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ガエリオ「誰に協力しようかな」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 08:42:32 ID:cI6hBms2
ガエリオ「マクギリスに殺されたかと思ってたら生きてた……
今は記録的に死んだことにしておいて、キマリスも俺の家に返した
ってことにしてある……
クソッ、でも早く手を打たないとマクギリスにアレ持ってかれる!
だがどうすればいいんだ……アイツの腕前はあの火星人以上だ……
となると、俺一人で勝つのは無理だ……どうすればいいんだ!」
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 08:44:24 ID:cI6hBms2
ガエリオ「セブンスターズのアリアンロッド艦隊……
コイツらならギャラルホルン最強とも言われるが……
微妙だな。いいパイロットを聞いたことがないし、マクギリスなら一騎当千とか
しそうで怖い。」
ガエリオ「そもそも、俺じゃマクギリス相手に勝てる気がしないからアリアンロッド
と組んでも烏合の衆だろうし、完全にダメだな。
となるとセブンスターズで頼れる仲間なんていないな。
アインも死んでしまったし……クソッ、八方ふさがりじゃないか!」
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 08:47:44 ID:cI6hBms2
ガエリオ「身分を偽って貰ったし、仮面をつければOKだし……
ちょっとどこか頼れる奴でも探してみるか……」船ビューン
ガエリオ「……セブンスターズ以外の船に乗るなんて初めてだな。
まぁ、これ民間の船に偽装した俺の家の船なんだけど。」
ガエリオ「俺を匿ってくれた奴らの情報によれば、マクギリスは地球にいる……
となると地球の奴と仲間になるのは無理だろうな。
木星……テイワズ辺りに頼んでみるのもいいかもしれないな。」
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 08:50:43 ID:cI6hBms2
ガエリオ「うーん……でも最近火星がハーフメタル利権を勝ち取ったって言うしな。
となると、火星にいる鉄華団と言うのに頼んで……
いやいやいやいやいや!散々ネズミとか馬鹿にした奴らに頼むとか馬鹿か!
絶対あのガキに絞め殺される!」
ガエリオ「……やっぱり、テイワズに交渉に行くしかないのか?
あそこのおっさん、前に写真で見たとき怖かったしな……
よし、テイワズに向か」ドォォン
ガエリオ「なんだ!?」
船員「ヴィダール!どうやら宇宙海賊のようです!」
ガエリオ「ええい、こんな考え事で頭がいっぱいな時に!
俺が出撃してなんとかする!シュヴァルベグレイズを出せ!」
船員「あの機体はまだ修理中です!」
ガエリオ「ウッソだろオイ!」
船員「マジです!」
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 08:52:53 ID:cI6hBms2
船員「通信が来ました!」
ガエリオ「奴らか、代われ!」
海賊「我々は夜明けの地平線団、宇宙海賊だ。
速やかにそちらに積んである積み荷を寄越して貰おうか!」
ガエリオ「うるせえな海賊風情が!
俺は今考え事で頭がいっぱいなんだ!わざわざ上品な口で話す程暇でもない!」
海賊「そうか、ならば武力行使で向かわせてもらおう。」
ガエリオ「えっ、ちょっと待っ……」
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 08:56:17 ID:cI6hBms2
ガシャァァァァァン
ガエリオ「!?」
???「オルガが言ってた海賊だよね、何してんの?」
ガエリオ「あの機体は……火星の!」
海賊「モビルスーツ……あれが噂の悪魔と言う奴か!」
三日月「まぁ、いいか。オルガがやれって言ってたんだし。」スゥゥゥ
海賊「モビルスーツ隊!こんなモビルスーツ一機程度、即座に片付けろ!」
三日月「五月蠅いな……」メイスガシャーンッ
海賊「ほぎゃあああああ!船が半壊どころの騒ぎじゃない!
モビルスーツ出して逃げるかハッチでも何でも開け!」
三日月「あ、おやっさん。寄り道してごめん。
早く火星行かなきゃ。」ビュンッ
ガエリオ「助けられた……
……俺が……あんな馬鹿にしていたのに……」
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 08:58:03 ID:cI6hBms2
ガエリオ「……謝罪せねばな。
火星の鉄華団に!」
船員「ヴィダール、どういたしますか?」
ガエリオ「そうだな……日を改めて火星に向かおう。
今度はキマリスも持ってきて、な。」
船員「了解!」
ガエリオ「……菓子もついでに持って行こう。
マクギリスがチョコレートで餌付けしてたし……」
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:02:47 ID:cI6hBms2
暫くして
ガエリオ「……火星についたな。
この間の海賊、夜明けの地平線団とやらも討伐されたようだし、平和だな。
さて、急いで鉄華団を探さなくては……
と思ったが、前に来ていたから場所はわかるな。」クルマブロロロロローッ
ガエリオ「……なんか、CGSの時よりデカくなってないか?
ま、いいか。」
鉄華団団員「なんだよアンタ、ここいらじゃ見かけねえ顔だな。
ってか、仮面つけてるし……」
ガエリオ「鉄華団団長に用事があってきた。
頼む、通してはくれないか?」
鉄華団団員「はぁ?団長にか?」
ガエリオ「頼む。なんだったらコレをやろう。
袋入り菓子だ。」
鉄華団団員「菓子……ならテイワズの人か!ヘヘヘ……
お菓子なんて二年ぶりだ!」ムシャムシャ
ガエリオ(テイワズに菓子発注しといて良かったァァァァァ!)
9
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:04:23 ID:cI6hBms2
三日月「アンタ何してんの?」
ガエリオ「……あっ」
ガエリオ「い、い、いや、その……あの……
鉄華団の団長に用があって……その……」ボソボソボソ
三日月「オルガに?なんでガリガリが?」
ガエリオ「気づいてたのかよ!」
三日月「別に、普通でしょ。」
ガエリオ(声まで変えるマスク使ってんのに……どう言う
感覚してんだこのチビ!)
10
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:05:53 ID:cI6hBms2
三日月「オルガ、連れてきたよ」
オルガ「おお、ミカ。誰だソイツ。」
三日月「ガリガリ」
オルガ「……痩せては見えねえぞ?」
ガエリオ「ヴィダールだ。今はそう呼んでくれ……」
オルガ「お、おう。」
ガエリオ「今日は鉄華団に折り入って頼みがあって来た。
あ、これ紅茶と菓子な」
ユージン(……美味そうだけど手ェ出したらまたオルガに馬鹿にされる……)
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:09:12 ID:cI6hBms2
オルガ「……で、その頼みってなんだ?
あと菓子サンキューな、これウチの団員の好物なんだわ」
ガエリオ「マクギリス・ファリドを討って欲しい。
そのためなら俺はなんでも協力する。だから頼む!
奴は俺を殺し、カルタも殺し、ボードウィン家も地球外緑軌道統制統合艦隊も
乗っ取るつもりなんだ!」
オルガ「……話は理解したがよ、奴らには夜明けの地平線団との戦いのこともある。
少し考えさせてくれ。」
ガエリオ「……マクギリスを討った暁には、ボードウィン家が後ろ盾になれる
かもしれないんだ。
それに、ギャラルホルンでマクギリスと対立しているアリアンロッドも味方
につけれるかもしれないんだ。」
オルガ「考えさせてくれって言ってるだろ……」
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:10:56 ID:cI6hBms2
ガエリオ「そ、そうか……」
オルガ「でもよ、その話は悪くねえな。
ギャラルホルンを味方につけられるってことはよ、火星も独立できるかもしれねえ……」
ユージン「確かにな。
色々と利はあるかもだし、ここはその話に乗るってのはありじゃねえか?」
オルガ「ああ、暫く火星に留まっててくれ。
俺はその間に色々考えておく。」
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:12:30 ID:cI6hBms2
ガエリオ「そうか……なら俺はしばらくはいよう。
決断は早めにしてくれ。
マクギリスはお前らを利用する可能性が大いにある。」
オルガ「そっかぁ、なら早めに考えねえとな……」
三日月「……これ美味い」
ユージン「ホントだうめえ!」
14
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:15:53 ID:cI6hBms2
翌日
オルガ「……火星の独立、そうすれば俺たちは色々と変われるはずだ。
となると、数の多いギャラルホルン側に回るのがいいはずだ……
石動たちやマクギリスはあまり信用できねえところもある。
それに、アイツらだとリスクも伴う上に完全に信用できる何かがあるわけでもねえ……」
オルガ「よし、決めた!」スタスタスタスタ
ガエリオ「……決断は出来たのか?」
オルガ「ああ。
鉄華団はアンタの側に乗ってやる。
けどよ……対等な関係ってことで腹割って行こうじゃねえか!」
ガエリオ「お、おう……
ただし俺は戸籍上死んだ扱いなんだ。キマリスを偽装して貰わなきゃならない。
故に色々と時間がかかる。頼むぞ……」
オルガ「おう。任せとけ。」
15
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:18:00 ID:cI6hBms2
数か月後―
オルガ「タカキが鉄華団抜けちまった上に、地球支部も壊滅……
クッソみてえな被害にしかあってねえな……」
昭弘「裏切者までいる始末だ。」
三日月「そういや、ガリガリは?」
オルガ「やっと改修が終わったみたいで、火星に来てるところだ。
エイハブ・リアクターまで偽装するみてえだしな。」
三日月「ふーん……」
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:21:16 ID:cI6hBms2
オルガ「で、例のブツはどうなんだ?」端末ポチポチ
ヤマギ「カラーリングも整備も終わったところです。
それで、そっちの方にある巨大な物は?」
オルガ「まだピクリとも動いてねえ。
まぁ、そりゃ当然だろうがよ……このまま持ち帰って、パーツばらすか。」
ヤマギ「わかりました。」
オルガ「……しかしこのデケエのどうやって運べばいいんだ?
エイハブ・リアクターを使うモビルスーツだと電波とか色々ぶっ壊しちまうからな……
となると大変だな。」
17
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:22:58 ID:cI6hBms2
更に数か月後……
オルガ「完成したのか、新しいバルバトス。」
三日月「うん、バルバトスルプスレクスって言うんだってさ。
前のバルバトスを色々いじったんだって。」
昭弘「前に運んできたあの鳥のような機械はどうしたんだ?」
オルガ「ああ、片っ端から部品ばらして装甲とかはヴィダールのに使ったそうだ。」
ガエリオ「ガンダム・ヴィダール……
なんか凄いのになったな。」
18
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:26:57 ID:cI6hBms2
ガエリオ「タービンズ、鉄華団、アリアンロッド……
これだけあれば、例えマクギリスがバエルを起動しても勝てるかもしれん。
よし……よしっ!そろそろ姿を明かすときか!
それに、ガンダム・ヴィダールと言ったがカラーリングから何から何まで改造
して……完成したこの新しいキマリスなら、マクギリスについていけなくても
力になることは出来るはずだ!」
マクギリス「聞け!ギャラルホルンの諸君!
300年の眠りから、マクギリス・ファリドの元にバエルは蘇った!」
ガエリオ「今だ、回線割込みっ!」
マクギリス「えっ」
ガエリオ「私の名は、ボードウィン家のガエリオ・ボードウィンだ!
そしてここに宣言する!逆賊、マクギリス・ファリドを討つと!」
19
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:28:37 ID:cI6hBms2
ラスタル「では、交渉は成立だな、マクマード・バリストン……」
マクマード「鉄華団とタービンズを頼むぜ、ラスタル。
ギャラルホルンの内乱に巻き込まれる分、火星の独立って奴にも尽力してやってくれ。」
ラスタル「構わん。ガエリオ・ボードウィンが姿を隠してまで戦うのだ。
私もそれに答えてやらねばアリアンロッド艦隊の長を名乗ることは許されん。」
20
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:30:44 ID:cI6hBms2
マクギリス「……バエルとそれに従う兵力……
これならばアリアンロッドや鉄華団相手でも負けはしないだろう。」
マクギリス「行くぞ!皆!バエルの下へ集え!」
青年将校「おおおおおおおおお!」
オルガ「よろしく頼むぜ、アリアンロッド艦隊、ラスタル・エリオン。」
ラスタル「任せておけ、鉄華団の諸君。我々とボードウィン家、そして君たちの力があれば……
マクギリスはそこまで大した敵ではないさ。」
21
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:32:14 ID:cI6hBms2
ジュリエッタ「ジュリエッタ・ジュリス!
ラスタル様のため、出ます!」ビュンッ
三日月「三日月・オーガス。ガンダム・バルバトスルプスレクス。出るよ。」
昭弘「昭弘!・アルトランド!ガンダムグシオンリベイクフルシティ!出るぞ!」
シノ「ノルバ・シノ!四代目流星号!出るぜ!」
ライド「ライド・マッス!雷電号!」
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:34:59 ID:cI6hBms2
オルガ「……なんで出撃ん時に名乗るんだ?」
ユージン「俺が知るか!」アタマスパンッ
ガエリオ「俺は後続で出よう。
流石に一気に出過ぎて補給がダダ被りなんてことにはなりたくないからな。」
オルガ「頼むぜ、ヴィダール……
いや、ガエリオ。」
ラスタル「こちらの兵はマクギリスたちを相手にするには不十分だ。
ダインスレイヴも使用する名目を考えたとしてもリスクがある以上、使わず
してこの戦いに勝つ意味がある。
わかるな?イオク。」
イオク「どのような意味が……?」
ラスタル「わからないのか。禁止兵器などにも頼らずともバエルは恐ろしくない。
バエルの理想とはこの程度と言うことを思い知らせることだ。」
イオク「は、はぁ……」(わからん)
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:37:45 ID:cI6hBms2
マクギリス「来たか、三日月・オーガス。」
三日月「チョコの人とやり合うのは久しぶりだな……」
石動「前とは違う機体か……」ガキンッ
ジュリエッタ「お互いに、そのようですね。」ギギギ
オルガ「昭弘、シノはとにかく砲撃で敵の数を減らせ!」
シノ「わかってるよんなこたぁ!」ズガガガガガガ
昭弘「にしてもキリがねえな……」
アリアンロッド兵士「バエルの力に従う奴ってのはそれだけ多いのかよ!」
ダンテ「三日月たちが上手くやるってのを期待するしかねえけどな!」
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:40:10 ID:cI6hBms2
マクギリス「見ろ!純粋な力のみが成立させるこの輝きには誰もついてこれまい!」キンキンキン
三日月「うざったらしいな……」ガキンッガキンッ
ジュリエッタ「……前よりも重くなっている……」ガキンッ
石動「前よりも早くなっている……」ガキガキバシバシドカドカ
昭弘「チッ、もう弾切れか!」
シノ「昭弘!補給戻れ!デルマ、チャド!後詰め頼むぜ!」
デルマ「はい!」ズガガガガガガ
チャド「おう!」バシバシボンボンドカドカ
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:43:20 ID:cI6hBms2
ガエリオ「そろそろ補給に戻ってくる頃か。俺も出るぞ。」
オルガ「おう、頼むぜ。」
ガエリオ「……行くぞ!ぐっ……負担がキツいが……
アイツを倒すためなら禁忌でも何でも触れてやるッ!」
ガエリオ「阿頼耶識……オリジナルのキマリスヴィダールだ!」
昭弘「ガエリオが来たか……補給に戻れ、ライド!」ビュンッ
ライド「うっす!」ビュンッ
ハッシュ「デルマさん、チャドさん!まだ来ます!」
デルマ「おう!」バンバンバンバン
ガエリオ「数が多いが……それほど強いわけではないな。」バンバングサグサ
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:47:03 ID:cI6hBms2
マクギリス「くっ……」ジリジリ
三日月(剣が一本折れた。けどこっちのメイスも折れた。
素手で殴り合うのは難しいかな……)キンキンドカドカバキバキ
ジュリエッタ「くっ……」ボロボロッ
(私の方もそろそろ補給に戻らないと……
このままじゃ先に消耗しきってしまう!)
石動「勢いが弱まっているな。」キンキン
(向こうは高機動で動いていても、それに最小限の消耗で合わせれば問題はない。)
ライド「おおおおりゃあああああああっ!」ドカンッバンバンッ
石動「ぐっ!?」
ライド「おいねーちゃん、さっさと補給行って来いよ!
ここは俺が凌ぐ!」
ジュリエッタ「鉄華団の……わかりました!」ビュンッ
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:51:57 ID:cI6hBms2
マクギリス「ぐぅっ!」バンバンバンバン
三日月(俺の爪も折れたけど、向こうも素手になった。
あとは銃だけか。あ、あと尻尾。)バンバンバンバンビュルルルンッ
石動「准将……ぐっ!」
ライド「オラオラオラッ!足が余所見してんじゃねえよ!」ガキンッバキィッ
シノ「向こうのモビルスーツも少なくなってきたな!」
ラスタル「数を見れば向こうもあと少しか……
こちらの補給もこれ以上長引くと持たなくなるな。
総員、突撃!」
オルガ「こっちももう補給しようにもどうともならねえな……
なら……
兄貴!」
名瀬「ああわかってるっての。総員突撃!
モビルスーツを全機出して一気に畳みかけろ!」
シノ「っしゃああああああ!行くぜ!
唸れェェェッ!ギャラクシィィィィィキャノンッ!発射アアアアア!」ズバァァァァン
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:53:51 ID:cI6hBms2
マクギリス「戦況が一変した……だと!?
俺が、コイツらに負けるだと……?」
三日月「アンタのことはどうでもいい。誰だって知らない。
けど、俺はオルガにアンタをやっちまえって言われたからさ!」ヒールバンカーッ
マクギリス「ぐっ……まだだぁあああああ!」ビュンッ
三日月「しまっ」ドカァンッ
マクギリス「まだだ……ラスタル・エリオンを討ち、そのまま船で鉄華団を殺せれば……
俺は……」
29
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:57:15 ID:cI6hBms2
石動「私は……准……将……の世界……をっ……」
ライド「……スッゲー気持ちはわかるけどよ……
俺だって、こうなるのかもしれないけどよ……クソッ……
変な気分になっちまった……」
ジュリエッタ「……私も、ラスタル様に拾ってもらえなければ……
こうなっていたのかもしれない……」
オルガ「よぉし!敵艦隊は全部沈めた!
後は残党のモビルスーツを落とすだけだ!」
昭弘「オオオラアアアアアアアアアアッ!」
青年将校「なんだコイツ!?なんてパワーして……アアアアアアア!」グシャンッ
昭弘「……やっぱ使えんじゃねえかコレ!」
シノ「デルマ!ダンテ!お前らは奥の奴やって来い!」
デルマ「おう!」
ダンテ「任せとけ!」
30
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 09:59:16 ID:cI6hBms2
マクギリス「……ハァ……ハァ……
あと、少し……」
ガエリオ「……」
マクギリス「グ……アアアア……ガエリオオオオオオッ!」
ガエリオ「……」パンッ
マクギリス「ガ……エリオ……」
ガエリオ「マクギリス……
何故道を誤ったんだ……こんなことをしなくったって、幸せになる道はあったはずだろう!」
マクギリス「……ガエリオ……
お前は、俺の生涯唯一の……」
ガエリオ「言わなくていい……
俺はお前の言いたいことはわかってる……」
31
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 10:00:42 ID:cI6hBms2
ガエリオ「安らかに眠ってくれ……
お前のその願い、叶えて見せる。」
マクギリス「……」
ラスタル「これからの歴史は動くだろう。
そして、ここに宣言する!今ここに、アリアンロッド艦隊、鉄華団、タービンズにより革命の暴徒は討ち取られた!
これにて、この戦いは終わる!」
32
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 10:03:00 ID:cI6hBms2
ガエリオ「……ありがとう、鉄華団。」
オルガ「よしてくれ。
お前のおかげで、俺達も火星が独立できたし、民主制のギャラルホルンが
出来上がった。
おかげで火星の王にもなれたしな。」
ガエリオ「そうか……それは良かったな。
マクギリスの夢見た世界が……アイツの死で成し遂げられるなんて話は
実に困った話だ。」
オルガ「まぁ、運命って奴なのかもしれねえな。
俺は辿り着くべき場所に辿り着いた……
だとしたらよ、マクギリスは止まらなかったんだな……」
33
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 10:06:05 ID:cI6hBms2
ガエリオ「にしても、火星の王たる男が独身とはな……」
オルガ「よしてくれ、俺はそう言うのはいいからよ。」
ガエリオ「グシオンの乗り手の男はタービンズの女と結婚するそうだ。
それに、三日月・オーガスは妻が二人もいるそうだ。」
オルガ「……マジかよ、聞いてねえぞんな話……」
ガエリオ「お前が仕事漬けで聞いていないだけだろう。」
オルガ「だからよ……そう言う話は内緒にするんじゃねえぞ……」
終わり
34
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 10:06:42 ID:cI6hBms2
おまけ
ジュリエッタ「出会いが欲しい!」
ライド「俺も!」
ハッシュ(……いっそ付き合えよコイツら……)
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