[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【安価】咲-Saki- [貴方]と[彼女]の物語
1
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/23(日) 01:22:08 ID:K5aNQv3.
注意
原作ブレイクの短編集。
キャラが違う?想定の範囲内。
麻雀?そんなモン雰囲気で誤魔化せば良い。
女子校?知らんな。みんな共学や!(永水は除く)
ノリと勢い優先。
でもグロいのとか胸糞系は勘弁な。
飽きたら終わり。
塞さんと縁側でお茶飲みたい。
30
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/24(月) 20:55:40 ID:swQw56fA
餌付け
31
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/24(月) 20:55:54 ID:PnpbB1j.
恩人
32
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/24(月) 21:10:39 ID:CIWUVrgE
テレビでアピール
33
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/26(水) 01:47:12 ID:5rc3cMIs
餌付け
恩人
テレビでアピール
今から数年前(?)の話。小鍛治健夜が高校三年生の夏の出来事。
いつものように学校へと向かう途中での出会い。
(麻雀、か・・・。どうなんだろうなぁ。)
友人に誘われ試しに打ってみた。その日、即麻雀部に連れていかれた。そしてその場で即レギュラー。何を言っているのか自分自身にもわからない。
そのままの流れでズルズル引きずられるようにインターハイ予選。
(なんだか、申し訳なさしかないよ。)
小さくため息を吐きながらの登校中。いつもの曲がり角を曲がったところで足を止めた。目の前に人が倒れていたからだ。
「・・・ええぇぇーーー!?」
思わず駆け寄り、隣にしゃがみ込んだ。声をかけようとしたところで、グ〜ッと音が鳴る。
「え・・・。」
そして倒れている男が一言。空腹だと。
34
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/26(水) 01:48:13 ID:5rc3cMIs
近くの公園のベンチ。健夜がカバンから取り出したのはお昼に食べる予定だった一つの菓子パン。今日は母の都合でお弁当がなかったからだ。
男はそれを受け取ると、目を潤ませながら頬張った。
「えっと・・・大丈夫ですか?」
男は頷き、手作りの名刺を差し出した。名は[貴方]と言うようだ。
「フリーのカメラマン?」
曰く、自由気ままにあちらこちらを巡り、写真を撮っているとのこと。気ままが故に収入は殆どないそうだ。健夜はそれに驚かされながらも、年齢を聞き、さらに驚かされてしまった。
「同い年なの!?」
[貴方]は高校に通っていない。自分の夢には、わざわざ学校に通う理由がないからだと。弱々しく微笑みながら。
「夢か・・・。そうやって、自分の夢に向かって頑張るって素敵な事だね。」
素直にそう思った健夜が優しく微笑んだ。
一瞬の間、[貴方]はカメラを健夜に向けた。
35
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/26(水) 01:48:54 ID:5rc3cMIs
パシャ。
不意の一枚。驚いた表情の健夜。
「え、ちょ、ちょっと!?」
今日は朝から驚かされてばかりだ。笑顔で礼を言いその場から逃げていく[貴方]。その背を見ながら健夜はまた、ため息を一つ。だがもう会うことはないだろう。
だが再開は早かった。
今年のインターハイ会場。
「なんでいるの!?」
またも倒れている[貴方]。ここ最近で一番大きなため息を吐く健夜が、やはりカバンから菓子パンを取り出し手渡した。
数奇な運命はこれでは終わらなかった。健夜がプロになって初めての試合会場。初の王座継承戦。挙句の果てにはリオデジャネイロで。
ストーカーを疑うレベルなのだが、出会うたびに[貴方]もすごく驚いた顔をしている。本当に偶然なのかもしれない。
(なんなの・・・もう・・・。)
呆れながらも微笑み、その都度カバンからパンやら飴やらクッキーやらを渡す。会うたびに何か食べ物をあげる事が習慣のようになっていた。
36
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/26(水) 01:50:29 ID:5rc3cMIs
だが、そのような回数も減っていく。健夜が地元のクラブチーム「つくばブリージングチキンズ」に所属してから、活動範囲が狭くなってしまったことが要因の一つかもしれない。
「そういえば、すこやんっていっつもお菓子とかカバンに入れてるよね。太らないの?」
ある日のお昼。とあるテレビ局の休憩所で、友人の福与恒子がジュース片手に話しかけてきた。
「あー・・・うん。昔の癖でね。私が食べてるわけじゃないんだけど。」
あちらこちらで健夜がお菓子を色んな人に配っているのは有名な話だ。
「癖?」
恒子が首をかしげながらたずねるが、健夜は少しだけ悲しそうに微笑むだけだった。最後に出会ったのはいつだろうか。連絡先もわからず、どこで何をしているのかもわからない。
できる事なら、もう一度、どこかで会えたらな。
37
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/26(水) 01:51:39 ID:5rc3cMIs
そして数日後。この日は恒子と共に少ししゃれた喫茶店でお茶をしていた時の事だった。そこに置かれていたテレビ。どうやらここ最近で有名になったとある写真家とその写真についての番組だったようだ。
「あ、すこやん知ってる?あの写真撮った人ってこの近くに住んでる人らしいよ。ここ最近ですっごい有名になったよねー。」
テレビに映る写真の数々。どこかの山奥で撮った滝の写真や、ビルの上からの夜景。生きるか死ぬかの争いをしている野生動物の写真など。
「へー。こーこちゃんよく知ってるね。」
「いや、すこやんが知らなさすぎなだけじゃないの。」
ちょっと呆れたように言う恒子。興味がないのだから仕方がないと苦笑いをしてしまう。そしてふと、視線をテレビに向ける。
「・・・嘘。」
驚き、思わず手にしていたコーヒーをこぼしそうになる。
38
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/26(水) 01:52:47 ID:5rc3cMIs
「日本だけでなく、世界中を渡り歩いていたそうですが、一番印象にあるものは何ですか?」
アナウンサーが男に尋ねた。男は笑いながら答えた。
地元で出会った女の子だと。彼女がいなければ、今の自分はないのだから。
「そうなんですか?意外ですね。もっと様々な風景とか、いろんな人との出会いがあったと思うんですが。そういえば個人的に聞きたいことなんですけど、世界各国を旅してきたという事は、様々な物を食べて来たと思うんですけど、その中で一番おいしかったものとかって何かありますか?」
別のアナウンサーが訪ねた。やはり男は笑いながら答えた。
とある菓子パンだと。
そして最後に一言。近いうちに、あなたに会いに行きますと。
その首にかけられた小さな写真の入ったケースを握りしめながら。
39
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/26(水) 01:54:52 ID:5rc3cMIs
すこやんって、自分からアピールするのも、相手からアピールされるのも苦手そう。
次のヒロインさん安価
下1
原作キャラから1人。
40
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/26(水) 07:30:15 ID:0lvQsF9k
シロ
41
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/26(水) 09:16:07 ID:5rc3cMIs
「決めた・・・変だけどこれで」
なにかキーワード又はシチュエーションを1つ。
例 「ショッピング」 「麻雀」 「充電」などなど
ただし、相反する場合は先着順。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女」が後輩」とか
また、同じ様な物もカウントしません。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女]が先輩」みたいな
下1から3つ集まるまで。
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/26(水) 09:59:12 ID:9W65kKwI
縁側
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/26(水) 11:07:40 ID:UN.yObqQ
裸Yシャツ
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/26(水) 12:09:15 ID:2wSNHt.A
いとこ同士
45
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/28(金) 02:10:35 ID:RmTKjJVQ
縁側
裸Yシャツ
いとこ
エロい(確信)
「ごめん、先帰るね。」
部活の終わる時間。皆が片付け始めたところで、そう言って小瀬川白望は立ち上がった。それをみて四人は驚き、口を半開きにして止まってしまった。
「・・・なに?」
「いや、あのシロが自分で立ち上がって、真っ先に帰るなんて・・・。ねぇ。」
臼沢塞が困惑気味に振り返った。他の三人も頷く。
「なにか用事でもあるの?」
鹿倉胡桃が首をかしげてたずねた。白望は頷き、カバンと手に取る。
「いとこが家に来るの。」
46
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/28(金) 02:11:27 ID:RmTKjJVQ
そう言って部屋を出た。扉が閉まる。と同時に四人がパッとタイミングを合わせたように卓上に顔を寄せた。
「どう思う?」
「ちょー気になるよ!」
「キニナル!」
塞の問いに姉帯豊音とエイスリン・ウィッシュアートが笑顔で首を縦に激しく振った。
「という事は?」
「「「追いかけよう!」」」
胡桃の一言に、三人とも笑顔で手を振り上げた。
道を歩く白望。その後ろを四人が電信柱や看板、曲がり角の塀などに身を隠しながら後を追う。
47
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/28(金) 02:12:29 ID:RmTKjJVQ
「そういえば、シロの家って久しぶりだなぁ。」
「中学の時以来だね。」
塞と胡桃が笑みを浮かべながら電柱の陰から除く。
「そうなんだ。ちょっと楽しみだよー。」
必死に屈みこんで看板に身を隠す豊音とその豊音に隠れるエイスリン。視線の先の白望が足を止めた。四人が慌てて身を隠す。そっと看板から顔だけ出した豊音が、わぁと声を漏らしながら顔を真っ赤にした。
それを見た三人もそっと覗き込む。
「うそ!?」
「わぁ!?」
「Oh!?」
白望が見知らぬ男に抱き着いている姿が見えた。抱き着かれた側の男は、苦笑いをしながら白望を受け止めている。
「シ、シロに彼氏!?」
「ま、まだわかんないって!」
驚く塞に、胡桃が驚きながらも首を振る。豊音は顔を赤くしながら頬に両手を当て、笑みを浮かべている。エイスリンは手にしていたボードにパパッと絵を書いて見せた。
そこには大きなハートをバックに幸せそうな笑みの白望と男。
48
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/28(金) 02:16:17 ID:RmTKjJVQ
完全に尾行していた事を忘れて、四人が何だかんだ話している。
という事は、当然その声は白望にも届いているというわけだ。つまり。
「・・・なにやってるの?」
突然の声に四人が振り返ると、先ほどの男におんぶされた白望がいた。男が困ったような顔で自己紹介をする。
一つ年上の[貴方]は大学生で、この春から近くに住むようになったらしい。
「じゃあ[貴方]さんがシロの言っていたいとこなんですね。」
ホッとしながら塞が言った。[貴方]は頷き、四人を見ると、皆可愛らしい娘だと微笑んだ。その笑みに四人が照れる。
白望が無言で[貴方]の首を絞めた。思わず呻き声を漏らして[貴方]は白望から手を放してしまった。
「「「「あ。」」」」
49
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/28(金) 02:18:22 ID:RmTKjJVQ
所変わってここは[貴方]が借りている一軒家。白望の家のすぐ近くで、知り合いから安く借りている家だ。
「「・・・。」」
その縁側で顔を真っ赤にして座っている[貴方」。その足を枕にして横向きに寝ている白望。
運悪く、白望が[貴方]の背から落ちた先には水たまり。制服やらが濡れてしまった。
そのまま帰らせるわけにもいかず、すぐ近くだった[貴方]の家で服を乾かすことになったのだが、当然替えの服があるわけがない。
今白望が来ているのは[貴方]のYシャツ。しかも、「ダルいからやだ」の一言で、ズボンなどの下は履いていない。それどころか、下着すらつけていない。
(・・・さすがに恥ずかしいかな。)
ほんのり頬を染めながら、チラッと目線を[貴方]に向ける。やはり[貴方]も顔を真っ赤にしたまま必死に視線を他所に向けている。
(少しは・・・脈あり・・・かな。)
[貴方]に悟られないように、白望は笑みをこぼした。
50
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/28(金) 02:20:33 ID:RmTKjJVQ
・・・大丈夫。まだ健全だ。
安価
下1
原作キャラから1人。
51
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/28(金) 02:31:28 ID:drRSA2Ws
泉
52
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/28(金) 02:41:45 ID:RmTKjJVQ
「今の私は日本の高1で最強のつもりや。ビビんな!やったる!」
なにかキーワード又はシチュエーションを1つ。
例 「ショッピング」 「水鉄砲」 「ノースリーブ」などなど
ただし、相反する場合は先着順。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女」が後輩」とか
また、同じ様な物もカウントしません。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女]が先輩」みたいな
とりあえず下1から3つ程ください。
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/28(金) 03:07:49 ID:nG4ymIRA
ラッキースケベ
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/28(金) 07:43:43 ID:c.CDS0KM
チラリズム
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/28(金) 08:47:55 ID:UPEPuZO.
[貴方]が大先輩
56
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/29(土) 01:31:18 ID:ZOIx6jPI
ラッキースケベ
チラリズム
[貴方]が大先輩
そんなにエロいのが見たいのか、あんた達は!
「え、それホンマですか!?」
二条泉が思わず立ち上がりながら声を上げた。若干引き気味になりながら監督の愛宕雅枝は頷いた。
「ホンマに、[貴方]さんが指導に来てくれるんですね!」
[貴方]。千里山高校の卒業生で、高校時代に男子個人戦三連覇を果たし、大学ではインターカレッジで男女混合戦で二度の優勝経験を持つ雀士だ。今年で大学を卒業し、来年度からはプロ入りが確定している、今最も話題の男子麻雀プレーヤーだ。
「次の土曜日や。しかし、泉がそこまで食いつくとは意外やったな。」
指摘されてハッとした泉が、顔を真っ赤にしながら席に着く。それをみて江口セーラが軽く笑いながら泉の背中をたたいた。
「こいつ、千里山に入学する前から[貴方]先輩の大ファンやったからな!」
57
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/29(土) 01:32:58 ID:ZOIx6jPI
「意外にミーハーやんな。」
「みいはぁ?」
「芸能人とかにお熱っちゅうことです。」
園城寺怜の言葉に首をかしげる清水谷竜華。それに眼鏡をクイッとさせながら船久保浩子が答えた。泉の顔がさらに赤くなる。雅枝が呆れながらため息を吐いた。
「テンション上がるんはええけど、なんにせよ失礼のないようにな。」
それから数日経ち、その土曜日となった。その日の泉は、朝からずっと落ち着きがない様子でソワソワしていた。
「少しは落ち着きいや。」
浩子が呆れながら、泉と共に部室に向かって廊下を歩いていた。
「そ、そうは言うても・・・。」
もじもじしながら歩く。いつもの強気な様子は完全に鳴りを潜めている。その様は完全に乙女である。
「ちなみに、ホイ。」
浩子が手にしていたタブレットを泉に見せた。そこにはスーツ姿の[貴方]が雅枝と歩いている姿が映っていた。
「こ、これって!?」
「わりとさっきの映像や。門のほうでおばちゃんと話とるんが見えたから撮ったんやけど。欲しい?」
「是非!」
真剣な目で頼む姿に若干引きつつも、浩子は泉のアドレスに写真を送っておいた。なんだかんだしているうちに、部室が見えてきた。その入口に竜華、怜の二人がが立っていた。向こう側からはセーラがジュース片手にこちらに歩いてきているのが見える。
58
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/29(土) 01:34:20 ID:ZOIx6jPI
「[貴方]さんはもう部室におるんですか?」
「うん。もうおるで。でも・・・。」
浩子の問いに竜華が答えた。その隣で怜が、あ・・・と微妙な表情を浮かべている。
(あかん・・・逃げよ。)
「なんや、じゃあさっさと入ろうや。」
「あ、でも今は・・・!」
竜華が止めるのも聞かず、セーラが扉を開けた。
その扉の向こう側。[貴方]がスーツ椅子に掛けカッターシャツを脱ぎ、今まさにシャツを脱ごうと、クロスさせた腕を上げている所だった。
59
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/29(土) 01:36:21 ID:ZOIx6jPI
「「「「・・・。」」」」
いつのまにか逃げていた怜。顔を手で覆っている竜華。呆然としているセーラ。顎に手を当てながら目を光らせる浩子。顔を赤くしながら口をパクパクさせる泉。
直視されるとさすがに恥ずかしいのか、[貴方]が顔を少しだけ赤くしながら声をかける。
「す、すんませんでした!」
大声で謝ったセーラが慌てて扉を閉めた。
「・・・今は、[貴方]さんが着替えてるから開けたらあかんって。」
「それをはよう言えや!?」
「言う前に勝手に開けたんはセーラやん!」
二人が言い合う隣で顔を真っ赤にしながら頭から湯気を出している泉。その肩を浩子がちょいちょいと叩いた。
「チラッと見えた腹筋がエロかったなぁ。」
「!?!?!?」
声にならない声を上げる泉。浩子とてつもないゲス顔である。そしてタブレットを見せる。そこには先ほどの[貴方]の姿。いつの間に撮ったのやら。
「いる?」
「・・・お願いします。」
60
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/29(土) 01:37:34 ID:ZOIx6jPI
泉はムッツリさん。そんな感じしない?
安価
下1
原作キャラから1人。
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/29(土) 02:32:54 ID:e6TZppF6
透華
62
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/29(土) 08:58:59 ID:ZOIx6jPI
「早く全力におなりなさい―――さもなければ潰す!!」
なにかキーワード又はシチュエーションを1つ。
例 「ショッピング」 「アイドル活動」 「アホ毛」などなど
ただし、相反する場合は先着順。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女」が後輩」とか
また、同じ様な物もカウントしません。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女]が先輩」みたいな
とりあえず下1から3つ程ください。
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/29(土) 09:10:14 ID:2/cICQyg
許嫁
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/29(土) 09:37:22 ID:rIWOC67g
貴方がショタ
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/29(土) 11:27:58 ID:IhU0lVBY
観覧車
66
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/30(日) 23:30:51 ID:77x1PoI.
許嫁
[貴方]がショタ
観覧車
とある遊園地の観覧車の中。輝く笑顔で外を眺めている[貴方]。その向かい側の席には、笑顔で座る透華の姿があった。
「そうやってはしゃいでる姿の[貴方]が、一番魅力的でしてよ?」
そう言われた[貴方]は、顔を真っ赤にして俯いてしまった。
67
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/30(日) 23:31:53 ID:77x1PoI.
許嫁
[貴方]がショタ
観覧車
とある遊園地の観覧車の中。輝く笑顔で外を眺めている[貴方]。その向かい側の席には、笑顔で座る透華の姿があった。
「そうやってはしゃいでる姿の[貴方]が、一番魅力的でしてよ?」
そう言われた[貴方]は、顔を真っ赤にして俯いてしまった。
68
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/30(日) 23:33:07 ID:77x1PoI.
話は遡って、ある日の事。あからさまに不機嫌な国広一が井上純と共に歩いていた。
「いい加減機嫌なおせって。なぁ。」
「むー・・・。」
事の発端は先月の話。龍門渕透華の許嫁が決まった事だ。しかも、透華の了承なしで決められた。それが一には不満だった。
「まぁ、いきなり許嫁って言われてもな。」
純も納得いかないところがあるようで、両手を頭の後ろに組みながらややしかめっ面である。
今日はその許嫁である[貴方]がここ、龍門渕の屋敷を訪れる日だ。二人は面会するための客間へと向かっている所である。
その部屋の扉をそっと開けて部屋を覗き込む。そこには、腕と足を組み、誰がどう見ても不機嫌な雰囲気を丸出しの透華が座っていた。
「うっわー・・・めっちゃ不機嫌じゃん。」
自分を差し置いて勝手に決められた事に、納得がいっていないのだろう。だが、文句を言っても仕方がない。純が部屋へと入る。続いて一も入るが、先の透華の様子を見て、自分と同じ気持ちである事に少しだが気分を良くしていた。
「・・・。」
透華は二人をチラッと見ただけ何も言わず、組んだ腕のまま指をトントンと叩くだけだった。
69
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/30(日) 23:34:35 ID:77x1PoI.
一が紅茶を入れて透華の机に置く。それを見て、少しだけ透華の溜飲が下がった。そして数分後。扉がノックされる。
「[貴方]様をお連れ致しました。」
ハギヨシの声に、三人にわずかに緊張が走る。
(ついに来たか。いったいどんな奴だ?)
(透華に許嫁なんて、必要ないよ。)
一瞬だけ、二人の視線が交わり、同時に透華を見る。
「入りなさい。」
一度だけ小さく咳払いし、入室を許可する。すると扉が開き、ハギヨシが入ってきた。そしてそのすぐ後ろ。そこには、天江衣と同じくらいの男の子が立っていた。予想外の事に、三人が驚き言葉に詰まる。
一歩、前に出てきた[貴方]が名前を名乗った。その様は、まさしく紳士そのもの。一分の乱れもない完璧な名乗り。だが、透華は気付いた。
(手が震えていますわ。)
衣とは違い、見かけ通りの年齢なのだろう。にもかかわらず、必死に繕っている。フッと柔らかい笑みを浮かべた透華は立ち上がり、[貴方]に歩み寄った。そして[貴方]の前でしゃがみ、目線を合わせて撫でた。
「ようこそいらっしゃいました。わたくしが龍門渕透華ですわ。」
柔らかく、優しい微笑み。それを見た[貴方]が顔を赤くしながらスッと目線を逸らしてしまう。
(((・・・かわいい。)))
この場にいた女性三人の心が完全に一致した。
70
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/30(日) 23:36:42 ID:77x1PoI.
「そうですの。では、来年中学校に入学ですのね。」
その後、座って互いに色々話してわかったことがある。[貴方]はまだ小学生。家は龍門渕ほどではないが、それなりに裕福な家庭である。だが、一般家庭と同じような環境で生活しているため、こんな屋敷に来たのは生まれて初めてだという。
また、この婚約は両親が決めたことで、[貴方]や透華が「ノー」といえば直ぐに解消される程度の約束だそうだ。
「じゃあすぐ解消しよう、そうしよう。」
と、乗り気な一を純が押さえつけた。その一を見て、[貴方]もそうすべきだと言った。自分はまだ子供だと。透華のような美しい女性には不釣り合いだと。
そして少しだけ残念そうに笑みを浮かべた。
「・・・それは、あなたの本音ですの?」
透華が真剣な目で[貴方]を見た。[貴方]は一瞬だけ、目線を逸らすが、すぐに真っすぐ透華の目を見返して答えた。わからないと。幼い自分には、いわゆる恋だの愛だのわかるわけがない。その答えを聞き、透華がまた、微笑んだ。
「少なくとも、今のわたくしはあなたの事が嫌いではありませんわ。」
その一言に純が「へぇ。」と笑みを浮かべ、一があまりの衝撃に目を見開き、透華の笑顔に[貴方]が頬を赤く染めた。
「わたくしも、恋だ愛だなんて物はまだわかりませんわ。だから、これから暫くの間・・・、わたくしと一緒に恋愛について学んでいきましょう。」
そう言ってスッと差し出す手。それを[貴方]も照れくさそうに微笑みながら握った。
71
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/30(日) 23:37:35 ID:77x1PoI.
そして場面は最初に戻る。何度目かのデートでやってきた遊園地。夕暮れ時に、最後に乗った観覧車。
すぐ隣のゴンドラの中で必死に窓を叩いている一。それを羽交い絞めにしている純。ビデオカメラを向けている沢村智紀。
それを尻目に、透華が椅子から立ち上がり[貴方]の隣に座った。そして[貴方]の頬に唇を一瞬だけ触れさせる。
「フフフ。次は、あなたがエスコートしてくださいませ、[貴方]さん?」
72
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/09/30(日) 23:39:25 ID:77x1PoI.
初っ端ミスって二回やってしまったorz
お嬢様マジ淑女。
安価
下1
原作キャラから1人。
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/30(日) 23:41:50 ID:DbcFwzoo
いいね
竜華
74
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 00:29:50 ID:BRtlK7Jg
>>73
ありがとうございます。その一言だけでも凄く嬉しいですね。
「せやな。でも、らしくなくなるんがインハイなんかも。」
なにかキーワード又はシチュエーションを1つ。
例 「ショッピング」 「膝枕」 「ペンダント」などなど
ただし、相反する場合は先着順。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女」が後輩」とか
また、同じ様な物もカウントしません。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女]が先輩」みたいな
とりあえず下1から3つ程ください。
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/01(月) 01:45:46 ID:uXnBXgTU
幼馴染
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/01(月) 02:03:10 ID:uNRWcCrE
三角関係
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/01(月) 03:38:16 ID:Eg1AK3co
バールのようなもの
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/01(月) 10:59:11 ID:uXnBXgTU
バールのようなもので一気に不穏に…
このキーワードで胸糞やグロにならずに捌けるのか?
79
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:47:17 ID:GDA8D58g
幼馴染み
三角関係
バールのようなもの(!?)
清水谷竜華には、幼馴染みと呼べる人物が二人いる。
一人は園城寺怜。小学校5年生の時に出会い、それから親友と呼べる様な関係にまでなった。
もう一人は[貴方]。怜と出会った翌年に出会い、それからは良く3人で行動している事が多くなった。
そして、高校の3年生になった今でも、この3人の関係は続いている。
80
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:49:14 ID:GDA8D58g
「ツモ!2000、3900!うちの勝ちー!」
竜華が牌をおき、両手を高く天に掲げた。
対面の江口セーラが笑い、上家の怜がムスッとし、下家の[貴方]が腕を組んで唸った。
「くっそー。やっぱ波に乗った竜華は強いなぁ。」
「せめて、2巡先まで見えたらなぁ。」
「あかんて怜!また倒れてしもうたらどうするん!」
悔しそうな怜の発言に竜華が慌てる。[貴方]も、怜に向かって厳しい表情で苦言を呈する。
「わかっとるって。ただ、やっぱり悔しいもんは悔しいやん?」
ここ最近で怜の勝率は跳ね上がった。一巡先が見えるようになったからだ。元々竜華やセーラは麻雀が強い。[貴方]も、男子個人で2連覇。今年のインターハイでは3連覇が掛かっている。この3人を相手に接戦だったのだから大したものだろう。
横の台に置いてあったジュースを手にとり、ストローを口にしながら怜は立ち上がった。同じように3人も立ち上がり、セーラは今の対局を見ていた舟久保浩子から牌譜を見せてもらいながら今の対局について話をし始めた。
81
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:50:12 ID:GDA8D58g
ソファーに竜華が腰掛けると、手にしていたジュースを[貴方]に渡し、さも当然の様に怜が隣に座り、竜華の太ももに頭を下ろす。
「別に飲んでもええよ?ウチとの間接キッスやでー?」
[貴方]が顔を赤くしながら慌てる様を見て、怜が笑う。それを見ながら竜華も笑うが、内心はそうはいかない。
(怜も[貴方]の事が好き・・・。)
高校に入ったあたりからかだろうか、怜の視線が今までと少しだけ変わっていた事に気づいたのは。だからこそ辛い。自分は[貴方]と同じ位、怜の事も好きだから。
82
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:51:27 ID:GDA8D58g
「そんで、今日は部活の後買い物なんやろ?いつものスーパーでええん?」
竜華が[貴方]に尋ねると、なんとか平常心を取り戻した[貴方]が頷いた。竜華は祖母と、[貴方]は一人で暮らしているため、学校帰りに一緒に買い物に行く事がある。その場合、怜はセーラや他の部員と先に帰るのだが、その時の竜華の顔はいつもの笑顔より、僅かに明るい。
(竜華も[貴方]の事が好き・・・。)
ずっと前から知っていた。その思いはおそらく、自分が抱くより前からだ。だが、気付いているのはおそらく、自分だけなのだろうと怜は思う。だからこそ悩ましい。怜は[貴方]と同じ位、竜華の事も好きなのだから。
83
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:53:07 ID:GDA8D58g
だが、怜には、もう一つだけ気がついてしまった事がある。それは[貴方]の気持ち。
(・・・生きるんて、つらいなぁ。)
84
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:53:46 ID:GDA8D58g
そんなある日、部活の終わりに備品の整理をしていた時の事だ。竜華と怜が最後の当番として、準備室で印刷された牌譜をまとめている。
「なー、りゅーかー。」
「んー?」
準備室の椅子に座って天を仰ぐ怜。竜華が最後の牌譜を束ねている。
「[貴方]のこと好きやろ?」
「!?」
思わず手にしていた牌譜を落としてしまった。慌てて拾い上げ再度まとめ、ホッチキスで止めた。
「な、なにいきなり言うとんの!?ほら、そんな事よりまとめ終わったから帰るで!」
そう言って顔を赤くしながら慌て扉からでようと、ノブに手をかける。
85
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:55:42 ID:GDA8D58g
ガチャ。ガチャガチャ。
「どないしたん?」
怜が立ち上がると、竜華が顔を青くしながら振り返った。
「扉があかんねんけど。」
立て付けが悪くなっているとは聞いていた。来週修理の人が来るとも。だが、まさか開かなくなるとは思っていなかった。
「どないしよう・・・。」
怜を膝枕しながら、竜華が泣きそうな顔でつぶやく。だが怜は平然としていた。
86
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:56:27 ID:GDA8D58g
「良い機会や。竜華、さっきの続き。竜華は[貴方]が好きやろ?」
「・・・うん。でも、それは怜もやろ?」
「せやな。」
少しだけ、頬を赤くしながら肯定する竜華に、怜も微笑み答えた。
「でもな、うちはそれと同じぐらい、竜華の事も好きやねんな。だから・・・別に二人ならええかなって思うとるんよ。」
そう言って立ち上がった。ポカンとしている竜華の手をとり、立たせる。そして扉から離れるように部屋の奥に向かう。
「と、怜?」
「大丈夫や。もうすぐ王子様が来てくれるで。」
ニコッと笑うと同時に、扉がノックされた。そして聞こえる[貴方]
87
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 21:57:46 ID:GDA8D58g
ニコッと笑うと同時に、扉がノックされた。そして聞こえる[貴方]の声。
「[貴方]!じ、実は扉が開かんくなってしもうて!」
竜華が声をあげる。返事をした[貴方]が走っていく音がした。そして数分後、ガツンっと大きな音が響いた。扉のドアノブの所から突き出すバールのようなもの。もう一度ガツンとなり、ドアが開いた。息をきらせた[貴方]がこちらを見て、ホッと胸をなで下ろす。
同じように安心した竜華の背中を怜がトンと押した。押された竜華が[貴方]の方へと飛び込む。思わず竜華を抱きとめる[貴方]。一瞬の間。二人の目が合う。近い。それこそ互いの呼吸が相手に当たる位には。
顔を真っ赤にした竜華と[貴方]が同時に声をあげた。そして抱き合ったままの姿で怜を見る。
「今日の怜ちゃんは二人のキューピットやで。」
うっすらとだが、目を潤ませながら怜が微笑んだ。
88
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/01(月) 22:00:08 ID:GDA8D58g
バールのようなもの・・・。やってやろうじゃねえか、この野郎!(出来るとは言っていない)
怜も竜華も幸せになって欲しい。
安価
下1
原作キャラから1人。
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/01(月) 22:02:48 ID:c6IMzYr2
宥
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/01(月) 22:33:11 ID:uXnBXgTU
怜は病弱を理由に遠慮しちゃいそうだよね…
91
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/02(火) 00:39:00 ID:M9A.1ZkA
>>90
わかる。
「あったかくない牌・・・でもこの点差だもの・・・やらなきゃ!」
なにかキーワード又はシチュエーションを1つ。
例 「お泊まり」 「こたつ」 「メガネ」などなど
ただし、相反する場合は先着順。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女」が後輩」とか
また、同じ様な物もカウントしません。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女]が先輩」みたいな
下1から3つ集まるまで。
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/02(火) 00:46:23 ID:o3FLEqVk
彼女が奥さん
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/02(火) 02:51:21 ID:R9g/tVQM
キャバクラ
94
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/02(火) 02:57:34 ID:D63g0FwQ
パイタッチ
95
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/07(日) 23:33:08 ID:n0sb2p8M
彼女が奥さん(!?)
キャバクラ(!?!?)
パイタッチ(!?!?!?)
「お義兄さんは働きすぎだと思います!」
ある日の夕食時。松美玄が、机を挟んで向かい側に並んで座っている二人、姉である松美宥とその夫である[貴方]に言った。
宥が大学に入ってから付き合いはじめ、そして卒業と同時に松美家に婿入りした、一つ年上の[貴方]。今では、松美館の副料理長を務めるほどの腕前である。
[貴方]自身は、それほど苦ではないというが、毎日朝昼夜の料理の仕込みをしている。最後にまともに休んだのはいったい、いつなのだろうか。
「うん・・・玄ちゃんのいう通りだよ。たまにはお休みとってもいいんだよ?」
妻である宥も微笑みながら、[貴方]に休みを進めるが、[貴方]は宥と一緒に働いている時間が一番幸せなのだと言う。
「えっと・・・それは・・・うん、私もだけど・・・うん。」
顔を赤くしながら二人して俯く。いつまでたっても初々しい。
96
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/07(日) 23:33:51 ID:n0sb2p8M
「と、いうわけで、次のお休みにお出かけしましょう!」
玄がそう提案する。だが、副料理長の自分と女将の宥が二人同時に休んで大丈夫なのだろうかと、[貴方]がたずねた。すると、宥が微笑む。
「もうしばらくしたら、落ち着く時期になるから、そうしたら一緒にお休みしましょう。まずは[貴方]だけでもゆっくりしたら?」
宥にそういわれてしまうと、[貴方]には断れない。微笑み頷いた。
そして、[貴方]が休みを取る前日の晩。
「明日はお休みです。なので、私と一緒に飲みに行きましょう!」
玄にさそわれ、手を引かれるままに出かける[貴方]。そしてたどり着いた先。
97
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/07(日) 23:34:59 ID:n0sb2p8M
「「「いらっしゃいませー!」」」
煌びやかな服装をした女性たちがたくさんいるお店。[貴方]は顔を真っ赤にし、玄は目を輝かせ、手をワキワキさせている。
「二名様ご案内でーす。」
女性に案内され、席へと座る。落ち着かずにソワソワする[貴方]。となりに女性が座るが、どうしたらよいのかわからず視線を泳がせてばかりだ。
「フフフ、可愛らしいですね。玄さんのお友達?」
「お義兄さんです。」
どうやら玄は常連、という程ではないが、顔見知りのようだ。
「そうなの。可愛らしい子ね。」
そういいながら[貴方]の頭を撫でる。驚き、顔をそむけながら思わず手をパッと前にだす。
98
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/07(日) 23:35:51 ID:n0sb2p8M
「いやん。」
その手に伝わる柔らかい感覚。[貴方]は頭から湯気を出しながら慌てて謝る。
「お義兄さんは純情すぎです。もう少し軽くなっても良いと思うよ。」
そう言いながら玄は隣の女性の胸に手を伸ばす。相手も笑いながらで済んでいるので、問題ではないのだろうが、正直[貴方]は気が気でない。結局終始俯いたまま終わってしまった。
そして帰宅。どこに言っていたのかをたずねた宥。玄が笑顔で答えると同時に空気が凍った。
「むぅ・・・。」
前で腕を組み、頬を膨らませる宥。土下座する玄と[貴方」。
「ご、ごめんなさい。」
冷や汗ダラダラの玄に、宥が溜息を吐く。
「明日の朝、私は半休もらうから、玄ちゃんその分のお仕事よろしくね。」
「は、はい!お任せあれ!」
氷のような笑顔を浮かべる宥に、玄が頷き、足早に部屋を出て行った。それを見送り、宥は[貴方]に声をかける。思わずビクッとする。
99
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/07(日) 23:36:52 ID:n0sb2p8M
「顔を上げて。」
そう言われ、恐る恐る顔を上げる[貴方]。頬を膨らませている宥。怒られている状況であるにもかかわらず、その様を可愛いと思ってしまった。
「その・・・どうだった?」
少しだけ顔を赤くしながらたずねてくる。何が、と[貴方]が聞き返す。
「えっと・・・その・・・やっぱり、そういうような服とか、着たほうが・・・うれしい?」
さらに顔を赤くする宥。[貴方]はそれを見て、やはりと再確認する。
自分の嫁さんが一番だと。
「はぅ・・・えっと・・・その・・・ありがとう。」
真っ赤な顔ではにかみながら、微笑んだ。
100
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/07(日) 23:40:06 ID:n0sb2p8M
「でも、許すかどうかは別。」
では、どうしたら良いのかと[貴方]が少し慌てながらたずねた。
すると、宥は頭から湯気が上がらるほど顔を真っ赤にしたまま、[貴方]の顔に近づく。
「今夜は・・・その・・・ね?」
101
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/07(日) 23:41:47 ID:n0sb2p8M
ワッフルワッフル。
安価
下1
原作キャラから1人。
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/07(日) 23:44:50 ID:OJzmgh5g
照
103
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/08(月) 00:05:51 ID:xDjX0afI
「森林限界を超えた高い山の上。そこに花がさくこともある。」
なにかキーワード又はシチュエーションを1つ。
例 「テスカトリポカ」 「お菓子」 「グラビア」などなど
ただし、相反する場合は先着順。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女」が後輩」とか
また、同じ様な物もカウントしません。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女]が先輩」みたいな
とりあえず下1から3つ程ください。
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/08(月) 00:08:51 ID:6Z5LkKUE
略奪愛
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/08(月) 00:10:13 ID:oSGq9OUw
既成事実
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/08(月) 00:30:28 ID:6Ku570Z2
[貴方]が妹と同い年
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/08(月) 23:28:16 ID:gH2lgVEU
胸糞でない略奪愛なんてあるのかしら……
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/09(火) 12:14:30 ID:IQ2x/ReE
>>107
魔王から救出するとか?
109
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 01:19:00 ID:g4mbbWV2
>>109
しまった、その手があった!
略奪愛
既成事実
[貴方]が妹と同い年
・・・だんだん難易度が高くなっていくなぁ(白目)。
宮永照は一人で歩く。その後ろを小さな妹、宮永咲がついてくる。いや、ついてきていた。
照が足をとめ、振り返る。その視線の先には、こちらに背を向け、逆法方向へと歩いていく。
「咲!」
声を上げ、手を延ばす。
暗い部屋の中。いつものベッドの上。状態を起こし、息を切らす。全身が、かいた汗によって冷やされる。
110
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 01:19:52 ID:g4mbbWV2
(また・・・夢か・・・。)
布団の中で膝を抱え、俯く。小さく深呼吸をして息を整えるが、この暗い気持ちは、ずっと残っていた。
「・・・大丈夫か?」
いつの間にか隣に来ていた同室の弘世菫が、照の背中を優しくなでた。
「うん・・・ありがとう、菫。」
俯いたままの照に、菫が優しく微笑んだ。
(トラウマ・・・か。こればかりはどうしようもないな。)
高校に入って一年目の春。照の実力が分かり、菫の誘いで麻雀部に入部した。一年目はなんの心配もなかった。だが、二年目。妹の咲が会いにきた。何を話したら良いのか分からない照。言葉にできず、冷たい態度をしてしまい、そのまま分かれてしまった。
(私に・・・咲を・・・家族を愛する資格は・・・無い。)
111
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 01:20:57 ID:g4mbbWV2
そして3年の春。麻雀部にも、新入部員がやってくる。だが、その殆どは、下位のグループからスタートだ。・・・ごく一部をのぞいて。
照が照魔境で覗き込む。僅かに目を見開いた。その視線の先。
「・・・あの子か?」
隣にいた菫が照の視線の先を見る。とある卓を囲んでいる4人。菫の目を引いたのは、一人の少女。まるで宇宙空間の様に浮き上がる長い金髪。一目で普通じゃない事が分かった。
「・・・違う。」
照が見ていた先。そこには、少し小さな男の子。金髪少女の様を見て、少しオドオドしているが、牌を手にした瞬間、その目が輝く。
「・・・カン。」
照が小さく零す。それに合わせるように少年もカンをする。
112
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 01:22:04 ID:g4mbbWV2
「嶺上・・・開花・・・。」
その声に合わせるように、牌を倒す。卓の3人も、そして菫も驚き、目を見開いた。
(咲と同じ力・・・。)
実際は、宮永咲の下位互換。カン材が手元にある訳ではなく、手元に来た時に、上がる牌を感じ取れるだけだ。プラスマイナス0もできない。この東風戦でも、結果だけなら金髪少女が圧勝だった。だが、その姿に妹を重ねてしまった。
一年生の[貴方]は宮永照に憧れた。ただ憧れるだけでなく、対等にありたいと思った。ではどうするか。あの連続和了の対抗手段として副露とカン。中学生の間に、何度も練習して身につけた嶺上開花。奇しくも咲と同じような能力を同じ学年の[貴方]が身につけていた。
憧れの先輩と同じ部で麻雀が打てる。この時の[貴方]の感情は「尊敬」と「親愛」。
そんな[貴方]を見た照は、意識しているのか、していないのか、他の部員とは少しだけ違った接し方をする。それはまるで・・・。
113
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 01:23:16 ID:g4mbbWV2
「テルーって弟か妹いるの?」
金髪少女こと、大星淡が首を傾げながらたずねた。菫が僅かに表情を厳しくし口を挟もうとするが、照がそれを手で制する。
「なに、突然?」
「んー・・・なんとなく、[貴方]の奴との接し方がおねーちゃんぽかったから?」
上を向き、顎に指を当てながら淡が答えた。
淡は[貴方]の事を一方的にライバル視している。この部の中で、照と[貴方]の二人だけが、絶対安全圏を打ち破るからだ。だからこそ、僅かな違いに気がついた。
「・・・そう?」
表情を変える事無く照が言うが、菫には僅かに暗くなったように見えた。事実、照は[貴方]と妹を重ねてしまっている。
「そんなつもりは無いんだけどね。」
そう返す照の表情は、少しだけ寂しそうだった。
114
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 01:24:11 ID:g4mbbWV2
そんな日が続き、ある日の事。とある麻雀雑誌を手に取る少女。それはこの夏に行われるインターハイの特集が乗っている雑誌。
「あら、咲もそういうの読むんだ?」
清澄高校麻雀部部長の竹井久が、咲が手にしていた雑誌を見て声をかけてきた。
「たまに、ですけどね。」
咲が少し恥ずかしそうに雑誌を開く。そしてその表情に驚愕の色が浮かぶ。
「? どうかしましたか?」
原村和が首をかしげながら横から覗き込んだ。そのページは白糸台高校の記事。チーム虎姫の特集。複数の写真の中に、一枚。照と[貴方]が映ったもの。
「おねえ・・・ちゃん・・・。」
その記事の内容。チャンピオンである宮永照は、男女問わず後輩に優しく接する頼りになる先輩だと。だが、それだけではない。その写真に映る笑顔を咲は知っている。それは、昔自分に向けてくれていた笑顔と同じだった。
「咲さん?」
「和ちゃん・・・お姉ちゃんが・・・取られちゃうよぉ・・・。」
涙を流しながら、和にすがりつく。その姿に、周りは焦ることしか出来なかった。
115
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 01:25:56 ID:g4mbbWV2
そしてインターハイ本戦。
「あなたには絶対負けないから!」
どうやって来たのかわからないが、白糸台の控室に突入してきた咲が[貴方]に向かって指をさす。当然、なんのことかわからず困惑する[貴方]。
「・・・お前の妹だろ。何とかしろ。」
「・・・私に妹なんて。」
「お姉ちゃんの妹は私だけなんだから!弟なんて認めないんだからね!」
冷や汗を流し、目線を逸らす照に向かって、涙目の咲が叫びながら部屋を出て行った。
その後、和解した照と咲によって、ひたすら甘やかされて[貴方]が困惑するのは別のお話。
116
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 01:27:41 ID:g4mbbWV2
暗い雰囲気のシリアスっぽくなりかけたけど、そんなもん書けるかぁ!(#`Д´)ノノ
安価
下1
原作キャラから1人。
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/11(木) 07:20:24 ID:qRGdwGCY
エイスリン
118
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/11(木) 09:08:01 ID:g4mbbWV2
「オナカスイタ?パンタベル?」
なにかキーワード又はシチュエーションを1つ。
例 「パン」 「ふざけんな」 「天使」などなど
ただし、相反する場合は先着順。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女」が後輩」とか
また、同じ様な物もカウントしません。
例 「[貴方]が後輩」と「[彼女]が先輩」みたいな
下1から3つ集まるまで。
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/11(木) 12:04:49 ID:9baK6Rzg
マンズ(男性器を表す岩手の方言)
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/11(木) 13:22:22 ID:Pa2y6CYI
混浴
121
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/11(木) 14:27:08 ID:pbX7YkOQ
想像以上
122
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/11(木) 22:17:13 ID:dd2V7r1M
直球で草
123
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/12(金) 20:25:58 ID:G5ntw.vg
ゴリッパ!フジサン!
124
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/14(日) 00:59:54 ID:GkI5CD4E
マンズ(男性器を表す岩手の方言)
混浴
想像以上
・・・(白目)。
岩手県代表、宮守高校。部員は女子が五人に男子が一人。つまり、女子は団体戦と個人戦。男子は個人戦のみに出場。
女子団体は、ベスト16位。個人戦では皆、それなりの成績を残すことができた。だが、不運にも参加した生徒は全員3年生。つまり、最初で最後のインターハイだった。
「・・・」
もうすぐ学校の最寄りの駅へと到着してしまう。近づくにつれ、皆の口数が減り始めた。そして、今は誰一人として口を開かない。各々がこの一年を振り返っているのだろう。
「さぁ、着いたよ。ちゃんと荷物はもったかい?」
顧問の熊倉トシが声をかけると、皆が荷物を手にし、列車を降りた。
「・・・ついちゃったね。」
姉帯豊音が、ポツリとこぼす。だが、その言葉にトシは笑みを浮かべた。
「もうちょっとだけ、続くよ。」
125
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/14(日) 01:01:06 ID:GkI5CD4E
その言葉に、皆が首を傾げた。そのままトシを先頭に改札を抜ける。歓声が響いた。
「!?・・・だる。」
「Whоa!?」
「うるさい!?」
「うぇい!?」
「わー!?」
そこにいたのは、学校の先生やクラスの友人たち、それだけでなく、ご近所のおじさんおばさん、その他諸々沢山の人たちだった。
「スゴイ!タクサン!」
エイスリン・ウィッシュアートが驚き、目を丸くしながら隣にいた[貴方]の腕にしがみ付く。
「これは・・・ちょっと意外かな。」
いつもはしっかりしている白沢塞も、さすがに予想していなかったのか、驚きを隠せない。鹿倉胡桃と小瀬川白望も驚き、トシを見る。
「こっちに戻るのがいつなのかを連絡したら、駅で出迎えてくれるって言ってね。これだけ集まってくれるのはちょっと想像以上だったけどね。」
126
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/14(日) 01:02:36 ID:GkI5CD4E
そういうトシのもとに、学校の校長先生が手を差し出してきた。トシがそれを握る。後日、学校の全校集会で麻雀部の事を話すそうだ。さらに、地元の情報誌では特集を企画しているとのこと。
「ちょーすごいよー!緊張するねー!」
「キンチョウスルネ!」
それだけでは終わらず、なんと今日一日、近くの小さな旅館だが、貸し切ってくれるという事になった。早速一同はその足で旅館へと向かう。
まず通されたのは、小さな宴会場。すでにたくさんの料理が用意されている。
集まってくれた地元の人たちに、トシが感謝の言葉を送り、そのまま食事会が始まった。各々メンバーのところに人が集まり話をする。
白望のところには宇夫方葵を中心としたクラスメート。白望の言うがままに料理を口へと運んでいる。
胡桃や豊音のところにも同様に友人たちや先生が。そして塞のところにはご近所のおばちゃん方が集まり、様々な話をしている。
そして、エイスリンの所にはご近所のおじさん方。
127
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/14(日) 01:04:04 ID:GkI5CD4E
「エイちゃんはすごいなぁ。麻雀はじめて半年だって?」
「本当な?それはだげすごいの!」
「んだの。まさか半年どはぎゃ!」
「???」
色々まくし立てられるが、訛りが強くよくわからない。それをみたおじさんが何かに気が付いたのか、にやりとする。
「エイちゃんや。これは何かわかるか?」
そういって麻雀牌を見せる。パァっと表情を明るくしたエイスリンが笑顔で答えた。
「麻雀牌!」
これはいつも使っているため、流暢な日本語だ。それを聞き、今度はその中からいくつか手に取って見せる。
「それじゃあ、これは?」
そういって見せたのは萬子。首をかしげながら、その牌の名を言おうとしたところで、[貴方]がその男の頭をたたいた。
128
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/14(日) 01:05:13 ID:GkI5CD4E
「ってぇ!?何ばすらんだ!?」
声を出す男を[貴方]がしっしと追い払った。エイスリンが首をかしげると、少し顔を赤らめながら[貴方]がエイスリンに耳打ちする。
「!?!?!?」
エイスリンが顔を真っ赤にしながら頭から湯気を出した。倒れそうになるところを[貴方]が支える。すると、今度は真っ赤なまま目を回し、そのまま気を失ってしまった。
その夜。唯一の男子である[貴方]は一人で露天風呂に入っていた。天を仰ぐと、輝く星々。それに見とれていると、ガラガラと扉を開ける音がする。驚き振り返るとエイスリンがバスタオルを巻いて立っていた。
『よかった![貴方]、まだお風呂に入ってたのね!』
流暢で、少し早口の英語で話す。ギリギリ[貴方]には聞き取れないレベルの英語だ。そのまま湯船に入っている[貴方]へと近づいていく。[貴方]は顔を真っ赤にして目線を逸らす。それを見てエイスリンは満面の笑顔だった。
129
:
◆ZtWnOYWL/U
:2018/10/14(日) 01:06:26 ID:GkI5CD4E
『いつもはしっかりしているのに、照れる姿は可愛いのね!でも、そんなあなただから、大好きだよ!』
そう言いながら、[貴方]の肩を叩く。だが、[貴方]なんだかんだと言い訳をして、エイスリンの話を聞いていない。それに気づいたエイスリンが頬を膨らませる。すると、またガラガラと扉が開く音と声が聞こえてきた。
エイスリンが振り返る。そこには、塞に引っ張られる形でしぶしぶ入ってきた白望。
「あれ、エイスリンと[貴方]もいたんだ。」
そういう塞に、驚き声を上げる[貴方]。一瞬キョトンとした塞だが、すぐに気が付いた。
「ここ、この時間は混浴だよ。それに、ほーら。」
そういってバスタオルをはだけさせる。その下は水着だった。驚く[貴方]。それをみて、笑顔のエイスリンもバスタオルを広げる。当然、その下は水着だった。それを見て安心すると同時に焦る。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板