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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

98以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/18(木) 22:23:20 ID:dS3MJYto
石でできた階段を疲れた様子無く登っていくマミゾウはふと足を止め後ろに広がる幻想郷の風景を眺めた。

マミ「出迎えかの」

霊夢「どうやって入ったの」

突然現れた―――そう、突然現れた霊夢に驚くことも振り向くこともなくマミゾウは煙管を思い切り吸い込みせせら笑った。

マミ「歩を進めて」

霊夢「聞いてるのは手段じゃなくて方法。結界で覆われている。博麗の巫女とスキマ妖怪の式の作る結界で覆われているこの神社にどうやって入ったの?」

マミ「もちろん結界を開けたまでよ。鍵はなくとも扉は開くからの」

その返答に対し霊夢は軽く下唇を噛みマミゾウの首元へ大幣を当てた。

霊夢「あなたを叩きのめせばいいのかしら?」

マミ「それは困るのう。やりたいことがあったからここに来たゆえ」

霊夢「やりたいこと?」

マミ「何、知り合いに会いに来ただけよ。敵意はない。それと霊夢。お主何か勘違いをしているんじゃないかね」

霊夢「何よ。勘違いしてることって」

マミ「一つはこの結界には隙がある。そしてもう一つは」

マミゾウは煙管から灰を落とし二度下駄で地面を打ち鳴らした。


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