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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」
456
:
ぬえ
◆ufIVXIVlPg
:2018/08/08(水) 15:31:02 ID:i1DbwrZ.
旅館に入り、美鈴さんがずんずんと温泉に向かって歩く。
ほこりにまみれていたはずの廊下はいつのまにか掃除され、メイド服を着た妖精や小さな小鬼が忙しなく動き回っていた。
もう数日もすれば再び旅館として動き出すことが可能に思えたが、おそらくレミリア達のためにこの騒動は起こされているのだろう。
美鈴「お嬢様はこの中にいらっしゃいます」
ひらひらと揺れる赤い暖簾。そこには達筆で「女」の文字。
妖怪よっては性別による常識や倫理観に縛られないのかもしれないが、俺は人間であり、男である。
つまり女湯に入ることはできないということだ。
男「………どうしろと?」
美鈴「あっ。そうですね。入れませんね、あはは」
その通りだ。いくらレミリアが幼児体形であったとしてもだ。
それに、レミリアが素肌を人にさらすだなんてこと許しそうにないしな。
せっかく培った関係をこんなことで壊そうとは思わない。
本当だよ?
美鈴「男性用の水着持ってきますね!」
男「待って! そういう問題じゃないですから!!」
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