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【安価】色々な作品のキャラを奴隷にする(避難スレ)
38
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/08(土) 02:56:02 ID:z8yDWH12
「熱いか?熱いんだよな!頑張れ、マイナン!」 無責任な声援を飛ばしてやったが、マイナンの耳には俺の声は届いていないらしい。 溢れる涙を拭う事もなく、ただ助けを求めるかのように駆けずり回っている。 やがて耳は燃え尽き、灰となって黒く焦げ落ちた。 「……まいぃっ……」 自分の耳が焼け落ちた事に気付き、マイナンは頼りなく倒れ込んだ。 「気絶したのか?」 指でつんつんと突っついてみる。 反応はない。 「……まあ、夢の中でだけでも幸せになってろよ」 これまた無責任な事を言って、俺は机の傍に転がっているプラスルに目をやった。 まだマイナンのように気を失っているわけではないらしい。
39
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/08(土) 02:56:42 ID:z8yDWH12
「さて、プラスル」 腹に軽く蹴りを入れてやり、優しい声をかける。 「今や協力してくれる相棒もいないぞ?ん?」 鼻で笑ってやると、プラスルは震えながら顔を上げ、俺を見た。 何かを懇願するような視線を向けてくるその表情は、やはり心から助けを乞っている。 「そんな顔は見飽きたんだよっ!!」 プラスルを片手で抱え上げ、力任せに壁に向かって投げ付ける。 「ぷぎいっ!!」 軽やかなぐらいの衝突音を立てて、プラスルは床に落ちた。 なんとも呆気なく、どうも物足りない。 「プラスルでピッチングの練習でもしようかな!」 演技がかった口調で宣告し、俺は同じようにしてプラスルを何度も壁に打ち付けた。 「ぷぎぃいっ!!」
40
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/08(土) 02:57:27 ID:z8yDWH12
それを繰り返すうちに、プラスルの身体が出血を始めたらしい。 プラスルが当たった壁には血痕が刻まれていく。 「すげえ!俺のピッチング、前よりずっと上手くなってるぜ!さっきから同じところに当たってる!」 内心素直に自分の運動神経の向上に喜びを覚えつつ、俺は最後の一撃と言わんばかりに精一杯の腕力でプラスルを投げた。 まだ足りない。まだまだ足りない。 投げ付けても投げ付けても、プラスルを苛めたい気持ちは抑えられない。 それどころか、その気持ちは高まりを見せている。 もしかすると、俺はプラスルとマイナンを苛める事に中毒を患ってしまったのかもしれない。
41
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/08(土) 02:58:29 ID:z8yDWH12
「ぷっ……げほっ、げほ……」 プラスルの咽る様子に触発され、俺はさっきもしてやったように腹に蹴りを入れる。 すると、プラスルは嗚咽の声を上げて苦痛の顔をした。 そして、数秒もしないうちに白目を向いて気絶した。 なんとまあ、耐久力のないプラスルだね。 「……釘刺しには耐えたのになあ」 さて、コイツらが目を覚ますまでに次の虐めを考えよう。 どうするか。 頭に思考を張り巡らせていると、一つの記憶が蘇った。 あの時、プラスルに汚物を吹っかけて苛めた後、家に帰るまで。 俺は何をした? そうだ。俺はあの時、グラエナにプラスルの腕を噛み千切らせたんだ。 あれと同様に、俺の手ではなくポケモンの手でプラスルとマイナンを苛めるというのはどうだろうか。
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/08(土) 02:59:07 ID:z8yDWH12
これ以上自分の手を汚し続けるのもなんだしな、此処はこの案で行こう。 俺は自分の手持ちポケモンを確認する。 最大戦力のキングドラ、目の保養にとエネコロロ、心の癒しにピカチュウ、物拾い用のマッスグマ、友人から半強制的に頂戴したモンジャラ。 今考えるとどうして以前の俺はモンジャラなどを欲しがったのか謎だ。心中察し難い。 まあ、それはともかく、いいメンバーが揃っているじゃないか。 俺はほくそ笑み、まずはモンジャラとピカチュウを呼び出した。 勿論コイツらには苛めを施した事など一度もないので、愛嬌一杯に笑いながら俺にすり寄ってきてくれた。 「よしよし。長い間ほったらかしにして悪かったな。寂しかったか?」 ピカチュウは肯定の証に首を縦に振った。 モンジャラはツルを楽しそうに振っている。恐らくこれも肯定と見ていいのだろう。
43
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/08(土) 03:00:42 ID:z8yDWH12
「じゃあな、まずはモンジャラ。お前に仕事を与えるぞ」 そう言うと、モンジャラは目付きを真剣なものにした。 コイツはとても真面目な性格だから、仕事とか任務とかそういう類の言葉には敏感に反応するのだ。 「いいか?今そこでへばってるプラスルとマイナンは俺の家に侵入して金目の物を物色しようとしたとんでもない悪どいヤツらだ。ちょっと懲らしめてやってくれないか?」 モンジャラは了解と言わんばかりにツルを身体から伸ばし、一瞬の早業で気絶しているプラスルとマイナンを縛り上げた。 そして、自主的な事に葉っぱカッターを繰り出し、二匹の身体に掠り傷を付ける。 「ぷらぁ!?」 「まいぃ!?」 似たくった驚きの声を上げ、プラスルとマイナンは突如の痛みからか同時に目を覚ました。 「おお、プラスルにマイナン。おはようさん」 爽やかすぎるかもしれない笑顔で言い放ち、俺は指を鳴らした。 瞬間、今度はピカチュウが強烈なボルテッカーを二匹に決める。 「ぷぎいぃっ!!」 どうやら急所に当たったらしく、プラスルは痛ましい声を上げた。
44
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/08(土) 03:01:14 ID:z8yDWH12
マイナンはそんなプラスルの様子を見て、哀しい表情をする。 「おいおい、人の心配をしてる場合か!?」 モンジャラの目前に日光が吸収されていく。 いきなり大技を決めるようだ。 「モンジャラ、行け!」 俺の掛け声を合図に、モンジャラは強烈なソーラービームを解き放つ。 部屋全体が白く染まっていき、視界が不自由になってしまう。 しかし、そんな中でも当の二匹は、 「ぷぎいいいぃいい!!」 「まぃいいいいい!!」 我を忘れたかのように大きな悲鳴を上げた。 このモンジャラと二匹のレベル差は大体20レベル程度はある。 それだけモンジャラの方が力が強いのだ。このソーラービームは凄まじい威力に感じるのだろう
45
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/08(土) 03:02:12 ID:z8yDWH12
やがて視界が元に戻ると、酷く肌を傷付けられた二匹の姿は目に入った。 「ははは!!いいザマだな、プラスル!マイナン!」 心の底から二匹を嘲笑ってやる。 そんな俺を見て吊られてしまったのか、モンジャラとピカチュウも勝ち誇ったような笑みを見せた。 「さて、じゃあピカチュウ。最後にキツイ電磁波をお見舞いしてやれ」 「ぴっかぁ!」 ピカチュウは素直に元気な返事をし、小さな電気を生み出し、二匹に当て付けた。 二匹は簡単に麻痺状態になってしまい、殆ど身動きが出来なくなってしまった。 「さて。もういいぞ、ピカチュウ。お疲れ」 最後の最後で可愛らしく微笑み、ピカチュウはモンスターボールに戻された。
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/06/09(日) 19:55:18 ID:tuaaKbhw
クソ
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