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野良兵器を拾った少女のお話

59以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/17(月) 21:53:59 ID:Nf1BBHhU

 数時間後には彼らは玄関に立っていた。
 少女は衣服やタオルをいれた背嚢を背負っていて、
 モノの、左右の壊れた銃身には、
 ありったけの水と食料が詰まった袋が引っかかっていた。

 少女は後ろを振り返った。
 いままで暮らしてきた家に、
 祖父母に、父と母に、心の中でこう言った。

 ありがとう、ごめんなさい。
 さようなら。

 それから、少女はモノの上に乘った。
 さあ行こう、と少女は言った。
 モノはピーと鳴いて、そして歩き始めた。


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