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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

311ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2017/07/02(日) 00:22:32 ID:Z62lBcOQ
外にでると高度が下がったせいか風が弱まっていた。この風なら簡単とまではいかないが問題なく移動はできるだろう。

声の聞こえた方向。船の船首側へと向かうと村紗さんを筆頭に作業をしているメンバーが勢ぞろいしていた。

そのいずれの顔も明るくはなく、どうやら困った事態が起きたらしい。

男「どうしたんですか?」

村紗「やられたよ」

そういって村紗が深いため息をついた。それに合わせたかの様に、一輪が強く足を踏み鳴らした。

男「やられたって何が?」

一輪が怒るような何かが起きたのは確からしいが。しかし一体なにが?

村紗「今ここは誰がいる?」

そういわれたので数えてみる。目の前にいる村紗。その斜め後ろにいる一輪。船首に立っている白蓮さん。座り込んでいるナズーリン。

男「ぬえと響子と射命丸さんがいない」

村紗「ぬえは私も知らないけどそれはどうでもいい。響子は保母妖怪さんを見てるよ」

ということは。

男「射命丸さんは、どこへ?」

村紗「……………逃げたよ。案内する気なんてなかったのさ」


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