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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

167ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2016/10/07(金) 10:48:16 ID:JLwZjy.c
烏天狗「誰かと思えば妖怪寺の尼とは。一体我らの子に何をしている」

白蓮「保護です」

保母妖怪と子供たちを走らせる。後ろから聞こえてきたのは低い声と羽ばたく音。

ちらりと振り返ると大きな黒い羽を持ち、山伏の恰好をした男が数人白蓮さんに相対していた。

最初の子供が線に触れるまで数メートル。あと数秒もすれば逃げ切れる―――

はずだった。

烏天狗「保護? してるではないか。こうして」

一番先頭を走っていた子供の前にいつの間にか強風とともにあいつらのうちの一人が現れ一人の子供の手を握っていた。

子供たちはその男に対して萎縮し、前へ進もうとする足を止める。

保母妖怪「ダメ!」

烏天狗「ぬぅ!?」

その男へ保母妖怪が体当たりをした。

派手なことは起きなかったが衝撃で男がその子供の手を放した。

その隙に子供たちが再び走り出す。


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