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男「念願のセクサロイドを手に入れたぞ!」メイド型「膣温は3000度」

1 ◆/7WpKbL.5s:2016/11/21(月) 02:03:27 ID:UNvLn9F6
ポチッ

男「買っちまったー! アハハハハハハッ!……ヒック」グラグラ

(現代科学が産んだ究極的に非生産なテクノロジーの結晶――)

(――セクサロイドォッ!!)

男「ぶっちゃけどんな性癖も笑顔で、あるいは苦悶の表情で、あるいは憐憫の眼差しで貫いたり受け止めてくれたりする機械のパートナーを……ゲフゥ」

男「格安のお値段で! (1万円ポッキリ!)」ヒック

男「衝動的に! (今月もクッソ厳しいのに!)」ゥィー…ヒック

男「めくるめく夜の性活のはじまりだぜー! ヒャッホー!」

ボフッ

男「……あ゛ー布団冷たくて気持ちイイな〜」ゴロ

男「明日はもっと気持ち良くなっちゃうな〜グヘヘ〜」ゴロゴロ

男「鉄面皮クールだけど〜夜は思わず頬染めちゃう感じの〜メイドさんと〜」

男「あぁぁんなことしたり、こぉぉんなことしたりしてもらったりの直結して前後で上下で〜……ウップ」ゴロ…

男「んが……ぷひゅー……」

男「むにゃ……グヘヘ……」スピー

408 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 08:27:07 ID:jM2WmwsM
――――

男「勘弁してつかぁさい……降ろしてつかぁさい……」プルプル

メイド型「申し訳ございません。最後の跳躍は2回に分けて衝撃をやわらげるべきでした」

男「いやそういうことじゃないんですよ……頼むから降ろして……」

メイド型「……はい」スッ


男「…………」


男「いやここマンションの屋上じゃん」

メイド型「はい。最短距離はこちらでしたので」

男「せめて顔を見られないように手で覆ってたらエラいことになってた」

男「……どうしよう、普通、屋上のドアとかって鍵かかって――」

―ガギャァッ

メイド型「開きました」

男「どう見ても開けたよね。回らないノブ回した音だよね」

409 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 08:32:38 ID:jM2WmwsM
――――

―ガチャッ

男「ドアは管理人さんに言って弁償するとして……っしょっと」ヌギッ

メイド型「…………」―バタン

男「……さっきもあった妙な気配ってやつ? ただいまー」

メイド型「お帰りなさいませ、御主人様」ペコリ

男「おっ、はいはいただいま。同じ感じの?」

メイド型「……はい。再び知覚範囲の内側で……やはり前触れも無く現れました」

男「……んー」

男「メイドさんの仲間ってこと、あるかな」


メイド型「…………」

メイド型「私と同型であれ、何であれ」

メイド型「御主人様を害する危険性があるものは……すべて排除します」

男「でもさ、メイドさんと同じで色々と問題はあれど親しみやすいセクサロイドかもしれないでしょ?」

410 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 08:33:22 ID:jM2WmwsM
――――



― ズ ッ …… !



――――

411 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 08:34:45 ID:jM2WmwsM
メイド型「――強力なエネルギー波をキャッチ」ザッ

男「え」

メイド型「……こちらへ『染み出して』来ます。私の後ろから一歩も動かないでください」ジジッ…

男「染み……? 危機は去ったんじゃ」


―バヂィッ !!


男「ハァッ!? 何何何!? か、雷!? 室内で!?」


―バヂッ…バヂヂッ…バリバリッ――

― パ キ ー ン …


― ズ ッ …… !



男「え゛っ」

男「何も無い……空中から……」

男「白銀の……機械脚……?」

412 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 08:40:53 ID:jM2WmwsM

― ズズッ …… !


メイド型「…………」ジャギッ――キュィィン……


男(どんどん出てくる……)


― ズズッ …… !


男(白を基調にしたボディに――発光する黄緑色のスリット……?)

男(明らかに人型――2mはある……)

男(関節部は最低限の露出――後はほぼほぼ鎧みたいな装甲が全身に……)



― ズッ ――


―ベギャッ!
―ズシィン…


男「フロォォォォリングがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」ァァァァァ

413 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 08:51:08 ID:jM2WmwsM
男「めっこし凹んだ……いや踏み抜かなかっただけマシなのか……いや敷金で足りるのかコレ……」



―プシッ



男「……ぷしっ?」


―ヴィィィィィ…


男「き、機体が開いた……! まさか人が乗ってるのか……!?」




「うっぷ……」




男「…………」


男「こ、子供……?」

414 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 08:54:55 ID:jM2WmwsM
―サラァ


男「キラッキラの金髪のロングに……」


―ピコッ


男「長く鋭く尖った……耳……」


男「…………」


男「ん?」


男「……長い、耳?」

415 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 09:07:04 ID:jM2WmwsM

スゥゥゥゥ―



「……くっっさい」…ォェ



「超くさい……嗚呼、鼻が曲がりそう。何ココ? 家畜小屋か何か? 不快だわ」スンスン

『姫サマ、申シ訳アリマセン。マダ座標計算ノ途中デシテ……』

「聞き飽きたわポンコツAI。着いておいて今更何を計算するのかしら。……くさい」

『デスガ瞬間転移ハ確立サレテ間モナイ……アヤフヤナ理論デシテ。姫サマノ身ノ回リノ安全ガ確保デキルマデハ――』

「くっさい。……身の安全、ね。じゃぁ彼らは安全でいいのかしら?」ビッ

『――ハイ?』


メイド型「…………」ジーッ…

男「え? ……エルフの……チビっ娘……? え……?」チラチラ

416 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 09:07:38 ID:jM2WmwsM
ここまで

417 ◆/7WpKbL.5s:2017/06/18(日) 09:09:23 ID:jM2WmwsM
>>401
細かく読んでくれてありがとう
長々能力解説してると鬱陶しいかなと思ってそういう箇所バッサリ切っちゃってるんで、大体こんなんだよ

メイドさんはセクサロイドなのでエッチな技術、知識は無限に集める習性があるよ
でも調教える為の愉しみが減ってしまうので、勝手な情報収集はご法度。すべて許可が必要だよ
だけど『同意』を得てしまっているので、すべて許可済みになっているよ
緊急停止する以外方法が止める方法が無いよ
そして>>336で、メイドさんが検索、もとい電子ハックした際にネットワーク上で知りうる合法エロスはすべて把握済だよ
男の予想通りに当初動いていたけど、パッケのメカゴジラと目が合ってしまって心変わりしたよ
いっぱいある怪獣映画から5本を選び出すメイドさんの表情は隣にいた1本だけ借りていいと言われた子供と同じくガチな表情だったよ

嘘です
後付けです
ノリと勢いで書いてるから結構な頻度で>>1はやらかします
1兆度の炎とか出てきても許してください

418以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/18(日) 09:35:54 ID:eSF.Eewg
遂に比較対象が宇宙恐竜に…。

メイドさんはどこからきてどこへイくのか。
管理人さんはいつやってきてどのようにイくのか。
ゆめはふくらむね。

419以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/18(日) 09:40:27 ID:kaZxlUUY
胸も膨らむね

420以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/18(日) 11:19:38 ID:aReSSm0o
嘘つけ
一番膨らむのは股間だろ

421以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/18(日) 11:49:25 ID:eSF.Eewg
むねはいくらふくらんでもいいです(迫真)。

422以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/18(日) 15:05:48 ID:6cjABoQU
男の元に大中小のおっぱいが集まり、物語がはじm乙

423以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/18(日) 16:16:08 ID:51HoU2P2
男が謝りに行くことで勝手にチャンスが舞い込むことになった管理人さん

424以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/19(月) 16:04:07 ID:B6RWHQio
部屋の床べっこしやるレベルの失態を聞いて、チャンスなんぞと前向きに転化できるものだろうか

425以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/22(木) 08:11:15 ID:ItKdGw8M
楽しみにしてる乙。

426以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/28(水) 19:11:43 ID:NQoXaZJ.
どしたぁー!たちあがれ管理人サーン!!(ぇ)

427以下、名無しが深夜にお送りします:2017/06/28(水) 21:00:56 ID:NQoXaZJ.
余談だが平成シリーズのゴジラVSメカゴジラは、オープニングが本編。

428 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 01:42:04 ID:o9J9ER8Y
「…………」ジロッ

男「めっちゃロボット喋ってる……ジャーヴィス感ある……でも社長じゃなくてエルフが乗ってるよ……」チラチラ

「……フン」タンッ―

―ストッ

『姫サマ!? 安全確認ガ取レルマデ機体カラ――』
「黙りなさい」

「誰がどう見てもヒューマン」ビッ

「誰がどう見ても非武装」ビッ

「それにこの距離でワタシを守れないほどポンコツなら、スクラップにしてお城の建材にするから」ビッ

『ソンナ乱暴ナ!?』

「ねぇそこのヒューマン」

男「産まれて初めてヒューマンとか言われた……」

「メイドを従えているってことは、あなた上級奴隷市民よね?」

男「………………ど、奴隷?」

429 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 01:47:09 ID:o9J9ER8Y
「見れば分かるかもしれないけれど、ワタシ達今とっても困ってるの」

男「俺もフローリングべっこしいって超困ってるんですけど……」

「ここがどこか教えて。それから近くにエルフの魔装士がいるなら会わせてちょうだい。すぐに」

男「ま、マソウシ……? 魔導士じゃなくて?」

「……ハァ、いないなら馬でも鳩でもいいから王都へさっさと連絡なさい。『ワタシは無事だから心配無用』とね」ハンッ

男「いや、あのですね。そもそもあなたは誰という――」

「それからこの家で一番清潔で大きい部屋を貸して、ここはくさいし。清潔な服もあるだけ持ってきて欲しいわね」

男「えっと、まさにこのべっこし床がイッちゃってるリビングが一番大きい部屋だしくさいって君――」

「お風呂も入れて欲しいわ。温度はぬるめで……ワタシが合図したら強く焚きなさい。ああ、そうね。安物でいいから香油を少し垂らして」

「食事は一日5回。量は少なめよ。間違っても多く盛らないで。お肉は嫌いだから用意しなくていいわ。代わりに新鮮な魚をお願い」

「調理方法は任せるけど、ワタシは焼くより煮た魚の方が好きよ。塩加減は控えめで、香辛料が多めだとなおいいわね」

男「あの――」

「マッサージは……そこのメイドに頼むからアナタはワタシに触れないで、くさいし。お風呂に入る前と後で1回ずつ、寝る前に軽く1回お願い」

「あと朝は起こさないで。ワタシ、寝起きはとっても機嫌が悪いの。3回手を叩いたらメイドを寄越しなさい。朝の支度を手伝ってもらうから」

「……とりあえずはそんなところかしら。まぁ、尽くしてくれたお礼は王都から適当に出すから、全力でワタシをもてなしなさい。いいかしら?」フンッ

430 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 01:57:40 ID:o9J9ER8Y
男「…………」

「分かったらさっさと準備しなさい。……ココ、妙に汗ばむし、湿度が高いし、くさいわ。不快だからさっさと湯浴みしたいの、……くさいし」

男「嫌です」

「…………」…パチクリ

「………………」

「……………………」

「アナタ。今、何て言ったの」

男「嫌、です」

「…………」

男「まず、俺が君に従う必要が無い。奴隷とやらでもないし」
                         「御主人様です」ボソ

男「困ってるなら助けたいとは思うけれど、とても人にものを頼む態度じゃないし」
                         「……排除します」ボソ

男「土足だし、フローリングはめきょってるし、くさいくさい連呼するし、って言うか――」

男「――ぶっちゃけ俺はメイドさんで手一杯なの! これ以上は色々と手に余り過ぎるの!」
                         「…………………」

431 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 02:06:25 ID:o9J9ER8Y
「……逆らうつも――」

男「いいかそこの傲慢でクッソ生意気なチビッ娘エルフ!」ビシッ

「――なッ……!?」ピキッ

男「ただでさえファンタジー要素MAXな上にロボットまで激盛りしやがって!」ビシッ

男「しかも多分――ってか十中八九異世界から来たろ君! 何でも足せばいいってもんじゃないんだぞ! 好きな絵具全部混ぜたって黒にしかならないんだよ!」

「何言ってるか分からないけれど……! アナタ、ワタシを侮辱してるわね……!」フルフル

男「自宅適度に破壊されて上から目線で話されたら誰だって腹立つに決まってるだろうが! 謝れ! そして元の世界に帰りやがれ!」

「――ッ」プクーッ…

「…………」


「……いいわ」

「AI」

『計測器ノ故障デショウカ……付近ニ巨大ナエネルギー波ガ……』

「ポンコツAI!!」

『ハッ、ハイイッ!』

432 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 02:13:12 ID:o9J9ER8Y
「そこのヒューマン……」

「ワタシに向かって、攻撃的な態度を取ったわ」

『ハイ』

「不敬罪よね?」

『……ア、アノデスネ、タダデサエデリケートナ法ノ解釈ヲ無闇ニ広ゲルノハデスネ――』

「 不 敬 罪 よ ね ? 」ニッコリ

『…………ソウナリマス、ネ』

「そう。ならさっさとそこの2人を眠らせて」

『……ハイ』キュゥンッ―

「ねぇ、くさくて無礼なヒューマン」

男「あァッ!?」

「アナタ達、2人ともワタシがいいと言うまで牢獄暮らしよ。……いいと言うつもりも無いけど」クスッ

男「何て堂に入った邪悪な笑みなんだ……」

「勿論財産は没収だし、この家は好きに使わせてもらうわ。……くさいから、後で更地にして別荘でも建てようかしら」

メイド型「…………」キュィィィィン…

433 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 02:26:02 ID:o9J9ER8Y
「フンッ。アナタ達、眠りから覚めたら……ここより狭くてくさーい部屋なんだから」


「エルフに逆らったことを後悔しながら余生を暮らすといいわ」


『……暴レナイデクダサイネ』


「――おやすみなさい、愚かなヒューマン達」ハンッ


―パシュッ

フッ―




「…………」

『…………』

男「…………」

メイド型「…………」―ィィィィン…

434以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 02:39:21 ID:mVvwooFg
殺っちゃっていいよメイドさん

435 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 02:43:43 ID:o9J9ER8Y
「ポンコツAI。何をやってるの? さっさと麻酔弾を撃ち込みなさい」

『……イエ、ソノ、間違イナク撃チマシタ。タダ――』

「電子脳どころか機体までポンコツなの? お城の尖塔の避雷針にその脳ミソぶっさしても構わないの?」ピキピキ

『ヒェッ! 撃チマス! 撃チマスヨ!』

―パシュパシュパシュパシュッ

フッ―バヂッ―

『――ナッ!? コッ……コレハマサカ……ッ!』



メイド型「……パターン解析、広域スキャン完了」バヂヂッ…


メイド型「――三度目はありません」パッ―


ポロッ…ポロポロ…

―キンキンッ…カランッカランカラーン…

「……ま、麻酔弾が何故メイドの手の中から……ハッ!?」

436以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 02:48:31 ID:Z8SF3jrk
さすがメイドさん

437以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 02:54:37 ID:8/3yLnDM
このSSは巨乳のためのオッパイSS

貧乳はタヒ。

管理人さんのアパートを破壊した罪で

『 judgment!』

438 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 04:55:31 ID:o9J9ER8Y
メイド型「…………」キュゥゥン―ジジッ…

「…………ヒュ、ヒューマンじゃ……ない……?」


メイド型「…………」ジジッ

メイド型「私はヒューマン――人間ではありません」キュィィィ―

メイド型「私は御主人様が満足のできる夜伽をする為に生み出された機械……」ガキョンッ―

メイド型「全局面対応人型汎用官能素体――」ガキョンッ―


メイド型「 セ ク サ ロ イ ド 」


メイド型「――なのですから」プシー…

439 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/03(月) 04:56:05 ID:o9J9ER8Y
ここまで

440以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 07:23:55 ID:AviiA8nQ
へぇ、最近は官能素体と書いて決戦兵器と読むのか知らなかったよ(白目)

441以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 07:50:04 ID:mVvwooFg

メイドさんすげぇドヤ顔してそう

442以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 08:23:30 ID:dzlmsfSs
ありとあらゆるプレイ(地球滅亡含む )が楽しめる完璧なセクサロイドだからなぁ

443以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 08:39:09 ID:dHLWLReA
あまりにも一方的な戦闘はレイプって言うしな

444以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 10:43:50 ID:b0/rl4Rg
歩く大量破壊兵器さんの全力で戦った上で押さえ込まれてレイプされたいみたいな要望にもガッツリ答えられるな

445以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 10:53:27 ID:fvrYmrdI
官能素体ってなんなんだよ…

446以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 16:36:08 ID:.qfFVX2E
汎、用……?

447以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 22:39:02 ID:mVvwooFg
あらゆる戦場において最高のパフォーマンスを出すことを汎用と呼ばずしてなんと呼ぼうというものさ

448以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 22:47:38 ID:cXynrC9s
ベッドでのパフォーマンスが最低レベルなんですけど…

449以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/03(月) 23:18:38 ID:2IhyGzE6
最高の快楽は約束されてるよ!
……ただ味わうと確実に死ぬだけで

450以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/04(火) 08:06:18 ID:ju.sEjBk
???「わっちに触れるとナニがもげるぞ?」

451 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 03:48:24 ID:s4OiNt.U
「セ、セクサロイド……? 夜伽……? このメイドは一体何を言っているの……!?」

―ギリィッ

「エターナルメイデンッ!」

エデン『――ハイ』

「あのメイドを第一級危険機械強姦体に指定ッ!」

エデン『――ハイッ』

「無力化しなさい! 《あらゆる》手段をも」
エデン『ッ!? 姫サマッ!』―フォンッ!


―ガギャァッ


メイド型「三度目はない、と言ったはずです」ギギギギ…

エデン『ナ、何ト言ウパワー……! シカシ、姫様ニ指一本触レサセル訳ニハイキマセン……!』ギッ…ギシィッ

ベキッ…バキッ…

男「床がァァァァァァァ!!!」

男「メイドさん手四つで組むのはいいけど相撲取っちゃ駄目ッ! 何も破壊しない方向でお願いします!」

メイド型「かしこまりました」グンッ

452 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 03:51:55 ID:s4OiNt.U
エデン『ウ、浮カセラレッ――』

「《マナバースト》ッ! 近距離兵装のロック全解除ッ! やってしまいなさい! エターナルメイデンッ!」

キュイン―

エデン『――《障壁》展開。対象ヲ立体包囲、機導――《超凄月光拳》』

―カァオッ!

「アハハハハハハハハハッ!! ざまぁないわ! アレが機導したらもう終わりよ! アンタのメイドは光の粒に、なって……」

「消え……て……」


メイド型「――《解析》も《広域スキャン》も終わっていると」バギッ―

メイド型「そう伝えたはずですが」ボギャッ―ブヂィ…


「メイデンの……腕が……腕が……根元から……もがれて……」カタカタ…


エデン『両腕ヲ破損――ジェネレーター出力低下――ウィルス検知……駆除――失敗、隔離――失敗。権限消失……』

エデン『姫サマ……申シ訳、アリ、マセ……ン……』ヒュゥゥゥゥン…



男「何これ」

453 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 03:57:04 ID:s4OiNt.U
――――

男「…………」

メイド型「…………」

「…………」

エデン「…………」

男「……分かってもらえた?」


「……つまりここはエルフォークではなくて」

エデン『隣リ合ッタ全ク別ノ世界ナノデスネ』

男「理解が早い」

「……ヒューマンが世界を動かしてるなんて俄かには信じがたい話だけれど」…チラ

メイド型「…………」

「『こんな』のが家庭用に配備されてるんじゃ、信じざるを得ないわね」ハー

男「……違うけど、違わない。触れたいけど、触れない」

「ハァ? ……まぁいいわ。2つだけ質問させて」

男「どうぞ」

454 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 04:01:41 ID:s4OiNt.U
「まず、エルフはこの世界にいるの?」

男「いない。お伽話や創作の中でしかお目にかかれない」

「……そう。次が一番重要な質問よ。正直に答えなさい」






「この世界に、『オーク』はいるの?」






男「いないいない。同じく空想上の生き物だよ」


「……そう」ホッ

455 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 04:05:24 ID:s4OiNt.U
男「異世界転移した割りには落ち着いてるもんだな」

「フン。存在は示唆されていたし、魔学的な証明もされていたもの。……辿り着く方法が無かっただけ」

エデン『新装備ノ空間跳躍装置デ、マサカ次元ノ壁マデ超エラレルトハ……』

「失敗はしたけれど大収穫よ。スクラップにならなくて良かったわねメイデン」

エデン『……本当ニ良カッタデス、姫サマ』


男「……あのさ、そっちのロボットさんの名前は分かったんだけど」

男「君の名前は?」


「……ワタシを知らないヒューマンはアンタが初めてよ」ハァー…


―バッ

「ワタシの名前は姫エルフ。エルフォークの支配者たるエルフ――そのエルフ王国の正統なる継承者こそ ワ・タ・シ」フフン

エデン『私ハ姫サマノ従戦闘貞装体、エターナルメイデン。気軽ニ【エデン】トオ呼ビクダサイ』

姫エルフ「さぁ、ひれ伏しなさいヒューマン」ドヤァ…

男「ひれ伏さないわ。お前んとこの王国の威光ここまで届いてないんだからな」

姫エルフ「ワタシをお前呼ばわり……!? 奴隷の癖に――チッ、奴隷じゃないなんて何てやりにくい……!」カジカジ

456以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/13(木) 04:07:50 ID:19y6hR5Y
急展開なのに違和感が無いのは何故だろう...

457 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 04:08:00 ID:s4OiNt.U
男「まぁ事情も分かったし、争う理由も無くなったし」


男「帰ってくれませんかね」

姫エルフ「嫌よ」

男「帰れ」

姫エルフ「ワタシに命令しないで」

男「床を直して俺達に謝った後速攻で帰れ」

姫エルフ「何で命令3倍になってるのよ! これだからヒューマンは……!」

男「こちとら麻酔弾撃たれた上にメイドさんは消されかけたんだぞ! もっとすまなさそうにしろよ!」ゴォォォッ―

姫エルフ「こっちだってメイデンの腕もがれてるのよ!? しかも両方! ご丁寧に動作プログラムまでズタズタにしてね!」ゴォォォッ―

エデン『イエ、私ハ修理スレバイイダケデスシ……ドチラカト言エバ我々ニ非ガ――』
姫エルフ「ポンコツは黙ってなさい!」

エデン『申シ訳アリマセンッ!』

姫エルフ「…………」

姫エルフ「まぁ、非が無いとは言わないわ。……0.03%くらいは悪かったかも」

男「お前謝る気あんのか」

458 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 04:26:56 ID:s4OiNt.U
姫エルフ「だからこの小さくてくさくてまるで家畜小屋みたいな家の床はキレイに直してあげる」

男「前半聞かなかったことにしてやるからさっさと直せ」

姫エルフ「そこで1つ提案するわヒューマン」

男「……何を?」

姫エルフ「床を《直す》のにも、元の世界へ《帰る》のにも《マナ》が必要なの」

姫エルフ「メイデンは大気中に漂う《マナ》を取り込んで、効率よく《マナパワー》に変換する優秀な機能がついているから――」

エデン『姫サマ、ソノ件ニツイテゴ報告ガアリマシテ――』
姫エルフ「 ワ タ シ が 喋 っ て い る 間 に 口 を 挟 ま な い で 、メイデン?」ニッコリ

エデン『申シ訳アリマセン……』

姫エルフ「そのチャージに、そうね、大体3時間位かかるわ」

男「ふーん」

459 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 04:35:26 ID:s4OiNt.U

姫エルフ「だからお風呂を沸かしてちょうだい」

男「ほーん」


男「……はい?」

姫エルフ「埃っぽいし、汗もかいて、おまけにくさくて不快だし、このまま待つなんて嫌よ」

男「はい?」

姫エルフ「3時間もあればお風呂に入った後に、髪を乾かせる時間も十分にあるし……名案でしょ?」フフン

男「何が?」

姫エルフ「文明レベルも相当高いみたいだから、どうせお風呂くらいすぐ沸かせるでしょう」

男「1ボタンだけど?」

姫エルフ「それともヒューマンには客人をもてなす位の礼儀も無いのかしら?」


男「――――」

460 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 04:52:58 ID:s4OiNt.U
男「言わせておけばこのクソチビエ――あっ」


メイド型「…………」(ピキッ―ピキピキッ―)


男(あコレ表情変わらないけどこれ絶対怒ってるやつーッ!)


男「沸かすから待っててね!」パァッ

姫エルフ「あら♪ 聞き分けがいいじゃない。最初からそう従順ならアナタもカワイイのにね」

男「うんカワイイカワイイー。あ、メイドさんも手伝ってもらえるかなー?」


メイド型「…………」スッ


メイド型「かしこまりました」

男「じゃぁそこの給湯ボタンを押してくれるかなー?」

メイド型「…………」―プッ、オユハリヲシマス…

男(いかん。切り替えろ。Survive。とにかく生き残ることだけ考えるんだ)

男(――心を無にしてもてなせ、俺――)

――――

461 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/13(木) 04:53:32 ID:s4OiNt.U
ここまで

462以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/13(木) 06:06:56 ID:e.TKxAJ6
どのみち戸籍上存在しない相手だ、解体して構わん

463以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/13(木) 09:05:37 ID:wAnByum.
何も見なかったことにして何も見えないくらいに原子分解した方が世の中と男のためだと思うんだがどうですかねメイドさん

464以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/13(木) 09:27:55 ID:NZZfZGbY
おいおい新しいセクサロイドが転がり込んで来たじゃないか

465以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/13(木) 15:21:54 ID:/xmJRb4w
姫エルフにも穴はあるんですよね…

466以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/13(木) 18:49:05 ID:5gpzsh5E
これはエルフ姫はオシリペンペンの刑ですな

467以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/13(木) 21:29:24 ID:bb2TJiDM
セクサロイドによる全力のお尻ペンペンとな?

468以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/13(木) 22:59:12 ID:.UO5aJcs
>>466何言ってるんだオシリパコパコの刑だろ

469以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/14(金) 15:57:55 ID:LMhPUapI
じゃ間とって私がオシリパコパコされながらエルフのお尻を私がたたけば問題解決ですね

470以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/18(火) 10:18:25 ID:Xa3muHig
エデンちゃんかわいい

471以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/18(火) 16:16:28 ID:S3EOH9aM
続きを是非とも所望する!! 乙

472以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/20(木) 01:59:13 ID:/NbmroE2
可愛くもないエルフなんかより、大家さんやメイドさんとイチャイチャしてほしいよぉ( ; ; )

473以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/30(日) 16:50:48 ID:eavzSt/w
どうか続きを…!!

474 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/31(月) 01:20:02 ID:uYOtha1E
期間空いてごめん。短め

475 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/31(月) 01:21:01 ID:uYOtha1E
――――

姫エルフ「……嘘でしょ」

男「何がだよ」

姫エルフ「こんな、クローゼットより小さい空間がお風呂だって言うの?」

―カポーン

男「1人暮らしでバストイレ別がどんだけ恵まれてるか2時間位サラリーマン給料事情踏まえて講義してやろうか」

姫エルフ「お風呂とトイレが一緒……? これより下があるのね。やっぱり奴隷は他世界でも奴隷なのねぇ」ハン

男「Survive……サァァァヴァイヴ……」ピキピキ

姫エルフ「まぁいいわ。小さくて若干くさいけれど、綺麗にしてあるみたいだし、贅沢は言えないもの」

男「ハァ……香油はないけど、きき湯入れてやるからそれでガマンしろ」

姫エルフ「キキユ?」

男「入浴剤。ちょっとお高いんだぞ」ザー

姫エルフ「……あら、いい香りじゃない」スンスン

男「いつもの倍量入れた。……んじゃごゆっくり」ヒラヒラ

姫エルフ「待ちなさい」ビッ

476 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/31(月) 01:22:02 ID:uYOtha1E
男「ん? ああ。バスタオルはここに置いとく。体洗う小さいタオルはこれ使え」ホイ

姫エルフ「違うわ。髪を洗いたいから、あの危険なメイド以外のロイドを呼んでちょうだい」

男「……は?」

姫エルフ「さっきのは戦闘用でしょう? あれだけ高機能なメイドロイドがいるのだから、身の周りを世話するメイドロイド位いるわよね」

男「ねぇよそんなもん」

姫エルフ「…………」

姫エルフ「じゃぁワタシはどうやって髪を洗えばいいのよ!」フーッ!

男「知るかよ! ってか自分で洗えばいいだけだろうがよ!」


姫エルフ「……ないもの」

男「何?」

姫エルフ「自分で洗ったことないもの! ワタシは湯船に浸かるだけで洗うのはメイドが全部やってくれたんだもの!」

男「マジかよ……マジで姫っぽいこと言い出したよこいつ……」

姫エルフ「ぽいじゃなくて姫よ! 最高権力者にいずれなる正真正銘の姫よ!」フンッ!

男「えぇ……じゃぁ、仕方ないからメイドさん呼ぶ」
姫エルフ「メイデンのアームを握力で潰しながら引き千切った腕でワタシの髪を洗わせる気!? あなた正気なの!?」キーッ!

477 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/31(月) 01:23:59 ID:uYOtha1E
男「んなこと言われてもなぁ……じゃぁ自分で洗いなよ」

姫エルフ「できないって言ってるじゃない!」

男「……じゃぁ俺が――」

―ピンポーン

男「っとっと」

姫エルフ「ちょっとどこ行くのよ!」

男「そこで待ってろ。宅急便来たかもしれないから」

姫エルフ「何だか知らないけどワタシより優先するべきことじゃないでしょ!」

男「不在者連絡票入れられたら業者と俺にとって不幸だから最優先」ヒラヒラ

―スッ
メイド型「御主人様。お客様のようです」

男「お、出ないで待ってってくれたのね。正解。助かるよ」

メイド型「…………」ペコリ

ピッ

男「はいもし――え゛っ」

管理人『こ、こんばんは……。か、管理人ですけど』オズオズ

478 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/31(月) 01:26:29 ID:uYOtha1E
――――

管理人(だ、大丈夫よ私。何度も予行演習したじゃない)

管理人(どんな対応が返ってきても平気、へっちゃら! ファイト! 私!)フンス!

管理人(とにもかくにもこのみかんを渡して、それから手料理)

管理人(みかん。手料理。おかずを届ける関係へすてっぷあっぷ!)フンス!

管理人(そして……それから……それから……!)ゴクリッ

――――

479 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/31(月) 01:27:49 ID:uYOtha1E
男(管理人さんが何で……!? ――あれか。やっぱさっきすげぇ音したのガッツリ聞こえてたとか!?)

男(何て言い訳すれば……あ、映画! 映画のせいにすりゃいい! 便利だな映画!)


姫エルフ「……今、女の声がしたわね」ニョキッ

男「お前脱衣所で待ってろって言っ――」

管理人『だ、脱衣……?』ボッ

男「あぁいえいえいえ! こっちの話で管理人さんは関係な――」

姫エルフ「……なるほどね。ワタシにメイドを使わせたくなくてイジワルしてたってわけね」ハンッ

男「違う。メイドはいない。髪洗うの何とかするから今は黙っててくれ!」ボソボソ

姫エルフ「メイドを隠してるのはこっちの部屋かしら。いると分かったなら使わせてもらうわよ」テクテク

男「バッ――そっちは玄関――」

ガチャッ

管理人「ここここんばんわ! あの実家から送られてきたみかんが――」

管理人「――へ?」

男「Noooooooooooo!!」

480 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/31(月) 01:28:36 ID:uYOtha1E
姫エルフ「……何て大きい胸なのかしら」シゲシゲ

管理人「す、すみません?」アセアセ

姫エルフ「まぁいいわ、あなたをワタシの世話係にしてあげる」ビッ

管理人「せ、世話係……? 男さん、この子は一体……」


管理人「あ、アレ……?」

管理人「金髪……で……白のスクール水着?……で……」



管理人「お耳が長くて尖ってる……?」



男(Oh my god)

481 ◆/7WpKbL.5s:2017/07/31(月) 01:29:10 ID:uYOtha1E
ここまで

482以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/31(月) 01:31:43 ID:ZHzb5njM

管理人さんキタコレ

483以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/31(月) 03:04:07 ID:7LIqxTp6

おいメイデンこのバカ姫なんとかして抑えとけ

484以下、名無しが深夜にお送りします:2017/07/31(月) 05:07:28 ID:3BsKLdO2
バカじゃない、おバカだ

485以下、名無しが深夜にお送りします:2017/08/15(火) 23:51:45 ID:z6JA.x0s
マダー?

486 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 02:51:57 ID:l7sT2sow
―キィンッ―
―0.0

男(な、何故だ……! 何故こうも俺にとって不利不幸なことばかり起こるんだ……!)

男(管理人さんの不信感はもうセクサロイド事件で限界ギリギリか、あるいはちょっと溢れてるまであるんだぞ……!)

男(それに加えて異世界から来たエルフとか……! 信用されたって信用されなくたって大問題……!)

男(あのクソチビエルフの外見はいいとこ小〇校高学年〜中〇1年生のそれ――いや、捉え方によっては小〇3、4年までの幼さのそれと言っても過言ではない!)

男(そんな『女の子』を家に連れ込んだあげく、白スクとエルフ耳をつけてコスプレさせてるとなれば……!)

男(マンションを追い出されるどころか、新しい住所が刑務所になっちまう……!)

 0.2

男(――しかし、この肝心なタイミングでメイドさんのフォローが無いってのは――)チラ

男(――!?)

メイド型「…………」

男(――そうか! メイドさんの位置は俺とメイデンの中間地点……! おまけにメイデンから視線をはずしていない……!)

男(つまり俺を『守護って』いるんだ……!)

男(脅威を廃したとはいえ、まだ未知なる力に対して警戒を怠る訳にはいかない――)

男(――管理人さんとの関係をフォローするより、主人の生命を第一優先事項とした結果故か……! メイドの鑑よ!)

487 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 02:54:39 ID:l7sT2sow
男(――なら、この問題は俺単身で解決するしかない……!)

男(冷静に分析するんだ。見られてしまったことと、知られてしまったことを把握すれば――)

男(――必ず突破口が見えるはずだ……!)

 0.3


男(幼い女児――白スクに長耳――自宅にいる――横柄な態度――)

男(――――)


 0.4

男(――!)

男(見えた……ッ! 反撃の糸口……ッ! ある……ッ! まだ死んではいない……ッ!)


男(――俺の安全地帯はそこにある……ッ!)


 0.5―


男「――フンッ!」―ガシィッ!!

姫エルフ「もがーーッ!?」ジタバタ

488 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 02:56:20 ID:l7sT2sow

男「姪です」キリッ

489 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 02:57:19 ID:l7sT2sow
管理人「め、姪っ子さんですか……?」

男「ええ、姉の子供でして」

姫エルフ「ふはひ! ふぉうふはひ! ふへふ! ふぁふぁはふぁふぃふぇふぉふぇひ!」ジタバタ

男「ちょっと黙ってろ」ボソ

男(管理人さんの優しい性格につけこむようで心が痛むが……ファンタジーな言い訳が通じない以上、止む無しだ!)―ズキンッ

管理人「妹さんがいることは存じてましたけど……お姉さんもいらっしゃったんですね」

男「はい。います。……多分」ズキズキ

管理人「多分?」

男「いえ絶対にいますよ! いまくりますよ姉!」アセッ

管理人「た、たくさんお姉さんが……?」

男「ああ、いえいえ! 1人です1人です!」

管理人「は、はい……?」

490 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 02:58:14 ID:l7sT2sow
男「……で、ここからが本題なんですけれども……」ヒソ

管理人「は、はひっ!?」―ドキッ

姫エルフ「ふぁひほう! ふふぁひっへふぃっへふへほっ!? ふはい! ふふぁい! ふぉうふはい!」ジタバタ


男「――この子、プチ家出してまして」

管理人「プチ、家出……ですか?」

男「はい。プチ家出です」

男「見れば分かると思うんですけど……髪をキンキラ金に染めてまして……」

管理人「そ、そうですね……まるで地毛みたいにキッチリ染まってますね……あ、眉毛も……」

男「――趣味のコスプレにハマるあまり、ここまでやってしまったようでその」


管理人「――――コ、コスプレ……ですか……?」


男「はい。多分ファンタジー作品だと思うんですけど。ほら、この耳とかエルフっぽいような――や、自分はよく知りませんけど」

管理人「そ、そうですね。じゃ、じゃぁその服装もスクール水着とかではなく、何かの作品の……?」

男「そうじゃないかと。や、自分はよく知りませんけど」

491 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 02:59:52 ID:l7sT2sow
―ハッ
管理人「じゃ、じゃぁひょっとしてその……姪さんはご両親とそれが原因で喧嘩して……!」

男( ―― 通 っ た ! )


男「その通りです! その通りなんです! それで家を飛び出してきてしまって!」

姫エルフ「ふふぁひっへ……ふはふひへ……ひふぁふぉほふふぁっへ……ふはひ……」クテェ…

管理人「それで男さんの家にプチ家出してきたんですね……!」コクコク


男「……理解されないって、結構つらいじゃないですか」フッ

管理人「――!」ドキ

男「それが過ちだと分かっていても、譲れない思いが先行して親と衝突するのって誰しもあると思うんですよ」

管理人「――!!」ドッキィ

男「自分が学生の時に、そういうこと聞いてくれるお兄さんお姉さんがいたら――って思ったらほっとけなくて」

管理人「――!!!」ズキューン

男(何かそれっぽいこと言えてる気がする! 俺の良心がゴリゴリ削れてる音するけどしゃーなし!)ズキズキ

男「だから、ほとぼり冷めるまでうちに置いて、姉夫婦の家に帰そうかなと」

男「……駄目ですかね?」

492 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 03:01:31 ID:l7sT2sow

管理人「大丈ー夫ですっっ!」キラキラ

男「おわっ」

管理人「全然おっけーですっ! それに男さんのその思いやりっ! 姪さんにきっと届いてると思いますよっ!」ブンブン

男「そ、そうですかね?」ギュー…


管理人「……あの、ところで何故口を押えて……?」

男「いやっ! こいつ役になりきっちゃってるんで失礼な物言いをポンポン言っちゃうんですよ! アハハーこいつぅ!」ギュー…!

姫エルフ「ふふぁふひへ……ひひふぃふぁ、ふぉほふ、ふぁっへひは……」クテェン…

管理人「そうですか! あのっ、わたしで良かったら力になりますのでっ! とりあえずみかんどうぞ!」サッ

男「あ、どうも」

管理人「姪さんも短い間だけどよろしくね」ナデナデ

姫エルフ「ふふぁふぃ……」トロォン…

管理人「フフ……それじゃぁ失礼しますね♪」

―バタン

493 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 03:10:52 ID:l7sT2sow
男「…………」


男「俺は……生き延びた……」


男「助かったんだ……!」

男「やった! やったぞぉー!」


男「…………」


男「管理人さん……ごめんなさい……」カクンッ


姫エルフ「…………」…シーン

――――

メイド型「……対象の沈黙を確認」ジッ…

エデン(ヒ、姫サマーーッ!? 余リノ人間臭サニ気絶ヲ……!?)

494 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 03:12:01 ID:l7sT2sow
――――

管理人(……フフ、ウフフ♪)

管理人(男さん、優しいなぁ)

管理人(…………)

管理人(私も学生の時に、あんなお兄さんが近所にいたら良かったのになぁ)モワモワ――

――――

管理人『わたしの趣味を理解してくれるの、お兄ちゃんだけだよ……』

男『これまでも、これからも。お兄ちゃんはずっとお前の味方だよ』キラーン

管理人『お、お兄ちゃん……!』キュン

――――

管理人(……う、うわー! 男さんがお兄さんってすっごいストライクかもしれないーっ!)ヒャー!

管理人(……そ、それにその)モジッ

管理人(……ッ)


管理人(つまり、男さんはその……コスプレに理解があるって……ことでいいのよ、ね?)ドキドキ…

――――

495 ◆/7WpKbL.5s:2017/08/17(木) 03:12:35 ID:l7sT2sow
ここまで

496以下、名無しが深夜にお送りします:2017/08/17(木) 03:13:29 ID:wEOp9cM2
乙乙

あぁーー管理人さんはよはよ

497以下、名無しが深夜にお送りします:2017/08/17(木) 08:58:09 ID:NZKYLkwA
何かベクトル強化されてない?

498以下、名無しが深夜にお送りします:2017/08/17(木) 09:50:36 ID:3h45/jNI

管理人さんいい意味でポンコツっすね!

499以下、名無しが深夜にお送りします:2017/08/18(金) 13:42:13 ID:TWCTXrIo
うーん、ぽんこつ。かわいい

500以下、名無しが深夜にお送りします:2017/08/19(土) 15:47:20 ID:OkHB06.Y

管理人さんがんばれ超がんばれ

501以下、名無しが深夜にお送りします:2017/08/31(木) 00:06:36 ID:xyiQbmxY
ぽんこつさんのおっぱいは、ブラをはずしたときにその真価を発揮するんだろうな…だるだる…巨乳輪…陥没デカ乳首…

そんな肉が、いつまでお預けなのかわからないッてのは…辛ぇ…辛えなぁ…!
もう貧乳エルフとか早々にメイドさんにオナホ加工してもらって、管理人さんとラブラブゴッドフィンガーしてもらいたいのココロの闇。

アディオス…!

502以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/04(月) 02:08:38 ID:0PkkRJ92
――――
姫エルフ「…………」

姫エルフ「くさい」

姫エルフ「くさいくさいくさーーーい! ヒューマンくさい! 口も鼻も髪の毛も触られたところぜーんぶヒューマンくさいッッ!」

男「口塞いだのは悪かった。でも緊急事態だったから許せ」

姫エルフ「許さない! ワタシ気絶したんだから! ヒューマンくさすぎて! あと1秒離すのが遅かったら死んでたかもしれないのよ!」フーッ!

男「あんな? まずここは屋敷とかじゃなくて住人が他にもいる共同住宅なの」

姫エルフ「…………ふーん。意味不明ね。あんな高性能なメイドロイドがいるのに、あんたそんな貧乏なわけ?」ハンッ

男「高性能だけどお手頃な値段だっただけな。……で、管理人さんはここを管理するえらーい人なの」

姫エルフ「……フン。なるほどね。ワタシが不敬な態度を管理人さんに取るとあんたが危なかったってことね」

男「微妙に頭はいいんだなお前」

姫エルフ「〜〜ッ! ッいい? ワタシは頭もイイけど記憶力も抜群なの。……あんたのワタシに対する無礼な態度は絶対忘れないわ。絶対にね……!」

男「……あんまり調子に乗らない方がいいぜ」

姫エルフ「な、何よ急に。脅す気? 言っておくけどワタシは誇り高きエルフの姫なんだから! どんな力にも屈さないんだから!」フンッ!

男「いや、真後ろにメイドさんがいる」

姫エルフ「ひにゃぁぁぁぁッ!?」ビックーン!

503 ◆/7WpKbL.5s:2017/09/04(月) 02:10:06 ID:0PkkRJ92
メイド型「……あなたの御主人様に対するネガティブな行動はすべて記録されています。データのロックは多重、常時サーバーにバックアップし、半永久的にデータが失われることはありません」

姫エルフ「う゛ぅ……」

メイド型「また、御主人様があなたの生存について比較的好意的な現在、私からは明確な攻撃的リアクションを取る事はありません」

姫エルフ「そ、そう。それはとてもいい心がけね!」ホッ

メイド型「ですが」

メイド型「御主人様の身に危険が及ぶと私が判断した場合――」


メイド型「――警告無しにあなたを抹殺《ターミネート》します」

姫エルフ「」

姫エルフ「メメッ、メイデンッ! このメイドロイドが襲ってきたらワタシを守るのよ! あなたは粉々になっても構わないから!」

エデン「姫サマヒドイデスヨォ……ア、デモ無理デス助ケラレナイデス姫サマ」

姫エルフ「ハァッ!?」

エデン「システム系統ハホボ掌握サレテマスシ、コノ短イ期間デ私ノ力ハ全テ分析サレテシマイマシタノデ……」

姫エルフ「な……な……ッ!」

エデン「加エテメイド型サンノ攻撃範囲ノ中ニ姫サマガ居ル以上、私ガ何カアクションヲ起コシテシマウト……」

姫エルフ「死……!?」ガクガクガク…!

504 ◆/7WpKbL.5s:2017/09/04(月) 02:11:22 ID:0PkkRJ92
男「じゃぁ平和的に話しついたところで風呂行ってこい」

姫エルフ「今のどこが平和的な話し合いなのよ!? ……ってお風呂?」

男「おう」

姫エルフ「……だから、ワタシは髪を洗えないって何度言えば――」

男「俺が洗うから」









姫エルフ「……ハァ?」


男「俺、洗う。お前の髪。OK?」





姫エルフ「バッ……!!」///

505 ◆/7WpKbL.5s:2017/09/04(月) 02:14:15 ID:0PkkRJ92
男「言っておくが俺のシャンプーテクはすごいぞ。妹が美容院以上と太鼓判を押す程のシャンプーマンだ」

姫エルフ「嘘をつきなさい! ついに正体を現したわねヒューマン! あんたも結局オークと同じで性器に脳が直結した憐れな生命体なんだわ!」

男「いや、お前には興奮できない。無理。だから安心しろ」

姫エルフ「…………」

姫エルフ「ハァーーーーッ!?」

姫エルフ「無理って何よ! この高貴なボディを求めてオークは群がってくるしヒューマンは涎垂らしながら盗み見してくるもんでしょ!?」

男「だってお前妹より幼い幼児体型だぞ。そのエルフォークとやらはロリコンだらけかもしらんが、俺は違う」

姫エルフ「む、胸が小さいからワタシに興奮しないの!?」

男「バカめ。おっぱいに貴賤は無い。大人の貧乳? 大いに結構。コンプレックスごと愛せるわそんなん」

姫エルフ「じゃぁ何でよ!」

男「見た目も精神もガキだから」

姫エルフ「ハァーッ!? 言っておくけどワタシエルフよ!? 絶対あなたより年上の大人なんだから撤回しなさいよ!」

男「年を重ねただけの奴を大人とは呼ばん。そしてもう面倒臭いからそのプラグスーツモドキをメイドさん脱がしちゃって」

メイド型「かしこまりました」スポーンッ!
姫エルフ「ア゛ーーーーーーッ!?」バッ

男「はいバスタオルくるくるー」クルクル

506 ◆/7WpKbL.5s:2017/09/04(月) 02:15:18 ID:0PkkRJ92
姫エルフ「こンのォ……! 汚い手でワタシの体に――」

男「はいお風呂場行きましょうねー」グイグイ

姫エルフ「だから子供扱いしな――」

―ガチャッ

男「はい椅子座ってー」

姫エルフ「嫌゛ァァァァッ! ヒューマンの男と一緒に風呂なんて入ったらもうお婿さんを迎えられ――」

男「はい髪とかしますねー」シュルゥッ…シュルーッ…


姫エルフ「あっ……」ホニャ…

男「髪濡らしますねー、ぬるめですけど熱かったら言ってくださいねー」シャワァァ…

姫エルフ「あーー……」ホァー…

男「ちょっと長めにすすぎますよー」シャワァァァ…コシコシ…

姫エルフ「んっ……」ピクッ

――――

男「はい、じゃぁシャンプーいきますよー」モコモコ…スッ―

姫エルフ「んぅっ……」ピクンッ

507 ◆/7WpKbL.5s:2017/09/04(月) 02:15:54 ID:0PkkRJ92
男「痒いところはございませんかー?」ワシャワシャワシャ…

姫エルフ「あっ……んっ……んぅっ……」ビクッ…ビクンッ…

――――

男「はい流しますよー」シャワァァァ…

姫エルフ「はぁぁぁぁ……」ホァー…

――――

男「トリートメントつけておきますねー、また櫛失礼しますよー」スッ…スーッ…

姫エルフ「んっ……ふっ……」ピクンッ…

男「はい、また流しますねー」シャワァァァ…

姫エルフ「はぁぁぁぁ……」ホァー…

――――

男「水気を切って、と。んでタオルを巻き巻き……」クルクル

姫エルフ「…………」トローン…

男「はい終わり。体は自分で洗えるんだよな? シャワー使い方分かる?」

姫エルフ「うん…………見てたから…………」コクリ…


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