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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」
575
:
ぬえ
◆ufIVXIVlPg
:2021/08/14(土) 22:10:37 ID:h8lyBTUU
レミリア「私を見下すなよ。凡妖が」
一瞬だった。
さっきまで愉快そうに笑っていたレミリアが、眉間に皴を寄せた瞬間、彼女は先頭の鴉天狗の頭上にいた。そしてその動きは急上昇したものではない。
急降下したものだった。
彼女の幼い右手が天狗の頭を掴み固い地面へと叩き付ける。衝撃によって辺りに土煙がごうごうと巻きあがり、その中からけほけほと咳をしながらレミリアが何事もなかったかのように現れた。
レミリア「なんだ、偉そうに戦線布告するからさぞかし強いのかと思えばこんなものか」
レミリア「まったく拍子抜けだよ」
最速たるはずの鴉天狗すら反応できない攻撃。見下していたはずの吸血鬼が頭上から降ってくるとはだれも予想していなかった。誤解を生まないように説明しておくが天狗は最速を名乗るだけあってスピードは他の追随を許さない。
しかしそれは大空での話。翼を広げ羽ばたけるだけの十分な自由を確保しての話である。
対してレミリアの素早さは体全体の動きをもってして生まれるものである。体中のバネを使い、地であれ空であれ矢のように跳ねることができるレミリアはこの場においては天狗以上の機動力を持っていた。
飛び上がり、天井を蹴っての急降下。その攻撃を場所が悪く群れで現れた天狗達は避けることができない。油断の隙を突いたとはいえ、この場においてどちらが有利かは揺るがない。
レミリア「ま、弱いから数に頼るんだな」
レミリア「お前らと違って私はただ一人。王者は常に一人なのよ!」
レミリアが次の獲物を狙って飛び上がる。
そこからは殺戮だった。
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