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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

149ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2016/09/13(火) 01:16:06 ID:G2rpitKw
洞窟の中は明るいとは言わないまでも壁に開けられた小さい穴から揺らめく緑色の炎が歩行や認識に支障が出ない程度には照らしてくれている。

大人一人が通れるのがやっとの道を進んでいくと急に開けた場所へ出る。

そこに子供たちがいた。

男「ひさ………初めまして」

そして子供たちを守るようにして一人の女性―――妖怪の女性がたっている。

最後まで子供たちを守ろうとした強くて優しいひとだった。

保母妖「初めまして。この子達の面倒を見ている保母妖怪です」

彼女が頭を下げる。俺も慌てて頭を下げるとこっちをじっと見ている羽少年がいた。

保母妖「四季映姫様から話は聞いております」

男「映姫さんから? じゃあ子供たちを」

保母妖「私としては反対なのです」

保母妖怪が一歩前に出る。俺との距離は1メートル程度。彼女がつけている丸い眼鏡が炎を反射して輝いた。


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