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男「なんだお前また来たのか」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/06(水) 02:15:57 ID:3LUNAgqk
幼女「ダメだった?」
男「別に? それより早く入ってドア閉めてくれ虫が入る」
幼女「……んっ、オジャマします」 スウッ
男「いま準備すっから、そこに座って……って、そうだアレは持ってきたか?」
幼女「あ、うん……これ」 ゴソゴソ...スッ
男「あいよ、そんじゃちょっと待ってろな」
49
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/02(木) 18:20:54 ID:3NM2GtH2
......サ......ナサ......
男(…………ん……?)
......ゴメ......メンナサ...
男(……なんだ? だれかの、声……? あれ、なんで人がいるのに俺は寝て……)
......ドウシ......ダ! キュウキュ......ヨバナキャッ!
男(……? いま、なん……きゅうきゅ、って……救急車っ!? ちょっ! 待て待て待て待て!!) ...ググッ
50
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/02(木) 18:36:21 ID:3NM2GtH2
幼女「えっと、えっと! 救急車はっ、う〜〜……っ、い、いちいち……ぜろ!!」 ピッピッピッピッ!
男(ちょっ!?それ救急車と違っ!!)
幼女「〜〜〜〜っ! つ、つながった!! も、もしもしぃっ!!」 ワタワタアセアセ
男(ま、まずい!! 電話を、やめさ、せっ!?) ヨロロッ...ズルッ
幼女「あのあのっ! きゅっ、救急車をっ!! はやっ早く来てください! じゃない……と?」
...ガッシャーンッ!キャーー!! ピーポーピーポー...
51
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/02(木) 18:50:11 ID:3NM2GtH2
・・・
男 幼女「「……お騒がせしました」」
...ガチャン ポーピーポーピー...
男「……はぁぁぁ、良かった……一時はどうなるかと……はぁぁぁぁぁっ」 ダランッ
男(電話口で激しい物音と女の子の叫び声がしたってんで警察がすっ飛んできてドアをドンドンされた時は、マジであっ、終わったって思ったわ)
幼女「…………あ、あのぉ……ごっ、ゴメンナサイ!」 ペコッ
52
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/02(木) 19:12:09 ID:3NM2GtH2
男「は? ど、どうした? 何でお前が謝るんだ?」
幼女「だ、だって……」
男「……110番については、別に悪気があったわけじゃないし、お前は俺を助けようとしただけだろ? だからその事は別に」
幼女「それも、だけど……っ、お兄さんの、血を……わ、わたし……っ」 グスッ
男「あ〜……いや、その事なんだけど実は俺の方にも問題があっt」
幼女母「ほほぅ? それはどういう事デスか? きっちり説明してもらわないといけまセンね」 ...スゥ
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/02(木) 20:03:16 ID:j1nlK0Rs
krkr
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/20(月) 22:58:03 ID:cb.cccP.
男「!!?」
幼女「マ、ママっ!!? どうしてここにっ!?」
幼女母「それは勿論、警察から電話があったからデスよ? モ〜、すご〜くすご〜くビックリしたデスよ?」
幼女「……! ご、ごめんなさいっ! お仕事中だったのに……わたしのせいで」
幼女母「ノンノン、電話がかかってきたのはビックリしたデスけど、その事は別に気にしなくて大丈夫デス」
幼女母「ただ……男サンが気絶するまで血を吸ってしまったコトは話が別デスよ」
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/20(月) 23:12:13 ID:cb.cccP.
幼女「……っ」 ビクッ
幼女母「たくさんたくさんお話しして、アナタもそのコトはよ〜く分かってると思ってたデスが……ワタシの考えが甘かったみたいデスね」 ...ハァ
男「……あ、あ〜〜……えっと、その事なんですけどちょっt」
幼女母「すみませんが今はこの子と話してマス、少し黙っててくださいデス」
男「ア、ハイ」
幼女「……っ……〜〜っ」 ...グスッ
56
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/20(月) 23:22:22 ID:cb.cccP.
幼女母「……ワタシは男サンとお話がありマス、アナタは先に家に帰ってなさいデス」
幼女「……」 ...コクリ
男「……あ、あ〜……えっとぉ」
幼女「……っ、お兄さん……ごめ……なさ……っ!」 タタタッ...ガチャン
男「…………あ〜、そのぉ」
幼女母「この度はワタシの指導が至らないばかりに大変なコトになってしまい、本当に申し訳ありませんデス」 ...スッ
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/21(火) 00:05:43 ID:XWqZ/klI
男「えっ? い、いや、あの」
幼女母「あの子のしたコトを考えれば、憤懣たるお気持ちも有るかと思うデスが、あの子につきましては同じコトの無いよう後でキツく指導しておくデス」
男「あ……そ、そうですか? いや、でも」
幼女母「とは言え、今回のようなコトがまた起きるのではと心配に思うのは当然だと思うデス……なので」
幼女母「お望みであれば男サンとの間に結んでいる吸血契約の即時解消もワタシとしては止むなしと考えてるデス」
男「は、はぁ……って、えっ!? 契約の即時解消って……それって確か色々と制約が有ったような」
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/22(水) 09:34:46 ID:AfudaTQ2
おつ?
まってた
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/29(水) 23:08:50 ID:ftT9BHQ2
幼女母「ハイ、でも今回のようなケースでは吸血対象者側から申請すれば問題なく解消できるんデスよ」
男「えっ? そ……そうなんですか」
幼女母「その点は契約書にも記述があるので後で確認してくだサイ……それで、どうするデスか?」
幼女母「モチロン契約解消しても今回までの分の謝礼金と補助金についてはちゃんと規定通りの額が振り込まれるデスから心配いらないデスよ?」
男「……話は分かりました、分かったんですけど……その……少し伝えておかないとかな〜ってことがあってですね?」
幼女母「……? 伝えておかないとな〜ってコト……デスか?」
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/29(水) 23:15:27 ID:ftT9BHQ2
・・・
ピンポーン
男「……ッンが……?」 モゾリ
...ピンポーン
男「……ん〜〜……? あれ、いま何時だ……?」 ゴソゴソ
ピーンポーン
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/29(水) 23:29:12 ID:ftT9BHQ2
男「……あ〜……寝過ぎたかぁっと……あ〜ハイハイいま出ますよ〜っと」 フラリ
...ピンポピンポピンピンポーン!!
男「…………うっるっせぇぇぇぇっ!!」 ガチャン
友「おっ! なんだ生きてんじゃん、中々出てこねぇから死んでるかと思ったわ」
男「うっさい、寝てたんだよ……なんか用?」
友「あ〜? 何だよ午前の講義が終わるなりサッサと帰った親友を心配して来てやったってのに、その言い草は無いんじゃねぇの? ん?」
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/15(土) 01:03:43 ID:.PHMjxpI
男「それはまたどうもありがとうございますって」
友「スゲェな、人ってそこまで感情を込めずに話せるものなのな……まぁいいや、ほら差し入れ持ってきてやったんだから中入れろよ」 ガサッ
男「何だ、それを早く言って下さいよ友くん、さぁどうぞどうぞ」
友「ははは、その切り替えの早さ誠に天晴じゃ、くるしゅうない」 カンラカンラ
男「さてさて、それでは一体どのような見舞いの品を…………友くんや、これは何だい?」
友「何とはなにか、一目瞭然であろう? 体調不良の時にはやっぱり桃缶に限る! まったく気の利く友人を持って男は幸せ者よなぁ! はははははっ!」 カンラカンラ
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/15(土) 05:29:25 ID:e680v.nM
きたー
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/15(土) 11:04:07 ID:.PHMjxpI
男「お〜、桃缶とか久しぶりに見たわ……んで缶切りは?」
友「はははは……は? えっ? なに缶切りないの? マジで?」
男「いや、缶詰とかそんな買わんし……たまに買うのも缶切り要らないタイプばっかだし」
友「な……ならひとっ走り缶切り買ってきてやんよ! 缶切りくらいコンビニに置いてるだろ」
男「……駅の方まで行かないとコンビニ無いぞこの辺」
友「………………」
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/15(土) 11:41:56 ID:.PHMjxpI
...タッタッタッタッ...
男「まさかマジで買いに行くとは……往復で20分はかかるってのに律儀なやつだよなぁ」
男「さて……友が帰ってくるまで寝てるってのもアレだし少しテーブルと床を片付けておk」
ピンポーン
男(……? 友、か? いや流石に早すぎな気がするけども) ノソッ
男「おう、どうした随分早いな? どうした何か忘れれm「っひゃ!?」」
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/15(土) 12:01:23 ID:.PHMjxpI
男「う、お!? 」
幼女「……っ! 〜〜っ!!」 ドキドキドキドキ
男「お、お前か……その、友達が来たもんとばっかり思ってだな」
幼女「……っ、だい、じょぶ……ちょっと、ビックリしただけ、です」
男「そうか? なら、うん……あ〜……まぁなんだ、それじゃあ中に」
幼女「っ、あ! 今日は、そのっ、そうじゃなくて……えっと、お兄さんに……っ」 ...ガサッ
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/15(土) 18:55:22 ID:.PHMjxpI
男(……? 紙袋?)
幼女「その、これ……おくちによかったら、どうぞ、です」 ズイッ
男「えっ? お口にって……食べ物か? ……あ〜、成る程そういう……って事は今日はこれを渡す為だけに来たって事か?」
幼女「……っ」 コクリ
男「……そうか、わざわざありがとうな」 スッ...ポンッ
幼女「……ぁぅ」
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/15(土) 20:29:23 ID:e680v.nM
カワイイノウ
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/19(水) 01:37:33 ID:gH2bwoJE
かわいい…
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/19(水) 18:16:43 ID:GCEGAfUQ
男「あ〜……折角だし、あがってくか? 血はアレだけど、ジュースくらいなら」
幼女「っ、えと……今日はお母さんおうちにいるから、すぐ帰っておいでって……だから、その」
男「あぁ、そうか……それじゃあ早く帰った方がいいな、引き止めて悪かったな」
幼女「そ、そんなことっ」
男「日が落ちてるし帰りはいつも通り飛んで帰るんだろ? なら大丈夫だろうけど気を付けt」 ...キュッ
幼女「…………っ」 ジィッ
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/19(水) 18:33:23 ID:GCEGAfUQ
男「……えっと、どうした? あがっていかないん、だよな?」
幼女「……っ……お兄、さんは……なんで?」
男「は? なんでって……どうした急に、何の話だ? 」
幼女「……わたし、お兄さんにヒドイことをして……っ、なのになんで?」
男「……あぁ、ひょっとして契約解除の事か? だったら、アレは俺の方にも落ち度があったからって」
幼女「でもっ……! また……また、お兄さんの血をたくさん……たくさんっ……! そしたら、こんどはお兄さんを……っ」 ...キュウッ
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/19(水) 18:42:49 ID:GCEGAfUQ
男「……いや、まぁ俺だってまたあんな大騒ぎになるのは御免だけどな?」
幼女「……! な、ならヤッパリ」
男「でもさ、お前だってまたあんな風な事になるのは嫌なんだろ? 違うか?」
幼女「それ、は」
男「違わない、だろ? なら良いんだ、そもそもお前は血を吸い始うようになってすぐなんだし、失敗の1回や2回はおかしくないんじゃないか?」
幼女「…………でもぉ」 ...グスッ
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/19(水) 19:53:58 ID:GCEGAfUQ
男「……実はあの日な、課題の期限が近くて徹夜3日目だったんだよ」
幼女「……? かだい……てつや?」
男「あ〜……昼は学校行って夜に寝ないで宿題やってたんだよ……だから、あの日はそもそも貧血気味だったんだよ」
幼女「え……」
男「そんな訳でだ! あの時に倒れたのの半分は俺のせいだし、自己管理に関してはお前より大人の俺がしっかりしてなきゃダメだったなと反省してんだ」
男「だからだな……俺は俺で、お前はお前でお互いこれからは気をつけようなって話なんだが……分かるか?」
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/02(火) 02:55:03 ID:mHEJVh..
幼女「……」 ...コクン
男「……! よし分かってくれたか!それじゃあ、この話はこれでお終いに……?」
幼女「…………いっこだけ、いい?」 ...ギュッ
男「…………ん、どうした?」
幼女「…………っ……お兄さんは……わたしのこと……わたしの、こと……っ」 ...キュウッ
男(…………あぁ、そうか……そういえばこの子は……って事は、もしかすると)
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/03(水) 17:33:15 ID:tYJ89CZo
はよ
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/03(水) 19:22:36 ID:Q77ejxIg
>>75
24時間も経たないうちから何言ってんだ早漏野郎
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/03(水) 23:33:05 ID:nnMQXuec
幼女「……ほんとうは、きr っひゃわわわわわぁっ!?」 ワシャシャシャシャ!
男「うりうりうりうり〜〜っと……ふぅ」
幼女「は……はへ? な……なん……?」 ボサボサ
男「あ……わるいわるい、お前を見てたら何だか無性に頭を掻き混ぜてやりたくなったもんでさ」
幼女「……うえぇ? ……あぅ、かみの毛ボサボサになっちゃった 」 クシクシ
男「……本当にゴメンな? その……イヤだったか?」
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/03(水) 23:38:57 ID:nnMQXuec
幼女「…………えっ」
男「……」
幼女「………………イヤ、じゃ……ない……けど」
男「けど……?」
幼女「……っ…………もうちょっと、やさしく……してくれると、そのぉ」 ...モジッ
男「優しく……こんな感じか?」 ...モシャシャ
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/04(木) 00:13:07 ID:L5leASCQ
幼女「……ぁう……っ」 フルルッ
男「……前から思ってたけど髪の毛きれいだよな、ほっそいし……何か特別に手入れとかしてるのか?」
幼女「ふぇ? ……ぁ……うぅん? えっと……ふつーにシャワーだけ、だよ?」
男「へぇ? そうなのか……手入れなしでコレとか、天然物の金髪はやっぱ違うんだな」 モシャシャ
幼女「…………え、っと……?」
男「……今まで、悪かったな」
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/04(木) 01:22:25 ID:L5leASCQ
幼女「…………へ?」 キョトン
男「なんて言うかな……話があっという間にドンドン進んでいくもんだから、なんだか流されるに任せてたって感じが有ったってのも正直あった……それに」
幼女「……」
男「……契約を果たす分には、それ以外は出来るだけ関わらないようにした方が良いだろう、って思ってたんだ」
幼女「!」
男「思ってたんだけども……こんだけ短い間に何度も顔を合わせてるってのに、出来るだけ関わらないようにするって方が難しいんだよな」
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/08(月) 11:29:56 ID:a9a84LlI
幼女「……?」
男「あ〜……つまり……これからはだな」
幼女「……???」
男「…………血を吸いに来る以外でもよ、気軽に遊びに来いよ」
幼女「…………へっ?」
男「い、いや! 別にお前が来たければって話であって来たくなければ無理にって訳じゃ……ってなんだか自分で言ってて変な感じになってるけど何て言うかだな」 アタフタ
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/08(月) 11:42:14 ID:a9a84LlI
幼女「……ホントに?」
男「ん?」
幼女「ホントに、あそびに来て……いいの?」 ジッ
男「! ……おう、いつでもって訳にはいかねぇけどな? 講義のない時なら基本的に家にいるから……そうだな、お前って携帯電話とか持ってる?」
幼女「あ、うん……これ、だけど」 スッ
男「あ〜、子ども用のメールと電話の機能だけのか……そうだな、そしたらちょっと待ってろよ」 ...ゴソゴソ
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/08(月) 13:45:10 ID:J.UfsLLo
デレタッ
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/08(月) 13:46:15 ID:a9a84LlI
男「……うし、ほらよ」 カサリ
幼女「? これ……電話番号と」
男「俺のスマホのアドレスな、お前のママに見せて入れてもらいな」
幼女「……いいの?」
男「まぁ、俺も用事で家を空けてる事が今後も無いとは言えないし……遊びに来る以外でも連絡取れた方が何かと便利だろ」
幼女「そっか……うん、そうだよね」
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/28(日) 15:20:23 ID:kK8Pycqg
男「……っと悪い、なんだかんだで話が長くなっちまったな」
幼女「え? ぁ……だ、だいじょぶだよ? 帰りはとんでいっちゃうから」
男「あぁ、そっか……って、まだ日が沈んでないけど飛んだりして大丈夫なのか?」
幼女「……? あ、だいじょぶだよ? あまり高いところをとばなきゃ大っきい鳥さんはおそってこないってママが」
男「えっ」
幼女「……え?」 キョトン
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/28(日) 15:28:22 ID:kK8Pycqg
男「あ……いや、俺は日がある内から飛んだりして太陽に焼かれたりとかしないのかって意味で」
幼女「……?」 キョトン
男(え、なんだこれ? 俺は別に変なこと言ってないよな? いやでも、なんかすごく俺が変なこと言ってるみたいな空気に……)
男「あ、あ〜……いや、なんだ?悪い別に何でもないんだ気にしないでくr」
幼女「……っ」 クスクスッ
男「んなっ……おま、笑っ」
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/28(日) 16:08:57 ID:kK8Pycqg
幼女「ご……ゴメンなさい……っ、でもお兄さんが はずかしそうにしてて、なんだか……っ」 クスクスッ
男「……そんなにおかしかったか?」 ポリポリ
幼女「……」 ジッ
男「……?」
幼女「……やっぱり、お兄さんって……」
男「……? やっぱり……何だ?」
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/29(月) 21:53:37 ID:qe4Xxo9w
幼女「……なんでもないっ♪」 ニコッ
男「!」
幼女「それじゃあ、またねっ」 タタタタッ...ピョンッ
男「……っ、き……気をつけて帰れよ〜!」
......バササササッ......
・・・
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/29(月) 22:04:59 ID:qe4Xxo9w
...ッタッタッタ...ガチャッ
友「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ま……待たせたな、いま帰ったぜぇぇ」 ゼェゼェ
男「おぉ、おかえ……おいおい、大丈夫か? なんでまたそんなヘトヘトに」 ガササッ
友「いや……なんかコンビニで売り切れててよ……この辺りのスーパーとか巡ってようやっと見つけたら遅くなっちゃったからさ」 ゼヒーゼヒー
男「マジかよ……なんか、スマンかったな」
友「なぁに! 他ならぬ友人のためだからな! このくらいなんて事……ん?」 クンクン
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/29(月) 22:16:47 ID:qe4Xxo9w
男「……? なんだ? 急に鼻ヒクつかせて」
友「いや、なんか……ひょっとして俺がいない間に誰か来たか?」 スンスン
男「えっ」
友「な〜んか嗅ぎ慣れない感じの……だけどこの僅かに甘ずっばさを感じさせるこの匂いは……!」 クワッ
友「ズバリ! 小学生女s」
男「コレだろこれ!ほら嗅いでみろコレだって!!」 ガササッ
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/29(月) 22:27:47 ID:qe4Xxo9w
友「ん〜? あ〜、確かにこれの匂いだわ……いやでもこれ、何だ? ベリー的な何かのジャムと……肉団子?」 クンカクンカ
男「なか見てないのによく分かるな……何でもコケモモだかのジャムなんだと」
友「へ〜? 何で肉団子とジャム? って感じだなぁ……って、何だよそれさっきは無かったよな? どうしたんだよソレ」
男「……お前がいない間に来た客が置いてったんだよ……ショットブラール、だったかな? まぁ見舞いの品って事だわな」
友「へぇ〜……美味そうだけど、なんか大きさとか形が微妙に不揃いなのは、そういうモンなのかねこれ?」
男「…………さぁ? どうなんだろうな」 フイッ
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/30(火) 16:29:54 ID:joFOvZBE
友「…………ふぅ〜ん」 ニヤリ
男「……おい、なんだよ気持ち悪い顔で笑いやがって……別に俺はおかしなこと何も言ってないぞ」
友「い〜や〜? べっつに〜〜? 男くんも隅に置けないな〜ってね」 ニヤニヤ
男「は? ……いや待て、違うぞ? お前が想像してるような話では全く」
友「あ〜あ〜あ〜! いいからいいから! そう言うの全っ然! 気にしないから! うっらやましいねぇこのこのぉ」 ニヤニヤニヤ
男「おい! 人の話をちゃんと聞け!」
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/30(火) 16:38:58 ID:joFOvZBE
ここまで
作中時期は10月初旬頃
何かイベント案とか有ったら書かせてもらうかも
94
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/30(火) 16:55:43 ID:zDWwr.6c
>>93
乙
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/02(金) 02:14:33 ID:az43uN6g
おつ!
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/10(土) 23:16:49 ID:QBK1d4rM
ぜひシリーズ化してくれ…
97
:
◆vfZb96AFi.
:2019/01/16(水) 01:59:42 ID:e6OU7G7.
色々と考えた結果、このスレに関しては終了とさせていただいて、
その後の話とか関連するスレを別に立ててちょこちょこ書いていこうかと思います。
似たような感じのタイトルのスレを見つけたらその時は宜しくです、ではでは。
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/31(木) 00:42:00 ID:Mshnr2Rg
続けて欲しかったんだが…
待ってるよ
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