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美琴「食蜂の胸、柔らかかったな……」
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 11:22:42 ID:gJSL2oWc
食蜂「そんなこと聞かれてもねぇ……おっぱい触ってくる人なんてアナタくらいだからわからないわよ」
美琴(……反論できない)
食蜂「そもそもおっぱい触らないっていう選択肢はないのかしらぁ?」
美琴「だから私はハグでもいいって言ってるんだけど」
食蜂「アナタそんなにハグしたいのぉ?」
美琴「違っ……私はあくまで選択肢の1つとして言ってるだけで……!」
食蜂「おっぱい触るのとハグだとどっちがいいの?」
美琴「それはっ……ど、どちらかと言えば、ハグだけど……」
食蜂(……血は争えないってことかしらねぇ)
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 15:21:47 ID:9Yx1.NIg
焦らしますねえ!
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 16:44:57 ID:RyeWY9as
僕もおっぱい触りたいです!!
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 21:52:43 ID:gJSL2oWc
食蜂「……カーテン閉めなさぁい。全部ね」
美琴「は……?」
食蜂「カーテン閉めたらぁ……ハグさせてあげる」
美琴「え、ホント? いや、っていうかなんでカーテン?」
食蜂「出歯亀力の強い人がどこで見てるかわからないから」
美琴「アンタの派閥って覗き魔までいんの……」
食蜂「ウチの子の話じゃないわよ。ただ私もアナタも注目力だけは高いからねぇ……念のためよぉ」
美琴(……そもそも覗きを気にするなら胸触るときからカーテン閉めとくべきなんじゃないの?)
食蜂(これで少なくとも看取さんに見られることはないはず……)
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/21(日) 19:26:46 ID:pLLG3FVg
美琴「全部閉めたわよ」
食蜂「じゃあ……ハグする?」
美琴「う、うん」
食蜂「なに照れてるのぉ?」
美琴「照れてないからっ……す、少し恥ずかしいだけで……」
食蜂「それを照れてるって言うんじゃないのかしらぁ? 恥ずかしいならやめてもいいわよぉ」
美琴「やめないわよっ!」
食蜂(……そんなに私とハグしたいわけぇ?)
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/21(日) 21:48:49 ID:pLLG3FVg
美琴「ん……」ギュッ
食蜂「相変わらず馬鹿力ねぇ」
美琴「えっ……そ、そんな力入れてないと思うけど」
食蜂「っ……冗談よぉ。っていうか耳元で囁かないで」
美琴「わ、悪かったわね」
食蜂「まったくもぉ……ホント困った人だわぁ」
美琴(もしかして……耳も敏感なのかな、コイツ)
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/22(月) 09:34:49 ID:7P.5eXFU
いいゾ��
186
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/22(月) 18:16:05 ID:m8ULyqok
ワッフルワッフル
187
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/25(木) 23:59:19 ID:ufwd78Eg
食蜂(……それにしても)
美琴「ん、ふ……」クンクン
食蜂(本当にただ抱きついてるだけでいいのかしらねぇ……)
美琴「はぁ……♡」ウットリ
食蜂「ちょっとぉ……今の満足気なため息は一体なによぉ」
美琴「えっ、いや、あの……!」
食蜂「やっぱりやらしいこと考えてる?」
美琴「か、考えてないって」
食蜂(なぁんか怪しいのよねぇ……)
美琴(どうしよ……絶対怪しまれてる……)
188
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/26(金) 07:30:23 ID:X.aZFG6A
美琴(でも……もっと匂い嗅ぎたいっ……)クンクン
食蜂「コラぁ……あんまりモゾモゾするんじゃないわよぉ」
美琴「ん、ごめ……」スンスン
食蜂(もしかして、御坂さん……)
美琴(もうホント……クセになり──)
食蜂「ねぇ……アナタまた匂い嗅いでなぁい?」
美琴「……か、嗅いでないわよ」
食蜂「じゃあ今の間はなにかしらねぇ……」
189
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 00:12:14 ID:rtVihlFg
食蜂「本当のことを言いなさぁい」
美琴「だ、だから嗅いでないって」
食蜂「鼻スンスンさせてたでしょぉ」
美琴「そそっ、そんなことしてないわよ!」
食蜂「しらばっくれてもダメ☆ 耳元で聞こえたんだからぁ」
美琴「う……」
食蜂「正直に言わないと二度とハグさせてあげないわよぉ?」
美琴「……その、少し嗅いだ、けど」
食蜂「やっぱりねぇ」
190
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 15:38:05 ID:SKN/KQqI
食蜂「アナタって本当にやらしい人ねぇ」
美琴「ま、待ってよ……匂い嗅ぐのはやらしいことじゃないでしょ!?」
食蜂「やらしいに決まってるじゃない。しかも変態力の高いやらしさね」
美琴「別にやらしい気持ちがあったわけじゃないわよ!」
食蜂「じゃあどうしてこんなことしたのかしらぁ?」
美琴「だってイイ匂いするから……つい」
食蜂「どうせ私の匂い嗅いで興奮してたんでしょぉ」
美琴「してないっつーの!」
食蜂「ホントかしらねぇ、怪しいわぁ……」
美琴(ドキドキはしたけど……こ、興奮とは違う、はず……)
191
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 22:43:01 ID:ausZh3l2
ドキドキって興奮だと思うんですけど(名推理)
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 01:26:23 ID:NUBQ39TQ
食蜂「ちなみにハグしたがってたのも本当は匂いを嗅ぐため?」
美琴「……そうよ」
食蜂「ふぅん……御坂さんって匂いフェチだったのねぇ」
美琴「は、はァ!? フェチじゃないわよ!」
食蜂「夢中になって匂い嗅いでたくせに?」
美琴「そりゃ嗅ぎはしたけど……アンタの匂いがたまたま好きなだけで、匂いフェチってわけじゃないから!」
食蜂「……私以外の人の匂いは嗅がないの?」
美琴「意識したこともないわ」
食蜂「ふ、ふぅん……」
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 02:12:49 ID:in8J8iS6
自分だけと言われて内心めっちゃ嬉しくなってるじゃないですか
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 09:38:04 ID:NUBQ39TQ
食蜂「とりあえず御坂さんが私の匂い大好きだってことは理解したわぁ」
美琴「だ、大好きとまでは言ってないでしょーがぁっ!」
食蜂「似たようなものでしょぉ。大体匂いを嗅がれる私の気持ちを考えたことあるぅ?」
美琴「それはっ……やっぱりイヤ……?」
食蜂「まぁねぇ……自分の匂いってわからないし、もし、その……」
美琴「ホントにイイ匂いよ? すっごく甘い香りっていうか」
食蜂「っ……わ、わかったから力説するんじゃないわよぉ」
美琴「でも、なんか変に気にしてるみたいだから」
食蜂「変なところで気遣わなくていいからぁっ!」
美琴「気遣ってないわよ。ホントのこと言っただけ。イイ匂いだって」
食蜂「も、もういいってばぁ!」
195
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/31(水) 00:39:13 ID:tcvrJtVc
食蜂「とにかく私が言いたいのはぁ、あんまり私の匂いを嗅がないでってことぉ。わかったぁ?」
美琴「それって……少しならいいってこと?」
食蜂「ずいぶんと都合のいい解釈力ねぇ」
美琴「アンタの性格的に、絶対にイヤなことだったら『あんまり』なんて言い方しないでしょ」
食蜂「勘違いしないでよねぇ。我慢させたらアナタがなにするかわからないからよぉ?」
美琴「別になにもしないわよっ」
食蜂「あんなに夢中になって嗅いでたのにぃ?」
美琴「夢中ってほどじゃないからっ……たぶん」
196
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/02(金) 12:57:12 ID:x.vcBgkQ
美琴「ところでさ……さっきはまだ1分経ってなかったわよね?」
食蜂「え……もしかしてまだハグしたいのぉ……?」
美琴「一応1日1分って約束でしょ」
食蜂「最初におっぱい触ってた時間も含めたら1分いってるんじゃないのぉ?」
美琴「あ……で、でもアレだってすぐやめたから1分はいってないはずよっ」
食蜂「えぇ〜……っていうかそんなに私の匂い嗅ぎたいのぉ?」
美琴「……うん」
食蜂「はぁ……じゃあ10秒だけねぇ」
197
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/05(月) 22:53:49 ID:irFimZXk
その夜・食蜂の部屋
警策『人の匂いを嗅ぐクセ?』
食蜂「ええ。ドリーにそんなクセあったかしら」
警策『他の人は知らないけど、私はよくされたよ。っていうか今もされるし』
食蜂「え、ホントにぃ?」
警策『抱きつくたびに人の匂い嗅いでるからね、あの子。操祈ちゃんもよく抱きつかれるっしょ?』
食蜂「まぁそうだけど……匂い嗅いでたなんて知らなかったわぁ」
警策『おもいっきりクンクンしてるからわかりやすいと思うケド』
食蜂(……性格は全然違うのに変なところだけ似てるのねぇ)
198
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/26(月) 03:36:14 ID:fyNGt3S2
永遠に待ってる
199
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/24(土) 22:59:47 ID:rqbRPTA2
警策『で、ドリーのクセがどうかしたの?』
食蜂「別に大したことじゃないわぁ。忘れてちょぉだい」
警策『オヤオヤ? なにか隠そうとしてる?』
食蜂「してないから」
警策『ムー……まぁいいや。それよりドリーがまた会いたがってるよ』
食蜂「先週も会ったと思うんだけどぉ」
警策『フーン、じゃあ会いたくないんだ』
食蜂「そ、そうは言ってないでしょぉ……休日になったら会いに行くわよぉ」
警策『やっぱり操祈ちゃんってツンデレだよねぇ』
200
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/24(土) 23:51:24 ID:rqbRPTA2
一方・美琴の部屋
美琴「ただいまー」
黒子「おっ姉様ぁ〜んっ!!」ガバァッ
美琴「ちょっ、いきなり抱きついてくんじゃないわよっ」
黒子「黒子はずぅっとお姉様のお帰りを心待ちに──あら?」クンクン
美琴「なによ」
黒子「……他の女の匂いがしますの」
美琴「昼ドラ以外でそのセリフ初めて聞いたわ……」
黒子「今日はどちらに寄り道してましたの?」
美琴「食蜂の部屋よ」
黒子(ま、またしても食蜂操祈ですのっ……!?)
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 21:30:59 ID:KoSz9tNA
黒子「登下校に付き添うのはわかりますけど、部屋に上がる必要がありまして?」
美琴「必要はないけど……ふたりで帰ったら流れで部屋に上がるくらい普通でしょ」
黒子「お姉様と食蜂操祈に限っては普通じゃありませんの」
美琴(……たしかに)
黒子「部屋ではなにをしましたの?」
美琴「紅茶をご馳走になっただけよ」
黒子「それだけですの?」
美琴「そうよ」
黒子「むぅ……それだけでこんなに匂いが移るものですの?」
美琴(ハグしてたなんて言えない……)
202
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 21:34:28 ID:46IovwlE
特に黒子には話せないわな
203
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 22:01:24 ID:p4k9df9o
待ってた
204
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/26(月) 14:14:55 ID:fyg5BTnc
もう逆に言っちゃっていいんじゃないかな
205
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/27(火) 00:46:06 ID:3wbHqzf2
美琴「な、なんかアイツの部屋って全体的に甘い匂いがするのよ。だからそれが移ったのかも」
黒子「ふむ……」
美琴「ところで黒子はこの匂いどう思う?」
黒子「はい? どういう意味ですの?」
美琴「イイ匂いだと思う?」
黒子「まあ不快な香りではありませんけど……少しくどい気がしますの」
美琴「え……そ、そう? クセになる匂いじゃない?」
黒子「いえ、特には」
美琴(もしかして私がおかしいのかな……)
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/05(木) 23:05:51 ID:e/2zQQr.
翌日・登校中
帆風「女王、御坂さん、おはようございます」
美琴「あ、おはようございます」
食蜂「おはよぉ……アナタにしてはちょっと遅いんじゃなぁい?」
帆風「寮を出てから忘れ物に気づきまして……」
食蜂「相変わらず抜けてるわねぇ。寮監に目をつけられないように気をつけなさいよぉ?」
帆風「……はい! 心配してくださってありがとうございます♡」
美琴(一言多いとこは気にしないのね……)
207
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/07(土) 23:02:56 ID:GW/y8NO2
帆風「ところで……おふたりは今日もご一緒に登校なさってるんですね♪」
食蜂「そうよぉ。御坂さんがどうしても私に付き従いたいって言うから」
美琴「テキトー言うなっ。登下校付き添えって言い出したのはアンタでしょ」
食蜂「あらぁ? そんなこと言っちゃっていいのぉ?」
美琴「な、なによ」
食蜂「元はと言えばアナタが私のおっぱ──むぐっ」
美琴「さ、さあ早く学校行くわよっ!」グイグイ
食蜂「ちょ、ちょっとぉ……! 引っ張るんじゃないわよぉ!」
帆風(女王にあんな気軽に……やはりおふたりはとても仲がよろしいですわ♪)
208
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/07(土) 23:04:46 ID:DCug.sUQ
仲良しだね♪
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 09:59:57 ID:5AqNG3Wg
なにこれ最高
210
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 13:20:52 ID:BXjprFrs
食蜂「まったくもぉ……どうしてそう粗暴なのかしら。少しは帆風を見習ってもらいたいわぁ」
帆風「わ、わたくしなんてそんな……御坂さんのお手本にはなれませんわ」
食蜂「こういう謙虚力もねぇ。聞いてるぅ? 御坂さん」
美琴「私は別にアンタの派閥に入りたいわけじゃないから」
食蜂「でも私に奉仕したいんでしょぉ?」
美琴「誰がいつそんなこと言ったのよ!?」
食蜂「だって率先して肩揉みしてくるじゃない」
美琴(……匂い嗅ぐためなんて言えない)
帆風(女王に肩揉みを……羨ましいです……)
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 14:44:44 ID:Z6jQXNxs
みさきち帆風はさん付けのはず。というがだいたいの人をさん付けで呼ぶ
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/10(火) 22:27:58 ID:AopO4qnY
食蜂「アレは私に仕えるっていう決意表明じゃなかったのぉ?」
美琴「んなわけあるかっ! 肩揉んであげてるのはただの親切心よ」
食蜂「親切心ねぇ。下心ならまだわ、か……る……?」
美琴「……食蜂?」
帆風「女王……? どうかなさいましたか?」
食蜂「ちょっと待ってぇ……もしかして御坂さん、アナタ……」ジトッ
美琴「え、わ、私?」
食蜂「……匂い?」ボソッ
美琴「なっ……!?」ギクゥ
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/16(月) 22:49:54 ID:ZqxUyR0E
食蜂「アナタが私に親切なんておかしいと思ってたのよねぇ……やっぱり下心があったんじゃない」
帆風「下心……? 御坂さんが女王に……ですか?」
美琴「ち、違うんです! ちょっと誤解が──」
食蜂「なにが違うのかしらぁ? 肩揉むフリして私の髪の匂いを堪能してたんでしょぉ」
美琴「ばっ、バカ! アンタなに言ってんのよ!?」
食蜂「事実じゃない」
美琴「言いふらすことはないでしょーがっ!」
食蜂「後ろめたいことする方が悪いわぁ」
美琴(だからってよりによって派閥の人に言うなんてっ……!)
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/16(月) 23:22:27 ID:wvI837ks
海馬に電気流して記憶をデリートするしか
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/17(火) 22:19:46 ID:8WkqHPjg
帆風「御坂さん……」ユラァ
美琴(ヤバい……怒られるっ……!?)
帆風「……わかりますわ、その気持ち!」ギュッ
美琴「……え?」
食蜂「……は?」
帆風「実はわたくしも……女王の甘い匂いに魅かれてしまったことが何度もあるんです……♡」ポッ
美琴「は、はあ……」
帆風「ですからつい匂いを嗅いでしまうのも仕方のないことだと思います!」
美琴(なんか同志だと思われちゃってる!?)
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/19(木) 13:07:58 ID:06boCVDU
帆風「きっと女王の匂いには人を魅了する魔力が──」
食蜂「帆風ぇ? アナタまだその戯言を続ける気かしらぁ?」
帆風「ハッ……!? もっ、申し訳ございません女王! お許しください……!」
食蜂「まったくもぉ……御坂さんと同レベルなんて恥を知りなさぁい」
美琴「どういう意味よっ!」
食蜂「そのままの意味だけどぉ?」
美琴「言っとくけどね……私はまだ数えるほどしかアンタの匂い嗅いでないからっ」
帆風「み、御坂さんっ? わ、わたくしも数え切れないほど嗅いだわけでは……」
食蜂「……回数の問題じゃないんだけどぉ」
217
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/01(火) 01:17:04 ID:QUXUpTf.
まってるよ
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/08(火) 07:56:46 ID:7mClOH0E
食蜂「アナタ達、いい? もう二度と勝手に私の匂いを嗅ぐんじゃないわよぉ」
帆風「はい、二度としません! 誓いますっ!」
食蜂「イイ子ねぇ、帆風。それで御坂さんはぁ?」
美琴「……わかってるわよ」
食蜂「あらぁ? なにか不満力があるわけぇ?」
美琴「ないっての」
食蜂(自由に匂い嗅げないのがそんなにイヤなのかしら)
帆風(御坂さん、そんなに女王の匂いを嗅ぎたいんですね……お気持ちはわかります)
美琴(派閥の人と同レベル……)ズーン
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/08(火) 14:43:38 ID:Fa6zHAKE
社畜に慣れ過ぎてイカレかけてたオレ。見事にクビになって目が覚めた。
無一文から始めたがついに月収五十万突破しました。
お前らも千円ぐらい捨てる気持ちでコレやってみろ。
goo.gl/8B5Uf7
220
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/13(日) 16:44:12 ID:F7WcqZXI
昼休み
黒子「今日は帆風さんも交えて3人で仲良く登校したらしいですわね」
美琴「帆風さんはともかく、食蜂とは仲良くしてない」
黒子「クラスではお姉様が食蜂派閥に入ったと話題になっていましたわ」
美琴「毎日新しい噂が発生してるわね……しかもデタラメばっかり」
黒子「火のないところに煙は立たないと言いますの」
美琴「まあ一緒にいる時間が増えたのは確かだけど……たった数日でなんで付き合うだのなんだのって話になるのよ!?」
黒子「そのとおりですわ! その理屈なら黒子はもうお姉様の嫁と言われてもいいはずですのに……!」
美琴「いや、それもおかしいから」
221
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/13(日) 16:53:12 ID:GqnB6FqE
なるほど確かに(錯乱)
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/22(火) 20:32:08 ID:tmQx.rD6
美琴「ホント女子校の噂好きには辟易するわ」
黒子「わたくしはお姉様とでしたらいくら噂になってもかまいませんわよ?」
美琴「私がかまうっつーの」
黒子「つれないですの、お姉様……」
美琴「冗談は置いといて、食蜂との噂はどうにかしないと……私の身が危ないわ」
黒子「どうしてですの?」
美琴「こんな噂、アイツの取り巻きが黙っちゃいないでしょ」
黒子「むしろ食蜂派閥は祝福ムードとの話ですけど……」
美琴「は!? なんでよっ!?」
223
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/22(火) 21:39:08 ID:oDTpdD9I
なんでよーっ!
224
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/31(木) 13:54:48 ID:O9U89nro
黒子「わたくしは食蜂操祈が能力を行使してる可能性が高いと思いますの」
美琴「食蜂が取り巻きを操って祝福させてるってこと?」
黒子「そうですの」
美琴「アイツにそんなことする理由がないわよ」
黒子「いえ、間違いありませんの……きっと外堀から埋めていってわたくしからお姉様を奪う算段なのですわ!」
美琴「なおさらありえないわ。あと私はアンタのモノじゃない」
黒子「お姉様のいけずぅ……♡」ツンツン
美琴「いや、そういうのでもないから……」
225
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/31(木) 22:24:41 ID:O9U89nro
美琴「結局なんで祝福されてるのかしら……不気味だわ」
黒子「まわりの目が気になるのでしたら、護衛なんてやめればいいじゃありませんの」
美琴「え……いや、それは……一応約束だし」
黒子「そもそもいつまで続ける気ですの?」
美琴「えーっと……危機が去ったら?」
黒子「危機なんて本当にありますの?」
美琴「さ、さあ……」
黒子「……体よく使われてるだけじゃありませんの?」
美琴(妙に鋭いわね、コイツ……)
226
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/01(金) 21:00:49 ID:5LhFMwhs
胸はないのに妙にするどいわね
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/19(火) 23:14:16 ID:C4fxLt.Q
黒子「お人好しにも限度がありますわよ」
美琴「別に登下校付き添うくらい大したことないわよ」
黒子「そのせいでお姉様とわたくしの時間が減ってますのに……」
美琴「部屋で一緒にいるじゃない」
黒子「それだけではわたくしの愛は伝え切れませんわっ」
美琴「意味わかんないけど、まあいいわ。放課後ファミレスでも行く? 佐天さん達も呼んで」
黒子「食蜂操祈の護衛はいいんですの?」
美琴「平気よ、1回くらい」
黒子「でしたら……せっかくですしお姉様とわたくしのふたりきりで──」
美琴「佐天さんに伝えとくわね」
黒子「せめて最後まで聞いてくださいまし!」
228
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/19(火) 23:36:08 ID:C4fxLt.Q
放課後
美琴「──ってことだから今日は付き添わないけど、別に問題ないわよね?」
食蜂「そしたら私の荷物持ちは誰がやるわけぇ?」
美琴「普通に自分で持てばいいでしょ。あと私は荷物持ちじゃなくてボディーガードだっつーの!」
食蜂「大して変わらないでしょぉ? 要は私の従者なんだから」
美琴「っ……好きに言ってなさい。私はもう行くから」
食蜂「まぁ別に付き添ってくれなくてもいいけどぉ……今日はハグしないでいいのね?」
美琴「あ……うん、それでいいわ。そういう約束だし……」
食蜂「ふぅん……」
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 02:45:38 ID:hPNIuUT.
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
230
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 07:27:09 ID:EPoqrLfE
食蜂「お友達は少し待たせてもいいんじゃなぁい?」
美琴「え?」
食蜂「私の寮は近いしぃ、帰るだけならそんなに時間かからないと思うけど」
美琴「そんなにカバン持ってもらいたいわけ?」
食蜂「違うわよぉ。ただアナタの表情を見てたらぁ……ねぇ?」
美琴「わ、私がなんだって言うのよ」
食蜂「えぇ〜? それは御坂さんが一番わかってるんじゃないのぉ?」クスッ
美琴「……見当もつかないわね」プイッ
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 18:09:27 ID:hPNIuUT.
ありがとうございます
232
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 13:06:12 ID:WmtnHSCQ
食蜂「ねぇ、御坂さん?」ズズイ
美琴「ちょっ……く、くっつくんじゃないわよ」
食蜂「部屋まで送ってくれるならぁ……ご褒美の時間、3分にしてあげるゾ?」
美琴「3分!?」
食蜂「ええ、今日だけ特別に……ね♪」
美琴「ど、どうせなにか裏があるんでしょ」
食蜂「まぁ肩揉みくらいはしてもらうけどぉ、それだけでいいわよぉ?」
美琴(明らかにあやしい……でも匂い嗅ぎたい……)ウズウズ
233
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 14:04:41 ID:CWndwSNI
絶対食蜂なんかに負けたりしない!
234
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 14:13:11 ID:Gin/6Abk
もう少し粘れば胸も揉める奴だな
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/26(木) 10:14:12 ID:vl.Foeb6
すごい好き
236
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:04:20 ID:5g8kA/WQ
食蜂「どぉ?」
美琴「今日は約束あるし……」
食蜂「遅れるって連絡入れておけば平気よぉ」
美琴「でも……」
食蜂「ご褒美ほしくないのぉ?」
美琴「う……」
食蜂「ハグ……したくないのぉ?」
美琴「わ、私──」
237
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:12:37 ID:5g8kA/WQ
婚后「──御坂さん?」
美琴「え……あ、婚后さんっ」
食蜂「む……」
婚后「食蜂さんも……お久しぶりですわね」
食蜂「そうだったかしらぁ?」
婚后「相変わらずですわね……それはそうと、なにを戯れておりましたの?」
美琴「戯れてたんじゃなくて、一方的に嫌がらせされてただけよ。私が」
食蜂「よく言うわぁ。私と密着できて嬉しかったくせに」
美琴「う、嬉しくなんかないわよっ!」
婚后(これが所謂、『ケンカするほど仲が良い』というものでしょうか?)
238
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:25:52 ID:5g8kA/WQ
婚后「ところで御坂さん、白井さんとの待ち合わせは大丈夫ですの?」
美琴「あれ、黒子待ってた?」
婚后「あちらで御坂さんをお待ちしていましたわ」
美琴「ヤバっ、早く行かないと」
食蜂「ちょっとぉ、御坂さぁん? 大事な人を忘れてなぁい?」
美琴「う……あ、アンタさ、どうしても私に送ってもらいたいの?」
食蜂「さぁ……どうしてもって言ったらどうするのぉ?」
美琴「それは……まあ、しょうがないかってなるけど……」
239
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 17:15:08 ID:5g8kA/WQ
婚后「わたくしがご一緒いたしますわっ」
食蜂「……は?」
婚后「御坂さんは予定がありますから、わたくしが代わりに一緒に帰って差し上げますわ!」
食蜂「え〜っとぉ……どうしてそうなるのかしらぁ……?」
婚后「ひとりで帰るのがイヤなのでしょう?」
食蜂「私がぼっち回避に必死みたいな言い方はやめてちょぉだぁい……ただ荷物持ち要員がほしいだけで……」
婚后「もちろん、わたくしが持って差し上げますわよ?」
食蜂「えぇ……?」
美琴(……食蜂を困らせるなんてやるわね、婚后さん)
240
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 17:40:14 ID:npdruOmY
さす婚
241
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 18:54:12 ID:5g8kA/WQ
食蜂「別にいいわぁ。アナタにそこまでしてもらう義理もないし」
婚后「義理でしたら、この前の──」
食蜂「あぁ〜もぉっ……気持ちだけありがたく受け取っておくわぁ」クルッ
美琴「結局ひとりで帰るの?」
食蜂「ええ。アナタ達はさっさと白井さんのところに行けばぁ? それじゃぁねぇ」スタスタ
婚后「あ、食蜂さん……」
美琴(食蜂が折れるなんて珍しいわね……っていうか婚后さんすごい)
242
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 19:35:39 ID:ObzK528Y
おや、キャラデザでてっきり権力を笠にきたタカビーかと思ったら
243
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 22:32:09 ID:sypQiEQM
コミックもアニメも見ていない人がきている。これがおっぱいのロマンですか先生?
244
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/05(日) 16:43:26 ID:Rssbnspw
婚后「差し出がましい申し出だったでしょうか……」
美琴「婚后さんが気にする必要ないわよ。元からああいうやつだし」
婚后「やはり御坂さんと帰りたかったということですのね」
美琴「どうかしら。私をからかってただけだと思うけど」
婚后「そうでしょうか……食蜂さんのことですから、それだけが理由とは思えませんわ」
美琴(なんで婚后さんが食蜂を……もしかして操られてる……?)ジーッ
婚后「え……あ、あの、御坂さん? そんなに見つめられると恥ずかしいですわ……♡」
245
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/06(月) 23:28:27 ID:qMq7pDcA
美琴「婚后さんって食蜂と話したことあったのね」
婚后「一度だけですが……大覇星祭のときに」
美琴「へぇー。同じ競技に出たの?」
婚后「いえ、食蜂さんがお見舞いに来てくださったのですわ」
美琴「え……お、お見舞いって、私が巻き込んじゃったときのアレ!?」
婚后「はい。御坂さんがいらしてくれた翌日に」
美琴「いやいや待ってよ……アイツがお見舞い? 本当に?」
婚后「はい」
美琴(ウソでしょ……潰し合ってくれて助かったとかほざいてたアイツが……!?)
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/07(火) 02:15:17 ID:WAna/b1E
wiki見たけどやっぱりお嬢でタカビーじゃねえか
247
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/10(金) 14:17:54 ID:IOaiHADA
美琴「なんか……食蜂らしくないというか……」
婚后「わたくしも最初はそう思いましたわ」
美琴「お見舞いに来たって記憶を捏造されたとか……」
婚后「それはさすがに食蜂さんに失礼ですわよ、御坂さん」
美琴「う……」
婚后「まあ……わたくしもあのとき話さなかったら食蜂さんのことを誤解したままだったので、偉そうなことは言えませんが」
美琴「……アイツとなに話したの?」
婚后「えーっと……食蜂さんからお見舞いの品をいただいて──」
248
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/12(日) 16:54:05 ID:uUEaKyyk
大覇星祭3日目・とある病室
婚后「……こちらは?」
食蜂「学舎の園で一番人気のパティスリーの限定エクレアよぉ」
婚后「あの噂に名高い……買うだけでも大変だったんじゃありませんの?」
食蜂「本当よぉ。限定30個だし、早朝から並ばなきゃいけなかった(らしい)し、大変だったんだからぁ」
※実際に買いに行ったのは派閥メンバー
婚后「わたくしのためにそんな……ありがとうございます、食蜂さん」ニコッ
食蜂「……別に感謝されることではないわぁ。アナタを巻き込んでしまったのはこっちだし(っていうか御坂さんだけど)」プイッ
249
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/30(木) 21:55:00 ID:0zzHs8a6
食蜂「それで? もう退院できるのぉ?」
婚后「はい。明日には退院できるそうですわ。競技にも参加していいとか」
食蜂「……痕は残らないのぉ?」
婚后「ええ、もうほとんど治っていますし」
食蜂「物々しいガーゼが顔に貼り付いてるけどぉ? 絆創膏も」
婚后「大体は午後に取れる予定ですわ」
食蜂「ふぅん……ま、大事なさそうでよかったわねぇ」
250
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/22(土) 14:21:54 ID:XWylh5tE
ぷ
251
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/19(金) 17:07:16 ID:iFymjUuU
2年続いてて草
252
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/19(金) 22:47:42 ID:IjL03rkg
まだ待ってるから〜
253
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/21(日) 20:28:58 ID:rgKRRHVg
婚后「食蜂さんがわたくしのことを心配してくださるとは思いませんでしたわ」
食蜂「煽られてるのかしらぁ、私」
婚后「そ、そういうつもりではありませんっ」
食蜂「じゃあどういうつもりなのかしらねぇ」
婚后「えぇっと……食蜂さんのことを少し誤解していたと申しましょうか」
食蜂「どうせ根も葉もない噂を聞いたんでしょぉ? 人気力がありすぎるのも考えものねぇ」
婚后「風説を信じ込むほどわたくしは愚かではありませんわよ?」
食蜂(思い込みは強そうだけどねぇ)
254
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/27(土) 22:05:03 ID:3Ucy4CZ2
婚后「わたくしが最初に聞いたのは……食蜂さんが御坂さんの妹さんを拐かし、白井さん達の記憶を操作したという話でしたから」
食蜂「つまり御坂さんが私のことを悪し様に罵っていた、と」
婚后「……貴女は、捻くれた解釈をするのがお好きなようですわね」
食蜂「少なくとも御坂さんに関してはある程度当たってると思うけど」
婚后「御坂さんはそのような方ではありませんわ。あのときも、貴女を悪く言うことはありませんでした……御坂さんは」
食蜂「御坂さんは?」
婚后「その……どちらかと言えばわたくしが……」
食蜂「あぁ、そういうこと……ずいぶんと正義感が強いのねぇ、アナタは」
255
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/27(土) 23:42:41 ID:3Ucy4CZ2
婚后「わたくし、なにも知らず貴女の悪口を……申し訳ございません……」
食蜂「別にいいわぁ。まさしくなにも知らなかったんだから。っていうか正直どうでもいいし」
婚后「ど、どうでもいいっ……!?」ガーン
食蜂「むしろ謝らないといけないのは私の方ねぇ」
婚后「はい?」
食蜂「白井さん達だけではなく……アナタからも御坂さんの記憶を消しておくべきだったわぁ」
256
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/29(月) 01:27:23 ID:mDObaCo6
やばい好み
ってか2年続いているのすごっ
続き待ってるぜ
257
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/29(木) 21:47:25 ID:4HJnxYxk
婚后「そこまで責任を感じておりますの?」
食蜂「そうでもなければここには来てないわぁ」
婚后「食蜂さんが気に病むことはありませんわ」
食蜂「その顔で言われても皮肉にしか聞こえないわねぇ」
婚后「またそういうことを……わたくしは巻き込まれたとは思っておりませんわ。元より自分の意思で御坂さんの助けになろうとしたのですから」
食蜂「それは相手があんなに危ない連中だって知らなかったからでしょぉ」
婚后「……貴女はわたくしを侮ってますのね」
食蜂「え?」
258
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/29(木) 22:05:54 ID:4HJnxYxk
婚后「たとえどんな危険が待ち受けていたとしても……友達の助けを求める手を振り払うなど、わたくしは絶対にしませんわ」
食蜂「……」
婚后「この件に関して悔いがあるとすれば、それは自分の力不足だけ……ですから、食蜂さんがわたくしのことで気に病む必要はないと断言できますの」フンスッ
食蜂「はぁ……どうして御坂さんのお友達ってこう……」ボソッ
婚后「はい?」
食蜂「おバカさんって言ったのよぉ。御坂さんに負けず劣らずのおバカさん」
婚后「御坂さんと同じということであればむしろ光栄ですわ」
食蜂「あぁもぉ……好きに受け取ってちょぉだい」
259
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/02(日) 22:58:38 ID:xx6KrlkA
更新されてるぅ
260
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/05(水) 19:24:46 ID:2fPNXF2c
続いてて草
頑張ってくれ
261
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/07(月) 22:34:41 ID:z9lCmrsY
食蜂「なんか心配して損しちゃったわぁ」
婚后「わたくしは食蜂さんと話せてよかったですわ」
食蜂「はァ?」
婚后「食蜂さんに御坂さん……おふたりが、常盤台で多くの方から慕われている理由がわかりましたから」
食蜂「私を御坂さんごときと同列に語っている時点でその理解力には疑問符がつくわねぇ」
婚后「あら、そうでしょうか? おふたりはとても似た者同士だと感じましたが」
食蜂「似てるところを探す方が大変だと思うけどぉ?」
婚后「そうですわね、この場で1つ挙げるとすれば……おふたりとも、わたくしのお見舞いに来てくれたところなどいかがでしょう?」
食蜂「……いちいち反論するのも面倒だわぁ」プイッ
262
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/07(月) 23:14:23 ID:r9BQ8i8A
切り返しがいちいち強い
さすが婚后航空の跡取り娘
263
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/08(火) 19:50:24 ID:UcU34x2c
きてた乙
プイッってする食蜂かわわ
264
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/16(水) 13:51:22 ID:Ih67RZ/Q
このssちょうど良くて好き
265
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/21(月) 23:33:02 ID:ORaNCAV2
食蜂「じゃあもう帰るから。退院してもあんまり無茶するんじゃないわよぉ」
婚后「あ、食蜂さん、お待ちください」
食蜂「今回の件の不平以外は聞かないわよぉ」
婚后「要望でもよろしいのでしょうか?」
食蜂「私にできることならねぇ」
婚后「食蜂さんにしかできないことですわ」
食蜂「言ってごらんなさぁい」
婚后「食蜂さん……わたくしと、お友達になっていただけませんか?」
食蜂「……はい?」
266
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/21(月) 23:49:07 ID:ORaNCAV2
食蜂「それがアナタの要望? 本気で言ってるのぉ?」
婚后「ええ。心からのお願いですわ」
食蜂「はぁ……」
婚后「ど、どうしてため息を!?」
食蜂「私が他人のお願いを聞くことなんて滅多にないのに……そのチャンスを無駄にするアナタに呆れたの」
婚后「わたくしはこれ以上ない活かし方だと自負しておりますわ」
食蜂「勝手に自負しときなさぁい。それじゃぁねぇ」クルッ
婚后「お、お返事はいただけませんのっ?」
食蜂「……その絆創膏顔をやめたら考えてあげるわぁ」
267
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/26(土) 21:07:32 ID:GkXsL2Xk
婚后「──お見舞いの品をいただいて、早く治せと叱咤激励されましたわ」
美琴「うーん……案外普通ね」
婚后「それからわたくしのことや、御坂さんのことを少し」
美琴「どうせ私の悪口言ってたでしょ? アイツ」
婚后「……ふふっ」
美琴「え……私、なんかおかしなこと言った?」
婚后「いえ、その……やはりおふたりは似ていますわ」
美琴「……さすがにそれは心外なんだけど」
268
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/26(土) 23:11:48 ID:GkXsL2Xk
ファミレス
佐天「婚后さんも一緒だったんですねー」
婚后「御坂さんに直接誘われてしまいましたから」フンスッ
黒子「わたくしだってそうですわよ」ジトッ
美琴「しょうもないことで張り合わなくていいから」
黒子「事実を述べたまでですの」
美琴「もういいから注文しましょ」
269
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/26(土) 23:38:24 ID:GkXsL2Xk
初春「御坂さん、今日は用事なかったんですか?」
美琴「うん、ないけど。なんで?」
佐天「ほら、常盤台のもうひとりのレベル5の──」
婚后「食蜂さん?」
佐天「そうそう。その人の護衛役を務めてるとかなんとか」
美琴「今日は平気。っていうかあれ? 話したっけ?」
佐天「いえ、白井さんから」
初春「昨日ずっと愚痴を聞かされていたので」
270
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/01(金) 02:24:47 ID:6V1EsMXM
おー定期的にくるとちょうどいい感じに更新されてていいっすわぁ
271
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/16(土) 20:28:51 ID:B7qvVEOc
美琴「アンタね……愚痴るようなこと?」
黒子「それだけ黒子は寂しい思いをしていたんですの」
初春「寂しいというより妬ましいって感じでしたけど」
黒子「余計なことは言わないでいいんですのっ」
美琴「むしろアンタこそ変なこと話してないでしょうね。私と食蜂が……つ、付き合ってるとか」
黒子「そのようなおぞましいこと、わたくしが口にするとでも?」
佐天「でも昨日の口ぶりだと結構警戒してませんでした?」
初春「御坂さんに近づく人なら誰にでもそうですよ? 白井さんは」
佐天「つまり近づいてるってことでしょ?」
美琴(やっぱり面倒な話になりそう……)
272
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/17(日) 22:25:31 ID:dvj/NmGI
佐天「で、実際のところどうなんですか?」
美琴「どうって、なにもな──」
黒子「昨日も申し上げたでしょう? 食蜂操祈が一方的にお姉様をつけ狙ってるんですの」
美琴「なんでアンタが──」
婚后「あら、そのように断言するのは尚早かと思いますけど」
美琴「えっ」
黒子「は……? 貴女がお姉様のなにを知っていますの?」
婚后「御坂さんは先程、食蜂さんを送り届けてから貴女と合流するか迷っていましたわよ?」
黒子「食蜂操祈がお姉様にしつこくつきまとっていただけでしょう」
婚后「たしかに……おふたりは仲睦まじく密着されていましたわね」
黒子「なっ……どういうことですのっ!?」
美琴(……私、帰っていいかな)
273
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/19(火) 23:35:39 ID:QjkaK2Oo
婚后「言葉通りの意味ですわ。白井さんが考えているほどおふたりの仲は悪くないのではなくて?」
黒子「……貴女、食蜂派閥にでも入りましたの?」
婚后「入ってませんわ」
黒子「でしたらどうして食蜂操祈の肩を持ちますの?」
婚后「白井さんが偏った見方をしているだけだと思いますけど」
黒子「そんなことありませんのっ」
佐天「それで結局どうなんです?」コソッ
美琴「なにもないわよ。まわりが噂してるだけ」ボソッ
274
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/21(木) 21:18:40 ID:vZzok1n2
wktk
275
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/25(月) 22:54:58 ID:D0ztsJ3k
黒子「まったく……お姉様も一言物申した方がいいんじゃありませんの?」
美琴「誰によ」
黒子「この現状に、ですわ」
美琴「なにを言おうと噂は止めようがないわよ。それこそ食蜂みたいな能力じゃないと」
佐天「ああ、そういえば他人を操る能力なんでしたっけ」
黒子「操るなんて生易しいものじゃありませんわ。その気になれば学校全体を支配することも容易いはずですわよ」
美琴「まあ私には効かないけどね」
初春「……ちょっと思ったんですけど」
佐天「ん?」
初春「どうして食蜂さんはそんな能力がありながら噂を放置してるんでしょう? 悪い噂くらい簡単に消せちゃいそうですけど」
276
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/03(日) 12:13:56 ID:jaa2x1rc
美琴「気にしてないだけでしょ」
佐天「いやいやー、その考え方は面白くない」
美琴「面白さは求めてないんだけど……」
佐天「『実は食蜂さんは満更でもない』って考えた方が面白くないですか!?」
美琴「佐天さんだけね」
佐天「反応薄いですよー御坂さん」
黒子「やはりここは『自分から噂を流してわたくしからお姉様を奪おうとしている』説が濃厚かと」
佐天「うーん、それはちょっと……あはは」
美琴「だからそれはありえないって」
初春「絶対にないと思います。特に『わたくしから』って部分が」
婚后「食蜂さんはそんなことする方じゃありませんわ」
黒子「全否定ですの!?」
277
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/04(月) 23:41:49 ID:EQVylsBs
翌週・登校中
食蜂「噂? 私にどうにかしろって言ってるのぉ?」
美琴「そうじゃなくて、なんで放っておいてるのかって話。アンタなら不快な噂なんて全部消せるでしょ」
食蜂「できるけど、面倒だもの。全校生徒となるとねぇ。休んでる人とか考えると、一度では無理そうだしぃ」
美琴「そこまで本気になる案件じゃないってことね」
食蜂「っていうかぁ……アナタがこうして通い続ける限り、何度でも同じ噂が立つだけじゃない」
美琴「……それもそうね」
食蜂「アナタを完全に無視するように全員の認識力を変える手もあるけど」
美琴「ないから。絶対にやるんじゃないわよ」
278
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/07(木) 22:45:51 ID:hrjM1UAk
黒子安定の不憫さ
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