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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」
186
:
ぬえ
◆ufIVXIVlPg
:2016/11/18(金) 10:24:27 ID:bRsSS9nA
記憶をたどり始めてチルノにあったときを思い出す。
それは確か紅魔館の近くの湖での出来事で、大妖精を奪われたチルノが暴走して―――
それがあったのは明日の昼頃。
男「………霊夢より先に行かないとな」
霊夢を信用していないわけではない。ただチルノを紫のところへ行かせたくなかった。
白蓮「チルノさんが、どうしたのですか?」
男「人間が妖精狩りをしているのは知っていますか?」
白蓮「いえ、そうなのですか?」
聖さんが口に手を当てて目を大きく見開く。
男「人間は魔力を補充するために、その塊である妖精を捕まえています。そして明日チルノの友人である大妖精が捕まります」
白蓮「では、今すぐ行かなければ」
そうしたい。できることならば大妖精に恐ろしい目にあってほしくない。いや、他の妖精もすべて。
だけど、今日行動してしまえば俺が知ってる情報は皆無だ。チルノも大妖精もどこにいるかわからない。
よしんば会えたとしても仲間になる保証はなく、仲間になったとしてもそれがどんな影響を与えるのかはわからない。
男「明日………明日の朝に行きましょう」
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