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盗賊「魔物募集?」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/15(火) 21:40:10 ID:YhRma5UE
※1日1日かなりゆっくりと書いていくぞー
盗賊のお頭「お前の今日の給料だ。」
盗賊「あざっす(俺は盗賊!俺は人の者を盗み、時に集団で貴族レベルの人から盗むことだってある、王ですらも手を焼く盗賊達の一員だ。
実は俺達盗賊の時給は1日7G。安物薬草1つしか買えない程度の時給の底辺中の底辺だ。)」
他の盗賊「おいお前そこどけよ。」
盗賊「うーい」
32
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 17:43:40 ID:suXA7y2Y
斧使い「出たな魔物め!みどもの石の斧で成敗してくれる!」
ドスンッ
スライム「斧とか怖い…」
スライム「けど負けねーぜ。」
スライムの体当たり!
斧使い「どけっスライム風情が!!生意気だ!」
ズバァンッ
スライム「あぶねっ」スカッ
ドラキー「うりゃ!」
ゲシッ
斧使い「そこだ!」
斧はとても重い。
だからドラキーには当たることは奇跡でもないだろう
ドラキー「うりゃあ!」
ゲシッ
斧使い「くっ!」
33
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 17:47:15 ID:suXA7y2Y
斧使い「そこだっ!」
ドシャッ
スライムB「くっ!」
スライムBは弱りながらも体当たり!
斧使い「うらぁっ!」
スライムBは体当たりした直後、斬り倒された!
スライムB「」フラッ
スライム「チッ!ドラキー!キックだッ!」
スライムは体当たり!
ドラキーのヘッドキック!
ドガドンッ
ダブルパンチ!
34
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 17:50:40 ID:suXA7y2Y
斧使い「この雑魚がアー!!!!!!!」
ズシャッ
スライム「ウガッ!」
スライムは倒れた!
スライム「」
斧使い「へっ…へへ…一騎討ちってヤツかい…」
ドラキー「ああそうだよ!」
ドラキーのキック!
直後斧使いのスラッシュ!
しかし身をかわし顔面キック!
斧使いは倒れた!
35
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 17:56:46 ID:suXA7y2Y
通りかかった冒険者「むっ」
ズシャ
ドラキー「」
魔王「通りかかんなよ…蘇生魔法!」
勇者「いたぞ!スライム一味だな!!」
ドラキー「へーw今は単独かよw昇格と大金チャンス!」
スライムB&スライム「うらぁっ!」
ドンッドンッ
しかし勇者は体当たりをすらりと身をかわし避けた!
勇者のざんげき攻撃!
しかしドラキーは宙に高く飛び避けた!
ドラキー「へへっ!」
ドラキーは勇者に向かって突進!剣をかわし全力顔面キック!
バキィッ
勇者「この野郎!」
勇者「氷結魔法!!」
命中!ドラキーは凍ってしまった!
36
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:00:46 ID:suXA7y2Y
ドラキー「くっ!動けねぇ…」
勇者「こうなればハンターフライの巣だ!」
勇者「雷撃魔法!」
命中!
ドラキーはたおれた!
スライム「くっそぉ!」
新技!
スライムは勇者の首を締め付ける!締め付け成功した!
スライム「へっへっへ!」
勇者「あっ…意識が遠く…」
勇者は赤い血を吐き出すと顔が真っ青になりたおれてしまった…
37
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:05:31 ID:suXA7y2Y
魔王「おぉっ!あと蘇生魔法!」
ドラキー「勇者倒してるじゃねーか!遂にか!」
ドラキー「ちょうど良い。送ってってやるよ!二人とも乗れ!」
スライム二人はドラキーに乗った!
ドラキー「このまま魔王の城までひとっ飛びだぜ!」
スライムB「俺は見物するだけだけどなw」
スライム「楽しみだぜ!」
38
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:16:57 ID:suXA7y2Y
魔王「よくぞ勇者を倒した!手柄としてEクラス昇格だ!」
Eクラス
がいこつ メイジドラキー
アルミラージ いっかくうさぎ
くさったしたい わらいぶくろ
おどるほうせき 等々
スライム「うーむ俺的にはアルミラージでいいや!w」
39
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:17:30 ID:suXA7y2Y
ドラキー「ふーん時給は70G、給料は1400G、か。」
スライムB「しかも可愛いじゃんかw」
スライム「こりゃいいな。アルミラージで!」
魔王「よかろう。」
アルミラージ(元盗賊)
時給:70G 給料:1400G
手柄:Cクラスへの昇格&1650G
40
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:21:24 ID:suXA7y2Y
アルミラージ(元盗賊(スライム))「お前ら世話になったな。また会えるといいな。」
ドラキー「ああ、いつでも待ってるぜ。」
スライムB「気をつけろよ〜」
魔王「うむ!では、転移魔法!」
シュン
41
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:26:36 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「ここは…洞窟?」
まほうつかい(魔物)「あ゙?テメェアルミラージかよ。目障りなんだよ。消えろやゴミ」
おばけありくい「キモ。」
アルミラージ「な、なんだと!炎魔法!」ボッ
おばけありくい「あっぶねぇ!」
おばけありくいは炎魔法を避けた!
おばけありくい「上の輩に向かってなんだ!この態度は!」
ギャーギャー
42
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:33:12 ID:suXA7y2Y
おばけありくいB「お前ら何やってんだよ。」
まほうつかい「いやーすんまへんw」
おばけありくいB「…」ギロッ
アルミラージ「ひっ」
おばけありくいB「この洞窟ではまほうつかいと俺を除くおばけありくいがここに就いたアルミラージ達を責めてる感じなんだ。この洞窟でアルミラージな以上、仕方ないぜ」ボソ
アルミラージ「ありがとうございます!助けてくれて!」
おばけありくいB「とんでもねぇよw」
43
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:41:09 ID:suXA7y2Y
冒険者「ここが洞窟だな!魔物達よ!かかってこぉーい!」
アルミラージ「うりゃあ!」
アルミラージは眠れる霧を呼び出し、冒険者を眠らせた!
冒険者「Zzz・・・・」
おばけありくいB「今だ!やっちまえ!」
おばけありくいC「おう!」
アルミラージB「うぉおぉ!」
44
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:46:23 ID:suXA7y2Y
アルミラージは角で冒険者を刺した!
冒険者「ゲッフェ…」
おばけありくいBは更に冒険者の顔面を切り裂く!!
冒険者「」
冒険者はたおれた!
45
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 18:46:58 ID:suXA7y2Y
\スゲーアルミラージモイイカツヤクシタナー/
\オバケアリクイBサンカッケー/\スゲー/
アルミラージE「スゴいぞ!」
アルミラージC「ヒューヒュー!」
アルミラージF〜I「スゲー」
46
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 19:20:19 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「…」
アルミラージE「どうした?何か悩みでもあるのか?」
アルミラージ「実はな、俺がスライムの頃なんだけど、スライムBとドラキーってヤツがいてよ、」
アルミラージE「へぇ、仲が良かったのかい?」
アルミラージ「もう大親友さ。時々悩み事も聞いてくれたり、戦闘ではいつも協力してくれて、暇潰し何かにも付き合ってくれた」
アルミラージE「へぇ、まさに大親友だな、けどよ。大親友でもさ、いつかは別れを告げないといけないものだ。」
47
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 19:26:06 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「…」
アルミラージE「俺にもがいこつって大親友がいたな、確か俺がゴーストの頃だ。いつも俺を笑わしてくれて、戦闘なんかでは心強かった。お前と似たような感じだな。」
48
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 19:29:23 ID:suXA7y2Y
アルミラージE「けどさ、がいこつが冒険者を倒したとき、がいこつは昇格しちまった。
けどな、最後俺に『今までありがとよ』って言ってくれたんだ。それは心がこもった最後の言葉だったな。
だからさ、いつかそうやって会えるなら…いつかいつかの親友として心に永遠に残ってたら…
いや、必ず残っている。心の親友だからな。最後まで。ずっと」
ドラキー『ああ。いつでも待ってるぜ。』
スライムB『気をつけろよ〜』
49
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 19:42:53 ID:suXA7y2Y
そうだ
親友は、今でも心にいる
だから、元気を出そう
あのとき、のように―
アルミラージ「ありがとう、少しわかった気がするぜ」
アルミラージE「おう!」
そして、夜になった。
50
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 19:43:27 ID:suXA7y2Y
アリアハンへのアルミラージ達、いっかくうさぎ達、スライム、おおがらすらの大群攻撃が始まる。
アルミラージの長「これからアリアハンへ冒険者達を刈る準備をしろ!いいか?眠れる霧を連発して角で突き刺せ!」
アルミラージ、アルミラージB〜S「うぉおぉ!」
アルミラージ「何この行事…」
アルミラージE「これは冒険者刈りだよ。遠出して東部に迷いこんだ奴をラリホー&突き刺し&他の魔物の攻撃でやっちまうのさ」
アルミラージ「へぇ〜」
51
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 19:55:36 ID:suXA7y2Y
アルミラージの長「ついたぞ!ここで冒険者をタコ殴りだ!」
兵士1〜3「いました!忌々しき魔物達の群れです!」
剣士「コイツら切って肉にしてやるよ!」
上級者狩人「狙った獲物は逃さない。確実に」
賢者(♂)「コイツら全員丸焼きにしてやろうか?ヒッヒヒw」
52
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 19:56:46 ID:suXA7y2Y
兵士4〜15「突撃!」
スライムD「ぷるpズバッ
剣士「ふっ華麗な剣捌きを見たか」
弓使い「…」パァンッ
サクッ
アルミラージH「」
賢者「おらよ!ヒッヒw」
賢者の火の魔法で魔物達を燃やし尽くす!!
アルミラージN「」
アルミラージB「」
アルミラージM「」
スライムF「」
おおがらすB「」
53
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:00:47 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「こっちだってやられてねーぜ!眠れる霧(ラリホー)!」
兵士2「Zzz・・・・」
弓使い「くっ睡魔が…Zzz・・・・」
兵士11「Zzz・・・・」
剣士「チッ喰らえ!剣の裁き!」
しかしアルミラージ達は素早く攻撃を避けた!
アルミラージE「オラァ!!」サッ
ザクッ
剣士「くっ肩が!剣が掴めない!!」
ウラウラァズバズバボボォ
54
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:06:39 ID:suXA7y2Y
スライムF〜K「ピギイイイ!」
ドンドンドンッ
賢者「目障りな、氷付けにしてくれる!氷結魔法!」
カチカチ
スライムF〜K「ぷるぷるぅ…」
ピキーン
賢者「トドメ!」
スライムたち「」
おおがらす、いっかくうさぎ「カァカァピィ!」
ザクッゲシッ
賢者「くっ…頭は弱いんだ…」バタン
55
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:16:50 ID:suXA7y2Y
兵士長「撤退!撤退だ!」
兵士「う、うわあああ」
ギャー!グハァ
弱った兵士「くっ…」
スライムL「ぷるぅー!」
ドンッ
スライムの体当たり!
弱った兵士「」
56
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:17:52 ID:suXA7y2Y
剣士「いでで…」
弓使い「くぅっ」
スライムたちの体当たり!
剣士「」
弓使い「」
兵士12「オラ!」ズバッ
いっかくうさぎB「」
おおがらすE「」
57
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:20:20 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「おい…逃げたほうがいいんじゃねーの…」
アルミラージZ「」
アルミラージR「」
アルミラージO「」
アルミラージの長「逃げろ!撤退だ!」
兵士長「撤退だ撤退!」
58
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:26:50 ID:suXA7y2Y
兵士8「最後に一発おみまいしてやる!」
兵士は弓矢でおおがらすを射抜いた!
おおがらすK「」
アルミラージE「逃げろ!逃げろ!一アルミでも倒されないように逃げろ!」
59
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:27:30 ID:suXA7y2Y
―洞窟
アルミラージE「今回の戦は引き分けって感じか…」
アルミラージ「これで引き分けなのか…」
アルミラージE「慣れればわかるさ。」
アルミラージ「そんなもんかね……」
その夜、俺はぐっすり寝た。
60
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:41:06 ID:suXA7y2Y
ドラゴン「お前、炎でイチコロだからつまんねーや」ゲシッ
キースドラゴン「お前みたいな奴は魔王軍失格だよw」
スライムB、ドラキー、アルミラージE「やめろぉ!!」
あのあと、俺を庇って死んだ。護れなかった。
:
:
:
:
:
61
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:44:25 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「はっ!夢か…」
アルミラージE「どした、悪い夢でも見たか?」
アルミラージ「ああ…ちょっとな…」
62
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:52:04 ID:suXA7y2Y
俺はあの夢を見て以来、修行に励んだ。
冒険者「こいやぁ!」
三人くらいで隊を作り、冒険者を倒す。
アルミラージV「眠れる霧!」
冒険者「おぉっと」
眠れる霧は避けられ消えてしまった!
63
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:52:50 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「眠れる霧!」
冒険者「あっやべZzz・・・」
アルミラージ「今だ!!」
アルミラージS「ウラァ!」
ドスッドスッドスッ
64
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 20:53:28 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「うぉおぉお!」
ドスッ
冒険者「」
アルミラージS&V「おぉっ!」
俺は冒険者を狩りに狩った。
ひ弱冒険者「」
リア充冒険者「」
65
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:01:13 ID:suXA7y2Y
魔王「ほう…アルミラージ、中々良い戦いをするじゃないか…そしてアルミラージEも勇者の傍らの賢者を倒すとはな…成長したな。よし、二人を召還するか
アルミラージE「でさぁ、スターキメラがほうおうに見ま違えられた時の反応がなんと「ヘル(減る)(コント)るって言ったんだってよw」
アルミラージ「ハハハh
シュン
アルミラージたち「!」
まほうつかい「!」
66
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:03:38 ID:suXA7y2Y
アルミラージ「わっ!」
アルミラージE「うぉっ魔王様!」
魔王様「二人は手柄だ、1600Gと、Cクラス昇格さしてやろう」
アルミラージ&アルミラージE「おぉっ!魔王ちゃん太っ腹!」
67
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:08:31 ID:suXA7y2Y
| ̄ ̄ ̄Cクラス ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|ごくらくちょう リカント|
|キメラ ドラキーマ |
|メタルスライム ゴング|
|デスジャッカル まじょ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
二人「「キメラでしょ」」
魔王「ハハハwどこまで気が合ってるのだかw」
二人「「ハハハw」」
68
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:19:05 ID:suXA7y2Y
魔王「よかろう、二人共(二匹共)岩の洞窟に行ってくるがよい。」
キメラ(盗賊)「よっしゃ」
キメラ(アルミラE)「やったな!」
魔王『緊急事態だ、蘇生魔法が使えなくなった。』
69
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:19:44 ID:suXA7y2Y
キメラ(盗賊)「マジかー…」
キメラB(元アルミラE)「やべぇじゃん…」
魔王『実は使えなくなった理由なんだが、勇者の女神の加護を魔法で打ち切ったら全魔力無くなっちまった』
70
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:20:19 ID:suXA7y2Y
キメラ「ありゃりゃ、引き換えってヤツか。」
キメラB「やべぇよやべぇよ…」
勇者「ここだな!岩の洞窟は!」
戦士「賢者はやられちまったがって!あのキメラ、賢者やったアルミラEの顔じゃねーか!」
勇者「しかもそっちのキメラはスライム一味の!!」
71
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:24:52 ID:suXA7y2Y
勇者「加護が切られたがお前ら死ねやあ!」
戦士「よくも賢者を!」
戦士は魔神の如くはがねのオノを降り下ろした!
ズドン!
キメラ「ひっ…」
重々しく、確実に、やられそうになった。
避けられのが運に恵まれたのか、だが、次は無い。
72
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:28:22 ID:suXA7y2Y
キメラB「くっ…でもお前のことは…」
キメラ「もう、いいんだ、使えよ…」
キメラB「すまん。帰って来たら一生の礼を言う。」
キメラBはキメラの翼を使った!
シュン
73
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:30:55 ID:suXA7y2Y
キメラ「行ったか…」
ドラゴン「オマエラコロス…」
勇者「俺はコイツを相手する!戦士はキメラを!」
戦士「了解!」
戦士「氏ねぇ!」
ズシャア!
キメラ「よっ!」サッ
キメラはオノの攻撃を素早く避けた!
74
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:37:34 ID:suXA7y2Y
戦士「にゃあにぃ?キメラ風情がっ!」
キメラ「ハンッキメラ風情?お前なんか所詮敵には回らねェ…」
戦士「なんだとォ!」
戦士は憤怒し狂ったようにオノを振り回す!
キメラ「ああ、お前も所詮、戦士、勇者のオマケだあッ!」
キメラを炎を吐く!
75
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:41:41 ID:suXA7y2Y
戦士「こんな攻撃、当たらねぇよ、アホがw」
キメラ「ホントは、自分が王だと思ってるんだろ?そこの“仲間”なんかどうでも良いと思ってるんだろ?この筋肉バカがよ!」
戦士「レ…コ…セ…バ…シ…セ」
キメラ「なんだァ!」
戦士「俺を怒らせたバカがよ!死に晒せや!」
キメラ「はっ、やってやるよ!お前の孤独の力を見せてみろ!自分だけが強いという自意識で戦ってミロヤァ!」
戦士「こぉのゴミガアア!」
キメラ「殺るかぁ!!」
ボォボォボォ!
キメラは連続炎ショット!
ジュボッ
76
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:47:15 ID:suXA7y2Y
戦士「俺の鎧が…このゴミィ!」
キメラ「ああ俺はゴミだ!だがお前なんかよりのゴミではねぇえぇ!!!!!」
戦士「死ね!」
ドスンズシャアドスズシャアンドスンドスンドスンドスンドスンドスンドスンドスンズシャア
キメラ「ガッフォゲェブェッフェェ…」
何度も何度も血を吐いた。
戦士「トドメダアアアア!お前は弱い!弱すぎたアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ブンッ
キメラB「助けにきたぞぉっ!」
77
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:51:13 ID:suXA7y2Y
キメラ「キメラB!」
サッ
キメラBはものすごい速さで会心のオノの振りから俺を救ってくれた。
キメラB「これで助け合っただろ?」
キメラ「そうだな、お前に何度も助けられたぜ…ウッ最後までやってやるよ!」
キメラB「ウリャおりゃあ!!」ジュボッジュボッボォボォボォボォボォボォ
キメラ「オラオラァ!!!」ボォボォボォボォボォボォ
二匹は大量の炎を吐いた!
戦士「この野郎!」
78
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 21:59:11 ID:suXA7y2Y
戦士「こんなショボい炎、切り裂いてやrうっ!?!」
ボォボォボォボォボォボォジュボッジュボッボォ
炎が戦士の鎧に命中!
炎は戦士を包み込む!
ドラゴン「グラアアアア!」
勇者「死ね!」
キメラ「お前もなぁ!」
ボェッジュボッ!
勇者のマントに炎が着火した!
勇者「う、うわあああ!」
79
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 22:00:37 ID:suXA7y2Y
キメラ「俺はこの時初めて知ったぜ、仲間は助け合って闘い、護る、だから、だから勝てたのさ。俺は魔物になって後悔はねぇよ…だってよ…こんなにも、“仲間”に…恵まれたんだからよぉ!いつもこんな俺を相手にしてくれた!いつもいつも感謝してたよッ!仲間に!全てに!」
キメラB「…!」
戦士「…ナマイキダゾォッ」
勇者「ジバクマホウ」
80
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 22:02:46 ID:suXA7y2Y
ああ
最後か
生まれ変わった時は
魔物も人間も
共存した仲間だったらな
|| || || || || ||
|| || || || ..|| ||
|| .|| .|| || .|| .||
__.|| || ――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―――|| ||__
_―― ̄ ̄ .|| || || || ̄ ̄――_
_ ̄ .|| || || ||  ̄
―_ .|| || || || _― ̄
―|||| |||―
..||| |||
||| |||
||| |||
.. |||| .゛ 、 ′ 、 " . , ′ . ´ , 、 |||
...||| .` . 、 ´ , ′ . 、 " . ´ , . i 、. .` ゛. i , . . " .、. |||
...||| , 、 " . i ´ . ii .゛.. ii||.. i i 、 ´ ii .. " .li .|||
||| .|i ´ i ' || ii ii | iilll||ii | i .ill|!!i l ...|ll iii i i l|l. |li li||li |il||||
||il||li .|i ? ii||il lil|| ||lili ||ii l|il| |llii||| li|iii|lli || ..iil|||lll.|ll llll||illli iiil|iii|||l|i |l|l!liil||lll.|l||
.. ||!|i||ill ..| ||lll|||ii|||lliiiill|lliiilll|||lll||!!lilllii!!!||ll||ill|ll lll|||lll||!!lillliil.l| |lll||!!lillliill| !!||lll|||lll||!!lilllli||||!lll||
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.. .||l||lll|||i||lll||!!!!llll!!|||ll!!!!!|ll!!ll||||!!ll||!!!ll||!!|||lll||!!!!llll!!|||ll!!!!!|ll!!ll||||i||lll||!|ll!!ll||||!!ll||!!!l||!||
81
:
◆BmPogAlU62
:2019/01/16(水) 22:10:36 ID:suXA7y2Y
あれから、数十年経った。
盗賊が願った共存は叶い、魔物も人間にも人権があり、共存し、条約が出来た。
少し人間と魔物にもトラブルがあるらしいが、とても少ない。
それは語り継がれない二人の、歴史の小さな一コマだった。
ジジイ「という勇者を倒し自分たちも散った名も知れない二人の話だ。」
スライムB「へぇそのキメラって誰なんだろ?」
ドラキー「遠い昔、に会ったような、そんな気がするな…」
ジジイ「確か、その名も知れない者二人、一人はある盗賊がスライムになったと記録されてたのぉ…」
〜完〜
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