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【バンドリ】有咲「聖杯戦争!?」【安価】

1 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/24(木) 23:50:41 ID:H2w1QRFA
題名通りです
クロスオーバーものは初めてですので変になるかも知れませんがご了承ください

8以下、名無しが深夜にお送りします:2019/01/25(金) 03:53:12 ID:L0Zks0/s
キャスター

9以下、名無しが深夜にお送りします:2019/01/26(土) 11:52:13 ID:UUhWp3xo
じゃあアサシン

10スレ初心者:2019/01/26(土) 17:51:50 ID:m/hVyvA6
キャスター

11 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/26(土) 23:17:52 ID:fB7gLMc2
反応ありがとうございます
アサシンとキャスターが同数ということでどちらかでお願いします
≫12

ちなみにアサシンは今劇場で頑張っている真アサシンの予定です
普通のアサシンが良い場合それも一緒にコメントしてくれると助かります

12以下、名無しが深夜にお送りします:2019/01/27(日) 10:58:37 ID:cd61r/gE
んじゃキャスターで

安価出すときは半角の>を二つやで

13 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 14:46:11 ID:TV2GDHmE
ありがとうございます
>>1、ですかね?

14 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 14:55:13 ID:TV2GDHmE


キャスター「あら? 随分と可愛らしいマスターね」



有咲「....え?」

キャスター「それにしてもここはどこ? 蔵? 私好みと言えば好みだけれど...」

有咲「だ、だ...」

キャスター「にしても金髪で可愛い女子ので、ふふ、今回のマスターは....」

有咲「誰だーー!!!



ばあちゃん「有咲!! どうしたんだい!?」ダッダダ

有咲「ばあちゃん! いきなりここにフードを被った不気味なやつが....」チラ


シーン


有咲「あれ?」

15 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 15:01:46 ID:TV2GDHmE
ばあちゃん「...? 誰かいたのかい?」

有咲「さっきここに誰かいたはずなんだけど」

ばあちゃん「そうなのかい? あ、光は消えてるみたいだね」

有咲「あ、うん。それはいいんだけど...」

ばあちゃん「怪我とかはないかい?」

有咲「うん。それも特には」

ばあちゃん「ならよかった。にしても何だったんだろうね?」

有咲「うーん、私にも何が何やら」

16 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 15:29:50 ID:TV2GDHmE
食後 有咲部屋

有咲「はぁー」ボフ

有咲「あー、風呂上がりのベットは気持ちいいな〜」


キャスター「随分のんびりくつろいでるじゃない」スゥゥ


有咲「...!?」

キャスター「それにしても貴方いいスタイルしてるわね〜」

有咲「で、出たー!!」

キャスター「きゃっ! 何よ」

有咲「さっき蔵にいたやつ!」

キャスター「やつ、ですって? 私は女よ!」

有咲「お、おま、一体誰なんだよ!」

キャスター「だから言ったじゃないキャスターのサーヴァントだって」

有咲「キャスター? サーヴァント? なんだよそれ!」

17 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 15:34:48 ID:TV2GDHmE
キャスター「はぁ? 貴方が私を召喚したんじゃないの?

有咲「召喚? そんなのした覚えねーけど」

キャスタ-「だったらほら、手の甲見てみなさい」

有咲「手の甲?....ええ!! なんだこれ!?」

キャスタ-「令呪よ、それ」

有咲「れいじゅ? この入れ墨みたいなものが?」

キャスター「そうよ。そしてそれがマスターの証よ」

18 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 15:44:57 ID:TV2GDHmE
有咲「マスター? 一体何の?」

キャスター「...貴方、本当に何も知らないのね」

有咲「そうだよ。さっきから何がなんだか。てか、あんたが一番意味がわかんねーんだけど」

キャスター「だからキャスターだって言ってるじゃない。はぁ、1から説明しなきゃダメなのかしら?」

有咲「出来ればして欲しい、んだけど。後この入れ墨も消して欲しいんだけど」

キャスター「それは無理ね。とにかく、説明なら良い場所があるわ」

有咲「良い場所?」

キャスター「ええ、監督役がいる場所よ」

19 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 15:58:33 ID:TV2GDHmE
サークル

キャスター「ここよ」

有咲「ここってサークルじゃねーか」

キャスタ-「建物の名前は知らないけれどここにいると知識が与えられているわ」

有咲「知識が与えられている? 何か変な言い方だな」

キャスター「とにかく入りましょう」ガラガラ

有咲「こんな夜遅くでも開いてるのか」

有咲(ってか、色々知りたくて着いて来ちまったけど大丈夫なのか? 色々と)

20 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 16:08:25 ID:TV2GDHmE
まりな「あ、いらっしゃい」

有咲「どーも。夜遅くにすみません、まりなさん」

有咲(あれ? あいつどこ行ったんだ?)キョロキョロ

まりな「大丈夫だよ。それにこの時間なんだし、今日はバンドとは関係ない用事なんじゃない?」

有咲「!? それって...」

まりな「とりあえずお茶でいいかな?」

有咲「は、はい」

まりな「お連れの方も?」

有咲「!!」

キャスター「私は何もいらないわ」スゥゥ

21 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/29(火) 16:17:58 ID:TV2GDHmE
有咲「おま! 今消えてなかったか?」

キャスター「霊体化っていうの。そういうのも説明があるわ」

まりな「なるほど。それでここに来た訳ね」

有咲「あ、えっと、まりなさんは色々知ってるんですか?」

まりな「まーね。ま、とにかく座って待ってて」

22 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/31(木) 23:25:05 ID:D7YjGr2g

〜説明中〜


まりな「ということなんだけど、わかったかな?」

有咲「いやいや! 全くわかんないですよ!」

まりな「あ、そう? おっかしいなぁ。『これで聖杯戦争の説明はバッチリ!』ガイドブックの通りに言ったんだけど」

有咲「そう! その聖杯戦争ってのはなんなんですか!?」

まりな「聖杯戦争っていうのはね、何でも願いを叶え事が出来る聖杯を巡って戦うことだよ」

有咲「何でも願いが叶う? 聖杯? そんな漫画みたいな物が...」

まりな「あるんだよ、これが。証拠としては有咲ちゃんのそばにいる人かな」」

23 ◆.5iMLEYWp2:2019/01/31(木) 23:48:26 ID:D7YjGr2g
有咲「今は見えないですけどね」

まりな「その聖杯を巡って、七人のマスターと七騎のサーヴァントが戦う。それが聖杯戦争だよ」

有咲「戦う...穏やかじゃないですね。それに七人も。私以外に六人いるんですか?」

まりな「いるよ。ちなみに他の人達には説明済んでるから有咲ちゃんが最後だよ」

有咲「やっぱり。その六人って私の身近な人、ですか?」

まりな「マスターの正体は教えられないかな。それを探すのも戦いの内、だよ」

有咲「戦いって、どうやって戦うんですか?」

まりな「有咲ちゃんが召喚したサーヴァントでだよ」

有咲「えっと、こいつで?」キョロキョロ

キャスター『ちょっと、こいつ呼ばわりはやめてちょうだい』

有咲「うわぁ! 頭の中に声が!」

まりな「さて、聖杯戦争はこんな感じ。それじゃ、明日、いや、今日から頑張ってね!」

有咲「いやいや! まだ聞きたいことありますよ!」

まりな「例えば?」

24 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/01(金) 00:13:06 ID:7ywqFbB2
有咲「えっと、この手の入れ墨? 痣? とにかくこれは?」

まりな「それは令呪って言って、サーヴァントに命令をすることが出来るもの。三画しかないから大事に使ってね。その令呪がなくなればサーヴァントとの契約も切れることになるから慎重に」

有咲「...結局はすぐにはなくならないって事か。はぁ」

まりな「他には? 今の内に何でも聞いちゃってね」

有咲「えーと、そうだ! このサーヴァントって一体何なんですか?」

まりな「サーヴァントはサーヴァントだよ。マスターに仕え、マスターの指示に従う。けど、たまに従わない子もいるから気をつけてね」

有咲「消えたりしてますけど、人間、なんですか?」

まりな「いや、サーヴァントはね、昔存在した英雄達なの。その英雄達が召喚に応じてこうして限界してくれてるんだよ」

有咲「もう訳わかんねー。てうか、まりなさん、どうしてそんなに詳しいんですか?」

まりな「今回の監督役だからね、私。監督役って言うのはみんなが戦いであれこれ破壊したときの事後処理や、犠牲者を保護したりとかする役目のこと」

有咲「なんでまたそんなのに?」

まりな「んー、有咲ちゃんと同じく私もたまたまこうなったとしか言いようがないんだよね。あとは時給良かったし」

有咲「お金ですか。にしても戦いで破壊って、そんなに危ないことするんですか?」

まりな「それは、ま、自分のサーヴァントに聞いた方が早いと思うよ」

まりな「ちなみに勝者は一人だけ。最後の一人になるまで戦いは続くよ」

25 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/01(金) 00:28:41 ID:7ywqFbB2
有咲「うへぇ、何かやばそうだな。あの、辞退ってできますか?」

まりな「まぁ、出来なくもないけど、いいの?」

有咲「何か大変そうですし、それにポピパの練習もあるんで」

まりな「叶えたい願いとかないの?」

有咲「願い、か」ポワポワ


香澄『ありさ〜』


有咲「えへへ///」

まりな「ありそうだね」

有咲「はっ! これは、ちがっ...」

まりな「やるだけやったら? それにもしこの戦いに有咲ちゃんと同じ願いを持ってる人がいたら、どうする?」

有咲「...え?」

26 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/01(金) 00:46:17 ID:7ywqFbB2
ガチャ

有咲「夜遅くに失礼しました」ペコ

まりな「いえいえ〜、これも仕事だからね」

有咲「正直まだよくわかんない事だらけなんでまた聞きに来ると思いますけど」

まりな「勿論いいよ。ただ気をつけてね。どこに他のマスターが潜んでるかわからないから」

有咲「他のマスター、か」

まりな「あ、そーだ。いい?この聖杯戦争に関しては一般の人には内緒だよ。いいね? 戦いも基本夜やること。隠蔽作業とか大変なんだから」

有咲「わかりました。確かに何も知らない人にこんなこと言っても信じてもらえないよな。私自身もまだ信じ切れてねーし」

まりな「そういうこと。それじゃ、有咲ちゃんの願いが叶うように応援してるね」

27 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/01(金) 01:02:56 ID:7ywqFbB2
キャスタ-「待ちなさい」スゥゥ

有咲「のわぁ! いきなり出てくるなよ!」

キャスター「私も聞きたいことがあるわ。いいかしら? 監督役さん?」

まりな「勿論どうぞ」

キャスター「私達サーヴァントはマスターからの魔力供給で限界出来てる。けれどこの子には魔力を感じない。なのに私には確かに魔力が流れてきてるわ。これはどういうこと?」

まりな「あー、そのことか。有咲ちゃんには混乱するだけだろうから言わなかったけど」

有咲「何?まだ何かあったのか?」

まりな「確かに有咲ちゃん達に魔力はないよ。けど今回に聖杯戦争ではねマスターのバンド力が魔力となってサーヴァントに送られるの!」

有咲「バンド?」

キャスター「力?」

まりな「そう! マスターである有咲ちゃんのバンド力が魔力となってサーヴァントに流れているんだよ!」

有咲「はぁ...」

キャスター「何なの? そのバンド力って?」

まりな「バンド力って言うのはねバンドをやるためのエネルギーみたいなもの! バンドがうまければうまいほどバンド力は高いんだよ!」

28 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/01(金) 01:16:19 ID:7ywqFbB2
有咲「ヘーソンナコトガ」

キャスタ-「今回の聖杯戦争が異常だってことはわかったわ」

まりな「さ、あとは二人で話し合ってね。何かあったらまた来ても良いからさ!」


帰り道

有咲「はぁー、何か実感わかねーな」

キャスター「しっかりしてもらわないと困るわよ、マスター」

有咲「うっ...ってか、まりなさんの話だとお前もどっかの英雄だったりするのか?」

キャスター「サーヴァントが皆、英雄というわけではないわ。中には英雄からほど遠い者だっているんだから」

有咲「へー、そんなもんか。ま、英雄とか言われてもピンと来ないし別にいいんだけ....」

キャスタ-「マスター!!」バッ!

有咲「へ?」

ドゴン!!

有咲を襲ったのは? >>29
鋭い弓矢
鋭い槍の突き
鋭い短刀

29以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/02(土) 13:54:52 ID:abDckE.s
弓矢

30 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/13(水) 13:49:30 ID:5qJocXzY
有咲「いてて、何すんだよ!」

キャスター「あら? 突き刺された方が良かったかしら?」

有咲「へ? って、何だ!? 弓矢!?」

キャスター「あのままだったら間違いなく死んでたわよ」

有咲「い、一体どこから? ってか、誰が!?」

キャスター「あっちの方からだけれど、距離はわからないわ。とにかく走りなさい、マスター」

有咲「ど、どうして?」

ビュン! ビュン!

有咲「ひっ!」

キャスター「はぁ!」バン! バン!

有咲「す、すげー」

31 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/13(水) 13:52:05 ID:5qJocXzY
キャスター「まったく、まだ全然魔力が貯まっていないというのに」

有咲「ど、どうなってんだよ、これ」

キャスター「いいから走りなさい! ここにいても良い的になるだけよ!」

有咲「走るって、どこに!?」

キャスター「貴方の家よ! ほら、急いで!」バン、バン

有咲「どうなってんだよー!」ダッ!

32 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/13(水) 13:57:28 ID:5qJocXzY


??「ふむ、あのサーヴァント。キャスターで間違いないだろう」

??「マスターの顔はよく見えんが。金髪のツインテール...」

??「まぁ、いい。キャスターさえ倒せばいいわけだが...ふん!」ビュン!!

??「....やはり、この距離では仕留めきれんか。もっと近づくか、それともいっそ...」

??「いや、よそう。工房から出ているキャスターを仕留めるチャンスではあるが他のサーヴァントに見つかるのもやっかいだ」

??「マスターからは適当にやってこいとしか言われてないし、他のサーヴァントも見当たらない。今日はここまでとするか」

??「ふん!」ビュン!ビュン!

33 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/13(水) 14:01:22 ID:5qJocXzY
キャスター「くっ!」バリン!

キャスター(まずいわね。魔力が少し心もとない。かくなる上は令呪を使うしか...)

キャスター「って、あら?」

キャスター「弓が飛んでこなくなったわね」

キャスター「もしかして、接近してる?」

キャスター「なら」バッ!


有咲「はぁ、はぁ、くそっ! こっちは風呂上がりだってのに!」

キャスター「マスター「ガシ

有咲「うわぁ!」

キャスター「急いで戻るわよ」ビュン!

有咲「って、ええー!? 空飛んでるー!?」

34 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/13(水) 14:07:19 ID:5qJocXzY
有咲 家

有咲「はぁ、はぁ、か、帰ってきた」

キャスター「ふぅ、なんかとなったわね」スタ

有咲「なぁ、あれ何だったんだよ」

キャスター「恐らく、アーチャーのサーヴァントでしょうね。私達を狙って」

有咲「あんなの当たったら死ぬぞ!」

キャスター「そうね」

有咲「そうねって、お前...」

キャスター「もう朝になりそう。少しでも寝たら?」

有咲「え? うわ! ホントだ!」ダッ!

キャスター「はぁ、やれやれ。今回はとんでもないマスターのようね」

キャスター「とにかく今のうちに工房を完成させましょう」

35 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/13(水) 14:11:35 ID:5qJocXzY


有咲「....まったく、寝れなかった」

有咲「ってか、昨日のこと夢じゃね?」

キャスター『マスター、目は覚めたかしら?』

有咲「夢じゃなかった」

キャスター『何バカなこと言ってるの。それより、私を召喚した蔵に私の工房を作ったわ』

有咲「工房?」

キャスター『私の部屋みたいなものよ』

有咲「はぁ!? ちょまま! そこはポピパのみんなが集まって練習する場所なんだよ!」

キャスター『嫌よ。誰も入れないわ』

有咲「困るっての! 別の場所にしてくれ!」

キャスター『はぁー、私の数時間の努力を...』

36 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/13(水) 14:14:24 ID:5qJocXzY
有咲「もぐもぐ」

おばあちゃん「有咲、今日は食べるねぇ」

有咲「ま、まあね」パクパク


有咲「よし、いってきまーす」

ばあちゃん「行ってらっしゃい」

キャスター『待ちなさい』

有咲「うわぁ!」

おばあちゃん「どうしたんだい?」

有咲「い、いや、なんでもないよ!」ガラガラ


有咲「なんだよ!」

キャスター『貴方、どこへ行こうとしてるの?』

有咲「学校だけど」

キャスター『今日は家にいなさい』

37 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/13(水) 14:20:47 ID:5qJocXzY
有咲「はぁ!? 何でだよ!」

キャスター『あのね、私は一日この工房作りに夢中でここから離れられないわ』

有咲「そっか」

キャスター『つまり、貴方の護衛も出来ないの!』

有咲「うぅ、それはちょっと困るな」

キャスター『だいたい、貴方にはまだ説明してないことが沢山あるの!』

有咲「けど、学校...ポピパ...」

キャスター『いいから、今日はここにいなさい!」

有咲「わ、私は....」

1.家にいる(キャスターの魔力補充、工房製作に専念出来る)

2.学校に行く(他の人と交流でき、他マスターの情報、手がかりが入手できるかも)

>>38

38以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/14(木) 22:09:31 ID:GlPJsUW6
1
こういうのの交流って交流選択以外でスマホで連絡取ったりとかはどう処理してるんだろうね

39 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/15(金) 19:30:44 ID:3a2b8Gko
有咲「わかった。今日は家にいるよ。仕方ねーけど」

キャスター「賢明な判断ね」

有咲「ばあちゃーん、悪いけど今日...」


流星堂 裏倉庫

キャスター「ここなら使って良いのね?」

有咲「ああ、ここなら誰も入ってこないしな」

キャスター「わかったわ。それじゃ作業しながら貴方に補足説明でもしましょうかね」

有咲「ああ、待ってくれ。今日休むって連絡するから」

キャスター「終わったらきなさい」

40 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/15(金) 19:37:19 ID:3a2b8Gko
有咲「悪いけど、今日は休む、っと。送信」ピロリン

有咲「さて、いいぞ」

キャスター「ならこの石をこの紙に書いてあるとおりに並べてちょうだい」

有咲「これか。何か光ってるな」

キャスタ-「私の魔力がこもってるからよ」

有咲「魔力ねぇ。いまいちピンっとこないんだけど」

キャスター「そうでしょうね。今の貴方にはバンド力? なるものが流れてるんだから」

有咲「実感わかねーな。別に普段と変わらないし」

キャスター「けお、確かに私には魔力が流れてきてるわ。あまり多いとは言えないけど」

有咲「悪かったな。キーボードそこそこで」

キャスター「そのキーボード? っというのが何なのか分からないけど気にしなくて良いのよ。そのための工房なんだから」

有咲「へぇー、よっと」スッ

41 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/15(金) 19:44:54 ID:3a2b8Gko
有咲(けど、バンド力なるものがあるならロゼリアさん達とかすごそうだな)

有咲「なぁ、そのバンド力ってのがすごいとやっぱりいいのか?」

キャスター「そうね。基本的にサーヴァントの強さっというのはそのサーヴァント自体の強さにマスターから送られてくる魔力の量で変わってくるの」

キャスター「強いサーヴァントに魔力の量、質がいいマスターが手を組めば無敵ね」

有咲「お前は強いのか?」

キャスター「随分ストレートに聞くのね。けど、魔術の勝負なら負けはしないわよ」

有咲「おぉ! お前ってもしかしてすげーんじゃねーか!? 空飛べるし、何かよくわかんないエネルギー弾撃ってたし!」

キャスター「そ、そんな期待で満ちた目で見られると少し恥ずかしいわね///」

キャスター「けど、実際はそんな簡単にはいかないのよ」

有咲「ん? 何でだよ?」

42 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/15(金) 19:50:41 ID:3a2b8Gko
キャスター「昨日の夜、私達を襲った物、覚えてる?」

有咲「ああ、弓矢だろ? はっきり言って死ぬかと思った」

キャスター「そうよ。つまり敵はアーチャーのサーヴァントである可能性が高いわ」

有咲「アーチャー、ってあれか。違うクラスの」

キャスター「そうよ。ちなみにセイバーとランサーを含め、三騎士と言われているわ。この三騎ははっきり言うと私と相性が悪いの」

有咲「相性?」

キャスター「さっき魔術なら負けない、っと言ったでしょ? けどこの聖杯戦争においてキャスターのクラスというのはそもそも魔術に精通、得意な者しかキャスターにならないの」

キャスター「つまりそれぞれのクラスにはそのクラスに適した者がサーヴァントして呼ばれるのよ」

有咲「それが相性と関係あるのか?」

43 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/15(金) 20:06:04 ID:3a2b8Gko
キャスター「大ありよ。ランサーのサーヴァントは槍を、セイバーのサーヴァントなら剣を得意としてるわ」

有咲「ってことは接近戦タイプってことか」

キャスター「さらに彼らには対魔力というスキルもあって...まぁ、この話は今はいいわ」

キャスター「つまりそれぞれ得意なことで勝負するということ。この私相手にバカ正直に魔術勝負しようだなんて相手はほぼいないって事よ」

有咲「そういうことか。うわぁー、何か滅茶苦茶不安になってきた」

キャスタ-「ところでマスター。貴方の聖杯にかける望みって何なのかしら?」

有咲「私の望み? 私の望みは、その...か、かす...///」

キャスター「かす、何?」

有咲「...って、違う!! 私は他の人が変な望みをしないかどうか不安だから参加しただけだ! それだけ!」

キャスター「何それ? 貴方、正義の味方にでもなりたいのかしら?」

有咲「違う!! ただ、友達に被害が及ぶのは嫌だし、せっかく私が止められるかもしれないんだったら力を尽くしたい、から」

キャスター「はぁー、わかったわ。そういうことにしてあげる。今はね」

有咲「今は、って。そういうお前の願いは何なんだよ? 確かサーヴァントも願いが叶えられるんだろ?」

キャスター「私の願い...特にないわね」

キャスター「だいたい聖杯なんて魔力の集合体みたいな物だし、似たようなものなら作れなくもないわ」

44 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/15(金) 20:13:46 ID:3a2b8Gko
有咲「やっぱりお前、すごいんじゃね?」

キャスター「存分に敬いなさい」フンスー



お昼

有咲「はぁー、どうだ?」

キャスター「まずまずね。それじゃマスター出てってくれるかしら?」

有咲「へぇ? 何で?」

キャスター「ここから本格的な作業になるから危ないのよ。部屋で休んでなさい」

有咲「はぁ。ま、そういうことなら」トコトコ

45 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/15(金) 20:20:08 ID:3a2b8Gko
有咲 部屋

有咲「よいしょ」バフ

有咲「あ、みんなからメールきてる」ピピ


香澄「ありさ〜! 大丈夫!? お見舞いいくね!!」


有咲「...」ニヘ

有咲「はっ!」ブンブン

有咲「く・ん・な!」ピピ

有咲「他にもきてんな」

46北海道人(釧路):2019/02/16(土) 01:38:50 ID:RAxqNaog
省略多いな

47北海道人(釧路):2019/02/16(土) 01:41:01 ID:RAxqNaog
省略多いな

48 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 12:34:24 ID:0v7cXtfs
たえ『うっちゃんの写真見て休んで』

りみ『チョココロネ持ってくね』


有咲「みんな...へへ///」

有咲「あ、沙綾からも来てるな」


沙綾『大丈夫? まさか昨日夜遅くに出歩いてたしたんじゃないよね?』

49 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 12:37:25 ID:0v7cXtfs
有咲「沙綾のやつ、するどいな」

有咲「そんな所だ、っと」ピロリン

有咲「さてと、今日休んじまった分の勉強でもするかな」ヨイショ


学校

ピロリン

沙綾「....マジか」

50 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 12:43:31 ID:0v7cXtfs
次の日

ばあちゃん「有咲体調はもう良いのかい?」

有咲「大丈夫。行ってくる!」ガラガラ


有咲「んで、いるのか? キャスター」

キャスター「ええ。貴方の後ろにピッタリとね」

有咲「マジで背後霊じゃねーかよ」

キャスター「冗談よ。今日は貴方の行ってる学校とやらがどんなところか見に行くだけよ」

有咲「それならいいけど。でも昼間は普通仕掛けてこねーんだろ?」

キャスター「普通はそうだけど、常識にとらわれないおバカさんがいないとも限らないわ」

51 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 12:46:08 ID:0v7cXtfs
学校

香澄「有咲ー!」ダキ

有咲「うわぁー/// だ、抱きつくなぁー!///」

りみ「よかったぁ」

たえ「おっちゃんの写真が効いたみたい」

有咲「ああ、心配してくれてありがとな」

沙綾「有咲」

有咲「沙綾もありがとな」

52 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 12:49:58 ID:0v7cXtfs
沙綾「うん。それはいいけど一昨日の夜出かけたって本当?」

有咲「え? それって..」

沙綾「いや、ほら! 冗談で言ったのに何か、そんな所だ、ってきたからさ!」

有咲「そういうことか。ただ夜にコンビニ行っただけだよ」

沙綾「そ、そっか。なら良かったけど」

香澄「あ! もう授業だよ!」

たえ「ホントだ。行かないと」

りみ「それじゃ、お昼ね!」タッタタ

53 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 12:54:56 ID:0v7cXtfs
お昼

香澄「ん〜、おいしー!」モグモグ

沙綾「そんなに急いで食べてたら喉に詰まるよ」モグ

有咲「...」モグモグ

有咲(んー、出来ればこの中に私みたいに聖杯戦争? ってやつに巻き込まれたやつがいないか聞きたいんだけど)

有咲「もし関係なかったら何の話だってことになるし...」

りみ「有咲ちゃん、どうしたの?」

有咲「へ? いや、何でもねーよ」

54 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 13:08:23 ID:0v7cXtfs
たえ「まだ体調が悪い?」

有咲「いや、そうじゃねーんだけど...」

香澄「有咲話して! 私達ポピパの仲間なんだし!」

有咲「うぅ.... 実は一昨日変な夢を見てな」

沙綾「変な夢? どんな?」

有咲「その、だな。私が変な戦争? 巻き込まれる夢なんだけど...」

香澄「戦争?」

たえ「有咲は戦争したいの?」

55 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 13:12:43 ID:0v7cXtfs
有咲「したくねーよ!」

沙綾「...それで? 有咲はその戦争に参加したの?」

有咲「あ、いや...まぁ、巻き込まれる形で、っというかそんな感じで」

りみ「大丈夫だった?」

有咲「死ぬかと思った。弓矢が飛んできてな?」

沙綾「っつ! ゴホゴホ!」ブゥー!

香澄「うわぁ! さーや! どうしたの!?」

沙綾「いや、ゴホゴホ! み、水だと思ったら梅昆布茶で」

56 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 13:16:16 ID:0v7cXtfs
たえ「それは大変だ」

有咲「私のお茶飲むか?」

沙綾「あ、ありがとね」ゴクゴク

香澄「それにしても、有咲はその夢のせいで体調が悪くなったってこと?」

有咲「まぁ、そんな感じ、かな?」

たえ「実際に戦争なんてないから安心してね」

りみ「そうだよ」

沙綾「..だ、だね」

57 ◆.5iMLEYWp2:2019/02/27(水) 13:17:54 ID:0v7cXtfs
有咲「そ、そうだよな」

有咲(あるんだよなぁ、これが)

香澄「あ! 次体育だよ! 急がないと!」パクパク

たえ「だね」パクパク

有咲「私は関係ねーな」モグモグ


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