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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

448ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2018/08/02(木) 14:14:40 ID:dMRob1y2
次の日のことだった。

俺はあんな酒を飲ませてきた白衣男に文句の一つでも言ってやろうと息巻いて白衣男がいる酒屋へと向かった。

しかし白衣男はおらず、代わりにいたのは河童のにとりだった。

今の憤りをにとりに熱く話すがにとりは困惑するばかりで、この思いに同調してくれやしないし、この気持ちをぶつけるべき相手の居場所もしらない。

それどころか射命丸達や甲冑を付けた人もおらず、みとりは家の奥に引きこもっているらしい。

男「ったく。あれは絶対わかってやってたな。酔いは良くも悪くも人の本音を引き出すがだからと言って自白剤的な使い方をするとは人間の考えとはおもえん」

にとり「は、あはは………。えっと君の気持ちはよぉくわかったけど、それを私に話されても困るというか、なんというか。いや盟友の話を聞くのが苦痛ってわけじゃないんだよ? えぇっと、なにがいいたいのかというと………えと、あはは」

男「言いたいことがあるならはっきりと言ったほうがいい時もあるぞ。嘘も方便でよく使うこともあるが」

素直に言っていけない場合のほうが多いとは思う。

にとり「君ほど度胸はないんだよぉ………。というか君はお世辞でも強いとは言えないのにその強者に立ち向かっていく意思はどこから湧いてくるのかなぁ。鬼に吸血鬼にあの尼に。
まるで自分の命がいくつもあるかのように………人間なんだよね?」

男「どこからどう見ても人間だろう」

にとりも一見人間に見えるし、幻想郷の妖怪は人間にしか見えないものも多い。なので人間らしい見た目というと疑問がわくが、今までの人生の記憶からして妖怪ではないことは確かだ。


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