!」
ミカサ「大丈夫、分かってる」
エレン「だから何がだぁぁ!?」
ハンジ「こ、これもそういう時期というやつか?」
リヴァイ「違ぇよ。辱しめを受けたんだ。謝れハンジ」
ハンジ「え? 私なんか悪いことしたの?」
リヴァイ「ああ、した。大罪だ」
ハンジ「そ、そんなに!?」
アルミン「ええ……かなりキツいです」
ハンジ「マ、マジか!? ごめん、ごめんよ、エレン!!!」
〆
352
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/08(日) 23:03:13 ID:bcFAl2mQ
レスありがとうございます
せやな、ペーパーウェイトな世界観だった
だが、文鎮っていう響きがいいじゃないか、うん、言い訳だ
進撃の巨人(キリッ
も、公式Twitterでやってたのでネタにしてみたww
日曜に。ではまたーノシ
353
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/09(月) 02:09:24 ID:GJXS2WTI
乙
ハンジさんは中二病知らずと言うより永遠に中二病な人なのかもなぁ
あの手のは我に返るから恥ずかしいわけで
354
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:24:38 ID:LfRjUPgg
【作戦会議】
ハンジ「いいか、失敗は許されない」
リヴァイ「ああ」
ミケ「……」スンッ
ハンジ「実行はリヴァイだが、要(かなめ)はミケだ。頼むよ」
ミケ「任せておけ」
リヴァイ「おいおい、てめぇもミケと一緒に行動するんだろうが」
355
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:25:09 ID:LfRjUPgg
ミケ「そうだな、ハンジも要だ」
ハンジ「分かっている。この陽動作戦は私とミケにかかっている」
リヴァイ「分かりゃあいい」
ハンジ「とはいえリヴァイ、あなたが失敗しては意味がないんだ」
リヴァイ「この作戦で俺が一度でも失敗したことがあるか?」
ハンジ「いいや。信用してるよ」
ミケ「む、来たぞ」
ハンジ「よし、作戦開始だ」
〆
356
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:25:50 ID:LfRjUPgg
【近づく足音】
リヴァイ「…………」カチャカチャッカチッ
リヴァイ「……ふぅ」
リヴァイ「さて、ここからだな」
リヴァイ「あいつら、大丈夫だろうな?」ゴソゴソ
リヴァイ「前は直前で陽動失敗しやがったからな」
リヴァイ「あの時は肝が冷えた」
357
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:27:46 ID:LfRjUPgg
リヴァイ「ギリギリでなんとか躱(かわ)したが……」
リヴァイ「どうしても時間はいる」
リヴァイ「あいつらには時間を稼いでもらわねぇと」カチャッ
リヴァイ「――と、これだな」
リヴァイ「よし、出るか……」
リヴァイ「!?」
リヴァイ「足音……しかも走ってくる……?」
リヴァイ「まずいな……」
〆
358
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:28:29 ID:LfRjUPgg
【挙動不審】
ハンジ「おや? エルヴィン!」
エルヴィン「やぁ、ハンジ……とミケか」
ミケ「俺が目に入らなかったとは疲れているな」スンッ
エルヴィン「いや、そんな角にいたから見えなかったんだよ。ここで何をしているんだ?」
ハンジ「ただの世間話さ」
ミケ「今時期何時頃にランプに火を灯すかを話していた」
ハンジ「エルヴィンは何時に灯してる?」
エルヴィン「時間で決めていると言うより薄暗くなったらだな」
ハンジ「私も似たようなものだよ! 気づいたらランプをつけてる」
ミケ「それは絶対似ていないな」
ハンジ「なんでだよ!」
359
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:29:03 ID:LfRjUPgg
エルヴィン「気づいた時は真っ暗になってるんじゃないか?」
ハンジ「そういうことも無くはない」エッヘン
ミケ「威張るな」
エルヴィン「リヴァイに怒られるぞ」フッ
ハンジミケ「「!」」ギクッ
エルヴィン「?」
ハンジ「まぁ、リヴァイのいない時だから」
ミケ「おい……あぁ、そうだな。いたら強制的にランプをつけられるな」
エルヴィン「…………二人ともどうかしたのか? 何か様子が……」
ハンジ「なんっにもないよ!? 何も!」
ミケ「ああ、別に」
エルヴィン「??」
〆
360
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:29:34 ID:LfRjUPgg
【ここは壁内】
ハンジ「でさ、もし砂糖使い放題だとしたら紅茶に何杯入れる?」
ミケ「俺は二杯だな」
ハンジ「使い放題なのに?」
ミケ「使い放題なのに、だ」
ハンジ「エルヴィンは?」
エルヴィン「俺はひとさじ」
ハンジ「……使い放題なのに?」
エルヴィン「ああ。ところで」
ハンジ「なんだい?」
361
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:30:40 ID:LfRjUPgg
エルヴィン「通してくれないか? 戻りたい」
ハンジ「えー? もうちょっと話そうや」
ミケ「……」スンッ
エルヴィン「いや、充分話した。もう部屋へ戻るよ」スッ
ミケ「…………」スッ
エルヴィン「…………ミケ?」
ミケ「もう少しくらいいいだろう?」
エルヴィン「ハンジだけならまだしも、お前までどうしたんだ」
ハンジ「ミケもエルヴィンと話がしたいんだよ」
ミケ「……」スンッ
エルヴィン「………………」
〆
362
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:31:12 ID:LfRjUPgg
【団長の実力】
エルヴィン「…………」フム
ハンジ「……エルヴィン?」
ミケ「…………」
エルヴィン「…………そうか、そんなに私と話がしたかったのか」ニッコリ
ハンジ「そう! そうなんだ!」
ミケ「……」スンッ
エルヴィン「お前までとはなぁ」ポンッ
363
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:31:56 ID:LfRjUPgg
ミケ「あぁ――」
ガッ!
ミケ「――っ!?」ガクッ、ドサッ!
ハンジ「ミケ!?」
エルヴィン「悪いな、ミケ」ダッ!
ハンジ「くっ! エルヴィン、待ってくれ!!」
ミケ「くそっ、油断して転ばされた!」
ハンジ「待て! エルヴィン!!」ダッ!
エルヴィン「待つわけにはいかないな!」ダダダダッ!!
〆
364
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:32:37 ID:LfRjUPgg
【走れ!】
ハンジ「ヤバいヤバいヤバいヤバい!! まだ時間を稼げていない!」ダダダ!
ミケ「差がつきすぎている。追い付けない!」ダダダ!
ハンジ「おいこらエルヴィン! 廊下は走っちゃいけないんだぞー!! 団長自らいいのかぁー!!」
エルヴィン「緊急事態だからな!!」ダダダ!
ハンジ「くっそ! 気づいてやがる」チィッ!
ミケ「走った時点でな」
ハンジ「くぅぅ! 間に合ってるといいけど!!」
ミケ「微妙なところだな」
ハンジ「ああ!! もう着いちゃう!」
365
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:33:21 ID:LfRjUPgg
ダダダダダダ ダ ダ ダ!!!
エルヴィン「リヴァイ!!!」バーンッ!!
シーン……
エルヴィン「……」
エルヴィン「…………」スタ…スタ…
エルヴィン「……」カチャッ
エルヴィン「!」
エルヴィン「……くそっ、やられたか」
〆
366
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/15(日) 22:34:11 ID:LfRjUPgg
レスありがとうございます
話数調整のために6話投下
日曜に。ではまたーノシ
367
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/17(火) 00:25:09 ID:kLYi5a92
なにごと?
368
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:01:43 ID:.73FIX.M
【こそこそ】
ハンジ「エルヴィン!」バンッ!
ミケ「……」スンッ
ハンジ「あ……」
エルヴィン「…………お前たち、またやったな?」
ハンジ「な、なんのことだい?」
ミケ「…………」
エルヴィン「ここにあった酒がない。最近手に入れたイイやつだ」
ハンジ「私は知らない」フイッ
ミケ「……」スンッ
エルヴィン「…………お前たち」
369
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:02:31 ID:.73FIX.M
ハンジ「…………」
エルヴィン「……」ハァー
エルヴィン「多少持っていくのは目溢(めこぼ)ししているが、酒を新しく仕入れる度にやるのはやめろ」
ハンジ「なんのことだかさっぱりだね!」
ミケ「……」
エルヴィン「普通に飲みたいと言えばいいだろうに」
ハンジ「……そうしたら飲ませてくれるの?」
エルヴィン「そんなにケチじゃない」
リヴァイ「ほう……? ならこれも飲ませてくれるんだな」
ハンジ「リヴァイ!」
エルヴィン「――っ! 何故それを!?」
〆
370
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:03:26 ID:.73FIX.M
【悪い奴】
リヴァイ「まさか本棚の奥に隠し場所があるとはな」
エルヴィン「――くっ」
ハンジ「わぁお!! それめっちゃ希少なやつじゃん!」
ミケ「一人占めするつもりだったのか?」
エルヴィン「多くはないんだぞ? 希少なんだぞ?」
ハンジ「エルヴィンのお小遣いからまだしも、寄付されたやつじゃん。ずーるーいー」
エルヴィン「俺へと渡されたやつだ」
リヴァイ「個人じゃねぇだろ」
ミケ「調査兵団にだろう?」スンッ
371
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:04:11 ID:.73FIX.M
エルヴィン「いや、個人にだな」キッパリ
ハンジ「嘘だね。いや、嘘じゃなくてもこの際関係ないね。飲ませてくれるって言った!」
エルヴィン「飲ませるとは言ってない」
ハンジ「ケチじゃないって言った」
エルヴィン「…………お前たちにしか飲ませられないからな?」
ハンジ「分かってる! 幹部の役得!!」
ミケ「……幹部の、というより」
リヴァイ「コソ泥か?」
ミケ「そこまでは言わない」
〆
372
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:04:58 ID:.73FIX.M
【絡み酒】
ハンジ「――っかぁー!! 良い酒!」
リヴァイ「オヤジ臭ぇ」
ミケ「時々中身がオヤジだな」
エルヴィン「ゆっくり飲め」
ハンジ「エルヴィンケチくさーい」
エルヴィン「ケチじゃない。倹約家なだけだ」
373
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:05:38 ID:.73FIX.M
ミケ「ものは言い様というやつだな」
リヴァイ「まぁ、そうだが。少ししかねぇ酒をぐびぐびやられんのは引っ掛かる」
エルヴィン「よし、リヴァイは俺の味方だ」
ハンジ「えぇー。なんだよ、リヴァイ。私の味方につけよ」
リヴァイ「……めんどくせぇ絡みが始まったな」シワー
ミケ「ハンジはもう酔ってるのか?」
ハンジ「楽しいだけだよ」ヘヘヘー
〆
374
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:06:11 ID:.73FIX.M
【待て】
リヴァイ「……ちょっと待ってろ」スタスタ…ガチャッ
ハンジ「およ? 出てっちゃった」
ミケ「あー……俺もちょっと出てくる」スタスタ…ガチャッ
ハンジ「あれれ?」
エルヴィン「すぐ戻るだろ」
ハンジ「そうなの?」
エルヴィン「あいつらの自室は近くだしな」
ハンジ「??」
ガチャッ
リヴァイ「ほら」カチャカチャッ
ハンジ「わぁーい! 酒だぁ!」
375
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:06:55 ID:.73FIX.M
エルヴィン「ほう、良いモノだな」
リヴァイ「あぁ、お前の誕生日用だったが持ってきた」
エルヴィン「…………ちょっと待て」
ハンジ「飲むぜぇぇ!」キュポンッ
エルヴィン「いや、待てハンジ」
ガチャッ
ミケ「持ってきたぞ」
ハンジ「おお! ミケもだぁ!」
エルヴィン「ミケ、もしかしてその酒は……」
ミケ「お前の誕生日用に用意してたものだが……まぁいいだろ」ゴトッ
エルヴィン「いや、良くない。良くないと思うぞ。俺の誕生日はまだ先だ」
リヴァイ「前倒しだな」
エルヴィン「壁外調査もない上、忙しくもないのに前倒しをするな」
〆
376
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:07:30 ID:.73FIX.M
【無礼講】
エルヴィン「それは俺にくれるものじゃないのか?」
ハンジ「ひゃっほぉぉーい」ポンッ
エルヴィン「ハンジ、次々開けるんじゃない」
リヴァイ「ほぅ、美味いな」
ミケ「お前の酒も美味い」
エルヴィン「褒め合うな。俺のだろう、それは」
ミケ「みんなで飲むほうが美味いぞ」
エルヴィン「確かにそうだが」
ハンジ「美味し〜い」ヘニャ
リヴァイ「そうか」ポンポンッ
エルヴィン「そこ、ちゃっかりイチャイチャするんじゃない」
377
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:08:19 ID:.73FIX.M
ミケ「まぁ、飲め」トポトポ
エルヴィン「全く、なんでこうなったんだ」
ミケ「さぁな。……なんとなく楽しくなったんだろ」
エルヴィン「楽しく、なぁ……」
ハンジ「エルヴィン飲め飲め〜」トポトポトポトポ
エルヴィン「こら、ハンジ。混ぜるんじゃない。おい、注ぎすぎだ。溢れる」
ハンジ「溢さないで飲めー!」
エルヴィン「ああ、もう」ズズッ
ハンジ「うひゃひゃひゃ」
リヴァイ「これは酔ってるな」
ミケ「お前が飲ませたんだろうが」
リヴァイ「なんだか楽しそうにしてやがったからな」
ミケ「わざとか」
〆
378
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:08:49 ID:.73FIX.M
【睡眠翻訳】
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「……」ナデナデ
エルヴィン「ハンジは寝たか」
リヴァイ「ああ」
エルヴィン「お前たちの酒強奪は突然だな。気が気でないよ」ハァー
リヴァイ「そりゃいい訓練になるな」
エルヴィン「良くない」
ミケ「まだ、酒残ってるぞ。飲め」トポトポ
エルヴィン「ああ」グビッ
ハンジ「うへへ……」スヤァ
リヴァイ「…………」ポンポンッ
379
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:09:42 ID:.73FIX.M
エルヴィン「……親子か」ボソッ
ミケ「ぶほっ」
リヴァイ「あ?」
エルヴィン「何でもない。しかしいきなり何なんだ、お前たち」
ミケ「くくっ……はぁ……詰まった仕事が片付いたみたいだったからな。ここだと思ってな」
エルヴィン「気が緩んでいると見て狙ったのか」グビッ
リヴァイ「まぁな」
ミケ「見つかったがな」
リヴァイ「酒はすでに手に入れていた」
ミケ「お前、出てきちまっただろ」
リヴァイ「……これ」スッ
ミケ「ん?」
380
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:10:16 ID:.73FIX.M
リヴァイ「かなり良いやつだ」つ酒瓶
ミケ「………………………………」
リヴァイ「…………」
エルヴィン「……」グビッ
ガバッ!
ハンジ「あのれぇー、あんまりいいさけすぎてぇー、
えるうぃんにのませないのはわるいとおもったんらってぇー」
ハンジ「おやすみぃー」パタッ、スヤァ
リヴァイ「…………」ポンポンッ、ナデナデ
ミケ「…………」
エルヴィン「…………」
〆
381
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/22(日) 22:10:57 ID:.73FIX.M
レスありがとうございます
エルヴィンを走らせたかっただけ
日曜に。ではまたーノシ
382
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/23(月) 01:14:48 ID:S1oQRjKw
乙
大人げないと思ったら優しさが隠れていた
383
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:33:38 ID:5WOklcS6
【要請が来た】
ハンジ「……」カリカリ
リヴァイ「……ハンジよ」
ハンジ「んー?」
リヴァイ「今日は何の日か知っているか?」
ハンジ「おや? 珍しいね、リヴァイがそんなこと言うなんて。何の日だい?」
リヴァイ「クリーニングの日だそうだ」
ハンジ「…………」
384
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:34:14 ID:5WOklcS6
リヴァイ「…………お前、何日風呂に入ってないんだ?」
ハンジ「……」ガタッ
リヴァイ「…………」
ハンジ「リヴァイ、知っているかい? 何の日というのはひとつじゃなかったりするんだ」カッカッ
リヴァイ「……」スッ
ハンジ「だから…………」
リヴァイ「…………」←扉の前にいる
ハンジ「…………」
リヴァイ「……」
〆
385
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:34:44 ID:5WOklcS6
【クリーニング係】
ハンジ「ク、クリーニングってのは人の体を洗うことじゃないと思うんだ」
リヴァイ「たいして違わねぇ」
ハンジ「いや、違う! かなり違うね!!」
リヴァイ「つべこべ言わずに風呂に行け」
ハンジ「あなたが扉を塞いでいるんじゃないか!」
リヴァイ「どいたら風呂に行くのか?」
ハンジ「……もちろん!」
リヴァイ「…………」
ハンジ「……」
386
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:35:19 ID:5WOklcS6
リヴァイ「…………」ハァー
ハンジ「深いね」
リヴァイ「ため息も深くなる。ナナバ、ニファ」
ガチャッ
ナナバ「はいよ」
ニファ「はい!」
ハンジ「え?」
リヴァイ「今から落とす。後は頼むぞ」
ナナバ「やれやれ」ハァー
ニファ「お任せを!」
387
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:36:05 ID:5WOklcS6
ハンジ「んん?」
リヴァイ「俺は今日、忙しくてな」シュッ
トンッ、ドサッ
リヴァイ「……」
ハンジ「」キュー
リヴァイ「風呂場まで運ぶ」
ハンジ「」
ニファ「お願いします」
ナナバ「世話の焼ける子だね」
〆
388
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:36:50 ID:5WOklcS6
【共同風呂】
ザバー
ハンジ「はっ!?」
ナナバ「あ、起きた?」
ニファ「今髪の泡を流すところですよー。上向いたままでいてくださいね」ザバー
ハンジ「ここは……風呂」
ナナバ「風呂だよ。もう、介護してる気分だよ。ほら、起きたなら自分でやりな」つスポンジ
ニファ「あとは体だけですよ」
389
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:38:00 ID:5WOklcS6
ハンジ「う、うん」ゴシゴシ
ナナバ「私らも自分の体洗おうかね」
ニファ「そうですね」
ハンジ「ごめんね、付き合わせちゃって」
ナナバ「そう思うのならリヴァイにヘルプがいかないくらいの頻度で風呂に入りな」ゴシゴシ
ハンジ「うう……」
ナナバ「言っておくけど最低限の話だからね、これ」
ハンジ「ううぅ……」
〆
390
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:40:28 ID:5WOklcS6
【石鹸の効能】
ニファ「ほら、これ前に作った石鹸ですよ」
ナナバ「本当にいい香りだね。使い心地もいいし。ニファは天才だね」
ニファ「そんなことないですよー」ウフフー
ナナバ「肌もすべすべだし」ナデ…
ニファ「ひゃっ! もう、ナナバさん」
ナナバ「いいじゃないか、これくらい。ほーらここもすべすべ」
ニファ「きゃあ! そこダメですって! くすぐったい」クスクス
ナナバ「ニファはここが弱いのかぁ」サワサワ
ニファ「やんっ! やだもう、ナナバさんってばー」アハハ
ハンジ「…………私の部下にセクハラするのやめてくださーい」
391
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:41:12 ID:5WOklcS6
ナナバ「ん? 嫉妬かな? ハンジも触ってあげよう」ワキワキ
ハンジ「ちょっ、違っ、その手やめろ! 明らかにくすぐる気じゃないか!」
ナナバ「石鹸つけるとするするとくすぐれるよ」ワキワキ
ハンジ「くすぐる気満々じゃん!! 近づくな、ナナバ!」
スッ
ハンジ「!?」
ニファ「んふふふふ」サワッ
ハンジ「うひゃっ!?」
ニファ「捕まえましたー」
ナナバ「よくやった、ニファ」
ハンジ「裏切られた!?」
〆
392
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:42:02 ID:5WOklcS6
【すべすべお肌】
ニファ「ハンジさん、肌お綺麗ですよねぇ」サワサワ
ハンジ「うひっ」ビクッ
ナナバ「不摂生してるくせにねぇ」モニモニ
ハンジ「ちょっと、こら! ナナバは揉むんじゃない!」
ナナバ「あれ? ちょっと大きくなった?」
ハンジ「え? 変わってないと思うけど」
ニファ「ま、前にも揉んだことがあるってことですか」
ナナバ「揉んで揉まれてだよ」
ハンジ「そうそう」モニモニ
ナナバ「ひゃっ!?」ビクッ
ハンジ「…………ナナバ……」
ナナバ「黙れ」
393
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:42:41 ID:5WOklcS6
ハンジ「はーい。ニファは」
ニファ「……」フルフル←怯えてる
ハンジ「……」
ナナバ「……」
ハンジ「良いものを持っている」
ナナバ「良いものだね」フム
ニファ「え、いや、ちょっ、」
キャアァァァァァ
エルド「? 今絹を裂くような悲鳴が聞こえたような……?」
リヴァイ「そうか? しかしなんだこの量は」
グンタ「書類地獄ですね」
リヴァイ「クソが」
〆
394
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:43:39 ID:5WOklcS6
【何故なのか】
ハンジ「はぁー疲れた」グッタリ
ナナバ「風呂で遊ぶもんじゃないね」グッタリ
ニファ「本当ですよ、もう」グッタリ
ナナバ「なんだかんだニファも応戦してたじゃないか。だいぶ揉まれたよ、私」クスクス
ニファ「いや、その、まぁ、女子だけで入るとそれなりに……」
ナナバ「あー」
ハンジ「大きい子のとか気になるしねぇ」
ナナバ「なるねぇ。あやかろうと揉ませてくれって言ってる子見かけたよ」
ハンジ「マジか」
ナナバ「マジだ」
395
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:44:20 ID:5WOklcS6
ニファ「ひとりが触り出すとお触り大会みたいになるんですよね」
ナナバ「揉ませたんだから揉ませろーってね」
ハンジ「自分にも付いてるのに何故なのか」
ニファ「あ、でも兵団外の人にはそういうことしないかもしれないです」
ナナバ「ん?」
ハンジ「あれ? そういえばそうかも」
ナナバ「なんでだろうねぇ」
ハンジ「箍が緩むのかな」
ニファ「……揉むことで安心感を得ようとしている、とかでしょうか?」
ハンジ「母性を感じようとしている、とか」
ナナバ「考察に入っちゃったよ」
リヴァイ「…………お前ら、食堂で何を話してやがる」
〆
396
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/09/29(日) 22:46:28 ID:5WOklcS6
レスありがとうございます
久しぶりに日付(9/29クリーニングの日)ネタからの風呂
次も日曜に。ではまたーノシ
397
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/09/30(月) 11:36:13 ID:kRnklApM
乙
おなご達の戯れ可愛すぎか
398
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/10/01(火) 21:24:50 ID:Rgt5KZUU
なぜか修学旅行を思い出した
399
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/10/06(日) 19:40:00 ID:MBMmWKwo
【お疲れ様】
リヴァイ「バカな話は個人の部屋か酒の席だけにしろ」ガタンッ
ハンジ「仕事終わったの?」
リヴァイ「いや、休憩だ」コキコキッ
ニファ「大変ですね」
リヴァイ「ああ……だがまぁ仕方ねぇ」
ナナバ「お疲れさん。可哀想だから紅茶を淹れてあげよう」ガタッ
リヴァイ「頼む……」
400
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/10/06(日) 19:40:31 ID:MBMmWKwo
ハンジ「本当にお疲れだね」
リヴァイ「書類仕事は向かん」
ハンジ「ははっ、だろうね」
ナナバ「はい」コトッ
リヴァイ「悪い」
ナナバ「いいえ。はい、みんなも」
ハンジ「ありがとーナナバ大好きー」
ニファ「ありがとうございます」
リヴァイ「…………」フゥ
〆
401
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/10/06(日) 19:41:31 ID:MBMmWKwo
【男湯は?】
ハンジ「そういやさ、男湯ではそういうことないの?」
リヴァイ「あ?」
ナナバ「[ピー(自主規制)]の触り合いだよ」
リヴァイ「……」
ハンジ「ナナバ、直接すぎる」
ナナバ「今更そんな恥じらいはないね」キッパリ
リヴァイ「……そんなことがあると思うのか? あったとして聞きたいか?」
ナナバ「聞きたくないしドン引きする」
リヴァイ「理不尽すぎねぇか?」
ハンジ「うわぁ……想像したらすっげぇ嫌だ」
リヴァイ「想像すんじゃねぇ」
ニファ(私は置き物……置き物……聞こえない聞こえない)
〆
402
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/10/06(日) 19:42:15 ID:MBMmWKwo
【シワシワ】
ミケ「……感心しない話をしているな」スンッ
ナナバ「あ、ミケ」
リヴァイ「お前、書類終わったのか?」
ミケ「あと少しだな。お前は?」
リヴァイ「…………」シワー
ミケ「なるほど。早く終わったら手伝ってやらんこともない」
リヴァイ「……見返りは?」
403
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/10/06(日) 19:43:08 ID:MBMmWKwo
ミケ「そうだな、お前の部屋の戸棚に緑の瓶があったろう?」
リヴァイ「………………………………いいだろう」
ミケ「交渉成立だな」ニヤッ
リヴァイ「……手伝ったらの話だからな」シワー
ミケ「分かってる」スンッ
ハンジ「で、触り合いとかあるの? ミケ」
ミケ「……その話続けるのか?」シワ
〆
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