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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」
99
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/18(木) 22:32:22 ID:dS3MJYto
マミ「ぶちのめす。ではなく」
霊夢「!」
階段の脇にある藪。そこからぎらぎらと輝くのは月を反射させる獣の瞳。
ひとつやふたつではない。数えることすら面倒なほどの数だった。
マミ「殺し合いゆえ、ぶっ殺すの方が適当じゃな」
霊夢「あんた―――」
霊夢は瞬時に状況を理解し左手を懐に伸ばしつつ三歩程度の距離をとった。
マミ「勘違いしないでおくれ霊夢。話に来ただけよ。博麗の巫女にも誰にも手を出すつもりはない。ただ害されれば答えるだけの話」
霊夢「あんたが何か悪だくみをしにここにやってきた可能性は?」
マミ「ないが証明のしようがない。さとり妖怪でも呼んでくるしかないじゃろうなぁ」
霊夢「――――――」
霊夢は視線を絶え間なく動かしたのち、一瞬目を瞑ってため息を吐いた。
霊夢「変な真似をしたらぶちのめすわよ」
マミ「手土産がないうえにこんな時間に来てしまい不躾ですまないのう」
そういってマミゾウはからからと笑ったが霊夢は眉をひそめこめかみを抑えた。
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