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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

441ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2018/07/27(金) 11:07:09 ID:sET4db6.
男「はぁ、はぁ、はぁ」

いつの間にか走っていた。息を切らせて飛び込んできた俺を見て白衣男が目を丸くしていた。

白衣男「! そいつは椛か!?」

男「知り合いか?」

白衣男「あぁ、知りあいだ。しかしなぜここに? 妖怪の山にいたはずだろう」

白衣男に事情を話すと、唸るような声で小さく呻いた。

白衣男「よかった、がまずい」

男「何がまずいんだ?」

白衣男「天狗はご存知の通りプライドが高く性格が悪い! もちろん例外もあるがたいていはそんな奴らの集まりだ。報復がないとはいいきれん」

男「でも、もうこっちは妖怪の山に宣戦布告しているようなもんだしな」

妖怪の山の子供たちはこっちが預かっている。すでに恨みを買っているのだから今更ではないかと思う。

白衣男「子供は子供だ。楯にして交渉を迫らなければそう事にもしないだろう。重要なのは子供たちが連れ去られたことより、その事実が知れ渡ることが問題ということだ。椛の場合消えた事実を隠しておくことはできない。椛が雑兵なら問題はないのだが、一応指揮官という立場にあるものが消えてしまっているからな」

白衣男「まぁ、それは後で考えよう。今は椛の手当てをしなければな。にとり! おーいにとりー? ………みとりー!!」

あ、にとりは気絶したままだった。


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