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男「龍倒したら俺の嫁になった」ロゼ「二じゃ!」ゼロ「二だよ」
1
:
◆TiKUvGS/sQ
:2017/12/30(土) 10:09:52 ID:WNVub4M2
スレ立てしました!
キャラ紹介は後々やっていきます!
以下簡単なあらすじ
男が龍を倒したよ! そしたらお嫁さんになったよ
ギルドで男の弟子女騎士と会ったよ
その女騎士に挑発されてロゼがギルドマスター目指すことになったよ!
ギルドマスターになるにはAAAにならないといけないよ!
ランクを上げるために武闘会に出たよ
優勝したよ!
その間に色々あったけど詳しくは前スレをみてくれよな!
155
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/10(火) 07:26:55 ID:FECyU1HQ
二週間程度で何言ってんだ
二ヶ月放置は当たり前だぞ
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/12(木) 08:50:09 ID:hpOB1olA
この
>>1
は気長に待つしかない
157
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/15(日) 18:24:46 ID:qRiSIhho
どうしたんだイッチ!! 俺は舞ってるぜ!!
158
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/15(日) 18:53:29 ID:4RD0Ne.k
>>157
まだ1ヶ月も経ってないだろ早漏ハゲ
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/21(土) 17:36:41 ID:E0Sz7dFI
生存報告 すいません今週には投下します汗
160
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/23(月) 22:16:34 ID:uwQtSx0.
やったぜ。
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/27(金) 15:37:49 ID:Ga5eQj.s
本当に投下するのか不安だなぁ
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/27(金) 23:46:27 ID:m.KrrNFE
確かに不安だ
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/28(土) 00:32:38 ID:ofW5T/cc
週1どころか月1過ぎて隔月になりそうな気配
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/30(月) 16:54:57 ID:uRHUsBJs
こねぇww
>>1
の嘘つきぃ!!
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/30(月) 18:59:24 ID:9RGVvBUk
>>159
って俺のなりきりレスだぞ
お前ら釣られ過ぎ
166
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/01(火) 18:30:32 ID:k3Fug8fY
追いつきました!
面白いですね
更新早めにお願いします
167
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/03(木) 17:09:51 ID:2S6bl1Gs
>>165
っていう釣りだろ?
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/03(木) 19:25:45 ID:WoJ4kV4I
>>167
認めたくない気持ちは理解できるけど釣られてんだよな、これが
169
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/05(土) 03:03:20 ID:PtxO1eUY
ロゼは狼剣士から防寒着を借り、一行は素材探しを開始した
筋肉「ところで一体何を探せばいいんだ?」
ロゼ「うむ、雪からもらったメモによれば<雪花>と<白狼牙>というのが必要なようじゃが...」ペラッ
狼剣士「<白狼牙>? 本当なの?」
ロゼ「知っておるのか? 狼剣士」
狼剣士「わふ、私の故郷に住んでいる<白狼>って魔物の素材だね」
狼剣士「でも白狼がいる森は私達獣人族じゃないと行けない場所」
ロゼ「なぬぅ!?」
筋肉「じゃあ尚更よかったな、ロゼだけだじゃ無理だったぞ?」
ロゼ「そうじゃのう......今後は話しを聞かず飛び出してはイカンのう......」
狼剣士「とりあえず<雪花>を探しに行こ」
ロゼ「うむ!」
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:05:12 ID:PtxO1eUY
ーーーーーー
ーーーー
ーー
筋肉「ところでロゼ、お前花が咲いてる場所分かるのか?」
ロゼ「ん?どっかには咲いてるんじゃろ?」
筋肉「おま......まじか......」
ロゼ「ぬ?」
狼剣士「雪花は主に雪山の洞窟の奥に咲いてるよ、だから普通に探しても見つからない、それに最近数も少ないしね」
ロゼ「なぬぅ!?」
筋肉「そこらへんも勉強だな、腕っ節はいいが知識がたりねぇ」
171
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:05:58 ID:PtxO1eUY
ロゼ「ぬー、すぐ見つかると思うたのにぃ」
狼剣士「わふ、大丈夫筋肉も私もいるし洞窟までの道は知ってるから、そこになら多分咲いてるはず」
ロゼ「......すまんのう」
筋肉「まぁ一人なら詰んでたな? ははははは!!」
ロゼ「むぅ! わらうなー!」
筋肉「まぁ知識は後からでも積めりゃあいい」
狼剣士「わふ、同感。むしろロゼみたいに強くなりたい」
筋肉「だなぁ、よっしゃ修行だ修行」
狼剣士「わふー」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:06:37 ID:PtxO1eUY
〜洞窟〜
ロゼ「な、道が何個もあるぞ? どれじゃあ!?」
筋肉「まぁまて、狼剣士地図持ってたよな?」
狼剣士「わふ」ペラッ
筋肉「うし、ロゼまず俺達がいるのはここだ」トントン
ロゼ「う、うむ」
筋肉「まぁ今から洞窟に入るんだが、この通り道が沢山だ大変だ」
ロゼ「そうじゃのう...」
筋肉「だが俺達には狼剣士がいる」
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:07:17 ID:PtxO1eUY
ロゼ「ん?」
狼剣士「わふ?」
筋肉「狼剣士お前花の匂い思い出せるか?」
狼剣士「!! なるほど把握 匂いがする方へ進むんだね」
筋肉「それが一番確実だとおもう」
ロゼ「名案じゃな」
筋肉「それと洞窟内は暗闇だからな、各人で明かり確保しとけな」ポゥ
狼剣士「おけまる」ポワァ
ロゼ「............のう筋肉」
筋肉「なんだ?」
174
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:07:53 ID:PtxO1eUY
ロゼ「その光魔法はどうやるんじゃ?」
筋肉「はぁ? 初歩だぞ?」
ロゼ「お、教えてくれー!」
筋肉「たくっ、知らなすぎだろ......いいか? こうして......こうだ」ポゥ」
ロゼ「な、なるほど......むん!」ポゥ
筋肉「おお、流石だな」
ロゼ「ふふん、我にかかれば造作もないのぅ」
筋肉「俺は知らない事にびっくりだ、色々準備不足だぞ」
ロゼ「うぐ......」
狼剣士「やっぱりアンポンタン?」
ロゼ「むきー!!」
筋肉「とにかく行くぞ」
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:08:32 ID:PtxO1eUY
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ーわぁ!? なんじゃこれはー!?ー
ー落ち着けこれはトラップだな?ー
ーわふーー
ーーーーーー
ーーーー
ーおお! 筋肉宝箱があるぞ? ー
ーまてよ宝箱つっても魔物かも......ー
パク
ーにぎゃあああ!?ー
ーおおい!! 勝手にあけるなー!?ー
ーわふー♪ー
ーてかトラップ多くないかー!?ー
ーーーーーー
ーーーー
176
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:09:08 ID:PtxO1eUY
〜雪山洞窟 最奥〜
狼剣士「わふ、到着」
筋肉「はぁ、やっとついた......」
ロゼ「はぁ......ふぅ大変だったのう」
筋肉「おいロゼ、お前軽率すぎだぞ......」
ロゼ「だ、大丈夫じゃ! 我は元気じゃあ......」
筋肉「たくっ、しかも妙に多いしよトラップ......」
狼剣士「うん、なんか奥に行けば行くほど多かったね」
筋肉「そうだな、まぁなんとか着いたからよしとすっか」
ロゼ「こ、これがそうなのか?」
177
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:09:56 ID:PtxO1eUY
一行が着いた場所には目的の素材<雪花>が群生となって咲き乱れていた
洞窟の奥だというのに天井には穴が空いておりそこからだけ太陽の光が差し込んでいる
それが尚更この場所を幻想的に彩っていた
狼剣士「とりあえず一つ目ゲットかな?」
筋肉「さっさと採って帰るぞー、長居はしたくねぇ」
ロゼ「そうじゃのう......えーとどれくらい欲しいんじゃっけか確かメモに......ん!?」バッ!!
筋肉「どした?」
狼剣士「わふ? ロゼ?」
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:10:39 ID:PtxO1eUY
ロゼ「.........何かおるぞ」
筋肉 狼剣士「え」
ロゼ「おい! 姿をあらわせぇ!! 何者じゃあ!!」
ロゼが声をあげた先には誰もいない、しかし
「ほう、私が視えるということは空間魔法を多少は知ってるようだね?それに見たところ龍族じゃないか」
唐突に響く声
そして何もない空間が歪んでいき
「久しぶりだねぇ、仲間に会うのは......」
現れたのは青い髪の女性だった
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/05(土) 03:20:58 ID:PtxO1eUY
おまけ キャラ紹介
ロゼ このssのヒロインだったが主人公ぽくなってきた男のお嫁さん、何だかんだチョロ可愛い性格故に若人君の言葉に毎回顔面真っ赤である、実力は未知数
ゼロ ロゼ本来の力の根源、しかし封印されているので出番は少ない、しかし実力ロゼ以上である、ロゼ同様、若人くん好き好きぃな模様
男 元ギルドマスター1位 恩師を探すため旅をしている時にロゼと出会いひょんなことから夫婦に、めちゃくちゃ強い
忍 ロリコンギルドマスター 実力発揮されてない模様 最近魔女と婚約した、家事スキルは他のギルドマスターの追随許さない程
魔女 ギルドマスター 魔法研究が主な活動 最近は想いを寄せていた忍と恋仲になり婚約までする始末、忍しか見えてません 家事は苦手なようだ
180
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/05(土) 03:24:22 ID:PtxO1eUY
ほんと音沙汰なくてすいません汗
ちょっとずつでも投下続けていきます
キャラ紹介はぼちぼちやっていきます!!
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/06(日) 00:52:43 ID:sqgAezaY
ロゼ「な、仲間......?」
「そうだよ赤龍さん、まさか君のような寒さに耐性がない龍が来るとは予想外だったけどね?」
筋肉「おいあの美人なネーチャンはロゼの知り合いか?」
狼剣士「分からない......でも、あの人強いよ......」
筋肉「ああそうだな......俺だって分かるよ姿現した途端にこの魔力の密度......バシバシ伝わってくるぜ......」
「で、何しに来たのかな? ここ私のお気に入りの場所なんだ......そこに土足で入って来たんだから......」ギロッ
瞬間、彼女の纏う魔力が跳ね上がる
ロゼ「ッ......!? (凄い魔力じゃのぅ......我より上かもしれん......じゃが引く道理もないのぅ)」
「それ相応の理由だろうね?」
ロゼ「.........お主が龍族なのは承知した、我達は後ろの花を少しばかり貰っていきたいだけなんじゃ、お主と争いたいわけではないけ」
「...............へぇ」
182
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/06(日) 00:53:27 ID:sqgAezaY
ロゼ「じゃからここは穏便にの?」
「嫌だね」
ロゼ「......ほう」
「この花は私にとって大切な物なんだ、譲る気はないよ? それとも......」
「無理やりにでもっていうなら......私が相手になるけど?」
ロゼ「.........お主、名は?」
雹龍「雹龍......君は?」
ロゼ「ロゼ......ロゼッタじゃ......狼剣士 筋肉手出しは無用じゃこいつは我がやる」
狼剣士「わふ、頑張って」
筋肉「頼むぜ......正直俺は戦力にならねぇ......」
雹龍「一人でいいのかい?」
ロゼ「まぁ正直のう、仲間の龍なんぞ会ったことないからの......同じ同族同士で戦ってみたかったんじゃ......サシで」ポキポキッ
雹龍「ふふふ、やっぱり赤龍だね? 血気盛んだ」
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/06(日) 00:54:55 ID:sqgAezaY
ロゼ「ふ、我が勝ったらその花、少しばかり頂いてゆくぞ?」
雹龍「いいよそのかわり私が勝ったら......まぁそこは考えとこう、かかっておいでよ?」クイッ
ロゼ「余裕じゃのう......なればいくぞぉぉ!!」ギュン!!
雹龍「!!」
ロゼは一瞬で彼女との距離を詰める
その速さに一瞬虚をつかれた雹龍だがそこは龍族、ロゼの繰り出した拳を難なくいなす
雹龍「へぇ中々速いね?」
ロゼ「お主もそすがじゃな? じゃがこれはどうじゃあ!! <龍拳>!!」ズォォ!!
雹龍「!? ーーーーーッ!!」
ロゼはすぐさま本領発揮、龍拳で相手に殴りかかる、不可視の打撃......しかし彼女はそれさえも回避した
ロゼ「ぬぅ!? かわされた!?」
雹龍「ちょ! 今のなによ!?」
闘いは始まったばかりである
狼剣士「わふー!! これが龍族の闘い!!」キラキラ
筋肉「(早すぎて視えねぇ......)」
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/09(水) 06:23:57 ID:Tem4vPCQ
おつ
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/19(土) 21:28:29 ID:ytU5VYwM
久しぶりにきてみたら更新されててよかったぜ。乙 次も楽しみにしとくぜ。
186
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/20(日) 11:42:16 ID:vX0aef8k
ロゼ「ん? お主本領発揮を知らんのか?」
雹龍「本領発揮? 成る程そういう技かぁ......魔力の拳...興味深いね」
雹龍「でも......種さえ分かればなんて事はない」ニヤッ
ロゼ「ふ、我も容易く倒せるとは思っとらん、正直お主の底が見えないしの......」
雹龍「ん? 弱音かい?」
ロゼ「うんや、何時もなら果敢に挑みたいところじゃあ」
ロゼ「じゃが我には目的がある、その花が必要なんじゃ! じゃから速攻で倒させてもらうぞぉ!! ハァァァァァ!!!」
雹龍「!?」
ロゼ「<レッド・フレイム>!!!」ドギャア!!
187
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/20(日) 11:43:20 ID:vX0aef8k
ゼロ「さぁやろうか雹龍......第二ラウンドだ」
雹龍「か......変わった!?」
狼剣士「あれは......!?」
筋肉「ああ、本当に全開だなアイツ」
雹龍「......ふふふ、本当に興味深いね君は......ロゼ!」
ゼロ「その余裕......砕いてあげるよ...」
雹龍「............」
ゼロ「どうしたの? かかってきなよ?」
雹龍「......一つだけ聞いて良いかい?」
ゼロ「?」
雹龍「君達は何でこの花が必要なの? 何の為に?」
ゼロ「言ったらくれるのかな?」
雹龍「......内容によるかな? 君の本心を探ろうと思ったけど......悪い奴ではなさそうだし、まぁ交渉って感じさ」
ゼロ「.........(どうするロゼ?)」
ロゼ(......こやつと闘いたいのが本音じゃが今は雪の件が優先じゃ、話してみるけ)」
188
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/20(日) 11:44:18 ID:vX0aef8k
ゼロ「(わかったよ、それじゃ私は引っ込むね)」
ロゼ「(すまんのう......せっかく頼んだんじゃが......)」
ゼロ「(こら、まだ相手が応じるか分かんないんだよ? 油断は禁物、気をつけてね)」フッ
ロゼ「(あいわかった)」スゥ
雹龍「お、戻ったね?」
筋肉「ん? どう言う事だ?」
狼剣士「うーん闘いは終わったかな? 二人ともそんな雰囲気じゃないし」
ロゼ「.........」
雹龍「話す気になったのかい?」
ロゼ「お主がどう受け取るかは知らん、じゃが我たちには時間が無いのも事実じゃ、話す」
雹龍「そっか、なら奥の二人も呼んでよ、話はそこから」
ロゼ「うむ......」
189
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/20(日) 11:45:08 ID:vX0aef8k
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ロゼは雹龍に事の成り行きを打ち明けた
ロゼ「......と言うわけじゃ」
雹龍「......成る程ねー妖怪のお嬢ちゃんと獣人族の......」
狼剣士「わふ、ぜひ譲ってほしい兄のためにも」
筋肉「結構一大事なんだ、ちょっとで良いんだ譲ってくれ」
ロゼ「雹龍......」
雹龍「..................羨ましいな」
ロゼ「ぬ?」
雹龍「......いや何でもないよ............わかった、少しなら譲るよ」
ロゼ&筋肉&狼剣士「「「おおー!!」」」
雹龍「ただし条件がある!!」
ロゼ&筋肉&狼剣士「「「??」」」
雹龍「私にとってこの花は大切な......本当に大切な花なんだ......だからしょうもない事に使ったら許さないよ? そしてーー」
190
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/20(日) 11:45:39 ID:vX0aef8k
雹龍「その二人が上手くいったら私にも教えてくれよ?」ニコッ
ロゼ「!! 分かった期待しておれ!!」
雹龍「その時にでもゆっくり喋ろうねロゼ」
ロゼ「うむ、感謝する!」
狼剣士「一件落着」
筋肉「そうだな、ほら貰って次行くぞ」
雹龍「雪山で応援してるよ」
ロゼ「ありがとのー!」
狼剣士「わっふー」
筋肉「じゃあなー!」
雹龍「............慕っている相手へのプレゼントねぇ」
雹龍「ふふ、妬けるなー......なんて」
191
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/05/20(日) 11:46:37 ID:vX0aef8k
ーーーーーー
ーーーー
ーー
無事に雪花を手に入れた三人は次の素材を求めて獣人の国へと戻る
筋肉「だがまさか龍族に会うなんてなー」
狼剣士「わふ、私もびっくり」
ロゼ「我たちはあまり人前に出ないからのう......出ても変装してじゃから気づくまい」
狼剣士「わふ貴重な経験」
筋肉「雹龍だっけか? ロゼから見て雹龍はどのくらい強いんだ?」
ロゼ「うーん......正直底が見えんかった」
筋肉「お前がそれ言っちまうか」
ロゼ「なんじゃろなぁ、我にはない力を持っとるそれだけじゃあ」
狼剣士「世界は広いね感動、修行頑張る」
筋肉「そうだなぁ......はぁ先は長いぜ......」
ロゼ「ともかく次じゃ次! ハァ!!」カッ!!
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/20(日) 11:47:07 ID:vX0aef8k
狼剣士「わふ!?」
筋肉「おおお!?」
ロゼ(龍化)「ここまで下山すれば寒くもない......」
筋肉「す、すげぇ......デケェ、」
狼剣士「くぅーん! ロゼカッコいい!」
ロゼ「さぁ二人共乗れ、一気にいくぞ」
筋肉「お、おう」
狼剣士「お願いね」
ロゼ「振り落とされるなよ? グラァァ!!」ドギュン!!
筋肉「はや......ぬわーっ!?」
狼剣士「くぅーーーん!?」
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/08(金) 07:50:30 ID:7RJggyWU
乙。
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/09(土) 14:37:24 ID:PUrw7yjA
更新はよ!!
195
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:30:13 ID:7JaYQql2
ーーーーーー
ーーーー
ーー
三人が素材集めをしている一方で
男はウルフの元を訪ねていた
男「よ、元気かウルフ?」
ウルフ「まぁな? お前も元気そうだな? それより聞いたぞ?嫁さんのクエスト消化巡りしてるんだってな?」
男「流石だな話がはやい」
ウルフ「まぁなんも依頼達成してない奴を昇格させるのもな?」
男「俺もそこは同意だ文句ない」
ウルフ「......お前の事だから浮かれてるんだろうがな...? 言い方変えれば新婚旅行だろ?」ニヤッ
男「......否定はしないよ」プイッ
ウルフ「この野郎め」
196
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/16(土) 19:30:54 ID:7JaYQql2
男「で、お前はどうなんだよ?」
ウルフ「............」ピクッ
男「雪とは進展してないのか?」
ウルフ「.........ちょっと話があるんだが良いか?」
男「......わかった」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ーウルフの部屋ー
ウルフ「さて......どう話そうか......」
男「その言い方だと上手く言ってなさそうだな?」
ウルフ「むしろ悪化してるぜ......」
ウルフ「あの黒騎士の一件で親父が俺に跡を継いでほしいと言ってきた」
197
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:31:42 ID:7JaYQql2
男「まぁ......それは小耳に入ってるよ、お前はどうなんだ?」
ウルフ「.........俺に拒否権はねぇ」
男「そのまま獣人族の掟に縛られるのか?」
ウルフ「雪に重荷は背負わせたくねぇ...」
男「妖族と獣人の関係は大分いいだろう? 反対意見なんて少ないと思うぞ?」
ウルフ「むしろその友好関係を維持するためにもだ、この関係を俺のわがままで壊したくはない」
ウルフ「何より雪に辛い思いをさせるのだけは駄目だ......」
男「お前が弱音なんて似合わないけどな?」
ウルフ「......掟なんだ仕方ないだろう」
男「......うーん俺には分からないな」
ウルフ「俺には立場がある、これからの獣人達の未来を担うんだ、俺の一存で決められるかよ......」
男「強情だなー」
ウルフ「うるせー......」
198
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:32:30 ID:7JaYQql2
男「じゃあ聞くが......お前がその選択をしたとして雪が心の底から喜んでくれると思うか?」
ウルフ「............」
男「なぁウルフ......お前は掟と言ってるが......」
男「一族の長になるんなら、それくらいの我儘許されると思うぞ?」
ウルフ「............簡単にいうな...」
男「.........まぁ、後はお前次第だな。選ぶのは俺じゃないし......でもさ」
男<俺の本領発揮しない理由......分かってくれよ.........?>
ウルフ「.........ああ」
男「また来るぜ、今日は帰る......ちゃんと考えろよウルフ」
ウルフ「......すまん」
男「お前達を祝福しない奴なんて......いないからな? それじゃ......」
199
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:33:02 ID:7JaYQql2
バタンッ
ウルフ「............男」
ウルフ「すまねぇ.........」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー獣人の森 入り口ー
ロゼ「ふっ......爽快じゃった......」ファサァ
筋肉&狼剣士「」チーン
ロゼ「おい、はよう行くぞ?」
筋肉「ちょっと待て......ウプッ」
狼剣士「早すぎて......びっくり......」
ロゼ「......ちと飛ばしすぎたのう」
200
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:33:44 ID:7JaYQql2
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ーしばしの休息ー
筋肉「うおー酔った......」
狼剣士「わふっ......まだふわふわしてる......」
ロゼ「ふふん、じゃがあっという間に目的地じゃあ」
狼剣士「うん、ここがそう獣人の森」
狼剣士「ここに生息している魔物の素材が雪さんの依頼品」
ロゼ「あいわかった、ならさっさと狩るかのう」
狼剣士「道案内は任せて」
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/16(土) 19:35:22 ID:7JaYQql2
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ロゼ「のう主ら聞いてもええか?」
筋肉「ん? なんだ?」
狼剣士「わふ?」
ロゼ「修行と言っておったが狼剣士は伴侶探しをしていたんじゃろ?」
狼剣士「うん」
筋肉「なんだ、知らなかったぞ?」
202
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:35:56 ID:7JaYQql2
ロゼ「ということは筋肉が狼剣士に修行を頼んだのかえ?」
筋肉「いやちげえよ、こいつが勝手に居候してきやがったんだ、まぁ稽古つけてくれるから文句ねぇけどよ」
狼剣士「わふ、まだまだ実力不足」
筋肉「うるせー」
狼剣士「でも、私より強くなれるよ」
筋肉「マジで!?」
ロゼ「ほう......(そういうことか)」
狼剣士「だから頑張ってね」
筋肉「へ、言われなくてもやってやらぁ!」
ロゼ「ふふ、先が楽しみじゃあ」ニッ
203
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:36:38 ID:7JaYQql2
おまけ ご乱心な魔少女
前回までのあらすじ
魔女が買い物を終えて帰路へとつく途中
忍と、以前助けた少女を発見し尾行
覗いてみれば良い雰囲気の二人
結果、嫉妬に燃えた魔女が誕生した
204
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:37:34 ID:7JaYQql2
ーーーーーー
ーーーー
ーー
忍宅
忍「............」
魔少女「............」
忍「なぁ、魔女」
魔少女「何かしら?」
忍「どうして俺は正座してるんだ?」
魔少女「私に言いたい事、あるからじゃないかしら?」
忍「全く心あたりがないんだが......」
魔少女「へー、そう言っちゃうんだ?」
忍「?」
魔少女「少女と手を繋いで歩いてたの......誰かしらねー」
忍「」
205
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/16(土) 19:38:24 ID:7JaYQql2
魔少女「おまけにお兄さんなんて少女に呼ばせて......さぞ嬉しかったのかしらねー?」
忍「」
魔少女「やっぱり小さい女の子なら誰でも良いのかしらねー?」
忍「ち、違うんだ魔女! あれはお前のために服を作っていたんだ!! 少女ちゃんが服屋の娘だと聞いて協力してもらってたんだ!!」アセアセ
魔少女「手を繋ぐ必要は?」
忍「」
魔少女「お兄さんと呼ばせる理由は?」
忍「うぐ......」
魔少女「.........私という者がいながら、何故かしらね?」
忍「俺は全部知っていることに驚いているんだが......」
魔少女「............まぁ黙って尾行していたのは謝るわ......」
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/16(土) 19:38:57 ID:7JaYQql2
魔少女「でも!! 鼻の下伸ばしすぎでしょー!!」ギュウ
忍「すまん、そもそも黙っていたのが悪かったんだ......許してくれ」
魔少女「んー!! ダメ! 許さないわ!!」
忍「なに!?」
魔少女「いっぱい愛してくれないと許さないんだから!」
忍「!! そんなのお安い御用だ」グイッ
魔少女「ん///」
忍「俺はいつだって想っているからな魔少女」ギュウ
魔少女「し、しのびー///」スリスリ
なんだかんだ仲は良好な忍と魔少女であった
おまけ 終わり
207
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/16(土) 19:39:59 ID:7JaYQql2
続く 亀更新すいません!!
208
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/16(土) 23:18:13 ID:9di3v77s
乙。次も期待してる。
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/17(日) 05:27:44 ID:y.GArOEk
乙!待ってた
210
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 11:27:14 ID:apWe2UgA
その後何やかんやで目当ての狼を発見
狼剣士「わふ! いたよ」
ロゼ「あいつか!!」
筋肉「意外にすんなり見つけたな」
ロゼ「ぬおおおおおお!!!」ヒューン
狼「キャン!?」
筋肉「はや!?」
狼剣士「そっこうー」ダダダダダ
筋肉「こらおいていくなー!?」
211
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 11:28:01 ID:apWe2UgA
ーーーーーー
ーーーー
ロゼ「.........よしこれで達成じゃあ!!」
ロゼの手には狼の牙、依頼素材が握られている
狼剣士「うん、おめでとうロゼ」
筋肉「しっかしこの牙と花で何するんだ?」
ロゼ「それは雪次第じゃあ、ほれ早く戻るぞ二人とも」
筋肉「.........おいまさか」
狼剣士「わふ!?」ビクッ
ビカァ!!
ロゼ(龍化)「善は急げだぁぁぁ!!」ガシッ
ドヒューーーーン
筋肉&狼剣士「ぎゃああああああ!!??」
一行は急いで雪の元へ向かうのだった
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/18(月) 11:29:24 ID:apWe2UgA
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー妖界 ギルド支部ー
雪「............」
天狗「雪殿......失礼します」ガチャ
雪「天狗さん......」
天狗「お元気が優れないようですが......」
雪「ちょっと考えごとを......」
天狗「ウルフ殿......ですか?」
雪「............」コクッ
天狗「雪殿のお気持ちは痛い程わかります、ですがそれは獣人の中での問題、私達が首を突っ込む所ではありません」
雪「分かってます.........」
天狗「.........どうか思い詰めないでください、それでは......」バタン
雪「.........(ウルフさん)」
雪「私は.........」
213
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 11:29:56 ID:apWe2UgA
トントン
雪「? はい、どうぞ」
男「よ、雪......ただいま」
雪「男さん!!」
男「元気ない顔してるぞ?」
雪「そ、そんなことないですよー! 私は元気ですよ?」
男「そうかい? でも辛い時は言ってくれよ? 雪は笑ってる方が似合ってるしね」ニッ
雪「!!」
ーお主は笑ってる方がめんこいぞ!!ー
雪「ふふ、お二人揃って......ありがとうございます」クスッ
男「?」
雪「あ、それであの......ウルフさんは......」
男「......ふぅ、アイツは掟に準じるつもりらしい......」
雪「っ.........」
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/18(月) 11:30:27 ID:apWe2UgA
男「でも本心は違うんだ、雪の事を心から想ってる」
雪「!! ウルフさん......」
男「だからアイツの堅い頭にドカンと入れられれば......キッカケがあれば......そういえばロゼは?」
雪「ロゼさんは、私の依頼で素材集めに......」
男「お? そうか......それなら通信機使ってみようかな......」ピッ
雪「男さんそれは?」
男「これ? 開発中の遠距離通信機だよ、旅に出るって餞別でもらったんだ」
雪「凄い発明じゃないですか!?」
男「しかも開発理由がまた面白くてね......っと、これで繋がるかな?」カチっ
ヒュゴアアアーーーー!!!!
男「いてーーーー!?!?」
215
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 11:31:26 ID:apWe2UgA
雪「ひゃ!?」
男「なんだ? なんでこんな音......ん?」
ーなーーーはっはっはっはっはーーーー!!ー
ー頼むからもう降ろしてくれーーー!!??ー
ーわわわわわわわっふーーー!!?ーー
ーもう少しじゃから我慢じゃお主らーーーー!!!ーーーー
ーわあああああああああ!!??ー
プツン
男「...............」
雪「............た、楽しそうですね?」ニコッ
男「そ、そうだね」
ドタドタ!
天狗「雪さん緊急です!!」
雪「! どうしましたか?」
男「ん?」
216
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 11:32:03 ID:apWe2UgA
天狗「赤い龍がこちらに向かっております!!」
雪「あ......それはぁ」
男「.........まったくもう」
ー雪ーーーーーーー!!!ー
雪「!! やっぱりロゼさんですね」クスッ
男「まーた派手に飛んで来たなー」ニッ
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ワイワイ ガヤガヤ
ロゼ「ふぅ到着じゃあ」ファサァ
筋肉「勘弁してくれ......」
狼剣士「くぅーん.........」
ー何者じゃお主ら!ー
ー敵襲か!?ー
ー早く取り囲めー!!ー
217
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 11:35:24 ID:apWe2UgA
ロゼ「ぬぅ、やっぱりこの降り方はダメかのう......」
筋肉「当たり前だ......」
狼剣士「わふっ......」
「ロゼさーーーん!!!」トタトタ
ロゼ「お! 雪ー!! 依頼達成じゃあ!! 取ってきたぞー!!」
雪「はぁ......もういきなり大声で呼ばれたらびっくりしますよ?」
ロゼ「すまんすまん、とりあえずほれ、受け取ってくりゃれ」スッ
雪「!! .........こんなにも早く集めて頂いて...本当にありがとうございます」
ロゼ「まぁ......我よりこっちの二人を労ってくれ、我一人では達成できなんだ」
雪「あ、お二人はたしか......」
筋肉「筋肉だ、街のハンターだ......うぷっ」
狼剣士「わふ、兄が......お世話......になってます......」グデーン
218
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 11:36:02 ID:apWe2UgA
雪「あ、はは......ははは、大丈夫ですか?」
ロゼ「大丈夫じゃ......二人の顔一度は見てるじゃろ?」
雪「はい勿論です! とりあえず私の執務室まで行きましょう、皆さんお騒がせしてすみません!! この人達は私の知人です! 心配はありませーん!!」
ーなんだ雪嬢の知り合いかー
ーギルドマスターの知人に龍族なんてこりゃびっくりだ!!ー
ーでも雪さんの友達なら心配ねーなー
雪「さぁ、案内しますので付いてきてください」
219
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 11:36:33 ID:apWe2UgA
筋肉「ちょっと待ってくれほんと......」
狼剣士「私も少し時間が欲しい......」
ロゼ「こりゃしっかりせんかー......まぁすまんのう」アセアセ
雪「ふふ、大丈夫です。ゆっくりいきましょう」
ーーーーーーー
ーーーー
ーー
続く
220
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 12:59:45 ID:apWe2UgA
おまけ 遠距離通信機誕生秘話
赤髪「ふんふんふーん ふふふーん」
魔女「機嫌が良いわね? もしかして拳士のこと考えてるのかしら?」
赤髪「ふえ!? どうして!?」
魔女「顔でバレバレよ? でもこれで私達と同じね赤髪も」
赤髪「む、でも仕事は仕事だからね? 甘くは見ないよーだ」
魔女「あらあらそれは怖い、で、拳士とは仲良くやってるのかしら?」
赤髪「うーん......まぁそれ程でもないかな?」
魔女「え、意外ねぇ?」
赤髪「拳ちゃんに告白されたのは嬉しいんだけど......拳ちゃんが......」
ー俺まだまだ未熟者なので修行頑張ります!! ー
赤髪「だから拳ちゃんクエストばっかりでね......ちょっと寂しいかな......」
221
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/18(月) 13:00:31 ID:apWe2UgA
魔女「ふーん、でもさっきはエラく機嫌良さそうだったけど......」
赤髪「それは別の話、今開発してる魔法具があるんだけど、それがもう少しで完成するってだけ」
魔女「ちょっとそれ初耳よ!? 私を差し置いて何してるのよ!?」
赤髪「むぅー! 仕事すっぽかしてるからだよ!!」
魔女「うぐ、それは申し訳ないとして......どんな魔法具かしら?」
赤髪「遠くにいる人と話せる魔法具だよ、とりあえず試作段階まで来たから実験するところ」
魔女「遠くにいる人と......凄いわね......はっ!!」
222
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 13:01:08 ID:apWe2UgA
以下魔女の妄想ー
魔少女「ふんふんふーん、早く忍帰ってこないかなー」ルンルン
リンリンリーン
魔少女「あ!! 忍からね?」ガチャ
忍「魔少女」
魔少女「はーい! 貴方の魔少女よー!!」
忍「悪い、ちょっと帰るのが遅くなるかもしれない」
魔少女「え......」
忍「だから夕飯は先に食べててくれて構わない」
魔少女「そ、そう? 仕事大変なの?」
忍「なるべく急いで終わらせるが、待たせるのも悪いしな、すまん」
223
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 13:02:22 ID:apWe2UgA
魔少女「ううん......気にしないで......気をつけて帰って来てね?」シュン
忍「ああ、それじゃ」
魔少女「うんバイバーー」
忍「ただいま」ギュウ
魔少女「ひゃ///!? え? ええ? 忍、仕事は......」
忍「今日は早く終わったよ、これはちょっとしたサプライズだな」
224
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 13:02:55 ID:apWe2UgA
魔少女「/// 全然気付かなかったわ......もう/// ほら夕飯出来てるから食べましょう?」
忍「ふ、伊達に忍んでないからな......夕飯か、それより......」ギュウ
魔少女「んん///」
忍「俺だけの魔少女を堪能しようかな?」クイッ
魔少女「」
忍「......ちょっと恥ずかしいセリフだったな///」
魔少女「」
忍「魔少女?」
魔少女「い、いただいて......く、くだしゃーい///」ポテッ
忍「あ.........クスッ」
225
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/06/18(月) 13:03:25 ID:apWe2UgA
ーーーーーー
ーーーー
ーー
魔女「」プルプル
赤髪「魔女? どうしたの? 魔女ーー」
魔女「ああああああああああああ///!!!!!」
赤髪「.........は?」
魔女「赤髪ーーー!!!」ガシッ
赤髪「ひゃあ!? ちょっと魔女顔怖いよ!?」
魔女「その発明私も是非!! 協力するわ!」ハァハァ
赤髪「ひ!? ほんと怖いよ!!」
魔女「愛は無限大よーーーー!!!!」ダダダダダ
赤髪「わああああああああ!!?」
その後遠距離通信機が、当初より遥かにスペック向上したのはまた別の話
おまけ 終わり
226
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/22(金) 23:07:49 ID:3MlJa9kc
せっかく面白いんだからもっと頑張れよイッチ!!
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/26(火) 23:09:40 ID:aZk9j7wI
面白かった。次も期待。
228
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/15(日) 15:50:18 ID:kGF/9K9E
まだか
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/15(日) 18:00:54 ID:4P0Cgyvo
>>228
いまやってます
230
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/16(月) 20:28:22 ID:zzR1xMqc
まってるぞ!
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/17(火) 01:23:48 ID:x7ZVKYUw
>>230
いまやってます
232
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/20(金) 22:30:30 ID:685UlLNU
待ってる
233
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/21(土) 00:26:04 ID:9APF.e4g
>>232
エタったよ
234
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/07/23(月) 22:56:38 ID:hExWqVfE
生存報告 すいません生きてます汗
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/23(月) 23:50:16 ID:b.qfUSdI
イキテルだけで丸儲け!
236
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/07/26(木) 18:04:18 ID:d8pABo3.
来週からまた再開します 亀更新なSSに反応ありがとうございます!
237
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/26(木) 18:43:45 ID:AV7mNds6
>>236
時間がなければ生存報告だけでもええんやで
エタらなければ…
238
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:17:52 ID:nCmiMjmg
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー執務室ー
雪「では改めてまして、ロゼさんそれに筋肉さん狼剣士さん、素材集めありがとうございました」
筋肉「気にしないでくれ俺とコイツは成り行きでついて行っただけさ」
狼剣士「わふ、そう」
ロゼ「じゃが主らがいなかったら我は危うく死んでおったな、寒さには勝てん......」
筋肉「お前はそもそも準備と知識がたりねー」
狼剣士「うんうん」
ロゼ「ぬぐぅ......」
男「あれ、珍しく狼狽えてるねロゼ?」クスッ
239
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:18:29 ID:nCmiMjmg
ロゼ「.........は、反論できんからじゃぁ」
筋肉「はっはっは! 勝負には負けてるが知識では勝ってるようだな俺は」ニッ
狼剣士「わふ、同じく」
ロゼ「う、うるしゃい!」
男「まぁハンターとしてのイロハは追々って事で」ナデナデ
ロゼ「......ぬぅ、覚えとれよ主らぁ......」
筋肉「なぁに俺だって教えてやるよそう不貞腐れんな」
狼剣士「わふ、友達を助けない理由はない」
ロゼ「ぁ......ありがとの」
男「ふっ、仲が良くて良いね」
雪「友がいるのは良いことですよロゼさん」
ロゼ「.........うむ、ああそうじゃ雪よ」
雪「なんです?」
240
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:19:13 ID:nCmiMjmg
ロゼ「我達が取ってきた素材で何をするんじゃ?」
雪「ああ、えっとそれは......」
筋肉「俺も気になるぜ」
狼剣士「............」
男「なんだろねー俺は素材見てわかったけど」ニヤニヤッ
雪「お、おお、男さん!?///」ガタッ
ロゼ「?」
男「雪、素材を取ってきてくれた三人に隠す事か? むしろ恥ずかしがることないよ?」
雪「もう! 女心をもっと考えてくださいよー!///」
ロゼ「!! ほーー」ニヤリッ
雪「うぅ......///」ギクッ
筋肉「?」
241
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:19:48 ID:nCmiMjmg
狼剣士「やっぱり.........<婚姻の輪>だよね?」
雪「.........///」
男「狼剣士正解!」
ロゼ「そう言う名前か」
筋肉「なんだぁそりゃ?」
狼剣士「私達獣人族は想い人が出来たらその花輪を贈るの、それを受け取ってくれれば晴れて番となる。雪さんが知ってるとは思わなかったけど......」
雪「......///」カァァ
狼剣士「素材の花は入手が難しいし、今じゃ廃れた文化......でも兄の世代なら分かってるかもね、私は前に調べてたから知ってたけど」
筋肉「ほぅ......雪さんロマンチックだな」
ロゼ「ええのうええのう! 胸が熱くなるのう///」
男「でもウルフが知ってないとなー」
雪「そ、それは大丈夫です!!」
男「お?」
242
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:20:36 ID:nCmiMjmg
雪「こ、これは......う、ウルフさんが教えてくれました......獣人族にはこういう文化があると......///」
狼剣士「わっふー 朗報」
ロゼ「おお!」
筋肉「じゃあ問題ないな!」
男「そいつは良いね」ニッ
雪「はい!! ですので後は私が......頑張るだけです!! この機会絶対に無駄にはしません!」
243
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:21:11 ID:nCmiMjmg
ロゼ「応援しとるからのぅ」
筋肉「上手くいってもらわないとな」
狼剣士「わふ、吉報まってる」
男「うんうん、よーし俺たちは帰りますか。雪頑張ってね?」
雪「はい!!」
ーよっしゃ修行に戻るぜーー
ーわふー
ーそうだ三人共頑張ったし飯奢ってやるぞ?ロゼが世話になったお礼も含めてねー
ーわふーーーーー!!ー
ーお前は正直だなぁ......ー
ーロゼはこれからお勉強も頑張らないとねー
ーよ、よろしく頼むぞ若人よ!ー
244
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:22:04 ID:nCmiMjmg
雪「.........(皆さん、ありがとうございます)」
雪は彼らの後ろ姿を見送る、ふと、想い人との日々が蘇った
雪「............」グッ
今でも輝いているあの頃に想いを馳せて彼女は静かに拳を握る
己が決意した事をもう一度確かめるように
245
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/02(木) 01:25:09 ID:nCmiMjmg
亀でほんとすいません細々がんばります...
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/02(木) 10:02:02 ID:nu/YZyd.
乙
期待しとるで!
247
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 08:00:10 ID:HMB6IYrs
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー妖界食堂ー
料理人「さぁさぁお待ちどう様ですよ!!」
狼剣士「わっふーー!」
筋肉「うおお!! 美味そうだぜ!」
男「遠慮は良いからな? たらふく食ってくれ」
ロゼ「おかわりじゃあー!!」
男「はやい!?」
248
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:07:47 ID:HMB6IYrs
ーーーーーー
ーーーー
ーー
狼剣士「ケプ......満足」
筋肉「男さんさまさまだぜ......」
ロゼ「うー......もう食えん......」
男「ここは良くウルフと雪で来てた場所なんだ、美味しいのは間違いない」ニッ
筋肉「そういえば男さんはウルフさんや雪さんの先輩だよな?」
男「そうだよ」
狼剣士「わふ、同期かと思ってた」
男「まぁギルドマスターはみんな同じみたいなものだしね」
ロゼ「そもそもウルフはなぜ雪ではなく他の獣人と婚約するんじゃ?」
男「......んー、大人の事情というか何というか」
249
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:08:26 ID:HMB6IYrs
狼剣士「獣人の掟なんだよロゼ」
ロゼ「掟?」
狼剣士「わふ、代々獣人の長となる者は、種を反映させるために同族でしか結婚しないの異種族との出生率が低いのが理由」
筋肉「そんなのあったのか」
狼剣士「過去に......族長となった獣人が異種族と結婚した事があった」
狼剣士「でも跡取りに恵まれず、そのうち族長の座を狙う争いが起こったの」
ロゼ「.........」
狼剣士「少なくない犠牲も出た、それでも何とか治ったけど、争いを招いた当時の族長と婚約者は追放、その後に私と兄の先祖が族長となった」
筋肉「.........経緯が経緯だな......」
狼剣士「わふ、正直兄が掟に従う事に文句はない、でも雪さんと結婚してほしい」
ロゼ「うむ、我もそう思う......あれほど仲が良いのに......」
狼剣士「それに雪さんのお陰で兄も随分優しくなった」
ロゼ「そうなのか?」
250
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:09:09 ID:HMB6IYrs
狼剣士「里に居た頃は野蛮で喧嘩三昧だったよ。お父さんも呆れてた」
男「ははは、懐かしいね、良く丸くなったよホント」
ロゼ「うーん想像できん......」
狼剣士「わふ、兄の振る舞いにお父さんが里から出て行けって言ったのが始まり」
狼剣士「それでここからは兄から聞いたんだけど......」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー雪の部屋ー
雪「.........」
天狗「雪殿? 何を作っているのですか?」
雪「ふふふ、秘密ですよー」
天狗「左様ですか、完成したら是非見せてくださいね」
雪「もちろんです!」
251
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:09:53 ID:HMB6IYrs
天狗「あ、それとウルフ殿の結婚披露宴の日程が決まりましたよ」
雪「.........」ピタッ
天狗「披露宴は一週間後、獣人の里の広場で行われるそうです.........」
雪「そう......ですか」
天狗「.........ご出席されますか?」
雪「.........はいギルドマスター同期ですし」
天狗「分かりましたでは準備の程進めておきます、それでは失礼します」
雪「お願いしますね」
ガチャ バタン
雪「一週間後ですか.........(まっててくださいねウルフさん、私諦める気なんてありませんからね!!)」
雪「(それに諦めない気持ちは貴方から教えてもらったんですから......)」
252
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:10:53 ID:HMB6IYrs
ーーーーーー
ーーーー
ー
ーなぁ、アンタ一人か?ー
ーはい? どうしました獣人さん?ー
ー俺とクエストいかねーか? 良いだろ?ー
ーすみません私もうクエスト受注してまして......ー
ーハァ? 断れば良いじゃねーかー
ーなんで断らないといけないんですか?ー
ーチッ 下手にでてやってんのによ......女はこれだからー
ームッ、獣人さんちょっとその言い方は失礼ですよ......ー
ーアア? 失礼だからなんだよ?ー
ー大体、初対面の相手にそんな態度を取るのが失礼ですー
253
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:11:41 ID:HMB6IYrs
ー......生意気だなテメェー
ーその台詞そっくりそのまま返しますよ?ー
ーほう、表出ろやー
ーええ、いいですよ?ー
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ーはぁ......はぁ......ー
ーくっそ......俺がこんな女に......ー
ーふふ、私の方......が、一枚......上手だったようですね......ー
ー.........悪かったー
ーふえ?ー
ー負けたんだ、素直に謝るよ......さっきは悪かったー
ー潔いのですね......ー
ーうるせい、俺が未熟なだけだ......次は負けねぇからなー
ー.........ふふ、私も負けませんよー
254
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/08/06(月) 21:12:12 ID:HMB6IYrs
雪「(振り返ってみれば、貴方は一匹狼で生意気で......でも......それから優しくなって......)」
ーよぉ......ー
ーあら貴方はあの時の......ー
ー久しぶりだなー
ー.........ええ、お久しぶりですー
ー......早速なんだがアンタ暇か?ー
ーええ、今日は大丈夫ですよー
ーそりゃ良かった、受けたいクエストがあるんだが協力してくれないか? ー
ー.........!!ー
ー......なんだよ変な顔だぞアンター
ー大分口調が柔らかくなりましたね?ー
ーんだよ、可笑しいかよ、アンタに負けてから色々考えた結果だー
ーそうですか、そちらの方が良いと思いますよー
ー/// アンタ 名前は?ー
ー雪と言いますー
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