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Eat Me
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 10:50:52 ID:ZrpBXlWU
ホワイトデーが明日といことなので、バレンタインに書いたSSの供養をさせてください!
ラ!サ!のよしりこ18禁です。
ちなみに作者はバレンタインともホワイトデーとも縁がない非リアです!
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 10:52:29 ID:ZrpBXlWU
今日は2月13日、つまりバレンタイン前日である。
Aqoursの皆に渡す友チョコはもう準備出来ている。
しかし肝心の本命だけは用意することができない。
作っては満足いかず廃棄するということをかれこれ5時間ぐらい繰り返している。
そこまでして本命チョコを渡したい相手…
それは恋人のリリーである。
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 10:53:02 ID:ZrpBXlWU
リリーは私をラブライブ!決勝が迫り、Aqours全体に緊張した空気がまとわりついていた時に、突然体育倉庫の裏に呼び出した。
そこで、「よっちゃんが好き!この気持ちを抑えきれない!だからよっちゃんに受け止めて欲しいの!!!」と素直な感情を告白された。
リリーとは確かによくカラオケに行ったり、服を一緒に買いに行ったりしていたけれど、私はきっとリリーの気まぐれで「私を選んでくれたんだ」としか考えてなかった。
だってリリーはとってもおしゃれで気が利いて、その上に美人で可愛いから高嶺の花としか思えなかった。
本当はもっと仲良くなりたい、いや本音を言えばリリーを独占したいという想いを必死に閉じ込めてばれないように振る舞っていた。
だからリリーから告白されたときは夢じゃないかと思って、こんな残酷な夢を見せるなんて意地悪が過ぎると大泣きしてしまった。
そんな私を力強く抱きしめて、これがリアルなんだよと教えてくれた。
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 10:54:01 ID:ZrpBXlWU
そこからはずっと順調な交際が続いている。
この前なんかはもう用事がなくなった部室で二人きりでイチャイチャしていたら、曜と千歌に目撃されて、「ヒューヒュー!ラブラブだね〜」と茶化されてしまった。
あの二人だって絶対私たちと同じ目的で部室に来ただろうに…
予想外の先客に予定を崩されて、少し皮肉を言いたくなったのかしら?
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 10:54:52 ID:ZrpBXlWU
レンジから「チン!」という音がなる。
見た目はおいしそうな様々な音符のクッキーが出来上がっているけれど、味はどうかしら?
一つ摘んで食べてみる。
サクサクした触感に優しいチョコの味。
出来上がりは上々といったところね!
でもこれだけじゃ全然足りない。
私のリリーに対する愛はお菓子で表現できるレベルなんてとうに超えている。
だから苦悩の末にずっと迷っていた、大きな一歩を踏み出す決意をする。
クッキーを包んだ箱にあるメッセージを書いた特製のチケットを添える。
これで明日の準備は万全ね!と自己暗示をかける。
ただリリーはこのチケットを受け取ってくれるのか不安で一睡もできなかった。
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:00:37 ID:ZrpBXlWU
〜2月14日〜
Aqoursのバレンタインパーティーは簡単に終わった。
なぜなら主催の千歌がお菓子の交換を済ませると、曜の手を取ってすぐに駆け出してしまったからだ。
本当に千歌の行動は全く読めないわ…
だからこそいつも私は彼女に期待を抱いていたのかもしれない。
同じ特別を持たない者同士なんとなくつながるシンパシーがあるのかもね。
流れで解散して、リリーと二人きりで部室に残る。
リリーがもじもじしている。
きっとリリーも本命のプレゼントを用意してくれたのだろう。
今が交換する絶好の機会に違いない!
今度は私から大切な想いを伝えようとリリーに声をかける。
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:02:07 ID:ZrpBXlWU
「リリー本命のプレゼント交換してほしいの」
「よっちゃんありがとう」
「なんでそれだけで感謝するのよ」
「だってよっちゃんが私の為だけにプレゼントを用意してくれたんだと思うと嬉しくて!」
あーもう、最高に可愛いな!
なんでリリーはこうなんでもあざと可愛くなるのよ!
しかもそれがとても似合っている!
「リリーだって用意してくれているじゃない」
「私は昨日急いで作ったお粗末な物だから」
「それは私だって同じよ!とにかく交換しましょう?」
強引にリリーに私が持参したプレゼントを押し付ける。
「…うん!」
戸惑いながらもリリーも自分のプレゼントを私に差し出す。
リリーがプレゼントを丁重に受け取る。
そして満面の笑みを浮かべる。
その笑顔を見られただけで、もう幸せすぎて堕天してしまいそう!
「リリー今日はこのあと時間ある?」
「うん!よっちゃんとデートしたくて空けていたから♪」
なんて天使なのだろうか!
多分リリーなら時間を確保してくれると信じていたけど、期待に応えてくれると嬉しいわね!
「プレゼントは私の家で開けましょう?」
「うん!」
二人でバスに乗り込む。
隣に座って他愛無い会話をする。
その一瞬一瞬がキラキラしていて、私には眩しすぎる。
あっという間にバスは家の最寄り駅まで着いた。
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:03:25 ID:ZrpBXlWU
〜津島家にて〜
「じゃあリリー、さっそくプレゼント見させてもらうわよ!」
私は非常にウキウキしている。
だって人生でこんな幸せなバレンタインなんて初めてだから!
「うん!よっちゃんのも!」
リリーがプレゼントのリボンを解く。
私もリリーの黒色で高級そうな和紙に包まれた箱の封を開ける。
そして蓋を取る。
中には手の平サイズのサメの人形が入っていた。
縫い目からリリーが丁寧に作りこんでくれたのが分かる。
とても柔らかくていつまでも触っていられそう。
YOHANEと体に名前が刻まれていた。
それにつぶらな瞳がとってもキュートだわ!
私がリリーのプレゼントに感動していると、リリーが私の肩を「トントン」と優しく叩く。
どうやら私の大本命に気づいたみたいね。
顔は湯気が立ちそうなほど赤面して、肩に置かれた手の平はプルプルと震えている。
私も今さらになって身悶えするほど恥ずかしくなってきた。
なんでこんな形でアプローチしたのかしら?
9
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:04:50 ID:ZrpBXlWU
「よっちゃん、このチケットは?」
「そのままの意味よ」
羞恥心からぶっきらぼうに答えてしまう。
どうして私はこう肝心な場面で優しくなれないのかしら…
本当にどこまでも救いようがないほど不器用なのが嫌になる。
「本当にいいの?」
リリーが少し嬉しそうに聞いてくる。
もしドン引きされたらどうしようって、逡巡していたからこの反応に安心する。
「リリーこそ覚悟は出来ているの?」
「私はよっちゃんが思っているよりも何倍も、何十倍もよっちゃんを愛しているから何でもできるよ」
「そういう意味じゃなくて…」
なんでリリーはここまで私に尽くそうとするのかしら?
何回かデートしただけで、ここまで愛情は深まるモノなの?
私はこれが初恋だから答えを導き出すことが出来ない。
いや、きっと初恋じゃなくてもきっと分からない。
だからリリーにその理由を直接教えてもらうことにした。
だって今後の為にもリリーの想いを知ることは必要だから!
10
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:05:52 ID:ZrpBXlWU
「リリーはなんでそんなに私を愛してくれるの?」
「難しいことを聞くね…」
「でもきちんと答えたいから少しまとめる時間を頂戴」
「勿論!私はいつまでも待つわよ!」
「ありがとう」
そう言うと、リリーは真剣な表情になって考え込み始めた。
あーでもない、こうでもないと独り言を言いながら部屋を歩き回る姿は普段のリリーからは想像もできなかったけれども、なんだか等身大のリリーを見られたようで少し嬉しい。
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:06:44 ID:ZrpBXlWU
〜10分ほど経過して〜
「よっちゃん、ようやく言語化できたわ!」
リリーの表情はライブ後みたいに達成感で満ちている。
「おめでとう!よく頑張ったわね!」
私は無意識にリリーの頭を撫でていた。
リリーは予想外の行動に少し動揺したみたいだけど、すんなりと受け入れてくれた。
「きっとよっちゃんを好きになったのは運命なんだよ」
リリーがポツリと語り始める。
「運命?」
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:07:19 ID:ZrpBXlWU
「私はピアノが大好きだった。でも周囲の期待に応えられなくて勝手にピアノに恐怖を覚えて距離を取るようになったの」
「だけど千歌ちゃんのおかげで少しだけピアノとまた向き合うことができた!」
「そしてそんな時に出会ったのがよっちゃんなの!」
「私と違って自分の好きを貫こうとするよっちゃんがとても立派でキラキラして見えたの」
「私がキラキラ?」
「うん、とっても輝いていたの!それから「よっちゃんてどんな子なのかな?」て、気になるようになってどんどん調べるようにしたわ」
だからリリーは私をよくカラオケや服の買い物のお供に選んでくれたのね。
ようやく少しリリーの気持ちが分かってきた。
やっぱり言葉で伝えるのは大事よね…
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:07:57 ID:ZrpBXlWU
「そうしてしばらく遊んでいるうちにどんどんよっちゃんを知れば知るほど好きになった」
「そしてよっちゃんが誘ってくれたお泊り会で一緒にココアを飲んでいる時にこの時間が永遠に続けばいいのにて、神様にお願いしたの」
「でもその願いは当然叶わなくて、時間は進む一方で寝る時間になった」
「お休みの挨拶をするとよっちゃんはすぐに眠りについたけれど、私は心臓がバクバクして全然眠れなくて…」
「それで?」
懐かしいなと思いながらリリーの思い出を聞いていた。
私にとってもあのお泊り会はリリーの優しさと可愛さに包まれる幸せなイベントだった。
「よっちゃんの寝顔を見たらとても安らかで幸せそうな寝顔をしていて、きっとよっちゃんも私が好きなんだなて確信したの」
リリーはやっぱり人の好意に鋭いわね。
あの日の夜、私は幸せすぎて、明日が怖くなってしまうほどだったもん。
「それからは私はよっちゃんと赤い糸で繋がっているんだ!とか、沼津に来たのはよっちゃんと出会う為だったんだとか、とにかくよっちゃんとの出会いが運命なんだて、考えるようになっていたの!!」
リリーの思考は少し極端な気がする。
でも私は運命が存在すると信じている。
その人が運命だと信じる出会いや出来事は、きっとその人にとっての運命なのだと思っているから、リリーの考えを否定しない。
むしろ私と出会ったことが運命だと信じてくれるなんて、至福でしかない!
14
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:08:51 ID:ZrpBXlWU
「リリーの言いたいことは分かったわ」
「本当に?」
不安そうな表情でリリーが尋ねる。
「ええ、堕天使ヨハネにはすべてお見通しよ!」
「もう私は真面目に答えたのに!」
「私もきっとリリーと出会えたことが運命だと信じてる」
私は卑怯だなと自覚しながらもリリーの耳元で囁く。
リリーは「ポ!」と擬音が出そうなほどキュンキュンしたみたいね♪
やっぱりリトルデーモンには、かっこいい所を魅せたい願望があるのかしら?
だとしたら私は結構な見栄っ張りね…
15
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:10:16 ID:ZrpBXlWU
「ねえ、よっちゃん」
「どうしたの?やっぱりやめる?」
「ううん、そうじゃないの!」
「じゃあどうしたの?」
「あの晩みたいに一緒にココアを飲みたいなて…きっとそうしたらよっちゃんのお菓子も一層美味しく感じられると思うから!」
「それはナイスアイデアね!」
私は早速ココアを作る。
あの晩よりもココアパウダー少なめにして、クッキーの甘さを味わってもらえるように工夫する。
リリーには桜色のコップを、私は白のコップを使う。
これもあの晩と変わらない。
だってお泊り会の為に買った大事なコップなのだから…
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:10:51 ID:ZrpBXlWU
「よっちゃんありがとう」
「リリーはお客様なんだから気にしなくていいのよ」
「さっそくクッキー食べちゃいましょう!」
「うん!こんなにたくさんの音符があったらピアノひきたくなっちゃう!」
「本当にリリーはピアノが好きね」
「うん!」
ピアノが好きだと断言できるほどに、トラウマを克服したリリーの笑顔は尊かった。
私はきっとリリーのこの笑顔にハートを射抜かれたのだわ!
急にリリーのことをいつも以上に意識してしまい、勝手に気まずくなる。
「このクッキー、サクサクでふんわり優しい甘さでとても美味しいわ!」
私の心を見抜いたのか、リリーが少し大きめな声で褒めてくれた。
嬉しさでさっきまでの感情など、吹っ飛んでしまう。
「まだ残りはたくさんあるから、どんどん食べてね!そのリリーに食べてもらえるととても嬉しいの!」
「うん!こんな美味しいクッキー残すなんてもったいなさすぎるわよ!」
そうしてあっという間にクッキーはなくなった。
17
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:11:43 ID:ZrpBXlWU
「リリー、そのする前にお風呂入らない?」
「そうね、綺麗な体でしたいもんね…」
二人して羞恥心で俯く。
少し嫌な空気が流れる。
その空気を壊すために、私は発言する。
「やっぱり一緒だと狭いよね?」
「そんなことは…あるかもしれない」
リリーも私の意図を察してくれたようで安堵する。
「リリーはお客さんだから先に使って!」
結局一人ずつお風呂に入って、身体を清めた。
18
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:12:34 ID:ZrpBXlWU
〜善子の部屋にて〜
「よっちゃん…」
「リリー…」
バスローブにくるまった姿でお互いに見つめ合う。
そして同時にベッドに寝転ぶ。
添い寝でもするかのような状態だけど、今からそれ以上のことをするのよね…
リリーがおどおどした手つきで私の胸に触る。
下着はつけていない状態だからリリーの手の柔らかさを感じられて安心する。
私もリリーの胸に手を当てる。
「ドクンドクンドクン」と速いペースで脈を打っているのが分かり、リリーが緊張しているのが判明した。
なぜだかそのことがとても嬉しく感じた。
19
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:13:19 ID:ZrpBXlWU
「よっちゃん直接触りたい…」
「うん」
私は身にまとっているバスローブを脱ぐ。
リリーもバスローブを脱ぎ捨てた。
リリーの産まれたままの姿をついじっと眺めてしまう。
私の不健康的な白さとは違う、美白と言える白い肌。
それにとても艶と張りのある肌。
官能的とまで言える美しさにうっとりしてしまう。
そんな私の視線に気づいたリリーが手でアンダーヘアーを隠す。
丁寧に手入れされていて綺麗な三角になっていたから隠す必要なんてないのにね。
私は昨日急いで脱毛クリームを塗ったからツルツルなわけで…
20
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:14:09 ID:ZrpBXlWU
「よっちゃんなんか視線がスケベおやじみたいね」
リリーが無理に口角を上げて笑おうとする。
だから私はリリーの不安を少しでも取り除ければと思って、果南直伝のハグをする。
「リリー怖い?」
「ううん、でも初めてだからどうすればいいのか分からなくて…」
「私も正直分からないわよ…でもリリーをこうして抱きしめているだけでとても安心するの」
「うん、私も」
しばらく密着した状態が続いた。
時間がたてばたつほどリリーをより感じたくて、腕に力を入れていた。
リリーはとても穏やかな表情でそんな私を優しく見守ってくれた。
自分で攻めといてこのざまとは、やっぱりヘタレだと思うけれど、今はこれでいいんだて思うと、次の一歩を踏み出す勇気が湧いた。
21
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:15:14 ID:ZrpBXlWU
「ねえ、続きをしましょう?」
「よっちゃんは大丈夫?」
「ええ、私はもう平気よ」
「じゃあもう遠慮しないでもいいかな?」
「勿論よ!リリーがやりたいようにしなさい!」
リリーが私の唇にキスをする。
私もキスを返す。
またリリーが唇を求めてくる。
私もリリーのそれを求める。
唇と唇が重なる。
ほんのり温かい。
リリーが舌を口内に忍ばせてくる。
私もリリーの口内に舌を忍ばせる。
次第に舌を激しく絡め合い、無意識に手を「ぎゅっ」と握り合っていた。
リリーの唾液が流れ込んで来る。
私はそれを「ゴクリ」と飲み込んだ。
なんだか私の中にリリーが入ってきて、溶けて混じっていくかのように感じる。
リリーもどうやら同じみたいで、先ほどまでとは比べ物にならないぐらい美しい笑顔をしている。
そしてお互いに舌を解放する。
舌と舌に透明な架け橋が一瞬できて、そしてすぐに「ぷつり」と切れる。
「よっちゃん可愛いよ」
「リリーだって可愛いわよ」
お互いにクスクスと笑い合う。
さっきまでの緊張が完全にほぐれた。
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:15:59 ID:ZrpBXlWU
「じゃあ、よっちゃんのメッセージ通りにするね」
「うん」
リリーは私をベッドに押し倒す。
そして両手で私の胸を揉む。
私もリリーの胸を揉む。
リリーの胸は大きくはないけれど手のひらにちょうど収まるサイズで十分な揉み応えがある。
とても弾力性に富んでいて、そしてモチモチしていて私の手がくっついてしまう。
しばらく揉んでいると、リリーが「もっと!」と私を求めた。
だからより速くより強くリリーの胸を揉みほぐす。
そうするとリリーは私の左乳首に口づけして、それから乳首を中心に周囲を舐めまわし始めた。
私はリリーの舌が乳首に触れるたびに、刺激を感じてもっと欲しいと願う。
リリーが乳首を甘噛みする。
私は強烈な刺激に「んんん!!!」と声を上げる。
リリーはとても愛おしそうにそんな私を見つめている。
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:16:40 ID:ZrpBXlWU
「よっちゃん乳首硬くなっているよ」
リリーが少し意地悪な表情で呟く。
「リリーだって!」
いつの間にかリリーの綺麗な桜色の乳首も「ツン」と硬くなり、少し大きくなっていた。
「もっとよっちゃんを食べていいかしら?」
「うん、リリーに美味しく食べてもらいたいわ」
リリーは私の両足を広げて女性器に優しく触れる。
「よっちゃんもうびしょびしょだね」
自覚はしていたけど、改めて指摘されると余計に恥ずかしくなる。
「し、仕方ないじゃない!」
私は必死に照れ隠しをしてしまう。
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:17:18 ID:ZrpBXlWU
「照れなくたっていいじゃない」
そう言うと、リリーは女性器の周辺を舐め始めた。
「くちゅくちゅ」という音がかすかに聞こえるから、空いてる手で自分の女性器を慰めているのだろう。
リリーの舌がクリトリスを「ペロリ」と、舐める。
私は想像以上の気持ち良さに腰を浮かしてしまう。
その様子を見て、リリーはより執着的にクリトリスを舐め続ける。
自慰の音もさっきよりはっきりと聞こえるから、リリーも興奮しているのだと分かり、心が躍る。
そしてついに私の理性は限界を迎え、大洪水を起こす。
こんなに気持ち良い体験なんてしたことないから、頭に何の言葉も浮かばない。
リリーに「よっちゃん」と呼ばれて、ようやく意識を取り戻す。
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:17:55 ID:ZrpBXlWU
「よっちゃんの蜜の味とっても美味しかったわよ」
リリーは満ち足りた表情をしている。
でも私はもっと刺激が欲しくて…
「お願いリリー!もっと刺激を頂戴!」
「よっちゃんはとても淫乱だね…でもそんなよっちゃんが好き♪」
今度は愛液に覆われている膣の中にリリーが中指を挿入する。
抵抗など全くなくするりとリリーの指がはまる。
リリーの細くて長い指に膣内を掻き乱されて、頭がおかしくなりそうなほどの刺激に嬌声が漏れる。
リリーもノリノリのようで、器用に片手で自分の膣内を弄っているのが分かる。
リリーだって見ているこっちが恥ずかしくなるぐらい淫らな表情じゃない!!!
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:18:39 ID:ZrpBXlWU
「よっちゃん気分はどう?」
「もっとリリーが欲しいて衝動を抑えられそうにないわ!」
「ならもっと頑張るね」
リリーは人差し指も膣の中に入れる。
そしてさっきよりも広い範囲を2本の指で撫でまわす。
だから与えられる快楽は2倍、いや3倍にもなって私を虜にしようとする。
さっきよりも一層大きな声で唸る。
そんな私を見て、リリーは指をより深く潜り込ませて激しく膣内で暴れまわる。
リリーの自慰もペースアップしていて、目にハートマークが浮かびそうなほど蕩けきった顔をしている。
きっと私も同じような顔をしていると思う。
だってさっきからよだれがとどめなく溢れ出ているのだから。
そんなことをおぼろげながら考えていると、人生最大の快楽の波が私を突如飲み込んだ。
リリーの指がGスポットと言われる場所をついに発見したみたいね…
リリーも私のその反応を見て、そこを集中的に攻める。
「よっちゃんここがいいの?」
「うん、リリーの指が私の恥ずかしい秘密を暴いちゃったみたいね」
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:19:18 ID:ZrpBXlWU
「ふふ、またそんな余裕ぶって」
まさにリリーの言う通りだ。
正直もう長くはもちそうにない。
リリーが産みだす刺激が、私をヘブンに誘っている。
今リリーに何か聞かれても、ちゃんとした言語を話せる気がしない。
「よっちゃん、私ももう…」
良かった。
リリーも気持ち良くなっていたみたいね。
ほんのちょっとだけど私ばかり奉仕されているから、リリーに申し訳ないと罪悪感を抱えていたけど、リリーは自力でヘブンに辿り着けそうで安心する。
「リリー!!!」
「よっちゃん!!!」
呼吸がぴったりと重なる。
つまり…
「堕天する!!!!!」
二人同時に絶頂する。
リリーの美しい顔が、理性を崩壊させた快楽に歪んでいる。
いわゆるアヘ顔というのかしら?
きっと私も…
そこで私の意識は途絶えた。
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:19:56 ID:ZrpBXlWU
〜しばらくして〜
「あ、よっちゃん起きたんだ」
私とリリーはベッドで向き合っていた。
ちょっとだけ、リリーの顔を見ていると恥ずかしくて逃げ出したくなる。
「リリーあれは夢でなかったのね?」
「そうだよ、私たち一線を越えたんだよ」
「今こんなことを言うのもおかしいかもしれないけれど、ありがとう」
「どういたしまして」
「それから私はリリーを愛しているわ」
リリーの綺麗な瞳を直視しながら、愛を囁く。
「私だってよっちゃんを愛しているわ」
リリーも私の瞳をしっかり見つめながら愛の言葉を告げる。
「だからこれからもよろしくね」
「こちらこそ」
どちらからともなく抱きしめ合う。
リリーの体温を感じられることに、今まで以上の幸福感がある。
きっとリリーも同じなのだろう。
私なりの優しい笑顔を向けると、リリーも優しい笑顔を返してくれた。
リリーの笑顔を見て、パズルの最後のピースがはまったかのように満ち足りた気分になる。
きっとこの先の未来もリリーと一緒ならいつでも幸せだと確信しながら、私は深い眠りに墜ちるのだった。
29
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/13(水) 11:20:43 ID:ZrpBXlWU
これで完結です!
もしかしたらホワイトデーに続編書くかもです!
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