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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

545ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2019/06/05(水) 15:34:36 ID:pEAAwW7A
「優雅だな、亡霊の姫さんよ」

いきなり投げかけられた言葉に幽々子が反応できたのは数瞬遅れてからだった。

始めは妖夢かと思った。にしては声色も口調も違う。

一体誰かと目線をそちらに向けてみると妖夢とは違う白髪の少女がそこにいた。

幽々子「……貴方はここに関係がないでしょう」

妹紅「関係がなくても用はある」

妹紅は懐から赤い模様が描かれた札を取り出すとくしゃりと握りつぶした。

とたんに札は炎へと姿を変え辺りを強く照らす。

幽々子「死なないからと言って、貴方程度が私に勝てるとでも思ったのかしら」

妹紅「赤く燃える炎は人の目を引く。それが暴力的だと知りながらも美しいがゆえに誰しもが目を奪われる」

妹紅「死者もそれは同じ。迎え火、送り火なんてもんがあるくらいだからな」

幽々子「何を―――」

言っているのかという言葉をに胸に走る違和感が止めた。

「虚を突かれた、という気分かな? 亡霊の姫よ」

神子「もちろんこれは冗談だ。大いに笑ってくれて構わないよ」


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