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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」
542
:
ぬえ
◆ufIVXIVlPg
:2019/03/12(火) 16:24:18 ID:Xx8jVFHk
幽々子「春が来たら、何をしようかしらぁ」
幽々子の頭の中は食事と飲酒のみで構成されているといっても過言ではない。
ただしそれは平常時であって、ちゃんとしたときはちゃんと主らしく振舞うことは可能だ。
見た目は少女であっても死後は長く、白玉楼を任されるほどには切れ者。しかしそう評価するものはとても少ない。
幽々子を知るものなら口をそろえて幽々子のことを危険であると認識しているのに、危険であると把握できない独特の存在感ゆえに幽々子は評価されない。
普段の言動や行為がそれに拍車をかけているともいえるが真面目にやったところで生来から持っている気質はどうしようもない。
幽々子「お花見、したいわねぇ。博麗神社は予約制だったかしら」
うーんと頭を捻る姿も演技ではなく素である。のんきとも言えるその言葉は生者とは違う死生観から来ていた。
幽々子にとっては生死の概念はそれほど重要なことではない。だからたとえ知り合いが死んだとしてもおそらく「あらまぁ」の一言で済ませることだろう。
誰よりも生死に近く、生死を知り尽くした視点から見える答えは生も死も結局氷が蒸発して気体になる程度の形態変化でしかないということだった。
見えなくてもある。見えたらなおさらある。見えないといっても見える人には見えるし、見せれるものなら見せれる。
言葉が通じて思いが通じるのなら心臓が動いているのかどうかなどは些細なことでしかなかった。
幽々子「やっぱり、お茶請けが欲しいわねぇ」
お茶を啜る動きは止まらず、おもむろながらも着々と大量に用意したお茶を消費していく。
一体どこへ消えるのか。それは当人以外知りようがなく、当人にとっては気にするようなことではないため誰もその答えを知らない。
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