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男「龍倒したら俺の嫁になった」ロゼ「二じゃ!」ゼロ「二だよ」
238
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:17:52 ID:nCmiMjmg
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー執務室ー
雪「では改めてまして、ロゼさんそれに筋肉さん狼剣士さん、素材集めありがとうございました」
筋肉「気にしないでくれ俺とコイツは成り行きでついて行っただけさ」
狼剣士「わふ、そう」
ロゼ「じゃが主らがいなかったら我は危うく死んでおったな、寒さには勝てん......」
筋肉「お前はそもそも準備と知識がたりねー」
狼剣士「うんうん」
ロゼ「ぬぐぅ......」
男「あれ、珍しく狼狽えてるねロゼ?」クスッ
239
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:18:29 ID:nCmiMjmg
ロゼ「.........は、反論できんからじゃぁ」
筋肉「はっはっは! 勝負には負けてるが知識では勝ってるようだな俺は」ニッ
狼剣士「わふ、同じく」
ロゼ「う、うるしゃい!」
男「まぁハンターとしてのイロハは追々って事で」ナデナデ
ロゼ「......ぬぅ、覚えとれよ主らぁ......」
筋肉「なぁに俺だって教えてやるよそう不貞腐れんな」
狼剣士「わふ、友達を助けない理由はない」
ロゼ「ぁ......ありがとの」
男「ふっ、仲が良くて良いね」
雪「友がいるのは良いことですよロゼさん」
ロゼ「.........うむ、ああそうじゃ雪よ」
雪「なんです?」
240
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:19:13 ID:nCmiMjmg
ロゼ「我達が取ってきた素材で何をするんじゃ?」
雪「ああ、えっとそれは......」
筋肉「俺も気になるぜ」
狼剣士「............」
男「なんだろねー俺は素材見てわかったけど」ニヤニヤッ
雪「お、おお、男さん!?///」ガタッ
ロゼ「?」
男「雪、素材を取ってきてくれた三人に隠す事か? むしろ恥ずかしがることないよ?」
雪「もう! 女心をもっと考えてくださいよー!///」
ロゼ「!! ほーー」ニヤリッ
雪「うぅ......///」ギクッ
筋肉「?」
241
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:19:48 ID:nCmiMjmg
狼剣士「やっぱり.........<婚姻の輪>だよね?」
雪「.........///」
男「狼剣士正解!」
ロゼ「そう言う名前か」
筋肉「なんだぁそりゃ?」
狼剣士「私達獣人族は想い人が出来たらその花輪を贈るの、それを受け取ってくれれば晴れて番となる。雪さんが知ってるとは思わなかったけど......」
雪「......///」カァァ
狼剣士「素材の花は入手が難しいし、今じゃ廃れた文化......でも兄の世代なら分かってるかもね、私は前に調べてたから知ってたけど」
筋肉「ほぅ......雪さんロマンチックだな」
ロゼ「ええのうええのう! 胸が熱くなるのう///」
男「でもウルフが知ってないとなー」
雪「そ、それは大丈夫です!!」
男「お?」
242
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:20:36 ID:nCmiMjmg
雪「こ、これは......う、ウルフさんが教えてくれました......獣人族にはこういう文化があると......///」
狼剣士「わっふー 朗報」
ロゼ「おお!」
筋肉「じゃあ問題ないな!」
男「そいつは良いね」ニッ
雪「はい!! ですので後は私が......頑張るだけです!! この機会絶対に無駄にはしません!」
243
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:21:11 ID:nCmiMjmg
ロゼ「応援しとるからのぅ」
筋肉「上手くいってもらわないとな」
狼剣士「わふ、吉報まってる」
男「うんうん、よーし俺たちは帰りますか。雪頑張ってね?」
雪「はい!!」
ーよっしゃ修行に戻るぜーー
ーわふー
ーそうだ三人共頑張ったし飯奢ってやるぞ?ロゼが世話になったお礼も含めてねー
ーわふーーーーー!!ー
ーお前は正直だなぁ......ー
ーロゼはこれからお勉強も頑張らないとねー
ーよ、よろしく頼むぞ若人よ!ー
244
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:22:04 ID:nCmiMjmg
雪「.........(皆さん、ありがとうございます)」
雪は彼らの後ろ姿を見送る、ふと、想い人との日々が蘇った
雪「............」グッ
今でも輝いているあの頃に想いを馳せて彼女は静かに拳を握る
己が決意した事をもう一度確かめるように
245
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:25:09 ID:nCmiMjmg
亀でほんとすいません細々がんばります...
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/02(木) 10:02:02 ID:nu/YZyd.
乙
期待しとるで!
247
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 08:00:10 ID:HMB6IYrs
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー妖界食堂ー
料理人「さぁさぁお待ちどう様ですよ!!」
狼剣士「わっふーー!」
筋肉「うおお!! 美味そうだぜ!」
男「遠慮は良いからな? たらふく食ってくれ」
ロゼ「おかわりじゃあー!!」
男「はやい!?」
248
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:07:47 ID:HMB6IYrs
ーーーーーー
ーーーー
ーー
狼剣士「ケプ......満足」
筋肉「男さんさまさまだぜ......」
ロゼ「うー......もう食えん......」
男「ここは良くウルフと雪で来てた場所なんだ、美味しいのは間違いない」ニッ
筋肉「そういえば男さんはウルフさんや雪さんの先輩だよな?」
男「そうだよ」
狼剣士「わふ、同期かと思ってた」
男「まぁギルドマスターはみんな同じみたいなものだしね」
ロゼ「そもそもウルフはなぜ雪ではなく他の獣人と婚約するんじゃ?」
男「......んー、大人の事情というか何というか」
249
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:08:26 ID:HMB6IYrs
狼剣士「獣人の掟なんだよロゼ」
ロゼ「掟?」
狼剣士「わふ、代々獣人の長となる者は、種を反映させるために同族でしか結婚しないの異種族との出生率が低いのが理由」
筋肉「そんなのあったのか」
狼剣士「過去に......族長となった獣人が異種族と結婚した事があった」
狼剣士「でも跡取りに恵まれず、そのうち族長の座を狙う争いが起こったの」
ロゼ「.........」
狼剣士「少なくない犠牲も出た、それでも何とか治ったけど、争いを招いた当時の族長と婚約者は追放、その後に私と兄の先祖が族長となった」
筋肉「.........経緯が経緯だな......」
狼剣士「わふ、正直兄が掟に従う事に文句はない、でも雪さんと結婚してほしい」
ロゼ「うむ、我もそう思う......あれほど仲が良いのに......」
狼剣士「それに雪さんのお陰で兄も随分優しくなった」
ロゼ「そうなのか?」
250
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:09:09 ID:HMB6IYrs
狼剣士「里に居た頃は野蛮で喧嘩三昧だったよ。お父さんも呆れてた」
男「ははは、懐かしいね、良く丸くなったよホント」
ロゼ「うーん想像できん......」
狼剣士「わふ、兄の振る舞いにお父さんが里から出て行けって言ったのが始まり」
狼剣士「それでここからは兄から聞いたんだけど......」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー雪の部屋ー
雪「.........」
天狗「雪殿? 何を作っているのですか?」
雪「ふふふ、秘密ですよー」
天狗「左様ですか、完成したら是非見せてくださいね」
雪「もちろんです!」
251
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:09:53 ID:HMB6IYrs
天狗「あ、それとウルフ殿の結婚披露宴の日程が決まりましたよ」
雪「.........」ピタッ
天狗「披露宴は一週間後、獣人の里の広場で行われるそうです.........」
雪「そう......ですか」
天狗「.........ご出席されますか?」
雪「.........はいギルドマスター同期ですし」
天狗「分かりましたでは準備の程進めておきます、それでは失礼します」
雪「お願いしますね」
ガチャ バタン
雪「一週間後ですか.........(まっててくださいねウルフさん、私諦める気なんてありませんからね!!)」
雪「(それに諦めない気持ちは貴方から教えてもらったんですから......)」
252
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:10:53 ID:HMB6IYrs
ーーーーーー
ーーーー
ー
ーなぁ、アンタ一人か?ー
ーはい? どうしました獣人さん?ー
ー俺とクエストいかねーか? 良いだろ?ー
ーすみません私もうクエスト受注してまして......ー
ーハァ? 断れば良いじゃねーかー
ーなんで断らないといけないんですか?ー
ーチッ 下手にでてやってんのによ......女はこれだからー
ームッ、獣人さんちょっとその言い方は失礼ですよ......ー
ーアア? 失礼だからなんだよ?ー
ー大体、初対面の相手にそんな態度を取るのが失礼ですー
253
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:11:41 ID:HMB6IYrs
ー......生意気だなテメェー
ーその台詞そっくりそのまま返しますよ?ー
ーほう、表出ろやー
ーええ、いいですよ?ー
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ーはぁ......はぁ......ー
ーくっそ......俺がこんな女に......ー
ーふふ、私の方......が、一枚......上手だったようですね......ー
ー.........悪かったー
ーふえ?ー
ー負けたんだ、素直に謝るよ......さっきは悪かったー
ー潔いのですね......ー
ーうるせい、俺が未熟なだけだ......次は負けねぇからなー
ー.........ふふ、私も負けませんよー
254
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:12:12 ID:HMB6IYrs
雪「(振り返ってみれば、貴方は一匹狼で生意気で......でも......それから優しくなって......)」
ーよぉ......ー
ーあら貴方はあの時の......ー
ー久しぶりだなー
ー.........ええ、お久しぶりですー
ー......早速なんだがアンタ暇か?ー
ーええ、今日は大丈夫ですよー
ーそりゃ良かった、受けたいクエストがあるんだが協力してくれないか? ー
ー.........!!ー
ー......なんだよ変な顔だぞアンター
ー大分口調が柔らかくなりましたね?ー
ーんだよ、可笑しいかよ、アンタに負けてから色々考えた結果だー
ーそうですか、そちらの方が良いと思いますよー
ー/// アンタ 名前は?ー
ー雪と言いますー
255
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:12:59 ID:HMB6IYrs
ー俺はウルフだ、それで協力はしてくれるのか?ー
ーもちろんですよウルフさんー
ー俺の方こそよろしく頼むよ、雪ー
雪「(あの日からずっと一緒でしたよね? クエストでも修行でも.........)」
ーなぁ雪ー
ーなんですか?ー
ー俺お前にあの時負けてなかったらハンターやってけなかったかもしれねぇー
ー?ー
ーお前に負けた時気付かされたんだ、世界は広いって......そのでっけぇ世界にどうすれば俺が通用するか考えたんだー
ーふふ、謙虚で良いと思いますよー
ーあの日から変わったよ......雪のおかげだありがとうー
ー.........ー
256
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:13:31 ID:HMB6IYrs
ーこの調子でギルドマスター目指すぜ!! 雪、競争だぞー
ーいえ私は......ー
ーんだよ、俺よりランク上だろ? 上目指してんじゃないのか?ー
ー私はもう十分頑張りましたよ、今でも生活出来てますし、それに一度AAAランクの試験に落ちてますし......無理ですよー
ーなぁに決めつけてんだよ、落ちたらもっかい挑戦すれば良い話だろ?ー
ー簡単に言わないでくださいー
ー諦めてたらそこで終わりだぞ雪、俺を負かした癖に臆病なのは許せねーぞー
ー.........ー
ー......うし、決めた。雪一緒にギルドマスター目指すぞー
ーええ!?ー
ー俺のこと負かした奴がギルドマスターじゃないのは、俺がゆるせん、さぁ修行だ修行ー
ーそんな無茶苦茶なぁー
257
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:14:01 ID:HMB6IYrs
雪「でもいつからか一生懸命な貴方に感化されて......AAAランクにも上がって......ギルドマスター教育にも参加して......何度も折れそうだった私を支えてくれて......」
ーはぁ......はぁ......ー
ー雪!! しっかりしろもう少しだぞ!!ー
ーもう、無理......です......私のこと置いていって......ー
ー出来るか馬鹿やろーーー!!!ー
ー!!ー
ーぜってぇ見捨てねぇ!! 俺とお前でこの教育乗り越えるって決めただろ!! 弱気になんな! ー
ーでも......ー
ー.........俺だって何度も諦めたくなった、でもお前が居るから頑張れた!! 支えてくれてんだ!! だから、今度は俺が助ける!!ー
ーまってウルフさんその身体じゃ......ー
ーうるせぇゆっくり休んでろ、俺に任せとけー
ー(ウルフさん......)ー
雪「(気づけば私より強くなってましたよね? 支えてくれてた? 私もですよウルフさん......貴方が居なかったらここまで来れなかった......)」
258
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:14:43 ID:HMB6IYrs
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー君達は今日、この瞬間を持ってギルドマスターとなる、よく頑張ったな、これからの活躍大いに期待してるぞ?ー
ーはい!!ー
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー雪、ありがとうー
ーふえ?ー
ーお前とじゃなかったらここまで来れなかった感謝してるー
ーいえいえ!! 私もウルフさんに何度助けられたか......お礼を言いたいのはこっちです......ー
ーならおあいこだな! これからもよろしくなー
ーこちらこそー
259
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:15:17 ID:HMB6IYrs
ーーーーーー
ーーーー
ーー
雪「(おあいこじゃないですよウルフさん、私に......諦めずにいれば夢は叶うと教えてくれたんですから)」
雪「(それからずっと......気づけば貴方ばかりを目で追うようになって....../// だから......)」
雪「(.........正直に正面から私の気持ち伝えますからね......!!)」
続く
260
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/06(月) 23:39:29 ID:mhH3shGY
乙!
261
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/12(日) 05:33:03 ID:kGXsMKq6
乙
262
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:17:44 ID:XeFpHsOA
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー獣人族の里ー
ウルフ「.........」
「どうした? 何を思い詰めた顔をしておる」
ウルフ「親父......」
ウルフ父「まだ悩んでおるのか、情けない......」
ウルフ「......親父、実は......」
ウルフ父「ならん」ピシャリ
ウルフ「っ! まだ何も言ってねーだろ!」
ウルフ父「バカ息子の考えている事など手に取るように分かるわ」
ウルフ父「妖族の女と婚姻など許さん」
ウルフ「くっ......」
ウルフ父「お前は族長の自覚が足りん、忌まわしき獣人の悲劇を忘れたか?」
263
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:18:23 ID:XeFpHsOA
ウルフ「分かってはいるけどよ......でも俺は!!」
ウルフ父「抜かせぇ!!」カッ!!
ウルフ「うぅ......!?」ビクッ
ウルフ父「貴様は獣人族を露頭に迷わせる気かぁ!! 先祖達が積み上げてきた歴史を崩す気かぁ!!」
ウルフ「.........」
ウルフ父「俺をこれ以上怒らせるな息子よ......式は一週間後だ......準備を進めておけ」スタスタ
ウルフ「.........ちくしょう」ギリッ
ウルフ「(俺は......どうすりゃ良いんだ......)」
行き場を失った想いは、彼の中で激しく渦巻いていた
彼にも分かっている
己の我儘で悲劇を招いてしまったら
一番辛いのは彼女なのだ
大切なあの娘が......悲壮に顔を歪める......考えたくもない、あってはならない
264
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:18:53 ID:XeFpHsOA
大切であるが故の、苦渋の選択
きっと間違いはないはずだ、そう心に言い聞かせる
ウルフ「.........雪」
婚姻の儀まで一週間、己を騙し時を待つ
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー婚姻の儀 前日ー
チュンチュン
雪「スピー......」
天狗「雪殿、朝です起きてください」ユサユサ
雪「むにゃ......天狗さん......は!! 今何時ですか!?」
天狗「まだ日が出て浅いですが、明日の婚姻の儀の準備をしませんと......」
雪「......天狗さんすみません、準備は後でお願いします」
天狗「え......? ま、まさか雪殿!! 」
265
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:19:24 ID:XeFpHsOA
雪「今まで黙ってましたが......ウルフさんにこれを受け取ってほしいんです......」
天狗「これは......先日から作り続けていた......」
雪「婚姻の輪と言います」
天狗「!! 雪殿なりません!貴女がしようとしていることは獣人族の掟に反しています!」
雪「.........掟なんて私は知りません!!」
天狗「!!」
雪「私はもう決めていますから、あの人しか考えられません......」
天狗「.........」
雪「......そこを退いて頂けませんか?」
266
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:19:56 ID:XeFpHsOA
天狗「.........はぁ、どうなっても知りませんよ......」
雪「!! ありがとうございます」
「お? 説得は済んだかい?」
雪「男さん?」
男「段取りはしっかりしといたぜ、ウルフに此処に来いってメモ渡しといた」ペラッ
雪「!! 」
男「後は雪の気持ちをぶつけるだけだ」
雪「男さん......ありがーー」
男「まてまて、それは全部終わってからな?幸運を祈ってるよ」ポンッ
雪「はい!! 行ってきます!!」タッタッタ
男「............」
天狗「男殿.........」
男「ごめんよ天狗さん、俺も分かってはいるけど......止めたくないんだ」
天狗「.........左様ですか、私はもう何も言いませんよ、雪殿が納得すればそれで良いです」
男「ありがとう、ところでーー」チラッ
267
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:20:28 ID:XeFpHsOA
「ぬ......」ピクッ
「わふ......」
「う......」
男「追いかけるのはどうかと思うよロゼ? それに筋肉と狼剣士も」
ロゼ「な、何を言うておる!! 我達はあの婚姻の輪の素材を集めてきたんじゃ!」
狼剣士「最後まで見届けるまでがクエスト」キリッ
筋肉「や、やっぱり気になるっつーかなんというか......ははは」
男「はぁ......見守るだけだよ? 余計な事はしないこと、良いね?」
ロゼ「もちろんじゃ!!」
狼剣士「もち」
筋肉「おう!」
268
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:21:02 ID:XeFpHsOA
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ウルフ「ったく、こんなタイミングで呼び出すなんてアイツは何を考えてんだ......」スタスタ
タッタッタ
ウルフ「ん? アイツかーー」
雪「ウルフさーん!!」
ウルフ「!? 雪......なんで」
雪「.........はぁ、はぁ......わ、私......ウルフさんに伝えないといけない事があるんです!!」
ウルフ「.........ッ」
269
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:39:44 ID:XeFpHsOA
雪「ウルフさんの為にコレを......作りました......」
ウルフ「!! それは.........俺が教えた......」
雪「ウルフさんなら......分かってますよね? 私は......ウルフさんが......」
ウルフ「......」
ロゼ「なんと早くもクライマックスじゃ...!」コソッ
筋肉「雪さんちょっといきなりすぎないか......」コソコソッ
狼剣士「.........」
ウルフ「.........雪」グッ
雪「好きです!! 大好きです!! 愛してます!!」
ウルフ「まて雪......」
雪「だから私と結婚してください!! 貴方の隣にいさせてください!!」
ウルフ「.........」
270
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:40:16 ID:XeFpHsOA
雪「今までと同じようにこれからも......一緒に.........」
ウルフ「.........」
ロゼ「.........」
筋肉「......」
狼剣士「......」
ウルフ「......ったく、そんな泣きそうな顔で告白すんなよ」ナデナデ
雪「ウ、ウルフさん......?」
ウルフ「俺の為に作ってくれて.........ありがとうな」ギュ
雪「ん/// ウルフさん......」
271
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:40:47 ID:XeFpHsOA
ロゼ「なんじゃあ!? 成功か?」
筋肉「なんだよ意外にアッサリしてたな......」
狼剣士「.........ちがう」
ロゼ&筋肉「へ?」
ウルフ「お前がこんなに真っ直ぐ言ってくれたんだ....俺も素直に言わねーとな......雪、聞いてくれ」ジッ
雪「は、はい......」
272
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:42:28 ID:XeFpHsOA
ウルフ「...............それは、受け取れねぇ......」
雪「.....................ぇ」
273
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/17(金) 22:44:44 ID:XeFpHsOA
つづく、ほんと亀ですいません......
274
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/17(金) 22:49:36 ID:rfS2SjyM
乙
完結さえしてくれればマイペースでええんやで
275
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/18(土) 08:31:36 ID:q2BhMCCw
おつ
276
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 08:33:16 ID:gb4mwFtI
ロゼ「!?」
筋肉「おいおいマジか......」
狼剣士「兄......」
雪「ど、どうして......」
ウルフ「お前は俺にとって......大切な人だ、だからこそ受け取る訳にはいかねぇ......」
雪「いや......嫌です!! ウルフさん何故ですか? どうしてなんですか? 私より掟が大切なんですか?」
ウルフ「違う......違うんだ......お前を不幸にさせる訳にはいかねぇんだ......」
雪「不幸になるわけないじゃないですか!! 私はウルフさんを心から......」
ウルフ「ッ.........すまねぇ、俺の事は諦めてくれ」
277
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 08:33:49 ID:gb4mwFtI
雪「!? いや!!」ギュ
ウルフ「.........手を......離してくれ」
雪「待って......まって......ウルフさん......」ギュウ
ウルフ「............離せ、雪」
雪「いや......いやぁ......」
ウルフ「離してくれ......」
雪「はなしたく......ないです......」
ウルフ「はなせぇ!!!」バッ
雪「きゃ!?」
ウルフ「.........すまん雪............」タッタッタ
雪「まって!! まってぇ!! ウルフさぁぁん!!」
雪「ウルフ.........さん......」
雪「.........うぅ、ヒッグッ、えぐ......ウルフさん......ウルフさん」ポロポロ
278
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 08:34:20 ID:gb4mwFtI
筋肉「.........なんてこった...」
狼剣士「わふぅ......雪さん......」
筋肉「はぁ、だが俺たちにはどうすることもできねーよ......」
狼剣士「.........わふ、私達が首を突っ込める状況じゃないしね......あれ?」
筋肉「ん? どうした?」
狼剣士「ロゼは?」
筋肉「あれ? アイツどこに......まさか......」
279
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 08:35:21 ID:gb4mwFtI
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ウルフ「......これでいい」
ウルフ「これで良いんだ......仕方ないんだ......」
「良いわけあるか......たわけが」
ウルフ「!? おめぇは......男の......」
ロゼ「ロゼじゃ......」
ウルフ「......はぁ、お前か......陰で見ていやがったのは......なんの用だ?」
ロゼ「用? それはお主にも分かっとるじゃろ?」グッ
ウルフ「あ? 言っておくがこれは俺の問題だ口出しすんなーー」
ロゼ「はあぁぁぁ!!」グワッ!!
ウルフ「!?」
バチィ!!!
ウルフ「.........何すんだテメェ!!」グググッ
ロゼ「だまれぇ!! 貴様の性根叩き直してやる!!」
280
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 09:15:05 ID:gb4mwFtI
続く 以下おまけ
ーロゼ「勉強じゃ!!」ー
雪のクエストの一件で知識の足らなさ痛感したロゼは男の元、勉強をすることになった
男「と言うわけでロゼにはハンターとしての知識が圧倒的に足らない。よって」
男「俺がロゼの先生になるよ、魔法学校でも臨時で講師してたし心配しないでね?」
ロゼ「うむ! 頼むぞ若人よ!」
男「おっと、若人って呼び方は一旦止めること、勉強中は先生って呼ぶ、いいね?」
ロゼ「わかった! 頼むぞ先生」
男「よろしい、じゃあまずはハンターとして知っておかなきゃならない事項から教えていくよー」カリカリ
281
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 09:15:42 ID:gb4mwFtI
ーーーーーー
ーーーー
ーー
男「それで、ロゼも痛い目を見た通り、準備を万全にしておかないと依頼の達成すらままならない状況になるから、依頼を受注した際にはしっかりと準備をすること、段取り八割ってとこだね」
ロゼ「.........うーむ、そうじゃのう......あの時は勢いで飛び出してしもうた......」
男「ましてやロゼは寒冷地に耐性がないでしょ? ホント危ないところだったんだ......心配したんだよ?」
ロゼ「うぅ......すまん......」
男「次からは気をつけてね?」
ロゼ「肝に命じておくけ」
男「よーし、じゃあ休憩」ギュ
ロゼ「わ、先生///? 急に抱きついて......」
282
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 09:16:13 ID:gb4mwFtI
男「今は休憩中だから先生じゃなくて良いよ?」
ロゼ「! 若人......///」キュ
男「もう身体は大丈夫?」ナデナデ
ロゼ「大丈夫じゃ......すっかり元気じゃぞ」
男「そっか......ん......」
ロゼ「んん/// 若人や......」
男「なに?」
ロゼ「もう少し強く抱きしめてくれんかえ///」
男「......いいよ、ロゼ」ギュウ
ロゼ「ふふ......若人/// 若人///」
283
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 09:18:04 ID:gb4mwFtI
男「ロゼ......可愛いよ」
ロゼ「めんこいか?///」
男「うん、凄く」
ロゼ「〜〜〜/// 若人や......ん///」チュ
男「ん///」
ロゼ「ぬふ〜/// 好きじゃ......大好きじゃぁ......///」スリスリ
男「俺もだよロゼ......っと、そろそろ再開しますか」
ロゼ「ぁ......若人もう少し......」
男「てい」ペチッ
ロゼ「ふにゃ!?」
284
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/20(月) 09:18:38 ID:gb4mwFtI
男「メリハリはつけないと駄目だよ?」
ロゼ「うー......そもそも最近イチャイチャ出来てないではないかぁ......」
男「ロゼが勉強頑張ったらその分休憩時間増やすよ?」
ロゼ「よーし先生!! 時間は有限じゃあ!! どんどん勉強やってくけんの!!」ビシィ
男「.........(チョロいなぁ......へへ)」
その後休憩時間でイチャつくのが恒例となった
終わり
285
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/20(月) 13:06:55 ID:DwNc9c8I
乙
286
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/27(月) 06:40:15 ID:YKxqvDVs
追いついたー
続きは⁈
287
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/29(水) 09:04:19 ID:ElIUurRE
はよはよはよ(#・∀・)おこだよ!
288
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/29(水) 09:49:51 ID:hKP/zQxA
>>287
くっさw
289
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/31(金) 21:33:21 ID:OTnOpfzk
ウルフ「叩き直すだと?」
ロゼ「そうじゃ......貴様の腑抜けた心をじゃ!!」ブンッ!
ウルフ「ッ!! (くそ、コイツマジな目ぇしてやがる......)」
ロゼ「大切だと言っておきながら......泣かせるとは......若人の昔馴染みというから期待したが......」
ロゼ「こんな馬鹿な漢だったとはのぅ......」
ウルフ「......お前に何が分かる? 男から少しは聞いているだろう......俺の置かれている立場、雪とは結婚出来ない理由も......」
ロゼ「しるか! だがのう、貴様の選択は間違っていることは事実じゃ!!」
ウルフ「.........ハァ、男の言う通り強情な奴だなお前......」
ロゼ「ウルフ、お前は雪に謝れ!! この先へはーー」
290
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/31(金) 21:34:31 ID:OTnOpfzk
ロゼの言葉は最後まで続かなかった
刹那 ロゼの視界が逆転する、同時に腹に激痛が走った
ロゼ「!? ガハッ......」
反応出来なかった、一瞬だった
気づいたら地面に押さえつけられていた
ウルフ「.........この先へは、なんだって?」
ロゼ「ぐ......ぬぅ......!!」グググッ
ウルフ「.........お前が俺を止めようとするのは構わねぇ、止められたらの話だけどな?」
ウルフ「ま、お前だってそれなりに強いんだ、今ので力の差くらい分かったろ......男の嫁さんに手荒なマネしたくはねぇ......さっさと帰れ。これは俺の問題だ。首を突っ込むな......」
291
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/31(金) 21:35:26 ID:OTnOpfzk
ロゼ「!! ぐぬぅ......お断りじゃ......」
ウルフ「こんな状況で良く言えるぜ......じゃあどうするんだ? 俺が押さえつけて身動きも取れねーくせによ?」
ロゼ「く!!(視えんかった......こやつ女騎士とは桁違いじゃ......ギルドマスターでもこれほどまで力の差があるのか!? じゃが......絶対に負けられん!!)」
ウルフ「だんまりか......良いか? これが最後の忠告だ......これ以上首突っ込んだら......容赦しねぇぞ......」
ロゼ「ふ、ふふふ......」
ウルフ「あん?」
ロゼ「容赦せんだと? 好都合じゃ......我も加減せんで良いということじゃなぁ!! はぁぁぁ......!! <レッド・フレイム>!!」ドギャァ!!
292
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/31(金) 21:39:10 ID:OTnOpfzk
ウルフ「!! ちっ......」バッ
ゼロ「さってと、素直じゃない獣人さんにお灸をすえないとね......」ムクリッ
ウルフ「お前はあの時の.........」
ゼロ「初めましてかな? 獣人さん、私はロゼとは一味違うよ?」
ウルフ「......へっ、そこまでして邪魔してーのかよ、上等だ......忠告はしたからな......」
ゼロ「............」
293
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/31(金) 21:39:46 ID:OTnOpfzk
ロゼ(すまんゼロ!! 我では敵いそうにない......)
ゼロ「(気にしないで......この獣人さんは女騎士とは比べ物にならないよ、今のロゼには荷が重いね......私もどこまで通用するかわからないけど......)」
ロゼ(!? そこまでか......?)
ゼロ「(うん、やっぱりダーリン君の昔馴染みだし弱いはず無いもんね......でも負けるつもりはないさ......!!)」
ロゼ(......すまん、頼むぞゼロ!!)
ゼロ「(任せて......!!)」グッ!!
ゼロ「............」
ウルフ「............」
ウルフ「おおおおおおお!!!」
ゼロ「はぁああああああ!!!」
続く
294
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/02(日) 18:42:42 ID:YcQH5NmA
ゼロ「紀州梅種無しぶどうおにぎり!」うぉぉぉ
ウルフ「おかかおにぎり!」うぉぉ
295
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/02(日) 20:50:52 ID:JuVxriDU
>>294
面白いと思ってんだろうけどめちゃくちゃスベってるからな?
296
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/10(月) 21:37:09 ID:j/7.cPg.
消されるの怖いので生存報告
板復旧すれば良いですね......
297
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/11(火) 07:12:01 ID:.Hef2Dl2
>>296
続きも投下してくれ〜
298
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/11(火) 23:18:06 ID:MUyflyZ6
保守
299
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 19:55:16 ID:KbWjNJ4E
ーーーーーー
ーーーー
ーー
雪「うぅ......ヒッグ......ウルフさん......グスッ」
筋肉「どうすんだよ、絶対アイツウルフさん追いかけてるぞ......」
狼剣士「わふ、私もロゼを追いかける」
筋肉「......雪さんはどうするんだよ?」
狼剣士「私達が掛けられる言葉はない」
筋肉「.........でもよ」
「ここは任せろ、二人はロゼを追ってくれ」
300
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 19:56:10 ID:KbWjNJ4E
筋肉「男さん!?」
狼剣士「わふ!?」
男「へへ、お前らのこと言っておいてなんだけど俺も気になっちゃってさ......結果は良くなかったようだけどね......」
筋肉「そうなんだよな......」
狼剣士「.........わふ」
男「とりあえず二人はロゼを止めて来てくれ、雪は俺が面倒見るから」
筋肉「わかった」
狼剣士「うん!」
タッタッタッタッタッ
男「ふぅ......分かってたけどこうなるとなぁ......」
301
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 19:56:41 ID:KbWjNJ4E
ーーーーーー
ーーーー
ーー
筋肉「男さんに止めてくれって言われたが俺たちで止められるのかよ......アイツ」
狼剣士「わふ、ロゼなら兄を説得できるかもしれない」
筋肉「だがよあんなキッパリと断ったんだ......そうそう簡単に......」
狼剣士「いいから急ご」ダッ!
筋肉「おま、おいてくなー!」
302
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 19:57:11 ID:KbWjNJ4E
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ゼロ「ハァ......ハァ......ハァ......」
ウルフ「どうしたよ、そんなもんか?」
ゼロ「まだまだぁ!!」
ウルフを説得するため戦い挑んだロゼだったが......
力の差は歴然だった
仮にもギルドマスターの女騎士を倒したロゼ
実力はギルドマスターに負けていないとそう思っていた
だがそれは間違いだった
ロゼ(こやつ......<レッド・フレイム>でも敵わんのか!?)
303
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 19:57:42 ID:KbWjNJ4E
ゼロ「ゲートオープン!!」フッ
ウルフ「またそれか......」
ゼロは空間魔法を使い姿を消す
ウルフ「.........」
ゼロ「はあああああああ!!」グワッ!!
ウルフ「.........」ギロッ!!
ゼロ「な!? 」
ウルフ「あめぇよ」ガシッ
ゼロ「ぐっ!!」
ウルフ「フン!!」ドゴォ!!
ゼロ「ガハッ!?」
ウルフ「.........そろそろ通してくれねぇか?」
304
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 19:58:15 ID:KbWjNJ4E
ゼロ「ケホ......ケホッ......お、お断りだね......」
ロゼ「(大丈夫かゼロ?)」
ゼロ「(いやー、正直キツイかな? 流石にここまで手の内読まれてるとね......ゲートが通用しないのも驚いた......)」
二人は戦慄していた
この圧倒的な強者の力に
いくら攻撃を繰り返しても、受け流され、て痛いカウンターを受ける
ウルフ「......お前の手の内はバレバレだ、気配を殺しきれてない......何より場数がたりねぇよ」
ゼロ「(これは完全に相手が格上だね......今の力じゃどうしようもないよ......)」
ロゼ(じゃがコイツをいかせるわけには......!!)」
ゼロ「(そうだよね......ならもう少し頑張るかな......)」
ウルフ「.........はぁ」
305
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 19:59:04 ID:KbWjNJ4E
ウルフ「.........はぁ」
ゼロ「!!」グッ!
ウルフ「やめだ......付き合ってらんねぇ」
ゼロ「そう簡単には通らせないよ!!」
ウルフ「.........あとで男に謝らねーとなぁ」スタスタ
ゼロ「!!」キッ!!
ウルフ「一発勝負だ」
ゼロ「?」
ウルフ「お互いに一発全力で殴る、それで立っていた方の勝ちだ、ほら、うってこいよ?」
ゼロ「.........加減はしないよ?」ゴゴゴゴゴ!!
ウルフ「いいからうってこい」
ゼロ「ふ、後悔......しないでね!! はああああああ!!!」
306
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 20:02:54 ID:KbWjNJ4E
ドガァ!!!
ゼロ「!?」
ウルフ「.........悪くねぇ一撃だ」ミシィ
ゼロ「す、少しは痛がる素振りとかないのかな......?」
ウルフ「あいにくそれどころじゃないんでな」スッ
ゼロ「?」
ウルフ「<牙狼拳>」キュイン
ゼロ「え?」
ゼロの一撃になんなく耐えたウルフ
そしてウルフの一撃がゼロを襲う
ゼロ「ーーーーーー!?」
彼女は想像絶する衝撃に声すら出なかった
ゼロ「うぐ......う......(ロゼ......ごめん)」フッ
ロゼ「ぐ.........ぬぅ........おのれ.......」ドサッ
307
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 20:03:32 ID:KbWjNJ4E
ウルフ「......すまねぇな.....ん?」スタスタ
狼剣士「兄!! 待って!!」
ウルフ「!! お前らまでいたのかよ......てことは素材集めてたのもお前らか、悪かったな......」
筋肉「俺らの事は良いけどよ......本当に良いのかよウルフさん......」
狼剣士「わふ、ちゃんと考えてほしい......」
ウルフ「.........俺が決めた事だ、口出しすんじゃねぇヒヨッコども」スタスタ
筋肉「.........」
狼剣士「わふ.........」
ウルフ「じゃあな」
「まて......たわけがぁ......!!」ガバッ!!
308
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 20:04:45 ID:KbWjNJ4E
ウルフ「.........意外に丈夫だな、てっきり気絶したと思ったぜ」
狼剣士「ロゼ!!」
筋肉「おいおい、落ち着けって」ガシッ
ロゼ「それがお主の......っ......」
筋肉「ほら言わんこっちゃない」
狼剣士「わふ、もうボロボロなんだから動いちゃダメだよ......」
ロゼ「うるさい!! こやつにはきっちり言わんと気が済まんのじゃ!!」
ウルフ「.........へっ」スタスタ
309
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 20:05:38 ID:KbWjNJ4E
ロゼ「うぐ......お主は本当にそれでええのかぁ!!」
ウルフ「.........」スタスタ
ロゼ「雪の事を心から好いているのじゃろ!!何でこうなるんじゃ!!」
ウルフ「.........」スタスタ
ロゼ「お主が雪を幸せにせんで誰が幸せにするんじゃあ......!!」
ウルフ「.........」スタスタ
ロゼ「こおんのぉ!! 大馬鹿もんがああ!!」
310
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/13(木) 20:06:18 ID:KbWjNJ4E
ウルフ「........」スタスタ......
筋肉「......振り向きもしねぇか......」
狼剣士「兄......本気なの?」
ロゼ「............くっそぉぉぉぉ!!!」ガンッ
ロゼの説得もウルフには届く事はなかった
婚姻まであと一日
彼に雪の想いは届くのだろうか
続く
311
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/16(日) 22:36:20 ID:q8wuPTSQ
やっと追い付いた
本当に女騎士には救いが欲しい
ウルフ頑張れめっちゃ頑張れ
おつおつ
312
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/17(月) 14:56:38 ID:KfShT.Z6
はやくさ!!
313
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/17(月) 16:21:50 ID:vGOwyc5Q
>>312
くっさw
314
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:28:28 ID:CgHG.Kv.
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー妖界 ギルドの一室ー
ロゼ達は一度妖界のギルドへと戻っていた
ロゼ「いちち!?」
狼剣士「わふ、動いちゃダメ」
ロゼ「わ、わかっとるわい......」
筋肉「こっ酷くやられたなぁ......」
ロゼ「はぁ......手も足もでんかった......」
狼剣士「兄はギルドマスターランキング二位だから、ロゼが勝てないのも仕方ないよ...」
315
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:29:18 ID:CgHG.Kv.
筋肉「なんだよ知らなかったのか? 」
ロゼ「知らんかった.....が、女騎士より格上なのは痛いほどわかった......はぁ」
狼剣士「わふ、治療終わったよ」
ロゼ「すまんの狼剣士」
狼剣士「大丈夫、それで......どうするの?」
ロゼ「.........そうじゃのう」
筋肉「どうするったって俺たちに出来ることなんてもうないだろ......」
狼剣士「でも......」
トントン
ロゼ「ぬ?」
男「ロゼ大丈夫?」ガチャ
ロゼ「若人!」
狼剣士「わふ」
筋肉「男さん雪さんは......?」
男「......今は落ち着いてるけど、一人にしてほしいってさ」
316
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:30:04 ID:CgHG.Kv.
筋肉「そうか......」
男「だいぶショックだったろうしね......さてどうっすかなぁ......」
筋肉「!! 男さんの本領発揮で......」
男「それはダメだ」ピシャリ
狼剣士「わふ、筋肉わかってない......」
ロゼ「そんな事をして雪が喜ぶわけないじゃろう......」
筋肉「す、すまん......」
男「とにかくどうにかあいつを説得しないとね......本当は雪と結婚したいくせにさ......まったく」
筋肉「そんなに掟が大事なのか?」
狼剣士「......昔兄から聞いたことがある」
筋肉「?」
狼剣士「俺は散々我儘いって好き勝手に生きてきた、だからこれからは族長の息子として誠心誠意やり直す事にする......獣人族を繁栄させる事が俺なりの恩返しだって......そう言ってた」
筋肉「で、一族を繁栄させる為に過去の悲劇は繰り返さないってことか......」
ロゼ「.........」
317
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:30:35 ID:CgHG.Kv.
狼剣士そう、兄にとっては大切な事......だから雪さんを選ぶわけにはいかない......でも......」
筋肉「ウルフさんのあの時の顔......悲しそうだったもんな......」
狼剣士「わふ、同感」
ロゼ「........よし」スタスタ
男「ロゼ?」
狼剣士「どこいくの?」
ロゼ「あのやせ我慢しとる奴にお灸を据えてくる」
筋肉「おま......ついさっきコテンパンにされたばっかりだろう......」
男「.........」
ロゼ「ふん! 大丈夫じゃ策はある」
318
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:31:10 ID:CgHG.Kv.
筋肉「ホントかよ......」
狼剣士「わふ......自殺行為」
ロゼ「心配するな、ほれ行くぞ」ガシッ
筋肉&狼剣士「え?」
ロゼ「お主らにも協力してもらうけ、時間はないからの直ぐ行くぞ」ゴゴゴ
筋肉「おいおい.......まさkー」
狼剣士「それは勘弁ーー」
カッ!!
ロゼ(龍化)「乗りかかった舟じゃろ!! しっかり捕まるんじゃぞぉおおおおおお!!!」ドギューーーン!!
筋肉&狼剣士「ぎゃああああああああ!!!?」
男「.........ふぅ、そうこなくっちゃ」ニッ
男「頼んだよロゼ......」
319
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:31:44 ID:CgHG.Kv.
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー獣人の里 族長の家ー
ウルフ「.........」
ー好きです! 大好きなんです! 愛してます!ー
ーこれからもずっと一緒に......ー
ーイヤです!! 行かないでウルフさん......ー
ーお主が雪を幸せにせんで誰が幸せにするんじゃ!!この大馬鹿者がぁぁ!!ー
ウルフ「.........っ」ギリリッ
ウルフ部下「ウルフさん......」
ウルフ「......なんだ?」
ウルフ部下「族長がお呼びです」
ウルフ「わかった直ぐにいく」
320
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:32:16 ID:CgHG.Kv.
ウルフ部下「......ウルフさんホントにいいんですか?」
ウルフ「何がだ......」
ウルフ部下「ウルフさんだってホントは雪さんと......」
ウルフ「......もう決めたことだ」
ウルフ部下「今からでも遅くないです......俺も族長に説得ーー」
ウルフ「うるせぇ! テメェまで言うか! ああ!?」ガシッ
ウルフ部下「うぐ......ウルフさん」
ウルフ「俺は決めたんだ! 族長を継いで一族を導くってな! それを自分でぶち壊す馬鹿がどこにいやがる!」
ウルフ部下「で、でも......」
ウルフ「これは俺の宿命なんだ!! 一族繁栄のためのな! それ以上言ってみろ......いくらお前でもぶっ飛ばすぞ......」
ウルフ部下「す、すみません......」
ウルフ「..................すまねぇ、熱くなった」スゥ
321
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:32:48 ID:CgHG.Kv.
ウルフ部下「ゲホッ ゲホッ」
ウルフ「気に掛けてくれてありがとよ......でもな」
ウルフ「俺のわがままでお前らを路頭なんかに迷わせたら、俺はずっと後悔する......」
ウルフ部下「..............ウルフさん」
ウルフ「それによ......今まで散々我儘に過ごしてきたんだ......そろそろ親孝行しねぇとよ......お前らに頭あがんねぇよ......」
ウルフ部下「............わかりました、それなら俺はウルフさんを手助けするだけです......」
ウルフ「へ、あたりめぇだ」
322
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/09/29(土) 19:34:35 ID:CgHG.Kv.
ー!!ーーーーーー!!!ー
ー!ーーーー!!ーーー!!!ー
ウルフ「ん?」
ウルフ部下「なにか騒がしいですね?」
ウルフ父「ウルフ!! 居るか!?」バンッ
ウルフ「なんだよ......今いこうとーー」
ウルフ父「敵襲だ!! いいからお前もこい!!」
ウルフ「なに......!」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
323
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/01(月) 12:01:58 ID:p9MN8in6
おつおつ
324
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:27:12 ID:7qKq92Fk
ー獣人の里ー
ロゼ(龍化)「グラアアアアアア!!!」
ード、ドラゴンだぁ!?ー
ー狼狽えるな!! 迎え撃つぞ!!ー
ーこんな時になんだってんだ!?ー
筋肉「また......こんな目に......」ズーンッ
狼剣士「わふ..........」グッタリッ
ロゼ(龍化)「獣人たちよ、我は争う気はない話を聞いてくれ」
筋肉「争うわないならこんな降り方ないだろうが......」
狼剣士「同感......」
325
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:27:53 ID:7qKq92Fk
ーって狼剣士!? なんでそこに!?ー
狼剣士「わふ、ごめんなさいこの人達は私の友達、ロゼ龍化解いて」
ロゼ「.........ふん」シュッ
筋肉「いや警戒させてすまん、本当にすまん......」
ーなんだよまったく......ー
ー驚かせるなよ......ー
狼剣士「みんなごめんね、兄に用事があるだけだから」
ーウルフさんか? ウルフさんなら......ー
「敵襲と聞いて来てみればお前らか......」
狼剣士「わふ! 兄!」
326
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:28:29 ID:7qKq92Fk
ロゼ「............」
ウルフ「.........何のようだ」
狼剣士「.........兄を説得しに来た」スッ
ロゼ「お主が素直にならんからじゃぞ......」ジロッ
筋肉「.........ふぅ、まぁそういうことだ」チャキッ
ウルフ「.........はぁ」
ウルフ父「おい、こいつらは何者だ? なぜ娘もいる?」
ウルフ「ひよっこハンター共だ」
327
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:29:12 ID:7qKq92Fk
ウルフ父「ほう......で、お前はどうするんだ? 説得に来たというが」
ウルフ「へっ、わかりきった事聞くかよ.....」
ロゼ「.........まだ言うか、お主は」
ウルフ「.........お前ら部外者には関係ねぇ!!」
ロゼ「.........っ! まったく強情じゃのう!!」カチンッ
ウルフ「.........失せろ」
ロゼ「失せぬ!! 勝負じゃあ!! ウルフ!!」グッ!!
ウルフ「さっきのじゃ分からなかったようだな......良いぜ、さっさとケリつけてやる!!」
328
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:29:57 ID:7qKq92Fk
ウルフ「<牙狼拳>」
ウルフ「おおおおおおお!!!」ドガァ!!
ロゼ「!?」
狼剣士「くっ!! すごい闘気......!」
筋肉「やっぱすまん俺は役に立てそうもない......」
ロゼ「いきなり本領発揮しおってからに......」
ー......ゼ......ロゼ......ー
ロゼ「ぬ? 若人? どこじゃ?」
ー通信機だよ.....聞こえる?ー
ロゼ「!! うむ聞こえとるぞ」
329
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:30:43 ID:7qKq92Fk
ー良かった......ウルフはどう?ー
ロゼ「あやつは強情じゃぞ若人......しかも本領発揮しおった......」
ーそっか......勝てる?ー
ロゼ「.........勝てん」
ークスッ 正直な所大好きだよー
ロゼ「ぬぅ/// じゃがのう若人、我とて無策ではいかんけ、我はアイツを説得するために来たんじゃ」
ーさすが俺の奥さん!!ー
ロゼ「こりゃ!/// まじめにきかんかぁ!!///」
330
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:31:23 ID:7qKq92Fk
ーごめんごめん......信じてるよ......ウルフの事頼んだー
ロゼ「ふふん、任せろぉ」
ーちなみにウルフの本領発揮は、ロゼの龍拳と同じで魔力でもう一人の自分を作る能力だ......強力だよ気をつけて......ー
ロゼ「わかった、ではの若人」
ーうん、愛してるよー
ロゼ「.........../// ばかたれ///」プツンッ
ウルフ「おしゃべりは終わりか?」
ロゼ「すまんのう......終わったけ」
ウルフ「へ! さっさと来いよ、ロゼ」
ロゼ「.........もちろんじゃ、狼剣士!!」
狼剣士「わふ?」
331
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:33:37 ID:7qKq92Fk
ロゼ「援護頼む......策はあるが、ちと荷が重いからのぅ」
狼剣士「わかった」ブンッ
狼剣士<ビーストオン>グッ!!!
狼剣士「はあああああああ!!!!」ドギャ!!
狼剣士<援護は任せて!!>
ロゼ「よし.......スゥ......フゥ......」
ロゼは静かに眼を閉じた
狼剣士「ロゼ?」
ウルフ「?」
ロゼ「(レッド・フレイムでも敵わんかった......なればそれよりも強くなれば良い......研ぎ澄ませ、本来の......我の力を......掻き集めろ!!)」
332
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:34:16 ID:7qKq92Fk
ロゼ「(集中しろ......出来る筈じゃ......ゼロの魔力を......拳に......)」ゴォォォォ!!!
ウルフ「(なんだ......あの腕の炎......さっきの技じゃねぇな......)」
ロゼ「ウルフよ......主は雪がどんな想いで......婚姻の輪を作っていたかわかるか?」ググッ
ウルフ「.........」
ロゼ「一つ一つ......丁寧に、想いを込めて作っていたんじゃ......お前のためにじゃ」
ウルフ「だからなんだ......?」
ロゼ「............なんだ? じゃとぉ!!」ギロッ!!
ウルフ「.........(何だこのプレッシャー?)」
ロゼ「貴様は分かっておきながら雪の気持ちを踏みにじったんじゃ......己に嘘をついてまで......この馬鹿者がぁぁ!!」メラメラッ!!
333
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:35:01 ID:7qKq92Fk
ウルフ「そんなに文句があるなら......止めてみやがれ......!」
ロゼ「そのつもりじゃあああ!!! ハァァ!!」
ロゼは拳に集めた魔力を空へと投げつける
ゼロから漏れ出た魔力それを己へと......
ロゼ「(レッド・フレイムの魔力を......!! 留めて.........圧縮......そして身体全体に取り込む!! 上手くいけ!!)」バチバチバチッ!!!
ロゼ「おおおおおおおお!!!」カッ!!
334
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:39:56 ID:7qKq92Fk
ーーーーー
ロゼ「<ドラゴン・アヴァンス>(龍の真撃)」
ーーーーー
335
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/10/03(水) 22:41:01 ID:7qKq92Fk
ズオアアアア!!
ウルフ「!?」
狼剣士「わふ!?」
筋肉「なんだぁ!?」
天へと投げた魔力はロゼへ着弾し、刹那ロゼからから溢れ出る魔力が急激に上昇
髪は真紅に輝き、一瞬ゼロかと疑ったがーー
ロゼ「さぁ......行くぞ......これが我の奥の手じゃ!!!」ゴゴゴゴゴ
狼剣士「わふ! びっくり!」
筋肉「すげー......!」
ウルフ「.........へ、まったく大したもんだお前は......だがな......そう簡単には譲れねぇんだよこっちも......来いよ......ロゼ」
ロゼ「............」ゴゴゴゴゴ
彼女は新たな境地へ......そしてウルフと雪の想いを繋ぎ止めることは出来るのか
続く
336
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/04(木) 12:56:55 ID:OBs2j2ns
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
337
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/04(木) 22:35:44 ID:j2dw1Skw
乙
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