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穂乃果がRPGの世界に入り込んでしまいました
1
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/09/12(水) 21:48:34 ID:dIqlw34w
誤字脱字大量 ミスあり 日本語表現△
SS速報vipにて投稿していた長編SSをこちらでもう一度執筆していきます。
最初から執筆していきます!
μ'sメンバーのイメージ崩壊の可能性があります。
μ'sメンバーが軽傷、重傷を負う場面が多々あります。
そんなSSにさようなら!っていう人はブラウザバックでお願いします。
基本的に投稿主の妄想です。
大丈夫っていう人は暖かく読んであげてください。
65
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/09/19(水) 00:40:19 ID:mWmRHza2
希「お見通しやね」
海未「穂乃果が洞窟を救うと言わなければこうはなりませんでしたし、穂乃果がみんなをまとめて戦ったから勝てたんですよ?そんなこともわからなかったのですか?」
穂乃果「海未ぢゃん…グスッ…」
海未「泣かないでください、泣くのは夢を叶えてからでしょう?世界を平和にする夢を」
穂乃果「……うん!穂乃果、バカみたいだったね!!落ち込んでちゃなにも始まらない……」
穂乃果「よーし!目指せナイフル!!みんな、ファイトだよっ!!」
みんな「おーっ!!」
66
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/09/19(水) 00:40:49 ID:mWmRHza2
#2【若葉の魔法使い】
洞窟を抜けて平原を歩き続けたμ's。
真姫「これでおわりっ!」
真姫がモンスターを切り裂くとモンスターは消滅した。
穂乃果「ごめんね、守ってもらって」
海未「穂乃果は今武器を持ってないんですよ?守るのは当然です」
希「あ!見えたで!」
夜なのであたりは暗かったが、希が指差した方向には灯りがあった。
希「あれがナイフルや!いくで!」
穂乃果「結構小さい村なんだねー」
希「昔はもっと大きかったって話や」
海未「とりあえず宿屋で一泊しましょう」
真姫「賛成」
67
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/09/19(水) 00:41:25 ID:mWmRHza2
今日はここまでです!
68
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:12:01 ID:QO9myq3I
((((((更新します))))))
チュン(・8・)チュン
穂乃果「朝だーっ!」
海未「まずは宿屋から出ましょう」
ザッザッザッザ
穂乃果「まずは新しいμ'sメンバーの情報収集だね!」
真姫「その前に武器でしょ?でも、小さい村だから武器屋はないかもね…」
希「あ!あそこにあるのってよろず屋やない?」
穂乃果「よろず屋?」
海未「道具の他に武器や防具も売ってます。こういう小さい村はよろず屋だけある場合が多いのですよ」
真姫「とりあえずいきましょう、海未も矢の補給しないとね」
海未「そうですね、余分に買っておきましょう」
穂乃果「よし!レッツゴー!」
店主「いらっしゃい旅の方!」
希「武器は売っとる?」
店主「あいよ、ここのこれが全部だよ」
69
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:16:22 ID:QO9myq3I
穂乃果「予算は?……なるほど。じゃあ…これで!!」
店主「はがねのつるぎだね、1500Gだよ!」
海未「どうぞ」
穂乃果「やったー!武器!!」
店主「まいど!!」
海未「それと矢を30本ほど」
店主「あいよ!600Gね!」
海未「ありがとうございます!」
穂乃果「真姫ちゃんこのお金って…」
海未「聞いていなかったのですか?真姫が貯めていたお金を私たちの共有のお金にしてくれるといわれましたよ」
穂乃果「ほんとに!?」
希「まぁ穂乃果ちゃんグダグダ歩いてたからなぁ〜」
真姫「少ないけど、旅の足しにしましょう。でもそんなにないからちゃんと魔物を倒して稼がないと」
真姫「さてと、ここからどうすればいいの?希」
希「それなんやけど、カードもわからないって…」
70
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:21:59 ID:QO9myq3I
海未「情報収集しかなさそうですね」
穂乃果「とりあえず村長さんのところ行ってみよう!」
真姫「それもそうね」
村長「よく参られたね旅の方。何のようでここに?」
おじいさんではないが比較的おじさんの村長だ。
穂乃果「私達は魔王を倒すために旅をしている『μ's』です」
村長「ほう『μ's』ですか?昔話で聞いたことがありますね…。少女4人で魔王を倒すために旅を?」
穂乃果「はい!お聞きしたいんですけど、首にこのようなネックレスをつけた女性を知りませんか?」
村長「ふむ…この村にはおらんな…」
穂乃果「そうですか…」
村長「…………ナイフルには女神の書という書物がありまして」
穂乃果「女神!?見せてもらえませんか!?」
村長「それが…魔物にとられたのです」
海未「魔物に?」
村長「ここの近くのナイフルの森に魔法を使うモンスターが住み着きましてね」
71
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:23:54 ID:QO9myq3I
村長「その魔物の影響で他の魔物も活性化しました。そして一昨日、その魔法を扱う魔物『ヌベラス』が女神の書を盗んで行ったんです」
穂乃果「ヌベラスっていうモンスターはナイフルの森にいるんだね?」
村長「そうです」
穂乃果「なら私達が奪還してきます!」
村長「本当ですか!?」
海未「穂乃果ならそう言うと思ってましたよ」
希「ウチらで奪還させてください!」
村長「ありがとうございますμ'sのみなさん!では、準備ができたらお声をー
穂乃果「今すぐ行こう!」
真姫「ヴェェェッ!?今!?」
村長「森への案内人も必要でしょう?お待ちください」
そう言って村長は部屋から出ていき、しばらくすると女の子を1人連れて帰ってきた。
村長「この子がナイフルの森へ案内します」
???「よ、よろしくお願いします」
その少女は穂乃果がよく知る――
72
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:25:11 ID:QO9myq3I
穂乃果「花陽ちゃん…?」
花陽「えっ!?わ、私の名前を知ってるんですか?」
海未「ほ、穂乃果まさか…」
穂乃果「うん。彼女がその1人」
穂乃果「花陽ちゃん…よく聞いてね」
穂乃果はμ'sとして魔王を倒す件を伝えた。
花陽「わ、私もμ's!?あ、ありえないです!」
穂乃果「花陽ちゃんもこんなネックレス持ってるでしょ?」
花陽「も、持ってないですけど…」
穂乃果「え…?ほ、本当に!?」
花陽「本当です…持ってません…」
海未「…穂乃果、残念ですがネックレスが無いのならμ'sではないでしょうか?」
真姫「その花陽って子は違うってことじゃないの?」
希「…」
73
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:25:47 ID:QO9myq3I
希「…」
花陽「あ、あの…」
穂乃果「ごめんね!花陽ちゃん!さ、森へ行こう!」
花陽「は、はい。私についてきてください」
花陽に連れられて村の外に出てきた。
海未「花陽さん、どうして女神の書が取られたんですか?村の状況を見た感じだと、襲われたが刃向かってはいないということですよね?」
花陽「花陽でいいですよみなさん。えーとヌベラスには刃向かえなかったんです」
真姫「どういうこと?力が及ばなかったの?それでも、普通は女神の書なんていうたいそれた物は取り返そうとするはずだけど?それとも、その書物は価値の無い物なの?」
花陽「女神の書は昔からナイフルに伝わる財宝です。ですが刃向かえない理由がありました」
希「理由?」
花陽「ナイフルは魔法を拒む村。魔法を使うことができないんです」
穂乃果「魔法を?なんで?」
花陽「ナイフルのしきたりとしかわかりません…。魔法を使うヌベラスにはまったく手が出ませんでした」」
穂乃果「そうなんだ…」
74
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:26:41 ID:QO9myq3I
希「難しい村なんやね」
花陽「あ、あそこです」
気づけば目の前には森が広がっていた。
真姫「ここがナイフルの森ね…」
穂乃果「この森のどこにヌベラスが?」
花陽「私は森の奥地にいる、と言ったらしいです」
穂乃果「よし!行って取り返そう!花陽ちゃんはここでいいよ?」
花陽「だめです、知らない森に入るなんて自殺行為。私がナビゲートします」
希「……行こ?ウチらが守ればいいだけ」
海未「そうですね。花陽さん、私たちから離れないでくださいね?」
真姫「魔法を使うモンスターだろうけど、倒してみせるわ」
穂乃果「みんな、集中してこう!」
みんな「はいっ!!」
75
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:27:32 ID:QO9myq3I
穂乃果「うわぁーー…木がおっきい…」
海未「でもしっかり道はありますね」
花陽「分かれ道もそんなにないので迷うことはないと思います」
真姫「花陽は安心して、守るから」
希「真姫ちゃん心強いなぁ〜」
真姫「べ、別に…」
穂乃果「魔物だよ!」
五人の前に人くらいの大きさのカマキリ「ブレイドカマキリ」が立ちはだかった。
穂乃果「てやぁっ!!」
穂乃果が攻撃を入れ続ける。
ブレイドカマキリは穂乃果の剣を受け止め続ける。
海未「穂乃果!よけてください!」
海未はブレイドカマキリに矢を放つ。ブレイドカマキリは矢をくらってよろける
穂乃果「そこだあっ!!」
穂乃果はジャンプしてブレイドカマキリを切りつける。
ブレイドカマキリ「キシャァァァァァッ!!」
76
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:28:17 ID:QO9myq3I
ブレイドカマキリは消滅する。
真姫「穂乃果、やるようになったじゃない」
希「やるねぇ」
花陽「すごい…」
穂乃果「よし!進もう!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私が見つめる先には闇に包まれて滅びゆくオトノキザカがあった。
穂乃果「そんな……」
穂乃果はなんとかしようとするが、体が傷だらけで動かない。
穂乃果「うそだっ…うそだ!うそだっ!!」
穂乃果は悔しさのあまり唇を噛み締めた。噛んだところからは血が出てきた。
穂乃果「みんな……ごめん…ごめんね……。私、オトノキザカを…守れなかったよう……」
闇に包まれ続けるオトノキザカだったものを見つめながら穂乃果はその生涯の幕を閉じた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果「はっ…!?」
穂乃果は目を覚ました。体の節々が痛い。周りを見ると川の近くにいた。
77
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:29:39 ID:QO9myq3I
穂乃果「そういえば、カマキリを倒してから調子乗って走ったら足を踏み外して崖から落ちたんだっけ……森なのに崖があるなんて思わないよ…」
上を見るとかなり高い崖があった。
穂乃果「こ、ここから落ちて体が少し痛いだけ…?」
穂乃果「あ…ネックレスがあったかい…」
穂乃果「あなたが守ってくれたの?…なーんてね」
穂乃果はよっこいしょと立ち上がる。
穂乃果「とりあえず海未ちゃんたちと合流しなきゃ」
穂乃果「とは言ったものの…どこにどういけばいいんだろう…」
【のぞうみまきぱなサイド】
花陽「穂乃果さん…大丈夫でしょうか…?」
海未「崖の上から下を見れなかった以上、穂乃果となんとかして合流しないといけません」
花陽「なんとかって……この森は広いんですよ?」
真姫「それでもなんとかして会うのよ」
花陽「会えるんですか?なんとかして…」
希「不思議と会える気がするんよ」
78
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:30:22 ID:QO9myq3I
花陽「不思議と…ですか」
海未「はい、とりあえず下のほうへ行きたいのですが、道を教えてもらえませんか?」
花陽「……」
真姫「花陽…?」
花陽「…この中で穂乃果といる時間が最も長い人は誰ですか?」
海未「私ですが」
花陽「では、そのネックレスを貸してくれますか?」
海未「ええ、大丈夫ですよ?」
真姫「そのネックレスをどうするの?」
花陽「……」
花陽はネックレスを握りしめて目を閉じる
花陽「…こっちです!こっちに穂乃果さんがいます!」
希「わかるの?」
花陽「…詳しくは言えません、でもこっちです!!」
79
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:32:53 ID:QO9myq3I
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果「みーんなー!!どこにいるのー!!?」
シーン…
穂乃果「どこー?…ねぇ?どこーー?」
ガサガサっ
穂乃果「!」
巨大なハチ「キィィッ!」
穂乃果「ハチっ!?3匹も!?」
巨大なハチ「バレッドビー」が穂乃果に飛びかかる
(7daysなんちゃらのハチくらい)
穂乃果「わっ!?あぶないっ!」
穂乃果はスレスレでよけるが、その穂乃果に他のバレットビーが飛びかかる
穂乃果(盾で防ぎきれないっ…)
ギィン!ギィン!!
穂乃果はハチの猛攻で弾き飛ばされた
穂乃果「あっ!!盾が!」
80
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:33:38 ID:QO9myq3I
ハチの攻撃で盾が吹き飛んでしまい、穂乃果から6mくらいの場所に落ちる
穂乃果「っ……剣しかないか…」
穂乃果は剣を取り出して構える
穂乃果「あんなのに刺されたらひとたまりもない……」
バレットビーが穂乃果にまた飛びかかる
穂乃果はかわしつつ剣の一撃を与える
バレットビーの1匹はその攻撃で消滅した
穂乃果「あと二匹!」
地面を回転して、構え直す。
バレットビーは自分の針を穂乃果に向けて飛ばした!
穂乃果「な!?」
穂乃果はかろうじて避けることができた
穂乃果「これ避けれなかったら頭にあたってたよ!?」
バレットビーは針を飛ばし続けて、穂乃果はそれを避けるので精一杯。
猛攻を避けて、木の裏に隠れる
穂乃果「はぁっ…はあっ…」
81
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:35:17 ID:QO9myq3I
穂乃果「ここで…負けられないの!!」
穂乃果「この世界を平和にして、戦ってきてよかったって…そう思いたいの…」
穂乃果は上を向いて息を大きく吸う
穂乃果「思いたいのー!!!!!」
穂乃果(…あ、そういえば初めてのライブの前に窓から叫んだっけ…、もう一回ラブライブに出る前にも叫んだよね…)
穂乃果「人間やる気になれば、なんだってできる……だもんね!」
穂乃果がそう呟くと、ネックレスが暖かくなる
穂乃果「でやぁぁぁっ!!」
穂乃果は剣を抜き、木陰から飛び出して2匹に飛びつく
穂乃果の剣はオレンジで輝き、ハチ2匹を切り裂くとオレンジの斬撃でハチはボロボロになり消滅した
穂乃果「い、今の何?」
穂乃果「まぁ倒せたからおっけーだね!よーし!再開しなきゃ!!」
海未「穂乃果ーっ!!」
穂乃果「みんな!!」
希「心配したんやで?ケガない?」
82
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:36:05 ID:QO9myq3I
穂乃果「ちょっと節々が痛いかも…」
花陽「これ、飲んでください」
穂乃果「ドリンク?」
穂乃果はそれを飲み干す
穂乃果「あ…体の痛みが引いてく…」
真姫「ポーションね」
海未「傷が治る特殊な薬です」
穂乃果「あ!そういえばどうやって穂乃果の場所がわかったの?」
海未「花陽が連れてきてくれたんです、まぁ穂乃果の声が聞こえたのですぐにこれましたが、花陽のおかげですよ」
希「思いたいのー!ってね♪」
穂乃果「あ、あはは…。花陽ちゃん、ありがとう!」
花陽「い、いえいえ!」
穂乃果「どうやって場所がわかったの?」
花陽「あ…えっと……か、勘です!」
穂乃果「勘かぁ!すごいね!」
83
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:36:45 ID:QO9myq3I
希「へぇ…」
真姫「それでいいのね穂乃果は…」
穂乃果「ここからヌベラスまではどれくらい?」
花陽「きっとすぐです」
穂乃果「よーし!!!頑張るぞーっ!!」
海未「集中してくださいね?」
穂乃果「は…はい…」
花陽「この道を真っ直ぐ行くとヌベラスがいます」
穂乃果「ついにヌベラスと戦うのかぁ…」
海未「私たちならできます!さぁ、行きましょう!」
希「あ、花陽ちゃんはどうするん?」
真姫「そうよね……花陽をここに1人にするわけにもいかないし…」
花陽「あの…私のことはお気になさらずに…」
穂乃果「んん〜っ…どうすればいいんだろう…」
海未「……やはり花陽にはここで引き返してもらうのが一番良い判断だと思います」
84
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:42:26 ID:QO9myq3I
真姫「まぁそうなるわよね…」
希「でもここから引き返すとなるとかなり危険が伴うよ?」
穂乃果「…花陽ちゃん」
花陽「は、はい?」
穂乃果「…花陽ちゃんにはついてきてもらおう」
海未「えっ…!?」
真姫「ちょ、穂乃果!あんた正気!?」
穂乃果「一緒に行って護る。それが一番じゃないのかな」
希「穂乃果ちゃんらしいなぁ」
海未「まぁ確かに私たちが護ればそれで済むのですが…」
真姫「あんたそう簡単に言ってるけど大丈夫だと思ってる?」
穂乃果「私たちなら大丈夫だよ!」
穂乃果「花陽ちゃん、それでもいい?」
花陽「……はい!」
穂乃果「ありがとう!私たちを、信じて!!」
85
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:43:46 ID:QO9myq3I
花陽「はい!!」
穂乃果「よーし!スッスメー!!」
穂乃果たちが辿り着いた場所は広い空間で周りは森。
真ん中にある丸太にローブの男性が座っていた。
穂乃果「あれ?男の人だ」
花陽「気をつけてください!あれが、ヌベラスです!!」
海未「彼が?」
真姫「人間じゃないの」
希「……人間の姿に化ける魔法を使っとるんやろうな」
花陽「その通りです。彼は正真正銘の魔物です」
ヌベラス「なにやらうるさいと思えば、女の子がなぜここまで?」
穂乃果「ヌベラス!女神の書を返して!」
ヌベラス「…やはりナイフルの遣いか 」
穂乃果「みんな!行くよっ!!」
みんな「はい!」
86
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:44:26 ID:QO9myq3I
ヌベラス「死んでも知らんぞ?」
海未「ふっ!!」
海未は矢を放つがヌベラスは軽い身のこなしで避ける。
穂乃果「てやぁぁぁっ!!!」
穂乃果は斬りかかるがこれも躱される。
真姫「たあっ!」
真姫も加わり攻撃をしかけるが躱され続ける。
穂乃果と真姫は一旦距離を置く。
穂乃果「なかなか当たらないね…」
海未「私と希が遠距離から援護します!二人は近距離で!!」
海未「花陽は私の後ろにいてください」
希「いっくでー!」
希はカードに炎の魔法を添付し投げつけるがヌベラスには当たらない
穂乃果「はっ!はぁっ!!」
ヌベラスは軽やかに避けて、穂乃果と真姫に手に持っていた杖で攻撃して距離を置く。
ヌベラス「今のカード、魔法か?」
87
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:46:55 ID:QO9myq3I
希「そうやけど?」
ヌベラス「成る程…」
海未(穂乃果!私が全力で射抜きます!穂乃果たちは動きを止めてください!)
穂乃果(わかった!)
穂乃果「真姫ちゃん!」
真姫「?」
穂乃果「ゴニョゴニョ」
真姫「ふふっいいわよ!」
海未「希もお願いします!」
希「了解!」
海未は神経を集中して矢に力を込める
穂乃果「はあっ!」
穂乃果は体当たりのような攻撃でヌベラスの動きを封じ、真姫もヌベラスに負けぬ程の軽やかな動きでヌベラスを止める。
希は遠くから攻撃をすることで長距離の移動や距離を置くのを封じている。
花陽「すごい連携…」
海未「ふぅ………!!」
88
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:48:34 ID:QO9myq3I
希「そうやけど?」
ヌベラス「成る程…」
海未(穂乃果!私が全力で射抜きます!穂乃果たちは動きを止めてください!)
穂乃果(わかった!)
穂乃果「真姫ちゃん!」
真姫「?」
穂乃果「ゴニョゴニョ」
真姫「ふふっいいわよ!」
海未「希もお願いします!」
希「了解!」
海未は神経を集中して矢に力を込める
穂乃果「はあっ!」
穂乃果は体当たりのような攻撃でヌベラスの動きを封じ、真姫もヌベラスに負けぬ程の軽やかな動きでヌベラスを止める。
希は遠くから攻撃をすることで長距離の移動や距離を置くのを封じている。
花陽「すごい連携…」
海未「ふぅ………!!」
89
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:51:29 ID:QO9myq3I
海未「ラブアローシュート!!!」
海未が放った矢は青い力を帯びてとてつもない速さでヌベラスへと向かった!
ヌベラス「!!」
ズドォッ!!!
海未「やりましたか!?………!!」
ヌベラス「いい攻撃だ、だが俺には無意味だ」
海未「無…傷…?」
希「海未ちゃんの攻撃が当たる直前になにかに拒まれるように攻撃が止められた…」
真姫「…攻撃を防ぐ魔法?」
ヌベラス「ご名答だ。村長から聞いてないのか?俺は魔法を得意としている」
真姫「そんな…」
希「ならこれどうや?」
希「プラム!!」
希がそう叫ぶと地面に置かれたカードの陣の中から火をまとった鳥が現れた。
穂乃果「希ちゃんの召喚獣!!」
90
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:52:30 ID:QO9myq3I
希「プラム!!全力や!でも周りの木には影響ないように!」
プラムは炎を全開にしてヌベラスへ炎の竜巻の攻撃をした。
ヌベラス「召喚獣か……」
ヌベラスは杖で地面をコンと叩き、杖の先から氷の結晶を繰り出した
氷の結晶は炎の竜巻を消しとばしプラムに直撃した。
希「プラムっ!?」
プラムは陣の中へと消えていった。
ヌベラス「召喚獣を呼んだとしても召喚獣の力をどれだけ引き出せるかは術者による。お前の力ではあの幻獣の力を引き出しきれず、こんな氷の魔法に打ち砕かれる」
希「くっ…。十分知っとるよ!」
ヌベラス「つまらない。そんなものか?」
穂乃果「くっ……」
ヌベラス「そうか……なら終いにしようか」
ヌベラスはそう言って杖を希に向ける。
希「っ!!」
ヌベラスは希に向かって雷の魔法を放った。
希「きゃぁぁぁぁっ!!」
91
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:53:16 ID:QO9myq3I
希に直撃して、希はその場に崩れ落ちる。
真姫「希!!」
ヌベラス「次はお前だぞ?」
真姫「っ!?きゃぁぁぁぁっ!!!」
真姫も雷の魔法でやられる。
穂乃果「真姫ちゃん!!」
海未「よくも!!」
海未は矢を放つがヌベラスにあたる前に弾かれる。
ヌベラス「次は貴様がいいんだな?」
ヌベラスは氷の魔法を繰り出し、海未に攻撃する。
海未「かはっ……」
海未は吹き飛ばされてその場に倒れこむ。
穂乃果「っ……あぁぁぁっ!!!!」
穂乃果は剣を握りしめてヌベラスに向かう。
ヌベラス「最後は貴様だ」
92
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:54:40 ID:QO9myq3I
ヌベラスは穂乃果に氷の魔法を放つ
が、穂乃果は氷の魔法をスレスレでよけてヌベラスの懐に入り込んだ!
ヌベラス「なに!?」
穂乃果「てやぁぁぁっ!!!!」
穂乃果は全力で剣を振るう
ヌベラス「俺が魔法だけだと思うか?」
ヌベラスはそう言って穂乃果が剣を持っている手を掴み、体をひねって体勢を崩して、杖で穂乃果の腹部に強烈な打撃攻撃をしかけた!
穂乃果「かはっ!?」
穂乃果は弾き飛ばされて倒れる。
ヌベラス「…さて、そこの女の子。君は戦っていないが、君も同じ目に合わせたほうがいいんだよな?」
花陽「っ…!」
花陽は後ずさりする。
ヌベラス「では、君も同じ目にあうといい」
ヌベラスは花陽に雷の魔法を放った。
バリバリバリッ!!!
が、花陽の身代わりに穂乃果が攻撃を受け止めた。
93
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:55:31 ID:QO9myq3I
穂乃果「っ……」
魔法が直撃した穂乃果は倒れこむ。
ヌベラス「まさか、あの攻撃をくらってまだ動けるとはな」
花陽「ほ、穂乃果さん…」
穂乃果「花陽…ちゃん……逃げ…て…」
穂乃果はそう言って意識を失った。
ヌベラス「…花陽?」
ヌベラス「花陽……貴様、小泉花陽か?」
花陽「は、はい…」
ヌベラスはそれを聞いて笑みをうかべる
ヌベラス「そうかそうか!あのときの小泉家の末裔か!!」
花陽「あの、とき…?」
ヌベラス「なぜ戦わないんだ?ナイフルから追い出されたくないからか?」
花陽「…答えません」
ヌベラス「ほう……」
94
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:57:05 ID:QO9myq3I
ヌベラスは花陽に近づく。
ヌベラス「まさかここで末裔に出会えるとはな、思ってもいなかった」
花陽「………」
ヌベラス「………ナイフルへの転送魔法は使えるだろう?この距離ならできるはずだ。それを使ってナイフルに戻れ。」
花陽「えっ…!?」
ヌベラス「少しは期待したがその目は魔法使いの目ではない。ナイフルにマーキングくらいはしているだろう?さっさと立ち去れ」
花陽「……」
ヌベラス「そして、二度と立ち寄るな」
穂乃果「はっ!?……こ、ここは?」
海未「ここはナイフルの宿です」
穂乃果「や、宿?」
真姫「そう、宿。私達はヌベラスに負けてここにいるの」
希「穂乃果ちゃんは一番傷が深かったからウチらよりも後に目が覚めたんや」
穂乃果「あと?」
95
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 20:58:39 ID:QO9myq3I
海未「私と真姫と希もついさっき目が覚めたんですけどね」
穂乃果「……負けて、どうしてここに?」
海未「それは私達もわかりません…目が覚めたらここだったので」
村長「それは私が説明しよう」
村長がドアを開けて入ってきた
穂乃果「村長…」
村長「君たちはヌベラスに負けた後に小泉花陽に連れてこられた」
穂乃果「花陽ちゃんに?」
希「花陽ちゃんが一人でウチら3人を?」
村長「そうだ」
海未「それはありえないですよ!あの場から3人をここまで連れてくるなんて…」
穂乃果「そんなことできっこない…」
村長「だが、君たちを連れて来たのは小泉花陽だ」
希「そんな…どうやって…」
真姫「……魔法ね?」
96
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:00:16 ID:QO9myq3I
穂乃果「ま、魔法!?」
村長「その通りだ。小泉花陽は移動の魔法でナイフルに来たと言っていた」
海未「移動魔法なんて、魔法を鍛錬しないとできないはずでは…?」
穂乃果「まさか…」
真姫「村長さん、花陽は魔法使いだったんでしょう?」
村長「その通りだ。君らを連れて来た小泉花陽は自分は魔法使いだと言った」
海未「……やはり」
穂乃果「その花陽ちゃんは!?」
村長「この村から出て行ってもらった。今まで我らを裏切っていたんだからな」
穂乃果「そ、そんな…」
希「魔法を拒むといってもそこまでせぇへんでも…」
真姫「だから、なんでしょ?」
村長「そうだ。ナイフルは魔法を拒み続けてきた、だから魔法使いなんてものを住ませるわけにはいかん」
穂乃果「花陽ちゃんはいつ出て行ったの!?」
村長「ついさっきだ。荷造りをして出て行った」
97
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:03:38 ID:QO9myq3I
穂乃果「っ!!」
穂乃果は自分の荷物を持って走り出す。
海未「穂乃果っ!?」
穂乃果「みんなも!はやくいくよ!!」
村長「どこへ行くと言うのだ?」
穂乃果「花陽ちゃんのところ!」
村長「貴様ら、あの魔法使いに会いに行くのか?」
穂乃果「当然だよ!」
村長「それならば、貴様らもこの村から出て行ってもらう。魔法使いに肩入れするやつは何人たりとも村には入れん」
穂乃果「っ……」
希「行こう、穂乃果ちゃん」
μ'sはナイフルから出た。
真姫「まさか本当に魔法使いだったとはね」
海未「はい、私のネックレスを持ったら穂乃果の場所がわかるだなんて魔法以外のなんでもない。ですがあの村に魔法使いがいるとは思わなかったので…」
希「でも穂乃果ちゃん、花陽ちゃんの場所わかるん?」
98
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:05:23 ID:QO9myq3I
穂乃果「わからないけど、さっきならきっと近くにいるよ!片っ端から探そう!!」
希「だと思った…」
穂乃果「さぁ!まずはこっちだよ!!」
海未「ふぅ……頑張りましょうか」
穂乃果「待っててね!花陽ちゃん!!」
真姫「それだと捕えられてるみたいよ」
時刻は夜
花陽「これからどうしよう……出たはいいけどどうすればいいかわからないままナイフルの周りをグルグル……」
花陽「…穂乃果ちゃんたち、大丈夫かな?」
花陽「ナイフルは、魔法を拒む村なんかじゃないのに………」
花陽「女神の書さえ取り返せれば……」
花陽「………」
花陽「ヌベラスは魔法使い、魔法を使う相手だから魔法使いがいないμ'sじゃ歯が立たない」
花陽「μ'sに魔法使いが居れば勝算もあったけど……」
99
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:06:07 ID:QO9myq3I
花陽「私がμ'sに…?」
花陽「いや、だめだよね。μ'sはあのネックレスを持っているんだもんね。私は持ってないし……」
花陽「それに、私の実力じゃどのみちヌベラスには敵いっこない」
花陽「……凛ちゃん。私、どうすればいいのかな?」
花陽「……やっぱり私が行くしかないよね」
花陽「私が一人で女神の書を取り返して真実を伝えなきゃ!」
#2【若葉の魔法使い】end...
100
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:06:55 ID:QO9myq3I
次回のラブライブ!
#3【孤独なHeaven】
101
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:50:26 ID:QO9myq3I
穂乃果「花陽ちゃーーん!!!」
海未「もう夜ですね…昼の魔物は大丈夫でしたが夜の魔物は危険です」
真姫「そうよね」
希「ちょいまち」
真姫「どうしたのよ希」
希「なにか、音がせぇへんかった?」
穂乃果「音?」
海未「……!今もしました!」
真姫「聞こえないけど?」
未「確かにしました!方向は……南でしょうか」
希「南で、そう遠くはない…」
穂乃果「南?」
全員が南を向くとナイフルの森の中が光った
穂乃果「光!?」
真姫「どうして光が…」
102
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:51:30 ID:QO9myq3I
海未「まさか戦っているのでは?」
希「その可能性、あるで」
穂乃果「行こう!」
海未「つきましたね」
希「夜だから魔物も強くなってるかもしれんし足場もよく見えんかもしれんから気をつけんと」
真姫「昼みたく突っ走らないでよ?穂乃果」
穂乃果「き、気をつけます…」
海未「でも急ぎますよ」
穂乃果「うん!」
10分程前の森の奥
ザッ
花陽「ヌベラス…」
ヌベラス「……どうしたんだこんな夜に」
花陽「女神の書を返してください、あれはナイフルの宝です!あれがあればナイフルの人たちにもわかってもらえる筈です!」
103
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:52:39 ID:QO9myq3I
ヌベラス「だからって一人で来たのか?μ'sはどうした?」
花陽「……」
ヌベラス「ま、そうだよな。魔法を使えないあいつらじゃあただ殺されに来てるだけだ」
ヌベラス「だからってお前一人で来るのも殺されに来てるだけだと思うがな」
花陽「取り返します」
ヌベラス「……」
ヌベラスは花陽に向けて手をかざすとヌベラスの手から電撃が放たれた
花陽「っ!」
花陽は電撃を避ける
ヌベラス「ほぅ、反応はいいな」
ヌベラスは連続して雷の魔法をくりだすが花陽は回避する。
花陽「はぁ…はぁ…」
ヌベラス「もう息切れか?」
ヌベラスはそう言ってもう一撃雷の魔法をくりだす
花陽「っ!(避けきれない!!)」
104
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:54:27 ID:QO9myq3I
花陽は持ってきた杖をまえに突き出した
花陽「リフレクト!!」
花陽がそう叫ぶと花陽の前にガラスのような板状の壁が出現し雷の魔法を弾いた。
ヌベラス「ほう…防御魔法を使えるのか」
ヌベラス「だが、この程度の強さは防げて当然だ」
ヌベラスは手を前に出す。
するとヌベラスは手に雷をまとった。
ヌベラス「はぁっ!!!」
ヌベラスの手から巨大な雷が放たれた。
花陽「リフレクト!」
ドォン!!!
花陽はリフレクトだけでは防ぎきれず、吹き飛ばされた
花陽「きゃあっ!!」
花陽「なんて威力……」
ヌベラス「これは防げないか」
花陽はフラフラと立ち上がる。
105
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:54:58 ID:QO9myq3I
花陽「まだ…まだです!」
ヌベラス「ほう…」
ヌベラスは手に雷をまとってさきほどと同じ魔法をくりだした!
ヌベラス「はぁぁっ!!!」
花陽「………」
花陽は目を閉じて神経を杖の先に集中する。
花陽「サンダー!!!」
花陽は杖の先から雷の魔法を放った!!
花陽とヌベラスの魔法は衝突したが、花陽の魔法がヌベラスの魔法を消し去ってヌベラスに直撃した!!
ヌベラス「ぐあぁぁぁっ!!!」
ヌベラスの着ていたフードは吹き飛び、人化の魔法がとけ、ゴブリンの本体があらわになった!ー
花陽「それが、正体ですか」
ヌベラス「ふっ……お前になら全力を出してもよさそうだな」
花陽は杖を握りしめて構える
ヌベラスはジャンプして、空中から氷の魔法を放った!
106
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:55:33 ID:QO9myq3I
花陽「なら…フリーズ!」
花陽も氷の魔法で反撃する!
両者の魔法は中で相殺され砕け散る
ヌベラス「やるな!小泉花陽!」
花陽「フレア!!」
花陽の杖の先から炎の魔法が放たれてヌベラスに向かう!
ヌベラス「リフレクト!」
ヌベラスは防御魔法で対応し着地する。
ヌベラスが手を振ると炎の魔法が放たれた、が
花陽「ウォータ!!」
花陽は杖から水の魔法を放ち炎をかき消してヌベラスに攻撃すると、ヌベラスは宙に弾き飛ばされた!
ヌベラス「ぐあぁっ!!!」
花陽(今だ!)
花陽「ウインド!!」
花陽は杖の先から風の魔法を放ち、風の刃でヌベラスを切り裂いた!!
ヌベラス「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」
107
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:56:31 ID:QO9myq3I
ヌベラスは切り裂かされてさらに宙を舞う。
花陽「まだ終わりません!!」
花陽は杖の先端とは逆のはじを地面につける。
花陽「フリーズ!!」
花陽がそう唱えると杖から氷が生み出されて、地面を這いヌベラスの落下地点まで移動した。
そして氷は落下してくるヌベラスを串刺しにするかのようにヌベラスを攻撃した
グサッ!!!!
ヌベラスは氷の魔法で切り裂かれて地面倒れこむ
ヌベラス「はぁ…はぁ……」
ヌベラス「ここまでの実力者とはな」
花陽「さぁ!女神の書を返してください!!」
ヌベラス「………そうはいかん」
ヌベラスはゆっくりと立ち上がる
ヌベラス「ここからが本番だぞ?小泉花陽」
花陽「!」
ヌベラスは懐から短い杖を取り出して花陽に向ける
108
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:58:27 ID:QO9myq3I
ヌベラス「ダーク!!!」
ヌベラスがそう叫ぶと杖から闇の魔法が放たれた
花陽「フレア!」
花陽が魔法で対抗するが闇の魔法はいとも簡単に花陽の魔法を打ち消して花陽に直撃する!
花陽「きゃぁぁぁぁっ!!!」
花陽は吹き飛ばされて木にぶつかる
花陽「かはっ…」
ドサッ
ヌベラス「これが闇の魔法だ」
花陽「……負けれないんです!」
花陽(やるしかない、小泉家の奥義を)
花陽は杖を自分の前にかざして集中する
ヌベラス「なんだ?」
すると花陽の周りに風の魔法が現れる
ヌベラス「風の魔法で自分の身を防いでいるのか?」
109
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:59:10 ID:QO9myq3I
花陽が杖を天に伸ばすと風の魔法は天へ向かって放たれた!
ヌベラス「それは!?」
風は天に届き、雲を破り、破られたそこで大きな風が吹きすさぶ
花陽「これが、私の最強の魔法!小泉家の奥義!!」
花陽が天に伸ばしていた杖をヌベラスに振り下ろす!
花陽「ヘヴンストライク!!!」
天に留まっていた強力な風の魔法がヌベラスに超速で降り注いだ!!!
ドォォォォン!!!!!!!!
花陽「はぁ…はぁ……」
花陽はその場に座り込んでしまう。
花陽「これをまともに受けたらさすがにヌベラスでも…!!」
土煙が消えるとそこには傷ついたヌベラスがいた
ヌベラス「闇の魔法で受け止めてもこのダメージとはな……恐ろしい魔法だ…」
ヌベラス「だがお前がその魔法を使おうとしてる時に俺も魔法の力を溜めれたからお前の魔法では仕留めきれなかったんだ」
花陽「そんな…重傷にすらなっていないなんて…」
110
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 21:59:46 ID:QO9myq3I
ヌベラス「消耗が激しいらしいな」
ヌベラス「小泉家の末裔のヘヴンストライクといえども、所詮はその程度か」
花陽(この魔法を使ってしまうと少しの間動けない……)
ヌベラス「だが、あの村に住んでいてこの威力…素晴らしかったぞ。俺を倒すことはできなかったらしいがな」
ヌベラスは杖を花陽に向ける。
花陽「頑張ったけど…わたし一人じゃダメだったね……」
???「ちょっとまったーっ!!!」
森の奥から叫び声が聞こえると同時にヌベラスに矢が飛んできた!
ヌベラス「ぐあっ!」
海未「物理攻撃を防ぐバリアを体にまとわせる魔法をかけ忘れていますよ?」
ヌベラスは肩に刺さった矢を抜く
ヌベラス「貴様ら…」
するとヌベラスの背後からカードが飛んでくる
ヌベラスの背中に命中してヌベラスはよろめく
希「不意打ちはいつ来るかわからないんやで?」
ヌベラスの背後から真姫が現れてヌベラスを切り裂く
111
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 22:00:22 ID:QO9myq3I
ヌベラス「ぐあっ!!!」
真姫「不意打ちっていうのはあんまり好きじゃないんだけどね」
ヌベラスが真姫のほうを向くと背後から穂乃果がジャンプで迫る!!
穂乃果「てーい!!!」
穂乃果の斬撃がヌベラスに命中してヌベラスは吹き飛ばされる
穂乃果「花陽ちゃん!大丈夫?」
花陽「みんな…どうして?」
真姫「花陽がいるからでしょ」
花陽「ですがみなさん傷が…」
海未「花陽がピンチなのですよ?傷なんて気にしてられません!」
花陽「みんな………」
穂乃果「一人じゃ、勝てないかもしれない。でも、今はみんないる!勝てるよ!!ヌベラスに!!」
希「花陽ちゃんの魔法、遠目から見てたよ。すごい魔法だった!」
希「勝つには花陽ちゃんの力がもう一回必要や、やってくれる?」
花陽「あたりまえですっ!」
112
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 22:01:44 ID:QO9myq3I
花陽は力強く立ち上がる!
海未「私たちはあいにく魔法の知識はそこまでありません、なのでここは花陽に指示をお願いしたいです」
花陽「わかりました!」
ヌベラス「ぐっ……不意打ちとは姑息な…」
花陽「ヌベラスを倒すにはヘヴンストライクしかありません」
穂乃果「さっきのすごいのだね!」
真姫「私たちはどうすればいいのかしら」
花陽「え、えーと、ヘヴンストライクを撃つには力を溜めないといけないんです、そしてその一撃をヌベラスに当てないといけないんですけど、ヌベラスはさっき一度受けてるので簡単には当たらないと思うんです、なのでみなさんにはヌベラスに隙を作って欲しいんです」
穂乃果「隙、ね!了解!!」
真姫「簡単そうだけど難しいわね」
穂乃果「やるっきゃないない!いくよ!」
10/1
穂乃果と真姫がヌベラスに向かって走り出す!
ヌベラス「接近戦か?」
113
:
◆CNLf0KrW/g
:2018/10/01(月) 22:04:03 ID:QO9myq3I
>>112
10/1
穂乃果と真姫がヌベラスに向かって走り出す!
ヌベラス「接近戦か?」
この3行は書き溜めをペーストしていたら誤爆してしまいました。
今日はここまでです
114
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/03(水) 00:42:08 ID:1RSsQeGY
乙
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